JP6942431B2 - メカニカルシール - Google Patents

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Description

本発明は、固定環と回転環を備えるメカニカルシールに関する。
メカニカルシールにおいて、回転軸と回転環との間の環状隙間を封止するために、ベローズシールを用いる技術が知られている(特許文献1,2参照)。このような技術においては、一般的に、ベローズシールを固定するためのケースが設けられている。また、このような技術においては、回転環が回転軸やケースに対して周方向に回転してしまわないように、ケースによって、回転環を直接固定する構造を採用することが多い。しかしながら、このような構造を採用する場合には、回転環等の構造が複雑になるため、ベローズシールをケースに対して嵌合により固定し、かつ回転環をベローズシールに対して嵌合により固定する構造が採用される場合もある。このような従来例に係るメカニカルシールについて、図10及び図11を参照して説明する。
図10は従来例に係るメカニカルシールの使用状態を示す模式的断面図である。図11は従来例に係るケースの一部断面図である。メカニカルシール700は、回転軸500と、回転軸500の軸孔を有するハウジング600との間の環状隙間を密封するために用いられる。そして、メカニカルシール700は、ハウジング600に対して固定される固定環710と、固定環710に対して摺動する回転環720と、ケース730と、回転軸500と回転環720との間の環状隙間を封止するベローズシール740とを備えている。また、メカニカルシール700は、ベローズシール740を回転軸500に締め付ける締め付け部材750も備えている。
ケース730は、内周面側にベローズシール740が嵌合により固定される環状の被嵌合部731と、被嵌合部731における端部から径方向内側に向かって伸びる内向きフランジ部732とを備えている。また、ケース730は、この内向きフランジ部732の先端から回転環720が備えられている側とは反対側に向かって伸び、締め付け部材750に設けられた被係合部に係合する係合突起733も備えている。この係合突起733は、周方向に間隔を空けて複数設けられている。
以上のように構成されるメカニカルシール700においては、ケース730の被嵌合部731にベローズシール740が嵌合により固定され、ベローズシール740に回転環720が嵌合により固定される。このような構成を採用することで、回転環等の構造の複雑化を抑制することが可能となる。
このメカニカルシール700においては、係合突起733を締め付け部材750に設けられた被係合部に係合させることによって、ケース730とベローズシール740との相対的な回転の抑制を図っている。しかしながら、ベローズシール740の経時的な劣化等によって、ケース730における被嵌合部731とベローズシール740との嵌合部分に密封対象流体が浸入することがある。被嵌合部731の内周面731aは、滑らかで滑りやすいため、この内周面731aに対して、ベローズシール740が滑ってしまうことがある。つまり、被嵌合部731の内周面731aの部分で、ケース730に対してベローズシール740が回転方向に摺動してしまうことがある。これにより、密封性能が低下してしまうおそれがある。
実開平3−98371号公報 実開平4−66461号公報
本発明の目的は、長期に亘り密封性の安定化を可能とするメカニカルシールを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のメカニカルシールは、
回転軸と、該回転軸の軸孔を有するハウジングとの間の環状隙間を密封するメカニカルシールであって、
前記ハウジングに対して固定される固定環と、
前記固定環に対して摺動する回転環を有すると共に、前記回転軸と共に回転する回転環ユニットと、
を備えるメカニカルシールにおいて、
前記回転環ユニットは、
内周面側に前記回転環が嵌合により固定される第1環状部と、前記回転軸の外周面に密着する第2環状部と、第1環状部と第2環状部とを繋ぎ、かつ第1環状部に対する第2環状部の位置の変化に追随する湾曲部とを有する環状の弾性体シールと、
第2環状部の外周面を回転軸に対して締め付ける環状の締め付け部材と、
内周面側に第1環状部が嵌合により固定される環状の被嵌合部を備える金属製のケースと、
を備え、
前記被嵌合部の内周面には、第1環状部の周方向への相対的な回転を抑制する滑り止めが形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ケースの被嵌合部の内周面に滑り止めが形成されているため、被嵌合部の内周面に対して弾性体シールが相対的に回転してしまうことを抑制することができる。
