JP2007076676A - 安全キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 先端が細径の中栓を備える容器であっても必要な締め付けトルク(開栓トルク)を確保でき、回転動作だけでは開けることができないチャイルドレジスタント効果を有する安全キャップを提供すること。
【解決手段】 ねじ式の内装キャップ21と、この内装キャップ21を覆って回転可能かつ限られた範囲で軸方向に移動可能に装着され押し下げ回転で内装キャップ21と一体化して回転可能かつ回転のみでは遊転可能とされた外装キャップ22とからなる安全キャップ20で、中栓6を、容器口部2の先端に当てられる円板部7から突出させて中栓部8を形成して構成し、内装キャップ21の中間部内側に円板部7に当接可能かつ締め代を規制する小径部21cを形成する。
これにより、内装キャップ21の小径部21cを中栓6の円板部7に当てることで、締め代を規制して締め過ぎを防止し、小径の中栓部7を備える場合でも必要な締め付けトルク(開栓トルク)を確保し、遊転状態を確保してチャイルドレジスタント効果を発揮させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は安全キャップに関し、小径の中栓部を備える場合でも必要な締め付けトルク(開栓トルク)を確保でき、子供などが開けようとしても簡単に開けることができず、特にメタノール燃料電池のメタノールのカートリッジ容器のキャップとして好適なものである。
内容物が入れられる容器の中には、使用開始後の密封の必要のあるものがあり、ねじ式のキャップを設けて開けたり閉めたりできるようにするとともに、容器からの内容物の取り出しを容易にするため、容器口部の形状が内容物の状態やそれを利用する側の条件にあったものが採用されており、例えば液体を内容物とする容器のひとつに容器口部に先端が細い中栓を取り付けることで、液体を細くしたり、滴下して確実に取り出せるようにするものがある。
このような容器としては、例えば図5に示すように、容器1は、その容器口部2の基端部外周にねじ部3が形成され、その先端に小径の段差部4が形成されてその外周に突き出して係止用突条5が形成してある。一方、この容器口部2に取り付けられる中栓6は、容器口部2の先端面に当てられる円板部7を備え、円板部7の中心部に外側(図面上での上方)に突き出して液体取り出し用の小径円筒状の中栓部8が形成され、円板部7の外周内側(図面上での下方)に突き出して円筒部9が形成され、この円筒部9の内周先端に係止用突条10が形成してある。
そして、容器1の容器口部2の先端面にパッキン11を介して中栓6の円板部7を当てるように段差部4の外側に嵌め込み、容器口部2側の係止突条5の下側面に中栓6側の係止用突条10の上側面を係止することで取り付けられる。
このような中栓6を備えた容器口部2にねじ込まれて密封するキャップ12は底付き円筒状に形成され、キャップ12の円筒部内周にねじ部13が形成されるとともに、円筒部外周に滑り止め用の縦方向の凹凸14が形成してあり、天面部内側に別体のシール用のパッキン15が装着してある。
一方、内容物によっては、簡単に開けて取り出せると、内容物の漏洩による無駄が生じたり、子供等による誤飲などの問題が生じるものもあり、確実に密封状態を保持できるようにするため、従来からねじキャップを回して開ける動作に加えて、もう1つの動作、例えば押し下げ動作を講じなければ開けることができない安全キャップ(チャイルドレジスタントキャップ)が採用されており、特許文献1など種々の形式のものが提案されている。
この特許文献1のチャイルドレジスタンスト閉鎖具では、内側キャップ部材と外側キャップ部材とを備え、内側キャップ部材の外周にパルス状の駆動突起を設けるとともに、頂部にラチェット溝を設けておき、外側キャップ部材の外周に駆動突起を設けるとともに、ラチェット溝とラチェット係合する板ばねを天面内側に設けてある。
特公昭59−12541号公報
ところが、上記のねじキャップ式で先端が細い中栓6を備えた容器1では、キャップ12の締め付け力が、中栓6の中栓部8の先端面がキャップ12の天面に当たった状態で容器1のねじ部3とキャップ12のねじ部13とが接触して発生する摩擦力によって上下で挟み込まれることで定まるが、中栓6の中栓部8の先端が細いためキャップ12の天面との接触面積が小さく、キャップ12を過剰に締め込み易く、これによってキャップ12の天面がパッキン15とともに、外側(図面上の上方)に膨らむように変形し、さらに容器口部2も小径とされることからキャップ12を締め付けるねじ部3,13の径も小さく、ねじ部3、13自体で発生する摩擦力も小さいことから、十分な締め付け力(開栓トルク)を確保することができなくなってしまうという問題がある。
