JP7254529B2 - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式を用いたカラー複写機やカラープリンタ等の画像形成装置に関するものである。
いわゆるプロセスカートリッジ方式の画像形成装置における、プロセスカートリッジの着脱構成としては、特許文献1に示すように、装置本体の内側に設けられたガイド溝に沿って、プロセスカートリッジを装着する構成が知られている。
このような画像形成装置では、製品として梱包出荷する際に、梱包形態を小さくするために、装置本体内にプロセスカートリッジを装着した状態で梱包されることがある。また、装置本体の軽量化やコストダウンのために、装置本体の構成部品をプラスチック素材で構成したり、部品を薄肉化することが行われている。
特開2017-223803号公報
しかしながら、装置本体のプラスチック化、薄肉化を図った場合、装置本体とカートリッジの剛性の低下を伴う可能性がある。この場合、装置本体内にプロセスカートリッジを装着した状態で梱包出荷すると、製品の輸送時に、振動、衝撃等により装置本体が変形し、プロセスカートリッジが所定の位置から脱落してしまう可能性がある。また、製品輸送時の振動、衝撃等によりカートリッジ枠体が変形することでも所定の位置から脱落してしまう可能性もある。
本発明の目的は、装置の軽量化を図りつつ、装置本体に装着されたプロセスカートリッジの脱落等を抑制することができる技術を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明のプロセスカートリッジは、
感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを支持する枠体と、
を備え、画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
前記枠体は、
前記感光体ドラムの回転軸線と平行な第一方向における一方の端部に、
前記第一方向と直交する方向に延びる第一側面と、
前記第一方向と直交する方向に延びる、前記第一側面よりも前記第一方向の外側に位
置する第二側面と、
前記第一方向と直交する方向に延びる、前記第二側面よりも前記第一方向の外側に位置する第三側面と、
前記第一方向に突出して前記装置本体に係合する第一位置決め部であって、前記第一側面から前記第三側面にかけて前記第一方向に延びる係合面を有する第一位置決め部と、
前記第一方向に見たときに、前記第一方向と直交する第二方向において、プロセスカートリッジにおける前記第一位置決め部が設けられた側とは反対側に設けられ、前記第一方向に突出して前記装置本体に係合する第二位置決め部と、
を備え、
プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された状態において、
前記感光体ドラムは、前記第一方向が水平になるように支持され、
前記第一方向に見たときに、
プロセスカートリッジにおいて、前記第一位置決め部が水平方向の一方側に位置し、前記第二位置決め部が水平方向の他方側に位置するとともに、前記第一位置決め部が前記第二位置決め部よりも上方に位置し、
前記第一位置決め部の中心と前記第二位置決め部の中心とを通過する第一仮想線と、前記第一位置決め部の前記中心を通り且つ前記第一仮想線と直交する第二仮想線と、により形成される4つの象限のうち、前記第二位置決め部が含まれる2つの象限のうちの下方に位置する象限を第一象限としたときに、
前記第一側面の少なくとも一部が前記第一象限に含まれ、
前記第二側面の少なくとも一部が前記第一象限に対して対角に位置する第三象限に含まれることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
水平方向に互いに対向する一対の側板部を有する装置本体と、
前記装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、前記一対の側板部の間に装着され、水平方向における両端部が、前記一対の側板部にそれぞれ設けられた支持部に係合することで、前記一対の側板部に支持されるプロセスカートリッジと、
を備え、
前記プロセスカートリッジは、
感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを支持する枠体と、
を備え、
前記枠体は、
前記感光体ドラムの回転軸線と平行な第一方向における一方の端部に、
前記第一方向と直交する方向に延びる第一側面と、
前記第一方向と直交する方向に延びる、前記第一側面よりも前記第一方向の外側に位置する第二側面と、
前記第一方向と直交する方向に延びる、前記第二側面よりも前記第一方向の外側に位置する第三側面と、
前記第一方向に突出して前記一対の側板部のうちの一方の側板部の前記支持部に係合する第一位置決め部であって、前記第一側面から前記第三側面にかけて前記第一方向に延びる係合面を有する第一位置決め部と、
