JP2021077832A - ノズル保持具、ノズル回動ユニットおよび巻線機 - Google Patents

ノズル保持具、ノズル回動ユニットおよび巻線機 Download PDF

Info

Publication number
JP2021077832A
JP2021077832A JP2019205723A JP2019205723A JP2021077832A JP 2021077832 A JP2021077832 A JP 2021077832A JP 2019205723 A JP2019205723 A JP 2019205723A JP 2019205723 A JP2019205723 A JP 2019205723A JP 2021077832 A JP2021077832 A JP 2021077832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
work
rotation
nozzle holder
arm portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019205723A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6796344B1 (ja
Inventor
隆介 住友
Ryusuke Sumitomo
隆介 住友
昌宏 鷲見
Masahiro Washimi
昌宏 鷲見
鈴木 大輔
Daisuke Suzuki
大輔 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BESUTEC KK
Bestec Corp
Original Assignee
BESUTEC KK
Bestec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BESUTEC KK, Bestec Corp filed Critical BESUTEC KK
Priority to JP2019205723A priority Critical patent/JP6796344B1/ja
Priority to PCT/JP2020/042111 priority patent/WO2021095778A1/ja
Priority to CN202080078313.2A priority patent/CN114667582A/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP6796344B1 publication Critical patent/JP6796344B1/ja
Publication of JP2021077832A publication Critical patent/JP2021077832A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H57/00Guides for filamentary materials; Supports therefor
    • B65H57/26Supports for guides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H57/00Guides for filamentary materials; Supports therefor
    • B65H57/28Reciprocating or oscillating guides
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/06Coil winding
    • H01F41/064Winding non-flat conductive wires, e.g. rods, cables or cords
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/06Coil winding
    • H01F41/082Devices for guiding or positioning the winding material on the former
    • H01F41/088Devices for guiding or positioning the winding material on the former using revolving flyers
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/08Forming windings by laying conductors into or around core parts
    • H02K15/095Forming windings by laying conductors into or around core parts by laying conductors around salient poles

Abstract

【課題】ノズル保持具の回動に伴う線材の弛みの発生を抑制できるノズル保持具、ノズル回動ユニットおよび巻線機を提供する。【解決手段】巻線機において、ノズル保持具60は、コイル形成用の線材を保持するノズル3を保持するとともに、回動軸71に連結されている。ノズル保持具60は、ノズル固定部と、軸連結部と、ノズル腕部601と、連結腕部603と、伸縮部605〜607と、を備える。ノズル腕部は、ノズル固定部を備えるとともに、回動軸71の中心軸線の延長線L1方向に垂直な仮想平面に平行な方向に延設されるように構成されている。連結腕部は、軸連結部を備えるとともに、ノズル固定部と軸連結部とが互いに離れた状態で、ノズル腕部と回動軸71とを連結するように構成されている。伸縮部は、ノズル固定部からノズル腕部および連結腕部を介して軸連結部に至る領域内において、仮想平面に平行な方向に伸縮するように構成されている。【選択図】図6

