JP2682711B2 - 笠木の防水構造 - Google Patents

笠木の防水構造

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JP2682711B2
JP2682711B2 JP1286523A JP28652389A JP2682711B2 JP 2682711 B2 JP2682711 B2 JP 2682711B2 JP 1286523 A JP1286523 A JP 1286523A JP 28652389 A JP28652389 A JP 28652389A JP 2682711 B2 JP2682711 B2 JP 2682711B2
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克則 大西
良一 鈴木
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
    • E04D3/00Roof covering by making use of flat or curved slabs or stiff sheets
    • E04D3/40Slabs or sheets locally modified for auxiliary purposes, e.g. for resting on walls, for serving as guttering; Elements for particular purposes, e.g. ridge elements, specially designed for use in conjunction with slabs or sheets
    • E04D3/405Wall copings

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、手摺壁の上部に固定される笠木の防水構造
に関する。
[従来の技術] 従来、手摺壁の上部に、カップ断面状の笠木を設ける
時、笠木内への雨水の浸入を防止する構造として、実開
昭58−11537に記載の如く、笠木端縁部と手摺壁との間
隙にシーリングを施すものが採用されている。
尚、笠木内への雨水の浸入を防止する理由は、(a)
笠木に覆われている非防水の手摺壁端面の防食を図るこ
と、(b)雨水が笠木に覆われている手摺壁やその支持
体を伝わり落下して建物の床構造体や下階構造体に浸入
するのを防止すること等にある。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、上記従来技術では、笠木長手方向の長い
範囲にシーリングを施すものであるため、多大な施工時
間を必要とする。
本発明は、施工時間を短縮できる簡素な構成により、
笠木内への雨水の浸入を防止することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、手摺壁の上部に固定される、カップ断面状
の笠木の防水構造において、笠木に覆われる手摺壁の上
部に、該手摺壁の上面から笠木の内面近くに渡る水返し
を固定したものである。
[作用] 本発明によれば、手摺壁の上部に水返しを設け、手摺
壁及び水返しを覆う如くに笠木を設けることにより、笠
木の防水構造を施工できる。即ち、施工時間を短縮でき
る簡素な構造により、笠木内への雨水の浸入を防止でき
る。
[実施例] 第1図は本発明の笠木の防水構造の一例を示す断面
図、第2図はバルコニーを示す断面図、第3図は手摺壁
の支持構造を示す断面図である。
建物10は下階建物ユニット11の上部に上階建物ユニッ
ト12を搭載することにて構成されている。
建物ユニット12の形鋼製床梁13には、L形支持金物14
を介してALC版製床下地材15が固定されている。この床
下地材15の上部に敷設される室内側の床枠組16の外周部
には、内壁17が設けられて居室を区画形成している。
又、床下地材15における床枠組16の外まわりには継なぎ
材18を介してALC版製外壁19が設けられ、バルコニー20
を区画形成している。
バルコニー20は、床21とALC版製手摺壁22とを備え
る。
バルコニー20の床21は、床下地材15の上部に敷設され
る床枠組23と、床枠組23の上部に敷設される床仕上材24
にて構成される。
バルコニー20の手摺壁22は、床梁13と、該床梁13に立
設される形鋼製外内壁スタッド25に支持される。
尚、バルコニー20の手摺壁22は、その下端部に設けた
連結ボルト26を、床梁13にボルト結合してある支持プレ
ート27のフォーク状支持凹部(不図示)に係入して支持
される(第3図参照)。又、手摺壁22は、その上端部に
ボルト結合してあるL形連結プレート28を、外内壁スタ
ッド25の上端部にリベット止めされているL形取着プレ
ート29にリベットにて固定される(第1図参照)。尚、
取着プレート29は手摺壁22の長手方向に通し状態で延設
されるものであり、スタッド25の上端部に溶接されてい
るL形接合プレート30にリベットにて固定される(第1
図参照)。
この時、外内壁スタッド25は、第3図に示す如く、そ
