JP2021057937A - プロテクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタの仮保持を安定的に維持することができるプロテクタを提供する。【解決手段】プロテクタ1は、配索材Wを保持するプロテクタ本体2と、配索材Wの端末に設けられたコネクタCO9を仮保持する仮保持部4とを備える。仮保持部4は、コネクタCO9のフランジCO92における第1部分CO93に係合可能な第1保持部42と、第1保持部42とは異なる位置に配置されてコネクタCO9のフランジCO92における第2部分CO94に係合可能な第2保持部43とを有する。第1保持部42及び第2保持部43は、仮保持部4によってコネクタCO9を仮保持した状態において挿入方向Z1から視た場合に仮保持部4とフランジCO92とが重なる領域1Tに配置される。【選択図】図6

Description

本発明は、プロテクタに関する。
自動車等の車両は、車内の各種機器を相互に接続するためのワイヤハーネスを有する。ワイヤハーネスの中には、ワイヤハーネスを構成する配索材を外部から保護するプロテクタを有し、当該プロテクタを車体に取り付けるものがある。
ワイヤハーネスは、配索材の端末に位置するコネクタを、車体の機器における相手方コネクタに接続する場合がある。この場合において、車体に対してプロテクタを取り付ける作業があり、車体の内部に機器を取り付ける作業があり、かつ、コネクタと相手方コネクタとを接続する作業が存在するが、コネクタと相手方コネクタとの接続作業は、これらの一連の作業の最後の方である。このため、コネクタと相手方コネクタとの接続作業を完了する前の状態では、配索材の端末に位置するコネクタが、取り付け作業の邪魔になるおそれがあった。このような事情によって、取り付け作業の邪魔にならないようにコネクタを仮保持する(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2012−101584号公報 特開2015−177596号公報
しかしながら、従来のワイヤハーネスには、コネクタの仮保持を安定的に維持することにさらなる改良の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、コネクタの仮保持を安定的に維持することができるプロテクタを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明に係るプロテクタは、配索材を保持するプロテクタ本体と、前記配索材の端末に設けられたコネクタを仮保持する仮保持部と、を備え、前記仮保持部は、前記コネクタのフランジにおける第1部分に係合可能な第1保持部と、前記第1保持部とは異なる位置に配置されて前記コネクタの前記フランジにおける第2部分に係合可能な第2保持部とを有し、前記第1保持部及び前記第2保持部は、前記仮保持部によって前記コネクタを仮保持した状態において挿入方向から視た場合に前記仮保持部と前記フランジとが重なる領域に配置されることを特徴とする。
また、上記プロテクタにおいて、前記プロテクタ本体は、内部に前記配索材を配索する配索空間部を有し、前記仮保持部は、前記プロテクタ本体の外部に向けて突出して前記プロテクタ本体と一体的に形成される、ことが好ましい。
また、上記プロテクタにおいて、前記仮保持部は、前記挿入方向に対してそれぞれ交差する第1面及び第2面を有し、前記第1保持部は、前記第1面から前記挿入方向の反対方向である抜去方向に沿って延在するプロテクタ柱状部を有し、前記第2保持部は、前記第2面から前記挿入方向に沿って延在するプロテクタ孔部を有し、前記仮保持部に対して前記コネクタを前記挿入方向へ移動することによって、前記第1部分であるコネクタ孔部に前記プロテクタ柱状部を挿入し、かつ、前記第2部分であるコネクタ柱状部(第2部分)を前記プロテクタ孔部に挿入して、前記仮保持部によって前記コネクタを仮保持する、ことが好ましい。
