JP5617574B2 - セラミック多層基板 - Google Patents

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Description

本発明は、セラミック多層基板に関し、詳しくは、基板本体の一方の主面に外部電極が形成されたセラミック多層基板に関する。
従来、積層されたセラミック層を含む基板本体を備えたセラミック多層基板は、種々の電子部品に用いられている。
例えば、図24の断面図に示す積層型セラミック電子部品101は、DC−DCコンバータを構成する。積層型セラミック電子部品101は、基材層102が表面層103及び104で挟まれた基板本体105の一方主面に、回路基板等に実装するための表面電極107を備えている。基材層102の内部には、内部導体膜106、層間接続導体108及びコイルパターン109が形成されている。基板本体105の他方主面の表面電極107に、表面実装型電子部品110がはんだバンプ112を介して搭載され、表面実装型電子部品111がはんだ113を介して搭載される。基板本体105の基材層102と表面層103及び104は、フェライトセラミックからなる(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2007/148556号
セラミック多層基板を備えた電子部品を、回路基板等に実装した場合、回路基板等からの凹状の反りにより回路基板等がセラミック多層基板の基板本体に接触することにより衝撃や応力がセラミック多層基板の基板本体にかかり、セラミック多層基板の基板本体が変形したり、破壊したりすることがある。
また、変形や破壊に至らない場合であっても、特に基板本体のセラミック層がフェライトセラミックからなるフェライト基板においては、衝撃やフェライト基板が実装された回路基板の反りによりフェライト基板に応力が働くと、フェライト基板中の透磁率が変化し、フェライト基板を備えた電子部品の電気特性が変動することがある。
本発明は、かかる実情に鑑み、セラミック多層基板が実装された回路基板等から衝撃や応力が基板本体に作用しても、基板本体に与える悪影響を小さくすることができるセラミック多層基板を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、以下のように構成したセラミック多層基板を提供する。
セラミック多層基板は、(a)積層されたセラミック層を含み、該セラミック層が積層された方向の片側に矩形の主面を有する基板本体と、(b)前記基板本体の前記主面に形成された外部電極とを備える。前記主面の互いに対向する一対の辺のそれぞれの少なくとも一部分を含む前記基板本体の一部分が除去されて、前記基板本体に前記主面から後退した切欠部が形成されている。すべての前記外部電極が前記切欠部に隣接して配置されている。前記主面のうち前記外部電極に囲まれた内側部分を含む前記基板本体の一部分が除去されて、前記基板本体に前記主面から後退した凹部が形成されている。
上記構成において、基板本体は、外部電極が形成された主面側に切欠部が形成されている。
上記構成によれば、セラミック多層基板が外部電極を介して回路基板等に実装された状態で回路基板等が変形したとき、基板本体は、外部電極が形成された主面側に切欠部が形成されていない場合と比べると、回路基板等に接しにくいため、基板本体には応力がかかりにくい。また、フェライト基板を備えた電子部品において電気特性の主な変動要因は基板本体の主要部分の変形であるため、フェライト基板を備えた電子部品の電気特性の変動は、外部電極が形成された主面側に切欠部が形成されていない場合と比べると小さくなる。さらに、セラミック多層基板が外部電極を介して回路基板等に実装された状態で回路基板等が変形したとき、基板本体は、外部電極が形成された主面側に凹部が形成されていない場合と比べると、凹部が回路基板等の変形を吸収するため、基板本体が受ける応力が低減する。また、フェライト基板を備えた電子部品において電気特性の主な変動要因は基板本体の主要部分の変形であるため、フェライト基板を備えた電子部品の電気特性の変動は、外部電極が形成された主面側に凹部が形成されていない場合と比べると小さくなる。
したがって、セラミック多層基板が実装された回路基板等から衝撃や応力が基板本体に作用しても、基板本体に与える悪影響を小さくすることができる。
