JP2018011711A - 洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄室内の水蒸気を効率的に排気できる洗浄機を提供する。【解決手段】洗浄機1は、洗浄室2A内の水蒸気を排気する排気手段70を有する第1排気部66と、第1排気部66から排気される水蒸気を凝縮させる熱交換器60と、熱交換器60で凝縮されて水蒸気の包含量が減少した空気を洗浄室2A内に戻す第2排気部68と、洗浄室2A内の水蒸気の量を検出する検出部72と、排気手段70の作動を制御する制御部55と、を備え、制御部55は、検出部72の検出結果に基づいて、洗浄室2A内の水蒸気の量が所定値以下となるまで排気手段70を作動させる。【選択図】図2

Description

本発明は、洗浄機に関する。
本体部の洗浄室に収容した食器等の被洗浄物を洗浄する洗浄機が知られている。このような洗浄機では、被洗浄物の洗浄時及び被洗浄物の濯ぎ時に水蒸気が発生する。洗浄室内で発生した水蒸気は、蒸気口又は隙間等から洗浄室外に排出される。また、水蒸気は、本体部のドアが開かれたときに開口部から放出される。しかしながら、洗浄室から排出される水蒸気は、結露を生じさせたり、高温のため火傷の原因となったりするという問題がある。
このような問題を解決するために、例えば、特許文献1に記載されている洗浄機では、洗浄が終了した後に洗浄室内の水蒸気を排気する排気運転を一定時間行っている。
特開平1−227733号公報
上記洗浄機では、排気運転の運転時間が一定に設定されている。そのため、従来の洗浄機では、洗浄室内の水蒸気が減少している場合であっても、排気運転が継続される。したがって、従来の洗浄機は、水蒸気の排気に関して効率的ではなく、処理能力が低下するおそれがある。
本発明は、洗浄室内の水蒸気を効率的に排気できる洗浄機を提供することを目的とする。
本発明に係る洗浄機は、洗浄室に収容された被洗浄物を洗浄する洗浄機であって、洗浄室内の水蒸気を排気する排気手段を有する第1排気部と、第1排気部から排気される水蒸気を凝縮させる熱交換器と、熱交換器で凝縮されて水蒸気の包含量が減少した空気を洗浄室内に戻す第2排気部と、洗浄室内の水蒸気の量を検出する検出部と、排気手段の作動を制御する制御部と、を備え、制御部は、検出部の検出結果に基づいて、洗浄室内の水蒸気の量が所定値以下となるまで排気手段を作動させる。
本発明に係る洗浄機では、検出部の検出結果に基づいて、洗浄室内の水蒸気の量が所定値以下となるまで排気手段を作動させる。そのため、洗浄機では、洗浄室内の水蒸気量が減少したにもかかわらず、水蒸気を排除するための動作が継続されることがない。したがって、洗浄機では、洗浄室内の水蒸気の状態に応じた動作ができる。その結果、洗浄機では、洗浄室内の水蒸気を効率的に排気でき、処理能力の向上を図れる。
一実施形態においては、検出部は、洗浄室の上方側に配置されていてもよい。水蒸気は、洗浄室内において上方に存在する。そのため、検出部を洗浄室の上方側に配置することにより、洗浄室内の水蒸気をより正確に検出することができる。
一実施形態においては、検出部は、洗浄室内の温度に基づいて水蒸気の量を検出してもよい。洗浄室内に水蒸気が多く存在している場合には、洗浄室内の温度が高く、洗浄室内の水蒸気が少ない場合には、洗浄室内の温度は低い。そのため、洗浄室内の温度を検出することにより、洗浄室内の水蒸気の量を正確に検出することができる。
一実施形態においては、空気を外部に排気する第3排気部と、空気の排気先を第2排気部又は第3排気部に切り換える切換部と、を備えていてもよい。この構成では、水蒸気の包含量が減少した空気の排気先を選択することができる。
一実施形態においては、切換部の動作を制御する切換制御部と、空気の温度を検出する温度検出部と、を備え、切換制御部は、温度検出部の検出結果に基づいて、空気の温度が所定温度以下となった場合に、空気の排気先が第3排気部となるように切換部を制御してもよい。この構成では、高温の空気が外部に放出されることを抑制できる。
一実施形態においては、洗浄室内に外気を流入させる流入部を備えていてもよい。この構成では、洗浄室内に外気を流入させることができるため、外気によって洗浄室内の温度・湿度を低下させることができる。したがって、熱交換器において水蒸気を凝縮させる時間の短縮を図ることができる。その結果、洗浄機では、洗浄室内の水蒸気を効率的に排気できる。