前記ケースは、
前記被嵌合部における端部から径方向内側に向かって伸びる内向きフランジ部と、
前記内向きフランジ部の先端から前記回転環が備えられている側とは反対側に向かって伸び、前記締め付け部材に設けられた被係合部に係合する係合突起と、
を備えるとよい。
前記滑り止めは、ローレット加工部であってもよいし、ショットブラスト加工部であってもよいし、軸線方向に伸びる複数の凹部または凸部であってもよい。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、長期に亘り密封性の安定化を図ることができる。
図1は本発明の実施例に係るメカニカルシールの使用状態を示す模式的断面図である。 図2は本発明の実施例に係る回転環ユニットの模式的断面図である。 図3は本発明の実施例に係る回転環ユニットの部品を展開させた状態を示す模式的断面図である。 図4は本発明の実施例に係るケースの模式的断面図である。 図5は本発明の変形例1に係るケースの一部断面図である。 図6は本発明の変形例2に係るケースの一部断面図である。 図7は本発明の変形例3に係るケースの一部断面図である。 図8は本発明の変形例3に係るケースの正面図の一部である。 図9は本発明の変形例4に係るケースの正面図の一部である。 図10は従来例に係るメカニカルシールの使用状態を示す模式的断面図である。 図11は従来例に係るケースの一部断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図4を参照して、本発明の実施例に係るメカニカルシールについて説明する。図1は本発明の実施例に係るメカニカルシールの使用状態を示す模式的断面図である。なお、本実施例に係るメカニカルシールは、一部の部材を除き、回転対称形状であり、図1においては、メカニカルシールの中心軸線を含む面でメカニカルシールを切断した断面図を示している。図2は本発明の実施例に係る回転環ユニットの模式的断面図である。図2においても、メカニカルシールの中心軸線を含む面で回転環ユニットを切断した断面図を示している。図3は本発明の実施例に係る回転環ユニットの部品を展開させた状態を示す模式的断面図である。図3においても、メカニカルシールの中心軸線を含む面で回転環ユニットを切断した断面図を示している。図4は本発明の実施例に係るケースの模式的断面図である。図4においては、メカニカルシールの中心軸線よりも上側に、当該中心軸線を含む面でケースを切断した断面図を示しており、下側にケースの外観図を示している。なお、以下の説明において、軸線方向とは、メカニカルシールの中心軸線が伸びる方向を意味する。
<メカニカルシール>
本実施例に係るメカニカルシールについて説明する。メカニカルシール10は、回転軸500と、回転軸500の軸孔を有するハウジング600との間の環状隙間を密封する役割を担っている。図1に示すように、メカニカルシール10によって、回転軸500とハウジング600との間の環状隙間が封止されて、図中右側の領域(A)と左側の領域(B)とが隔てられる。本実施例においては、領域(A)に密封対象流体が封止され、領域(B)が大気側となるように使用される。
メカニカルシール10は、回転環ユニット100と、固定環ユニット200とを備えている。回転環ユニット100は、回転軸500と共に回転するように構成される。また、固定環ユニット200は、ハウジング600に対して固定される。この固定環ユニット200は、円筒状の固定環210と、ガスケット220とから構成される。
固定環210は、Sic,カーボンまたは金属などの硬質材料で構成される。この固定環210のうち回転環ユニット100が配置される側(図1中右側)の端面が回転環110との摺動面となる。ガスケット220は、円筒部221と、円筒部221の端部に設けられる内向きフランジ部222とから構成される。固定環210は、円筒部221の内周面に嵌合されることによって、ガスケット220に対して固定される。つまり、固定環210はガスケット220を介してハウジング600に固定される。
以上のように構成される固定環ユニット200は、ハウジング600の端面側に設けられた環状の切欠き610に嵌合により固定される。このとき、切欠き610における内周面に対して、ガスケット220の円筒部221の外周面が密着することにより、ガスケット220とハウジング600との間の環状隙間が封止される。
回転環ユニット100は、回転環110と、金属製のケース120と、回転環110と回転軸500との間の環状隙間を封止する弾性体シール130と、弾性体シール130を回転軸500に密着させるための締め付け部材140とを備えている。
回転環110は、Sic,カーボンまたは金属などの硬質材料で構成される。この回転環110は、略円筒状の円筒部111と、円筒部111の端面から突出する環状凸部112とから構成される。この環状凸部112の先端面が固定環210と摺動する。
