JP2021067224A - オイルフィラキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】オイルフィラキャップの緩みを抑制する。【解決手段】柱状部111と、蓋部112と、シール部材120と、第1回動板130と、第2回動板140と、接続ピン151と、固定軸116と、ロック板160とを備える。ロック板160は、柱状部111の他端と第2回動板140との間に位置し、接続ピン151の移動軌跡に対応して設けられた開口を有し、固定軸116に対する接続ピン151の移動にともなって固定軸116を中心として回動して給油口11の第1開口端13とは反対側に位置する第2開口端14と接離可能に係合する。【選択図】図1

Description

本発明は、オイルフィラキャップに関する。
オイルフィラキャップの取付構造を開示した先行文献として、特開2002−339719号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載のオイルフィラキャップの取付構造においては、シリンダヘッドカバーの長手方向の一端上部に、上方に突出する筒状のオイルフィラキャップ取付部を設け、オイルフィラキャップ取付部にオイルフィラキャップを取り付けている。
特開2002−339719号公報
オイルフィラキャップは、キャップ取付部との締結が不十分である場合、または、オイルフィラキャップのシール部が劣化した場合などに、エンジンなどの振動によって緩むことがある。オイルフィラキャップが緩んだ場合、オイル漏れが生ずることがある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、オイルフィラキャップの緩みを抑制することができる、オイルフィラキャップを提供することを目的とする。
本発明に基づくオイルフィラキャップは、雌ねじ部が形成された給油口にねじ込んで取り付けられるオイルフィラキャップである。オイルフィラキャップは、柱状部と、蓋部と、シール部材と、第1回動板と、第2回動板と、接続ピンと、固定軸と、ロック板とを備える。柱状部は、雌ねじ部と螺合する雄ねじ部が外周に形成され、仮想中心軸の軸方向に延在する。蓋部は、柱状部の上記軸方向の一端に設けられ、給油口を覆う。シール部材は、蓋部と給油口の蓋部と対向している側の第1開口端との間で挟持される。シール部材は、環状である。第1回動板は、蓋部の柱状部側とは反対側に配置され、蓋部に対して柱状部の周方向に回動可能に設けられている。第2回動板は、柱状部の上記軸方向の他端と対向するように設けられ、第1回動板とともに上記周方向に回動する。接続ピンは、柱状部および蓋部を貫通するとともに上記周方向に延在する貫通孔を挿通し、上記軸方向に沿って延在して第1回動板と第2回動板とを互いに接続する。固定軸は、柱状部の上記他端に設けられている。ロック板は、柱状部の上記他端と第2回動板との間に位置し、接続ピンの移動軌跡に対応して設けられた開口を有し、固定軸に対する接続ピンの移動にともなって固定軸を中心として回動して給油口の第1開口端とは反対側に位置する第2開口端と接離可能に係合する。
本発明の一形態においては、オイルフィラキャップは、カバーをさらに備える。カバーは、蓋部との間に第1回動板が位置するように配置され、第1回動板とともに上記周方向に回動するように柱状部または蓋部に取り付けられている。カバーは、蓋部の外周面と対向する内周面を有するフランジ部と、上記内周面から突出して柱状部または蓋部と上記周方向に摺接する内側突出部を有する。
本発明の一形態においては、上記雄ねじ部と上記雌ねじ部とが螺合した後、内側突出部が柱状部または蓋部と上記周方向に摺動することにより、ロック板が第2開口端と係合する。
本発明の一形態においては、ロック板が第2開口端と係合した状態において、内側突出部と柱状部または蓋部との摺動が規制される。
本発明の一形態においては、オイルフィラキャップは、弾性体をさらに備える。弾性体は、内側突出部と蓋部との間で挟持されている。内側突出部と第1開口端との間でシール部材が挟持されている。弾性体は、シール部材が圧縮されるように内側突出部を付勢している。
本発明によれば、オイルフィラキャップの緩みを抑制することができる。