一実施形態においては、流入部は、洗浄室内の圧力に基づいて、外気を洗浄室内に流入させてもよい。排気手段により洗浄室内の水蒸気が排気されると、洗浄室内の圧力が低下する。そのため、洗浄室内の圧力に応じて外気の流入を制御することにより、洗浄室内の状態に応じた動作が可能となる。
一実施形態においては、流入部は、洗浄室内の圧力が所定値以下となった場合に、外気を洗浄室内に流入させてもよい。洗浄室内の圧力が所定値以下まで低下したときには、排気手段により洗浄室内の水蒸気が一定量排出されている。そのため、洗浄室内の圧力が所定値以下となったときに外気を洗浄室内に流入させることにより、洗浄室内の温度・湿度を外気により効果的に低下させることができる。
一実施形態においては、流入部は、洗浄室と連通する開口部を、洗浄室内の圧力の作用によって開放及び閉塞してもよい。この構成では、流入部を駆動させる駆動源が不要となるため、構成の簡易化を図ることができる。
一実施形態においては、流入部は、洗浄室に外気を流入させる第1位置及び洗浄室に外気を流入させない第2位置に移動可能な開閉部材と、開閉部材を第1位置及び第2位置に移動させる駆動部と、を有していてもよい。この構成では、任意のタイミングで適切に外気を洗浄室内に流入させることができる。
本発明によれば、洗浄室内の水蒸気を効率的に排気できる。
一実施形態に係る洗浄機の斜視図である。 第1実施形態に係る洗浄機の概略構成を示す図である。 第2実施形態に係る洗浄機の概略構成を示す図である。 他の実施形態に係る洗浄機の概略構成を示す図である。 他の実施形態に係る洗浄機の概略構成を示す図である。
以下、図面を参照して一実施形態に係る食器洗浄機(洗浄機)について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、必ずしも一致していない。なお、説明の便宜のため、図1において、前後方向、左右方向、及び上下方向をそれぞれ設定した。
[第1実施形態]
図1に示されるように、第1実施形態に係る食器洗浄機1は、洗浄室2Aの前面にドア4が設けられたアンダーカウンタ式の洗浄機である。図1及び図2に示されるように、食器洗浄機1は、本体部2と、上側洗浄ノズル5と、上側濯ぎノズル6と、下側洗浄ノズル7と、下側濯ぎノズル8と、洗浄タンク9と、貯湯タンク18と、洗剤供給ポンプ32と、リンス剤供給ポンプ37と、熱交換器60と、第1排気部66と、第2排気部68と、センサ(検出部)72と、を備えている。
本体部2は、ステンレス製のパネルにより形成されている。本体部2は、食器(被洗浄物)Dをセットしたラックを出し入れする開口部が前方に向かって開口している洗浄室2Aと、貯湯タンク18、マイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)(検出部、制御部、切換制御部)55等が設けられている機械室2Bと、に区画されている。本体部2の底面の四隅には、脚部3が取り付けられている。
本体部2には、洗浄室2A内に食器Dを出し入れするためのドア4が取り付けられている。洗浄室2A内には、ラックレール2Cが設けられ、このラックレール2C上に、食器Dが並べられた食器ラック(図示せず)が載置される。本体部2の前面におけるドア4の上部には、ユーザが運転モード及び各種設定を入力するための操作パネル2Dが設けられている。
上側洗浄ノズル5及び上側濯ぎノズル6は、洗浄室2Aの上部に設けられている。上側洗浄ノズル5は、放射状に延びる3本のアームを含んでおり回転自在に配置されている。上側濯ぎノズル6は、2本のアームを含んでおり回転自在に配置されている。下側洗浄ノズル7及び下側濯ぎノズル8は、洗浄室2Aの下部に設けられている。下側洗浄ノズル7は、放射状に延びる3本のアームを含んでおり回転自在に配置されている。下側濯ぎノズル8は、2本のアームを含んでおり回転自在に配置されている。
食器ラックに並べられた食器Dには、洗浄工程において上側洗浄ノズル5及び下側洗浄ノズル7によって上下から洗浄水が噴射され、濯ぎ工程において上側濯ぎノズル6及び下側濯ぎノズル8によって上下から濯ぎ水が噴射される。
洗浄室2Aには、排気口66Aが設けられている。排気口66Aは、例えば、洗浄室2Aの上面に設けられている。洗浄室2Aでは、後述する濯ぎ工程等において水蒸気(湯気、空気を含み得る)が発生する。洗浄室2A内の水蒸気は、洗浄室2Aの上部に設けられた排気口66Aを介して、熱交換器60に送り出される。また、洗浄室2Aには、排気口68Aが設けられている。排気口68Aは、例えば、洗浄室2Aの上面に設けられている。熱交換器60により水蒸気の包含量が減少した空気は、排気口68Aから洗浄室2Aに排出される。