前記第一方向に見たときに、前記第一方向と直交する第二方向において、プロセスカートリッジにおける前記第一位置決め部が設けられた側とは反対側に設けられ、前記第一方向に突出して前記一方の側板部に係合する第二位置決め部と、
を備え、
前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された状態において、
前記感光体ドラムは、前記第一方向が水平になるように支持され、
前記第一方向に見たときに、
プロセスカートリッジにおいて、前記第一位置決め部が水平方向の一方側に位置し、前記第二位置決め部が水平方向の他方側に位置するとともに、前記第一位置決め部が前記第二位置決め部よりも上方に位置し、
前記第一位置決め部の中心と前記第二位置決め部の中心とを通過する第一仮想線と、前記第一位置決め部の前記中心を通り且つ前記第一仮想線と直交する第二仮想線と、により形成される4つの象限のうち、前記第二位置決め部が含まれる2つの象限のうちの下方に位置する象限を第一象限としたときに、
前記第一側面の少なくとも一部が前記第一象限に含まれ、
前記第二側面の少なくとも一部が前記第一象限に対して対角に位置する第三象限に含まれ、
前記一方の側板部は、前記一対の側板部と前記プロセスカートリッジとの対向方向における相対位置の変化によって、前記一方の側板部の前記支持部から外れた前記第一位置決め部を支持することができる脱落防止部を備える。
本発明によれば、装置の軽量化を図りつつ、装置本体に装着されたプロセスカートリッジの脱落等を抑制することができる。
実施例1のプロセスカートリッジの凹部を説明する斜視図 実施例1に係る画像形成装置の模式的断面 実施例1のプロセスカートリッジの模式的断面図 実施例1のプロセスカートリッジの斜視図 実施例1のプロセスカートリッジの斜視図 実施例1のプロセスカートリッジの凹部を説明する側面図 実施例1のプロセスカートリッジの装置本体への装着の説明図 実施例1のプロセスカートリッジの装置本体への装着の説明図 実施例1のプロセスカートリッジの装置本体への装着の説明図 実施例1のプロセスカートリッジの装置本体への装着の説明図 実施例1のプロセスカートリッジの装置本体への装着の説明図 実施例1に係る画像形成装置の装置本体の変形状態の説明図 実施例1に係る画像形成装置の装置本体の変形状態の説明図 実施例1に係る画像形成装置の模式的断面図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
<実施例1>
はじめに図2~図5を参照して、本発明の実施例1に係る画像形成装置について説明する。本発明が適用可能な画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が挙げられる。以下の説明において、電子写真感光ドラムの回転軸線方向を長手方向とする。また、長手方向において、画像形成装置本体から電子写真感光ドラムが駆動力を伝達される側を駆動側とし、その反対側を非駆動側とする。
図2は、本発明の実施例1に係る画像形成装置の画像形成装置本体(以下、装置本体Aと記載する)及びプロセスカートリッジ(以下、カートリッジBと記載する)の模式的断面図である。
図3は、カートリッジBの模式的断面図である。ここで、装置本体Aとは、画像形成装置の装置構成においてカートリッジBを除いた部分である。
<電子写真画像形成装置全体構成>
図2に示す画像形成装置は、カートリッジBを装置本体Aに着脱自在とした電子写真技術を利用したレーザビームプリンタである。装置本体Aには、露光装置3(レーザスキャナユニット)が配置されており、装置本体Aに装着されたカートリッジBの像担持体としての電子写真感光体ドラム62(以下、ドラム62と記載する)に潜像を形成する。また、装置本体Aに装着されたカートリッジBの下側に画像形成対象となる記録材(以下、シ
ート材Pと記載する)を収納したシートトレイ4が配置されている。更に、装置本体Aには、シート材Pの搬送方向Dに沿って、ピックアップローラ5a、搬送ローラ対5b、転写ローラ7、定着装置9、排出ローラ対10、排出トレイ11等が順次配置されている。なお、定着装置9は、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9bにより構成されている。上述した画像形成装置では、製品として梱包出荷する際に、梱包形態を小さくするために、装置本体内にプロセスカートリッジを装着した状態で梱包されることがある。
<画像形成プロセス>
次に、画像形成プロセスの概略を説明する。プリントスタート信号に基づいて、ドラム62は矢印R方向(図3参照)に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。バイアス電圧が印加された帯電ローラ66(図3参照)は、ドラム62の外周面に接触し、ドラム62の外周面を一様均一に帯電する。露光装置3は、画像情報に応じたレーザ光Lを出力する。そのレーザ光Lは、カートリッジBに設けられたレーザ開口71h(図3参照)を通り、ドラム62の外周面を走査露光する。これにより、ドラム62の外周面には画像情報に対応した静電潜像が形成される。
