JP2021069040A - 電子制御装置、電子制御装置のメインプロセッサによる制御方法および電子制御装置のメインプロセッサが実行する制御プログラム - Google Patents

電子制御装置、電子制御装置のメインプロセッサによる制御方法および電子制御装置のメインプロセッサが実行する制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021069040A
JP2021069040A JP2019194129A JP2019194129A JP2021069040A JP 2021069040 A JP2021069040 A JP 2021069040A JP 2019194129 A JP2019194129 A JP 2019194129A JP 2019194129 A JP2019194129 A JP 2019194129A JP 2021069040 A JP2021069040 A JP 2021069040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
update
time
main processor
control device
electronic control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019194129A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7298442B2 (ja
Inventor
夕暉 澤田
Yuki Sawada
夕暉 澤田
浩平 西崎
Kohei Nishizaki
浩平 西崎
浩一 定野
Koichi Sadano
浩一 定野
茂 土佐
Shigeru Tosa
茂 土佐
克彦 面▲高▼
Katsuhiko Omodaka
克彦 面▲高▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2019194129A priority Critical patent/JP7298442B2/ja
Priority to CN202011138762.XA priority patent/CN112714226B/zh
Publication of JP2021069040A publication Critical patent/JP2021069040A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7298442B2 publication Critical patent/JP7298442B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00888Control thereof
    • H04N1/00896Control thereof using a low-power mode, e.g. standby
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • B41J29/393Devices for controlling or analysing the entire machine ; Controlling or analysing mechanical parameters involving printing of test patterns
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/3237Power saving characterised by the action undertaken by disabling clock generation or distribution
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/325Power saving in peripheral device
    • G06F1/3284Power saving in printer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00962Input arrangements for operating instructions or parameters, e.g. updating internal software
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0094Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

【課題】起動と停止とを繰り返すメインプロセッサが起動中に実施する複数種類の更新処理を、エラーを発生させることなく実施する。【解決手段】電子制御装置は、起動と停止とが繰り返されるメインプロセッサと、メインプロセッサの次回の起動タイミングを決める更新時間が設定される更新タイマを有し、常に動作するサブプロセッサと、を有し、メインプロセッサは、起動と停止とを制御するメインプロセッサ制御部と、メインプロセッサによる所定の間隔での更新が必要な複数の更新要因にそれぞれ対応して、更新間隔と、更新間隔に対して許容される遅延許容時間と、前回の更新時刻を示す前回更新時刻とを記憶する更新要因記憶部と、更新時間を、更新間隔、遅延許容時間および前回更新時刻と、現在時刻とから算出する更新時間算出部と、算出した更新時間の更新タイマへの設定を制御する更新タイマ設定制御部と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、電子制御装置、電子制御装置のメインプロセッサによる制御方法および電子制御装置のメインプロセッサが実行する制御プログラムに関する。
MFP(MultiFunction Printer)と称される複合機等の画像形成装置は、待機状態における消費電力を削減することが要求される。このため、画像形成装置は、例えば、省エネモード中に電力の供給が停止されるメインCPU(Central Processing Unit)と、省エネモード中を含めて常に電力が供給されるサブCPUとを有している。省エネモード中は、プリンタやスキャナ等のエンジンへの電力の供給も停止される。
メインCPUは、印刷動作等の実施を含めて画像形成装置の全体の制御を実施する。サブCPUは、省エネモード中の画像形成装置を制御し、省エネモードからの復帰要因の発生を監視し、復帰要因の発生を検出したときに、メインCPUの復帰よりも早くエンジンを復帰させる。これにより、メインCPUを復帰させた後にメインCPUからエンジンを復帰させる場合に比べて、省エネモードからの復帰後の動作が早く開始される(特許文献1)。
一般に、画像形成装置等の電子制御装置は、定期的な更新が必要なRTC(Real Time Clock)等を有しており、省エネモード中であっても、メインCPUを定期的に起動させて更新処理を実施する必要がある。例えば、起動と停止とを繰り返すメインCPUの起動中に、更新間隔が互いに異なる複数種類のモジュールの更新処理を実施する電気制御装置において、エラーを発生せずに複数種類の更新処理を実施する手法や、起動頻度の増加を抑制する手法は提案されていない。
開示の技術は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、起動と停止とを繰り返すメインプロセッサが起動中に実施する複数種類の更新処理を、エラーを発生させることなく実施することを目的とする。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一形態の電子制御装置は、起動と停止とが繰り返されるメインプロセッサと、前記メインプロセッサの次回の起動タイミングを決める更新時間が設定される更新タイマを有し、常に動作するサブプロセッサと、を有し、前記メインプロセッサは、前記メインプロセッサの起動と停止とを制御するメインプロセッサ制御部と、前記メインプロセッサによる所定の間隔での更新が必要な複数の更新要因にそれぞれ対応して、更新間隔と、前記更新間隔に対して許容される遅延時間を示す遅延許容時間と、前回の更新時刻を示す前回更新時刻とを記憶する更新要因記憶部と、前記更新タイマに設定する前記更新時間を、前記更新要因記憶部に記憶された前記更新間隔、前記遅延許容時間および前記前回更新時刻と、現在時刻とから算出する更新時間算出部と、前記更新時間算出部が算出した前記更新時間の前記更新タイマへの設定を制御する更新タイマ設定制御部と、を有することを特徴とする。