好ましくは、前記主面の互いに対向する二対の辺の全部を含む前記基板本体の一部分が切り欠かれて、前記基板に前記主面から後退した前記切欠部が形成されている。
この場合、基板本体は、外部電極が形成された主面側の周囲が切り欠かれているため、セラミック多層基板が外部電極を介して回路基板等に固定されているときに回路基板等がどの方向に変形しても、基板本体に作用する応力が小さくなる。
好ましくは、前記切欠部は、前記基板本体の内側から外側に、第1の傾斜部、平坦部、第2の傾斜部の順に、前記第1の傾斜部、前記平坦部及び前記第2の傾斜部を含む。前記第1の傾斜部は、前記基板本体の内側から外側に、前記主面との前記積層方向の距離が次第に増加する。前記平坦部は、前記主面との前記積層方向の距離が一定である。前記第2の傾斜部は、前記基板本体の内側から外側に、前記主面との前記積層方向の距離が次第に増加する。
この場合、2段以上の切り欠きを形成することにより、基板本体に作用する応力がより小さくなる。
好ましくは、前記切欠部に樹脂が埋め込まれている。
この場合、樹脂が応力を吸収するため応力が分散し、基板本体に作用する応力が小さくなる。
好ましくは、前記凹部に樹脂が埋め込まれている。
この場合、樹脂が応力を吸収するため応力が分散し、基板本体に作用する応力は小さくなる。
好ましくは、前記セラミック層は、フェライトセラミックからなる。
この場合、基板本体の変形により電気特性が変動する電子部品などに、本発明のセラミック多層基板を好適に適用することができる。
本発明によれば、セラミック多層基板が実装された回路基板等から衝撃や応力が基板本体に作用しても、基板本体に与える悪影響を小さくすることができる。
セラミック多層基板の断面である。(実施例1) セラミック多層基板の断面である。(実施例2) セラミック多層基板の断面である。(実施例3) セラミック多層基板の断面である。(実施例4) セラミック多層基板の断面である。(実施例5) セラミック多層基板の断面である。(実施例6) セラミック多層基板の断面である。(実施例7) セラミック多層基板の断面である。(実施例8) セラミック多層基板の製造工程を示す断面図である。(実施例1) セラミック多層基板の製造工程を示す断面図である。(実施例1) セラミック多層基板の製造工程を示す断面図である。(実施例1) セラミック多層基板の製造工程を示す断面図である。(実施例3) セラミック多層基板の製造工程を示す断面図である。(実施例3) セラミック多層基板の製造工程を示す断面図である。(実施例3) セラミック多層基板の製造工程を示す断面図である。(実施例3の変形例) セラミック多層基板の製造工程を示す断面図である。(実施例3の変形例) セラミック多層基板の製造工程を示す断面図である。(実施例3の変形例) セラミック多層基板の製造工程を示す断面図である。(実施例3の変形例) セラミック多層基板の底面図である。(実施例1) セラミック多層基板の底面図である。(実施例1の変形例1) セラミック多層基板の底面図である。(実施例1の変形例2) セラミック多層基板の底面図である。(実施例1の変形例3) セラミック多層基板の断面である。(比較例) セラミック多層基板を備えた電子部品の断面図である。(従来例)
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図23を参照しながら説明する。
<実施例1> 実施例1のセラミック多層基板10について、図1、図9〜図11、図19〜図22を参照しながら説明する。
図1は、実施例1のセラミック多層基板10の断面である。図1に示すように、セラミック多層基板10は、セラミック層が積層された基板本体12の下面12bに、セラミック多層基板10を回路基板等に実装するための外部電極14が形成されている。基板本体12の上面12aには端子電極15a,15bが形成され、端子電極15a,15bを用いて半導体素子2やチップ型電子部品4などが搭載される。基板本体12は略立方体形状である。基板本体12は、セラミック層が積層された方向(図1において上下方向)の両側に主面、すなわち上面12a及び下面12bを有し、上面12aは矩形形状である。
なお、基板本体12の上面12aに端子電極15a,15bを設けず、基板本体12に半導体素子2や電子部品4等を搭載しない構成としてもよい。