洗浄タンク9は、洗浄室2Aの下方に配置されており、洗浄水を貯留する。洗浄タンク9には、洗浄水の水位を検知するための水位検知スイッチ10が設けられている。水位検知スイッチ10は、洗浄タンク9内の水位が所定水位Hを超えている場合にONとなり、所定水位H以下の場合にOFFとなるスイッチである。
洗浄タンク9の側面には、洗浄水吸込管13を介して洗浄ポンプ14が接続されている。洗浄タンク9の洗浄水吸込管13が取り付けられた部分には、ポンプフィルタ12が設けられている。洗浄ポンプ14の吐出口には洗浄水吐出管15が接続されている。洗浄水吐出管15は、第1洗浄水吐出管16と第2洗浄水吐出管17とに分岐している。第1洗浄水吐出管16は、上側洗浄ノズル5に接続されている。第2洗浄水吐出管17は、下側洗浄ノズル7に接続されている。
洗浄タンク9には、オーバーフロー管50が設けられている。オーバーフロー管50は、オーバーフロー水位を超えた場合に、余剰な洗浄水を外部に排出する。オーバーフロー管50の上部先端部からオーバーフロー管50内に流入した洗浄水は、外部に排出される。洗浄タンク9内の洗浄水は、規定水位に保たれる。オーバーフロー管50には、逆止弁52が設けられている。逆止弁52は、オーバーフロー管50において、洗浄水が洗浄タンク9側に流れることを防止する。
貯湯タンク18は、食器Dを濯ぐ水が貯留されるタンクである。貯湯タンク18には、外部の給湯器(図示せず)から給水管21を介して水が供給される。給水管21には、ストレーナ19が設けられている。
貯湯タンク18内には、食器Dを濯ぐ水を所定温度に維持するための濯ぎ水ヒータ22と、この濯ぎ水の温度を検知するための水温センサ23とが設置されている。貯湯タンク18には、濯ぎ水吸込管24を介して濯ぎポンプ25が接続されている。この濯ぎポンプ25の吐出口には濯ぎ水吐出管26が接続されている。濯ぎ水吐出管26は、第1濯ぎ水吐出管27と第2濯ぎ水吐出管28とに分岐している。第1濯ぎ水吐出管27は、上側濯ぎノズル6に接続されている。第2濯ぎ水吐出管28は、下側濯ぎノズル8に接続されている。
洗剤供給ポンプ32は、食器洗浄機1の外側、すなわち、本体部2の外側に配置されている。洗剤供給ポンプ32は、洗剤タンク33内に貯留された洗剤を洗浄室2Aに供給するためのベローズポンプである。洗剤供給ポンプ32は、洗浄室2Aの側壁に接続された洗剤吐出管34と接続され、信号線によりマイコン55に接続されている。洗剤供給ポンプ32は、マイコン55から出力される信号に応じて作動し、接続された洗剤吸込管35から洗剤タンク33内の洗剤を吸い込み、洗剤吐出管34へ所定量の洗剤を吐出する。この洗剤は、洗剤吐出管34の先端に設けられ、洗浄室2Aと洗剤吐出管34とを接続する洗剤吐出口36から洗浄室2A内に吐出される。洗浄室2A内に吐出された洗剤は、洗浄室2Aの下方の洗浄タンク9内に流れ込み洗浄水に混入される。
リンス剤供給ポンプ37は、食器洗浄機1の外側、すなわち、本体部2の外側に配置されている。リンス剤供給ポンプ37は、リンス剤タンク38内に貯留されたリンス剤を濯ぎ水路に供給するためのものである。リンス剤供給ポンプ37は、第1濯ぎ水吐出管27と連通するリンス剤吐出管39に接続され、信号線によりマイコン55に接続されている。リンス剤供給ポンプ37は、マイコン55から出力される信号に応じて作動し、接続されたリンス剤吸込管40からリンス剤タンク38内の洗剤を吸い込み、リンス剤吐出管39へリンス剤を吐出する。リンス剤は、リンス剤供給ポンプ37によってリンス剤吐出管39から濯ぎ水吐出管26内の濯ぎ水路へ吐出され、濯ぎ水に混入される。
図1に示されるように、熱交換器60は、洗浄室2A上方の本体部2における上部に配置されている。図2に示されるように、熱交換器60は、冷却水管62を有している。冷却水管62は、管路部材であり、その中空部には、水が流通する。冷却水管62は、熱交換器60を流通する水蒸気を凝縮させる凝縮部としての機能を有している。冷却水管62の例には、銅からなり耐腐食塗装がなれたフレキシブル管、ステンレス鋼からなるフレキシブル管、管の外周に設けられたフィンを有するフィンチューブ、及び管の外周にスパイラル状に巻き付けられたフィンを有するフィンチューブ等が含まれる。
図2に示されるように、第1排気部66は、熱交換器60の上流側及び下流側に接続されている。第1排気部66の上流側の端部は、洗浄室2Aに設けられた排気口66Aと連通している。第1排気部66には、水蒸気を排出する排気ファン(排気手段)70が設けられている。本実施形態では、排気ファン70は、熱交換器60の下流側に配置されている。排気ファン70は、マイコン55によって作動の制御がなされる。洗浄室2A内の水蒸気は、排気ファン70によって第1排気部66を介して熱交換器60に送り出される。熱交換器60で凝縮されて水蒸気の包含量が減少した空気は、第1排気部66を介して、第2排気部68に送り出される。
