JP2021104827A - 梱包部材、梱包体 - Google Patents
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Abstract
Description
出荷された新品のカートリッジは被梱包物として、振動や衝撃からカートリッジを保護するための梱包部材に梱包されている。そして、装置本体への新品のカートリッジ装着時には、カートリッジを梱包部材から取り出し、装置本体に装着する。
ここで、被梱包物を保護する為、板状の包装材料を曲げて形成した梱包部材が被梱包物に取り付けられる場合がある(特許文献1、特許文献2)。
表面と裏面とを含むシートを折り曲げることで形成され、被梱包物に取り付けられる梱包部材であって、
基部と、
前記基部に接続され、前記被梱包物を受けるための受け部であって、
前記基部に接続された第1の接続部であって、前記基部との間に第1の曲げ部が形成されるように、前記基部に対して第1の折り曲げ線で前記裏面から前記表面に向けて折り曲げられた第1の接続部と、
前記第1の接続部に接続された第2の接続部であって、前記第1の接続部との間に第2の曲げ部が形成されるように、前記第1の接続部に対して第2の折り曲げ線で前記裏面から前記表面に向けて折り曲げられた第2の接続部と、
前記第2の接続部に接続された第3の接続部であって、前記第2の接続部との間に第3の曲げ部が形成されるように、前記第2の接続部に対して第3の折り曲げ線で前記裏面から表面に向けて折り曲げられた第3の接続部と、
を含み、前記被梱包物を挿入するための挿入開口が形成された受け部と、
前記基部に接続された規制部であって、係合部を有し、前記基部に対して前記第3の折り曲げ線の方向と交差する方向に延びる第4の折り曲げ線で前記裏面から前記表面に向けて折り曲げられた規制部と、
を有し、
前記基部と前記受け部によって閉ループが形成され、
前記係合部が前記第3の接続部と係合し、前記閉ループが開かれることが規制されることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の梱包体は、
上記の被梱包物と、
上記の梱包部材と、を含み、
前記被梱包物は画像形成装置の装置本体に装着されるカートリッジであることを特徴とする。
以下の実施形態では、梱包部材が梱包する被梱包物として、画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジの場合を例示している。被梱包物と、梱包部材とを備えるものを、梱包体と呼ぶ。ここで、画像形成装置の例としては、4個のカートリッジが着脱可能なフルカラー電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置と称す)の場合を例示している。ただし、画像形成装置の装置本体に装着されるカートリッジの個数は4個に限定されない。画像形成装置の装置本体に装着されるカートリッジの個数は、必要に応じて適宜設定される。また、以下説明する実施形態によれば、画像形成装置の一態様としてプリンタを例示している。しかしながら、これに限定されるものではない。電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置にも適用することができる。
〈画像形成装置の概略構成〉
まず、実施例1の画像形成装置1の断面概略図を図2に示す。
図2に示すように、画像形成装置1は、電子写真プロセスを用いた4色フルカラーレーザプリンタであり、記録媒体Sにカラー画像形成を行う。画像形成装置1は、プロセスカートリッジ方式であり、カートリッジを画像形成装置1の装置本体2に取り外し可能に装着して、記録媒体Sにカラー画像を形成するものである。ここで、画像形成装置1に関して、開閉ドア3を設けた側を正面(前面)、正面と反対側の面を背面(後面)とする。また、画像形成装置1を正面から見て右側を駆動側、左側を非駆動側と称す。
装置本体2には第1のカートリッジPY、第2のカートリッジPM、第3のカートリッジPC、第4のカートリッジPKの4つのカートリッジP(PY、PM、PC、PK)が水平方向に配置されている。第1〜第4の各カートリッジP(PY、PM、PC、PK)は、それぞれ同様の電子写真プロセス機構を有しており、現像剤(以下トナーと称す)の色が異なる。第1〜第4の各カートリッジP(PY、PM、PC、PK)は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーを収納する。
図3(A)に示すように、実施例1のカートリッジPは、電子写真感光体4(以下、感光ドラムと称す)と、感光ドラム4に作用するプロセス手段としての帯電手段及びクリーニング手段を備えた第一ユニットであるドラムユニット8を有する。また、カートリッジPは、感光ドラム4上の静電潜像を現像する現像手段を備えた第二ユニットである現像装置9を有する。ドラムユニット8と現像装置9は互いに結合されている。また、帯電手段としては帯電ローラ5、クリーニング手段としてはクリーニングブレード7、現像手段としては現像剤担持体(以下、現像ローラと称す)6を用いている。カートリッジPのより具体的な構成については後述する。