一方、図3に示すように、現像装置としての現像ユニット20において、トナー室29内のトナーTは、搬送部材43の回転によって撹拌、搬送され、トナー供給室28に送り出される。トナーTは、マグネットローラ34(固定磁石)の磁力により、現像ローラ(現像スリーブ)32の表面に担持される。トナーTは、現像ブレード42によって摩擦帯電されつつ、現像剤担持体としての現像ローラ32周面上での層厚が規制される。そのトナーTは、静電潜像に応じてドラム62へ現像され、トナー像として可視像化される。
また、図2に示すように、レーザ光Lの出力タイミングとあわせて、ピックアップローラ5a、搬送ローラ対5bによって、装置本体Aの下部に収納されたシート材Pがシートトレイ4から送り出される。そして、そのシート材Pがドラム62と転写ローラ7との間の転写位置へ搬送される。この転写位置において、トナー像はドラム62からシート材Pに順次転写されていく。トナー像が転写されたシート材Pは、ドラム62から分離されて定着装置9に搬送される。そしてシート材Pは、定着装置9を構成する加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとのニップ部を通過する。このニップ部で加圧・加熱定着処理が行われてトナー像はシート材Pに定着される。トナー像の定着処理を受けたシート材Pは、排出ローラ対10まで搬送され、排出トレイ11に排出される。
一方、図3に示すように、転写後のドラム62は、クリーニング部材77により外周面上の残留トナーが除去されて、再び画像形成プロセスに使用される。ドラム62から除去されたトナーは、ドラム62を有する枠体としてのクリーニングユニット60のクリーニング枠体71に設けられた廃トナー室71bに貯蔵される。
<カートリッジ全体の構成>
図3、図4、図5を用いて、カートリッジBの全体構成について説明する。図4、図5は、カートリッジBの構成を説明する斜視図であり、図4は駆動側周辺の構成、図5は非駆動側周辺の構成をそれぞれ分解して示している。
カートリッジBは、クリーニングユニット60と、現像ユニット20を有する。なお、一般的に、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体と、これに作用するプロセス手段としての帯電手段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つと、を一体的にカートリッジ化し、画像形成装置の装置本体Aに対して着脱可能としたものである。本実施例におけるプロセスカートリッジは、下記クリーニングユニット60を少なくとも有する。
図3に示すように、クリーニングユニット60は、ドラム62と、帯電ローラ66と、クリーニング部材77と、これらを支持する枠体としての、クリーニング枠体71を有す
る。クリーニングユニット60において、帯電ローラ66、クリーニング部材77は、それぞれドラム62の外周面に接触して配置される。クリーニング部材77は、弾性材料としてのゴムで形成されたブレード状の弾性部材であるゴムブレード77aと、ゴムブレード77aを支持する支持部材77bと、を有する。ゴムブレード77aは、ドラム62の回転方向に対してカウンター方向にドラム62に当接している。即ち、ゴムブレード77aは、その先端部がドラム62の回転方向の上流側を向くようにドラム62に当接している。
図3に示すように、クリーニング部材77によってドラム62の表面から除去された廃トナーは、クリーニング枠体71とクリーニング部材77によって形成された廃トナー室71bに溜められる。また、クリーニング枠体71から廃トナーが漏れることを防止するためのスクイシート65が、ドラム62に当接するようにクリーニング枠体71の縁部に設けられている。ドラム62は、駆動源である本体駆動モータ(不図示)から駆動力を受けることにより、画像形成動作に応じて、図中矢印R方向に回転駆動される。帯電ローラ66は、クリーニング枠体71の長手方向の両端部において、帯電ローラ軸受69を介し、クリーニングユニット60に回転可能に取り付けられている。帯電ローラ66は、帯電ローラ軸受69が帯電ローラ付勢部材68によりドラム62に向けて加圧されることでドラム62に圧接されている。帯電ローラ66は、ドラム62の回転に従動回転する。
図3に示すように、現像ユニット20は、現像ローラ32、現像ローラ32を支持する現像容器23、現像ブレード42等を有する。現像ローラ32内にはマグネットローラ34が設けられている。また、現像ユニット20において、現像ローラ32上のトナー層を規制するための現像ブレード42が配置されている。
図4、図5に示すように、現像ローラ32には間隔保持部材38が現像ローラ32の両端部に取り付けられており、間隔保持部材38とドラム62が当接することで、現像ローラ32はドラム62と微少隙間をもって対向し保持される。
