JP2021118334A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】異常個所の影響を抑制することができる半導体装置を提供する。【解決手段】半導体装置は、半導体層の上部に第1方向に伸びるように配置された複数のゲート電極を備える。複数のゲート電極は、ゲート電圧印加時に予め定められた所定の電圧電流特性が得られる正常ゲート電極と、所定の電圧電流特性が得られない異常ゲート電極と、を含んでいる。半導体装置は、半導体層の上面に第1方向と直交する第2方向に伸びるように配置されたゲート電極共通配線を備える。ゲート電極共通配線は、複数のゲート電極に共通に接続可能である。半導体装置は、正常ゲート電極とゲート電極共通配線との間に配置されており、正常ゲート電極とゲート電極共通配線とを電気的に接続する接続部を備える。異常ゲート電極がゲート電極共通配線に電気的に接続されていない。【選択図】図1

Description

本明細書で開示する技術は、半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
大電流用途として、SiCやGaNを用いた半導体装置が開発されている。関連する技術として、例えば特許文献1には、SiCを用いたトレンチゲート構造を有した縦型トランジスタが開示されている。
特開2017−139499号公報
結晶欠陥や、ダスト起因の製造プロセス異常などによって、ゲート電極中に微小な異常個所が形成されてしまう場合がある。異常個所は、微小(例:無数にあるゲート電極の1本分に相当する箇所)であっても、通電時に発熱等してしまうため、素子が破損するおそれがある。半導体装置の歩留まりが低下してしまう。
本明細書で開示する半導体装置の一実施形態は、半導体層の上部に第1方向に伸びるように配置された複数のゲート電極を備える。複数のゲート電極は、ゲート電圧印加時に予め定められた所定の電圧電流特性が得られる正常ゲート電極と、所定の電圧電流特性が得られない異常ゲート電極と、を含んでいる。半導体装置は、半導体層の上面に第1方向と直交する第2方向に伸びるように配置されたゲート電極共通配線を備える。ゲート電極共通配線は、複数のゲート電極に共通に接続可能である。半導体装置は、正常ゲート電極とゲート電極共通配線との間に配置されており、正常ゲート電極とゲート電極共通配線とを電気的に接続する接続部を備える。異常ゲート電極がゲート電極共通配線に電気的に接続されていない。
接続部によって、正常ゲート電極がゲート電極共通配線に接続されている。これにより、異常ゲート電極はゲート電極共通配線に電気的に接続されていないため、異常ゲート電極のみ動作させないことが可能となる。異常ゲート電極の近傍での発熱や破損を抑制することができるため、半導体装置の歩留まりを向上させることが可能となる。
半導体装置は、複数のゲート電極およびゲート電極共通配線の上面に配置されている絶縁膜を備えていてもよい。絶縁膜は、複数のゲート電極とゲート電極共通配線との交差部の近傍に配置されている開口部を備えていてもよい。接続部の少なくとも一部は、開口部の領域内に配置されていてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
半導体装置は、半導体層の上面に第1方向に伸びるように配置された複数のソース電極を備えていてもよい。複数のソース電極は、ゲート電極が配置されていない領域に配置されているとともに複数のゲート電極から絶縁されていてもよい。半導体装置は、半導体層の上面に第2方向に伸びるように配置されたソース電極共通配線を備えていてもよい。ソース電極共通配線は、複数のソース電極に共通に接続されていてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
ソース電極共通配線は複数備えられていてもよい。複数のソース電極共通配線は、複数のゲート電極が配置されている領域内において所定の間隔を有して配置されていてもよい。
複数のゲート電極はトレンチゲートであってもよい。
本明細書が開示する半導体装置の製造方法の一実施形態は、半導体層の上部に配置された複数のゲート電極、および、複数のゲート電極に共通に接続可能なゲート電極共通配線を形成する形成工程を備える。半導体装置の製造方法は、ゲート電圧印加時に予め定められた特性が得られる正常ゲート電極と、特性が得られない異常ゲート電極と、を複数のゲート電極のうちから特定する第1工程を備える。半導体装置の製造方法は、正常ゲート電極とゲート電極共通配線とを電気的に接続する接続部を配置する第2工程を備える。効果の詳細は実施例で説明する。