Description

本開示は、ノズル保持具、ノズル回動ユニットおよび巻線機に関する。
ワークに対してコイル形成用の線材を巻き付ける巻線機が知られている。
巻線機は、ワークを保持するように構成されたワーク保持部と、線材を保持するノズルを備えるノズル回動ユニットと、を備える。ノズル回動ユニットは、ノズルを保持するノズル保持具と、ノズル保持具の軸連結部に連結された回動軸と、回動軸を回動駆動する駆動アクチュエータと、を備える。ワークは、例えば、外周を形成するヨーク部から半径方向内側に突出する複数の極を有するものが挙げられる。
巻線機は、ワークに対して線材を巻き付ける一連の動作の中で、巻線状態と線処理状態とを切り替えるように構成されている。
巻線状態は、ノズル及び/又はワークをワークの周方向及び厚み方向にそれぞれ移動させることにより、複数の極のそれぞれに対してノズルを相対的に周回移動させることで、複数の極のそれぞれに線材を巻き付ける状態である。線処理状態は、回動軸の回動によって巻線状態とは異なる位置に配置されたノズルを用いて、複数の極とは異なる部位に線材を配置する状態である。
つまり、巻線機は、回動軸の回動に伴うノズルの位置変更により、巻線状態と線処理状態とを切り替えて、ワークに対して線材を巻き付けるように構成されている(特許文献1)。巻線機によって線材が巻き付けられたワークは、例えば、コイル製品などとして利用できる。
特開2003−169455号公報
しかし、上記の巻線機においては、ノズル保持具の回動に伴い、ノズルの先端位置が移動する場合があり、巻線状態と線処理状態との切替時にノズル先端位置が移動すると、ノズルとワークとの相対位置が変化して、既に巻き付けられた線材の弛みが生じる可能性がある。
このような線材の緩みは、線材の配置精度における要求精度が低いコイル製品の製造では支障はないが、線材の配置精度における要求精度が高いコイル製品の製造においては問題となる場合がある。
つまり、巻線状態と線処理状態との切替時におけるノズル保持具の回動に伴い、線材の弛みが生じると、線材の配置精度が低下してしまい、特に線材の配置精度における要求精度の高いコイル製品の製造においては、要求精度をクリアできなくなる可能性がある。
そこで、本開示の一局面におけるノズル保持具、ノズル回動ユニットおよび巻線機は、ノズル保持具の回動に伴う線材の弛みの発生を抑制できることが望ましい。
本開示の一局面におけるノズル保持具は、コイル形成用の線材を保持するノズルを保持するとともに、回動軸に連結されるように構成されている。ノズル保持具は、ノズル固定部と、軸連結部と、ノズル腕部と、連結腕部と、伸縮部と、を備える。
ノズル固定部は、ノズルを固定するように構成されている。軸連結部は、回動軸に連結されるように構成されている。ノズル腕部は、ノズル固定部を備えるとともに、回動軸の軸線方向に垂直な仮想平面に平行な方向に延設されるように構成されている。連結腕部は、軸連結部を備えるとともに、ノズル固定部と軸連結部とが互いに離れた状態で、ノズル腕部と回動軸とを連結するように構成されている。伸縮部は、ノズル固定部からノズル腕部および連結腕部を介して軸連結部に至る領域内において、仮想平面に平行な方向に伸縮するように構成されている。
このノズル保持具は、伸縮部が伸縮することでノズル固定部と軸連結部との相対位置を変更できる。つまり、伸縮部を用いて軸連結部に対するノズル固定部の相対位置を調整することで、ノズルの先端位置を回動軸の延長線上に近づけることができる。このようにノズルの先端位置が調整されたノズル保持具は、回動軸による回動動作時に、ノズルの先端位置が回動軸の延長線から遠ざかるのを抑制できる。
よって、このノズル保持具は、ワークに対して線材を巻き付ける一連の動作の中で、ノズル保持具の回動動作に伴って線材の弛みが発生することを抑制できるとともに、線材の配置精度における要求精度の高いコイル製品を製造できる。
次に、上述のノズル保持具においては、伸縮部は、第1方向に伸縮するように構成された第1伸縮部を備えてもよい。第1方向は、仮想平面に平行、かつノズル腕部の延設方向に平行な方向である。
このノズル保持具は、第1伸縮部の伸縮によってノズル固定部およびノズルの先端位置を調整することで、ノズル保持具の回動動作時に、ノズルの先端位置が回動軸の延長線から遠ざかるのを抑制できる。
次に、上述のノズル保持具においては、伸縮部は、第2方向に伸縮するように構成された第2伸縮部を備えてもよい。第2方向は、仮想平面に平行、かつノズル腕部の延設方向とは平行ではない方向である。
このノズル保持具は、第2伸縮部の伸縮によってノズル固定部およびノズルの先端位置を調整することで、ノズル保持具の回動動作時に、ノズルの先端位置が回動軸の延長線から遠ざかるのを抑制できる。
また、伸縮部が第1伸縮部および第2伸縮部を備える場合には、このノズル保持具は、ノズル固定部およびノズルの先端位置を、第1方向および第2方向の2つの方向に変更できる。このノズル保持具は、ノズル固定部およびノズルの先端位置を1つの方向に変更できる場合に比べて、ノズルの先端位置の調整可能範囲が大きくなる。
よって、このノズル保持具は、ノズル保持具の回動動作時におけるノズルの先端位置の調整可能範囲が大きくなるため、ノズル保持具の回動動作に伴って線材の弛みが発生することを抑制できるとともに、線材の配置精度の高いコイル製品を製造できる。
次に、本開示の他の一局面におけるノズル回動ユニットは、上記のいずれかのノズル保持具と、ノズルと、回動軸と、駆動アクチュエータと、を備える。ノズルは、ノズル保持具のノズル固定部に固定されている。回動軸は、ノズル保持具の軸連結部に連結されている。駆動アクチュエータは、回動軸を回動駆動するように構成されている。
このノズル回動ユニットは、上記のいずれかのノズル保持具を備えるため、上記のノズル保持具と同様に、ノズル保持具の回動動作に伴って線材の弛みが発生することを抑制できるとともに、線材の配置精度の高いコイル製品を製造できる。
次に、本開示の他の一局面における巻線機は、外周を形成するヨーク部から半径方向内側に突出する複数の極を有するワークに対して、コイル形成用の線材を巻き付けるように構成されている。巻線機は、ワークを保持するように構成されたワーク保持部と、上述のノズル回動ユニットと、を備える。
巻線機は、ワークに対して線材を巻き付ける一連の動作において、巻線状態と線処理状態とを切り替えるように構成されている。巻線状態は、ノズル及び/又はワークをワークの周方向及び厚み方向にそれぞれ移動させることにより、複数の極のそれぞれに対してノズルを相対的に周回移動させることで、複数の極のそれぞれに線材を巻き付ける状態である。線処理状態は、回動軸の回動によって巻線状態とは異なる位置に配置されたノズルを用いて、複数の極とは異なる部位に線材を配置する状態である。巻線機は、回動軸の回動に伴うノズル保持具の回動により、巻線状態と線処理状態とを切り替えるように構成されている。
この巻線機は、上記のノズル保持具を備えるため、上記のノズル保持具と同様に、ノズル保持具の回動動作に伴って線材の弛みが発生することを抑制できるとともに、線材の配置精度の高いコイル製品を製造できる。
第1実施形態の巻線機の全体側面図である。 巻線機のうち第2ベースおよびノズル回動ユニットの正面図である。 第1実施形態の巻線機の全体平面図である。 ノズル回動ユニットの正面側斜視図である。 ノズル回動ユニットの背面側斜視図である。 巻線状態のノズル保持具、ワーク、ワーク保持部の斜視図である。 線処理状態のノズル保持具、ワーク、ワーク保持部の斜視図である。 ノズル保持具の第1の分解斜視図である。 ノズル保持具の第2の分解斜視図である。 線材を保持するノズルおよびノズル保持具の説明図である。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
尚、本開示は、以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
[1.第1実施形態]
[1−1.全体構成]
図1,図2,図3に示すように、本実施形態の巻線機100は、ワーク6に対してコイル形成用の線材Wを巻き付けるように構成されている。
なお、図6に示すように、本実施形態のワーク6は、外周を形成するヨーク部Yと、ヨーク部Yから半径方向内側に突出する複数の極Cと、を備えるインナーコアタイプの多極電機子である。