また、図3に示すように、現像ユニット20からトナーが漏れることを防止するための吹き出し防止シート33が、現像ローラ32に当接するように底部材22の縁部に設けられている。更に、現像容器23と底部材22によって形成されたトナー室29には、搬送部材43が設けられている。搬送部材43は、トナー室29に収容されたトナーを撹拌すると共に、トナー供給室28へトナーを搬送する。
図4、図5に示すように、カートリッジBは、クリーニングユニット60と現像ユニット20を合体して構成される。クリーニングユニット60には、クリーニング枠体71、ドラム62、ドラム62を回転支持するためのドラム軸受73(図4参照)及びドラム軸78(図5参照)が設けられている。
図4に示すように、装置本体との駆動伝達部(詳細後述)である係合部70を有する駆動側においては、ドラム62は、駆動側に設けられた駆動側ドラムフランジ63がドラム軸受73の穴部73aにより回転可能に支持される。また、ドラム軸受73には、装置本体Aに対するカートリッジBの長手方向の位置を決めるための位置決め部である、位置決め凹部73dが設けられている。
図5に示すように、非駆動側においては、クリーニング枠体71に設けられた穴部71cに圧入されたドラム軸78が、非駆動側ドラムフランジの穴部(不図示)を回転可能に支持する構成となっている。また、クリーニング枠体71の側面には、装置本体AからのカートリッジBの脱落防止機構としての第一側面71kと第一位置決め部71dが設けられている(詳細後述)。
図3に示すように、現像ユニット20は、底部材22、現像容器23、駆動側現像サイド部材26(図4参照)、非駆動側現像サイド部材30(図5参照)、現像ブレード42、現像ローラ32等からなる。また、現像ローラ32は、両端に設けられた軸受部26a(図4参照)と軸受部材27(図5参照)により回転可能に取り付けられている。現像ユニット20とクリーニングユニット60は、図4,図5に示す破線Gのように組み立てられる。図4、図5が示すように、駆動側現像サイド部材26の第一支持ボス23a、非駆動側サイド部材30第一支持ボス30aが、ドラム軸受73の第一吊り穴73i、クリーニング枠体71の、第二吊り穴71jにそれぞれ嵌合する。これにより、クリーニングユニット60に対して現像ユニット20が回動可能に連結される。
図4、図5が示すようにクリーニングユニット60と現像ユニット20の間には、駆動側付勢部材46R(図4参照)、非駆動側付勢部材46L(図5参照)が設けられている。この付勢力により現像ユニット20をクリーニングユニット60に付勢させ、現像ローラ32をドラム62の方向へ押し付ける。そして、現像ローラ32の両端部に取り付けられた間隔保持部材38によって、現像ローラ32はドラム62から所定の間隔をもって保持される。
<脱落防止機構部>
図1、図6を用いて、本発明の主要部であるカートリッジに設けられた脱落防止機構について説明する。
図1は、脱落防止機構を説明するための斜視図である。図1に示すように、カートリッジBのクリーニング枠体71には、ドラム62の軸線方向と垂直な第一側面71k、第二側面71m、第三側面71d1が設けられている。
さらに、クリーニング枠体71には、第一側面71kからドラム62の軸線方向に第三側面71d1まで円筒形上に延びる第一位置決め部71dが設けられている。
第一位置決め部71dには、その一部として、係合面としての第一位置決め側面(側周面)71d2が設けられている。
第二側面71mは、ドラム62の軸線方向について第一側面71kと第三側面71d1の間に配置、すなわち、第一側面71kよりも軸線方向外側かつ第三側面71d1よりも軸線方向内側に位置している。
第一位置決め側面71d2は、カートリッジBと後述する画像形成装置の突起部16e(図7参照)との間のドラム62の回転軸方向U(図11参照)と直交する方向における相対移動を規制する規制部として機能する形状部である。
図6を用いて、カートリッジBの非駆動側側面の構成について説明する。カートリッジBの非駆動側側面には、ドラム62の軸線方向に突出した形状に構成された第一位置決め部71dと第二位置決め部71gが設けられている。これらが、それぞれドラム62の軸線方向に延びる支持面で構成される、装置本体Aの非駆動側第一支持部16b(図10参照)と非駆動側第二支持部16d(図10参照)に係合することで、装置本体Aに対するカートリッジBの断面方向の位置が決まる。
ドラム62の軸線方向に見たときに、第一位置決め部71dの中心軸と第二位置決め部71gの中心軸(周面部の中心軸)とを通過する仮想線を、第一基準線Xとし、第一位置決め部71dの中心軸を通り第一基準線Xと垂直な仮想線を、第二基準線Yとする。第一基準線Xと第二基準線Yから構成される4つの象限において、第二位置決め部71gが跨いで存在する2つの象限のうち、ドラム62の回転方向下流側に存在する象限を第一象限Vとする。この第一象限Vに、第一位置決め部71dの第一位置決め側面71d2と連続した(連なる)第一側面71kが配置される(第一側面71kの一部が含まれる)。さら
に、第一象限Vに対して対角に位置する第三象限Wに、第一位置決め部71dと連続した第二側面71mが配置される。