第1工程は、ソース電極とドレイン電極との間に一定電圧を印加するとともにゲート電極共通配線に所定ゲート電圧を印加した状態で半導体層の上面にレーザを走査し、ソース電極とドレイン電極との間に流れる電流値のレーザの照射位置に応じた値を測定する電流測定工程を備えていてもよい。第1工程は、電流値が所定割合を超えて変化する照射位置である異常位置を検出する検出工程を備えていてもよい。検出された異常位置の近傍のゲート電極を異常ゲート電極と特定してもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
所定ゲート電圧は、半導体装置のしきい値電圧の設計値よりも低い電圧であってもよい。電流測定工程は、複数のゲート電極が形成されていない領域にレーザを走査させてもよい。検出工程では、電流値が所定割合を超えて大きくなる異常位置を検出してもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
所定ゲート電圧は、半導体装置のしきい値電圧の設計値に対応する電圧であってもよい。電流測定工程は、複数のゲート電極にレーザを走査させてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
ソース電極は、複数のゲート電極が配置されている領域の上面の全体を覆うとともに複数のゲート電極から絶縁されていてもよい。ソース電極の厚さは、レーザの波長の表皮深さ以下であってもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
第1工程は、ソース電極とドレイン電極との間に一定電圧を印加するとともにゲート電極共通配線に所定ゲート電圧を印加した状態で半導体層の上面の温度分布を測定する温度分布測定工程を備えていてもよい。第1工程は、測定された温度変化量が所定割合よりも小さい位置である異常位置を検出する検出工程を備えていてもよい。検出された異常位置の近傍のゲート電極を異常ゲート電極と特定してもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
第1工程は、ソース電極とドレイン電極との間に一定電圧を印加した状態で複数のゲート電極にレーザを走査し、ソース電極とドレイン電極との間に流れる電流値のレーザの照射位置に応じた値を測定する電流測定工程を備えていてもよい。第1工程は、レーザを照射開始してから電流値が所定割合を超えて増加するまでの時間が所定時間よりも短い照射位置である異常位置を検出する検出工程を備えていてもよい。レーザのエネルギーは複数のゲート電極の仕事関数以上であってもよい。検出された異常位置の近傍のゲート電極を異常ゲート電極と特定してもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
形成工程では、複数のゲート電極の全てに接続されている状態のゲート電極共通配線が形成されてもよい。第2工程では、検出された異常ゲート電極とゲート電極共通配線とを切断してもよい。
形成工程では、複数のゲート電極の全てに接続していない状態のゲート電極共通配線が形成されてもよい。第2工程では、検出された正常ゲート電極とゲート電極共通配線とを接続する接続部を形成してもよい。
実施例1に係る半導体装置1の上面概略図である。 実施例1に係る半導体装置1の部分断面図である。 実施例1に係る半導体装置1の部分断面図である。 半導体装置1の製造方法について説明するフローチャートである。 実施例1に係る半導体装置1の上面概略図である。 異常ゲート部のI−Vカーブである。 正常ゲート部のI−Vカーブである。 実施例2に係る半導体装置1bの上面概略図である。 ソース電極の構造例1に係る半導体装置1cの上面概略図である。 ソース電極の構造例2に係る半導体装置1dの上面概略図。 半導体装置1eの上面概略図である。 半導体装置1fの上面概略図である。 半導体装置1gの上面概略図である。 半導体装置1hの上面概略図である。 半導体装置1iの上面概略図である。
<半導体装置1の構造>
図1に、実施例1に係る半導体装置1の上面概略図を示す。図2に、図1におけるII−II部分の断面図を示す。図3に、図1におけるIII−III部分の断面図を示す。半導体装置1は、MOSFETと称されるパワー半導体素子である。