一方、特許文献1などに記載の簡単に開けられないようにするための機構は、比較的大きな口径の容器口部に採用されるもので、内側キャップの頂部と外側キャップの天面との間にラチェット機構を設けるようにしており、容器口部に先端が細い中栓を備えた小口径のねじ式のキャップでは、設置スペースの確保や成形精度の確保が難しくそのまま適用することができないという問題がある。
この発明は、上記従来技術の課題に鑑みてなされたもので、先端が細径の中栓を備える容器であっても必要な締め付けトルク(開栓トルク)を確保することができるとともに、回転動作だけでは開けることができないチャイルドレジスタント効果を有する安全キャップを提供しようとするものである。
上記従来技術の有する課題を解決するためこの発明の請求項1記載の安全キャップは、容器口部に取り付けられ先端が細い中栓部材と、この中栓部材を覆って容器口部の基端部のねじ部にねじ込まれ当該中栓部材の先端部とでシールされる内装キャップと、この内装キャップを覆って回転可能かつ限られた範囲で軸方向に移動可能に装着され押し下げ回転で前記内装キャップと一体化して回転可能とするとともに回転のみでは遊転可能とされた外装キャップとからなる安全キャップであって、前記中栓部材を、容器口部先端に当てられる円板部から突出させて中栓部を形成して構成し、前記内装キャップの中間部内側に前記円板部に当接可能かつ締め代を規制する小径部を形成してなることを特徴とするものである。
この安全キャップによれば、容器口部に先端が細い中栓部材を備え、ねじ式の内装キャップと、この内装キャップを覆って回転可能かつ限られた範囲で軸方向に移動可能に装着され押し下げ回転で前記内装キャップと一体化して回転可能とするとともに回転のみでは遊転可能とされた外装キャップとからなる安全キャップで、前記中栓部材を、容器口部先端に当てられる円板部から突出させて中栓部を形成して構成し、前記内装キャップの中間部内側に前記円板部に当接可能かつ締め代を規制する小径部を形成してあり、内装キャップの小径部を中栓部材の円板部に当てることで、内装キャップの締め代を規制して締め過ぎを防止できるとともに、小径の中栓部を備える場合でも必要な締め付けトルク(開栓トルク)を確保することができる。これにより、遊転状態を確実に確保してチャイルドレジスタント効果を発揮させることもできるようになる。
また、この発明の請求項2記載の安全キャップは、請求項1記載の構成に加え、前記内装キャップの小径部の外側に段差部を形成し、この段差部と前記外装キャップの天面とのいずれか一方に、押し下げ回転で一体化でき、回転のみで遊転させるラチェット機構を構成するラチェット歯部とラチェット爪部とのいずれか一方を設け、この段差部と前記外装キャップの天面とのいずれか他方に、ラチェット機構を構成するラチェット歯部とラチェット爪部とのいずれか他方を設けてなることを特徴とするものである。
この安全キャップによれば、前記内装キャップの小径部の外側に段差部を形成し、この段差部と前記外装キャップの天面とのいずれか一方に、押し下げ回転で一体化でき、回転のみで遊転させるラチェット機構を構成するラチェット歯部とラチェット爪部とのいずれか一方を設け、この段差部と前記外装キャップの天面とのいずれか他方に、ラチェット機構を構成するラチェット歯部とラチェット爪部とのいずれか他方を設けてあり、内装キャップの小径部の外側に段差部を形成することで、空間を確保でき、この空間にラチェット機構を構成するラチェット歯部とラチェット爪部のいずれかを設けることで、ねじ式キャップを大幅に拡大することなくチャイルドレジスタント効果を発揮できるようにしている。
さらに、この発明の請求項3記載の安全キャップは、請求項1または2記載の構成に加え、前記内装キャップと前記外装キャップとの間に、遊転状態を保持可能な付勢手段を設けてなることを特徴とするものである。
この安全キャップによれば、前記内装キャップと前記外装キャップとの間に、遊転状態を保持可能な付勢手段を設けてあり、例えば内外装キャップの軸方向に移動可能な空間にばね部などの付勢手段をラチェット機構とは別に設けることもでき、外装キャップの遊転状態を確保して、一層確実にチャイルドレジスタント効果を発揮できるようになる。
また、この発明の請求項4記載の安全キャップは、請求項2または3記載の構成に加え、前記ラチェット機構を構成するラチェット歯部を、肉抜き構造として形成したことを特徴とするものである。