すなわち、第一位置決め部71dと第二位置決め部71gは、ドラム62の回転軸線に平行な第一方向に見たときに、カートリッジBの第一方向と直交する第二方向における一方側と他方側とにそれぞれ位置する。カートリッジBが装置本体Aに装着された状態において、ドラム62の回転軸線(第一方向)は水平になるが、上記第二方向は水平方向に対して角度を有しており、第一位置決め部71dが第二位置決め部71gよりも上方に位置することになる。第一位置決め部71dは、円筒状に構成されており、少なくとも一部に第一側面71kから延びる部分を有し、その先端面である環状端面が第三側面71d1であり、その外周面の一部が第一位置決め側面71d2である。
本構成により後述するカートリッジBが装置本体Aの所定の位置から脱落することを防止する効果と、カートリッジBの第一位置決め部の枠体剛性を両立することができる。
<カートリッジの装着と支持>
図7~図10を用いて、装置本体Aに対するカートリッジBの装着について説明する。図7、図8を用いてカートリッジBの駆動側における装着時の様子を説明する。図7は、開閉扉13を開き、カートリッジBを装着している際の装置本体A及びカートリッジBの斜視図である。カートリッジBは、装置本体Aに対して、図中矢印C方向に着脱可能である。装置本体Aは、枠体の一部として、カートリッジBを支持する互いに水平方向に対向する一対の側板部としての駆動側板15と非駆動側板16を備える。カートリッジBは、両端部が、駆動側板15と非駆動側板16にそれぞれ設けられた、駆動側板15と非駆動側板16の対向方向に凹む支持部に係合することで、駆動側板15と非駆動側板16によって支持される。
図7に示すように、装置本体Aの駆動側には、一方の側板部として、カートリッジBを支持する支持部材である駆動側板15が設けられている。駆動側板15には駆動側レール15a、駆動側支持部15d(図8参照)が設けられている。また、カートリッジBの長手方向の位置を決める本体位置決め部としての位置決め凸部15c(図9参照)が設けられている。さらに、装置本体AからカートリッジBに駆動を伝達する駆動部材14が設けられている。
図4に示すように、カートリッジBの被支持部として、ドラム軸受73に第四位置決め部73bが設けられている。装置本体AにカートリッジBが装着されるとき、カートリッジBの第四位置決め部73bが、装置本体Aの駆動側レール15aにガイドされるように装着される。
図8は、装置本体AにカートリッジBが装着された状態を説明する概略図である。図では説明のため、一部部品を省略している。
カートリッジBの駆動側では、第三位置決め部73c(図4参照)が駆動側第一支持部15b(図9参照)に係合し位置決め支持され、第四位置決め部73bが駆動側第二支持部15dに当接し、回転方向の位置が決められる。すなわち、これらの係合当接構成が、カートリッジBの装置本体Aに対する回り止め部として機能する。
また、カートリッジBの位置決め凹部73d(図4参照)に、装置本体Aの位置決め凸部15c(図9参照)が挿入された状態となる。これによりカートリッジBの装置本体Aに対する長手方向の位置が決められる。装置本体Aの駆動部材14は、カートリッジBの係合部70(図4参照)に係合され、装置本体Aから、カートリッジBに駆動を伝達する。
図9、10を用いて、カートリッジBの非駆動側における装着時の様子を説明する。図9は、図7に図示した装置本体AとカートリッジBを、図7とは反対側から見た斜視図で
ある。図9に示すように、装置本体Aの非駆動側には、他方の側板部として、カートリッジBを支持する支持部材である非駆動側板16が設けられている。非駆動側板16には非駆動側第一レール16a、非駆動側第一支持部16b、非駆動側第二レール16c、非駆動側第二支持部16dが設けられている。
第一ガイド溝としての非駆動側第一レール16aの終端に非駆動側第一支持部16bが設けられ、第二ガイド溝としての非駆動側第二レール16cの終端に非駆動側第二支持部16dが設けられている。カートリッジBの装置本体Aに対する装着方向において、非駆動側第二支持部16dは、非駆動側第一支持部16bよりも上流側に位置している。したがって、カートリッジBが装置本体Aの装着完了位置に到達した装着完了状態において、第二位置決め部71gは上記装着方向において、第一位置決め部71dよりも上流側に位置する。また、脱落防止部として、装置本体Aの内側に向かってドラム62の回転軸方向U(図11参照)(駆動側板15と非駆動側板16の対向方向)に突出した突起部16e(図7参照)が設けられている。
図5に示すように、クリーニング枠体71には、第一位置決め部71dと第二位置決め部71gがそれぞれ設けられている。装置本体AにカートリッジBが装着されるとき、カートリッジBの第一位置決め部71d、第二位置決め部71gが、それぞれ装置本体Aの非駆動側第一レール16a、非駆動側第二レール16cにガイドされる。