図2に示すように、半導体装置1は、半導体基板10、半導体基板10の裏面を被覆するドレイン電極22、半導体基板10の表層部に設けられているトレンチ型のゲート部30、および、半導体基板10の表面を被覆するソース電極24を備える。半導体基板10は、炭化珪素(SiC)を材料とする基板である。n型のドレイン層11、n型のドリフト層12、p型のボディ層13、n型のソース領域15およびp型のボディコンタクト領域16を有する。ドレイン層11とドリフト層12とボディ層13とソース領域15は、半導体基板10の厚み方向に沿ってこの順で並んでいる。ドリフト層12およびボディ層13は、エピタキシャル成長技術を利用して、ドレイン層11の表面から結晶成長して形成される。ソース領域15およびボディコンタクト領域16は、イオン注入技術を利用して形成される。
ゲート部30は、半導体基板10の表面から深部に向けて伸びている。ゲート部30は、ゲート絶縁膜31、ゲート電極32を有する。ゲート部30は、ソース領域15およびボディ層13を貫通してドリフト層12の一部に侵入する、トレンチ30T内に設けられている。ゲート絶縁膜31は、トレンチ30Tの内壁を被覆しており、酸化シリコンで構成されている。ゲート電極32は、不純物がドープされたポリシリコンで構成されている。ゲート電極32の上面には、ソース電極24との絶縁を確保するための絶縁膜36が配置されている。
図1に示すように、半導体装置1は、半導体基板10の上部にx方向に伸びるように配置された複数のゲート部30を備える。ゲート部30のうち絶縁膜36の下方に隠れている部分は、点線で示している。複数のゲート部30は、正常ゲート部30nおよび異常ゲート部30aを含んでいる。正常ゲート部30nは、ゲート電圧印加時に予め定められた所定の電圧電流特性が得られるゲート部である。異常ゲート部30aは、異常位置APの近傍に位置しており、所定の電圧電流特性が得られないゲート部である。異常位置APは、SiCの結晶欠陥が存在していたり、不純物濃度異常などが発生している位置である。不純物濃度異常は、半導体装置1の製造工程中において、ウェハ上に落下したごみなどの影響によって発生しうる。
半導体装置1は、x方向と直交するy方向に伸びるように半導体基板10の上面に配置された、ゲート電極共通配線33を備える。ゲート電極共通配線33は絶縁膜36の下方に隠れているため、点線で示している。図1および図3に示すように、ゲート電極共通配線33と正常ゲート部30nとの間には、接続部34が配置されている。接続部34は、正常ゲート部30nをゲート電極共通配線33に電気的に接続する部位である。なお、異常ゲート部30aには接続部34が配置されていない(図1、領域R1参照)。よって、異常ゲート部30aはゲート電極共通配線33に電気的に接続されていない。またゲート電極共通配線33は、不図示の内部配線によってゲート電極パッド38に接続されている。
複数のゲート部30およびゲート電極共通配線33の上面には、絶縁膜36が配置されている。また、ゲート部30が形成されている領域の上面には、ソース電極24が配置されている。絶縁膜36は、複数のゲート部30とゲート電極共通配線33との交差部の近傍に配置されている開口部37を備えている。開口部37の領域内には、接続部34の一部が配置されている。なお図2に示すように、絶縁膜36は、ゲート部30の上部には配置されているが、ゲート部30間の領域には配置されていない。この絶縁膜36の構造は、図1では図示を省略している。
<半導体装置1の製造方法>
図4〜図7を参照して、半導体装置1の製造方法について説明する。図4のフローチャートのステップS1において、ドレイン層11が形成されたSiC基板上に、ドリフト層12およびボディ層13をエピタキシャル成長させる。n型不純物には窒素等を用い、p型不純物にはアルミニウム等を用いればよい。
ステップS2において、ソース領域15に対応した開口部を有するマスクを介して、ボディ層13の表面から窒素をイオン注入する。これにより、ソース領域15を形成する。同様にして、アルミニウム等のイオン注入により、ボディコンタクト領域16を形成する。
ステップS3において、周知のリソグラフィおよびドライエッチングを用いて、ボディ層13の上面からドリフト層12まで到達するトレンチ30Tを加工する。ステップS4において、CVD法によって、トレンチ30Tの内壁にゲート絶縁膜31を成膜する。ステップS5において、CVD法によって、トレンチ30T内および半導体基板10の表面にポリシリコンを成膜する。その後、周知のリソグラフィおよびドライエッチングを用いて不要なポリシリコンを除去することで、ゲート電極32、ゲート電極共通配線33、接続部34を同時に形成する(図3参照)。この段階では、複数のゲート部30の全てに接続されている状態のゲート電極共通配線33が形成される。