また、上記プロテクタにおいて、前記第2面は、前記第1面の前記挿入方向側に位置し、前記コネクタ柱状部の先端面は、前記フランジの端面の前記挿入方向側に位置し、前記仮保持部によって前記コネクタを仮保持した状態では、前記端面と前記第1面とが前記挿入方向において接触する、ことが好ましい。
また、上記プロテクタにおいて、前記抜去方向における前記第2面から前記プロテクタ柱状部の先端面までの長さは、前記挿入方向における前記フランジの前記端面から前記コネクタ柱状部の先端面までの長さと同一である、ことが好ましい。
本発明に係るプロテクタの仮保持部は、コネクタのフランジにおける第1部分に係合可能な第1保持部と、第1保持部とは異なる位置に配置されてコネクタのフランジにおける第2部分に係合可能な第2保持部とを有する。このため、本発明に係るプロテクタは、2つの異なる部分に位置する第1保持部及び第2保持部でコネクタを仮保持することができるから、プロテクタ本体に対してコネクタががたつくことを抑制することができる。これによって、本発明に係るプロテクタは、コネクタの仮保持を安定的に維持することができる。
図1は、実施形態に係るプロテクタの平面図である。 図2は、プロテクタが備える仮保持部の側面図である。 図3は、実施形態に係るプロテクタが仮保持するコネクタの側面図である。 図4は、コネクタの底面図である。 図5は、プロテクタの仮保持部にコネクタを仮保持する作業の途中において、プロテクタを側方から視た側面図である。 図6は、プロテクタの仮保持部にコネクタを仮保持した状態の側面図である。 図7は、プロテクタの仮保持部にコネクタを仮保持した状態の平面図である。
以下に、本発明における実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
実施形態に係るプロテクタ1について詳細に説明する。図1は、実施形態に係るプロテクタ1の平面図である。図2は、プロテクタが備える仮保持部の側面図である。図3は、実施形態に係るプロテクタ1が仮保持するコネクタCO9の側面図である。図4は、コネクタCO9の底面図である。図5は、プロテクタの仮保持部にコネクタを仮保持する作業の途中において、プロテクタを側方から視た側面図である。図6は、プロテクタの仮保持部にコネクタを仮保持した状態の側面図である。図7は、プロテクタの仮保持部にコネクタを仮保持した状態の平面図である。また、以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「軸線方向X」といい、第2方向を「幅方向Y」といい、第3方向を「高さ方向Z(上下方向)」という。本実施形態のプロテクタ1は、軸線方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとが相互に直交(交差)する。軸線方向Xは、配索材Wである電線Waがプロテクタ本体2の内部を延在する方向である。幅方向Yは、プロテクタ本体2の一対の側壁部22a、22bが対向する方向である。高さ方向Zは、プロテクタ本体2と蓋部材3とが積層される方向であって、例えば、上下方向である。また、高さ方向Zの一方は、プロテクタ本体2に対してコネクタCO9を仮保持する場合、プロテクタ本体2に対してコネクタCO9を挿入する挿入方向Z1であって、例えば、下方向である。さらに、高さ方向Zの他方は、プロテクタ本体2に対して仮保持しているコネクタCO9を抜去する抜去方向Z2であって、例えば、上方向である。
図1、図2に示す本実施形態に係るプロテクタ1は、自動車等の車両に搭載されるワイヤハーネスWH1に組み込まれ、導電性を有する配索材Wに装着され当該配索材Wを保護するものである。ワイヤハーネスWH1は、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタCO9(図3、図4参照)等で複数の配索材Wを各機器に接続するものである。ワイヤハーネスWH1は、導電性を有する配索材Wと、配索材Wに装着され当該配索材Wを保護するプロテクタ1と、配索材Wの端末に設けられたコネクタCO9とを備える。配索材Wは、例えば、電線Waによって構成される。電線Waは、例えば、複数の導電性を有する金属素線からなる導体部(芯線)の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。なお、ワイヤハーネスWH1は、この他、さらに、電気接続箱、グロメット、固定具等を含んで構成されてもよい。以下、各図を参照してプロテクタ1の構成について詳細に説明する。