この安全キャップによれば、前記ラチェット機構を構成するラチェット歯部を、肉抜き構造として形成してあり、必要な外形部のみのラチェット歯部とすることで、ラチェットの機能を確保しつつ厚肉部をなくして樹脂による成形サイクルを短縮できるようにしている。
さらに、この発明の請求項5記載の安全キャップは、請求項1〜4のいずれかに記載の構成に加え、前記中栓部材の先端部と前記内装キャップとのシールに替え、または当該シールに加え、前記中栓部材に、内容物の漏洩を防止する弁機構を設けてなることを特徴とするものである。
この安全キャップによれば、前記中栓部材の先端部と前記内装キャップとのシールに替え、または当該シールに加え、前記中栓部材に、内容物の漏洩を防止する弁機構を設けてあり、安全キャップを取り除いても直ちに内容物が漏れ出ることを防止でき、一層使い易くなり、シールと弁機構とで保管時などの漏出を一層完全に防止できるようになる。
また、この発明の請求項6記載の安全キャップは、請求項1〜5のいずれかに記載の構成に加え、前記中栓部材と、前記容器内の内容物を受ける需要側部材との間に、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるソケットと、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるとともに、前記ソケットと着脱可能に嵌合連結され嵌合連結状態で両弁体を開放して連通可能なプラグとから構成されるカップラーのいずれか一方またはいずれか他方を設けてなることを特徴とするものである。
この安全キャップによれば、前記中栓部材と、前記容器内の内容物を受ける需要側部材との間に、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるソケットと、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるとともに、前記ソケットと着脱可能に嵌合連結され嵌合連結状態で両弁体を開放して連通可能なプラグとから構成されるカップラーのいずれか一方またはいずれか他方を設けるようにしており、容器と需要側部材とをソケットとプラグを介して嵌合連結することで、内容物を漏洩させることなく、確実に移すことができるようになる。
さらに、この発明の請求項7記載の安全キャップは、請求項1〜6のいずれかに記載の構成に加え、前記容器が、液体燃料用容器であることを特徴とするものである。
この安全キャップによれば、前記容器が液体燃料用容器であり、液体燃料を確実に密封しておくことができ、必要なときには、確実に取り出すことができるようになる。
また、この発明の請求項8記載の安全キャップは、請求項1〜7のいずれかに記載の構成に加え、前記容器が、メタノール用の容器であることを特徴とするものである。
この安全キャップによれば、前記容器が、メタノール用の容器であり、例えばメタノール燃料電池の燃料用のメタノール容器として必要な条件を満たすものとなる。
この発明の請求項1記載の安全キャップによれば、容器口部に先端が細い中栓部材を備え、ねじ式の内装キャップと、この内装キャップを覆って回転可能かつ限られた範囲で軸方向に移動可能に装着され押し下げ回転で前記内装キャップと一体化して回転可能とするとともに回転のみでは遊転可能とされた外装キャップとからなる安全キャップで、前記中栓部材を、容器口部先端に当てられる円板部から突出させて中栓部を形成して構成し、前記内装キャップの中間部内側に前記円板部に当接可能かつ締め代を規制する小径部を形成したので、内装キャップの小径部を中栓部材の円板部に当てることで、内装キャップの締め代を規制して締め過ぎを防止することができるとともに、小径の中栓部を備える場合でも必要な締め付けトルク(開栓トルク)を確保することができる。
これにより、遊転状態を確実に確保してチャイルドレジスタント効果を発揮させることもできる。
また、この発明の請求項2記載の安全キャップによれば、前記内装キャップの小径部の外側に段差部を形成し、この段差部と前記外装キャップの天面とのいずれか一方に、押し下げ回転で一体化でき、回転のみで遊転させるラチェット機構を構成するラチェット歯部とラチェット爪部とのいずれか一方を設け、この段差部と前記外装キャップの天面とのいずれか他方に、ラチェット機構を構成するラチェット歯部とラチェット爪部とのいずれか他方を設けたので、内装キャップの小径部の外側に段差部を形成することで、空間を確保でき、この空間にラチェット機構を構成するラチェット歯部とラチェット爪部のいずれかを設けることで、ねじ式キャップを大幅に拡大することなくチャイルドレジスタント効果を発揮できる機構を設けることができる。