起動と停止とを繰り返すメインプロセッサが起動中に実施する複数種類の更新処理を、エラーを発生させることなく実施することができる。
本発明の第1の実施形態に係る電子制御装置の一例を示すブロック図である。 図1の電子制御装置の要部の機能の一例を示す機能ブロック図である。 図1の電子制御装置の動作の一例を示すシーケンス図である。 図1の電子制御装置のメインCPUの動作の一例を示すタイミング図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子制御装置の要部の機能の一例を示す機能ブロック図である。 図5の電子制御装置のメインCPUの省エネルギー効果優先モードでの動作の一例を示すタイミング図である。 図6の動作の続きを示すタイミング図である。 図5の電子制御装置のメインCPUの動作遅延解消優先モードでの動作の一例を示すタイミング図である。 図8の動作の続きを示すタイミング図である。 図5の電子制御装置のメインCPUの動作の一例を示すフロー図である。 他の電子制御装置のメインCPUの動作の一例(比較例)を示すタイミング図である。
以下、図面を参照して実施の形態の説明を行う。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子制御装置の一例を示すブロック図である。図1に示す電子制御装置100は、例えば、複合機等の画像形成装置である。なお、電子制御装置100は、スキャナ、プリンタまたはファクシミリ等の単一の機能を有する画像形成装置でもよく、プロジェクターまたは電子黒板等でもよい。
電子制御装置100は、エンジン部10、メインCPU20、サブCPU30、メモリ40、不揮発メモリ50およびRTC(Real Time Clock)60等を有する。なお、電子制御装置100は、図1に示す以外にも、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、USB(Universal Serial Bus)インタフェース、電源装置、操作部、表示装置およびネットワークインタフェース等を有してもよい。エンジン部10は、プリンタユニット、定着ユニットおよび搬送ユニット等を有する。
メインCPU20は、電子制御装置100の全体の動作を制御し、スキャナ動作、プリンタ動作およびコピー動作等を実行する。また、メインCPU20は、省エネルギーモードへの移行時に、動作プログラムのスナップショットを不揮発メモリ50に記憶させ、メインCPU20とメモリ40の動作を停止する。例えば、スナップショットは、ブートプログラムをメモリ40に展開した状態のデータである。
メインCPU20は、サブCPU30に搭載される更新タイマ32に設定する更新時間を算出し、算出した更新時間をサブCPU30に通知するなど、更新時間(設定値)の更新タイマ32への設定の制御を実施する。以下では、省エネルギーモードを省エネモードとも称する。
サブCPU30は、電子制御装置100に供給される電源を制御するとともに、メインCPU20の省エネモードへの移行と省エネモードからの復帰を制御する。例えば、省エネモードは、図示しない操作部の操作が所定時間以上行われないときに移行される。省エネモードへ移行する場合、サブCPU30は、動作プログラムのスナップショットがメインCPU20により不揮発メモリ50に格納された後、メインCPU20とメモリ40への電力の供給を停止する。この際、不揮発メモリ50への電力の供給も停止されてもよい。
メインCPU20は、起動と停止とを繰り返し、サブCPU30は常に動作する。メインCPU20およびサブCPU30は、CPU以外の他のプロセッサでもよい。メインCPU20は、メインプロセッサの一例であり、サブCPU30は、サブプロセッサの一例である。
省エネモードからの復帰は、更新タイマ32に設定した更新時間が経過した場合、または、図示しない操作部の操作等の復帰要因の発生に基づいて実施される。サブCPU30は、メインCPU20を省エネモードから復帰させる場合、メインCPU20とメモリ40とに電源を供給し、スナップショットを不揮発メモリ50からメモリ40に展開させる処理をメインCPU20に実施させ、メインCPU20を再起動させる。再起動時に、不揮発メモリ50からメモリ40にブートプログラムを展開することで、メインCPU20の起動時間を短縮することができる。
例えば、メモリ40は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等のメインメモリであり、メインCPU20が実行する各種プログラムや、各種プログラムで使用するデータ等を記憶する。例えば、不揮発メモリ50は、フラッシュメモリであり、メモリ40に展開するプログラムを記憶するとともに、上記スナップショットを一時的に記憶する。RTC60は、図示しないバッテリーから受ける電力により動作し、時刻を刻む。例えば、RTC(ハードウェアクロック)は、システムクロックと一致させるなど、精度を保つために定期的な更新(補正)が必要である。
図2は、図1の電子制御装置100の要部の機能の一例を示す機能ブロック図である。なお、図2は、メインCPU20とサブCPU30とによるメインCPU20の起動と停止の制御に関する機能ブロックを示す。
メインCPU20は、メインCPU制御部21、更新時間算出部22、更新要因テーブル23および更新タイマ通知部24を有する。サブCPU30は、サブCPU制御部31および更新タイマ32を有する。
例えば、メインCPU制御部21、更新時間算出部22および更新タイマ通知部24の機能は、メインCPU20が制御プログラムを実行することにより実現される。更新要因テーブル23は、メインCPU20に内蔵される内蔵RAMまたはレジスタ等の書き換え可能な記憶部を使用して実現されてもよく、メインCPU20に内蔵される書き換え可能な不揮発性の記憶部を使用して実現されてもよい。なお、メインCPU制御部21、更新時間算出部22および更新タイマ通知部24は、ハードウェアにより実現されてもよい。
例えば、サブCPU制御部31の機能は、サブCPU30が制御プログラムを実行することにより実現される。更新タイマ32は、サブCPU30に搭載される内部タイマを利用して実現されるが、サブCPU30が実行する制御プログラムにより実現されてもよい。
メインCPU制御部21は、省エネモードへの移行時にメインCPU20の休止処理(停止処理)を実施し、省エネモードからの復帰時にメインCPU20の起動処理を実施する。メインCPU制御部21は、休止処理において、動作プログラムのスナップショットを不揮発メモリ50に格納する。メインCPU制御部21は、起動処理において、スナップショットを不揮発メモリ50からメモリ40に展開し、メインCPU20を起動し、次回の更新処理を実施するまでの更新時間を更新時間算出部22に算出させる。ここで、不揮発メモリ50に待避されるスナップショットは更新要因テーブル23が保持する情報を含んでもよい。メインCPU制御部21は、メインCPU20の起動と停止とを制御するメインプロセッサ制御部の一例である。
更新時間算出部22は、メインCPU制御部21からの指示に基づいて、更新要因テーブル23を参照し、次回の更新処理を実施するまでの時間である更新時間を算出する。更新タイマ通知部24は、更新時間算出部22が算出した更新時間をサブCPU30に通知することで、サブCPU30に更新タイマ32の更新時間を設定させる。なお、更新タイマ通知部24は、更新時間をサブCPU30に通知する代わりに、更新タイマ32に更新時間を設定してもよい。更新タイマ通知部24は、更新時間算出部22が算出した更新時間の更新タイマ32への設定を制御する更新タイマ設定制御部の一例である。
更新要因テーブル23は、所定の間隔で更新が必要なモジュールMod1、Mod2(更新要因)毎に、更新間隔と遅延許容時間と前回更新時刻とを記憶する領域を有する。更新間隔は、次回の更新処理までの各モジュールMod1、Mod2の基本の更新間隔を示す。遅延許容時間は、更新間隔からの遅れが許容される遅延時間を示す。