プロテクタ1は、絶縁性を有する樹脂材料によって、例えば略角筒形状に形成される。本実施形態のプロテクタ1は、保護する配索材Wが直線状に配索されるものであるがこれに限らず、当該配索材WがL字状等の屈曲された状態で配索されるものであってもよい。プロテクタ1は、プロテクタ本体2と、蓋部材3と、プロテクタ本体2に対して蓋部材3を係止する不図示の係止機構と、仮保持部4とから構成される。本実施形態のプロテクタ1は、プロテクタ本体2と、蓋部材3とが別体に形成され、係止機構によって当該プロテクタ本体2に当該蓋部材3が組み付けられる。
プロテクタ本体2は、内部に配索材Wが挿通、配索され、配索材Wを保持するものである。本実施形態のプロテクタ本体2は、軸線方向Xの両端部、及び、高さ方向Zの一方の端部(上下方向の上端部)が開口した樋形状に形成される。プロテクタ本体2は、例えば、プロテクタ本体2の内部に軸線方向Xに沿って配索材Wが挿通される。
プロテクタ本体2は、基部21と、一対の側壁部22a、22bとから構成される。そして、プロテクタ本体2は、基部21、及び、一対の側壁部22a、22bによって形成される配索空間部23、挿通開口部24、及び、開閉開口部25を含む。
基部21は、配索空間部23を区画するための底壁であり、高さ方向Zの一方の端部(上下方向の下端部)に位置する。基部21は、配索材Wの直径よりもわずかに大きい所定幅を幅方向Yに有して軸線方向Xに延在する。
一対の側壁部22a、22bは、配索空間部23を区画するための側壁であり、幅方向Yの両端部に位置する。一対の側壁部22a、22bは、配索材Wの直径よりもわずかに大きい所定高さを高さ方向Zに有し、基部21から高さ方向Zへ突出して形成され、幅方向Yに対して基部21を挟んで基部21の両側に設けられ、幅方向Yに間隔をあけて互いに対向して配置される。
配索空間部23は、プロテクタ本体2の内部において、軸線方向Xに沿って配索材Wが配索される空間部である。換言すれば、プロテクタ本体2は、内部に配索材Wを配索する配索空間部23を有する。配索空間部23は、基部21と一対の側壁部22a、22bとによって囲われた内部空間部として形成される。
挿通開口部24は、配索空間部23に配索材Wを挿通させる開口部である。挿通開口部24は、基部21、及び、一対の側壁部22a、22bによって軸線方向Xの両端部に形成された第1挿通開口部24a及び第2挿通開口部24bを含む。第1挿通開口部24a及び第2挿通開口部24bは、幅方向Y、及び、高さ方向Zに沿って開口する。
開閉開口部25は、配索空間部23を外部に対して開放させる開口部であり、蓋部材3によって塞がれる開口部である。開閉開口部25は、例えば、配索空間部23に配索材Wを挿通させる際に開放され、配索空間部23に配索材Wを挿通させた後に蓋部材3によって閉塞される。開閉開口部25は、一対の側壁部22a、22bにおける高さ方向Zの一方の端部(上下方向の上端部)に位置し、一対の側壁部22a、22bにおける基部21側とは反対側に位置する端部によって形成される。
蓋部材3は、プロテクタ本体2に組み付けられ当該プロテクタ本体2に形成された開閉開口部25を塞ぎ(閉塞する)、配索空間部23を区画するための天壁であり、一対の側壁部22a、22bにおける高さ方向Zの一方の端部(上下方向の上端部)に位置する。蓋部材3は、プロテクタ本体2の形状に対応した矩形板状に形成される。本実施形態の蓋部材3は、配索材Wの直径よりもわずかに大きい所定幅を幅方向Yに有して軸線方向Xに延在する。