ステップS6において、CVD法により、半導体基板10の上面に絶縁膜36(例:SiO)を堆積する。ステップS7において、RIE法により、絶縁膜36に開口部37を形成する。ステップS8において、基板表面に仮設ソース電極24Tを形成する。これにより、図5に示す半導体装置1が完成する。仮設ソース電極24Tの形状、面積、位置は、半導体基板10の表面に露出しているソース領域15およびボディコンタクト領域16と導通が取れるとともに、プローバなどで電位をとることができるように定めればよい。ステップS9において、半導体基板10の裏面にドレイン電極22を形成する。
ステップS10において、異常診断工程を行う。この工程では、複数のゲート部30のうちから、正常ゲート部30nと異常ゲート部30aとが特定される。詳しい内容は、後述する。ステップS11において、接続部形成工程を行う。具体的には、異常ゲート部30aとゲート電極共通配線33とを繋ぐ接続部(図5、領域R1)を切断する。接続部は開口部37内に露出しているため、容易に切断することができる。切断工程は、レーザなどを用いて行ってもよい。
ステップS12において、ソース電極24を形成し直す。この工程は、メタルマスクおよび蒸着等を用いて行うことができる。これにより、図1に示す半導体装置1が完成する。
ステップS13において、周知のCVD法やRIE法を用いることで、開口部37を絶縁体で覆う。これにより、接続部34を保護することができる。なお、ステップS13は任意の工程である。
<異常診断工程の具体例1(しきい値電圧異常の診断方法)>
ステップS10の異常診断工程の第1の具体例(しきい値電圧異常を診断する方法)を説明する。まず、仮設ソース電極24Tとドレイン電極22との間に一定電圧Vを印加する。また、ゲート電極パッド38を介して、ゲート電極共通配線33に所定ゲート電圧Vgを印加する。ここで、所定ゲート電圧Vgの決定方法を説明する。図6に、異常ゲート部30aのI−VカーブCa(実線)を示す。図7に、正常ゲート部30nのI−VカーブCn(実線)を示す。異常ゲート部30aの異常しきい値電圧Vth2は、正常ゲート部30nの正常しきい値電圧Vth1よりも低くなる。そして、所定ゲート電圧Vgは、異常しきい値電圧Vth2より少し低い電圧に設定する。なお、異常ゲート部30aのしきい値電圧は、異常の程度により変化する。よって、複数の異常ゲート部30aにおける複数のしきい値電圧の平均値や上限値などを、異常しきい値電圧Vth2として用いればよい。
一定電圧Vおよび所定ゲート電圧Vgを印加した状態で、複数のゲート部30が形成されていない領域にレーザを走査させる(図5、矢印Y1参照)。そしてレーザを走査させながら、半導体装置1に流れるドレイン電流をモニタする。これにより、レーザの照射位置に応じたドレイン電流値を測定することができる。レーザのスポット径は、ゲート部30の間に露出している半導体基板10の表面にのみレーザが照射されるように調節すればよい。例えば、ゲート部30の幅と同程度のスポット径を用いてもよい。レーザの波長は、半導体基板10に吸収され、半導体基板10を加熱できる波長であれば良い(例:紫外線)。
レーザが照射された領域は、温度上昇に伴ってしきい値電圧が低下する。そのため、異常位置APが存在しない領域にレーザ光が照射された場合には、図7に示すように、I−VカーブCn(実線)がI−VカーブCnH(点線)に変化する(矢印Y21)。よって正常しきい値電圧Vth1は、正常しきい値電圧Vth1Hまで低下する。しかし低下後の正常しきい値電圧Vth1Hは所定ゲート電圧Vgを下回らないため、ドレイン電流は増加しない。
一方、異常位置APの近傍にレーザ光が照射された場合には、図6に示すように、I−VカーブCa(実線)がI−VカーブCaH(点線)に変化する(矢印Y11)。異常しきい値電圧Vth2は、異常しきい値電圧Vth2Hまで低下する。異常しきい値電圧Vth2Hが所定ゲート電圧Vgを下回るため、ドレイン電流が増加する(矢印Y12)。そして、予め設定した検出しきい値(例:ドレイン電流の増加割合)を超えてドレイン電流が増加したことを検出することで、異常位置APを検出することができる。よって、検出された異常位置APの近傍のゲート部30を、異常ゲート部30aと特定することができる。
<異常診断工程の具体例2(ゲート絶縁膜異常の診断方法)>
ステップS10の異常診断の第2の具体例(ゲート絶縁膜の異常を診断する方法)を説明する。第1段階として、半導体装置1の設計値のゲート電圧をゲート電極パッド38に印加し、ドレイン電流を測定する。ドレイン電流が規格値よりも大きい場合には、ゲート絶縁膜異常が発生していると判断し、第2段階へ進む。
第2段階では、設計値のゲート電圧を印加した状態で、ゲート部30にレーザを走査させる。これにより、ゲート絶縁膜31を局所的に加熱する。ゲート絶縁膜31の異常個所は、電流の温度依存性が大きい。従って、ドレイン電流の変化量が検出しきい値を超えたことを検出することで、異常位置APを検出することができる。その結果、異常ゲート部30aを特定することができる。