本実施例に係る弾性体シール130は、ゴム状弾性体製のベローズシールである。この弾性体シール130は、第1環状部131と、回転軸500の外周面に密着する第2環状部133と、第1環状部131と第2環状部133とを繋ぐ湾曲部132とを備えている。第1環状部131の内周面側に回転環110が嵌合により固定される。湾曲部132は、撓み変形可能に構成されており、第1環状部131に対する第2環状部133の位置の変化に追随することができる。従って、ハウジング600に対する回転軸500の偏心や軸線方向の位置ずれに対して、第2環状部133は回転軸500の外周表面に対して密着した状態を維持することができる。つまり、ハウジング600に対する回転軸500の移動に対して第2環状部133が追随することができる。
締め付け部材140は、金属製の環状部材により構成されている。この締め付け部材140により、弾性体シール130における第2環状部133の外周面を回転軸500に対して締め付けることで、第2環状部133が回転軸500に密着した状態を維持させることができる。また、締め付け部材140の外周面側には、被係合部としての溝141が、周方向に間隔を空けて複数設けられている。なお、溝141は、締め付け部材140の外周面側において、軸線方向の一端側端面から他端側端面に至るように設けられている。
ケース120は、環状の被嵌合部121と、被嵌合部121における端部から径方向内側に向かって伸びる内向きフランジ部122と、内向きフランジ部122の先端から回転環110が備えられている側とは反対側に向かって伸びる係合突起123とを備えている。被嵌合部121の内周面に、弾性体シール130における第1環状部131が嵌合により固定される。また、係合突起123は、締め付け部材140に設けられた溝141に係合するように構成されている。この係合突起123も、周方向に間隔を空けて複数設けられている。つまり、複数の係合突起123は、締め付け部材140に設けられている複数の溝141にそれぞれ係合される。これにより、締め付け部材140に対して、ケース120が相対的に回転してしまうことが抑制される。
また、本実施例に係るメカニカルシール10においては、回転軸500に固定されるスプリングホルダー300と、スプリングホルダー300に取付けられるコイルスプリング400とを備えている。スプリングホルダー300は金属製の環状部材により構成されている。コイルスプリング400は、スプリングホルダー300とケース120の内向きフランジ部122との間に挟み込まれた状態で装着されている。このコイルスプリング400によって、ケース120及び弾性体シール130を介して、回転環110は固定環210に向けて押圧される。これにより、回転環110と固定環210が密着した状態が維持される。
そして、本実施例に係るケース120においては、被嵌合部121の内周面に、弾性体シール130における第1環状部131の周方向への相対的な回転を抑制する滑り止めが形成されている。本実施例における滑り止めは、ローレット加工により得られたローレット加工部121aにより構成されている。また、ローレット加工部121aにおける山部と谷部の高低差は、0.03mm以上に設定している。
<本実施例に係るメカニカルシールの優れた点>
本実施例に係るメカニカルシール10によれば、ケース120の被嵌合部121の内周面に滑り止めとしてのローレット加工部121aが形成されているため、被嵌合部121の内周面に対して弾性体シール130が相対的に回転してしまうことを抑制することができる。従って、弾性体シール130の経時的な劣化等によって、仮に、被嵌合部121と弾性体シール130との嵌合部分に密封対象流体が浸入したとしても、被嵌合部121の内周面に対して、弾性体シール130が回転方向に摺動してしまうことを抑制することができる。これにより、密封性能が低下してしまうことを抑制することができる。以上より、長期に亘り密封性の安定化を図ることができる。
(その他)
上記実施例においては、ケース120における被嵌合部121の内周面に形成される滑り止めがローレット加工部121aの場合を示した。しかしながら、滑り止めについては、ローレット加工部121aに限定されるものではなく、弾性体シール130が被嵌合部121に対して、周方向に相対的に回転することを抑制することができれば、その他の構成も採用し得る。以下、図5〜図9を参照して、滑り止めの変形例をいくつか説明する。図5は本発明の変形例1に係るケースの一部断面図である。図6は本発明の変形例2に係るケースの一部断面図である。図7は本発明の変形例3に係るケースの一部断面図である。図5〜図7においては、メカニカルシールの中心軸線よりも上側に、当該中心軸線を含む面でケースを切断した断面図を示しており、下側にケースの外観図を示している。図8は本発明の変形例3に係るケースの正面図(図7中、左側から見た図)の一部である。図9は本発明の変形例4に係るケースの正面図(図7中、左側から見た図に相当)の一部である。なお、上記実施例と同一の構成部については同一の符号を付して、その説明は省略する。