図4(A)、(B)は、実施例1に係るカートリッジPを、それぞれ別の角度から見た斜視図である。図4(A)は、カートリッジPを駆動側から見た斜視図である。また、図4(B)は、カートリッジPを非駆動側から見た斜視図である。カートリッジPは感光ドラム4の回転軸線bの方向を長手方向(X方向)とする略直方体形状である。ドラムユニット8に固定された駆動側支持部材24と非駆動側支持部材25が、現像装置9の揺動中心(図4(A)の一点鎖線a)を中心として回転可能に支持した二枠体構成を、カートリッジPは有する。
(図3(A)の矢印E方向)に対してカウンター方向に当接している。現像装置(現像ユニット)9は、図4(A)の軸線a(揺動中心)を中心に現像ローラ6が感光ドラム4に接触する方向(図3(A)の矢印W1方向)に加圧バネ(不図示)によって付勢されており、現像ローラ6が感光ドラム4に当接している。一方、現像ローラ6が感光ドラム4から離間した状態を図3(B)に示す。画像形成時には、現像剤供給ローラ33と現像ローラ6が回転して摺擦することで現像枠体29内のトナーが現像ローラ6上に担持される。現像ブレード31は、現像ローラ6の周面に形成されるトナー層の厚みを規制すると共に、当接圧により現像ローラ6との間で摩擦帯電による電荷をトナーに付与する。そして、現像ローラ6と感光ドラム4との接触部で現像ローラ6上の電荷を帯びたトナーが感光ドラム4上の静電潜像に付着し、静電潜像が現像される。
図1(A)は、組立前の展開状態の段ボール包装材100Aを示した図であり、図1(B)は、組立後の段ボール包装材100Aを示した図である。また、図5は、カートリッジPを段ボール包装材100A及び段ボール包装材100Bで相対する方向から挟み込んで、カートリッジPに段ボール包装材100A及び段ボール包装材100Bを装着した状態を示した図である。カートリッジPに段ボール包装材100A及び段ボール包装材100Bを装着することで、カートリッジPを振動や衝撃から保護することができる。段ボール包装材100A及び段ボール包装材100Bは同様の構成である。
段ボール包装材100Aの構成について図1(A)を用いて説明する。なお、以下の説明では、段ボール包装材100Aについて説明しているが、段ボール包装材100Bについても同様である。梱包部材としての段ボール包装材100Aは、表面と裏面とを含むシート(段ボールシート)を折り曲げることで形成され、カートリッジPに取り付けられる。シートは、例えば、段ボールによって構成される。段ボール包装材100Aは、基部と、複数の受け部と、複数の規制部とを備える。具体的には、段ボール包装材100Aは、基部開口としての第1の開口105を有する基部(主要部)101と、基部101に接続
された第1の受け部102及び第2の受け部152と、規制部としての第4の接続部103、104とを備える。
て突出する第2の挿入部104a、104bを有する。第2の挿入部103aと第2の挿入部103bとが互いに逆方向に向けて突出し、第2の挿入部104aと第2の挿入部104bとが互いに逆方向に向けて突出している。また、第2の挿入部103a、104aが略同じ方向に向けて突出し、第2の挿入部103b、104bが略同じ方向に向けて突出している。
段ボール包装材100Aの組立について図1(B)を用いて説明する。第1の接続部102aは、基部101と第1の接続部102aとの間に第1の曲げ部が形成されるように、基部101に対して第1の折り曲げ線111で段ボールの裏面から段ボールの表面に向けて折り曲げられている。第2の接続部102bは、第1の接続部102aと第2の接続部102bとの間に第2の曲げ部が形成されるように、第1の接続部102aに対して第2の折り曲げ線112で段ボールの裏面から段ボールの表面に向けて折り曲げられている。第3の接続部102cは、第2の接続部102bと第3の接続部102cとの間に第3の曲げ部が形成されるように、第2の接続部102bに対して第3の折り曲げ線113で段ボールの裏面から段ボールの表面に向けて折り曲げられている。
部104との間に第4の曲げ部が形成されるように、基部101に対して第4の折り曲げ線164で段ボールの裏面から段ボールの表面に向けて折り曲げられている。第2の挿入部103b、104bが、それぞれ第3の開口108、109に挿入されることで、第2の挿入部103b、104bが第3の接続部102cと係合する。第2の挿入部103b、104bが第3の接続部102cと係合することで、第1の閉ループが開かれることが規制される。第2の挿入部103a、104aが、それぞれ第3の開口158、159に挿入されることで、第2の挿入部103a、104aが第3の接続部152cと係合する。第2の挿入部103a、104aが第3の接続部152cと係合することで、第2の閉ループが開かれることが規制される。