本発明の実施形態1に係るオイルフィラキャップのロックがかかっていない状態を示す断面図である。 図1のオイルフィラキャップをII−II線矢印方向から見た断面図である。 図1のオイルフィラキャップをIII−III線矢印方向から見た断面図である。 図1のオイルフィラキャップをIV−IV線矢印方向から見た断面図である。 本発明の実施形態1に係るオイルフィラキャップのロックがかかっている状態を示す断面図である。 図5のオイルフィラキャップをVI−VI線矢印方向から見た断面図である。 図5のオイルフィラキャップをVII−VII線矢印方向から見た断面図である。 図5のオイルフィラキャップをVIII−VIII線矢印方向から見た断面図である。 本発明の実施形態2に係るオイルフィラキャップのロックがかかっていない状態を示す断面図である。 本発明の実施形態3に係るオイルフィラキャップのロックがかかっていない状態を示す断面図である。 図10のオイルフィラキャップをXI−XI線矢印方向から見た断面図である。 図10のオイルフィラキャップをXII−XII線矢印方向から見た断面図である。 本発明の実施形態3に係るオイルフィラキャップのロックがかかっている状態を示す断面図である。 図13のオイルフィラキャップをXIV−XIV線矢印方向から見た断面図である。 図13のオイルフィラキャップをXV−XV線矢印方向から見た断面図である。
以下、本発明の各実施形態に係るオイルフィラキャップについて図を参照して説明する。以下の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るオイルフィラキャップのロックがかかっていない状態を示す断面図である。図2は、図1のオイルフィラキャップをII−II線矢印方向から見た断面図である。図3は、図1のオイルフィラキャップをIII−III線矢印方向から見た断面図である。図4は、図1のオイルフィラキャップをIV−IV線矢印方向から見た断面図である。なお、図1においては、説明の便宜上、異なる断面に位置する部材も合わせて図示している。
図1に示すように、本発明の実施形態1に係るオイルフィラキャップ100は、雌ねじ部12が形成された給油口11にねじ込んで取り付けられるオイルフィラキャップである。給油口11は、ヘッドカバー10に設けられている。給油口11は、ヘッドカバー10の外側に位置する第1開口端13、および、ヘッドカバー10の内側に位置する第2開口端14を有する。雌ねじ部12は、給油口11の内周に設けられている。
オイルフィラキャップ100は、柱状部111と、蓋部112と、シール部材120と、第1回動板130と、第2回動板140と、接続ピンと、固定軸と、ロック板とを備える。オイルフィラキャップ100は、カバー180をさらに備える。
柱状部111と蓋部112とは、一体で形成されている。柱状部111と蓋部112とから、キャップ本体110が構成されている。キャップ本体110は、後述する仮想中心軸Cの軸方向の一端に一端面110aを有し、仮想中心軸Cの軸方向の他端に他端面110bを有する。
柱状部111は、雌ねじ部12と螺合する雄ねじ部113が外周に形成され、仮想中心軸Cの軸方向に延在する。柱状部111は、略円柱状の外形を有している。
蓋部112は、柱状部111の仮想中心軸Cの軸方向の一端に設けられ、給油口11を覆う。具体的には、蓋部112は、柱状部111の直径より大きな直径の略円板状の形状を有する。蓋部112には、蓋部112の外周側の端部から柱状部111の外周面と間隔をあけて対向するように仮想中心軸Cの軸方向の他方側に延在する筒状のシール受け部118が設けられている。蓋部112の外周面の全周に亘って環状溝119が設けられている。
図1および図2に示すように、柱状部111の仮想中心軸Cの軸方向の他端に、第1固定軸116および第2固定軸117が設けられている。具体的には、キャップ本体110の他端面110bから仮想中心軸Cの軸方向に沿って突出するように、第1固定軸116および第2固定軸117が設けられている。第1固定軸116および第2固定軸117の各々は、円柱状の外形を有している。第1固定軸116と第2固定軸117とは、仮想中心軸Cの軸方向から見て、仮想中心軸Cに関して点対称の位置に配置されている。
図1に示すように、シール部材120は、蓋部112と給油口11の蓋部112と対向している側の第1開口端13との間で挟持される。シール部材120は、環状である。具体的には、シール部材120は、雌ねじ部12と雄ねじ部113とが螺合した状態において、柱状部111の外周面とシール受け部118と第1開口端13とに挟まれて圧縮された状態で保持される。
シール部材120は、いわゆるパッキンである。本実施の形態においては、シール部材120は、ゴムで構成されているが、樹脂またはプラスチックなどで構成されていてもよい。
第1回動板130は、蓋部112の柱状部111側とは反対側に配置され、蓋部112に対して柱状部111の周方向に回動可能に設けられている。第1回動板130は、円板状の外形を有している。第1回動板130は、キャップ本体110の一端面110aとカバー180との間に位置している。第1回動板130は、キャップ本体110の一端面110aと摺接する。