第2排気部68は、熱交換器60で凝縮されて水蒸気の包含量が減少した空気を洗浄室2A内に戻す。第2排気部68の上流側の端部は、第1排気部66に接続されている。第2排気部68の下流側の端部は、洗浄室2Aに設けられた排気口68Aと連通している。
センサ72は、洗浄室2A内の水蒸気の量を検出する。センサ72は、例えば、温度センサである。センサ72は、洗浄室2Aの上方側に配置されている。本実施形態では、センサ72は、洗浄室2Aの上面に配置されている。センサ72は、洗浄室2A内の温度を検出し、検出結果をマイコン55に送信する。
マイコン55は、機械室2Bに配置されている。マイコン55は、食器洗浄機1における動作全般を制御する。マイコン55は、電装ボックス55Aに内蔵されている。マイコン55は、集積回路に実装されたコンピュータシステムあるいはプロセッサである。マイコン55は、食器洗浄機1における各種動作を制御する部分であり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等、相互に接続されている。
マイコン55は、排気ファン70の作動を制御する。マイコン55は、センサ72から送信された検出結果に基づいて、洗浄室2A内の水蒸気の量を検出する。具体的には、マイコン55は、例えば、洗浄室2A内の温度と、洗浄室2A内の水蒸気の量とが対応付けられたテーブルを有している。マイコン55は、洗浄室2A内の水蒸気の量を検出し、洗浄室2A内の水蒸気の量が所定値以下となるまで排気ファン70を作動させる。
次に、上述した食器洗浄機1の動作について説明する。食器洗浄機1は、電源スイッチがONされると、貯湯タンク18内の水を濯ぎポンプ25によって洗浄室2Aへ噴射することにより、洗浄タンク9内へ水が供給される。これにより初期給湯が行われる。そして、初期給湯量に合った量の洗剤が洗浄タンク9内へ供給されて、洗浄タンク9内の洗浄水の洗剤濃度が所定濃度となる。
初期給湯後、ユーザが食器Dをラッキングしてドア4を閉めると、ドアスイッチ(図示せず)によってドア4が閉められたことが検知されると共に、運転開始信号がマイコン55へ入力される。運転開始信号がマイコン55へ入力されると、マイコン55は、洗浄ポンプを作動させ、食器Dの洗浄(洗浄工程)を開始させる。食器Dの洗浄は、洗浄タンク9内の洗浄水を洗浄室2A内の食器Dに向けて噴射することにより行われる。
洗浄ポンプ14が始動することにより、洗浄タンク9内に貯留された洗浄水は、洗浄水吐出管15等を介して上側及び下側洗浄ノズル5,7に圧送されて、上側及び下側洗浄ノズル5,7から洗浄室2A内の食器Dに向けて噴射される。この洗浄室2A内に噴射された洗浄水は、食器Dから洗い落とされた残菜等が図示しないフィルタによって取り除かれつつ洗浄タンク9内に回収される。さらに、ポンプフィルタ12等を介して洗浄ポンプ14によって洗浄タンク9内の水が取り込まれ、再び洗浄室2A内に供給される。
洗浄工程が終了すると、マイコン55は、濯ぎポンプ25を作動させ、食器Dの濯ぎ(濯ぎ工程)を開始させる。食器Dの濯ぎは、貯湯タンク18内の濯ぎ水を洗浄室2A内の食器Dに向けて噴射することにより行われる。
濯ぎポンプ25を始動することにより、貯湯タンク18内に貯留された濯ぎ水は、濯ぎ水吐出管26などを介して上側及び下側濯ぎノズル6,8に圧送されて、各濯ぎノズル6,8から食器Dに向けて噴射される。食器Dに噴射された濯ぎ水は、図示しないフィルタを介して洗浄タンク9内に回収されて洗浄水と混ざり合い、次回の洗浄工程における洗浄水として使用される。
上側及び下側濯ぎノズル6,8から食器Dに濯ぎ水が噴射されると、洗浄室2A内に水蒸気が発生する。本実施形態の食器洗浄機1では、濯ぎ工程が開始されると排気ファン70が作動を開始し、洗浄室2A内で発生した水蒸気が排気ファン70によって排出される(排気工程)。なお、排気ファン70の作動開始タイミングは、このタイミングに限定されず、上側及び下側洗浄ノズル5,7から水が噴射される洗浄工程から開始されてもよい。
排気ファン70によって洗浄室2Aから水蒸気が排出されると、水蒸気は、排気口66Aを介して第1排気部66内を押し上げられて、熱交換器60に送り出される。水蒸気は、熱交換器60内を流通する。水蒸気が流通する熱交換器60に、当該水蒸気と比較して冷たい水が冷却水管62を流れると、熱交換器60内を流通する「水蒸気」と、冷却水管62を流通する「水」との間で熱交換が行われる。