<異常診断工程の具体例3(オン抵抗異常の診断方法)>
ステップS10の異常診断の第3の具体例(オン抵抗異常を診断する方法)を説明する。ソース電極とドレイン電極との間に一定電圧Vを印加するとともに、半導体装置1の設計値のゲート電圧を印加することで、半導体装置1を導通状態とする。この状態で、半導体基板10の上面の温度分布を測定する。
異常位置APの近傍は、正常位置の近傍に比べてオン抵抗が大きい。また異常位置APと正常位置とは、並列に接続されている状態であるため、ドレイン電流は正常位置の近傍に多く流れる。電流をI、抵抗をRとすると、発熱量は、IRに比例する。よって半導体装置1を通電すると、異常位置APに比して、正常位置の方が発熱量が多く高温となる。例えば、正常位置のオン抵抗Rに比して、異常位置のオン抵抗が2倍の2Rである場合を考える。正常位置の発熱量は、IRである。異常位置の発熱量は、(I/2)×2R=IR/2である。よって異常位置は、正常位置に比して発熱量が1/2となる。以上より、通電時に温度変化の小さい領域を検出することで、異常位置APを特定することができる。
温度分布の測定方法は、例えば、遠赤外線カメラ等を用いることができる。また例えば、半導体装置1上に作成した温度センサ(複数可)を用いることができる。この場合、発熱箇所と温度センサとの距離に応じて、センサにおける測定温度の時間依存性が変化する。よって、半導体装置上の位置と温度変化の関係式や、温度センサの温度変化の時間依存性の関係式を、全体が正常である半導体装置を用いて事前に測定しておいても良い。そして、前記関係式を用いて温度センサによる測定値を補正することで、異常位置APを特定する構成としても良い。
<効果>
実施例1に係る半導体装置1では、接続部によって、正常ゲート部30nのみがゲート電極共通配線33に接続されている構造を実現することができる(図1参照)。異常ゲート部30aは動作しないため、異常ゲート部30aの近傍での発熱や破損を抑制することができる。半導体装置1の歩留まり向上や、長寿命化を実現することが可能となる。
図8に、実施例2に係る半導体装置1bの上面概略図を示す。実施例1は、異常ゲート部30aとゲート電極共通配線33とを切断する態様であった。一方、実施例2は、正常ゲート部30nとゲート電極共通配線33とを接続する態様である。両実施形態で共通する部位には同一符号を付すことで、説明を省略する。また実施例2の半導体装置1bに特有の部位には、末尾に「b」を付すことで区別する。
図8に示すように、絶縁膜36の開口部37b内には、複数のゲート部30の−x方向側の端部、および、ゲート電極共通配線33が露出している。異常ゲート部30aの−x方向側の端部は、絶縁膜39bで覆われている。複数のゲート部30の−x方向側の端部およびゲート電極共通配線33の上面には、導電膜40b(例:金属膜)が形成されている。
<半導体装置1bの製造方法>
図4のフローチャートのステップS5において、ゲート電極32およびゲート電極共通配線33を形成する。実施例2では、複数のゲート電極32の−x方向側の端部とゲート電極共通配線33との間に、隙間が形成される(図8参照)。
ステップS10において、異常診断工程を行う。実施例2におけるしきい値電圧異常を診断する方法を説明する。まず、仮設ソース電極とドレイン電極22との間に一定電圧Vを印加する。一定電圧Vを印加した状態で、複数のゲート部30にレーザを走査させながら、半導体装置1に流れるドレイン電流をモニタする。レーザのエネルギーは、ゲート電極32の仕事関数以上とする。これにより、ゲート電極32から電子が放出されるため、ゲート電極32は徐々に正に帯電する。すなわち、レーザの照射時間が長くなるほど、高いゲート電圧を印加することができる。また、複数のゲート部30は互いに分断されているため、レーザにより1本ずつゲート電圧を印加することが可能である。
図6および図7で説明したように、異常ゲート部30aの異常しきい値電圧Vth2は、正常ゲート部30nの正常しきい値電圧Vth1よりも低い。従って、レーザを照射開始してからドレイン電流値が所定割合を超えて増加するまでのオン時間は、異常位置APが存在しない領域に比して、異常位置APが存在する領域の方が短い。よって、予め設定した所定時間よりも短いオン時間を検出することで、異常位置APおよび異常ゲート部30aを検出することができる。