図3、図4に示すコネクタCO9は、略長円柱状のコネクタ本体CO91と、コネクタ本体CO91の周面から外側に向けて突出するフランジCO92とを備える。コネクタ本体CO91は、接続部CO91aを有し、接続部CO91aを介して配索材Wを接続してある。フランジCO92は、挿入方向Z1側に位置する第1端面(端面)CO92e1と、抜去方向Z2側に位置する第2端面CO92e2と、後述する第1部分CO93及び第2部分CO94とを有する。このようなフランジCO92は、フランジCO92の第2端面co92e2と相手方フランジの対向端面とを接触させ、ボルト及びナットである締結部材を用いてフランジCO92と相手方フランジとを接続することによって配索材Wと当該機器とを電気的に接続する。
第1部分CO93は、フランジCO92の第1端面CO92e1から抜去方向Z2に延在する態様で形成されたコネクタ孔部CO93hである。換言すれば、コネクタ孔部CO93hは、第1端面CO92e1から抜去方向Z2へフランジCO92を貫通する態様で形成してある。このようなコネクタ孔部CO93hは、上述したボルトを挿通させるための貫通孔であり、フランジCO92の軸線方向Xの少なくとも一方に位置する。
第2部分CO94は、フランジCO92の第1端面CO92e1から挿入方向Z1へ延在するコネクタ柱状部によって構成される。本実施形態における第2部分CO94は、フランジCO92の軸線方向Xの一方のみに配置してあり、一方のコネクタ孔部CO93hに隣接するよう配置してある。第2部分CO94は、例えば、円筒状に形成された第1柱状部CO94aと、板状に形成された第2柱状部CO94bとを有する。第1柱状部CO94aは、コネクタ孔部CO93hに隣接する態様で配置してある。円筒状に形成された第1柱状部CO94aの内周面には、フランジCO92と相手方フランジとの接続の際、上述した機器の凸部が挿入される。第2柱状部94bは、コネクタ本体CO91に隣接する態様で配置してあり、かつ、軸線方向Xにおいて、第1柱状部CO94aに連続する態様で形成してある。第1柱状部CO94aにおける挿入方向Z1と交差する幅方向Yの長さは、第2柱状部94bにおける挿入方向Z1と交差する幅方向Yの長さよりも長い。また、コネクタCO9は、挿入方向Z1におけるフランジCO92の第1端面CO92e1とコネクタ柱状部(第2部分CO94)の先端面CO94fとの間にコネクタ段差部CO95を設けてある。換言すれば、コネクタ柱状部(第2部分CO94)の先端面CO94fは、フランジCO92の第1端面CO92e1の挿入方向Z1側に位置する。また、挿入方向Z1におけるフランジCO92の第1端面CO92e1からコネクタ柱状部である第2部分CO94の先端面CO94fまでの長さはL2である。
図1、図2に示すプロテクタ1の仮保持部4は、配索材Wの端末に設けられたコネクタCO9を仮保持するためのものである。より詳細に説明すると、仮保持部4は、例えば、車体BDにプロテクタ1を取り付けた後、車体BDにリアモータ等の他の機器を取り付ける際に、他の機器の取り付け作業の邪魔にならないように、コネクタCO9をプロテクタ1に仮保持するものである。仮保持部4は、プロテクタ本体2と一体的に形成してある。より詳細に説明すると、仮保持部4は、プロテクタ本体2の外部に向けて突出してプロテクタ本体2と一体的に形成される。このような仮保持部4は、仮保持部本体41と、第1保持部42と、第1保持部42とは異なる位置に配置された第2保持部43と、プロテクタ段差部44とを有している。本実施形態の仮保持部4は、仮保持部本体41と、第1保持部42と、第2保持部43とを軸線方向Xに沿って配置し、かつ、挿入方向Z1において、第1保持部42及び第2保持部43がプロテクタ本体2から突出するように形成してある。また、仮保持部4は、挿入方向Z1に対してそれぞれ交差(直交)する第1面42f及び第2面43fを有する。