これにより、熱交換器60内を流れる水蒸気を含む空気は、水蒸気の包含量が減少した空気となって第2排気部68を介して洗浄室2Aに排出される。洗浄室2Aに排出された水蒸気の包含量が減少した空気は、洗浄室2A内の水蒸気の温度及び湿度を低下させる。洗浄室2Aに排出された水蒸気の包含量が減少した空気は、当該空気に含まれる水蒸気及び洗浄室2A内の水蒸気を含む空気と一緒に排気ファン70によって洗浄室2Aから排出され、洗浄室2A及び熱交換器60において循環する。
マイコン55は、センサ72の検出結果に基づいて、洗浄室2A内の水蒸気の量が所定値以下となった場合、排気ファン70の作動を停止させる。排気ファン70の作動が停止されたとき、洗浄室2A内には、水蒸気(湯気)がほとんど存在していない。マイコン55は、排気ファン70の作動を停止させると、食器洗浄機1による洗浄作業が終了したことを通知する。これより、ドア4を開けることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る食器洗浄機1では、センサ72の検出結果に基づいて、洗浄室2A内の水蒸気の量が所定値以下となるまで排気ファン70を作動させる。すなわち、洗浄室2A内の水蒸気の量が所定値以下となった場合には、排気ファン70の作動を停止させる。そのため、食器洗浄機1では、洗浄室2A内の水蒸気量が減少したにもかかわらず、水蒸気を排除するための動作が継続されることがない。したがって、食器洗浄機1では、洗浄室2A内の水蒸気の状態に応じた動作ができる。その結果、食器洗浄機1では、洗浄室2A内の水蒸気を効率的に排気でき、処理能力の向上を図れる。
本実施形態に係る食器洗浄機1では、センサ72は、洗浄室2Aの上方側に配置されている。水蒸気は、洗浄室2A内において上方に存在する。そのため、センサ72を洗浄室2Aの上方側に配置することにより、洗浄室2A内の水蒸気をより正確に検出することができる。
本実施形態に係る食器洗浄機1では、センサ72は、洗浄室2A内の温度を検出する。マイコン55は、センサ72により検出された温度に基づいて水蒸気の量を検出する。洗浄室2A内に水蒸気が多く存在している場合には、洗浄室2A内の温度が高く、洗浄室2A内の水蒸気が少ない場合には、洗浄室2A内の温度は低い。そのため、洗浄室2A内の温度を検出することにより、洗浄室2A内の水蒸気の量を正確に検出することができる。
[第2実施形態]
続いて、第2実施形態について説明する。図3は、第2実施形態に係る洗浄機の概略構成を示す図である。図3に示されるように、食器洗浄機1Aは、本体部2と、上側洗浄ノズル5と、上側濯ぎノズル6と、下側洗浄ノズル7と、下側濯ぎノズル8と、洗浄タンク9と、貯湯タンク18と、洗剤供給ポンプ32と、リンス剤供給ポンプ37と、熱交換器60と、第1排気部66と、第2排気部68と、センサ72と、水蒸気の包含量が減少した空気を外部に排気する第3排気部74と、バルブ(切換部)78と、温度センサ(温度検出部)80と、ダンパ(流入部)82と、を備えている。
バルブ78は、水蒸気の包含量が減少した空気の排気先を切り換える。バルブ78には、第1排気部66、第2排気部68及び第3排気部74が接続されている。バルブ78の流入口には、第1排気部66が接続されており、バルブ78の2つの出口には、第2排気部68及び第3排気部74がそれぞれ接続されている。バルブ78は、空気の排気先を、第2排気部68又は第3排気部74に切り換える。バルブ78の動作は、マイコン55により制御される。バルブ78は、初期状態では、空気が第2排気部68に流入するように設定される。つまり、バルブ78は、初期状態では、空気が洗浄室2Aに排出されるように設定される。
温度センサ80は、第1排気部66に設けられている。温度センサ80は、熱交換器60で凝縮されて水蒸気の包含量が減少した空気の温度を検出する。温度センサ80は、空気の温度を検出し、検出結果をマイコン55に送信する。
ダンパ82は、洗浄室2A内に外気を流入させる。ダンパ82は、例えば、洗浄室2Aの側面に設けられている。ダンパ82は、洗浄室2Aと連通する開口部2Hを開放及び閉塞する。ダンパ82は、洗浄室2A内の圧力の作用によって自動で(駆動部を用いずに)開閉する。ダンパ82は、洗浄室2A内の圧力が所定値以下となったときに作動するように設定(設計)されている。所定値は、食器洗浄機1の構成に応じて適宜設定される値である。