ステップS11の接続部形成工程では、第1段階として、開口部37bに露出している異常ゲート部30aを覆うように、絶縁膜39b(例:SiO)が形成される。絶縁膜39bの形成は、FIB(Focused Ion Beam)などによって行ってもよい。第2段階として、開口部37bの領域内に、導電膜40bを形成する。正常ゲート部30nは、導電膜40bによって、ゲート電極共通配線33に電気的に接続される。一方、異常ゲート部30aは、絶縁膜39bが介在しているため、ゲート電極共通配線33に電気的に接続されない。これにより、正常ゲート部30nとゲート電極共通配線33とを接続する接続部を形成することができる。
実施例3では、ソース電極の様々な構造例を説明する。実施例1と共通する部位には同一符号を付すことで、説明を省略する。
<ソース電極の構造例1>
図9に、ソース電極の構造例1に係る半導体装置1cの上面概略図を示す。ソース電極24cは、半導体基板10の上面にx方向に伸びるように配置されているとともに、ゲート部30が配置されていない領域に配置されている。これにより、ソース電極24cが配置されている状態で、複数のゲート部30にレーザを走査させることが可能となる(実施例2の異常診断工程を参照)。ステップS12(ソース電極の再形成)を省略することができるため、コスト削減が可能となる。
また、半導体装置1cを両面冷却するような実装形態にする場合などにおいては、ソース電極24cをゲート部30の間の領域に配置することで、冷却効果を高めることができる。理由を説明する。ゲート電極32(ポリシリコン)に比して、ゲート部30の間の領域(SiC)の方が、熱伝導率が高い。また、ゲート部30の間の領域(SiC)に通電するため、この領域が発熱するためである。
<ソース電極の構造例2>
図10に、ソース電極の構造例2に係る半導体装置1dの上面概略図を示す。半導体装置1dのソース電極24dは、半導体装置1c(図9)のソース電極24cに対して、さらに複数のソース電極共通配線SWdを備えている。複数のソース電極共通配線SWdは、半導体基板10の上面にy方向に伸びるように配置されており、x方向に伸びるように配置されている複数のソース電極に共通に接続されている。すなわちソース電極24dは、メッシュ構造を有している。ソース電極共通配線SWdの間隔D2は、ゲート部30の間隔D1と同程度である。
半導体装置1dでは、メッシュ構造の間を通してレーザを照射することができる。よって、前述したソース電極の構造例1と同様にして、ステップS12(ソース電極の再形成)を省略することや、冷却効果を高めることが可能となる。
<ソース電極の構造例3>
図1のソース電極24に示すように、複数のゲート部30が配置されている領域の上面の全体を覆う、べた膜の電極を形成してから、ステップS10の異常診断工程をおこなってもよい。これにより、前述したソース電極の構造例1と同様の効果が得られる。
構造例3では、ソース電極24の膜厚は、表皮深さd以下にする必要がある。これにより、レーザがソース電極24を透過することが可能となる。表皮深さdは、下式によって求められる。
Figure 2021118334
ここでσは電気伝導率、fは光の周波数(=光速/波長)、μは透磁率である。
表皮深さdの計算例を、以下に示す。ソース電極24の材料がアルミニウムであり、レーザ波長が350nmの場合を考える。電気伝導率σ=3.55×10[S/m]である。透磁率μ=μ×μ=4π×10−7×1=4π×10−7[H/m]である。ここで、μは真空の透磁率であり、μは比透磁率である。上式に当てはめると、表皮深さd≒2.9nmとなる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
<ゲート部およびゲート電極共通配線の配置態様の変形例>
複数のゲート部30およびゲート電極共通配線33の配置態様は、本実施例の態様に限られない。以下の図11〜図15の例に示すように、様々な態様であってよい。なおこれらの図では、絶縁膜36やソース電極24は図示を省略している。図11の半導体装置1eに示すように、x方向の両端部に2本のゲート電極共通配線33を備える、左右対称な配置でもよい。これにより、ゲート部30の長さを短くすることができるため、1本のゲート部30の動作を停止した場合に影響が及ぶ範囲を狭くすることが可能となる。
また、ゲート部30の形状を直線形状から変更してもよい。例えば、図12(半導体装置1f)の環状形状や、図13(半導体装置1g)の櫛歯形状にしてもよい。ゲート電極をより細かく配置することで、ゲート電極の配置密度を高めることができる。オン抵抗をさらに低くすることが可能となる。