例えば、図5に示す変形例1のように、被嵌合部121の内周面にショットブラスト加工を施すことで、ショットブラスト加工部121bを設けても良い。この場合、ショットブラスト加工により得られる表面粗さは、JISで定められた十点平均粗さで、3μmRz以上に設定するとよい。なお、ショットブラスト加工を行う場合において、被嵌合部121の内周面にのみショットブラスト加工部121bを設ける場合には、ショットブラスト加工を行わない部分にはマスキングを行う必要がある。しかしながら、被嵌合部121の内周面以外の部分にショットブラスト加工部が設けられたとしても品質性には影響はない。そこで、図6に示す変形例2のように、マスキングを行うことなく、ケース120の全体にショットブラスト加工を行ってもよい。この場合には、図6に示すように、ケース120の全体にショットブラスト加工部121cが設けられる。
また、図7及び図8に示す変形例3のように、被嵌合部121の内周面に軸線方向に伸びる複数の凹部121dを設けても良い。この場合、凹部121dの深さは、0.03mm以上に設定するとよい。なお、被嵌合部121の内周面は円柱面で構成されており、凹部121dは、円柱面で構成される内周面から凹んだ部分により構成される。また、図9に示す変形例4のように、被嵌合部121の内周面に軸線方向に伸びる複数の凸部121eを設けても良い。この場合、凸部121eの高さは、0.03mm以上に設定するとよい。なお、被嵌合部121の内周面は円柱面で構成されており、凸部121eは、円柱面で構成される内周面から突出した部分により構成される。なお、これら変形例3における凹部121d、及び変形例4における凸部121eは、プレス加工により得ることができる。
10 メカニカルシール
100 回転環ユニット
110 回転環
111 円筒部
112 環状凸部
120 ケース
121 被嵌合部
121a ローレット加工部
121b,121c ショットブラスト加工部
121d 凹部
121e 凸部
122 内向きフランジ部
123 係合突起
130 弾性体シール
131 第1環状部
132 湾曲部
133 第2環状部
140 締め付け部材
141 溝
200 固定環ユニット
210 固定環
220 ガスケット
221 円筒部
222 内向きフランジ部
300 スプリングホルダー
400 コイルスプリング
500 回転軸
600 ハウジング

Claims (5)

  1. 回転軸と、該回転軸の軸孔を有するハウジングとの間の環状隙間を密封するメカニカルシールであって、
    前記ハウジングに対して固定される固定環と、
    前記固定環に対して摺動する回転環を有すると共に、前記回転軸と共に回転する回転環ユニットと、
    を備えるメカニカルシールにおいて、
    前記回転環ユニットは、
    内周面側に前記回転環が嵌合により固定される第1環状部と、前記回転軸の外周面に密着する第2環状部と、第1環状部と第2環状部とを繋ぎ、かつ第1環状部に対する第2環状部の位置の変化に追随する湾曲部とを有する環状の弾性体シールと、
    第2環状部の外周面を回転軸に対して締め付ける環状の締め付け部材と、
    内周面側に第1環状部が嵌合により固定される環状の被嵌合部を備える金属製のケースと、
    を備え、
    前記被嵌合部の内周面には、第1環状部の周方向への相対的な回転を抑制する滑り止めが形成されていることを特徴とするメカニカルシール。
  2. 前記ケースは、
    前記被嵌合部における端部から径方向内側に向かって伸びる内向きフランジ部と、
    前記内向きフランジ部の先端から前記回転環が備えられている側とは反対側に向かって伸び、前記締め付け部材に設けられた被係合部に係合する係合突起と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のメカニカルシール。
  3. 前記滑り止めは、ローレット加工部であることを特徴とする請求項1または2に記載のメカニカルシール。
  4. 前記滑り止めは、ショットブラスト加工部であることを特徴とする請求項1または2に記載のメカニカルシール。
  5. 前記滑り止めは、軸線方向に伸びる複数の凹部または凸部であることを特徴とする請求項1または2に記載のメカニカルシール。
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