第1回動板130の仮想中心軸Cの軸方向の一端側の面に、第1穴部131および第2穴部132が設けられている。第1穴部131および第2穴部132の各々は、仮想中心軸Cの軸方向から見て、円形であり、仮想中心軸Cに関して点対称の位置に配置されている。
図1および図2に示すように、第2回動板140は、柱状部111の仮想中心軸Cの軸方向の他端と対向するように設けられ、第1回動板130とともに柱状部111の周方向に回動する。第2回動板140は、円板状の外形を有している。第2回動板140は、キャップ本体110の他端面110bと間隔をあけて対向している。
図1〜図3に示すように、オイルフィラキャップ100は、第1接続ピン151および第2接続ピン152を備えている。第1接続ピン151は、柱状部111および蓋部112を貫通するとともに柱状部111の周方向に延在する第1貫通孔114を挿通し、仮想中心軸Cの軸方向に沿って延在して第1回動板130と第2回動板140とを互いに接続している。第1接続ピン151は、円柱状の外形を有している。
第2接続ピン152は、柱状部111および蓋部112を貫通するとともに柱状部111の周方向に延在する第2貫通孔115を挿通し、仮想中心軸Cの軸方向に沿って延在して第1回動板130と第2回動板140とを互いに接続している。第2接続ピン152は、円柱状の外形を有している。
図1および図2に示すように、オイルフィラキャップ100は、第1ロック板160および第2ロック板170を備えている。第1ロック板160および第2ロック板170の各々は、柱状部111の仮想中心軸Cの軸方向の他端と第2回動板140との間に位置している。すなわち、第1ロック板160および第2ロック板170の各々は、キャップ本体110の他端面110bと第2回動板140との間に位置している。第1ロック板160および第2ロック板170の各々は、薄い直方体状の外形を有している。
第1ロック板160は、第1固定軸116と摺接する第1軸受け孔161、および、第1接続ピン151の移動軌跡に対応して設けられた第1開口162を有する。第1軸受け孔161は、仮想中心軸Cの軸方向から見て、円形である。第1軸受け孔161の直径は、第1固定軸116の直径よりわずかに大きい。第1開口162は、仮想中心軸Cの軸方向から見て、長円形である。第1ロック板160は、キャップ本体110の他端面110bおよび第2回動板140の各々と摺接する。
第2ロック板170は、第2固定軸117と摺接する第2軸受け孔171、および、第2接続ピン152の移動軌跡に対応して設けられた第2開口172を有する。第2軸受け孔171は、仮想中心軸Cの軸方向から見て、円形である。第2軸受け孔171の直径は、第2固定軸117の直径よりわずかに大きい。第2開口172は、仮想中心軸Cの軸方向から見て、長円形である。第2ロック板170は、キャップ本体110の他端面110bおよび第2回動板140の各々と摺接する。
図1に示すように、カバー180は、第1回動板130とともに柱状部111の周方向に回動するように蓋部112に取り付けられている。具体的には、カバー180には、カバー180のキャップ本体110の一端面110aと対向する内底面181から仮想中心軸Cの軸方向に沿って突出するように、第1突出部182および第2突出部183が設けられている。第1突出部182および第2突出部183の各々は、円柱状の外形を有している。
第1突出部182は、第1穴部131と嵌合しており、第2突出部183は、第2穴部132と嵌合している。これにより、カバー180と第1回動板130とが互いに接続されている。
図1に示すように、カバー180は、蓋部112の外周面と対向する内周面189を有するフランジ部185と、内周面189から突出して蓋部112に対して柱状部111の周方向に摺接する内側突出部184を有する。内側突出部184は、環状溝119と係合する。
本実施形態においては、図4に示すように、内側突出部184は、仮想中心軸Cの軸方向から見て、内側になだらかに突出した2つの突起184pを有する。2つの突起184pは、仮想中心軸Cに関して点対称の位置に配置されている。
2つの突起184pと摺接する環状溝119の底面は、仮想中心軸Cの軸方向から見て、柱状部111の周方向の一方に行くにしたがって柱状部111の径方向外側に位置する拡径部119s、および、拡径部119sにおける柱状部111の周方向の一方側の端に連続して設けられ、突起184pと係合する凹部119dを有する。凹部119dは、仮想中心軸Cの軸方向から見て、突起184pに沿う形状を有している。