巻線機100は、図1,図2,図3に示すように、第1ベース1、第2ベース2、割出回転用モータ4、ノズル駆動用モータ5、ワーク保持部40、ノズル回動ユニット70、を備える。ノズル回動ユニット70は、ノズル保持具60(以下、ノズルブラケット60ともいう)を備える。ノズル保持具60は、ノズル3を保持するように構成されている。ノズル3は、コイル形成用の線材Wを保持するように構成されている。
第1ベース1および第2ベース2は、それぞれ図示しないメインベースに固定される。第1ベース1は、割出回転用モータ4を回動不能に固定するように構成されている。割出回転用モータ4およびノズル駆動用モータ5は、駆動装置であり回転駆動機構である。
割出回転用モータ4は、ワーク6を回転させる駆動力を発生するように構成されている。割出回転用モータ4の出力軸(図示省略)は、回転する軸であるスピンドル軸33に連結されている。スピンドル軸33は、ワーク保持部40と連結されている。ワーク保持部40は、図示しないクランプ機構によりワーク6を固定するように構成されている。このため、割出回転用モータ4の回転駆動力がワーク保持部40に伝達されると、ワーク保持部40に固定されたワーク6が回転する。このようにワーク6が回転することで、ノズル保持具60に対するワーク6の相対位置が変更される。
ノズル駆動用モータ5は、ノズル保持具60を回転させる駆動力を発生するように構成されている。ノズル駆動用モータ5は、支持部材12に固定されている。
支持部材12は、左右移動部16に固定されている。左右移動部16は、リニアガイド19を備えている。リニアガイド19は、リニアレール20に沿って移動するように構成されている。リニアレール20は、前後移動枠14に固定されている。
左右移動部16は、リニアガイド19がリニアレール20に沿って移動することで、ワーク6に対する左右方向に移動するように構成されている。巻線機100は、左右移動部16を移動させるための左右移動用モータ21を備える。なお、ここでの「ワーク6に対する左右方向」は、巻線機100を正面側から見たときの左右方向である。換言すれば、「ワーク6に対する左右方向」は、図1においては、図面の奥側から手前に向かう方向、あるいは、図面の手前から奥側に向かう方向である。「ワーク6に対する左右方向」は、図2においては、図面の左右方向である。「ワーク6に対する左右方向」は、図3においては、図面の上下方向である。
左右移動用モータ21の出力する回転駆動力は、カップリング22を介してボールねじ装置22a(図3参照)により回転運動から直線運動に変換されて、左右移動部16を直線移動させるための駆動力となる。つまり、左右移動部16は、左右移動用モータ21の駆動力によりリニアレール20に沿って移動することで、左右移動部16のワーク6に対する左右方向の相対位置を変更できるように構成されている。
前後移動枠14は、リニアガイド13を備えている。リニアガイド13は、リニアレール15に沿って移動するように構成されている。リニアレール15は、第2ベース2に固定されている。リニアレール15は、リニアレール20に対して直交する方向に配置されている。換言すれば、リニアレール15は、ワーク6に対する前後方向に沿って配置されている。なお、ここでの「ワーク6に対する前後方向」は、巻線機100を正面側から見たときの前後方向である。換言すれば、「ワーク6に対する前後方向」は、図1においては、図面の左右方向である。「ワーク6に対する前後方向」は、図2においては、図面の奥側から手前に向かう方向、あるいは、図面の手前から奥側に向かう方向である。「ワーク6に対する前後方向」は、図3においては、図面の左右方向である。
前後移動枠14は、リニアガイド13がリニアレール15に沿って移動することで、ワーク6に対する前後方向に移動するように構成されている。巻線機100は、前後移動枠14を移動させるための前後移動用モータ17を備える。前後移動用モータ17の出力する回転駆動力は、カップリング18を介してボールねじ装置18a(図2参照)により回転運動から直線運動に変換されて、前後移動枠14を直線移動させるための駆動力となる。つまり、前後移動枠14は、前後移動用モータ17の駆動力によりリニアレール15に沿って移動することで、前後移動枠14とワーク6との距離を変更できるように構成されている。
ノズル回動ユニット70は、連結板24に対してビス等で固定される。連結板24は、リニアブロック25に対してビスなどで固定される。リニアブロック25は、リニアレール23に沿って移動するように構成されている。リニアレール23は、支持部材12に固定されている。リニアレール23は、リニアレール15およびリニアレール20のそれぞれに対して直交する方向(図1では、上下方向)に配置されている。換言すれば、リニアレール23は、ワーク6に対する上下方向(図1では、上下方向)に沿って配置されている。このため、ノズル回動ユニット70は、リニアブロック25がリニアレール23に沿って移動することで、ワーク6に対する上下方向に沿って移動するように構成されている。
なお、ここでの「ワーク6に対する上下方向」は、巻線機100を正面側から見たときの上下方向である。換言すれば、「ワーク6に対する上下方向」は、図1においては、図面の上下方向である。「ワーク6に対する上下方向」は、図2においては、図面の上下方向である。「ワーク6に対する上下方向」は、図3においては、図面の奥側から手前に向かう方向、あるいは、図面の手前から奥側に向かう方向である。
ノズル駆動用モータ5は、ノズル回動ユニット70を上下移動させるための駆動力を発生するように構成されている。ノズル駆動用モータ5の出力する回転駆動力は、プーリ(図示省略)およびタイミングベルト(図示省略)を介して回転運動から直線運動に変換されて、リニアブロック25を直線移動させるための駆動力となる。つまり、リニアブロック25は、ノズル駆動用モータ5の駆動力によりリニアレール23に沿って移動することで、ワーク6に対する上下方向の相対位置を変更できるように構成されている。ノズル回動ユニット70は、連結板24を介してリニアブロック25に固定されて、ノズル駆動用モータ5の駆動力により上下移動することで、ワーク6に対する上下方向の相対位置を変更するように移動する。
図3に示すように、本実施形態では、前後方向は、ワーク6に対する前後移動枠14の移動であって、リニアレール15に沿って前後移動枠14が移動する方向と定義されている。作業者により巻線前のワーク6(図6参照)がワーク保持部40に固定された後に、ワーク6とノズル回動ユニット70(詳細には、ノズル保持具60)とを互いに近づけるように前後移動枠14が前後方向に移動することで、巻線機100によるワーク6への巻線作業が可能になる。このときの前後移動枠14およびノズル回動ユニット70の移動方向は、図3における「ワーク供給方向」である。
また、巻線機100によるワーク6への巻線作業が完了した後に、ワーク6とノズル回動ユニット70(詳細には、ノズル保持具60)とを遠ざけるように前後移動枠14が前後方向に移動することで、ワーク保持部40からワーク6を取り外すことが可能となる。このときの前後移動枠14およびノズル回動ユニット70の移動方向は、図3における「ワーク取出方向」である。
同様に、左右方向は、2つのワーク6が配列される方向と定義されている。換言すれば、左右方向は、2つのワーク6の中心点どうしを結ぶ線の延長方向である。ワーク6の巻線作業におけるノズル送り方向は、左右方向に対して平行である。ノズル送り方向は、ワーク6の極Cに対して線材Wを1周巻き付ける毎に、ノズル3を所定ピッチ寸法(例えば、線材Wの太さ寸法)毎に移動させるときの移動方向である。ノズル送り方向は、極の中心軸に沿った方向であり、ワーク6の半径方向となる。
図1,図3に示すように、ワーク保持部40は、ワーク6を配置するように構成されたワーク配置部40aを備える。ワーク配置部40aに配置されたワーク6に対して、ノズル保持具60の一部がワーク6の内部に移動することで、ワーク6の内部にノズル3を配置できる。
図3に示すように、ノズル送り方向は、ワーク供給方向・ワーク取出方向に対して交差する(例えば直交する)ように設定されている。このとき、ワーク供給作業・ワーク取出作業を行う作業者から見てノズル送り方向は左右方向となる。また、ノズル送り方向は、2個のワーク6の配列方向に対して平行である。ノズル送り方向がこのように設定されることで、ワーク供給作業・ワーク取出作業を行う作業者にとって、ノズル3を目視しやすくなり、ワーク6に対する巻線状態の確認が容易である。なお、「2個のワーク6の配列方向」とは、図3の平面視(ワーク6の軸線方向視)で、2個のワーク6の中心点どうしを結んだ方向(換言すれば、左右方向)である。