さらに、この発明の請求項3記載の安全キャップによれば、前記内装キャップと前記外装キャップとの間に、遊転状態を保持可能な付勢手段を設けたので、例えば内外装キャップの軸方向に移動可能な空間にばね部などの付勢手段をラチェット機構とは別に設けることもでき、外装キャップの遊転状態を確実に確保して、一層確実にチャイルドレジスタント効果を発揮させることができる。
また、この発明の請求項4記載の安全キャップによれば、前記ラチェット機構を構成するラチェット歯部を、肉抜き構造として形成したので、必要な外形部のみのラチェット歯部とすることで、ラチェットの機能を確保しつつ厚肉部をなくして樹脂による成形サイクルを短縮することができる。
さらに、この発明の請求項5記載の安全キャップによれば、前記中栓部材の先端部と前記内装キャップとのシールに替え、または当該シールに加え、前記中栓部材に、内容物の漏洩を防止する弁機構を設けたので、安全キャップを取り除いても直ちに内容物が漏れ出ることを防止することができ、一層安全性を向上して使い易くすることができるとともに、シールと弁機構とで保管時などの漏出を一層完全に防止することができる。
また、この発明の請求項6記載の安全キャップによれば、前記中栓部材と、前記容器内の内容物を受ける需要側部材との間に、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるソケットと、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるとともに、前記ソケットと着脱可能に嵌合連結され嵌合連結状態で両弁体を開放して連通可能なプラグとから構成されるカップラーのいずれか一方またはいずれか他方を設けるようにしたので、容器と需要側部材とをソケットとプラグを介して嵌合連結することで、内容物を漏洩させることなく、確実に移すことができる。
さらに、この発明の請求項7記載の安全キャップによれば、前記容器を液体燃料用容器としたので、液体燃料を安全かつ確実に密封しておくことができ、必要なときには、安全かつ確実に取り出すことができる。
また、この発明の請求項8記載の安全キャップによれば、前記容器をメタノール用の容器としてので、例えばメタノール燃料電池の燃料用のメタノール容器として必要な条件を満たすものとなり、安全かつ確実に密封しておくことができ、必要なときには、安全かつ確実に取り出すことができる。
以下、この発明の一実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図4はこの発明の安全キャップの一実施の形態にかかり、図1(a)は外装キャップの遊転状態の部分縦断面図、(b)は外装キャップの一体回転状態の部分縦断面図、図2は内装キャップの平面図、正面図、底面図および縦断面図、図3は外装キャップの平面図、正面図、底面図および縦断面図、図4は動作説明図で、(a)は遊転状態を、(b)は一体回転状態をそれぞれ示す。
この安全キャップ20が設けられて密封状態とされる容器は、すでに図5で説明した合成樹脂製の容器1が用いられ、容器口部2にねじ部3が形成されるとともに、先端にパッキン11を介して合成樹脂製の中栓部材を構成する中栓6が嵌合連結されて円板部7の中心部から先端が細い中栓部8が突き出すようになっており、容器1側と中栓6側の係止用突条5,10を係止することで嵌合連結状態を保持するようになっている。
このような容器1に設けられる安全キャップ20は、合成樹脂製とされた内装キャップ21と外装キャップ22とで構成され、内装キャップ21で中栓6を覆って容器口部2の基端部のねじ部3にねじ込んで密封状態にし、外装キャップ22で内装キャップ21を覆って回転可能かつ限られた範囲で軸方向に移動可能に装着しておき、外装キャップ22を押し下げて回転する動作で内装キャップ21と一体化して回転できるようにしたり、外装キャップ22の回転動作のみでは遊転させることで、チャイルドレジスタント効果を備える安全キャップとして機能させるようにしてある。
このような安全キャップ20の内装キャップ21は、図1および図2に示すように、略底付きの2段の円筒状に形成されて底部分が天面とされ、基端部の大径円筒部21aの内周に容器1のねじ部3にねじ込まれるねじ部21bが形成され、内装キャップ21を容器1に締め付けたときに中栓部材を構成する中栓6の円板部7の上面と当接する位置に小径円筒状の小径部21cの底面21c’が位置するように形成してある。
