JP2021063409A - ポーチ屋根 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に、ジョイナーに、雨水に対するシール機能を持たせることなどができるようにする。【解決手段】ポーチ屋根2は、玄関の上側に張出すように設置されたポーチ本体4と、ポーチ本体4の周縁部を縁取る化粧材5とを有している。化粧材5は、ジョイナー29によって繋ぎ合わされている。ジョイナー29は、化粧材5の内面に沿った形状とされる。ポーチ本体4は、周縁部の下部に防水シート51が取付けられても良い。防水シート51は、下方へ延びて、ポーチ本体4の下面に取付けられた軒天井材28の縁部に貼付けられても良い。【選択図】図5

Description

この発明は、ポーチ屋根に関するものである。
戸建て住宅などの建物には、玄関ポーチが備えられている(例えば、特許文献1参照)。玄関ポーチは、玄関の上側に張出すように建物の側面などに設置された庇状のポーチ屋根を有しており、ポーチ屋根は、ポーチ本体の周縁部を化粧材で縁取ったものなどとされている。上記特許文献1に記載されたポーチ屋根は、ポーチ本体の上面に降った雨水を排水する機能を備えたものとなっている。
特開2014−190013号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたポーチ屋根は、化粧材どうしの繋ぎ合わせ部分などから化粧材の内側へ入り込んだ雨水に対する対策については、特に開示されていなかった。そのため、化粧材どうしの繋ぎ合わせ部分などから化粧材の内側へ入り込んだ雨水が、化粧材の内面に沿って横へ回り込み、ポーチ本体の下面に取付けられた軒天井材の上面に達することで、軒天井材を浸水させるおそれがあった。
そこで、本発明は、上記した問題点の改善に寄与することを主な目的としている。
上記課題に対して、本発明は、
玄関の上側に張出すように設置されたポーチ本体と、該ポーチ本体の周縁部を縁取る化粧材とを有し、
該化粧材は、ジョイナーによって繋ぎ合わされているポーチ屋根であって、
前記ジョイナーは、前記化粧材の内面に沿った形状を有するポーチ屋根を特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、ジョイナーに、雨水に対するシール機能を持たせることなどができる。
実施例にかかるポーチ屋根を示す建物の玄関ポーチ部分の斜視図である。 ポーチ屋根の構成を示すポーチ本体と化粧材との分解斜視図である。 図2のポーチ本体と化粧材との組付状態を示す斜視図である。 ポーチ本体の内部構成を示す斜視図である。 ポーチ屋根の軒先側の部分の縦断面図である。 ポーチ屋根の軒先側の部分の斜視図である。 化粧材の端部およびジョイナーを裏面側から見た斜視図である。 化粧材の端部およびジョイナーを表面側から見た斜視図(ポーチ本体への取付状態を示す図)である。 防水シートを示す斜視図である。 ポーチ本体(ポーチフレーム)のコーナー部に対する防水シートの取付状態を示す部分拡大斜視図である。 ポーチ本体(ポーチフレーム)に対する防水シートの取付状態を示す縦断面図である。 化粧材どうしの繋ぎ合わせ部分を示す部分拡大斜視図である。 比較例にかかるポーチ屋根の一部破断した斜視図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図13は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、構成について説明する。
図1は、戸建て住宅などの建物1の玄関部分を示す斜視図である。この建物1には、玄関部分にポーチ屋根2が備えられている。このポーチ屋根2は、玄関(玄関ドア3)の上側に張出すように設置された庇状のポーチ本体4と、図2、図3に示すように、ポーチ本体4の周縁部を縁取る化粧材5とを有している。
ポーチ本体4の下側には、地面よりも高くなるようにポーチ床6などが形成され、ポーチ本体4の軒先側のコーナー部分の周辺が、ポーチ柱7によってポーチ床6に支持されて、玄関ポーチ8を構成している。
図4に示すように、ポーチ本体4は、平面形状がほぼ矩形枠状をしてほぼ水平に設置されるフレーム部の内部に複数の小梁12を設置してなるポーチフレーム13によって、主に構成される。図3に示すように、ポーチフレーム13の上面側には、屋根材14および箱樋15が設置される。
フレーム部は、平行で長さの等しい一対の軒先側フレーム材16および建物側フレーム材17と、平行で長さの等しい一対の側部フレーム材18,19とで構成されている。軒先側フレーム材16および建物側フレーム材17と、一対の側部フレーム材18,19とは、互いにほぼ直交する方向へ向けられている。軒先側フレーム材16および側部フレーム材18,19は、上下のフランジ部とウェブ部とを有する内向きC字断面の金属材とされ、建物側フレーム材17は、縦面部および横面部を有するL字断面の金属材で構成されている。建物側フレーム材17は、横面部が縦面部の下側の縁部から軒先側へ向かってほぼ水平に延ばされている。