本実施形態においては、環状溝119の底面に、2つの拡径部119sおよび2つの凹部119dが設けられている。2つの拡径部119sは、仮想中心軸Cに関して点対称の位置に配置されている。2つの凹部119dは、仮想中心軸Cに関して点対称の位置に配置されている。
以下、本発明の実施形態1に係るオイルフィラキャップ100の動作について説明する。カバー180を把持して仮想中心軸Cの軸周りの一方側に回転させることにより、カバー180とキャップ本体110とが一緒に回転して、図1に示すように、雌ねじ部12と雄ねじ部113とが螺合する。このとき、図4に示す突起184pが拡径部119sと係合していることにより、内側突出部184と蓋部112との摺動が規制されている。
図5は、本発明の実施形態1に係るオイルフィラキャップのロックがかかっている状態を示す断面図である。図6は、図5のオイルフィラキャップをVI−VI線矢印方向から見た断面図である。図7は、図5のオイルフィラキャップをVII−VII線矢印方向から見た断面図である。図8は、図5のオイルフィラキャップをVIII−VIII線矢印方向から見た断面図である。なお、図5においては、説明の便宜上、異なる断面に位置する部材も合わせて図示している。
雄ねじ部113と雌ねじ部12とが螺合した後、カバー180を把持して仮想中心軸Cの軸周りの一方側にさらに回転させることにより、内側突出部184が蓋部112に対して柱状部111の周方向の一方に摺動することによって、図5に示すように、第1ロック板160および第2ロック板170の各々が第2開口端14と係合する。これにより、オイルフィラキャップ100のロックがかかった状態になる。
図5〜図7に示すように、第1ロック板160は、第1固定軸116に対する第1接続ピン151の移動にともなって第1固定軸116を中心として回動して給油口11の第1開口端13とは反対側に位置する第2開口端14と接離可能に係合する。第2ロック板170は、第2固定軸117に対する第2接続ピン152の移動にともなって第2固定軸117を中心として回動して給油口11の第1開口端13とは反対側に位置する第2開口端14と接離可能に係合する。
図8に示すように、第1ロック板160および第2ロック板170の各々が第2開口端14と係合した状態において、内側突出部184と蓋部112との摺動が規制される。具体的には、内側突出部184が蓋部112に対して柱状部111の周方向の一方に摺動しているとき、図4に示す突起184pは拡径部119sと摺接しつつ、柱状部111の周方向の一方側かつ柱状部111の径方向外側に移動する。その後、突起184pが凹部119dの内側に嵌まることにより、内側突出部184と蓋部112との摺動が規制される。これにより、オイルフィラキャップ100のロックが意図せずに解除されることを抑制することができる。
オイルフィラキャップ100をヘッドカバー10から取り外す際には、カバー180を把持して仮想中心軸Cの軸周りの他方側に回転させることにより、突起184pは、凹部119d内から拡径部119s上に移動し、さらに、拡径部119sと摺接しつつ、柱状部111の周方向の他方側かつ柱状部111の径方向内側に移動する。その結果、第1ロック板160および第2ロック板170の各々は第2開口端14から離間し、オイルフィラキャップ100のロックが解除される。この状態でカバー180を把持して仮想中心軸Cの軸周りの他方側にさらに回転させることにより、カバー180とキャップ本体110とが一緒に回転して、雌ねじ部12と雄ねじ部113との螺合が解除される。
本発明の実施形態1に係るオイルフィラキャップ100においては、第1ロック板160は、第1固定軸116に対する第1接続ピン151の移動にともなって第1固定軸116を中心として回動して給油口11の第1開口端13とは反対側に位置する第2開口端14と接離可能に係合する。第2ロック板170は、第2固定軸117に対する第2接続ピン152の移動にともなって第2固定軸117を中心として回動して給油口11の第1開口端13とは反対側に位置する第2開口端14と接離可能に係合する。
雄ねじ部113と雌ねじ部12とが螺合した状態において、第1ロック板160および第2ロック板170の各々が第2開口端14と接していることにより、オイルフィラキャップ100の緩みを抑制することができる。本実施形態においては、第1ロック板160および第2ロック板170の両方を設けたが、第1ロック板160および第2ロック板170の少なくとも一方が設けられていればよい。