このため、各モジュールMod1、Mod2の最短の更新間隔は、更新間隔となり、各モジュールMod1、Mod2の最大の更新間隔は、更新間隔と遅延許容時間との合計時間になる。前回更新時刻は、直前に実施された更新処理の開始時刻を示し、前回または今回の更新処理の開始時刻を示す。例えば、前回更新時刻は、メインCPU20の起動時刻と同じである。更新間隔と遅延許容時間と前回更新時刻とは、更新要因テーブル23に記憶されることに限定されず、レジスタやメモリに記憶されてもよい。更新要因テーブル23は、更新要因記憶部の一例である。
図2に示す更新要因テーブル23は、モジュールMod1では、1秒の更新間隔が経過した後、さらに最大で1秒まで更新処理の開始時刻を延ばせることを示す。モジュールMod2では、2.4秒の更新間隔が経過した後、さらに最大で0.4秒まで更新処理の開始時刻を延ばせることを示す。以下では、モジュールMod1による更新処理を更新処理Mod1とも称し、モジュールMod2による更新処理を更新処理Mod2とも称する。
サブCPU制御部31は、更新タイマ通知部24から通知される更新時間を更新タイマ32に設定し、更新タイマ32を起動する。なお、サブCPU制御部31は、上述した電子制御装置100に供給される電源の制御と、メインCPU20の省エネモードへの移行とメインCPU20の省エネモードからの復帰とを制御してもよい。更新タイマ32は、例えば、設定された更新時間が経過した場合、更新時間の経過を示す情報を、メインCPU20の起動を制御するサブCPU30内の機能部に出力する。更新時間の経過を示す情報は、割り込み処理により通知されてもよい。
図3は、図1の電子制御装置100の動作の一例を示すシーケンス図である。図3に示すシーケンスは、更新タイマ32に設定した更新時間が経過し、メインCPU20が起動されたことに基づいて開始される。図3に示すシーケンスは、メインCPU20が制御プログラムを実行することで実現される。すなわち、図3に示すシーケンスは、メインCPU20による制御方法の一例を示し、メインCPU20が実行する制御プログラムで実施される処理の一例を示す。
なお、図3に示す動作と並行して、更新対象のモジュールMod(Mod1、Mod2の一方または両方)の更新処理が実施される。そして、更新タイマ32への更新時間の設定と更新対象のモジュールModの更新処理が実施された後、サブCPU制御部31によりメインCPU20の動作は停止される。
メインCPU制御部21は、モジュールModの次の更新時間の算出を要求する更新時間算出要求を更新時間算出部22に出力する(図3(a))。
更新時間算出部22は、更新時間算出要求に基づいて、更新要因テーブル23を参照し、更新要因情報(モジュールMod1、Mod2毎の更新間隔および遅延許容時間)を取得する(図3(b))。図3において、破線の矢印は、処理の応答を示す完了通知等である。例えば、更新時間算出要求に基づく応答には、更新要因テーブル23から読み出した更新要因情報(更新間隔および遅延許容時間)が含まれる。
更新時間算出部22は、取得した更新要因情報を使用して、次の更新時間を算出する(図3(c))。なお、更新時間算出部22は、今回の更新処理を実施するモジュール(例えば、Mod1)に対応する更新要因テーブル23の前回更新時刻の領域に今回の更新時刻を設定する。そして、更新時間算出部22は、更新要因テーブル23に設定されている前回更新時刻を基準時刻にして、更新間隔および遅延許容時間を使用して、次の更新時刻(すなわち、次の更新時間)を算出する。
更新時間算出部22は、算出した更新時間を更新タイマ通知部24に通知する(図3(d))。なお、更新要因テーブル23への前回更新時刻の設定は、更新タイマ通知部24への更新時間の通知後に行われてもよい。
更新タイマ通知部24は、通知された更新時間をサブCPU制御部31に通知し、サブCPU制御部31に更新タイマ32を設定させる(図3(e))。更新タイマ32は、設定された更新時間の計時を開始する。なお、更新タイマ32は、更新タイマ通知部24から直接設定されてもよい。そして、サブCPU制御部31は、更新タイマ32に設定された更新時間が経過した場合、停止しているメインCPU20の起動を制御する。
図4は、図1の電子制御装置100のメインCPU20の動作の一例を示すタイミング図である。図4は、図2に示したメインCPU20が実行する制御方法による動作を含み、メインCPU20が実行する制御プログラムによる動作を含む。すなわち、図4は、メインCPU20による制御方法の一例を示し、メインCPU20が実行する制御プログラムで実施される処理の一例を示す。図4では、説明を分かりやすくするため、時刻を秒数のみで示している。
図4に示す動作では、更新処理Mod1、Mod2を実施するために、時刻122.0秒にメインCPU20が起動され、例えば、0.2秒後にメインCPU20は再び停止する(図4(a))。0.2秒の間に、更新処理Mod1、Mod2の実施と更新タイマ32の再設定とが行われる。そして、更新タイマ32に設定された更新時間に基づいて、メインCPU20の起動と停止とが繰り返される。なお、メインCPU20は、更新処理が必要な3以上のモジュールを有してもよく、この場合、モジュールの数に合わせて、図2に示した更新要因テーブル23に複数行の領域が割り当てられる。
更新時間算出部22は、現在時刻=122.0秒を、更新要因テーブル23において、更新処理を実施するモジュールMod1、Mod2に対応する前回更新時刻に格納する(図4(b)、(c))。このように、前回更新時刻は、完了済みの更新処理Mod1、Mod2の更新時刻だけでなく、未完了の更新処理Mod1、Mod2の更新時刻(直前の更新時刻)も示す。図2に示した更新要因テーブル23は、この時点の状態を示す。
更新時間算出部22は、更新要因テーブル23においてモジュールMod1の更新間隔と遅延許容時間と前回更新時刻とを参照し、前回更新時刻=122.0秒から設定可能な次回の更新可能期間を算出する。例えば、更新時間算出部22は、前回設定時刻にモジュールMod1の更新間隔を加えた時刻(123.0秒)から、さらに遅延許容時間を加えた時刻(124.0秒)までをモジュールMod1の更新可能期間とする(図4(d))。
同様に、更新時間算出部22は、モジュールMod2の更新間隔と遅延許容時間と前回更新時刻とを参照し、前回更新時刻=122.0秒から設定可能な次回の更新可能期間を算出する。例えば、更新時間算出部22は、前回設定時刻にモジュールMod2の更新間隔を加えた時刻(124.4秒)から、さらに遅延許容時間を加えた時刻(124.8秒)までをモジュールMod2の更新可能期間とする(図4(e))。
更新時間算出部22は、更新処理Mod1、Mod2の更新可能期間が重複しないため、更新可能期間が近い更新処理Mod1を次の更新時刻に実施することを決定し、更新処理Mod2の実施を見送ることを決定する。なお、次の更新時刻に更新処理Mod1を実施することは、スナップショットとして不揮発メモリ50に格納され、次のメインCPU20の起動時に参照されてもよい。
更新時間算出部22は、次の更新時間を1秒後にすることを決定し、更新時間の経過後の時刻である更新時刻をモジュールMod1に通知するとともに、更新タイマ通知部24を介して更新タイマ32に"1秒"を設定する(図4(f))。このように、更新時間算出部22は、更新要因テーブル23の更新間隔、遅延許容時間および前回更新時刻を使用することで、モジュールMod1、Mod2毎に更新可能期間を算出することができる。そして、更新時間算出部22は、算出した更新可能期間に基づいて、次に更新するモジュール(Mod1、Mod2の一方または両方)と、更新時間とを算出することができる。
この後、動作を停止したメインCPU20は、時刻=123.0秒に再び起動される(図4(g))。更新時間算出部22は、現在時刻=123.0秒を、更新要因テーブル23において、更新処理を実施するモジュールMod1に対応する前回更新時刻に格納する(図4(h))。そして、メインCPU20の起動に基づいて、更新時刻が予め通知されているモジュールMod1は更新処理を実施する(図4(i))。ここで、モジュールMod1の前回更新時刻は、直前の更新時刻(123.0秒)であり、モジュールMod2の前回更新時刻は、文字通りの前回の更新時刻(122.0秒)である。