小梁12は、軒先側フレーム材16および建物側フレーム材17の間に、側部フレーム材18,19とほぼ平行な状態で架設されている。小梁12は、金属材で構成されており、上縁部が段差形状となっている。段差形状をした小梁12の上縁部は、建物1側が高く、軒先側が低くなっている。小梁12の上には、野路板21(図5)を介して屋根材14および箱樋15が設置される。
屋根材14は、小梁12の建物1側の部分の上に設置される金属製の面材とされている。箱樋15は、小梁12の軒先側の部分の上に設置される金属製の面材であり、屋根材14よりも低くなった凹部を有して、ポーチ屋根2の上に降った雨水22(図6)を箱樋15へ集めるようになっている。箱樋15には排水勾配が形成されており、箱樋15の最下部には、雨水22を排水するための排水穴15a(図2)が形成される。
ポーチ本体4の周縁部は、ポーチフレーム13を構成する軒先側フレーム材16や側部フレーム材18,19の側面(ウェブ部)のことである。
化粧材5は、ポーチ本体4の周縁部の見栄えを整えるための部材である。化粧材5は、図2に示すように、ポーチフレーム13を構成する軒先側フレーム材16および一対の側部フレーム材18,19に沿って平面視ほぼコ字状に設けられる。化粧材5は、図3に示すように、ネジなどの固定部材24でポーチフレーム13に屋根材14や箱樋15の縁部と共に、上側から下向きに取付けられる。この際、化粧材5は、ポーチフレーム13および屋根材14や箱樋15の縁部よりも上側に位置して、これらを保護する。
また、図5に示すように、ポーチフレーム13における、化粧材5の下側の位置には、軒先見切材25が取付けられる。軒先見切材25は、化粧材5の下部周辺の見栄えを整えるなどのための部材である。軒先見切材25は、化粧材5の下部と共に、ネジなどの固定部材26で軒天井材受木桟27に外側から横向きに取付けられる。軒天井材受木桟27の下面には、軒天井材28が釘などの固定部材で下側から上へ向けて取付けられる。軒天井材受木桟27は、ポーチフレーム13に軒天井材28を取付けるための部材である。軒天井材28は、ポーチフレーム13の下面側に設置されてポーチ本体4の一部(下面)を構成する面材である。
なお、化粧材5の詳細については後述する。
化粧材5は、図5(〜図8)に示すように、ジョイナー29によって繋ぎ合わされた状態でポーチフレーム13の外周に設置される。
ジョイナー29は、化粧材5どうしを繋ぎ合わせるための部材である。ジョイナー29は、化粧材5の端部間の位置に設けられる。ジョイナー29については後述する。
そして、上記のような構成に対し、この実施例は、以下のような構成を備えることができる。
(1)ジョイナー29は、化粧材5の内面に沿った形状を有している。
ここで、化粧材5は、金属製の長尺材とされる。化粧材5は、ほぼ一定の肉厚に形成される。化粧材5は、どのような断面形状のものとしても良いが、この実施例では、大きく分けて化粧材上部構成部31と化粧材下部構成部32とで構成されている。化粧材上部構成部31と化粧材下部構成部32とは、別体に構成しても良いが、この実施例では一体とされている。
化粧材上部構成部31は、ポーチフレーム13の上側部分にほぼ対応するものである。化粧材上部構成部31は、例えば、ポーチフレーム13の上部に上から取付けられるほぼ水平な上部取付部33と、上部取付部33の外側の縁部から緩い下り勾配の傾斜を有して外方へ張出すように延びる傾斜延長部34と、傾斜延長部34の外側の縁部からほぼ真下へ向かって僅かに延びる下方延長部35とを、有するものとされている。
上部取付部33は、C字断面を有する軒先側フレーム材16および一対の側部フレーム材18,19の上側のフランジ部36の上に当接して、フランジ部36に上方からネジなどの固定部材24で下向きに固定される。上部取付部33は、側方から見て、フランジ部36の幅とほぼ同じ長さを有している。上部取付部33と上側のフランジ部36との間にはシール材37が介在される。また、ネジなどの固定部材24には、シール剤49(図3)が塗布される。
傾斜延長部34は、側方から見て、上部取付部33よりも長く斜め下方へ延ばされる。下方延長部35は、側方から見て、上部取付部33よりも短くほぼ真下に延ばされる。
