JP2021058245A - 食器洗浄乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素化を実現しつつ排気通路から排気される空気の温度の変動幅を小さくでき、ひいては乾燥時間の長期化を抑制できる食器洗浄乾燥機を提供する。【解決手段】食器洗浄乾燥機1は、洗浄槽7、洗浄装置61、62、乾燥ファン68、ヒータ63、排気通路79及び制御部C1を備える。制御部C1は、洗浄工程と、洗浄工程後の食器TW1を所定のすすぎ温度に加熱した洗浄水によってすすぐ加熱すすぎ工程と、加熱すすぎ工程後の食器TW1を空気によって乾燥させる乾燥工程と、を実行する。食器洗浄乾燥機1は、排気通路79に設けられ、排気される空気の温度を検出する排気温度検出手段32をさらに備える。制御部C1は、乾燥工程を開始してから所定の乾燥時間が経過するまで、排気温度検出手段32によって検出される温度が所定のすすぎ温度よりも低く設定された所定の温度範囲に収まるように乾燥ファン68及びヒータ63を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は食器洗浄乾燥機に関する。
特許文献1に従来の食器洗浄乾燥機の一例が開示されている。この食器洗浄乾燥機は、食器が収容される洗浄槽と、洗浄槽内に洗浄水を供給可能なポンプ及びノズルと、洗浄槽内に空気を供給可能な乾燥ファンと、洗浄水及び空気を加熱可能なヒータとを備えている。また、この食器洗浄乾燥機は、洗浄槽内から空気を排気する排気通路と、ポンプ、乾燥ファン及びヒータを制御する制御部とを備えている。
制御部は、洗浄槽に収容された食器を洗浄水によって洗浄する洗浄工程と、洗浄工程後の食器を加熱した洗浄水によってすすぐ加熱すすぎ工程と、加熱すすぎ工程後の食器を空気によって乾燥させる乾燥工程と、を実行するようになっている。
また、この食器洗浄乾燥機は、特許文献1の図5及び図6に図示されているように、送風ユニットをさらに備えている。送風ユニットは、排気通路の一部を構成する混合室に洗浄槽外空気を供給する冷却用送風機を含んでいる。乾燥工程時、送風ユニットの冷却用送風機が作動することにより、洗浄槽内から排気される直前の高温の空気に洗浄槽外空気が混合され、排気通路から排気される空気の温度の変動幅を小さくするようになっている。これにより、例えば、高温の空気が排気通路から排気されて食器洗浄乾燥機の前に立つ人が不快に感じることを抑制できる。
特開2008−161505号公報
しかし、上記従来の食器洗浄乾燥機では、冷却用送風機を含む送風ユニットを備える構成により、簡素化を実現しつつ排気通路から排気される空気の温度の変動幅を小さくすることが難しい。そして、その変動幅が下振れする場合には、乾燥時間の長期化を抑制することが難しくなる。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、簡素化を実現しつつ排気通路から排気される空気の温度の変動幅を小さくでき、ひいては乾燥時間の長期化を抑制できる食器洗浄乾燥機を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の食器洗浄乾燥機は、食器が収容される洗浄槽と、
前記洗浄槽内に洗浄水を供給可能な洗浄装置と、
前記洗浄槽内に空気を供給可能な乾燥ファンと、
前記洗浄水及び前記空気を加熱可能なヒータと、
前記洗浄槽内から前記空気を排気する排気通路と、
前記洗浄装置、前記乾燥ファン及び前記ヒータを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記洗浄槽に収容された前記食器を前記洗浄水によって洗浄する洗浄工程と、前記洗浄工程後の前記食器を所定のすすぎ温度に加熱した前記洗浄水によってすすぐ加熱すすぎ工程と、前記加熱すすぎ工程後の前記食器を前記空気によって乾燥させる乾燥工程と、を実行する食器洗浄乾燥機であって、
前記排気通路に設けられ、排気される前記空気の温度を検出する排気温度検出手段をさらに備え、