本実施形態の巻線機100は、2個のワーク6に対して同時に線材Wを巻き付けるように構成されている。つまり、巻線機100は、2個のノズル3を備える2連タイプ巻線機である。巻線機100は、割出回転用モータ4、ノズル保持具60などを2個ずつ備えている。
[1−2.ノズル回動ユニット]
次に、ノズル回動ユニット70について説明する。
図4〜図7に示すように、ノズル回動ユニット70は、2個のノズル保持具60、2個のノズル3、ユニット本体700、を備える。ユニット本体700は、2個のノズル保持具60の各々を回動するように構成されている。ユニット本体700は、上述のように、連結板24を介してリニアブロック25に固定されている。
ユニット本体700は、2個の回動軸71と、2個の駆動アクチュエータ72と、2個の連結アーム73と、を備える。2個の回動軸71の各々は、2個のノズル保持具60に連結するように構成されている。2個の駆動アクチュエータ72の各々は、伸縮するエアシリンダを備えて構成されている。連結アーム73は、駆動アクチュエータ72の端部72aと回動軸71とを連結する部材である。2個の駆動アクチュエータ72の各々は、2個の連結アーム73を介して、2個の回動軸71を回動するように構成されている。
ユニット本体700は、駆動アクチュエータ72が伸長状態または短縮状態に切り替わることで、回動軸71の回動位置を異なる2つの位置のいずれかに切り替えることができる。これにより、ユニット本体700は、2個のノズル保持具60の各々を、巻線状態または線処理状態の2つの状態のいずれかに切り替えることができる。巻線状態は、巻線工程におけるノズル保持具60の状態である。線処理状態は、線処理工程におけるノズル保持具60の状態である。
2個の回動軸71は、それぞれ、軸線方向が前後方向と平行で、かつ軸線方向が左右方向に対して直交するように、配置されている。換言すれば、2個の回動軸71は、それぞれ、2個のワーク6の配列方向に対して直交して配置されている。ノズル回動ユニット70によるノズル3の送り方向は、2個のノズル3に対応する2個のワーク6の配列方向に対して平行に設定されている。
[1−3.巻線状態および線処理状態]
ノズル回動ユニット70は、ノズル保持具60の回動位置を変更することで、ノズル3とワーク6との相対位置を、次の2つの状態のいずれかに切り換えるように構成されている。2つの状態は、巻線状態および線処理状態である。
ここで、図6に示すノズル保持具60とワーク6との相対位置は、巻線状態における相対位置である。巻線状態においては、ノズル3の先端がワーク6の内周面に対向する状態となるように、ノズル保持具60の回動位置が設定される。図7に示すノズル保持具60とワーク6との相対位置は、線処理状態における相対位置である。線処理状態においては、ノズル3の先端がワーク6の上端面に対向する状態となるように、ノズル保持具60の回動位置が設定される。
巻線状態は、ワーク6の各極Cに線材Wを巻き付けるための状態である。巻線状態において、ワーク6に対する相対的なノズル3の移動軌跡は、周方向成分と厚み方向成分とが組み合わされた形態の軌跡を有する。周方向成分は、ワーク6とノズル3との相対的な移動成分のうち、ワーク保持部40によってワーク6が周方向に回動することで変化する移動成分である。厚み方向成分は、ワーク6とノズル3との相対的な移動成分のうち、ワーク6またはノズル保持具60がワーク6の厚み方向(換言すれば、上下方向)に移動することで変化する移動成分である。
巻線状態においては、ノズル3は、ワーク6に対して周方向成分に沿って相対移動することで、巻線すべき極Cの上側または下側をワーク6の周方向に移動することができる。ノズル3は、ワーク6に対して厚み方向成分に沿って相対移動することで、巻線すべき極C及びそれに隣接する極Cの間に形成される隙間(スロット)を通り抜けるように移動することができる。周方向成分の相対移動および厚み方向成分の相対移動を適宜組み合わせて繰り返し実行することで、ノズル3が極Cの周囲を周回する動作を実行できる。これにより、ノズル3は、線材Wを極Cに対して巻き付けることができる。
線処理状態は、ワーク6のうち厚さ方向の上端面または下端面に線材Wを配置するための状態である。換言すれば、線処理状態は、回動軸71の回動によって巻線状態とは異なる位置に配置されたノズル3を用いて、ワーク6のうち複数の極Cとは異なる部位に線材Wを配置する状態である。
図7に示す線処理状態のノズル3は、図6に示す巻線状態のノズル3に比べて、回動軸71を中心として90°回動した状態となる。ノズル3は、ノズル保持具60とともに回動軸71を中心として回動することで、線処理状態または巻線状態に設定される。つまり、ノズル3およびノズル保持具60は、巻線状態と線処理状態との間で状態遷移することで、ワーク6に対する姿勢が変換される。このため、ノズル3およびノズル保持具60は、巻線状態と線処理状態とでワーク6に対する姿勢が異なる。
線処理状態において、ワーク6に対するノズル3の相対移動状態は、複数の移動状態を含む。複数の移動状態としては、例えば、絡げ状態や掛け渡し状態などが挙げられる。絡げ状態は、線材Wをワーク6の端面に立設された絡げピン6aに絡げるように、ノズル3がワーク6に対して相対移動する状態である。掛け渡し状態は、線材Wをワーク6の端面に立設された複数の渡り線用ピン6bに対して渡り線として掛け渡すように、ノズル3がワーク6に対して相対移動する状態である。
巻線機100は、ワーク6に対して線材Wを巻き付ける一連の動作(一連の工程)において、巻線工程と、線処理工程と、を切り替えるように構成されている。巻線工程では、ノズル3とワーク6との相対位置が巻線状態に設定される。線処理工程では、ノズル3とワーク6との相対位置が線処理状態に設定される。巻線機100は、回動軸71の回動に伴うノズル保持具60の回動により、巻線状態と線処理状態とを切り替えるように構成されている。
巻線状態は、ノズル3及び/又はワーク6をワーク6の周方向及び厚み方向にそれぞれ移動させることにより、複数の極Cのそれぞれに対してノズル3を相対的に周回移動させることで、複数の極Cのそれぞれに線材Wを巻き付ける状態である。線処理状態は、回動軸71の回動によって巻線状態とは異なる位置に配置されたノズル3を用いて、複数の極Cとは異なる部位に線材Wを配置する状態である。
[1−4.ノズル保持具]
次に、ノズル保持具60(ノズルブラケット60)について説明する。
図6〜図9に示すように、ノズル保持具60は、ノズル3を保持するとともに、回動軸71に連結されるように構成されている。
ノズル保持具60は、ノズル腕部601と、連結腕部603と、を備える。ノズル腕部601は、第1ノズル腕部601aと、第2ノズル腕部601bと、を備える。連結腕部603は、第1連結腕部603aと、第2連結腕部603bと、第3連結腕部603cと、を備える。
図8および図9に示すように、第1ノズル腕部601aは、ノズル固定部601a1と、滑車601a2と、2つのネジ穴601a3と、柱状部601a4と、を備える。ノズル固定部601a1は、ノズル3を固定するように構成された貫通穴である。ノズル3は、後端から先端にかけて貫通する挿通孔3aを備えている。滑車601a2は、ノズル3に供給される線材Wを位置決めするためのガイド部材として備えられる。2つのネジ穴601a3は、それぞれ、第1固定ネジ611と螺合するように構成されている。柱状部601a4は、長手方向に延びる柱状に形成されている。2つのネジ穴601a3は、それぞれ、柱状部601a4に形成されている。
第2ノズル腕部601bは、2つの位置調整穴601b1と、位置調整溝601b2と、係合部601b3と、ネジ穴601b4と、を備える。2つの位置調整穴601b1は、それぞれ楕円形状の貫通穴である。2つの位置調整穴601b1は、それぞれ第1固定ネジ611を挿通できるように構成されている。位置調整溝601b2は、第1ノズル腕部601aの柱状部601a4を配置できるように構成された溝である。