更新時間算出部22は、上述と同様に、更新処理を実施したモジュールMod1の次回の更新可能期間が124.0秒〜125.0秒の1秒間であることを算出する(図4(j))。更新時間算出部22は、実施が見送られた更新処理Mod2については、設定可能な次回の更新可能期間が124.4秒〜124.8秒の0.4秒間であることを算出する(図4(k))。
更新処理Mod2の更新可能期間は、上述した更新処理時と同様に、更新要因テーブル23においてモジュールMod2の更新間隔と遅延許容時間と前回更新時刻とを参照して算出される。すなわち、更新時間算出部22は、モジュールMod2の前回更新時刻(122.0秒)に更新間隔を加えた時刻(124.4秒)から、さらに遅延許容時間を加えた時刻(124.8秒)を更新可能期間とする。
更新時間算出部22は、更新処理Mod1、Mod2の更新可能期間が重複するため、更新可能期間が重複する期間内に更新処理Mod1、Mod2を両方開始することを決定する。この例では、更新時間算出部22は、次の更新処理Mod1、Mod2を時刻=124.4秒に開始することを決定する。そして、更新時間算出部22は、更新時刻をモジュールMod1、Mod2に通知するとともに、更新タイマ通知部24を介して更新タイマ32に"1.4秒"を設定する(図4(l))。以降の動作においても、上述と同様に、更新要因テーブル23に格納されたモジュールMod1、Mod2の情報に基づいて、メインCPU20の起動時刻に対応する更新タイマ32の設定値が、更新処理毎に適切に設定される。
以上、この実施形態では、メインCPU20は、更新間隔、遅延許容時間および前回更新時刻をモジュールMod1、Mod2毎に記憶する更新要因テーブル23を有する。これにより、更新時間算出部22は、更新要因テーブル23の更新間隔、遅延許容時間および前回更新時刻を使用することで、モジュールMod1、Mod2毎に更新可能期間を算出することができる。そして、更新時間算出部22は、算出した更新可能期間に基づいて、次に更新するモジュール(Mod1、Mod2の一方または両方)と、更新時間とを算出することができる。
これにより、起動と停止とを繰り返すメインCPU20が起動中に実施する複数種類の更新処理Mod1、Mod2を、メインCPU20の起動中に実施することができる。換言すれば、更新間隔と遅延許容時間の少なくとも一方が異なるモジュールMod1、Mod2の更新処理を、エラーを発生させることなく実施することができる。これに対して、モジュールMod1またはMod2の更新可能期間が、メインCPU20の起動期間から外れる場合、モジュールMod1またはMod2を更新可能期間内に更新することができず、タイムアウトエラー等が発生する。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る電子制御装置の要部の機能の一例を示す機能ブロック図である。図2と同様の要素については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。図5に示す電子制御装置100Aは、図2に示したメインCPU20の代わりにメインCPU20Aを有する。メインCPU20Aを除く電子制御装置100Aの構成は、図1に示した電子制御装置100の構成と同様である。例えば、電子制御装置100Aは、複合機等の画像形成装置であるが、スキャナ、プリンタまたはファクシミリ等の単一の機能を有する画像形成装置でもよく、プロジェクターまたは電子黒板等でもよい。
メインCPU20Aは、メインCPU制御部21、更新時間算出部22A、更新要因テーブル23、更新タイマ通知部24およびモードレジスタ25を有する。サブCPU30は、図2と同様に、サブCPU制御部31および更新タイマ32を有する。
更新時間算出部22Aは、図2に示した更新時間算出部22の機能に加えて、モードレジスタ25に設定された値に応じて、更新タイマ32に設定する更新時間の算出方法を変える機能を有する。モードレジスタ25は、省エネルギー効果優先モード時に"0"に設定され、動作遅延解消優先モード時に"1"に設定される。なお、メインCPU20Aは、3種類以上の優先モードを有してもよく、この場合、モードレジスタ25は、各優先モードを識別可能な設定値を保持する。
例えば、モードレジスタ25による優先モードの設定は、電子制御装置100Aに含まれるタッチパネル機能を搭載した表示装置に表示された選択画面を、電子制御装置100Aを使用するユーザが操作することで行われる。これにより、ユーザが希望する電子制御装置100Aの使用環境に合わせた優先モードを設定することができる。
タッチパネル機能を搭載した表示装置は、ユーザによる操作が可能な操作部の一例である。モードレジスタ25は、ユーザによる操作部の操作により動作モードが記憶される動作モード記憶部の一例である。
省エネルギー効果優先モードは、メインCPU20Aの省エネルギー性を優先し、メインCPU20Aの消費電力の削減を優先させる動作モードである。省エネルギー効果優先モードでは、更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23に設定された遅延許容時間を有効に使用して次回の更新時刻を決定する。
動作遅延解消優先モードは、モジュールMod1、Mod2の更新処理を早いタイミングで実施することで、モジュールMod1、Mod2を使用する機能部の動作遅延を無くし、電子制御装置100Aの動作遅延を解消する動作モードである。動作遅延解消優先モードでは、更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23に設定された遅延許容時間の使用を抑制し、更新間隔に基づいて次回の更新時刻を決定する。図6から図9に示すように、省エネルギー効果優先モードにおける複数のモジュールの更新頻度は、前記動作遅延解消優先モードのおける複数のモジュールの更新頻度より低く設定される。
図6および図7は、図5の電子制御装置100AのメインCPU20Aの省エネルギー効果優先モードでの動作の一例を示すタイミング図である。図7は、図6の続きを示す。図6および図7は、電子制御装置100AのメインCPU20Aによる制御方法による動作を含み、メインCPU20Aが実行する電子制御装置100Aの制御プログラムによる動作を含む。すなわち、図6および図7は、メインCPU20Aによる制御方法の一例を示し、メインCPU20Aが実行する制御プログラムで実施される処理の一例を示す。図4と同様の動作については、詳細な説明を省略する。なお、電子制御装置100Aの動作のシーケンスは、図3と同様である。
図6に示す動作では、図4と同様に、更新処理Mod1、Mod2を実施するために、時刻122秒にメインCPU20Aが起動され、0.2秒後にメインCPU20Aは停止する(図6(a))。
更新時間算出部22Aは、今回の更新処理を実施するモジュールMod1、Mod2に対応する更新要因テーブル23の前回更新時刻の領域に今回の更新時刻=122.0秒を設定する(図6(b)、(c))。更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23を参照し、更新処理Mod1の次回の更新可能期間を123.0秒〜124.0秒の1秒間と算出する(図6(d))。また、更新時間算出部22Aは、更新処理Mod2の次回の更新可能期間を124.4秒〜124.8秒の0.4秒間と算出する(図6(e))。
更新時間算出部22Aは、更新処理Mod1、Mod2の更新可能期間が重複しないため、更新可能期間が近い更新処理Mod1を次の更新時間に実施することを決定する。但し、省エネルギー効果優先モードでは、メインCPU20Aの起動頻度を極力下げるため、更新処理Mod1の更新可能期間の最後に合わせて、次の更新時間を2秒後(時刻=124.0秒)にすることを決定する。換言すれば、更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23に記憶された更新間隔と遅延許容時間との合計時間を基準として、モジュールMod1が更新処理を実施するまでの更新時間を算出する。そして、更新時間算出部22Aは、更新時刻をモジュールMod1に通知するとともに、更新タイマ32に"2秒"を設定する(図6(f))。