前記制御部は、前記乾燥工程を開始してから所定の乾燥時間が経過するまで、前記排気温度検出手段によって検出される温度が前記所定のすすぎ温度よりも低く設定された所定の温度範囲に収まるように前記乾燥ファン及び前記ヒータを制御することを特徴とする。
本発明の食器洗浄乾燥機では、上記従来の食器洗浄乾燥機に係る冷却用送風機を含む送風ユニットを備えないので、簡素化を実現できる。
また、この食器洗浄乾燥機では、乾燥工程を開始してから所定の乾燥時間が経過するまで、制御部が乾燥ファン及びヒータに対して、排気通路に設けられた排気温度検出手段に基づく制御を行う。これにより、この食器洗浄乾燥機では、乾燥ファン及びヒータに対して、温度制御のオーバーシュートやアンダーシュートを抑制できる。その結果、この食器洗浄乾燥機では、排気通路から排気される空気の温度を高温側において低くし易く、また、低温側において高くし易い。
したがって、本発明の食器洗浄乾燥機では、簡素化を実現しつつ排気通路から排気される空気の温度の変動幅を小さくできる。その結果、その変動幅の下振れを抑制し易くなるので、乾燥時間の長期化を抑制できる。また、その変動幅の上振れを抑制し易くなるので、高温の空気が排気通路から排気されて食器洗浄乾燥機の前に立つ人が不快に感じることを抑制できる。さらに、この食器洗浄乾燥機では、加熱すすぎ工程における所定のすすぎ温度を低く設定して乾燥工程の初期において排気通路から排気される空気の温度を低くし、それに応じて乾燥工程の中盤で所定の温度範囲を低くするソフト排気を実行するときに、所定の乾燥時間が長期化することを効果的に抑制できる。
なお、上記特許文献1の図7には、排気室に設けられた温度検知素子が図示されている。しかしながら、上記特許文献1には、温度検知素子を用いることで洗浄槽内の空気の状態に応じた冷却用送風機の通電制御が可能になることが開示されているだけであって、その温度検知素子を乾燥ファン及びヒータの制御に用いることについての記載や示唆が全くない。
また、特開平10−286212号公報に開示された食器洗浄乾燥機に係る第2の温度センサ7は、上記公報の図6のステップS37において「Yes」の場合、所定の乾燥時間が経過する前に、送風ファン14の運転を停止させるだけである。上記公報には、第2の温度センサ7を用いて所定の乾燥時間が経過するまで送風ファン14及びヒータ9の制御を行うことについての記載や示唆が全くない。
制御部は、乾燥ファンについて、所定の風量で空気を供給する第1モードと、所定の風量よりも大きな風量で空気を供給する第2モードとに切り替え可能であることが望ましい。そして、制御部は、乾燥工程時の初期には乾燥ファンを第1モードで作動させ、乾燥工程時の中盤から乾燥ファンを第2モードに切り替える第1パターンと、乾燥工程の初期から乾燥ファンを第2モードで作動させる第2パターンとを選択可能であることが望ましい。
この構成によれば、制御部が第2パターンを選択したときに、乾燥工程時の初期から第2モードで作動する乾燥ファンにより、制御部が排気通路から排気される空気の温度を制御するときの応答性を向上させることができる。その結果、この食器洗浄乾燥機では、上述したソフト排気を実行するときに、所定の乾燥時間が長期化することを一層効果的に抑制できる。
本発明の食器洗浄乾燥機によれば、簡素化を実現しつつ排気通路から排気される空気の温度の変動幅を小さくでき、ひいては乾燥時間の長期化を抑制できる。
図1は、実施例の食器洗浄乾燥機の模式断面図である。 図2は、実施例の食器洗浄乾燥機のブロック図である。 図3は、洗浄運転のフローチャートと、実施例及び比較例における各工程の設定とを示す説明図である。 図4は、実施例の食器洗浄乾燥機に係り、ソフト排気のON/OFF選択による加熱すすぎ工程及び乾燥工程での第2温度センサの検出温度の変化を示すグラフである。 図5は、比較例の食器洗浄乾燥機に係り、ソフト排気のON/OFF選択による加熱すすぎ工程及び乾燥工程での第1温度センサの検出温度の変化を示すグラフである。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例の食器洗浄乾燥機1は、本発明の食器洗浄乾燥機の具体的態様の一例である。食器洗浄乾燥機1は、システムキッチンの天板CT1の下側に設置された前面引き出し式のものである。