基板本体12の下面12b側には、基板本体12の一部分が除去されて、基板本体12に下面12bから後退した切欠部16が形成されている。すなわち、本来は立方体形状である基板本体12は、下面12bの本来は矩形である外形の互いに対向する一対の辺13p,13qのそれぞれの少なくとも一部分を含む部分が切り欠かれている。
また、基板本体12は、下面中央付近が除去されて、基板本体12の下面12bから後退した凹部17が形成されている。凹部17は、基板本体12の下面12bに形成された外部電極14に囲まれている。
例えば、セラミック多層基板10は、基板本体12のセラミック層がフェライトセラミックからなるフェライト基板であり、基板本体12の内部には、コイルパターン15が形成されている。コイルパターン15は、セラミック層を貫通する層間接続導体11aと、セラミック層の間に形成された内部導体パターン11bとにより、外部電極14や端子電極15a,15bに電気的に接続される。これにより、基板本体12の内部に、コイル(インダクタ)を含む電気回路が形成される。
次に、実施例1のセラミック多層基板10の基板本体12の製造方法について、図9〜図11を参照しながら説明する。図9〜図11は、セラミック多層基板の製造工程を示す断面図である。
図9に示すように、基板本体の各セラミック層になるセラミックグリーンシート21〜26,31〜34を準備する。必要に応じて、セラミックグリーンシート21,22,33,34に加工した貫通孔(ビア)に導電性ペーストを充填して未焼結の層間接続導体21p,22p,33p,34pを形成したり、セラミックグリーンシート22〜26,33に、コイルパターン15や内部導体パターン11bになる導体パターン22s〜26s,33sを形成したりする。
次いで、図10に示すように、基板本体の主要部になる上部と、欠部を形成するための下部とに分けて、セラミックグリーンシート21〜26,31〜34を積層し、上部積層体20と下部積層体30とを形成する。
次いで、図11に示すように、上部積層体20と下部積層体30とを接合した後、焼成する。
なお、上部積層体20と下部積層体30とを別個に焼成し、焼成後に接合してもよい。
図19は、セラミック多層基板10の底面図である。図19において線X−Xに切断した断面は、図1のようになる。
図19に示すように、基板本体12の下面12bの本来は矩形である外形の互いに対向する二対の辺13p,13q;13r,13sの全部を含むように、基板本体12の下面12bから後退した切欠部16が形成されている。基板本体12の下面12bに形成されたすべての外部電極14は、切欠部16に隣接している。外部電極14に囲まれた内側部分には、基板本体12の下面12bから後退した凹部17が形成されている。
基板本体12は、外部電極14が形成された下面12b側の周囲が切り欠かれているため、セラミック多層基板10が外部電極14を介して回路基板等に固定されているときに回路基板等がどの方向に変形しても、基板本体12に作用する応力が小さくなる。
実施例1のセラミック多層基板10は、セラミック多層基板10が外部電極14を介して回路基板等に実装された状態で回路基板等が変形したとき、基板本体12は、切欠部16が形成されていない場合と比べると、回路基板等に接しにくいため、基板本体12には応力がかかりにくい。また、フェライト基板を備えた電子部品において電気特性の主な変動要因は基板本体12の主要部分の変形であるため、フェライト基板を備えた電子部品の電気特性の変動は、切欠部16が形成されていない場合と比べると小さくなる。
したがって、基板本体12の下面12b側に切欠部16が形成されているため、セラミック多層基板10が実装された回路基板等から衝撃や応力が基板本体12に作用しても、基板本体12に与える悪影響を小さくすることができる。
また、基板本体12に凹部17が形成されているため、セラミック多層基板10が外部電極14を介して回路基板等に実装された状態で回路基板等が変形したとき、基板本体12は、凹部17が形成されていない場合と比べると、凹部が回路基板等の変形を吸収するため、基板本体12が受ける応力が低減する。また、フェライト基板を備えた電子部品において電気特性の主な変動要因は基板本体12の主要部分の変形であるため、フェライト基板を備えた電子部品の電気特性の変動は、凹部17が形成されていない場合と比べると小さくなる。
したがって、基板本体12に凹部17が形成されているため、セラミック多層基板10が実装された回路基板等から衝撃や応力が基板本体に作用しても、基板本体12に与える悪影響を、より小さくすることができる。