03、104の係合状態が解除される方向とが異なる。そのため、振動や衝撃を受けた際に、段ボール包装材100Aの折り曲げ部が折り曲げ前の元の状態に戻ることが抑制され、段ボール包装材100Aの組立が解かれることを抑止することができる。
本発明の別の形態を実施例2として、図6(A)及び6(B)を用いて説明する。以下では、実施例1と実施例2との相違点について説明し、実施例1で説明した内容と重複する内容についてはその説明を省略する。図6(A)は、組立前の展開状態の段ボール包装材200を示した図であり、図6(B)は、組立後の段ボール包装材200を示した図である。
段ボール包装材200の構成について図6(A)を用いて説明する。梱包部材としての段ボール包装材200は、表面と裏面とを含むシートを折り曲げることで形成され、カートリッジPに取り付けられる。段ボール包装材200は、基部と、複数の受け部と、複数の規制部とを備える。具体的には、段ボール包装材200は、基部開口としての第1の開口205を有する基部(主要部)201と、基部201に接続された第1の受け部202及び第2の受け部252と、規制部としての第4の接続部203、204とを備える。第4の接続部203の第2の挿入部203a、203b及び第4の接続部204の第2の挿入部204a、204bは、実施例1と同様である。
る。具体的には、第1の接続部252a、第2の接続部252b及び第3の接続部252cが、それぞれ第1の接続部202a、第2の接続部202b及び第3の接続部202cと略対称の形状である。
段ボール包装材200の組立について図6(B)を用いて説明する。第1の接続部202a、第2の接続部202b及び第3の接続部202cの折り曲げについては、実施例1と同様である。段ボール包装材200には、基部201、第1の接続部202a、第2の接続部202b及び第3の接続部202cによって第1の閉ループが形成されている。従って、基部201及び第1の受け部202によって形成された第1の閉ループは、3つの折り曲げ部を有する。また、第1の接続部252a、第2の接続部252b及び第3の接続部252cについても、第1の接続部202a、第2の接続部202b及び第3の接続部202cと同様に折り曲げられている。段ボール包装材200には、基部201、第1の接続部252a、第2の接続部252b及び第3の接続部252cによって第2の閉ループが形成されている。従って、基部201及び第1の受け部252によって形成された第2の閉ループは、3つの折り曲げ部を有する。図6(B)では、段ボール包装材200は略矩形状の2つの閉ループを有する。
221dとの間に第5の曲げ部が形成されるように、第2の接続部202cに対して第5の折り曲げ線222dで段ボールの裏面から段ボールの表面に向けて折り曲げられている。
、第1の開口205、第2の開口206、256、第4の接続部203、204、第5の接続部221、271の個数は、必要に応じて適宜設定される。従って、これらの部材及び開口の個数は、図6(A)及び6(B)に限定されない。また、実施例1と同様に、2つの段ボール包装材200をカートリッジPに装着することが可能である。例えば、第1の段ボール包装材200をカートリッジPの第1の端部に装着し、第2の段ボール包装材200をカートリッジPの第2の端部に装着してもよい。
本発明の別の形態を実施例3として、図8(A)及び8(B)を用いて説明する。以下では、実施例1と実施例3との相違点について説明し、実施例1で説明した内容と重複する内容についてはその説明を省略する。図8(A)は、組立前の展開状態の段ボール包装材300を示した図であり、図8(B)は、組立後の段ボール包装材300を示した図である。
段ボール包装材300の構成について図8(A)を用いて説明する。梱包部材としての段ボール包装材300は、表面と裏面とを含むシートを折り曲げることで形成され、カートリッジPに取り付けられる。段ボール包装材300は、基部と、複数の受け部と、複数の規制部とを備える。具体的には、段ボール包装材300は、基部開口としての第1の開口305を有する基部(主要部)301と、基部301に接続された第1の受け部302及び第2の受け部352と、規制部としての第4の接続部303、304とを備える。第4の接続部303の第2の挿入部303a、303b及び第4の接続部304の第2の挿入部304a、304bは、実施例1と同様である。
線332を有する。第6の折り曲げ線332は、第1の折り曲げ線311、第2の折り曲げ線312及び第3の折り曲げ線313が延びる方向と交差する方向に延びている。