<筐体、洗浄槽及び蓋体>
食器洗浄乾燥機1は、筐体9、洗浄槽7及び蓋体8を備えている。本実施例では、略箱状体である筐体9におけるシステムキッチンを利用するユーザと対向する側面側、すなわち図1の紙面左側を筐体9の前面側と規定し、図1の紙面右側を筐体9の奥側と規定する。
筐体9の上面側は、天板CT1に覆われている。筐体9は、筐体開口部9Hを有している。筐体開口部9Hは、筐体9の前面側の上端部から下端部までの広い範囲を開放しており、筐体9内と外部とを連通させている。
洗浄槽7は、筐体9内に収容されている。図1に示す洗浄槽7の位置を収容位置とする。略箱状体である洗浄槽7の側面と、筐体9の内壁面との間には、図示しないスライドレール機構が配置されている。図示は省略するが、洗浄槽7は、そのスライドレール機構によって、筐体9に対してスライド可能となっている。
洗浄槽7は、開口7Hを有している。開口7Hは、洗浄槽7の上面側を開放している。洗浄槽7の前面側の上端部には、取っ手部7Gが設けられている。
ユーザが取っ手部7Gを把持して手動操作で洗浄槽7を収容位置から筐体9の前面側にスライドさせることにより、図示は省略するが、洗浄槽7が筐体9から前方に引き出された状態となる。また、引き出された状態の洗浄槽7をユーザが手動操作で筐体9の奥側にスライドさせることにより、洗浄槽7が収容位置に復帰する。
蓋体8は、筐体9内の上側に配置されており、洗浄槽7の開口7Hを閉塞及び開放可能である。蓋体8は、図示しない連動機構によって、洗浄槽7のスライドに連動して、図1に示す位置と、図示は省略するが図1に示す位置から上昇して洗浄槽7のスライドを許容する位置との間で上下動するようになっている。
洗浄槽7は、収容位置にある状態で、筐体開口部9Hを閉塞するとともに、開口7Hが蓋体8によって閉塞される。
図示は省略するが、洗浄槽7は、筐体9から引き出された状態で、筐体9内に残る蓋体8によって、筐体9の外部に露出する開口7Hが開放される。これにより、ユーザは、開口7Hを介して、食器TW1を洗浄槽7に収容したり、食器TW1を洗浄槽7から取り出したりすることができる。
筐体9内には、給水管P1、給水電磁弁69及び排水管P2が設けられている。給水管P1は、食器洗浄乾燥機1の外部に設けられた図示しない給水源から洗浄槽7に水を供給する。給水電磁弁69は、給水管P1を開閉して洗浄槽7への水の供給と停止とを切り替える。排水管P2は、洗浄槽7内の洗浄水を食器洗浄乾燥機1の外部に排水する。
洗浄槽7内の底部には、洗浄水を貯める貯水部71が設けられている。また、洗浄槽7内には、食器かご70が配置されている。食器かご70には、食器TW1が載置される。食器TW1は、例えば、茶碗、皿、グラス等の飲食用器や、箸、スプーン、フォーク等の飲食用具等である。
洗浄槽7には、排気通路79が設けられている。排気通路79は、洗浄槽7の前面おける取っ手部7Gの下方に開口する排気口79Aによって、洗浄槽7の外部と連通している。排気通路79における排気口79Aとは反対側の連通口79Bは、洗浄槽7内における食器かご70を囲む内壁面に開口している。排気通路79は、排気口79Aと連通口79Bとの間で、略S字形状に折れ曲がっている。排気通路79は、洗浄槽7内から空気を排気する。
<ノズル及びポンプ>
食器洗浄乾燥機1は、ノズル61及びポンプ62をさらに備えている。ノズル61及びポンプ62は、本発明の「洗浄装置」の一例である。ノズル61は、洗浄槽7内に配置されている。ポンプ62は、洗浄槽7の貯水部71の下側に組み付けられている。ノズル61及びポンプ62は、洗浄槽7が出し入れされる際に洗浄槽7と共に移動する。
ノズル61は、複数の吐出孔から洗浄槽7内に洗浄水を噴射可能である。ノズル61の噴射方向は、洗浄槽7内で重ねられた複数の食器TW1を確実に洗浄したり、洗浄槽7の内壁面や食器かご70を洗浄したりするために、様々な方向に変化するようになっている。