図20〜図22は、実施例1の変形例1〜3のセラミック多層基板10の底面図である。図20〜図22に示すように、基板本体12の下面12b側は、種々の態様で形成可能である。図20及び図21において線X−Xに切断した断面は、図1のようになる。
図20に示す変形例1では、基板本体12の下面12bの本来は矩形である外形の互いに対向する一対の辺13p,13qの全部を含むように、基板本体12の下面12bから後退した切欠部16pが形成されている。基板本体12の下面12bに形成されたすべての外部電極14は、図20において右側又は左側の切欠部16pに隣接している。図20において左右の外部電極14に挟まれた内側部分に、切欠部16pと平行に、基板本体12の下面12bから後退した切欠部16rが形成されている。切欠部16rの両端は、基板本体12の下面12bの本来は矩形である外形の互いに対向する他の一対の辺13r,13sまで延在し、基板本体12の外周面に達している。
図21に示す変形例2では、変形例1と切欠部16pと略同様に切欠部16qが形成され、変形例1の切欠部16rと略同様に凹部17qが形成されているが、変形例1と異なり、切欠部16qと凹部17qのそれぞれの両端は、基板本体12の下面12bの本来は矩形である外形の互いに対向する他の一対の辺13r,13sには達していない。切欠部16qは、基板本体12の下面12bの本来は矩形である外形の互いに対向する一対の辺13p,13qの一部分のみ、すなわち中間部分のみを含むように形成されている。
図22に示す変形例3では、実施例1と同様に、基板本体12の下面12bの本来は矩形である外形の互いに対向する二対の辺13p,13q;13r,13sの全部を含むように、切欠部16が形成されている。また、基板本体12の下面12bの本来は矩形である外形の互いに対向する辺13p,13q;13r,13sの中間部分同士の間を結ぶように、切欠部16s,16tが形成されている。切欠部16s,16tは、十字状に交差している。
下面に形成されたすべての外部電極14は、切欠部16,16s,16tの少なくとも一つに隣接している。
<実施例2> 実施例2のセラミック多層基板10aについて、図2を参照しながら説明する。
実施例2のセラミック多層基板10aは、実施例1のセラミック多層基板10と略同様に構成される。以下では、実施例1と同様の構成部分には同じ符号を用い、実施例1との相違点を中心に説明する。
図2は、実施例2のセラミック多層基板10aの断面図である。図2に示すように、セラミック多層基板10aは、セラミック層が積層された基板本体12sの下面12c側には、実施例1と同様に切欠部16は形成されているが、実施例1と異なり、凹部は形成されていない。
実施例2のセラミック多層基板10aは、基板本体12の下面12b側に切欠部16が形成されているため、セラミック多層基板10aが実装された回路基板等から衝撃や応力が基板本体12に作用しても、基板本体12sに与える悪影響を小さくすることができる。
<実施例3> 実施例3のセラミック多層基板10bについて、図3を参照しながら説明する。
図3は、実施例3のセラミック多層基板10bの断面である。図3に示すように、実施例3のセラミック多層基板10bは、実施例1のセラミック多層基板10と略同様に、切欠部16bと凹部17bが形成されている。しかし、実施例2の切欠部16bと凹部17bの断面は、緩やかに変化するテーパー状であり、断面が階段状に急激に変化する実施例1のセラミック多層基板10の切欠部16や凹部17とは異なる。
次に、実施例3のセラミック多層基板10bの基板本体12tの製造方法について、図12〜図14を参照しながら説明する。図12〜図14は、製造工程を示す断面図である。
図12に示すように、基板本体12tの各セラミック層になるセラミックグリーンシート41〜46,51〜54を準備する。必要に応じて、セラミックグリーンシート41,42,53,54に層間接続導体41p,42p,53p,54pを形成したり、セラミックグリーンシート42〜46,53に導体パターン42s〜46s,53sを形成したりする。
次いで、図13に示すように、基板本体12tの主要部となる上部と、切欠部16bや凹部17bを形成するための下部とに分けて、セラミックグリーンシート41〜46,51〜54を積層し、上部積層体40と、下部積層体50とを形成する。