化粧材下部構成部32は、ポーチフレーム13の中間部分から下側部分にかけての部位にほぼ対応するものであり、ポーチフレーム13に対し外側に離間した状態で設置される。化粧材下部構成部32は、例えば、下方延長部35の下側の縁部35aよりも若干高い位置からポーチフレーム13の側へ向かってほぼ水平または緩い下り勾配に傾斜した状態にて僅かな長さで延びる上部横行部41と、上部横行部41の内側の縁部からほぼ真下へ向かって延びる下行部42と、下行部42の下側の縁部からほぼ肉厚程度分の段差部43を有してポーチフレーム13の側へ向かって緩い傾斜で僅かに延びる下部傾斜部44と、下部傾斜部44下側の縁部44aよりも若干高い位置から、軒天井材受木桟27の側面へ向かい軒天井材受木桟27に達する長さでほぼ水平または緩い下り勾配に傾斜した状態に延びる下部横行部45と、下部横行部45の内側の縁部から軒天井材受木桟27の外側面に沿いほぼ真下へ延びて、軒天井材受木桟27の側面下部にネジなどの固定部材26で外側から横向きに取付けられる下部取付部46と、を有している。
上部横行部41は、側方から見て、下方延長部35とほぼ同じかそれよりも若干長く延ばされる。下行部42は、側方から見て、傾斜延長部34とほぼ同じかそれよりも若干長く延ばされる。下部傾斜部44は、側方から見て、下方延長部35よりも長く延ばされる。下部横行部45は、側方から見て、軒天井材受木桟27の側面に達する長さに形成される。下部取付部46は、側方から見て、軒天井材受木桟27の下端に達する長さに形成される。下部取付部46の下側の縁部には、外方へ向かって僅かに延びる張出部46aを形成しても良い。
化粧材5の内面に沿った形状とは、化粧材5の内面とほぼ同じ形状をして、化粧材5の内面にほぼ隙間なく当接される形状のこと、または、化粧材5の内面に対して僅少な間隔を有して対向する形状のことである。僅少な間隔は、雨水22を表面張力によって留めることができる程度の狭い隙間のことである。僅少な間隔は、ほぼ1mm程度かまたはそれ以下とするのが好ましい。
ジョイナー29は、化粧材5の端部に取付けるのに必要な取付代をほぼ2倍した程度の比較的狭い幅を有する取付金具などとされる。ジョイナー29は、化粧材上部構成部31の内面に沿った形状の上部ジョイナー片47と、化粧材下部構成部32の内面に沿った形状の下部ジョイナー片48とを有している。上部ジョイナー片47と下部ジョイナー片48は、一体に形成しても良いが、この実施例では、別体とされている。
上部ジョイナー片47は、少なくとも、化粧材上部構成部31の傾斜延長部34と、下方延長部35の一部の内面にほぼ沿った形状を有している。また、下部ジョイナー片48は、少なくとも、化粧材下部構成部32の下行部42と下部傾斜部44と下部横行部45との内面にほぼ沿った部分を有している。
図7に示すように、ジョイナー29の側縁部は、化粧材5の内面に、シール剤49でシールされる。また、図8に示すように、上部ジョイナー片47の上縁部は、ポーチフレーム13の上部(フランジ部36とウェブ部とのコーナー部)に、シール剤49でシールされる。
(2)図4に示すように、ポーチ本体4は、周縁部の下部に防水シート51が取付けられても良い。
図5に示すように、防水シート51は、下方へ延びて、ポーチ本体4の下面に取付けられた軒天井材28の縁部に貼付けられても良い。
ここで、防水シート51は、例えば、図9(〜図11)に示すように、ロール状に巻かれたテープ状のものなどを使うことができる。テープ状の防水シート51は、ポーチ本体4の周縁部の下部から、少なくとも軒天井材28の縁部に達する幅を有するものとされる。テープ状の防水シート51は、少なくとも両側縁部に沿って粘着層52を形成し、粘着層52に離型紙53を取付けておくことで、ポーチ本体4の周縁部と軒天井材28の縁部とに対してそれぞれ異なるタイミングで別々に貼り付けることが容易にできるようにするのが好ましい。
防水シート51は、まず、ポーチフレーム13を構成する軒先側フレーム材16および側部フレーム材18,19の側面下部に沿って上側に位置する離型紙53を剥がしながら横に貼り付けられる。この際、ローラなどの治具を用いて、シワなどができないように、上側の粘着層52をしっかり軒先側フレーム材16および側部フレーム材18,19の側面下部に密着させる。そして、ポーチフレーム13への軒天井材28の取付後に、防水シート51の下側の粘着層52を軒天井材28の周縁部に貼り付ける。
軒天井材28の縁部は、主に、軒天井材28の周縁部分を構成する端面のことである。軒天井材28の縁部には、軒天井材28の周縁部分に沿った下面の一部を含んでも良い。
(3)化粧材5の下部(下部取付部46)は、防水シート51の中間部の位置に当接するように設置されても良い。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