位置調整溝601b2に柱状部601a4が配置された状態で、2つの第1固定ネジ611を2つの位置調整穴601b1に挿通させつつ2つのネジ穴601a3に螺合することで、第1ノズル腕部601aと第2ノズル腕部601bとを一体に固定できる。このとき、2つの第1固定ネジ611の螺合を緩めて、位置調整溝601b2に対して柱状部601a4をスライドさせて、第1ノズル腕部601aと第2ノズル腕部601bとの相対位置を変更することで、ノズル腕部601の長さ寸法を調整することができる。長さ寸法を調整した後に、2つの第1固定ネジ611の螺合を締め付けることで、ノズル腕部601の長さ寸法を一定に維持できる。ノズル腕部601の長さ寸法は、位置調整穴601b1における楕円の長径寸法によって、調整可能範囲が定められる。長径寸法が大きいほど、調整可能範囲が大きくなる。
係合部601b3は、連結腕部603の後述する係合穴603a3に挿通できるように構成されている。ネジ穴601b4は、係合部601b3の端部に形成されている。ネジ穴601b4は、第2固定ネジ612と螺合するように構成されている。
つまり、ノズル腕部601は、ノズル3を保持しつつ、連結腕部603に係合するように構成されている。
次に、第1連結腕部603aは、2つの位置調整穴603a1と、位置調整溝603a2と、係合穴603a3と、を備える。2つの位置調整穴603a1は、それぞれ楕円形状の貫通穴である。2つの位置調整穴603a1は、それぞれ第3固定ネジ613を挿通できるように構成されている。位置調整溝603a2は、第2連結腕部603bの一部(後述する、凸条部603b4)を配置できるように構成された溝である。係合穴603a3は、ノズル腕部601の係合部601b3を挿通できるように構成された貫通穴である。
係合穴603a3に係合部601b3を配置した状態で、第2固定ネジ612をネジ穴601b4に螺合することで、ノズル腕部601と連結腕部603(詳細には、第1連結腕部603a)とを一体に固定できる。
第2連結腕部603bは、2つの位置調整穴603b1と、位置調整溝603b2と、2つのネジ穴603b3と、凸条部603b4と、を備える。
2つの位置調整穴603b1は、それぞれ楕円形状の貫通穴である。2つの位置調整穴603b1は、それぞれ第4固定ネジ614を挿通できるように構成されている。位置調整溝603b2は、第3連結腕部603cの一部(後述する、凸条部603c3)を配置できるように構成された溝である。2つのネジ穴603b3は、それぞれ、第3固定ネジ613と螺合するように構成されている。凸条部603b4は、第1連結腕部603aの位置調整溝603a2に配置できるように構成された凸条形状の部位である。2つのネジ穴603b3は、それぞれ、凸条部603b4に形成されている。
位置調整溝603a2に凸条部603b4が配置された状態で、2つの第3固定ネジ613を2つの位置調整穴603a1に挿通させつつ2つのネジ穴603b3に螺合することで、第1連結腕部603aと第2連結腕部603bとを一体に固定できる。このとき、2つの第3固定ネジ613の螺合を緩めて、位置調整溝603a2に対して凸条部603b4をスライドさせて、第1連結腕部603aと第2連結腕部603bとの相対位置を変更することで、連結腕部603のうち回動軸71の軸線に平行な方向(以下、第3方向D3ともいう)の長さ寸法を調整することができる。長さ寸法を調整した後に、2つの第3固定ネジ613の螺合を締め付けることで、連結腕部603のうち第3方向D3の長さ寸法を一定に維持できる。連結腕部603のうち第3方向D3の長さ寸法は、位置調整穴603a1における楕円の長径寸法によって、調整可能範囲が定められる。長径寸法が大きいほど、調整可能範囲が大きくなる。
第3連結腕部603cは、軸連結部603c1と、2つのネジ穴603c2と、凸条部603c3と、を備える。
軸連結部603c1は、回動軸71を挿通するように構成された貫通穴として備えられる。軸連結部603c1は、回動軸71の位置決め部71aに係合する切り欠き部603c4を備える。第3連結腕部603cは、回動軸71の回動に応じて、回動軸71を中心として回動する。2つのネジ穴603c2は、それぞれ、第4固定ネジ614と螺合するように構成されている。凸条部603c3は、第2連結腕部603bの位置調整溝603b2に配置できるように構成された凸条形状の部位である。2つのネジ穴603c2は、それぞれ、凸条部603c3に形成されている。
位置調整溝603b2に凸条部603c3が配置された状態で、2つの第4固定ネジ614を2つの位置調整穴603b1に挿通させつつ2つのネジ穴603c2に螺合することで、第2連結腕部603bと第3連結腕部603cとを一体に固定できる。このとき、2つの第4固定ネジ614の螺合を緩めて、位置調整溝603b2に対して凸条部603c3をスライドさせて、第2連結腕部603bと第3連結腕部603cとの相対位置を変更することで、連結腕部603のうち回動軸71の軸線に垂直な方向(以下、第2方向D2ともいう)の長さ寸法を調整することができる。長さ寸法を調整した後に、2つの第4固定ネジ614の螺合を締め付けることで、連結腕部603のうち第2方向D2の長さ寸法を一定に維持できる。連結腕部603のうち第2方向D2の長さ寸法は、位置調整穴603b1における楕円の長径寸法によって、調整可能範囲が定められる。長径寸法が大きいほど、調整可能範囲が大きくなる。なお、第2方向D2は、回動軸71の延長線L1(詳細には、回動軸71の中心軸線の延長線L1)に垂直な仮想平面に平行な方向であり、かつ、かつノズル腕部601の延設方向とは平行ではない方向である。
回動軸71は、連結腕部603と連結される端部においてネジ穴71bを備える。ネジ穴71bは、第5固定ネジ615と螺合するように構成されている。軸連結部603c1に回動軸71の端部を配置した状態で、第5固定ネジ615をネジ穴71bに螺合することで、連結腕部603(詳細には、第3連結腕部603c)と回動軸71とを一体に固定できる。
このように、連結腕部603は、軸連結部603c1を備えるとともに、ノズル腕部601と連結されるように構成されている。連結腕部603は、ノズル固定部601a1と軸連結部603c1とが互いに離れた状態で、ノズル腕部601と回動軸71とを連結するように構成されている。
ノズル腕部601は、連結腕部603と連結された場合には、回動軸71の軸線方向に垂直な仮想平面に平行な方向に延設されるように構成されている。換言すれば、ノズル保持具60が回動軸71に連結された状況下では、ノズル腕部601は、前記の仮想平面に平行な方向に延設される状態で配置される。
このように構成されたノズル保持具60は、回動軸71と連結された端部を起点として第1方向D1に延設された部分(換言すれば、第3連結腕部603c)を備える。第1方向D1は、回動軸71の軸線方向に垂直な仮想平面に平行、かつノズル腕部601の延設方向に平行な方向である。ノズル保持具60は、第3連結腕部603cの端部を起点として第2方向D2に延設された部分(換言すれば、第2連結腕部603bの一部)を備える。ノズル保持具60は、第2連結腕部603bの一部を起点として第3方向D3に延設された部分(換言すれば、第2連結腕部603bの他の一部および第1連結腕部603a)を備える。ノズル保持具60は、第1連結腕部603aを起点として第1方向D1に延設された部分(換言すれば、ノズル腕部601)を備える。図6および図7に示すように、ノズル保持具60は、ノズル3の先端が回動軸71の延長線L1(詳細には、回動軸71の中心軸線の延長線L1)上に配置されるように、構成されている。
なお、第1方向D1および第2方向D2は、いずれも回動軸71の軸線方向に垂直な仮想平面に平行な方向である。しかし、第1方向D1および第2方向D2は、互いに平行ではなく、それぞれ異なる方向である。
ノズル保持具60は、軸連結部603c1を起点として、第1方向D1に沿って回動軸71から離れる方向に延設されて、そこから第2方向に延設されて、そこから回動軸71に平行な第3方向に延設されて、そこから第1方向D1に沿って回動軸71の延長線L1に近づく方向に延設されるように形成されている。これにより、ノズル保持具60は、回動軸71の延長線L1にノズル3の先端を配置できるように構成されている。
図10に示すように、ノズル保持具60は、滑車601a2により線材Wを位置決めして、ノズル3の挿通孔3a(図8、図9参照)に線材Wを供給するように構成されている。挿通孔3aに供給された線材Wは、挿通孔3aの後端から先端に向けて挿通される。これにより、ノズル3は、ノズル3の先端(換言すれば、挿通孔3aの先端)からワーク6に対して線材Wを供給するように構成されている。
[1−5.ノズル保持具の伸縮部]