また図14(半導体装置1h)に示すように、接続部34を+x方向端部と−x方向端部に交互に配置する形態であってもよい。接続部34の間のy方向距離を大きくすることができるため、異常ゲート部とゲート電極共通配線33との接続部を切断する際の加工マージンを大きくすることが可能となる。また図15(半導体装置1i)に示すように、絶縁膜36の開口部37の位置を、+x方向および−x方向に交互に移動させてもよい。これにより、接続部を切断する際の加工マージンをさらに大きくすることが可能となる。
<その他の変形例>
ステップS10(異常診断工程)およびステップS11(接続部形成工程)を実行するタイミングは、半導体装置の製造時に限られない。例えば、半導体装置を搭載した車両のメンテナンス時(車検など)に実施する構成としても良い。この場合、ステップS13は実施せずに、開口部37が開口している状態とすればよい。また実施例3のように、ソース電極が形成されている状態で異常診断を実施可能な態様とすればよい。これにより、半導体装置の寿命を向上させることができる。
実施例1の異常診断の第2の具体例(ゲート絶縁膜の異常を診断する方法)において、レーザの照射位置は、ゲート部30表面に限らず、ゲート部30の間の位置であってもよい。ゲート部30の間に位置するSiCを加熱することで、伝熱によって、加熱部の近傍のゲート絶縁膜も加熱することができるためである。
実施例1では、接続部34がポリシリコンで形成されている場合を説明したが、この形態に限られない。ステップS5において、複数のゲート部30とゲート電極共通配線33とが分離している構造を作成してもよい。そしてステップS8において、複数のゲート部30とゲート電極共通配線33とを接続する接続部を、メタルによって形成してもよい。その後ステップS11において、異常ゲート部30aとゲート電極共通配線33とを繋ぐ接続部(メタル)を切断してもよい。
実施例3のソース電極の構造例(図9、図10)において、x方向に伸びるように配置されているソース電極は、ゲート部30と少なくとも一部が重なっていてもよい。
本実施例におけるゲート部30の本数、幅、長さ、間隔などは一例である。例えば半導体装置1は、数千本のゲート部30を備えていてもよい。また、図2のフローチャートにおける各ステップの順番は、自由に入れ替えが可能である。
半導体基板10はSiCに限られず、様々な材料であってよい。GaNやGaAsなどの化合物半導体でもよいし、Siなどの単元素半導体であってもよい。
1〜1i:半導体装置 10:半導体基板 11:ドレイン領域 12:ドリフト領域 13:ボディ領域 15:ソース領域 24:ソース電極 30:ゲート部 30a:異常ゲート部 30n:正常ゲート部 31:ゲート絶縁膜 32:ゲート電極 33:ゲート電極共通配線 34:接続部 36:絶縁膜 37:開口部

Claims (14)

  1. 半導体層の上部に第1方向に伸びるように配置された複数のゲート電極であって、ゲート電圧印加時に予め定められた所定の電圧電流特性が得られる正常ゲート電極と、前記所定の電圧電流特性が得られない異常ゲート電極と、を含んでいる前記複数のゲート電極と、
    前記半導体層の上面に前記第1方向と直交する第2方向に伸びるように配置されたゲート電極共通配線であって、前記複数のゲート電極に共通に接続可能な前記ゲート電極共通配線と、
    前記正常ゲート電極と前記ゲート電極共通配線との間に配置されており、前記正常ゲート電極と前記ゲート電極共通配線とを電気的に接続する接続部と、
    を備え、
    前記異常ゲート電極が前記ゲート電極共通配線に電気的に接続されていない、半導体装置。
  2. 前記複数のゲート電極および前記ゲート電極共通配線の上面に配置されている絶縁膜を備え、
    前記絶縁膜は、前記複数のゲート電極と前記ゲート電極共通配線との交差部の近傍に配置されている開口部を備えており、
    前記接続部の少なくとも一部は、前記開口部の領域内に配置されている、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体層の上面に前記第1方向に伸びるように配置された複数のソース電極であって、前記ゲート電極が配置されていない領域に配置されているとともに前記複数のゲート電極から絶縁されている前記複数のソース電極と、
    前記半導体層の上面に前記第2方向に伸びるように配置されたソース電極共通配線であって、前記複数のソース電極に共通に接続されている前記ソース電極共通配線と、
    をさらに備える、請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記ソース電極共通配線は複数備えられており、