更新タイマ32に設定された更新時間の経過に基づいて、メインCPU20Aは、時刻=124.0秒に再度起動され(図6(g))、メインCPU20Aの起動に基づいて、モジュールMod1は、更新時刻に更新処理を実施する(図6(h))。更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23のモジュールMod1に対応する前回更新時刻の領域に今回の更新時刻=124.0秒を設定する(図6(i))。
更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23を参照し、更新処理Mod1の次回の更新可能期間を125.0秒〜126.0秒の1秒間と算出する(図6(j))。更新時間算出部22Aは、更新処理Mod1、Mod2の更新可能期間が重複しないため、更新可能期間が近い更新処理Mod2を次の更新時間に実施することを決定する。
省エネルギー効果優先モードであるため、更新時間算出部22Aは、更新処理Mod2の更新可能期間の最後に合わせて、次の更新時間を0.8秒後(時刻=124.8秒)にすることを決定する。換言すれば、更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23に記憶された更新間隔と遅延許容時間との合計時間を基準として、モジュールMod2が更新処理を実施するまでの更新時間を算出する。そして、更新時間算出部22Aは、更新時刻をモジュールMod2に通知するとともに、更新タイマ32に"0.8秒"を設定する(図6(k))。
更新タイマ32に設定された更新時間の経過に基づいて、メインCPU20Aは、時刻=124.8秒に再度起動され(図6(l))、メインCPU20Aの起動に基づいて、モジュールMod2は、更新時刻に更新処理を実施する(図6(m))。更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23のモジュールMod2に対応する前回更新時刻の領域に今回の更新時刻=124.8秒を設定する(図6(n))。
更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23を参照し、更新処理Mod2の次回の更新可能期間を127.2秒〜127.6秒の1秒間と算出する(図7(a))。図6において、更新処理Mod2の更新可能期間(時刻=124.4秒〜124.8秒)と、更新処理Mod1の更新可能期間(時刻=125.0秒〜126.0秒)とは重複しない。
しかしながら、更新処理Mod1の更新可能期間は、更新処理Mod2を実施するためのメインCPU20の起動期間(0.2秒)の最後と重複する。この場合、更新処理Mod2の実施後に、メインCPU20Aを停止せずに、更新処理Mod1を続けて実施した方がメインCPU20Aの起動頻度が下がり、消費電力を抑えられる。
したがって、省エネルギー効果優先モードであっても、更新時間算出部22Aは、更新処理Mod1の更新可能期間の最初に合わせて、次の更新時間を0.2秒後(時刻=125.0秒)にすることを決定する。そして、更新時間算出部22Aは、更新時刻をモジュールMod1に通知するとともに、更新タイマ32に"0.2秒"を設定する(図6(o))。
換言すれば、更新時間算出部22Aにより算出される更新時間によるメインCPU20Aの次回の起動タイミングが、メインCPU20Aが起動している期間に含まれる場合、メインCPU20Aの起動期間が延長される。そして、起動期間中にモジュールMod1、Mod2の更新処理の両方が実施される。メインCPU20Aの起動頻度を下げることで、メインCPU20Aの停止と起動に必要な消費電力を削減することができ、電子制御装置100Aの消費電力を削減することができる。
モジュールMod1は、メインCPU20Aの起動中、更新タイマ32に設定された更新時間の経過に基づいて、時刻=125.0秒に、更新処理を実施する(図6(p))。更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23のモジュールMod1に対応する前回更新時刻の領域に今回の更新時刻=125.0秒を設定する(図6(q))。
更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23を参照し、更新処理Mod1の次回の更新可能期間を126.0秒〜127.0秒の1秒間と算出する(図7(b))。更新時間算出部22Aは、更新処理Mod1、Mod2の更新可能期間が重複しないため、更新可能期間が近い更新処理Mod1を次の更新時間に実施することを決定する。省エネルギー効果優先モードであるため、更新時間算出部22Aは、更新処理Mod1の更新可能期間の最後に合わせて、次の更新時間を2秒後(時刻=127.0秒)にすることを決定する。そして、更新時間算出部22Aは、更新時刻をモジュールMod1に通知するとともに、更新タイマ32に"2秒"を設定する(図6(r))。
次に、更新タイマ32に設定された更新時間の経過に基づいて、メインCPU20Aは、時刻=127.0秒に再度起動され(図7(c))、メインCPU20Aの起動に基づいて、モジュールMod1は、更新時刻に更新処理を実施する(図7(d))。更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23のモジュールMod1に対応する前回更新時刻の領域に今回の更新時刻=127.0秒を設定する(図7(e))。
更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23を参照し、更新処理Mod1の次回の更新可能期間を128.0秒〜129.0秒の1秒間と算出する(図7(f))。更新処理Mod1の更新可能期間(時刻=126.0秒〜127.0秒)と、更新処理Mod2の更新可能期間(時刻=127.2秒〜127.6秒)とは重複しない。しかしながら、更新処理Mod1の実施後に、メインCPU20Aを停止せずに、更新処理Mod2を続けて実施した方がメインCPU20Aの起動頻度が下がり、消費電力を抑えられる。このため、上述と同様に、更新時間算出部22Aは、更新処理Mod2の次の更新時刻を0.2秒後(時刻=127.2秒)にすることを決定し、更新時刻をモジュールMod2に通知するとともに、更新タイマ32に"0.2秒"を設定する(図7(g))。
モジュールMod2は、メインCPU20Aの起動期間中、更新タイマ32に設定された更新時間の経過に基づいて、時刻=127.2秒に、更新処理を実施する(図7(h))。更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23のモジュールMod2に対応する前回更新時刻の領域に今回の更新時刻=127.2秒を設定する(図7(i))。
更新時間算出部22Aは、更新要因テーブル23を参照し、更新処理Mod2の次回の更新可能期間(図示せず)を算出する。更新時間算出部22Aは、更新処理Mod1、Mod2の更新可能期間が重複しないため、更新可能期間が近い更新処理Mod1を次の更新時間に実施することを決定する。省エネルギー効果優先モードであるため、上述と同様に、更新時間算出部22Aは、更新処理Mod1の更新可能期間の最後に合わせて、次の更新時間を1.8秒後(時刻=129.0秒)にすることを決定する。そして、更新時間算出部22Aは、更新時刻をモジュールMod1に通知するとともに、更新タイマ32に"1.8秒"を設定する(図7(j))。
以降においても、上述と同様に、更新要因テーブル23に格納されたモジュールMod1、Mod2の情報に基づいて、メインCPU20Aの起動頻度が少なくなるように、メインCPU20Aの起動時刻に対応する更新時間が更新タイマ32に設定される。図6および図7では、時刻=122.0秒〜129秒の7秒間に、メインCPU20Aが4回起動され、更新処理Mod1、Mod2が7回実施される。このため、更新処理Mod1、Mod2の頻度は、1回/秒である。