次いで、図14に示すように、上部積層体40と下部積層体50とを接合した後、焼成する。
なお、上部積層体40と下部積層体50とを別個に焼成し、焼成後に接合してもよい。
以上の製造方法により、切欠部16bや凹部17bのテーパー状の断面は、セラミック層をずらすことによって形成されるため、微視的にみると階段状になる。
切欠部16bや凹部17bのテーパー状の断面を、より滑らかにするには、図15〜図18に示す変形例の製造方法で、セラミック多層基板10bの基板本体12tを作製すればよい。図15〜図18は、製造工程を示す断面図である。
すなわち、 図15に示すように、基板本体12tの各セラミック層になるセラミックグリーンシート41〜46,51x〜54xを準備する。必要に応じて、セラミックグリーンシート41,42,53x,54に層間接続導体41p,42p,53p,54pを形成したり、セラミックグリーンシート42〜46,53xに導体パターン42s〜46s,53sを形成したりする。
切欠部16bや凹部17bになる部分を形成するセラミックグリーンシート51x〜54xについては、切欠部16bや凹部17bになる切欠き51m〜54mと貫通穴51n〜54nを形成した後、切欠き51m〜54mと貫通穴51n〜54nに、樹脂やカーボンなどの焼成時に焼失する焼失材料58,59を充填しておく。
次いで、図16に示すように、基板本体12tの主要部となる上部と、切欠部16bや凹部17bを形成するための下部とに分けて、セラミックグリーンシート41〜46,51x〜54xを積層し、上部積層体40と、下部積層体50xとを形成する。
このとき、積層されたセラミックグリーンシート51x〜54xを押圧することにより、各セラミックグリーンシート51x〜54xの切欠き51m〜54mと貫通穴51n〜54nと形成する面は、焼失材料58,59を充填していない場合に比べると、より滑らかに連続するようになる。
次いで、図17に示すように、上部積層体40と下部積層体50xとを接合する。
次いで、焼成する。焼成により、図18に示すように、焼失材料59が焼失し、焼失材料58,59があった部分には空間が形成され、基板本体12tに、テーパー状の断面を有する切欠部16b及び凹部17bを形成することができる。
実施例3のセラミック多層基板10bは、基板本体12の下面12c側に切欠部16bと凹部17bが形成されているため、セラミック多層基板10bが実装された回路基板等から衝撃や応力が基板本体12に作用しても、基板本体12sに与える悪影響を小さくすることができる。
また、2段の切欠部16bを形成することで、基板本体12uの主要部分に作用する応力がより小さくなる。
<実施例4> 実施例4のセラミック多層基板10cについて、図4を参照しながら説明する。
図4は、実施例4のセラミック多層基板10cの断面である。図4に示すように、実施例4のセラミック多層基板10cは、基板本体12uに2段の切欠部16cが形成されている。
すなわち、切欠部16cは、基板本体12uの内側から外側に、第1の傾斜部16x、平坦部16y、第2の傾斜部16zの順に、第1の傾斜部16x、平坦部16y及び第2の傾斜部16zが形成されている。第1の傾斜部16xは、断面がテーパー状であり、基板本体12uの内側から外側に、基板本体12uの下面12dとの積層方向の距離が次第に増加する。平坦部16yは、基板本体12uの下面12dとの積層方向の距離が一定である。すなわち、平坦部16yは、基板本体12uの下面12dと平行である。第2の傾斜部16zは、断面がテーパー状であり、基板本体12uの内側から外側に、基板本体12uの下面12dとの積層方向の距離が次第に増加する。
この場合、基板本体に、2段以上の切り欠きを形成することができる。
実施例4のセラミック多層基板10cは、基板本体12の下面12d側に切欠部16cが形成されているため、セラミック多層基板10cが実装された回路基板等から衝撃や応力が基板本体12に作用しても、基板本体12uに与える悪影響を小さくすることができる。
<実施例5> 実施例5のセラミック多層基板10dについて、図5を参照しながら説明する。
図5は、実施例5のセラミック多層基板10dの断面である。図5に示すように、実施例5のセラミック多層基板10dは、実施例1のセラミック多層基板10と略同じ構成であるが、実施例1のセラミック多層基板10と異なり、基板本体12に形成された切欠部16と凹部17に、樹脂18,19が埋め込まれている。