ダンパ82は、洗浄室2A内の圧力が所定値以下となった場合に開いて、図3において破線で示す位置となり、開口部2Hを開放する。これにより、洗浄室2A内に外気が流入する。ダンパ82は、洗浄室2Aの圧力が所定値よりも大きい場合に閉じて、図3において実線で示す位置となり、開口部2Hを閉塞する。この場合には、洗浄室2A内に外気は流入しない。
次に、上述した食器洗浄機1Aの動作について説明する。濯ぎ工程までの動作は、第1実施形態の食器洗浄機1と同様である。
濯ぎ工程が開始されると排気ファン70が作動を開始し、洗浄室2A内で発生した水蒸気が排気ファン70によって排出される(排気工程)。排気ファン70によって洗浄室2Aから水蒸気が排出されると、マイコン55は、温度センサ80の検出結果に基づいて、バルブ78を制御する。マイコン55は、空気の温度が所定温度よりも高い場合には、空気が第2排気部68に流入するように、バルブ78を制御する。これにより、水蒸気の包含量が減少した空気は、第2排気部68を介して洗浄室2Aに排出される。
マイコン55は、空気の温度が所定温度以下となった場合には、空気が第3排気部74に流入するように、バルブ78を制御する。これにより、水蒸気の包含量が減少した空気は、第3排気部74を介して食器洗浄機1Aの外部に排出される。
また、排気ファン70による排気によって、洗浄室2A内の圧力が経時的に低下する。ダンパ82は、洗浄室2A内の圧力が所定値以下となった場合には、圧力の作用によって開いて開口部2Hを開放する。これにより、洗浄室2A内に外気が流入する。洗浄室2A内に流入した外気は、洗浄室2A内の温度及び湿度を低下させる。ダンパ82は、洗浄室2Aの圧力が所定値よりも大きい場合には、圧力の作用によって閉じて開口部2Hを閉塞する。この場合には、洗浄室2A内に外気は流入しない。
マイコン55は、センサ72の検出結果に基づいて、洗浄室2A内の水蒸気の量が所定値以下となった場合に、排気ファン70の作動を停止させる。また、マイコン55は、排気工程を所定時間実施した場合に、排気ファン70の作動を停止させてもよい。排気ファン70の作動が停止されたとき、洗浄室2A内には、水蒸気がほとんど存在していない。マイコン55は、排気ファン70の作動を停止させると、食器洗浄機1Aによる洗浄作業が終了したことを通知する。これより、ドア4を開けることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る食器洗浄機1Aでは、洗浄室2Aに外気を流入させるダンパ82を備える。これにより、洗浄室2A内に外気を流入させることができるため、外気によって洗浄室2A内の温度・湿度を低下させることができる。したがって、洗浄室2A及び熱交換器60において空気を循環させる構成よりも、洗浄室2A内の温度・湿度をより迅速に低下させることができる。そのため、熱交換器60において水蒸気を凝縮させる時間の短縮をより一層図ることができる。その結果、食器洗浄機1Aでは、洗浄室2A内の水蒸気を効率的に排気できる。
本実施形態に係る食器洗浄機1Aでは、ダンパ82は、洗浄室2A内の圧力に基づいて、外気を洗浄室2A内に流入させる。排気ファン70により洗浄室2A内の水蒸気が排気されると、洗浄室2A内の圧力が低下する。そのため、洗浄室2A内の圧力に応じて外気の流入をダンパ82で制御することにより、洗浄室2A内の状態に応じた動作が可能となる。
本実施形態に係る食器洗浄機1Aでは、ダンパ82は、洗浄室2A内の圧力が所定値以下となった場合に、外気を洗浄室2A内に流入させる。洗浄室2A内の圧力が所定値以下まで低下したときには、排気ファン70により洗浄室2A内の水蒸気が一定量排出されている。そのため、洗浄室2A内の圧力が所定値以下となったときに外気を洗浄室2A内に流入させることにより、洗浄室2A内の温度・湿度を外気により効果的に低下させることができる。
本実施形態に係る食器洗浄機1Aでは、熱交換器60で凝縮されて水蒸気の包含量が減少した空気の排気先を第2排気部68又は第3排気部74に切り換えるバルブ78を有している。この構成では、水蒸気の包含量が減少した空気の排気先を選択することができる。
本実施形態に係る食器洗浄機1Aでは、熱交換器60で凝縮されて水蒸気の包含量が減少した空気の温度を検出する温度センサ80を備える。マイコン55は、温度センサ80の検出結果に基づいて、空気の温度が所定温度以下となった場合に、空気の排気先が第3排気部74となるようにバルブ78を制御する。この構成では、高温の空気が外部に放出されることを抑制できる。