仮保持部本体41は、例えば、プロテクタ本体2の一対の側壁部22a、22bにおける一方の側壁部22aに連続する態様で設けてあり、水平方向に延在(軸線方向Xに延在し、かつ、幅方向Yに延在)する板状に形成してある。本実施形態の仮保持部本体41は、プロテクタ本体2の軸線方向Xにおける他方の端部に配置してあり、かつ、プロテクタ本体2における側壁部22a、22bの他方の端部と、仮保持部本体41の軸線方向Xにおける他方側の端部とが一致する態様で配置してある。このような仮保持部本体41は、幅方向Yの先端に固定部41aを有する。固定部41aは、仮保持部4を含めたプロテクタ1を車体BDに固定するものである。固定部41aは、高さ方向Zの一方の端部(上下方向の上端部)41eが、蓋部材3の高さ方向Zの一方の端部(上下方向の上端部)を超えて突出する態様で仮保持部4に設けてある。固定部41aは、ボルトBoのネジ部を挿通させるボルト挿通孔41hを有する。ボルト挿通孔41hは、高さ方向Zの一方の端部(上下方向の上端部)41eから挿入方向Z1へ延在する態様で固定部41aに形成してある。換言すれば、ボルト挿通孔41hは、高さ方向Zの一方の端部(上下方向の上端部)41eから固定部41aを貫通する態様で形成してある。プロテクタ1は、ボルトBoのネジ部をボルト挿通孔41h、及び、パネルPaに形成されたパネル貫通孔Hoに挿通させ、かつ、ボルトBoのネジ部に締結されたナットNuによって、車体BDのパネルPaに固定される。プロテクタ1は、例えば、車体BDの外部に露出する態様でボルトBo及びナットNuによって車体BDに取り付けてある。
第1保持部42は、軸線方向Xにおいて仮保持部本体41に隣接し、かつ、仮保持部本体41の軸線方向Xにおける一方の端部から、軸線方向Xへ延在し、かつ挿入方向Z1に対して傾斜する態様で延在するように形成してある。より詳細に説明すると、第1保持部42は、仮保持部本体41から軸線方向Xにおけるプロテクタ本体2の側壁部22a、22bが存在しない側へ延在するように形成してある。その上、第1保持部42は、仮保持部本体41に隣接する隣接部分42aが高さ方向Zの一方の端部(上下方向の上端部)に位置し、かつ、仮保持部本体41から離隔する離隔部分42bが高さ方向Zの他方の端部(上下方向の下端部)に位置する態様で、挿入方向Z1に対して傾斜する態様で形成してある。第1保持部42は、第1基部42cと、プロテクタ柱状部42dと、保持部側壁部42eとを有する。第1基部42cは、直方体状に形成してあり、抜去方向Z2の端部(上下方向の上端部)に第1面42fを有する。プロテクタ柱状部42dは、第1面42fから抜去方向Z2へ向けて突出し、かつ、抜去方向Z2に沿って延在する態様で円柱状に形成してある。プロテクタ柱状部42dは、コネクタCO9のフランジCO92に形成されたコネクタ孔部CO93hである第1部分CO93に挿通可能な態様で形成してある。換言すれば、第1保持部42は、コネクタCO9のフランジCO92における第1部分CO93に係合可能である。このようなプロテクタ柱状部42dは、第1面42fから抜去方向Z2へ突出する長さがL3である。保持部側壁部42eは、プロテクタ柱状部42dの外周面に対して間隔をあけ、かつ、当該外周面に対向する態様であって、挿入方向Z1と交差する幅方向Yにおいて、プロテクタ柱状部42dの外周面を覆う筒状に形成してある。本実施形態に係るプロテクタ1は、仮保持部4によってコネクタCO9を仮保持した状態では、プロテクタ柱状部42dの外周面と保持部側壁部42eの内周面との間に、フランジCO92が挟持される(図7参照)。
第2保持部43は、軸線方向Xにおいて第1保持部42に隣接し、かつ、第1保持部42の軸線方向Xにおける他方の端部から、さらに、軸線方向Xへ延在する態様で形成してある。より具体的に説明すると、第2保持部43は、プロテクタ本体2から離隔するように軸線方向Xへ延在する態様で形成してある。第2保持部43は、第2基部43aと、プロテクタ孔部43bとを有する。第2基部43aは、平板状に形成してあり、抜去方向Z2の端部(上下方向の上端部)に第2面43fを有する。プロテクタ孔部43bは、第2面43fから挿入方向Z1に沿って延在する態様で第2基部43aに形成してある。より具体的に説明すると、プロテクタ孔部43bは、第2面43fから挿入方向Z1に沿って延在し、かつ、挿入方向Z1において第2基部43aを貫通する態様で形成してある。プロテクタ孔部43bは、第1孔部43b1と、第2孔部43b2とを有する。第1孔部43b1は、第1保持部42に近接する態様で配置してある一方、第2孔部43b2は、第1保持部42に離隔する態様で配置してある。また、第1孔部43b1の幅方向Yの長さは、第2孔部43b2の幅方向Yの長さよりも長い。第1孔部43b1は、第1柱状部CO94aを挿通可能な態様で第2基部43aに形成してあり、第2孔部43b2は、第2柱状部CO94bを挿通可能な態様で第1孔部43b1に連続するように第2基部43aに形成してある。このような第2保持部43は、第1保持部42とは異なる位置に配置されてコネクタCO9における第2部分CO94に係合可能である。