図8および図9は、図5の電子制御装置100AのメインCPU20Aの動作遅延解消優先モードでの動作の一例を示すタイミング図である。図9は、図8の続きを示す。図4、図6、図7と同様の動作については、詳細な説明を省略する。図8および図9は、電子制御装置100AのメインCPU20Aによる制御方法による動作を含み、メインCPU20Aが実行する電子制御装置100Aの制御プログラムによる動作を含む。すなわち、図6および図7は、メインCPU20Aによる制御方法の一例を示し、メインCPU20Aが実行する制御プログラムで実施される処理の一例を示す。
時刻122.0秒〜123.0秒までの動作は、更新タイマ32が"1秒"に設定されることを除き、図6と同様である。更新時間算出部22Aは、動作遅延解消優先モードでは、更新処理Mod1、Mod2の遅れを少なくするために、更新処理Mod1、Mod2毎に算出する更新可能期間の最初に合わせて、それぞれの更新時間を設定する。換言すれば、更新時間算出部22Aは、更新処理Mod1、Mod2において、更新要因テーブル23に記憶された更新間隔を基準として、更新時間を算出する。
このため、図8および図9に示すように、更新タイマ32が更新処理Mod1、Mod2毎に設定され、メインCPU20Aが更新処理Mod1、Mod2毎に起動される。但し、更新タイマ32に設定する更新時間が0.2秒以下の場合、メインCPU20Aの起動期間中に更新処理Mod1、Mod2の両方が実施される(図9(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)、(h))。これにより、更新処理Mod1、Mod2の間にメインCPU20Aの停止処理と起動処理とが挿入されることを防止することできる。したがって、例えば、時刻=127.0秒において、更新処理Mod1を遅れることなく開始することができ、時刻=129.2秒において、更新処理Mod2を遅れることなく開始することができる。また、CPU20Aの起動頻度が下がるためメインCPU20Aおよび電子制御装置100Aの消費電力を抑えることができる。
図8および図9では、時刻=122.0秒〜129秒の7秒間に、メインCPU20Aが8回起動され、更新処理Mod1、Mod2が10回実施される。このため、更新処理Mod1、Mod2の頻度は、約1.4回/秒である。以上より、図6および図7に示した省エネルギー効果優先モードにおけるモジュールMod1、Mod2の更新頻度は、図8および図9に示した動作遅延解消優先モードにおけるモジュールMod1、Mod2の更新頻度より低くできることが分かる。換言すれば、メインCPU20Aは、設定された動作モードの特性に応じた最適な動作を実施することができる。
図10は、図5の電子制御装置100AのメインCPU20Aの動作の一例を示すフロー図である。図10に示す動作は、メインCPU20Aの起動に基づいて、メインCPU20Aが制御プログラムを実行することで開始される。
まず、ステップS10において、メインCPU20Aは、モードレジスタ25を参照し、動作モードが省エネルギー効果優先モードであるか動作遅延解消優先モードであるかを判定する。メインCPU20Aは、動作モードが省エネルギー効果優先モードである場合、ステップS12を実施し、動作モードが動作遅延解消優先モードである場合、ステップS14を実施する。
ステップS12において、メインCPU20Aは、更新要因テーブル23に記憶された更新間隔と遅延許容時間との合計時間を基準として、更新時間を算出し、処理をステップS16に移行する。ステップS14において、メインCPU20Aは、更新要因テーブル23に記憶された更新間隔を基準として、更新時間を算出し、処理をステップS16に移行する。
ステップS16において、メインCPU20Aは、ステップS12またはステップS14で算出した更新時間を更新タイマ32に設定する。次に、ステップS18において、メインCPU20Aは、更新処理Modの実施と更新時間の算出とを行うために予め設定された起動期間(例えば、0.2秒)が経過するのを待ち、起動期間が経過した場合、処理をステップS20に移行する。ステップS20において、メインCPU20Aは、スナップショットの不揮発メモリ50への格納処理等の終了処理を実施した後、停止する。
以上、第2の実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様に、更新要因テーブル23の更新間隔、遅延許容時間および前回更新時刻を使用して、次に更新するモジュール(Mod1、Mod2の一方または両方)と、更新時間とを算出することができる。これにより、起動と停止とを繰り返すメインCPU20Aが起動中に実施する複数種類の更新処理Mod1、Mod2を、エラーを発生させることなく実施することができる。
さらに、第2の実施形態では、省エネルギー性を優先する省エネルギー効果優先モードと、処理性能を優先する動作遅延解消優先モードとに応じて、更新タイマ32に設定する更新時間を算出することができる。これにより、省エネルギー効果優先モードでは、メインCPU20Aおよび電子制御装置100Aの消費電力を削減することができ、動作遅延解消優先モードでは、メインCPU20Aおよび電子制御装置100Aの動作遅延を解消することができる。すなわち、メインCPU20Aは、設定された動作モードの特性に応じた最適な動作を実施することができる。
また、省エネルギー効果優先モードでは、更新要因テーブル23に記憶された更新間隔と遅延許容時間との合計時間を基準として更新時間を算出し、動作遅延解消優先モードでは、更新要因テーブル23に記憶された更新間隔を基準として更新時間を算出する。これにより、更新時間算出部22Aは、複数の動作モードのそれぞれにおいて、遅延許容時間を加味するかしないかにより更新時間を容易に算出することができる。
算出された更新時間によるメインCPU20Aの次回の起動タイミングが、メインCPU20Aの起動期間に含まれる場合、メインCPU20Aの起動期間を延長して、起動期間中に更新処理Mod1、Mod2を実施する。これにより、メインCPU20Aの起動頻度が下がるため、メインCPU20Aの停止と起動に必要な消費電力を削減することができ、電子制御装置100Aの消費電力を削減することができる。連続する2つの更新処理Modの間にメインCPU20Aの停止処理と起動処理とが挿入されないため、後に実施される更新処理Modを遅れることなく開始することができる。
省エネルギー効果優先モードまたは動作遅延解消優先モードの設定を、ユーザがタッチパネル等を操作することで行うことで、ユーザが希望する電子制御装置100Aの使用環境に合わせた動作モードに設定することができる。更新時間算出部22Aは、ユーザにより設定されたモードレジスタ25の設定値を参照することで、動作モードに合わせた更新時間を算出することができる。
(比較例)
図11は、他の電子制御装置のメインCPUの動作の一例(比較例)を示すタイミング図である。図4と同様の動作については、詳細な説明を省略する。
図11の動作を実行する電子制御装置は、上述した実施形態と同様に、起動と停止とを繰り返すメインCPUと、常に動作するサブCPUとを有する。但し、メインCPUの起動間隔である更新時間(更新タイマ32の設定値)は、常に一定(例えば、1秒)に設定される。このため、メインCPUは、1秒ごとに起動され、0.2秒の間に更新処理を実施して動作を停止する(図10(a))。
この場合、更新間隔が1秒の更新処理Mod1は正常に実施されるが、更新間隔が2.4秒の更新処理Mod2は、0.4秒の遅延許容時間を加味しても、メインCPUの起動中に実施することができず、タイムアウト等のエラーが発生してしまう(図10(b))。このように、更新間隔が互いに異なる複数のモジュール(Mod1、Mod2等)の更新処理を、固定の更新時間で実施する場合、更新処理を正常に実施することができない。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10 エンジン部
20、20A メインCPU
21 メインCPU制御部
22、22A 更新時間算出部
23 更新要因テーブル
24 更新タイマ通知部
25 モードレジスタ
30 サブCPU
31 サブCPU制御部
32 更新タイマ
40 メモリ
50 不揮発メモリ
60 RTC
100、100A 電子制御装置
特開2009−132050号公報

Claims (9)