図10は、装置本体AにカートリッジBが装着された状態を説明する概略図である。図では説明のため、一部部品を省略している。カートリッジBの第一位置決め部71dと第二位置決め部71gが装置本体Aの非駆動側第一支持部16bと非駆動側第二支持部16dにそれぞれ係合し、位置決め支持される。
図11を用いて、カートリッジBの第一位置決め部側面71d2、第一側面71kと、装置本体Aの突起部16eの構成を詳細に説明する。図11は、カートリッジBの第一位置決め部71d周辺の概略構成を示す模式的断面図である。ドラム62の回転軸方向Uにおいて、装置本体Aの突起部16eは、第一位置決め部71dと対抗する第一突起面16e1と、第一側面71kと対抗する第二突起面16e2と、を備える。
カートリッジBが装置本体Aにおける所定の装着完了位置まで装着されると、開閉扉13を閉じて、装置本体AへのカートリッジBの装着が完了する。前述したように、画像形成装置では、製品として梱包出荷する際に、梱包形態を小さくするために、装置本体A内にプロセスカートリッジBを装着した状態で梱包されることがある。この状態で製品輸送するとき、振動、衝撃により装置本体Aが一時的に変形する恐れがある。
図12、図13を用いて、装置本体Aが衝撃等で変形したときの様子を説明する。図12は、装置本体Aが衝撃等を受けたときの変形の一形態を示す概略図である。図では説明のため一部部品を省略している。図12に示すように、駆動側板15と非駆動側板16は、装置本体Aが受けた衝撃によって、それらのほぼ中央部が外側(図中矢印H方向)にそれぞれ変形した状態となることがある。これにより、駆動側板15と非駆動側板16の対向間隔が変化し、駆動側板15及び非駆動側板16とカートリッジBとの間のドラム62の回転軸方向U(図11参照)における相対位置が変化することになる。
図13(a)、図13(b)は、それぞれ、装置本体Aの駆動側板15と非駆動側板16が変形した状態の駆動側、非駆動側の模式図である。図では説明のため、一部部品を省略している。
図13(a)に示すように、駆動側においては、装置本体Aの駆動側板15に設けた位置決め凸部15cがカートリッジBの位置決め凹部73dが入り込んでいるため、カート
リッジBが駆動側板15の変形に追従する。そのため、被支持部73cは、駆動側板15の駆動側係合部15bに支持され続ける。すなわち、駆動側板15とカートリッジBは、ドラム62の回転軸方向U(図11参照)における相対移動が規制されるように構成されている。
図13(b)に示すように、非駆動側においては、装置本体Aの非駆動側板16の変形と、図13(a)で説明した、カートリッジBの駆動側板15の変形への追従移動により、非駆動側板16とカートリッジBと間が略ドラム62の軸線方向に広がる。図では、変形により非駆動側板16の非駆動側係合部16bからカートリッジBの一方の端部である第一位置決め部71dが抜け出している、すなわち、間隔Nの距離だけ第一位置決め部71dが非駆動側第一支持部16bから外れた状態となっている。
しかしながら、本実施例の構成によれば、カートリッジBの第一位置決め部71dを構成する第一位置決め側面71d2と、装置本体Aの突起部16eを構成する第1突起面16e1が間隔Mの距離だけ当接した状態を維持できている。すなわち、非駆動側支持部16bから外れた第一位置決め部71dが、非駆動側第一支持部16bの下方に設けられた突起部16eによって支持された状態となる。
突起部16eの第1突起面16e1は、図13(b)に示すように、高さが変化する面となっている。すなわち、第1突起面16e1は、非駆動側係合部16bにおいて第一位置決め部71d下方を支持する支持面から下方に下るように傾斜する傾斜面と、該傾斜面から先に脱落防止面としてドラム回転軸方向U(図11参照)に延びる面と、を有する。装置本体Aへの衝撃が収まると、駆動側板15、非駆動側板16の変形が戻り、非駆動側板16とカートリッジB間の距離が元の状態にもどる。このとき、カートリッジBの第一位置決め側面71d2が、非駆動側板16の第1突起面16e1に沿ってガイドされるように相対的に移動し、カートリッジBの第一位置決め部71dが非駆動側板16の非駆動側第一支持部16bに再び係合する。すなわち、図11に示した状態にもどる。
上記構成によれば、装置本体Aが衝撃等で変形をしても、カートリッジBが装置本体Aの所定の位置から脱落することを防止することができる。
図14は、開閉扉13を閉じたときの画像形成装置の模式的断面図である。図に示すように、カートリッジBは装置本体Aに設けられている付勢部材(不図示)によって、開閉扉13に設けたカートリッジ押圧部材1を介して矢印F方向に付勢力が付与される。カートリッジBが受けた付勢力は、カートリッジBを、装置本体Aの駆動側第一支持部15b、非駆動側第一支持部16bに押圧する方向に作用している(図8,図10参照)。こうすることで、カートリッジBは装置本体A内に安定して位置決め保持される。
本構成においては突起部16eがドラム中心よりも前記付勢方向Fの上流側に配置されている。これによって物流時の衝撃等によって付勢方向Fの上流方向にカートリッジが移動したときに、第一位置決め側面71d2(図13参照)が第一突起面16e1(図13参照)と接触することでカートリッジBを所定の位置に復帰させることができる。
