JP4898462B2 - ガス栓の防水構造 - Google Patents
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Description
これら文献には、操作つまみの押し回し操作に対応できる防水キャップ(4)が開示されており、それぞれ、図3及び図4に示すように、ガス栓本体(1)のせん収容部の上方開放端に連設されている筒部(10)に密に外嵌させて使用されている。
前記せん収容部内に回動自在に収容されているせんと、
前記せんに相対回動阻止状態に連結され且つ前記せんの回動軸となる操作軸部と、
前記操作軸部に相対回動阻止状態に固定される中央軸部と、前記中央軸部の上端全周から外側下方へ延長され且つ前記筒部の外周面を所定幅の空間を介して包囲するスカート部を有する操作つまみとからなるガス栓の防水構造』において、操作つまみの回動操作の際に操作つまみが傾いて、ガス栓本体の筒部と操作つまみのスカート部との間の空間の幅に差が生じても、ガス栓本体内への水滴や洗剤等の浸入を確実に防止できると共に、長期の使用によってシール性が損なわれにくくすることを課題とする。
前記防水キャップは、
前記筒部の外周面に密着する内円筒部と、前記内円筒部の上端縁から内方に向かって縮径しながら上昇する上向きテーパ筒部と、前記上向きテーパ筒部の内周縁からさらに内方へ向かって水平に延びると共に中央に前記中央軸部が挿通する下円形孔が形成されている下環状平面部からなる本体側キャップと、
前記スカート部の内周面に摺動可能に内嵌する外円筒部と、前記外円筒部の上端から内方に向かって縮径しながら降下する下向きテーパ筒部と、前記下向きテーパ筒部の内周縁からさらに内方へ向かって水平に延びると共に中央に前記下円形孔と同径の上円形孔を有する上環状平面部からなるつまみ側キャップとから構成されると共に、
前記上環状平面部の下面は前記下環状平面部の上面に結合固定されることにより、前記本体側キャップとつまみ側キャップとは一体化され、
前記本体側キャップの前記内円筒部を前記筒部に外嵌させると同時に、前記つまみ側キャップの前記外円筒部を前記スカート部に内嵌させた』ことである。
せん収容部内に収容されているせんは、操作軸部を介して、操作つまみの中央軸部と相対回動阻止状態に連結されているから、操作つまみの回動操作に伴ってせんが回動する。操作つまみのスカート部とガス栓本体の筒部との間には、所定幅の空間がドーナツ状に設けられており、この空間内に前記防水キャップが装着される。
図1は、本願発明の実施の形態におけるガス栓の組立状態の断面図であり、図2は、その部分拡大断面図である。
この実施の形態のガス栓は、ガス栓本体(1)の上方に開放するせん収容部(11)の左右に、配管接続継手を螺合させるためのネジ筒(12)(13)が同軸上に連通する構成となっており、せん収容部(11)内には、これらネジ筒(12)(13)への流路を連通又は遮断させる逆円錐台形状のせん(31)が回動自在に収容される。
せん(31)の上方には、コイルバネ(34)を介してドライブシャフト(14)が設けられている。
このガス栓の操作は、操作つまみ(3)を下方へ押し込むことによって、ドライブシャフト(14)がコイルバネ(34)の付勢力に抗して所定寸法だけ下方へ押し込まれ、これにより、係止板(45)によるドライブシャフト(14)の回動規制が解除される仕組みの、所謂、押し回し式としている。
防水キャップ(2)は薄肉合成樹脂フィルムからなり、図1及び図2に示すように、筒部(10)の外周面に密着する内径を有する内円筒部(20)と、内円筒部(20)の上端から、中央軸部(36)に向って斜めに上昇する上向きテーパ筒部(21)と、上向きテーパ筒部(21)の上端周縁から中央軸部(36)の外周面に達するまで水平に延長された下環状平面部(22)とからなる本体側キャップ(2a)と、スカート部(30)の内周面に沿った同一形状のテーパ状外周面を有する外円筒部(23)と、外円筒部(23)の上端周縁から中央軸部(36)に向って斜め下方に降下する下向きテーパ筒部(24)と、下向きテーパ筒部(24)の下端周縁から中央軸部(36)の外周面に達するまで水平に延長された上環状平面部(25)とからなるつまみ側キャップ(2b)とからなり、下環状平面部(22)の上面に上環状平面部(25)の下面を融着又は接着により結合させることにより、本体側キャップ(2a)とつまみ側キャップ(2b)とは一体化されている。
尚、筒部(10)の基端部近傍の外周面には、図2に示すように、2本の環状凸部(17)(17)が外方に突出するように平行に形成されている。