  1. 起動と停止とが繰り返されるメインプロセッサと、
    前記メインプロセッサの次回の起動タイミングを決める更新時間が設定される更新タイマを有し、常に動作するサブプロセッサと、を有し、
    前記メインプロセッサは、
    前記メインプロセッサの起動と停止とを制御するメインプロセッサ制御部と、
    前記メインプロセッサによる所定の間隔での更新が必要な複数の更新要因にそれぞれ対応して、更新間隔と、前記更新間隔に対して許容される遅延時間を示す遅延許容時間と、前回の更新時刻を示す前回更新時刻とを記憶する更新要因記憶部と、
    前記更新タイマに設定する前記更新時間を、前記更新要因記憶部に記憶された前記更新間隔、前記遅延許容時間および前記前回更新時刻と、現在時刻とから算出する更新時間算出部と、
    前記更新時間算出部が算出した前記更新時間の前記更新タイマへの設定を制御する更新タイマ設定制御部と、
    を有することを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記メインプロセッサは、動作モードとして、省エネルギーを優先する省エネルギー効果優先モードと、処理性能を優先する動作遅延解消優先モードとを有し、
    前記省エネルギー効果優先モードにおける前記複数の更新要因の更新頻度は、前記動作遅延解消優先モードにおける前記複数の更新要因の更新頻度より低いこと、
    を特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記メインプロセッサは、前記省エネルギー効果優先モードでは、前記更新要因記憶部に記憶された前記更新間隔と前記遅延許容時間との合計時間を基準として、前記更新時間を算出すること、
    を特徴とする請求項2に記載の電子制御装置。
  4. 前記メインプロセッサは、前記動作遅延解消優先モードでは、前記更新要因記憶部に記憶された前記更新間隔を基準として、前記更新時間を算出すること、
    を特徴とする請求項2に記載の電子制御装置。
  5. 前記メインプロセッサは、前記更新時間算出部により算出された前記更新時間による前記次回の起動タイミングが、起動中の前記メインプロセッサの起動期間に含まれる場合、前記メインプロセッサの起動期間を延長して、起動期間中に複数の前記更新要因の更新を実施すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電子制御装置。
  6. 前記電子制御装置のユーザによる操作が可能な操作部を有し、
    前記動作モードは、前記ユーザによる前記操作部の操作に基づいて設定されること、
    を特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の電子制御装置。
  7. 前記ユーザによる前記操作部の操作により前記動作モードが記憶される動作モード記憶部を有し、
    前記更新時間算出部は、前記動作モード記憶部に設定された前記動作モードに応じて、前記更新タイマに設定する前記更新時間を算出すること、
    を特徴とする請求項6に記載の電子制御装置。
  8. 起動と停止とが繰り返されるメインプロセッサと、前記メインプロセッサの次回の起動タイミングを決める更新時間が設定される更新タイマを有し、常に動作するサブプロセッサと、を有する電子制御装置のメインプロセッサによる制御方法であって、
    前記メインプロセッサによる所定の間隔での更新が必要な複数の更新要因にそれぞれ対応して記憶される、更新間隔、前記更新間隔に対して許容される遅延時間を示す遅延許容時間、および前回の更新時刻を示す前回更新時刻と、現在時刻とから、前記更新タイマに設定する前記更新時間を算出し、
    算出した前記更新時間の前記更新タイマへの設定を制御し、
    前記更新時間が設定された前記更新タイマの動作に基づいて、前記メインプロセッサの起動と停止とを制御すること、
    を特徴とする電子制御装置のメインプロセッサによる制御方法。
  9. 起動と停止とが繰り返されるメインプロセッサと、前記メインプロセッサの次回の起動タイミングを決める更新時間が設定される更新タイマを有し、常に動作するサブプロセッサと、を有する電子制御装置のメインプロセッサが実行する制御プログラムであって、
    前記メインプロセッサによる所定の間隔での更新が必要な複数の更新要因にそれぞれ対応して記憶される、更新間隔、前記更新間隔に対して許容される遅延時間を示す遅延許容時間、および前回の更新時刻を示す前回更新時刻と、現在時刻とから、前記更新タイマに設定する前記更新時間を算出し、
    算出した前記更新時間の前記更新タイマへの設定を制御し、
    前記更新時間が設定された前記更新タイマの動作に基づいて、前記メインプロセッサの起動と停止とを制御する、処理を、
    前記メインプロセッサに実行させることを特徴とする電子制御装置のメインプロセッサが実行する制御プログラム。
JP2019194129A 2019-10-25 2019-10-25 電子制御装置、電子制御装置のメインプロセッサによる制御方法および電子制御装置のメインプロセッサが実行する制御プログラム Active JP7298442B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019194129A JP7298442B2 (ja) 2019-10-25 2019-10-25 電子制御装置、電子制御装置のメインプロセッサによる制御方法および電子制御装置のメインプロセッサが実行する制御プログラム
CN202011138762.XA CN112714226B (zh) 2019-10-25 2020-10-22 电子控制装置、电子控制装置执行的方法及存储介质

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019194129A JP7298442B2 (ja) 2019-10-25 2019-10-25 電子制御装置、電子制御装置のメインプロセッサによる制御方法および電子制御装置のメインプロセッサが実行する制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021069040A true JP2021069040A (ja) 2021-04-30
JP7298442B2 JP7298442B2 (ja) 2023-06-27

Family

ID=75542348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019194129A Active JP7298442B2 (ja) 2019-10-25 2019-10-25 電子制御装置、電子制御装置のメインプロセッサによる制御方法および電子制御装置のメインプロセッサが実行する制御プログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7298442B2 (ja)
CN (1) CN112714226B (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010081586A (ja) * 2008-08-25 2010-04-08 Ricoh Co Ltd 制御装置、画像形成装置、制御方法およびプログラム
JP2010161479A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2013018238A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Canon Inc データ処理装置およびデータ処理装置の制御方法
JP2014119960A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Ricoh Co Ltd クライアントサーバシステム、クライアント装置、サーバ装置、クライアントサーバシステムの制御方法及びプログラム