本発明の実施形態1に係るオイルフィラキャップ100においては、カバー180をさらに備え、カバー180は、蓋部112との間に第1回動板130が位置するように配置され、第1回動板130とともに柱状部111の周方向に回動するように蓋部112に取り付けられており、蓋部112の外周面と対向する内周面189を有するフランジ部185と、内周面189から突出して蓋部112に対して柱状部111の周方向に摺接する内側突出部184を有する。
蓋部112の外周面と内側突出部184との摺動抵抗を、雄ねじ部113と雌ねじ部12とが螺合する際の摺動抵抗より大きくすることにより、カバー180を把持して仮想中心軸Cの軸周りの一方側に回動させることによって、雄ねじ部113と雌ねじ部12とを螺合させ、さらに、第1ロック板160および第2ロック板170の各々と第2開口端14とを係合させて、オイルフィラキャップ100のロックをかけることができる。また、カバー180を把持して仮想中心軸Cの軸周りの他方側に回動させることによって、第1ロック板160および第2ロック板170の各々と第2開口端14とを離間させて、オイルフィラキャップ100のロックを解除し、さらに、雄ねじ部113と雌ねじ部12との螺合を解除することができる。
本発明の実施形態1に係るオイルフィラキャップ100においては、雄ねじ部113と雌ねじ部12とが螺合した後、内側突出部184が蓋部112と柱状部111の周方向に摺動することにより、第1ロック板160および第2ロック板170の各々が第2開口端14と係合する。これにより、オイルフィラキャップ100をヘッドカバー10に取り付けた後、オイルフィラキャップ100のロックをかけることができる。
本発明の実施形態1に係るオイルフィラキャップ100においては、第1ロック板160および第2ロック板170の各々が第2開口端14と係合した状態において、内側突出部184と蓋部112との摺動が規制される。これにより、オイルフィラキャップ100のロックが意図せずに解除されることを抑制することができる。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2に係るオイルフィラキャップについて図を参照して説明する。なお、本発明の実施形態2に係るオイルフィラキャップは、緩み止め用の弾性体を備える点が主に、実施形態1に係るオイルフィラキャップ100と異なるため、実施形態1に係るオイルフィラキャップ100と同様である構成については説明を繰り返さない。
図9は、本発明の実施形態2に係るオイルフィラキャップのロックがかかっていない状態を示す断面図である。図9においては、説明の便宜上、異なる断面に位置する部材も合わせて図示している。
図9に示すように、本発明の実施形態2に係るオイルフィラキャップ200は、柱状部211と、蓋部212と、シール部材120と、第1回動板130と、第2回動板140と、接続ピンと、固定軸と、ロック板とを備える。オイルフィラキャップ200は、カバー280および弾性体220をさらに備える。
柱状部211と蓋部212とは、一体で形成されている。柱状部211と蓋部212とから、キャップ本体210が構成されている。キャップ本体210は、仮想中心軸Cの軸方向の一端に一端面210aを有し、仮想中心軸Cの軸方向の他端に他端面210bを有する。
柱状部211は、雌ねじ部12と螺合する雄ねじ部113が外周に形成され、仮想中心軸Cの軸方向に延在する。柱状部211は、略円柱状の外形を有している。柱状部211の外周面の全周に亘って環状溝219が設けられている。
蓋部212は、柱状部211の仮想中心軸Cの軸方向の一端に設けられ、給油口11を覆う。具体的には、蓋部212は、柱状部211の直径より大きな直径の略円板状の形状を有する。蓋部212には、蓋部212の外周側の端部から柱状部211の外周面と間隔をあけて対向するように仮想中心軸Cの軸方向の他方側に延在する筒状の弾性体受け部218が設けられている。
カバー280は、第1回動板130とともに柱状部211の周方向に回動するように柱状部211に取り付けられている。カバー280は、蓋部212の外周面と対向する内周面289を有するフランジ部285と、内周面289から突出して柱状部211に対して柱状部211の周方向に摺接する内側突出部284を有する。内側突出部284は、環状溝219と係合する。内側突出部284の柱状部211と摺接する部分は、仮想中心軸Cの軸方向の他方側に沿って延在している。すなわち、内側突出部284は、柱状部211の径方向に沿って柱状部211に近づくように延在する部分と、該部分の内周端から仮想中心軸Cの軸方向の他方側に沿って延在する部分とから構成されている。