これにより、内装キャップ21を容器1に締め付けたときに内装キャップ21の天面と中栓6の先端の細い中栓部8とがパッキン15を介して当接するのに加え、中栓部材を構成する中栓6の円板部7の上面と内装キャップ21の小径部21cの底面21c’とが当接することになり、従来の内装キャップ21の天面と中栓6の先端が細い中栓部8との当接だけで内装キャップ21のねじ込み過ぎを防止する場合に比べ、接触面積を大幅に拡大して当接させることで、有効にねじ込み過ぎを防止することができる。
したがって、内装キャップ21を容器1のねじ部3にしっかり締め付けることができ、開栓トルクが大きくなり、簡単に開かないようにすることができる。
また、この内装キャップ21には、天面部内側に、中栓6の先端が細い中栓部8を密封するためパッキン15を装着して保持する水平な突条のパッキン保持部21dが内側に突き出して形成してあり、大径円筒部21aの下端部外周に、外装キャップ22の軸方向の移動を規制する水平に突き出した突条の軸方向移動規制部21eが形成され、その下方に縦方向の凹凸が交互に全周に形成されたスカート部21fが設けてある。
さらに、この内装キャップ21には、2段の円筒状の大径円筒部21aと小径部21cとの外側に段差部21gが形成され、円錐面で構成してある。
この内装キャップ21の円錐面で構成した段差部21gには、外装キャップ22の押し下げ回転動作で内装キャップ21と一体化でき、外装キャップ22の回転動作のみでは遊転させる機構としてラチェット機構23のラチェット歯部24が円周等間隔に複数個(図示例では、8個)設けてある。
このラチェット機構23のラチェット歯部24は、図2に示すように、段差部21gの外周等間隔に形成され、各歯の時計回り前方側(図面上の左側)が段差部21gの表面からの低い垂直面24aとされ、時計回り後方側(図面上の右側)が段差部21gの表面から高い垂直面24bとされ、これら低い垂直面24aと高い垂直面24bとが傾斜面24cとわずかな水平面24dとで連結されて構成されているが、ここでは、低い垂直面24aより上方の傾斜面24c、水平面24dおよび高い垂直面24bがラチェット歯部24として有効に機能させる部分である。
また、このラチェット歯部24は、合成樹脂による中実構造とせず、略外形だけの肉抜き構造としてあり、低い垂直面24aと高い垂直面24bとがそれぞれ縦の板状とされて低い垂直面の上部が傾斜面24cとされ、高い垂直面24bの上部が水平面24dの一部とされ、これらの間が上から見て内周側のみに配置される水平面24dの他の一部分で構成してある。
このようなラチェット歯部24を肉抜き構造とすることで、内装キャップ21の一部に厚肉の部分がなく、肉厚を全体にわたり略均一にできるので、樹脂成形の際の成形サイクルを、厚肉部に合わせる必要がなく、短縮して効率的に成形することができる。
また、ラチェット歯部24を内装キャップ21の段差部21gを利用して形成することで、内装キャップ21の高さを高くする必要がなくコンパクトにすることができる。
このような内装キャップ21の外側に被せる外装キャップ22は、図1および図3に示すように、略底つき円筒状に形成されて底部分が天面22aとされるようになっており、円筒部22bの下端部内周に軸方向にある程度の範囲、すなわち内装キャップ21と一体的に回転させたり、遊転させることができる範囲に軸方向の移動を規制するため移動規制部22cが内側に突き出した水平の突条として形成され、内装キャップ21の軸方向移動規制部21eの下方に係止され、上方への移動が規制される。一方、下方への移動は外装キャップ22の天面22aが内装キャップ21の天面に当接することで規制され、これらの間で上下動できるようになっている(図1(a)の上端位置および(b)の下端位置参照)。
また、この外装キャップ22には、円筒部22aの外周側面に縦方向に並ぶ凹凸状の滑り止め22dが形成してある。
さらに、外装キャップ22には、外装キャップ22の押し下げ回転動作で内装キャップ21と一体化でき、外装キャップ22の回転動作のみでは遊転させる機構としてラチェット機構23のラチェット爪部25が円周等間隔に複数個(図示例では、8個)設けてある。
このラチェット爪部25は、天面22aから下方に突き出す板状に形成されて円周等間隔に放射方向に配置され、内装キャップ21のラチェット機構23のラチェット歯部24と対向する位置に配置してある。そして、外装キャップ22を押し下げた状態では、ラチェット爪部25が内装キャップ21のラチェット歯部24の各歯の低い垂直面24aの上端より上方に位置させることができ、ラチェット歯部24の傾斜面24cまたは、高い垂直面24bのいずれかに押し当てて回転することで、内装キャップ21を開いたり、閉めたりすることができるようになる。