なお、本実施例においては、第一位置決め部71dに対して脱落防止構成を設けた構成について説明したが、第二位置決め部71gに対しても、同様の脱落防止構成を設ける構成としてよい。
以上説明したように、本実施例による画像形成装置では、装置本体A内にカートリッジBを装着した状態で輸送する場合等において、装置本体Aが変形しても、カートリッジBが脱落することを防止することができる。
15…駆動側板、15a…駆動側レール、15b…駆動側第一支持部、15c…位置決め凸部、15d…駆動側第二支持部、16…非駆動側板、16a…非駆動側第一レール、16b…非駆動側第一支持部、16c…非駆動側第二レール、16d…非駆動側第二支持部、16e…突起部、16e1…第一突起面、16e2…第二突起面、20…現像ユニット、60…クリーニングユニット、62…ドラム、71c…穴部、71d…第一位置決め部、71d1…第三側面、71d2…第一位置決め側面、71g…第二位置決め部、71k…第一側面、71m…第二側面、73…ドラム軸受、73a…穴部、73b…第四位置決め部、73c…第三位置決め部、73d…位置決め凹部、78…ドラム軸、A…装置本体、B…カートリッジ、R…回転方向、U…回転軸方向

Claims (11)

  1. 感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムを支持する枠体と、
    を備え、画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    前記枠体は、
    前記感光体ドラムの回転軸線と平行な第一方向における一方の端部に、
    前記第一方向と直交する方向に延びる第一側面と、
    前記第一方向と直交する方向に延びる、前記第一側面よりも前記第一方向の外側に位置する第二側面と、
    前記第一方向と直交する方向に延びる、前記第二側面よりも前記第一方向の外側に位置する第三側面と、
    前記第一方向に突出して前記装置本体に係合する第一位置決め部であって、前記第一側面から前記第三側面にかけて前記第一方向に延びる係合面を有する第一位置決め部と、
    前記第一方向に見たときに、前記第一方向と直交する第二方向において、プロセスカートリッジにおける前記第一位置決め部が設けられた側とは反対側に設けられ、前記第一方向に突出して前記装置本体に係合する第二位置決め部と、
    を備え、
    プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された状態において、
    前記感光体ドラムは、前記第一方向が水平になるように支持され、
    前記第一方向に見たときに、
    プロセスカートリッジにおいて、前記第一位置決め部が水平方向の一方側に位置し、前記第二位置決め部が水平方向の他方側に位置するとともに、前記第一位置決め部が前記第二位置決め部よりも上方に位置し、
    前記第一位置決め部の中心と前記第二位置決め部の中心とを通過する第一仮想線と、前記第一位置決め部の前記中心を通り且つ前記第一仮想線と直交する第二仮想線と、により形成される4つの象限のうち、前記第二位置決め部が含まれる2つの象限のうちの下方に位置する象限を第一象限としたときに、
    前記第一側面の少なくとも一部が前記第一象限に含まれ、
    前記第二側面の少なくとも一部が前記第一象限に対して対角に位置する第三象限に含まれることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記第一位置決め部は、円筒状に構成されており、その少なくとも一部に前記第一側面から延びる部分を有し、その先端面が前記第三側面であり、その外周面の一部が前記係合面であることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記枠体は、前記第一方向における他方の端部が、前記装置本体に対して前記第一方向の相対移動を規制されるように係合されることを特徴とする請求項1または2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記第一位置決め部は、プロセスカートリッジが前記装置本体に装着される際に、前記装置本体に設けられた第一ガイド溝に沿ってガイドされ、プロセスカートリッジが装着完了位置に到達すると、前記第一ガイド溝の終端に設けられた第一支持部に支持され、
    前記第二位置決め部は、プロセスカートリッジが前記装置本体に装着される際に、前記装置本体に設けられた第二ガイド溝に沿ってガイドされ、プロセスカートリッジが装着完了位置に到達すると、前記第二ガイド溝の終端に設けられた第二支持部に支持され、
    前記第二位置決め部は、プロセスカートリッジの前記装置本体に対する装着方向において、前記第一位置決め部よりも上流に位置することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