ポンプ62は、正転作動時、洗浄槽7の貯水部71に貯められた洗浄水をノズル61に供給して洗浄槽7内に噴射させる。その噴射された洗浄水は貯水部71に貯められるので、ポンプ62によって繰り返しノズル61に供給される。また、ポンプ62は、逆転作動時、洗浄槽7内の洗浄水を残菜フィルタ67及び排水管P2を介して食器洗浄乾燥機1の外部に排出する。
<ヒータ、乾燥ファン、第1温度センサ、第2温度センサ及び水位センサ>
食器洗浄乾燥機1は、ヒータ63、乾燥ファン68、第1温度センサ31、第2温度センサ32及び水位センサ34をさらに備えている。第2温度センサ32は、本発明の「排気温度検出手段」の一例である。
ヒータ63、乾燥ファン68、第1温度センサ31、第2温度センサ32及び水位センサ34も洗浄槽7に組み付けられており、洗浄槽7が出し入れされる際に洗浄槽7と共に移動する。
ヒータ63は、貯水部71の底部に配置されている。ヒータ63は、洗浄槽7の貯水部71に貯められた洗浄水、又は洗浄槽7内の空気を加熱する。貯水部71に貯められた洗浄水は、ヒータ63が通電制御されて継続的に発熱したり、発熱が停止したりすることにより、所定の温度範囲に加熱されて、ノズル61及びポンプ62によって洗浄槽7内に噴射される。
乾燥ファン68は、回転作動することにより、食器洗浄乾燥機1の外部から空気を導入し、その空気を洗浄槽7内に供給可能である。乾燥ファン68によって洗浄槽7内に供給される空気は、ヒータ63が通電制御されて継続的に発熱したり、発熱が停止したりすることにより、所定の温度範囲に加熱されて食器TW1を乾燥させながら洗浄槽7内を流通した後、排気通路79から洗浄槽7の外部であって筐体9の前面側に排気される。
第1温度センサ31は、貯水部71の底部におけるヒータ63に対して下方の位置に設けられている。第1温度センサ31は、洗浄槽7内の温度を検出する。より詳しくは、第1温度センサ31は、洗浄槽7の貯水部71に貯められた洗浄水、又は洗浄槽7内の空気の温度をヒータ63の近傍において検出する。
第2温度センサ32は、排気通路79の中間部に設けられており、排気口79Aの近傍に位置している。第2温度センサ32は、排気通路79内の空気の温度を検出する。より詳しくは、第2温度センサ32は、洗浄槽7内の空気が連通口79Bから排気通路79に導入され、排気通路79内を通過して排気口79Aから洗浄槽7の外部に排気されるときに、排気口79Aの近傍において、その排気される空気の温度を検出する。
水位センサ34は、洗浄槽7の貯水部71の隣に配置された水位検知槽34A内に設けられたフロート式センサである。水位検知槽34Aは、連通管P3を介して洗浄槽7の貯水部71と接続されている。水位センサ34は、洗浄槽7内の洗浄水の水位を検知する。
<制御部、操作部及び表示部>
図1及び図2に示すように、食器洗浄乾燥機1は、制御部C1、操作部40及び表示部47をさらに備えている。
図1に示すように、制御部C1は、洗浄槽7の前面側における取っ手部7Gよりも下方に配置されている。操作部40及び表示部47は、洗浄槽7の前面側の上端部に配置されている。
制御部C1は、図示しないCPU、メモリ、インターフェース回路等により構成された電子回路ユニットである。図2に示すように、制御部C1は、記憶部C12を含んでいる。記憶部C12は、制御部C1を構成するメモリであり、ROM及びRAM等の記憶素子によって構成されている。
記憶部C12は、食器洗浄乾燥機1を動作させるために制御部C1が実行する各種プログラム、例えば洗浄運転プログラム等を記憶している。また、記憶部C12は、食器洗浄乾燥機1の設定情報等の各種情報や、各種プログラムを実行するための初期設定情報等を随時記憶するようになっている。
制御部C1は、第1温度センサ31、第2温度センサ32及び水位センサ34から検出信号を受信する。また、制御部C1は、図示しないセンサ類、例えば、洗浄槽7が収容位置にあるか否かを検出する位置センサや、洗浄槽7が収容位置にロックされているか否かを検出するロックセンサから検出信号を受信する。