セラミック多層基板10dが外部電極14を介して固定された回路基板等の変形により、基板本体12に応力が作用したとき、基板本体12の切欠部16と凹部17に埋め込まれた樹脂18,19が応力を吸収し、応力が分散するため、基板本体12の切欠部16や凹部17に樹脂18,19が埋め込まれていない場合に比べると、基板本体12に作用する応力は小さくなる。
また、基板本体12に切欠部16と凹部17が形成されているため、セラミック多層基板10dが実装された回路基板等から衝撃や応力が基板本体12に作用しても、基板本体12に与える悪影響を小さくすることができる。
<実施例6> 実施例6のセラミック多層基板10eについて、図6を参照しながら説明する。
図6は、実施例6のセラミック多層基板10eの断面である。図6に示すように、実施例6のセラミック多層基板10eは、実施例2のセラミック多層基板10aと略同じ構成であるが、実施例2のセラミック多層基板10aと異なり、基板本体12sに形成された切欠部16に樹脂18が埋め込まれている。
基板本体12sの切欠部16に埋め込まれた樹脂18が応力を吸収し、応力が分散するため、基板本体12sに作用する応力が小さくなる。
また、基板本体12sに切欠部16が形成されているため、セラミック多層基板10eが実装された回路基板等から衝撃や応力が基板本体12sに作用しても、基板本体12sに与える悪影響を小さくすることができる。
<実施例7> 実施例7のセラミック多層基板10fについて、図7を参照しながら説明する。
図7は、実施例7のセラミック多層基板10fの断面である。図7に示すように、実施例7のセラミック多層基板10fは、実施例3のセラミック多層基板10bと略同じ構成であるが、実施例3のセラミック多層基板10bと異なり、基板本体12tに形成された切欠部16bと凹部17bに、樹脂18b,19bが埋め込まれている。
基板本体12tの切欠部16bと凹部17bに埋め込まれた樹脂18b,19bが応力を吸収し、応力が分散するため、基板本体12tに作用する応力は小さくなる。
また、基板本体12tに切欠部16bと凹部17bが形成されているため、セラミック多層基板10fが実装された回路基板等から衝撃や応力が基板本体12tに作用しても、基板本体12tに与える悪影響を小さくすることができる。
<実施例8> 実施例8のセラミック多層基板10gについて、図8を参照しながら説明する。
図8は、実施例8のセラミック多層基板10gの断面である。図8に示すように、実施例8のセラミック多層基板10gは、実施例4のセラミック多層基板10cと略同じ構成であるが、実施例4のセラミック多層基板10cと異なり、基板本体12uに形成された切欠部16cに樹脂18cが埋め込まれている。
基板本体12uの切欠部16cに埋め込まれた樹脂18cが応力を吸収し、応力が分散するため、基板本体12uに作用する応力は小さくなる。
また、基板本体12uに切欠部16cが形成されているため、セラミック多層基板10gが実装された回路基板等から衝撃や応力が基板本体12uに作用しても、基板本体12uに与える悪影響を小さくすることができる。
<比較例> 図23は、比較例のセラミック多層基板10xの断面図である。
図23に示すように、セラミック層が積層された基板本体12xの矩形形状の下面12kには、下面12kの各辺に沿って配置されるように、外部電極14が形成されている。
<作製例> 上記各実施例と比較例のセラミック多層基板は、以下の方法で作製することができる。
まず、基板本体のセラミック層となるセラミックグリーンシートを用意する。セラミック層を構成するフェライトセラミックの原料粉末として、酸化第二鉄(Fe)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化ニッケル(NiO)及び酸化銅(CuO)を所定の比率で調合する。この場合、例えば、1MHzでの透磁率が250であるフェライトセラミックを得ることができる。このフェライトセラミック原料粉末に、バインダ、可塑剤、湿潤剤、分散剤等を加えてスラリー化し、これをシート状に成形して、セラミックグリーンシートを得る。
次に、セラミックグリーンシートに貫通孔を形成し、貫通孔に導電性ペーストを充填することによって、未焼結の層間接続導体を形成する。また、セラミックグリーンシート上に導電性ペーストを印刷することによって、未焼結の内部導体パターン及び表面導体パターンを形成する。これら内部導体パターン、表面導体パターン及び層間接続導体を形成するための導電性ペーストに含まれる導電性金属は、銀又は銀/パラジウムを主成分としているものであることが好ましい。