図6〜図9に示すように、ノズル保持具60は、第1伸縮部605、第2伸縮部606、第3伸縮部607を備える。
第1伸縮部605は、2つのネジ穴601a3,柱状部601a4,2つの位置調整穴601b1,位置調整溝601b2,2つの第1固定ネジ611を備えて構成されている。上述のように、2つの第1固定ネジ611の螺合を緩めて、第1ノズル腕部601aと第2ノズル腕部601bとの相対位置を変更することで、ノズル腕部601の長さ寸法を調整することができる。このとき、ノズル腕部601の長さ寸法とは、回動軸71の軸線方向に垂直な仮想平面に平行かつノズル腕部601の延設方向に平行な方向(換言すれば、第1方向D1)におけるノズル腕部601の寸法である。つまり、第1伸縮部605は、ノズル保持具60におけるノズル固定部601a1と軸連結部603c1との相対位置のうち、第1方向D1における相対位置を調整できるように構成されている。
第2伸縮部606は、2つのネジ穴603c2,凸条部603c3,2つの位置調整穴603b1,位置調整溝603b2,2つの第4固定ネジ614を備えて構成されている。上述のように、2つの第4固定ネジ614の螺合を緩めて、第2連結腕部603bと第3連結腕部603cとの相対位置を変更することで、連結腕部603のうち第2方向D2の長さ寸法を調整することができる。つまり、第2伸縮部606は、ノズル保持具60におけるノズル固定部601a1と軸連結部603c1との相対位置のうち、第2方向D2における相対位置を調整できるように構成されている。
第3伸縮部607は、2つのネジ穴603b3,凸条部603b4,2つの位置調整穴603a1,位置調整溝603a2,2つの第3固定ネジ613を備えて構成されている。上述のように、2つの第3固定ネジ613の螺合を緩めて、第1連結腕部603aと第2連結腕部603bとの相対位置を変更することで、連結腕部603のうち第3方向D3の長さ寸法を調整することができる。つまり、第3伸縮部607は、ノズル保持具60におけるノズル固定部601a1と軸連結部603c1との相対位置のうち、第3方向D3における相対位置を調整できるように構成されている。
このように、ノズル保持具60は、ノズル固定部601a1を基点としてノズル腕部601および連結腕部603を介して軸連結部603c1に至る領域内において、第1伸縮部605、第2伸縮部606、第3伸縮部607を備える。第1伸縮部605および第2伸縮部606は、それぞれ、回動軸71の軸線方向に垂直な仮想平面に平行な方向に伸縮するように構成されている。これらのうち、第1伸縮部605は第1方向D1に伸縮するように、第2伸縮部606は第2方向D2に伸縮するように、第3伸縮部607は第3方向D3に伸縮するように、それぞれ構成されている。
[1−6.効果]
以上説明したように、巻線機100は、ノズル回動ユニット70を備える。ノズル回動ユニット70は、ノズル保持具60およびノズル3を備える。ノズル保持具60は、第1伸縮部605、第2伸縮部606、第3伸縮部607を備える。
ノズル保持具60は、第1伸縮部605、第2伸縮部606、第3伸縮部607のそれぞれが伸縮することで、ノズル固定部601a1と軸連結部603c1との相対位置を変更できる。つまり、第1伸縮部605、第2伸縮部606、第3伸縮部607を用いて軸連結部603c1に対するノズル固定部601a1の相対位置を調整することで、ノズル3の先端位置を回動軸71の延長線L1に近づけることができる。このようにノズル3の先端位置が調整されたノズル保持具60は、回動軸71による回動動作時に、ノズル3の先端位置が回動軸71の延長線L1から遠ざかるのを抑制できる。
よって、ノズル保持具60は、ワーク6に対して線材Wを巻き付ける一連の動作の中で、巻線状態および線処理状態を相互に切り替える場合に、ノズル保持具60の回動動作に伴って線材Wの弛みが発生することを抑制できる。このため、ノズル保持具60は、線材Wの配置精度における要求精度の高いコイル製品を製造できる。
また、ノズル保持具60は、1個の伸縮部のみを備える構成ではなく、伸縮方向が互いに異なる複数の伸縮部(第1伸縮部605、第2伸縮部606、第3伸縮部607)を備えている。このような複数の伸縮部を備えることで、ノズル保持具60は、ノズル固定部601a1およびノズル3の先端位置を、複数の方向に変更できる。このため、ノズル保持具60は、ノズル固定部601a1およびノズル3の先端位置を1つの方向に変更できる場合に比べて、ノズル3の先端位置の調整可能範囲が大きくなる。
よって、ノズル保持具60は、ノズル保持具60の回動動作時におけるノズル3の先端位置の調整可能範囲が大きくなるため、ノズル保持具60の回動動作に伴って線材Wの弛みが発生することを抑制できるとともに、線材Wの配置精度の高いコイル製品を製造できる。
また、ノズル回動ユニット70は、ノズル保持具60を備えるため、ノズル保持具60と同様に、ノズル保持具60の回動動作に伴って線材Wの弛みが発生することを抑制できるとともに、線材Wの配置精度の高いコイル製品を製造できる。
さらに、巻線機100は、ノズル保持具60を備えるため、ノズル保持具60と同様に、ノズル保持具60の回動動作に伴って線材Wの弛みが発生することを抑制できるとともに、線材Wの配置精度の高いコイル製品を製造できる。
[1−6.文言の対応関係]
ここで、文言の対応関係について説明する。
ノズルブラケット60がノズル保持具の一例に相当する。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
(2a)上記実施形態では、2個のノズル3を備える巻線機100について説明したが、ノズル3の個数は2個に限られるものではない。例えば、巻線機は、1個のノズル3を備える構成であってもよい。その場合、巻線機は、1個のノズル保持具60を備える構成であってもよい。あるいは、巻線機は、3個以上のノズル3を備える構成であってもよい。その場合、巻線機は、3個以上のノズル保持具60を備える構成であってもよい。
(2b)上記実施形態では、3個の伸縮部を備えるノズル保持具60について説明したが、伸縮部の個数は3個に限られるものではない。例えば、ノズル保持具は、第1伸縮部605、第2伸縮部606、第3伸縮部607のうち、いずれか1個の伸縮部を備える構成であってもよい。このようなノズル保持具は、その1個の伸縮部が伸縮することでノズル固定部601a1と軸連結部603c1との相対位置を変更できる。つまり、伸縮部を用いて軸連結部603c1に対するノズル固定部601a1の相対位置を調整することで、ノズル3の先端位置を回動軸の延長線L1上に近づけることができる。このようにノズル3の先端位置が調整されたノズル保持具は、巻線状態と線処理状態との切り替え前後(換言すれば、回動軸71による回動動作の前後)において、ノズル3の先端位置が回動軸71の延長線L1から遠ざかる距離を縮小できる。
また、例えば、ノズル保持具は、第1伸縮部605、第2伸縮部606、第3伸縮部607のうち、いずれか2個の伸縮部を備える構成であってもよい。このようなノズル保持具は、その2個の伸縮部の各々が独立して伸縮することで、ノズル固定部601a1およびノズル3の先端位置を、複数の方向に変更できる。このため、このようなノズル保持具は、ノズル固定部601a1およびノズル3の先端位置を1つの方向に変更できる場合に比べて、ノズル3の先端位置の調整可能範囲が大きくなる。
なお、ノズル保持具は、第1伸縮部605、第2伸縮部606を備えることで、回動軸71の軸線方向に垂直な仮想平面に平行な方向のうち、異なる2つの方向(第1方向D1、第2方向D2)に伸縮することができる。これにより、このノズル保持具は、ノズル3の先端を、仮想平面に平行な任意の方向に調整することができる。
(2c)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
3…ノズル、6…ワーク、40…ワーク保持部、40a…ワーク配置部、60…ノズル保持具(ノズルブラケット)、70…ノズル回動ユニット、71…回動軸、72…駆動アクチュエータ、100…巻線機、601…ノズル腕部、601a…第1ノズル腕部、601a1…ノズル固定部、601b…第2ノズル腕部、603…連結腕部、603a…第1連結腕部、603b…第2連結腕部、603c…第3連結腕部、603c1…軸連結部、605…第1伸縮部、606…第2伸縮部、607…第3伸縮部、C…極、L1…延長線、W…線材、Y…ヨーク部。