内円筒部(20)は、上記したように、環状凸部(17)(17)を含む筒部(10)の外周面に密着嵌合しているから、環状凸部(17)(17)に対して抜け止め状態に且つ回り止め状態に確実に固定された態様となっている。よって、操作つまみ(3)を回動させても、防水キャップ(2)が供回りすることなく、外円筒部(23)の外周面がスカート部(30)の内周面に対する摺動面となる。
このように、防水キャップ(2)は、内円筒部(20)が筒部(10)に密着嵌合し、外円筒部(23)がスカート部(30)の内周面に面接触状態に圧接する装着態様となるため、空間(S)内の防水効果が確実となる。
ガス栓本体(1)のせん収容部(11)にせん(31)を収容し、環状溝部(35)内にコイルバネ(34)を配設した後、コイルバネ(34)の上端部をドライブシャフト(14)の下面に対応させながら、せん(31)の軸部(33)をドライブシャフト(14)の矩形孔部(15)に嵌め込んだ状態で、ドライブシャフト(14)の円板部(14a)を筒部(10)内に収容する。
これにより、ドライブシャフト(14)はコイルバネ(34)及びせん(31)と共に、ガス栓本体(1)の筒部(10)内に抜止め状態に収容される。
(10)・・・・・・・筒部
(11)・・・・・・・せん収容部
(14b) ・・・・・・操作軸部
(2) ・・・・・・・防水キャップ
(2a)・・・・・・・本体側キャップ
(2b)・・・・・・・つまみ側キャップ
(20)・・・・・・・内円筒部
(21)・・・・・・・上向きテーパ筒部
(22)・・・・・・・下環状平面部
(23)・・・・・・・外円筒部
(24)・・・・・・・下向きテーパ筒部
(25)・・・・・・・上環状平面部
(26)・・・・・・・円形孔
(3) ・・・・・・・操作つまみ
(30)・・・・・・・スカート部
(31)・・・・・・・せん
(36)・・・・・・・中央軸部
(S) ・・・・・・・空間
Claims (4)
- せん収容部の上方開放端に筒部が連設された構成のガス栓本体と、
前記せん収容部内に回動自在に収容されているせんと、
前記せんに相対回動阻止状態に連結され且つ前記せんの回動軸となる操作軸部と、
前記操作軸部に相対回動阻止状態に固定される中央軸部と、前記中央軸部の上端全周から外側下方へ延長され且つ前記筒部の外周面を所定幅の空間を介して包囲するスカート部を有する操作つまみとからなるガス栓において、
前記筒部と前記スカート部との間の前記空間内に防水キャップが装着され、
前記防水キャップは、
前記筒部の外周面に密着する内円筒部と、前記内円筒部の上端縁から内方に向かって縮径しながら上昇する上向きテーパ筒部と、前記上向きテーパ筒部の内周縁からさらに内方へ向かって水平に延びると共に中央に前記中央軸部が挿通する下円形孔が形成されている下環状平面部からなる本体側キャップと、
前記スカート部の内周面に摺動可能に内嵌する外円筒部と、前記外円筒部の上端から内方に向かって縮径しながら降下する下向きテーパ筒部と、前記下向きテーパ筒部の内周縁からさらに内方へ向かって水平に延びると共に中央に前記下円形孔と同径の上円形孔を有する上環状平面部からなるつまみ側キャップとから構成されると共に、
前記上環状平面部の下面は前記下環状平面部の上面に結合固定されることにより、前記本体側キャップとつまみ側キャップとは一体化され、
前記本体側キャップの前記内円筒部を前記筒部に外嵌させると同時に、前記つまみ側キャップの前記外円筒部を前記スカート部に内嵌させたことを特徴とするガス栓の防水構造。 - 請求項1に記載のガス栓の防水構造において、前記スカート部の内周面は下方に向かって拡径するテーパ状に形成されていると共に、前記外円筒部は、前記スカート部のテーパ状内面と同形のテーパ状に形成されていることを特徴とするガス栓の防水構造。
- 請求項1又は請求項2に記載のガス栓の防水構造において、前記筒部の外周面に、外方に凸の環状凸部を設けたことを特徴とするガス栓の防水構造。
- 請求項1から3のいずれかに記載のガス栓の防水構造において、前記つまみ側キャップの外円筒部の下端から、前記スカート部の下端を覆う環状鍔部を外方に向かって突設させたことを特徴とするガス栓の防水構造。
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- 2007-01-16 JP JP2007006807A patent/JP4898462B2/ja not_active Expired - Fee Related
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