カバー280には、内側突出部284の仮想中心軸Cの軸方向の他方側に沿って延在している部分に対して柱状部211の径方向外側に間隔をあけて対向するように位置し、仮想中心軸Cの軸方向の他方側に延在する筒状のシール受け部288が設けられている。
シール部材120は、蓋部212と第1開口端13との間で挟持される。具体的には、シール部材120は、雌ねじ部12と雄ねじ部113とが螺合した状態において、内側突出部284とシール受け部288と第1開口端13とに挟まれて圧縮された状態で保持される。
弾性体220は、内側突出部284と蓋部212との間で挟持されている。弾性体220は、シール部材120が圧縮されるように内側突出部284を付勢している。本実施形態においては、弾性体220は、圧縮コイルばねであるが、ばねに限られず、環状のゴムなどでもよい。
本発明の実施形態2に係るオイルフィラキャップ200においては、内側突出部284と蓋部212との間で挟持されている弾性体220をさらに備え、内側突出部284と第1開口端13との間でシール部材120が挟持されており、弾性体220は、シール部材120が圧縮されるように内側突出部284を付勢している。
これにより、仮に、シール部材120が劣化した場合においても、雌ねじ部12と雄ねじ部113との間に作用する軸力を弾性体220の付勢力によって維持することができる。その結果、実施形態1に係るオイルフィラキャップ100におけるカバー180とキャップ本体110との摺動を規制する構造を設けることなく、カバー280とキャップ本体210との摺動を規制することができるため、オイルフィラキャップ200のロックが意図せずに解除されることを抑制することができる。
(実施形態3)
以下、本発明の実施形態3に係るオイルフィラキャップについて図を参照して説明する。なお、本発明の実施形態3に係るオイルフィラキャップは、カバーを備えない点が主に、実施形態1に係るオイルフィラキャップ100と異なるため、実施形態1に係るオイルフィラキャップ100と同様である構成については説明を繰り返さない。
図10は、本発明の実施形態3に係るオイルフィラキャップのロックがかかっていない状態を示す断面図である。図11は、図10のオイルフィラキャップをXI−XI線矢印方向から見た断面図である。図12は、図10のオイルフィラキャップをXII−XII線矢印方向から見た断面図である。なお、図10においては、説明の便宜上、異なる断面に位置する部材も合わせて図示している。
図10に示すように、本発明の実施形態3に係るオイルフィラキャップ300は、柱状部111と、蓋部312と、シール部材120と、第1回動板330と、第2回動板140と、接続ピンと、固定軸と、ロック板とを備える。
柱状部111と蓋部312とは、一体で形成されている。柱状部111と蓋部312とから、キャップ本体310が構成されている。キャップ本体310は、仮想中心軸Cの軸方向の一端に一端面310aを有し、仮想中心軸Cの軸方向の他端に他端面310bを有する。
蓋部312は、柱状部111の仮想中心軸Cの軸方向の一端に設けられ、給油口11を覆う。具体的には、蓋部312は、柱状部111の直径より大きな直径の略円板状の形状を有する。蓋部312には、蓋部312の外周側の端部から柱状部111の外周面と間隔をあけて対向するように仮想中心軸Cの軸方向の他方側に延在する筒状のシール受け部118が設けられている。
第1回動板330は、蓋部312の柱状部111側とは反対側に配置され、蓋部312に対して柱状部111の周方向に回動可能に設けられている。第1回動板330は、円板状の外形を有している。第1回動板330は、キャップ本体310の一端面310aと摺接する。第1回動板330は、第2回動板140とともに柱状部111の周方向に回動する。
以下、本発明の実施形態3に係るオイルフィラキャップ300の動作について説明する。蓋部312を把持して仮想中心軸Cの軸周りの一方側に回転させることにより、キャップ本体310が回転して、図10に示すように、雌ねじ部12と雄ねじ部113とが螺合する。
図13は、本発明の実施形態3に係るオイルフィラキャップのロックがかかっている状態を示す断面図である。図14は、図13のオイルフィラキャップをXIV−XIV線矢印方向から見た断面図である。図15は、図13のオイルフィラキャップをXV−XV線矢印方向から見た断面図である。なお、図13においては、説明の便宜上、異なる断面に位置する部材も合わせて図示している。
雄ねじ部113と雌ねじ部12とが螺合した後、第1回動板330を把持して仮想中心軸Cの軸周りの一方側に回転させることにより、図13に示すように、第1ロック板160および第2ロック板170の各々が第2開口端14と係合する。これにより、オイルフィラキャップ300のロックがかかった状態になる。