一方、外装キャップ22を押し下げない状態では、ラチェット爪部25が内装キャップ21のラチェット歯部24の各歯の傾斜面24cなどの上面に位置することになり、このまま回転しても傾斜面24c上を滑ることで内装キャップ21とは連結されない遊転状態となる。
このような安全キャップ20で密封する容器1には、予め中栓6の円筒部9の内側の円板部7に当てるようにパッキン11を装着したのち、容器1の容器口部2の先端に被せるように嵌合し、容器1の係止用突条5に中栓6の係止用突条10を係止することで嵌合連結状態としておく。
そして、安全キャップ20の内装キャップ21の小径部21cの天面にパッキン15を装着したのち、容器1のねじ部3に軽くねじ込むように装着する。
さらに、この内装キャップ21を覆うように外装キャップ22を被せ、内装キャップ21の軸方向移動規制部21eを外装キャップ22の移動規制部22cが乗越えるまで押し込んで外装キャップ22が内装キャップ21に対して上下方向(軸方向)には限られた範囲で移動でき、しかも内装キャップ21と同心上で回転できるようにする。
そして、内装キャップ21を締め付けて容器1を密封する場合には、外装キャップ22を押し込みながら時計回りに回転すると、図4(b)に示すように、外装キャップ22の押し下げによって内装キャップ21の段差部21gのラチェット機構23のラチェット歯部24の傾斜面24cなどの上面に外装キャップ22のラチェット爪部25が位置した状態から外装キャップ22の回転によって高い垂直面24bにラチェット爪部25が当たり、外装キャップ22の回転を内装キャップ21に伝達して一体的に回転して内装キャップ21を容器1に締め付けることができる。
また、逆に外装キャップ22を押し込みながら反時計回りに回転すると、ラチェット歯部24の傾斜面24cにラチェット爪部25が強く当たり、傾斜面24cに沿って上昇せずにその高さを保ち、押し下げ力を加えたままの外装キャップ22の回転を内装キャップ21に伝達して一体的に回転して内装キャップ21を容器1から外して内装キャップ21ごと取り外すことができる。
一方、外装キャップ22を押し下げずに反時計回りに回転して安全キャップ20を取り外そうとすると、図4(a)に示すように、ラチェット機構23のラチェット歯部24の傾斜面24c上をラチェット爪部25が滑るように上昇し、外装キャップ22の回転を内装キャップ21に伝達することができずに遊転して内装キャップ21を回転して容器1から取り外すことができない。これにより、チャイルドレジスタント効果を奏するものとなり、誤まって安全キャップ20を取り外すことを防止することができる。
したがって、このような安全キャップ20を用いることで、容器1内の内容物を誤まって漏洩させたり、子供などが誤まって取り出すことを防止することができる。
また、このラチェット機構23では、遊転方向に回転する場合に、ラチェット爪部25がラチェット歯部24に沿って移動するだけであり、遊転トルク(空回りトルク)をほとんど零にすることができ、例えば開栓トルクを30〜40cN・m程度としても遊転トルクを略零にすることで、チャイルドレジスタント効果を明確にすることができる。
なお、上記実施の形態では、ラチェット機構23のラチェット歯部24を内装キャップ21に、ラチェット爪部25を外装キャップ22に設けるようにしたが、逆に設けてラチェット機構を構成するようにしても良い。
また、上記実施の形態では、容器に入れる内容物については、特に説明していないが、容器内に入れて密封状態で保管する必要があるもの、あるいは密封状態で保管しておき開封後も再び密封状態にする必要があるものなど、容器および内容物についてはなんら限定するものでない。例えば燃料電池用の燃料用容器のキャップとすれば、燃料を誤まって漏洩したり、子供などが誤まって取り出すことを防止することができ、特に、メタノール燃料電池の燃料であるメタノール用容器のキャップとすれば、安全に密封して使用することができる。
さらに、中栓部材としての中栓6の先端部と内装キャップ21とのシールをパッキン15を介装することで行うようにしたが、パッキンに代えて内装キャップに中栓部材の先端と接触してシールする突起部を形成したり、中栓部材の先端部を先細のテーパ面とし、内装キャップにこのテーパ面と接するテーパリングを一体に形成して互いを接触させることでシールするなど、他のシール手段を設けるようにしても良い。なお、中栓部材である中栓6に弁機構を設ける場合には、中栓6と内装キャップ21との間のシールを省略することも可能であり、両方のシール機能で一層安全に保管したり使用することができる。