段ボール包装材300の組立について図8(B)を用いて説明する。第1の接続部302a、第2の接続部302b及び第3の接続部302cの折り曲げについては、実施例1と同様である。段ボール包装材300には、基部301、第1の接続部302a、第2の接続部302b及び第3の接続部302cによって第1の閉ループが形成されている。従って、基部301及び第1の受け部302によって形成された第1の閉ループは、3つの折り曲げ部を有する。また、第1の接続部352a、第2の接続部352b及び第3の接続部352cについても、第1の接続部302a、第2の接続部302b及び第3の接続部302cと同様に折り曲げられている。段ボール包装材300には、基部301、第1の接続部352a、第2の接続部352b及び第3の接続部352cによって第2の閉ループが形成されている。従って、基部301及び第1の受け部352によって形成された第2の閉ループは、3つの折り曲げ部を有する。図8(B)では、段ボール包装材300は略矩形状の2つの閉ループを有する。
部331を有することにより、カートリッジPに段ボール包装材300を装着した際、カートリッジPを支える段ボールの断面積が増えるため、カートリッジPを振動や衝撃からより保護することができる。
の接続部352cが第4の接続部303、304に近づく方向に移動するため、第3の接続部352cの移動を第4の接続部303、304が規制することができる。そのため、第2の閉ループの開きをより確実に抑止することができる。
本発明の別の形態を実施例4として、図9(A)及び9(B)を用いて説明する。以下では、実施例1と実施例4との相違点について説明し、実施例1で説明した内容と重複する内容についてはその説明を省略する。図9(A)は、組立前の展開状態の段ボール包装材400を示した図であり、図9(B)は、組立後の段ボール包装材400を示した図である。
段ボール包装材400の構成について図9(A)を用いて説明する。梱包部材としての段ボール包装材400は、表面と裏面とを含むシートを折り曲げることで形成され、カートリッジPに取り付けられる。段ボール包装材400は、基部と、複数の受け部と、複数の規制部とを備える。具体的には、段ボール包装材400は、複数の第1の開口(基部開口)405を有する基部(主要部)401と、基部401に接続された第1の受け部402及び第2の受け部452と、規制部としての第4の接続部403、404、453、454とを備える。
が略同じ方向に向けて突出している。第2の挿入部403aと第2の挿入部453aとが互いに逆方向に向けて突出し、第2の挿入部404aと第2の挿入部454aとが互いに逆方向に向けて突出している。
に向けて突出する第3の突出部416、419を有する。第3の突出部416と第3の突出部419との間に第2の開口406が配置されている。従って、第2の開口406を挟んで第3の突出部416と第3の突出部419とが対向するように、第3の突出部416、419が第3の接続部402cに設けられている。第3の折り曲げ線413aを挟んで第3の突出部415と第3の突出部416とが隣接している。第3の折り曲げ線413bを挟んで第3の突出部418と第3の突出部419とが隣接している。
段ボール包装材400の組立について図9(B)を用いて説明する。第1の接続部402aは、基部401と第1の接続部402aとの間に第1の曲げ部が形成されるように、基部401に対して第1の折り曲げ線411で段ボールの裏面から段ボールの表面に向けて折り曲げられている。第2の接続部402bは、第1の接続部402aと第2の接続部402bとの間に第2の曲げ部が形成されるように、第1の接続部402aに対して第2の折り曲げ線412で段ボールの裏面から段ボールの表面に向けて折り曲げられている。第3の接続部402cは、第2の接続部402bと第3の接続部402cとの間に第3の曲げ部が形成されるように、第2の接続部402bに対して第3の折り曲げ線413で段ボールの裏面から段ボールの表面に向けて折り曲げられている。
線424で段ボールの裏面から段ボールの表面に向けて折り曲げられている。第2の挿入部403a、404aが、それぞれ第3の開口408、409に挿入されることで、第2の挿入部403a、404aが第3の接続部402cと係合する。第2の挿入部403a、404aが第3の接続部402cと係合することで、第1の閉ループが開かれることが規制される。第2の挿入部453a、454aが、それぞれ第3の開口458、459に挿入されることで、第2の挿入部403a、404aが第3の接続部452cと係合する。第2の挿入部453a、454aが第3の接続部452cと係合することで、第2の閉ループが開かれることが規制される。
ジPとのがたつきを抑制することができる。
本発明の別の形態を実施例5として説明する。以下では、実施例1と実施例5との相違点について説明し、実施例1で説明した内容と重複する内容についてはその説明を省略する。
Claims (17)
- 表面と裏面とを含むシートを折り曲げることで形成され、被梱包物に取り付けられる梱包部材であって、
基部と、
前記基部に接続され、前記被梱包物を受けるための受け部であって、
前記基部に接続された第1の接続部であって、前記基部との間に第1の曲げ部が形成されるように、前記基部に対して第1の折り曲げ線で前記裏面から前記表面に向けて折り曲げられた第1の接続部と、