オイルフィラキャップ300をヘッドカバー10から取り外す際には、第1回動板330を把持して仮想中心軸Cの軸周りの他方側に回転させることにより、第1ロック板160および第2ロック板170の各々は第2開口端14から離間し、オイルフィラキャップ300のロックが解除される。この状態で蓋部312を把持して仮想中心軸Cの軸周りの他方側に回転させることにより、キャップ本体310が回転して、雌ねじ部12と雄ねじ部113との螺合が解除される。
本発明の実施形態3に係るオイルフィラキャップ300においては、カバーを設けないことによって構成を簡易にしつつ、オイルフィラキャップ300の緩みを抑制することができる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ヘッドカバー、11 給油口、12 雌ねじ部、13 第1開口端、14 第2開口端、100,200,300 オイルフィラキャップ、110,210,310 キャップ本体、110a,210a,310a 一端面、110b,210b,310b 他端面、111,211 柱状部、112,212,312 蓋部、113 雄ねじ部、114 第1貫通孔、115 第2貫通孔、116 第1固定軸、117 第2固定軸、118,288 シール受け部、119,219 環状溝、119d 凹部、119s 拡径部、120 シール部材、130,330 第1回動板、131 第1穴部、132 第2穴部、140 第2回動板、151 第1接続ピン、152 第2接続ピン、160 第1ロック板、161 第1軸受け孔、162 第1開口、170 第2ロック板、171 第2軸受け孔、172 第2開口、180,280 カバー、181 底面、182 第1突出部、183 第2突出部、184,284 内側突出部、184p 突起、185,285 フランジ部、189,289 内周面、218 弾性体受け部、220 弾性体、C 仮想中心軸。

Claims (5)

  1. 雌ねじ部が形成された給油口にねじ込んで取り付けられるオイルフィラキャップであって、
    前記雌ねじ部と螺合する雄ねじ部が外周に形成され、仮想中心軸の軸方向に延在する柱状部と、
    前記柱状部の前記軸方向の一端に設けられ、前記給油口を覆う蓋部と、
    前記蓋部と前記給油口の前記蓋部と対向している側の第1開口端との間で挟持される環状のシール部材と、
    前記蓋部の柱状部側とは反対側に配置され、前記蓋部に対して前記柱状部の周方向に回動可能に設けられた第1回動板と、
    前記柱状部の前記軸方向の他端と対向するように設けられ、前記第1回動板とともに前記周方向に回動する第2回動板と、
    前記柱状部および前記蓋部を貫通するとともに前記周方向に延在する貫通孔を挿通し、前記軸方向に沿って延在して前記第1回動板と前記第2回動板とを互いに接続する接続ピンと、
    前記柱状部の前記他端に設けられた固定軸と、
    前記柱状部の前記他端と前記第2回動板との間に位置し、前記接続ピンの移動軌跡に対応して設けられた開口を有し、前記固定軸に対する前記接続ピンの移動にともなって前記固定軸を中心として回動して前記給油口の前記第1開口端とは反対側に位置する第2開口端と接離可能に係合するロック板とを備える、オイルフィラキャップ。
  2. 前記蓋部との間に前記第1回動板が位置するように配置され、前記第1回動板とともに前記周方向に回動するように前記柱状部または前記蓋部に取り付けられたカバーをさらに備え、
    前記カバーは、前記蓋部の外周面と対向する内周面を有するフランジ部と、前記内周面から突出して前記柱状部または前記蓋部と前記周方向に摺接する内側突出部を有する、請求項1に記載のオイルフィラキャップ。
  3. 前記雄ねじ部と前記雌ねじ部とが螺合した後、前記内側突出部が前記柱状部または前記蓋部と前記周方向に摺動することにより、前記ロック板が前記第2開口端と係合する、請求項2に記載のオイルフィラキャップ。
  4. 前記ロック板が前記第2開口端と係合した状態において、前記内側突出部と前記柱状部または前記蓋部との摺動が規制される、請求項3に記載のオイルフィラキャップ。
  5. 前記内側突出部と前記蓋部との間で挟持されている弾性体をさらに備え、
    前記内側突出部と前記第1開口端との間で前記シール部材が挟持されており、
    前記弾性体は、前記シール部材が圧縮されるように前記内側突出部を付勢している、請求項2に記載のオイルフィラキャップ。
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