また、セラミックグリーンシートには、切欠部や凹部に対応する部分に、切欠きや貫通穴を形成しておく。
次に、セラミックグリーンシートを積層し、圧着することにより、未焼結状態のセラミック積層体が得られる。切り欠きや凹部が形成される部分(基板下部)と、切り欠きや凹部が形成されない主要部分(基板上部)とを別々に積層した積層体を作製した後に、それらを圧着することにより、セラミック積層体を作製する。
複数個のセラミック多層基板を集合状態で同時に作製する場合には、複数個のセラミック多層基板となる部分を含む集合状態のセラミック積層体を作製する。この場合、焼成後に容易に分割できるように、セラミック積層体に分割溝を形成しておく。
次に、未焼結状態のセラミック積層体を焼成し、焼結したセラミック積層体を得る。
切欠部や凹部に樹脂を埋め込む実施例5〜8の試料については、焼結したセラミック積層体の切り欠きや凹部に、ディスペンスや真空印刷の方法で、樹脂を塗布する。樹脂としては、例えばエポキシ樹脂を用いることができる。
次に、セラミック積層体の表面に露出している表面導体パターンにめっき処理を施す。具体的には、無電解によって、ニッケルめっき膜及び金めっき膜を順次形成する。
次に、セラミック積層体の上面に半導体素子や電子部品を実装する。例えば、フリップチップボンディングで半導体素子を実装する。あるいは、セラミック積層体の上面の端子電極にハンダペーストを塗布し、表面実装型電子部品を搭載した後、リフロー炉に通す。
複数個のセラミック多層基板を集合状態で同時に作製する場合には、半導体素子や電子部品を実装したセラミック積層体を分割溝に沿って分割して、セラミック多層基板の個片を得る。
次いで、必要に応じてセラミック多層基板に金属カバーを取り付ける。
以上の説明では、未焼結状態のセラミック積層体に分割溝を形成し、焼成後に分割しているが、分割溝を形成せずに、焼成工程前に、集合状態のセラミック積層体を個片に分割し、焼成するようにしてもよい。この場合、焼成後の個片には、例えばバレルによる電解めっきにより、めっき処理を行う。
なお、基板本体のセラミック層を形成するためのフェライトセラミックは、上述したFe−Ni−Zn−Cu系及びFe−Zn−Cu系の組成のものに限るものではなく、例えば、Fe−Mn−Zn系など、他の組成のものを用いてもよい。
<試作例> 上記の方法によって、実施例1〜8と比較例のセラミック多層基板の試料を集合状態で作製し、試料をプリント基板に実装した状態で、応力をかける場合とかけない場合の特性を測定した。
実施例1〜8の試料は、基板本体の下面側が図19のように構成されている。比較例の試料は、実施例1〜8の試料と同じ個数の外部電極を、下面の各辺に沿って配置されるように形成した。
作製した試料は、DC−DCコンバータであり、回路素子はすべて基板本体に内蔵されており、基板本体の上面には何も搭載されていない。基板本体は、上面及び下面の寸法が3mm×3mm、厚みが500μmである。切欠部と凹部の深さは、100μmである。基板本体のセラミック層は、作製例で示した1MHzでの透磁率が250であるフェライトセラミックである。基板本体に内蔵されるコイルパターンの幅は200μm、コイルパターンの厚みは10μm、コイルパターンは8巻き、コイルパターンの全長は30mmである。
試料をプリント基板に実装した状態で、試料の上面に2mm×2mmの端子で500gfの荷重を印加した場合の変換効率η(i)と、試料に荷重を印加しない場合の変換効率η(i)とを、電流値iを1mA〜100mAの範囲で変えながら測定し、変換効率の差Δη(i)=η(i)―η(i)を計測した。絶対値が最大であるときの変換効率の差を、「最大変換効率の変化」と定義する。なお、プリント基板はその両端が支持体により支えられた状態で計測している。
最大変換効率の変化(特性変化)は、試料の基板本体に作用する応力が小さいほど、小さくなる。
次の表1に、実施例1〜4と比較例の試料についての測定結果を示す。
Figure 0005617574