前記第1の接続部に接続された第2の接続部であって、前記第1の接続部との間に第2の曲げ部が形成されるように、前記第1の接続部に対して第2の折り曲げ線で前記裏面から前記表面に向けて折り曲げられた第2の接続部と、
前記第2の接続部に接続された第3の接続部であって、前記第2の接続部との間に第3の曲げ部が形成されるように、前記第2の接続部に対して第3の折り曲げ線で前記裏面から表面に向けて折り曲げられた第3の接続部と、
を含み、前記被梱包物を挿入するための挿入開口が形成された受け部と、
前記基部に接続された規制部であって、係合部を有し、前記基部に対して前記第3の折り曲げ線の方向と交差する方向に延びる第4の折り曲げ線で前記裏面から前記表面に向けて折り曲げられた規制部と、
を有し、
前記基部と前記受け部によって閉ループが形成され、
前記係合部が前記第3の接続部と係合し、前記閉ループが開かれることが規制されることを特徴とする梱包部材。 - 前記第2の接続部と前記第3の接続部に、前記挿入開口が形成され、前記挿入開口は、前記閉ループの周方向について、前記挿入開口の位置が前記第3の曲げ部の位置と重なるように配置されることを特徴とする請求項1に記載の梱包部材。
- 前記第3の接続部は係合開口を備え、前記係合部が前記係合開口に挿入されることを特徴とする請求項1または2に記載の梱包部材。
- 前記係合部は、前記閉ループの外側から前記係合開口に挿入されることを特徴とする請求項3に記載の梱包部材。
- 前記基部は基部開口を備え、前記第3の接続部は挿入部を含み、
前記挿入部が前記基部開口に挿入されることを特徴とする請求項3または4に記載の梱包部材。 - 前記係合部は、前記閉ループの内側から前記係合開口に挿入されることを特徴とする請求項3に記載の梱包部材。
- 前記基部は基部開口を備え、前記第3の接続部は挿入部を含み、
前記第3の接続部が前記閉ループの外側に向けて移動することが規制されるように、前記挿入部が前記基部開口に挿入され、
前記係合部は、前記挿入部が前記基部開口から外れることを規制することを特徴とする請求項6に記載の梱包部材。 - 前記係合部は、前記挿入開口に挿入されることを特徴とする請求項1または2に記載の梱包部材。
- 前記係合部は、前記閉ループの外側から前記挿入開口に挿入されることを特徴とする請求項8に記載の梱包部材。
- 複数の前記規制部と、複数の前記受け部を備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の梱包部材。
- 前記第1の曲げ部に配置された第1の突出部と、前記第2の曲げ部に配置された第2の突出部と、を含み、
前記第1の突出部は前記第1の折り曲げ線の方向に交差する方向に向けて前記基部または前記第1の接続部の少なくともいずれか一方から突出し、前記第2の突出部は前記第2の折り曲げ線の方向に交差する方向に向けて前記第1の接続部または前記第2の接続部の少なくともいずれか一方から突出することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の梱包部材。 - 前記第3の折り曲げ線の方向に向けて突出する第3の突出部を含み、前記第3の突出部は、前記第1の曲げ部、前記第2の曲げ部、前記第3の曲げ部の少なくともいずれか一つに配置されることを特徴とする請求項11に記載の梱包部材。
- 前記挿入開口の縁から延びる開口接続部を有し、前記開口接続部は前記裏面から前記表面に向けて折り曲げられることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の梱包部材。
- 前記第1の接続部に接続された支持部であって、前記第1の接続部に対して前記第1の折り曲げ線の方向と交差する方向に延びる支持折り曲げ線で前記裏面から前記表面に向けて折り曲げられる支持部を有し、
前記支持部は、前記基部または前記開口接続部の少なくともいずれか一方と係合することを特徴とする請求項13に記載の梱包部材。 - 前記シートは段ボールによって構成され、
前記第3の折り曲げ線の方向と交差する方向が段ボールシートの幅方向であることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の梱包部材。 - 前記被梱包物と、
請求項1から15のいずれか1項に記載の梱包部材と、を含み、
前記被梱包物は画像形成装置の装置本体に装着されるカートリッジであることを特徴とする梱包体。 - 前記カートリッジはトナーを収納するための収納室を含み、
前記カートリッジの長手方向について、前記梱包部材は前記カートリッジの端部に取り付けられ、
前記長手方向に直交する方向に見たとき、前記長手方向における前記収納室の中央と、前記梱包部材とが重ならないことを特徴とする請求項16に記載の梱包体。
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