Claims (5)

  1. コイル形成用の線材を保持するノズルを保持するとともに、回動軸に連結されるように構成されたノズル保持具であって、
    前記ノズルを固定するように構成されたノズル固定部と、
    前記回動軸に連結されるように構成された軸連結部と、
    前記ノズル固定部を備えるとともに、前記回動軸の軸線方向に垂直な仮想平面に平行な方向に延設されるように構成されたノズル腕部と、
    前記軸連結部を備えるとともに、前記ノズル固定部と前記軸連結部とが互いに離れた状態で、前記ノズル腕部と前記回動軸とを連結するように構成された連結腕部と、
    前記ノズル固定部から前記ノズル腕部および前記連結腕部を介して前記軸連結部に至る領域内において、前記仮想平面に平行な方向に伸縮するように構成された伸縮部と、
    を備えるノズル保持具。
  2. 請求項1に記載のノズル保持具であって、
    前記伸縮部は、前記仮想平面に平行かつ前記ノズル腕部の延設方向に平行な第1方向に伸縮するように構成された第1伸縮部を備える、
    ノズル保持具。
  3. 請求項1または請求項2に記載のノズル保持具であって、
    前記伸縮部は、前記仮想平面に平行かつ前記ノズル腕部の延設方向とは平行ではない第2方向に伸縮するように構成された第2伸縮部を備える、
    ノズル保持具。
  4. 請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載のノズル保持具と、
    前記ノズル保持具の前記ノズル固定部に固定されたノズルと、
    前記ノズル保持具の前記軸連結部に連結された回動軸と、
    前記回動軸を回動駆動するように構成された駆動アクチュエータと、
    を備えるノズル回動ユニット。
  5. 外周を形成するヨーク部から半径方向内側に突出する複数の極を有するワークに対して、コイル形成用の線材を巻き付けるように構成された巻線機であって、
    前記ワークを保持するように構成されたワーク保持部と、
    請求項4に記載のノズル回動ユニットと、
    を備え、
    前記ワークに対して前記線材を巻き付ける一連の動作において、
    前記ノズル及び/又は前記ワークを前記ワークの周方向及び厚み方向にそれぞれ移動させることにより、前記複数の極のそれぞれに対して前記ノズルを相対的に周回移動させることで、前記複数の極のそれぞれに前記線材を巻き付ける巻線状態と、
    前記回動軸の回動によって前記巻線状態とは異なる位置に配置された前記ノズルを用いて、前記複数の極とは異なる部位に前記線材を配置する線処理状態と、
    を切り替えるように構成され、
    前記回動軸の回動に伴う前記ノズル保持具の回動により、前記巻線状態と前記線処理状態とを切り替えるように構成されている、
    巻線機。
JP2019205723A 2019-11-13 2019-11-13 ノズル保持具、ノズル回動ユニットおよび巻線機 Active JP6796344B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019205723A JP6796344B1 (ja) 2019-11-13 2019-11-13 ノズル保持具、ノズル回動ユニットおよび巻線機
PCT/JP2020/042111 WO2021095778A1 (ja) 2019-11-13 2020-11-11 ノズル保持具、ノズル回動ユニット、巻線機、および軸連結部に対するノズル固定部の相対位置を変更する方法
CN202080078313.2A CN114667582A (zh) 2019-11-13 2020-11-11 线嘴保持器、线嘴转动单元、绕线机、以及变更线嘴固定部相对于轴连结部的相对位置的方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019205723A JP6796344B1 (ja) 2019-11-13 2019-11-13 ノズル保持具、ノズル回動ユニットおよび巻線機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6796344B1 JP6796344B1 (ja) 2020-12-09
JP2021077832A true JP2021077832A (ja) 2021-05-20