    水平方向に互いに対向する一対の側板部を有する装置本体と、
    前記装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、前記一対の側板部の間に装着され、水平方向における両端部が、前記一対の側板部にそれぞれ設けられた支持部に係合することで、前記一対の側板部に支持されるプロセスカートリッジと、
    を備え、
    前記プロセスカートリッジは、
    感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムを支持する枠体と、
    を備え、
    前記枠体は、
    前記感光体ドラムの回転軸線と平行な第一方向における一方の端部に、
    前記第一方向と直交する方向に延びる第一側面と、
    前記第一方向と直交する方向に延びる、前記第一側面よりも前記第一方向の外側に位置する第二側面と、
    前記第一方向と直交する方向に延びる、前記第二側面よりも前記第一方向の外側に位置する第三側面と、
    前記第一方向に突出して前記一対の側板部のうちの一方の側板部の前記支持部に係合する第一位置決め部であって、前記第一側面から前記第三側面にかけて前記第一方向に延びる係合面を有する第一位置決め部と、
    前記第一方向に見たときに、前記第一方向と直交する第二方向において、プロセスカートリッジにおける前記第一位置決め部が設けられた側とは反対側に設けられ、前記第一方向に突出して前記一方の側板部に係合する第二位置決め部と、
    を備え、
    前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された状態において、
    前記感光体ドラムは、前記第一方向が水平になるように支持され、
    前記第一方向に見たときに、
    プロセスカートリッジにおいて、前記第一位置決め部が水平方向の一方側に位置し、前記第二位置決め部が水平方向の他方側に位置するとともに、前記第一位置決め部が前記第二位置決め部よりも上方に位置し、
    前記第一位置決め部の中心と前記第二位置決め部の中心とを通過する第一仮想線と、
    記第一位置決め部の前記中心を通り且つ前記第一仮想線と直交する第二仮想線と、により形成される4つの象限のうち、前記第二位置決め部が含まれる2つの象限のうちの下方に位置する象限を第一象限としたときに、
    前記第一側面の少なくとも一部が前記第一象限に含まれ、
    前記第二側面の少なくとも一部が前記第一象限に対して対角に位置する第三象限に含まれ、
    前記一方の側板部は、前記一対の側板部と前記プロセスカートリッジとの対向方向における相対位置の変化によって、前記一方の側板部の前記支持部から外れた前記第一位置決め部を支持することができる脱落防止部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記脱落防止部は、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された状態において、前記第一位置決め部の下方に位置していることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記脱落防止部は、前記一方の側板部の前記支持部に連なるように設けられた、前記対向方向に突出する突起部であることを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記突起部は、前記一方の側板部の前記支持部において前記第一位置決め部の前記係合面を下方から支持する支持面に連なり、前記対向方向に延びる脱落防止面を有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記装置本体は、前記支持部から外れた前記第一位置決め部が前記突起部と係合する方向に作用する付勢力を前記プロセスカートリッジに付与する付勢部材をさらに備えることを特徴とする請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第一位置決め部は、円筒状に構成されており、その少なくとも一部に前記第一側面から延びる部分を有し、その先端面が前記第三側面であり、その外周面の一部が前記係合面であることを特徴とする請求項5~9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記一対の側板部のうちの他方の側板部は、前記枠体の前記第一方向における他方の端部が前記装置本体に対して前記第一方向に相対移動することを規制するように、前記他方の端部と係合する位置決め部を有することを特徴とする請求項5~10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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