JP2018078485A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 キヤノン株式会社 情報処理装置および情報処理装置の起動方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6442437B1 (en) * 1999-06-22 2002-08-27 Mustek Systems Inc. Method for step motor control
JP2001273152A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Denso Corp 電子制御装置
US7721051B2 (en) * 2004-10-25 2010-05-18 Intel Corporation Techniques to improve cache performance
JP2008130036A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Toshiba Tec Corp 情報処理装置
US7921317B2 (en) * 2008-09-02 2011-04-05 Unisys Corporation Method and apparatus for synchronizing central processing units in a multiprocessor apparatus
JP5347414B2 (ja) * 2008-10-03 2013-11-20 富士通株式会社 同期制御装置,情報処理装置及び同期管理方法
JP2011235493A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Seiko Epson Corp 通信装置
US20120144171A1 (en) * 2010-12-07 2012-06-07 Jonathan Masters Mechanism for Detection and Measurement of Hardware-Based Processor Latency
JP2014142863A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Fujitsu Ltd 情報処理装置、及び、タッチパネルパラメータの補正方法並びにプログラム
JP6263981B2 (ja) * 2013-11-20 2018-01-24 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理装置の起動方法、及び、プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010081586A (ja) * 2008-08-25 2010-04-08 Ricoh Co Ltd 制御装置、画像形成装置、制御方法およびプログラム
JP2010161479A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2013018238A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Canon Inc データ処理装置およびデータ処理装置の制御方法
JP2014119960A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Ricoh Co Ltd クライアントサーバシステム、クライアント装置、サーバ装置、クライアントサーバシステムの制御方法及びプログラム
JP2018078485A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 キヤノン株式会社 情報処理装置および情報処理装置の起動方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN112714226B (zh) 2022-11-29
JP7298442B2 (ja) 2023-06-27
CN112714226A (zh) 2021-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10120316B2 (en) Information processing apparatus capable of appropriately executing shutdown processing, method of controlling the information processing apparatus, and storage medium
EP1282030A1 (en) Computer system and computer-readable recording medium
JP5780769B2 (ja) データ処理装置、その制御方法およびプログラム、並びに記憶媒体
US8922805B2 (en) Image processing apparatus having updatable firmware, method for controlling image processing apparatus, and program
JP5715491B2 (ja) 情報処理装置及びその起動制御方法
JP2006229509A (ja) 情報機器および装置再起動方法
JP2012155534A (ja) 電子機器及びその制御方法、並びにプログラム
JP5017387B2 (ja) 印刷処理装置
JP2013092940A (ja) 電子機器及びその電力制御方法
JP7298442B2 (ja) 電子制御装置、電子制御装置のメインプロセッサによる制御方法および電子制御装置のメインプロセッサが実行する制御プログラム
US10896010B1 (en) Image forming apparatus that sets a standby time based on a job history and control method of the image forming apparatus
JP2018144331A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム
JP2007215034A (ja) 画像処理装置、及びその制御方法
JP5959841B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP6842641B2 (ja) 画像形成装置
JP2006212918A (ja) 画像形成装置及び画像処理プログラム
JP5665529B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP6102626B2 (ja) 省電力制御装置、印刷装置及びプログラム
JP2005258967A (ja) データ処理装置
JP6459543B2 (ja) 画像形成装置及びジョブ処理制御方法並びにジョブ処理制御プログラム
US20230280934A1 (en) Information processing apparatus, control method of information processing apparatus, and non-transitory storage medium
JP6457756B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP5800861B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び制御プログラム
US11550594B2 (en) Information processing apparatus, method of controlling information processing apparatus, and storage medium
JP2012160140A (ja) 電子機器およびシステム管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230529

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7298442

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151