そして、制御部C1は、駆動回路60を介して制御信号を出力することにより、ポンプ62、給水電磁弁69、ヒータ63及び乾燥ファン68の作動を制御して、洗浄槽7に収容された食器TW1を洗浄し、乾燥させる洗浄運転を実行する。
制御部C1は、乾燥ファン68について駆動電圧等を変化させて回転数を変更することにより、所定の風量で空気を供給する第1モードと、所定の風量よりも大きな風量で空気を供給する第2モードとに切り替え可能である。
操作部40は、電源ボタンや、ユーザが入力操作を行うための図示しない複数のボタン等を有している。制御部C1は、ユーザが操作部40に対して行う各種の操作入力の情報を取得する。
表示部47は、ランプや、ユーザに各種の情報を伝達するために数字や文字等を表示可能な表示素子等を有している。制御部C1は、洗浄運転の設定等に関する情報、洗浄運転の進行状況等の各種情報を表示部47に伝達して表示させる。
<洗浄運転において行う複数の工程及びソフト排気>
ユーザが筐体9から引き出された状態の洗浄槽7の食器かご70に食器TW1を載置した後、操作部40の電源ボタンを押して電源を投入すると、制御部C1は、図3に示すように、ステップS101〜S107に示すフローチャートに沿って、洗浄運転の洗浄工程、すすぎ工程、加熱すすぎ工程及び乾燥工程を実行する。
初めに、制御部C1は、ステップS101において、表示部47及び操作部40を用いて、ソフト排気のON/OFFをユーザに選択させる。ソフト排気の具体的内容については、ステップS106、S107において説明する。
次に、制御部C1は、ステップS102において、表示部47及び操作部40を用いて、複数の工程についての設定内容が異なる複数のコースのうちから所望のコースをユーザに選択させる。本実施例では、ユーザが標準コースを選択した場合について説明する。
次に、制御部C1は、ステップS103において、ユーザが洗浄槽7を収容位置に移動させたことを図示しない位置センサが検出し、洗浄槽7が収容位置にロックされたことを図示しないロックセンサが検出したときに、洗浄運転を開始する。
すると、制御部C1は、ステップS104において、洗浄工程を実行する。洗浄工程では、予め洗浄槽7の所定位置に投入された洗剤が洗浄槽7に供給される洗浄水に溶解する。そして、洗浄槽7の貯水部71に貯められた洗浄水をヒータ63によって加熱しながらポンプ62を作動させ、ノズル61から洗浄槽7内に加熱された洗浄水を噴射する。これにより、洗浄水に含まれる洗剤によって洗浄槽7に収容された食器TW1の汚れの分解が促進され、汚れ成分が食器TW1から洗浄水に移行する。少なくとも洗浄工程の終了時には、ポンプ62の逆転により、洗剤及び汚れ成分を含んだ洗浄水を排水管P2を介して食器洗浄乾燥機1の外部に排出する。
なお、洗浄工程では、制御部C1は、主に第1温度センサ31が洗浄槽7の貯水部71に貯められた洗浄水の温度を検出した結果に基づいて、洗浄槽7内の加熱された洗浄水の温度を所定の加熱温度50℃になるように制御する。
次に、制御部C1は、ステップS105において、すすぎ工程を実行する。すすぎ工程では、新たに洗浄槽7に供給される清浄な洗浄水を用いて、洗浄工程後の食器TW1をすすぐ。
具体的には、ヒータ63による加熱無しで洗浄水をノズル61から洗浄槽7内に噴射して、洗剤及び汚れ成分を含んだ洗浄水を食器TW1から除去する。そして、ポンプ62の逆転により、すすぎによって汚れた洗浄水を排水管P2を介して食器洗浄乾燥機1の外部に排出する。清浄な洗浄水の噴射と汚れた洗浄水の排出とは、複数回繰り返される。
次に、制御部C1は、ステップS106において、加熱すすぎ工程を実行する。加熱すすぎ工程でも、すすぎ工程と同様に、新たに洗浄槽7に供給される清浄な洗浄水を用いる。ただし、加熱すすぎ工程では、すすぎ工程とは異なり、洗浄工程後の食器TW1を加熱した洗浄水によってすすぐ。
具体的には、ヒータ63によって所定のすすぎ温度に加熱した洗浄水をノズル61から洗浄槽7内に噴射して、洗剤及び汚れ成分を含んだ洗浄水を食器TW1から除去する。そして、ポンプ62の逆転により、すすぎによって汚れた洗浄水を排水管P2を介して食器洗浄乾燥機1の外部に排出する。