以上、詳細に説明したように、この安全キャップ20によれば、容器口部2に先端が細い中栓部材としての中栓6を備えたねじ式の内装キャップ21と、この内装キャップ21を覆って回転可能かつ限られた範囲で軸方向に移動可能に装着され押し下げ回転で内装キャップ21と一体化して回転可能とするとともに回転のみでは遊転可能とされた外装キャップ22とからなる安全キャップ20で、中栓6を、容器口部2の先端に当てられる円板部7から突出させて中栓部8を形成して構成し、内装キャップ21の中間部内側に円板部7に当接可能かつ締め代を規制する小径部21cを形成したので、内装キャップ21の小径部21cを中栓6の円板部7に当てることで、内装キャップ21の締め代を規制して締め過ぎを防止することができるとともに、小径の中栓部7を備える場合でも必要な締め付けトルク(開栓トルク)を確保することができる。
また、この安全キャップ20によれば、内装キャップ21の小径部21cの外側に段差部21gを形成することで、空間を確保でき、この空間にラチェット機構23を構成するラチェット歯部24とラチェット爪部25のいずれかを設けることで、ねじ式キャップ20を大幅に拡大することなくチャイルドレジスタント効果を発揮できる機構23を設けることができる。
また、この安全キャップ20によれば、ラチェット機構23を構成するラチェット歯部24を肉抜き構造として形成したので、必要な外形部24a〜24dのみのラチェット歯部24とすることで、ラチェットの機能を確保しつつ厚肉部をなくして樹脂による成形サイクルを短縮することができる。
さらに、この安全キャップ20によれば、容器1を液体燃料用容器としてそのキャップとしたり、メタノール燃料電池の燃料用のメタノール容器としてそのキャップとしても、必要な条件を満たすものとなり、安全かつ確実に密封しておくことができ、必要なときには、安全かつ確実に取り出すことができる。
なお、この安全キャップ20において、内装キャップ21と外装キャップ22との間、例えば内装キャップ21の天面と外装キャップ22の天面22aのいずれか一方に、軸方向に移動可能な空間を利用してばね部などの付勢手段を一体に形成するようにすれば、ばね部によって内装キャップ21に対して外装キャップ22を引き離すようにすることができ、安全キャップ20の高さ自体を抑えながら外装キャップ22の遊転状態を確実に確保して一層確実にチャイルドレジスタント効果を発揮させることができる。
さらに、この安全キャップ20において、中栓部材である中栓6に、内容物の漏洩を防止する弁機構として、中栓部8に逆止弁を設けるようにすれば、安全キャップ20を取り除いても直ちに内容物が漏れ出ることを防止することができ、チャイルドレジスタント効果に加え、一層安全性を向上して使い易くすることができる。 なお、この中栓部材である中栓6に弁機構を設ける場合には、中栓6と内装キャップ21との間のシールを省略して機構を簡素化することも可能であり、併設すれば、両方のシール機能で一層安全に保管したり使用することができるようになる。
また、この安全キャップ20において、中栓部材である中栓6の中栓部8に、容器1内の内容物を受ける需要側部材との間に、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるソケットと、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるとともに、前記ソケットと着脱可能に嵌合連結され嵌合連結状態で両弁体を開放して連通可能なプラグとから構成されるカップラーのいずれか一方またはいずれか他方を設けて容器1と需要側部材とをソケットとプラグを介して嵌合連結するようにすれば、内容物を漏洩させることなく、確実に容器1から需要側部材に移すことができる。特に、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段として金属製コイルバネとを備えるソケットと、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段として金属製コイルばねとを備え、ソケットと着脱可能に嵌合連結され嵌合連結状態で両弁体を開放して連通可能なプラグとから構成されるカップラーとし、両弁体の基端部に当該弁体が開閉方向に往復移動可能かつシール可能に装着されるハウジングを設け、このハウジングに前記弁体を付勢する前記付勢手段を収納するとともに、このハウジングの外側に流路を形成するようにすれば、金属製コイルばねをハウジング内に収納して、液体との接触を防止することができる。