本実施形態に係る食器洗浄機1Aでは、ダンパ82は、洗浄室2Aと連通する開口部2Hを、洗浄室2A内の圧力の作用によって開放及び閉塞する。この構成では、ダンパ82を駆動する駆動源が不要となるため、構成の簡易化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
<変形例1>
上記実施形態では、センサ72が温度を検出し、マイコン55において温度に基づいて水蒸気の量を検出する形態を一例に説明した。しかし、センサが水蒸気を検出する形態であってもよい。この場合、センサは、例えば、光学式のセンサであり、投光部と、受光部と、を有する。受光部における受光強度の値は、水蒸気の量が多い場合、水蒸気によって光が遮られるため、水蒸気が無い場合(少ない場合)に比べて低くなる。一方、受光部における受光強度の値は、水蒸気の量が少ない場合、水蒸気の量が多い場合に比べて高くなる。これにより、センサによって、水蒸気の量を検出することができる。当該センサは、洗浄室2Aの上部側に配置されることが好ましい。
<変形例2>
上記実施形態では、センサ72が洗浄室2Aの上面に配置されている形態を一例に説明した。しかし、センサ72が配置される位置はこれに限定されない。センサ72は、任意に位置に配置することができる。
<変形例3>
第2実施形態では、温度センサ80により空気の温度を検出し、空気の温度に応じてバルブ78を切り換える形態を一例に説明した。しかし、温度センサを備えていなくてもよい。この場合、マイコン55は、排気ファン70の作動を開始してからの時間をカウントし、所定時間が経過した場合に、第2排気部68から第3排気部74に排気先を切り換えてもよい。
<変形例4>
第2実施形態では、温度センサ80が第1排気部66に設けられている形態を一例に説明した。しかし、温度センサ80の位置はこれに限定されない。温度センサ80は、例えば、排気ファン70の下流側に配置されてもよい。
<変形例5>
第2実施形態では、洗浄室2A内に外気を流入させる構成として、ダンパ82を一例に説明した。しかし、洗浄室2A内に外気を流入させる流入部はこれに限定されない。図4に示されるように、食器洗浄機1Bの流入部84は、開閉部材86と、ガイド88と、シリンダ90と、を備えて構成されていてもよい。開閉部材86は、洗浄室2Aと連通する開口部2Hを開放する第1位置(図5に示す位置)及び開口部2Hを閉塞する第2位置(図4に示す位置)に移動可能である。ガイド88は、開閉部材86に取り付けられており、シリンダ90と当接する。シリンダ90の伸縮は、マイコン55により制御される。
流入部84では、洗浄室2A内の圧力が所定値以下となった場合には、シリンダ90がマイコン55の制御により作動し、シリンダ90によりガイド88が押し上げられる。マイコン55は、排気ファン70を作動させてから所定時間が経過した場合に、洗浄室2A内の圧力が所定値以下になったと判断し、シリンダ90を作動させる。なお、洗浄室2A内の圧力を圧力センサ等によって検出し、マイコン55が圧力センサの検出結果に基づいてシリンダ90の動作を制御してもよい。シリンダ90が作動すると、図5に示されるように、開閉部材86が上方に移動して第1位置に位置し、開口部2Hから洗浄室2A内に外気が流入する。マイコン55は、排気ファン70の作動を停止させたとき、或いは、排気ファン70を所定時間作動させたときに、シリンダ90が縮むように制御する。これにより、開閉部材86が下方に移動して第2位置に位置し、洗浄室2A内に外気が流入しなくなる。
<変形例6>
第2実施形態では、バルブ78の動作がマイコン55により制御される形態を一例に説明した。しかし、バルブは、手動で切り換え可能な構成であってもよい。この構成では、例えば、食器洗浄機の操作者が、食器洗浄機が設定されている環境の状態に応じて、空気の外部への排出を設定することができる。
<その他の変形例>
上記実施形態及び上記変形例では、管路部材の中を給水が流通し、その周りを水蒸気が流通する構成の熱交換器60を例に挙げ説明したが、管路部材の中を水蒸気が流通し、その周りを給水が流通する構成の熱交換器であってもよい。
上記実施形態及び上記変形例では、洗浄室2Aの前面にドア4が設けられたアンダーカウンタ式の食器洗浄機を例に挙げて説明したが、本願発明は、ドアが上下に開閉するタイプの食器洗浄機、又は、食器Dを収容するためのラックを搬送しながら洗浄を行うコンベアタイプの食器洗浄機に適用することも可能である。ドアが上下に開閉する食器洗浄機の場合、図3に示される開口部2Hは、例えば、ドアに設けられる。また、ドアが上下に開閉する食器洗浄機では、流入部は、洗浄室に外気を流入させる第1位置及び洗浄室に外気を流入させない第2位置に移動可能な開閉部材であるドアと、ドアを第1位置及び第2位置に移動させるシリンダ(駆動部)と、により構成されてもよい。この構成では、ドアをシリンダによって第1位置に移動させる(ドアを開ける)ことにより、洗浄室に外気を流入させる。