なお、ソフト排気がOFFのときの加熱すすぎ工程では、制御部C1は、主に第1温度センサ31が洗浄槽7の貯水部71に貯められた洗浄水の温度を検出した結果に基づいて、洗浄槽7内の加熱された洗浄水の温度を所定のすすぎ温度70℃になるように、かつ所定の加熱すすぎ時間が45分となるように制御する。
その一方、ソフト排気がONのときの加熱すすぎ工程では、制御部C1は、主に第1温度センサ31が洗浄槽7の貯水部71に貯められた洗浄水の温度を検出した結果に基づいて、洗浄槽7内の加熱された洗浄水の温度を所定のすすぎ温度65℃になるように、かつ所定の加熱すすぎ時間が55分となるように制御する。
つまり、ソフト排気がONのときの加熱すすぎ工程では、ソフト排気がOFFのときの加熱すすぎ工程と比較して、所定のすすぎ温度を5℃低く設定し、かつ所定の加熱すすぎ時間を10分長くする。
次に、制御部C1は、ステップS107において、乾燥工程を実行する。乾燥工程では、制御部C1は、乾燥ファン68によって洗浄槽7内に空気を供給し、加熱すすぎ工程後の食器TW1をその空気によって乾燥させる。
この際、制御部C1は、乾燥工程を開始してから所定の乾燥時間が経過するまで、第2温度センサ32によって検出される排気通路79内の空気の温度が所定のすすぎ温度よりも低く設定された所定の温度範囲に収まるように乾燥ファン68及びヒータ63を制御する。
つまり、乾燥工程では、排気通路79の排気口79Aから排気される空気の温度制御に、排気通路79から離れた洗浄槽7内の空気の温度を検出する第1温度センサ31ではなく、排気口79Aの近傍に位置する第2温度センサ32を用いる。
より詳しくは、ソフト排気がOFFのときにおいて、制御部C1は、乾燥工程の初期に、第2温度センサ32によって検出される温度が60℃に低下するまで、ヒータ63を作動させずに乾燥ファン68を風量が小さい第1モードで作動させる。その後、制御部C1は、乾燥工程の中盤に、第2温度センサ32によって検出される温度が所定の温度範囲60〜50℃に収まるように、ヒータ63をフィードバック制御して断続的に発熱させるとともに、乾燥ファン68を風量が大きい第2モードで作動させる。また、制御部C1は、所定の乾燥時間が60分となるように制御する。ソフト排気がOFFのときに制御部C1が行う乾燥ファン68の制御パターンは、本発明の「第1パターン」の一例である。
その一方、ソフト排気がONのときにおいて、制御部C1は、乾燥工程の初期に、第2温度センサ32によって検出される温度が55℃に低下するまで、ヒータ63を作動させずに乾燥ファン68を風量が大きい第2モードで作動させる。その後、制御部C1は、乾燥工程の中盤に、第2温度センサ32によって検出される温度が所定の温度範囲50〜40℃に収まるように、ヒータ63をフィードバック制御して断続的に発熱させるとともに、乾燥ファン68を風量が大きい第2モードに維持する。また、制御部C1は、所定の乾燥時間が65分となるように制御する。ソフト排気がONのときに制御部C1が行う乾燥ファン68の制御パターンは、本発明の「第2パターン」の一例である。
つまり、ソフト排気がONのときの乾燥工程では、ソフト排気がOFFのときの乾燥工程と比較して、所定の温度範囲の上限及び下限をそれぞれ10℃低く設定し、かつ所定の乾燥時間を5分長くする。
こうして、制御部C1は、所定の乾燥時間が満了すると、洗浄運転を終了する。図3の紙面下側に示すように、洗浄性能、乾燥性能及び運転時間は、ソフト排気がONのときとOFFのときとで「〇」すなわち良好となる。特に、ソフト排気がONのときには、所定の乾燥時間はソフト排気がOFFのときと比較して5分長くなり、洗浄運転の運転時間はソフト排気がOFFのときと比較して15分長くなるけれども、所定の乾燥時間が長期化することを効果的に抑制できる。