Family

ID=73646767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019205723A Active JP6796344B1 (ja) 2019-11-13 2019-11-13 ノズル保持具、ノズル回動ユニットおよび巻線機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6796344B1 (ja)
CN (1) CN114667582A (ja)
WO (1) WO2021095778A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113078784B (zh) * 2021-03-29 2022-04-19 江苏铭纳阳智能装备有限公司 一种新能源电机线圈扩口机构

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0719380U (ja) * 1993-09-08 1995-04-07 帝人株式会社 ノズルホルダー
JP2003169455A (ja) * 2001-09-20 2003-06-13 Besutec:Kk ノズル保持具、ノズル回動ユニット、巻線機及び巻線方法
US20100301154A1 (en) * 2008-02-27 2010-12-02 Atop S.P.A. Apparatus and method for winding and terminating cores of dynamoelectric machines
JP2011234465A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Nittoku Eng Co Ltd 線材の巻線装置
JP2014075957A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Nidec Machinery Corp 巻線装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6315792B2 (ja) * 2014-05-15 2018-04-25 日特エンジニアリング株式会社 コイル製造装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0719380U (ja) * 1993-09-08 1995-04-07 帝人株式会社 ノズルホルダー
JP2003169455A (ja) * 2001-09-20 2003-06-13 Besutec:Kk ノズル保持具、ノズル回動ユニット、巻線機及び巻線方法
US20100301154A1 (en) * 2008-02-27 2010-12-02 Atop S.P.A. Apparatus and method for winding and terminating cores of dynamoelectric machines
JP2011234465A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Nittoku Eng Co Ltd 線材の巻線装置
JP2014075957A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Nidec Machinery Corp 巻線装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6796344B1 (ja) 2020-12-09
WO2021095778A1 (ja) 2021-05-20
CN114667582A (zh) 2022-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100656107B1 (ko) 권선 장치
JP5206865B2 (ja) 電子部品の巻線方法及び装置
TWI385900B (zh) 繞線裝置
EP3199271B1 (en) Machine tool and control device for machine tool
JP6796344B1 (ja) ノズル保持具、ノズル回動ユニットおよび巻線機
JP4208530B2 (ja) ノズル保持具、ノズル回動ユニット、巻線機及び巻線方法
US10944311B2 (en) Nozzle turning apparatus and winding machine
JP4628052B2 (ja) 巻線機に用いるノズル回動ユニット
JP5054424B2 (ja) 巻線方法、巻線機及び多極電機子用ワーク
JP5112709B2 (ja) コイル巻線装置及び方法
KR100642704B1 (ko) 전기자의 권선 장치 및 권선 방법
WO2021106800A1 (ja) ワーク保持治具、巻線機およびワークを保持する方法
JPH0834167B2 (ja) コイルの巻線方法および巻線装置
JP2021097458A (ja) 巻線機
JPH0484692A (ja) 工作装置
JP3353616B2 (ja) 巻線方法及び巻線装置
JP6423985B1 (ja) ノズル旋回装置及び巻線機
JP2020058155A (ja) 線材の巻線装置及びその巻線方法
JP5988681B2 (ja) 加工装置
JP2004261935A (ja) ワークの振れ止め装置を備えた旋盤
KR20220111442A (ko) 방전가공기
US7204194B2 (en) Sewing machine
JPH10163057A (ja) 巻線装置
CN105773181A (zh) 一种小型钻床用可调角度的工作台
JP6513045B2 (ja) 旋回機構及び位置決め装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200326

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200326

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201013

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6796344

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250