上記実施形態及び上記変形例では、熱交換器60が、本体部2の上方に配置されている例を挙げて説明したが、例えば、本体部2における機械室2Bに配置されてもよいし、食器洗浄機1の外側に配置されてもよい。また、貯湯タンク18は、本体部2における機械室2Bに配置されている例を挙げて説明したが、本体部2の外部に配置されていてもよい。すなわち、外付け用の貯湯タンク18が設けられる構成の食器洗浄機であってもよい。
上記実施形態及び上記変形例において熱交換器60の冷却水管62で温められた水は、貯湯タンク18に排出されてもよい。
上記実施形態では洗浄室2Aから水蒸気を排出する手段として排気ファン70を例に挙げたが、洗浄室2Aから第1排気部66に水蒸気を送り出せる手段であれば、これに限定されない。
本発明は、上記実施形態、上記変形例及びその他の変形例として記載の内容を適宜組み合わせてもよい。
1,1A,1B…食器洗浄機、2A…洗浄室、2H…開口部、55…マイコン(制御部、検出部、切換制御部)、60…熱交換器、66…第1排気部、68…第2排気部、70…排気ファン(排気手段)、72…センサ(検出部)、74…第3排気部、78…バルブ(切換部)、80…温度センサ(温度検出部)、82…ダンパ(流入部)、84…流入部、86…開閉部材、90…シリンダ(駆動部)。

Claims (10)

  1. 洗浄室に収容された被洗浄物を洗浄する洗浄機であって、
    前記洗浄室内の水蒸気を排気する排気手段を有する第1排気部と、
    前記第1排気部から排気される前記水蒸気を凝縮させる熱交換器と、
    前記熱交換器で凝縮されて前記水蒸気の包含量が減少した空気を前記洗浄室内に戻す第2排気部と、
    前記洗浄室内の前記水蒸気の量を検出する検出部と、
    前記排気手段の作動を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記洗浄室内の前記水蒸気の量が所定値以下となるまで前記排気手段を作動させる、洗浄機。
  2. 前記検出部は、前記洗浄室の上方側に配置されている、請求項1に記載の洗浄機。
  3. 前記検出部は、前記洗浄室内の温度に基づいて前記水蒸気の量を検出する、請求項1又は2に記載の洗浄機。
  4. 前記空気を外部に排気する第3排気部と、
    前記空気の排気先を前記第2排気部又は前記第3排気部に切り換える切換部と、を備える、を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の洗浄機。
  5. 前記切換部の動作を制御する切換制御部と、
    前記空気の温度を検出する温度検出部と、を備え、
    前記切換制御部は、前記温度検出部の検出結果に基づいて、前記空気の温度が所定温度以下となった場合に、前記空気の排気先が前記第3排気部となるように前記切換部を制御する、請求項4に記載の洗浄機。
  6. 前記洗浄室内に外気を流入させる流入部を備える、請求項4又は5に記載の洗浄機。
  7. 前記流入部は、前記洗浄室内の圧力に基づいて、前記外気を前記洗浄室内に流入させる、請求項6に記載の洗浄機。
  8. 前記流入部は、前記洗浄室内の圧力が所定値以下となった場合に、前記外気を前記洗浄室内に流入させる、請求項7に記載の洗浄機。
  9. 前記流入部は、前記洗浄室と連通する開口部を、前記洗浄室内の圧力の作用によって開放及び閉塞する、請求項6〜8のいずれか一項に記載の洗浄機。
  10. 前記流入部は、
    前記洗浄室に前記外気を流入させる第1位置及び前記洗浄室に前記外気を流入させない第2位置に移動可能な開閉部材と、
    前記開閉部材を前記第1位置及び前記第2位置に移動させる駆動部と、を有する、請求項6〜7のいずれか一項に記載の洗浄機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108968862A (zh) * 2018-09-07 2018-12-11 朱艾玲 一种洗碗机进水量控制方法、装置及存储介质

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