図4に二点鎖線で示す折れ線L11は、ソフト排気がOFFのときの加熱すすぎ工程及び乾燥工程における第2温度センサ32の検出温度の変化を示している。図4に実線で示す折れ線L12は、ソフト排気がONのときの加熱すすぎ工程及び乾燥工程における第2温度センサ32の検出温度の変化を示している。
実施例では、制御部C1が排気口79Aの近傍に位置する第2温度センサ32に基づいてヒータ63をフィードバック制御することにより、所定の温度範囲の変動幅を10℃と小さく設定しても温度制御のオーバーシュートやアンダーシュートを抑制でき、排気通路79の排気口79Aから排気される空気の温度の変動幅を小さくできる。
ここで、比較例として、乾燥工程において制御部C1が排気通路79から離れた洗浄槽7内の空気の温度を検出する第1温度センサ31に基づいてヒータ63をフィードバック制御する場合を説明する。つまり、比較例では、乾燥工程の温度制御に第2温度センサ32を用いない。
この場合、乾燥工程の初期及び中盤において、乾燥ファン68が作動する一方でヒータ63が発熱を停止して洗浄槽7内の温度が低下するときに、貯水部71に位置する第1温度センサ31の検出温度は、ヒータ63の温度低下に追従して速やかに低下する。その一方、洗浄槽7内の食器かご70周辺の空気の温度の低下は、その空気が温度の高い食器TW1から熱を吸収するため、第1温度センサ31の検出温度の低下よりも大幅に遅れることになる。
また、乾燥工程の中盤において乾燥ファン68及びヒータ63が作動するときに、第1温度センサ31の検出温度は、ヒータ63の温度上昇に追従して速やかに上昇する。その一方、洗浄槽7内の食器かご70周辺の空気の温度の上昇は、食器TW1がその空気から熱を吸収するため、第1温度センサ31の検出温度の上昇よりも大幅に遅れることになる。
つまり、比較例では、温度制御のオーバーシュートやアンダーシュートが大きくなり易いので、図3の紙面右側に比較例の設定を示すように、乾燥工程の設定を実施例から変更する必要がある。
具体的には、比較例では、ソフト排気がOFFのときの乾燥工程の中盤において、所定の温度範囲を60〜40℃に変更する必要がある。また、ソフト排気がONのときの乾燥工程の中盤において、所定の温度範囲を50〜30℃に変更する必要があり、所定の乾燥時間も80分と大幅に長期化させる必要がある。その結果、図3の紙面下側に示すように、運転時間が「×」すなわち不良となる。
図5に二点鎖線で示す折れ線L21は、ソフト排気がOFFのときの加熱すすぎ工程及び乾燥工程における第1温度センサ31の温度変化を示している。図5に実線L22で示す折れ線は、ソフト排気がONのときの加熱すすぎ工程及び乾燥工程における第1温度センサ31の温度変化を示している。
このように、比較例では、排気通路79から離れた洗浄槽7内に位置する第1温度センサ31に基づいてヒータ63をフィードバック制御することにより、所定の温度範囲の変動幅を20℃と大きく設定する必要があり、実施例と比較して、排気通路79の排気口79Aから排気される空気の温度の変動幅を小さくすることが難しい。
<作用効果>
実施例の食器洗浄乾燥機1では、図1に示すように、上記従来の食器洗浄乾燥機に係る冷却用送風機を含む送風ユニットを備えないので、簡素化を実現できる。
また、この食器洗浄乾燥機1では、図3及び図4に示すように、乾燥工程を開始してから所定の乾燥時間が経過するまで、制御部C1が乾燥ファン68を作動させるとともに、ヒータ63に対して、排気通路79に設けられた第2温度センサ32に基づくフィードバック制御を行う。これにより、この食器洗浄乾燥機1では、乾燥ファン68及びヒータ63に対して、排気通路79から離れた洗浄槽7内の空気の温度を検出して制御を行う場合と比較して、温度制御のオーバーシュートやアンダーシュートを抑制できる。その結果、この食器洗浄乾燥機1では、排気通路79の排気口79Aから排気される空気の温度を高温側において低くし易く、また、低温側において高くし易い。