の下端部に連結プレート31と振れ調整プレート32とをリ
ベットにて固定され、連結プレート31を床梁13のウエブ
にリベット止めされ、振れ調整プレート32を床下地材15
に設けた固定ボルト33の上端部にレベルナット34にてレ
ベル調整される状態で該スタッド25の垂直状態を調整さ
れて固定される。
尚、固定ボルト33は、その頭部支持される平座金35
と、そのねじ部に螺合される平ナット36との間に床下地
材15を挟着することにて、床下地材15に固定される。
又、バルコニー20の内部空間に臨む外内壁スタッド25
の側部には、支持枠材37がリベット止めされ、この支持
枠材37に外内壁38が固定されている。又、外内壁スタッ
ド25に固定される不図示のスペーサには手摺39が固定さ
れている。
更に、この実施例にあっては、手摺壁22の上部におけ
る長手方向の全域に、広幅カップ断面状の笠木41が固定
される。笠木41は、アルミ合金板又はステンレス鋼板か
らなり、手摺壁22の長手方向に一定の定尺をなしてお
り、複数枚の笠木41が手摺壁22の長手方向において継な
ぎ使用される。
笠木41の固定構造は以下の如くである。即ち、手摺壁
22と上端部と、外内壁スタッド25の上端部に設けられて
いる取着プレート29とに、多段屈曲状の笠木保持プレー
ト42が固定される。笠木保持プレート42は、手摺壁22の
長手方向において、各笠木41が継なぎ合わされる位置に
設けられ、釘43にて手摺壁22に取着されるとともに、リ
ベット44にて取着プレート29に取着される。更に、笠木
保持プレート42の外周部には、笠木41の内のりに沿うカ
ップ状の嵌着プレート45が不図示の皿ビスにて取着され
る。嵌着プレート45は、笠木保持プレート42の第1図に
おいて両端部と中間部の3領域に取着される。そして、
笠木41はその継なぎ部において、上記嵌着プレート45に
嵌着される。笠木41は、外側垂直壁46の下端係止爪46A
と、内側垂直壁47の下端係止爪47Aとを備え、両係止爪4
6A、47Aを嵌着プレート45の両下端面に係止することに
て、その嵌着状態を保持する。
尚、皿ビスの頭部は嵌着プレート45との間を防水処理
され、笠木41の継なぎから浸入する雨水が嵌着プレート
45の内面に浸入するのを防止している。
然るに、笠木41に覆われる手摺壁22の上部の外側寄り
部位には、第1図に示す如く、手摺壁22の長手方向の全
域において、手摺壁22の上面から笠木41の外側垂直壁46
の内面近くに渡る水返し48が固定されている。水返し48
は、ブチルテープ49を介して、釘50により手摺壁22の上
部に固定される。水返し48は、手摺壁22の外側から吹き
込む雨水が笠木41の内部に浸入するのを防止する。
尚、笠木41は、その内側垂直壁47を嵌着プレート45の
内側垂直端45Aとともに前記外内壁38の側面上に接触な
いし近接する位置にまで立ち下げることにて、バルコニ
ー20の内部空間に吹き込んだ雨水が笠木41の内部に浸入
するのを防止することとしている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、手摺壁22の上部に水返し48を設
け、手摺壁22及び水返し48を覆う如くに笠木41を設ける
ことにより、笠木41の防水構造を施工できる。即ち、施
工時間を短縮できる簡素な構成により、笠木41内への雨
水の浸入を防止することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、施工時間を短縮でき
る簡素な構成により、笠木内への雨水の浸入を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の笠木の防水構造の一例を示す断面図、
第2図はバルコニーを示す断面図、第3図は手摺壁の支
持構造を示す断面図である。 22……手摺壁、 41……笠木、 48……水返し。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手摺壁の上部に固定される、カップ断面状
    の笠木の防水構造において、笠木に覆われる手摺壁の上
    部に、該手摺壁の上面から笠木の内面近くに渡る水返し
    を固定したことを特徴とする笠木の防水構造。
JP1286523A 1989-11-02 1989-11-02 笠木の防水構造 Expired - Lifetime JP2682711B2 (ja)

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JPH03147965A JPH03147965A (ja) 1991-06-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62260956A (ja) * 1986-04-11 1987-11-13 理研軽金属工業株式会社 手摺笠木装置

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JPH03147965A (ja) 1991-06-24

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