表1から、実施例1〜4は、比較例に比べて最大変換効率の変化が小さいことが分かる。本実験においては、プリント基板はその両端が支持体により支えられた状態で配置されているため、試料の基板本体に荷重を印加すると基板本体自体には大きな変形は見られないが、プリント基板は凹状に変形する。実施例1〜4においては基板本体に切欠部が形成されているため、基板本体が外部電極を介してプリント基板に実装された状態でプリント基板が変形したとき、基板本体はプリント基板に接しにくくなる。その結果、基板本体にかかる応力、すなわちコイル電極部にかかる応力が小さくなるためと考えられる。
実施例1〜4のうち、実施例4が、最も電気特性の変化が小さく良好となった。2段以上の切り欠きを形成することにより、基板本体はより回路基板に接しにくくなるため、基板本体に作用する応力がより小さくなるためと考えられる。
次の表2に、実施例5〜8と比較例の試料についての測定結果を示す。
Figure 0005617574
表2から分かるように、実施例5〜8の電気特性の変化は、表1の実施例1〜4より良くなっている。これは、基板本体の切欠部や凹部に樹脂を埋め込むことにより、基板本体に応力がかかったとしても、樹脂により応力の分散が起こるためと考えられる。
<まとめ> 以上に説明した実施例1〜8のセラミック多層基板は、セラミック多層基板が実装された回路基板等から衝撃や応力が基板本体に作用しても、基板本体に与える悪影響を小さくすることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変更を加えて実施することが可能である。
例えば、本発明は、基板本体のセラミック層がフェライトセラミックからなるセラミック多層基板に好適に適用することができるが、これに限るものではない。
10,10a〜10g,10x セラミック多層基板
11a 層間接続導体
11b 内部導体パターン
12,12s,12t,12u,12x 基板本体
12a 上面
12b,12c,12d,12k 下面
13p,13q,13r,13s 辺
14 外部電極
15 コイルパターン
15a,15b 端子電極
16,16b,16c,16p,16q,16r,16s,16t 切欠部
16x 第1の傾斜部
16y 平坦部
16z 第2の傾斜部
17,17b,17q 凹部
18,18b,18c 樹脂
19,19b 樹脂

Claims (6)

  1. 積層されたセラミック層を含み、該セラミック層が積層された方向の片側に矩形の主面を有する基板本体と、
    前記基板本体の前記主面に形成された外部電極と、
    を備えたセラミック多層基板において、
    前記主面の互いに対向する一対の辺のそれぞれの少なくとも一部分を含む前記基板本体の一部分が除去されて、前記基板本体に前記主面から後退した切欠部が形成され、
    すべての前記外部電極が前記切欠部に隣接して配置され
    前記主面のうち前記外部電極に囲まれた内側部分を含む前記基板本体の一部分が除去されて、前記基板本体に前記主面から後退した凹部が形成されていることを特徴とするセラミック多層基板。
  2. 前記主面の互いに対向する二対の辺の全部を含む前記基板本体の一部分が切り欠かれて、前記基板に前記主面から後退した前記切欠部が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のセラミック多層基板。
  3. 前記切欠部は、前記基板本体の内側から外側に、第1の傾斜部、平坦部、第2の傾斜部の順に、前記第1の傾斜部、前記平坦部及び前記第2の傾斜部を含み、
    前記第1の傾斜部は、前記基板本体の内側から外側に、前記主面との前記積層方向の距離が次第に増加し、
    前記平坦部は、前記主面との前記積層方向の距離が一定であり、
    前記第2の傾斜部は、前記基板本体の内側から外側に、前記主面との前記積層方向の距離が次第に増加することを特徴とする、請求項1又は2に記載のセラミック多層基板。
  4. 前記切欠部に樹脂が埋め込まれていることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか一つに記載のセラミック多層基板。
  5. 前記凹部に樹脂が埋め込まれていることを特徴とする、請求項3又は4に記載のセラミック多層基板。
  6. 前記セラミック層は、フェライトセラミックからなることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか一つに記載のセラミック多層基板。
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