ポーチ屋根2は、建物1の玄関ドア3の上側に、ポーチ本体4を張出すように設けることによって、玄関から出入りする人を、雨水22や日差しから守ることができる。そして、ポーチ本体4の周縁部を化粧材5で縁取ることによって、ポーチ本体4の見栄えを良くすることができる。この際、化粧材5をジョイナー29で繋ぎ合わせることによって、化粧材5をポーチ本体4の周縁部に沿った長さや形状に形成することができる。化粧材5とジョイナー29との取り付けは、例えば、ボルト固定やリベット固定などによって行うことができる。そして、化粧材5をポーチ本体4の周縁部に沿った形に形成した状態で、ポーチ本体4の周縁部に一気に取付けることが可能になる。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果 1)図5、図6に示すように、ジョイナー29を、化粧材5の内面に沿った形状としても良い。これにより、化粧材5の内面とジョイナー29との間に、化粧材5の上下方向のほぼ全域に亘って均一な狭い隙間を形成することができる。よって、化粧材5の内面に沿った形状のジョイナー29に、雨水22に対するシール機能を持たせることができる。
即ち、化粧材5どうしの繋ぎ合わせ部分61(図12)から化粧材5の内側へ入り込んだ雨水22を、化粧材5の内面とジョイナー29との間に形成される狭くて均一な隙間で捕集して、表面張力によってその場に留まらせることができる。そして、この隙間に捕集される雨水22の量が多くなった場合には、雨水22を、重力および表面張力などによって、隙間に沿って流下させることができる。そのため、雨水22の経路を隙間内に限定でき、雨水22が隙間から横へハミ出して行かないように規制することができる。
しかも、ジョイナー29を、化粧材5の内面に沿った形状とすることにより、ジョイナー29の両側面と、化粧材5の内面との間や、上部ジョイナー片47の上縁部とポーチフレーム13の上部との間などの、ジョイナー29周りの部分を、シール剤49で物理的にシールすることも可能になる。
よって、化粧材5の内面に沿った形状のジョイナー29を用いることで、雨水22が軒天井材28の上面に達するのを、多重のシール構造にて確実に防止できるようになる。
これに対し、例えば、図13の比較例に示すように、化粧材5の内面に沿っていない形状の既存のジョイナー63(図では単なる側面視C字断面のものとなっている)を用いた場合には、化粧材5の内面とジョイナー63との間には、(上記したような僅少な隙間ではなく)大きな空間が形成されることになる。そして、この空間は、表面張力を利用して雨水22を捕集するようなことができないようなものであるため、雨水22は、空間内を自由に移動できる。そして、例えば、化粧材5どうしの繋ぎ合わせ部分61から化粧材5の内側へ入り込んだ雨水22は、化粧材5に沿って横へ回り込み、ポーチフレーム13と軒天井材受木桟27との間の隙間や、軒天井材受木桟27と軒天井材28との間の隙間などを通って、軒天井材28の上面に容易に達してしまうことになる。
(効果 2)ポーチ本体4の周縁部の下部に防水シート51を取付けて、防水シート51の下部を軒天井材28の縁部に貼付けても良い。これにより、防水シート51がポーチ本体4の下部から軒天井材28の縁部に亘る部分を防水して、軒天井材28の上面側への雨水22の入り込みを遮断することができる。よって、化粧材5の内面とジョイナー29との間の隙間を伝わって化粧材5やジョイナー29の下部に達した雨水22が、ポーチ本体4の下部から軒天井材28の縁部に亘る部分から侵入して軒天井材28の上面へ達するのを、防水シート51によって確実に遮断できる。
(効果3)化粧材5の下部(下部取付部46)は、防水シート51の中間部の位置に当接するように設置されても良い。これにより、化粧材5の内面に沿って化粧材5の下部(下部取付部46)まで到達した雨水22を、防水シート51の中間部へ各自に導いて、防水シート51によって確実に遮断できる。
2 ポーチ屋根
3 玄関ドア
4 ポーチ本体
5 化粧材
28 軒天井材
29 ジョイナー
46 下部取付部
51 防水シート

Claims (3)

  1. 玄関の上側に張出すように設置されたポーチ本体と、該ポーチ本体の周縁部を縁取る化粧材とを有し、
    該化粧材は、ジョイナーによって繋ぎ合わされているポーチ屋根であって、
    前記ジョイナーは、前記化粧材の内面に沿った形状を有することを特徴とするポーチ屋根。
  2. 請求項1に記載のポーチ屋根であって、
    前記ポーチ本体は、前記周縁部の下部に防水シートが取付けられており、
    該防水シートは、下方へ延びて、前記ポーチ本体の下面に取付けられた軒天井材の縁部に貼付けられていることを特徴とするポーチ屋根。
  3. 請求項2に記載のポーチ屋根であって、
    前記化粧材の下部は、前記防水シートの中間部に当接されることを特徴とするポーチ屋根。
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