これにより、メタノール燃料電池の場合のように容器1内のメタノールと金属との接触を防止する必要がある場合にも、簡単にカップラーで着脱して金属と接触させずに安全キャップ20を外した容器1から液体などを供給したり、取り出したりすることができる。
この発明の安全キャップの一実施の形態にかかり、(a)は外装キャップの遊転状態の部分縦断面図、(b)は外装キャップの一体回転状態の部分縦断面図である。 この発明の安全キャップの一実施の形態にかかる内装キャップの平面図、正面図、底面図および縦断面図である。 この発明の安全キャップの一実施の形態にかかる外装キャップの平面図、正面図、底面図および縦断面図である。 この発明の安全キャップの一実施の形態にかかる動作説明図で、(a)は遊転状態を、(b)は一体回転状態をそれぞれ示す。 この発明の安全キャップが用いられる中栓を備えた容器と従来のキャップの部分縦断面図である。
符号の説明
1 容器
2 容器口部
3 ねじ部
4 段差部
5 係止用突条
6 中栓(中栓部材)
7 円板部
8 中栓部
9 円筒部
10 係止用突条
11、15 パッキン
20 安全キャップ
21 内装キャップ
21a 大径円筒部
21b ねじ部
21c 小径部
21c’ 底面
21d パッキン保持部
21e 軸方向移動規制部
21f スカート部
21g 段差部
22 外装キャップ
22a 天面
22b 円筒部
22c 移動規制部
22d 滑り止め
23 ラチェット機構
24 ラチェット歯部
24a 低い垂直面
24b 高い垂直面
24c 傾斜面
24d 水平面
25 ラチェット爪

Claims (8)

  1. 容器口部に取り付けられ先端が細い中栓部材と、
    この中栓部材を覆って容器口部の基端部のねじ部にねじ込まれ当該中栓部材の先端部とでシールされる内装キャップと、
    この内装キャップを覆って回転可能かつ限られた範囲で軸方向に移動可能に装着され押し下げ回転で前記内装キャップと一体化して回転可能とするとともに回転のみでは遊転可能とされた外装キャップとからなる安全キャップであって、
    前記中栓部材を、容器口部先端に当てられる円板部から突出させて中栓部を形成して構成し、
    前記内装キャップの中間部内側に前記円板部に当接可能かつ締め代を規制する小径部を形成してなることを特徴とする安全キャップ。
  2. 前記内装キャップの小径部の外側に段差部を形成し、この段差部と前記外装キャップの天面とのいずれか一方に、押し下げ回転で一体化でき、回転のみで遊転させるラチェット機構を構成するラチェット歯部とラチェット爪部とのいずれか一方を設け、この段差部と前記外装キャップの天面とのいずれか他方に、ラチェット機構を構成するラチェット歯部とラチェット爪部とのいずれか他方を設けてなることを特徴とする請求項1記載の安全キャップ。
  3. 前記内装キャップと前記外装キャップとの間に、遊転状態を保持可能な付勢手段を設けてなることを特徴とする請求項1または2記載の安全キャップ。
  4. 前記ラチェット機構を構成するラチェット歯部を、肉抜き構造として形成したことを特徴とする請求項2または3記載の安全キャップ。
  5. 前記中栓部材の先端部と前記内装キャップとのシールに替え、または当該シールに加え、前記中栓部材に、内容物の漏洩を防止する弁機構を設けてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の安全キャップ。
  6. 前記中栓部材と、前記容器内の内容物を受ける需要側部材との間に、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるソケットと、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるとともに、前記ソケットと着脱可能に嵌合連結され嵌合連結状態で両弁体を開放して連通可能なプラグとから構成されるカップラーのいずれか一方またはいずれか他方を設けてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の安全キャップ。
  7. 前記容器が、液体燃料用容器であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の安全キャップ。
  8. 前記容器が、メタノール用の容器であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の安全キャップ。

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