    複数の前記ソース電極共通配線は、前記複数のゲート電極が配置されている領域内において所定の間隔を有して配置されている、請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記複数のゲート電極はトレンチゲートである、請求項1から4の何れか1項に記載の半導体装置。
  6. 半導体層の上部に配置された複数のゲート電極、および、前記複数のゲート電極に共通に接続可能なゲート電極共通配線を形成する形成工程と、
    ゲート電圧印加時に予め定められた特性が得られる正常ゲート電極と、前記特性が得られない異常ゲート電極と、を前記複数のゲート電極のうちから特定する第1工程と、
    前記正常ゲート電極と前記ゲート電極共通配線とを電気的に接続する接続部を配置する第2工程と、
    を備える、半導体装置の製造方法。
  7. 前記第1工程は、
    ソース電極とドレイン電極との間に一定電圧を印加するとともに前記ゲート電極共通配線に所定ゲート電圧を印加した状態で前記半導体層の上面にレーザを走査し、前記ソース電極と前記ドレイン電極との間に流れる電流値の前記レーザの照射位置に応じた値を測定する電流測定工程と、
    前記電流値が所定割合を超えて変化する前記照射位置である異常位置を検出する検出工程と、
    を備え、
    検出された前記異常位置の近傍のゲート電極を前記異常ゲート電極と特定する、請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記所定ゲート電圧は、前記半導体装置のしきい値電圧の設計値よりも低い電圧であり、
    前記電流測定工程は、前記複数のゲート電極が形成されていない領域に前記レーザを走査させ、
    前記検出工程では、前記電流値が所定割合を超えて大きくなる前記異常位置を検出する、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記所定ゲート電圧は、前記半導体装置のしきい値電圧の設計値に対応する電圧であり、
    前記電流測定工程は、前記複数のゲート電極に前記レーザを走査させる、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記ソース電極は、前記複数のゲート電極が配置されている領域の上面の全体を覆うとともに前記複数のゲート電極から絶縁されており、
    前記ソース電極の厚さは、前記レーザの波長の表皮深さ以下である、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記第1工程は、
    ソース電極とドレイン電極との間に一定電圧を印加するとともに前記ゲート電極共通配線に所定ゲート電圧を印加した状態で前記半導体層の上面の温度分布を測定する温度分布測定工程と、
    測定された温度変化量が所定割合よりも小さい位置である異常位置を検出する検出工程と、
    を備え、
    検出された前記異常位置の近傍のゲート電極を前記異常ゲート電極と特定する、請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記第1工程は、
    ソース電極とドレイン電極との間に一定電圧を印加した状態で前記複数のゲート電極にレーザを走査し、前記ソース電極と前記ドレイン電極との間に流れる電流値の前記レーザの照射位置に応じた値を測定する電流測定工程と、
    前記レーザを照射開始してから前記電流値が所定割合を超えて増加するまでの時間が所定時間よりも短い前記照射位置である異常位置を検出する検出工程と、
    を備え、
    前記レーザのエネルギーは前記複数のゲート電極の仕事関数以上であり、
    検出された前記異常位置の近傍のゲート電極を前記異常ゲート電極と特定する、請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記形成工程では、前記複数のゲート電極の全てに接続されている状態の前記ゲート電極共通配線が形成され、
    前記第2工程では、検出された前記異常ゲート電極と前記ゲート電極共通配線とを切断する、請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記形成工程では、前記複数のゲート電極の全てに接続していない状態の前記ゲート電極共通配線が形成され、
    前記第2工程では、検出された前記正常ゲート電極と前記ゲート電極共通配線とを接続する前記接続部を形成する、請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
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