したがって、実施例の食器洗浄乾燥機1では、簡素化を実現しつつ排気通路79の排気口79Aから排気される空気の温度の変動幅を小さくできる。その結果、その変動幅の下振れを抑制し易くなるので、乾燥時間の長期化を抑制できる。また、その変動幅の上振れを抑制し易くなるので、高温の空気が排気口79Aから排気されて食器洗浄乾燥機1の前に立つ人が不快に感じることを抑制できる。さらに、この食器洗浄乾燥機1では、加熱すすぎ工程における所定のすすぎ温度を低く設定して乾燥工程の初期において排気通路79の排気口79Aから排気される空気の温度を低くし、それに応じて乾燥工程の中盤で所定の温度範囲を低くするソフト排気を実行するときに、所定の乾燥時間が長期化することを効果的に抑制できる。具体的には、図3に示すように、ソフト排気がONのときに、所定の乾燥時間を5分の長期化に抑えることができ、洗浄運転の運転時間を15分の長期化に抑えることができる。
また、この食器洗浄乾燥機1では、ソフト排気がONのときに、制御部C1は、乾燥工程時の初期から、乾燥ファン68を風量が大きい第2モードで作動させる。この構成により、乾燥工程時の初期から第2モードで作動する乾燥ファン68が大きい風量で洗浄槽7内に空気を供給するので、制御部C1が排気通路79の排気口79Aから排気される空気の温度を制御するときの応答性を向上させることができる。その結果、この食器洗浄乾燥機1では、上述したソフト排気を実行するときに、所定の乾燥時間が長期化することを一層効果的に抑制できる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施例では、排気通路79は、引き出し式の洗浄槽7の前面側に設けられるが、本発明はこの構成には限定されない、例えば、洗浄槽を収容する筐体に排気通路を設ける構成も本発明に含まれる。
実施例では、食器洗浄乾燥機1が1つのヒータ63を備えているが、本発明はこの構成には限定されない、例えば、食器洗浄乾燥機が洗浄水を加熱する第1のヒータと、空気を加熱する第2のヒータとを備える構成も本発明に含まれる。
本発明は例えば、食器洗浄乾燥機又は厨房設備等に利用可能である。
1…食器洗浄乾燥機
TW1…食器
7…洗浄槽
61、62…洗浄装置(61…ノズル、62…ポンプ)
68…乾燥ファン
63…ヒータ
79…排気通路
C1…制御部
32…排気温度検出手段(第2温度センサ)

Claims (2)

  1. 食器が収容される洗浄槽と、
    前記洗浄槽内に洗浄水を供給可能な洗浄装置と、
    前記洗浄槽内に空気を供給可能な乾燥ファンと、
    前記洗浄水及び前記空気を加熱可能なヒータと、
    前記洗浄槽内から前記空気を排気する排気通路と、
    前記洗浄装置、前記乾燥ファン及び前記ヒータを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記洗浄槽に収容された前記食器を前記洗浄水によって洗浄する洗浄工程と、前記洗浄工程後の前記食器を所定のすすぎ温度に加熱した前記洗浄水によってすすぐ加熱すすぎ工程と、前記加熱すすぎ工程後の前記食器を前記空気によって乾燥させる乾燥工程と、を実行する食器洗浄乾燥機であって、
    前記排気通路に設けられ、排気される前記空気の温度を検出する排気温度検出手段をさらに備え、
    前記制御部は、前記乾燥工程を開始してから所定の乾燥時間が経過するまで、前記排気温度検出手段によって検出される温度が前記所定のすすぎ温度よりも低く設定された所定の温度範囲に収まるように前記乾燥ファン及び前記ヒータを制御することを特徴とする食器洗浄乾燥機。
  2. 前記制御部は、前記乾燥ファンについて、所定の風量で前記空気を供給する第1モードと、前記所定の風量よりも大きな風量で前記空気を供給する第2モードとに切り替え可能であり、
    前記制御部は、前記乾燥工程時の初期には前記乾燥ファンを前記第1モードで作動させ、前記乾燥工程時の中盤から前記乾燥ファンを前記第2モードに切り替える第1パターンと、前記乾燥工程の初期から前記乾燥ファンを前記第2モードで作動させる第2パターンとを選択可能である請求項1記載の食器洗浄乾燥機。
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