仮保持部4は、挿入方向Z1における第1保持部42と第2保持部43との間に、プロテクタ段差部44を設けてある。換言すれば、第2面43fは、第1面42fの挿入方向Z1側に位置する。また、第2面43fから第1面42fまでの抜去方向X2の長さはL4である。
抜去方向Z2における図2に示す第2面43fからプロテクタ柱状部42dの先端面42dfまでの長さL1は、挿入方向Z1におけるフランジCO92の第1端面CO92e1からコネクタ柱状部である第2部分CO94の先端面CO94fまでの長さL2と同一である(図3参照)。
作業者は、先ず、上記のように構成されるワイヤハーネスWH1を車体BDに取り付ける。この際、作業者は、図5に示す車体BDに取り付けられたパネルPaを高さ方向Zにおいて貫通する態様で形成されたパネル貫通孔Hoと、固定部41aのボルト挿通孔41hとを合致させる。その後、作業者は、ボルトBoのネジ部を、上述したパネル貫通孔Ho及びボルト挿通孔41hに挿通させた後、ボルトBoのネジ部とナットNuとを締結することによって、車体BDにプロテクタ1を取り付ける。
次に、作業者は、以下に説明するように、仮保持部4によってコネクタCO9を仮保持する。この際、作業者は、フランジCO92と仮保持部4とが挿入方向Z1において重なるようにコネクタCO9を水平方向へ移動させる。その後、作業者は、図5中、矢印で示すように、仮保持部4に対してコネクタCO9を挿入方向Z1へ移動させる。これによって、第1部分CO93であるコネクタ孔部CO93hにプロテクタ柱状部42dを挿入し、かつ、第2部分CO94であるコネクタ柱状部をプロテクタ孔部43bに挿入して、図6に示すように、仮保持部4によってコネクタCO9を仮保持する。より詳細に説明すると、仮保持部4に対してコネクタCO9を挿入方向Z1へ移動させることによって、プロテクタ孔部43bの第1孔部43b1に第1柱状部CO94aが挿入され、かつ、プロテクタ孔部43bの第2孔部43b2に第2柱状部CO94bが挿入される。仮保持部4によってコネクタCO9を仮保持した状態では、フランジCO92の第1端面CO92e1と第1面42fとが挿入方向Z1において接触する。また、仮保持部4によってコネクタCO9を仮保持した状態において挿入方向Z1から視た場合、図7に示すように、第1保持部42及び第2保持部43は、仮保持部4とフランジCO92とが重なる領域T1(図7において、軸線方向X及び幅方向Yに対して一方に傾斜するハッチング、並びに他方に対して傾斜するハッチングを付して示す領域T1)に配置される。さらに、プロテクタ孔部43bにおいて、第1孔部43b1の幅方向Yの長さは、第2孔部43b2の幅方向Yの長さよりも長いため(図1参照)、コネクタCO9は水平方向(軸線方向X及び幅方向Y)へ移動することが規制される。また、仮保持部4によってコネクタCO9を仮保持した状態では、第1柱状部CO94aの外周面と第1孔部43b1の内周面との隙間は、例えば、0.5〜0.75mmであり、かつ、プロテクタ柱状部42dの外周面とコネクタ孔部CO93hの内周面との隙間は、例えば、0.50〜0.75mmである。
次いで、作業者は、コネクタCO9を仮保持部4で保持した状態でリアモータ等の他の機器を車両に取り付ける。このため、コネクタCO9が、機器の取り付け作業の邪魔になることを抑制することができる。その上、車両に対する他の機器の組み付け作業において、万一、他の機器や工具や作業員等がコネクタCO9に接触したとしても、プロテクタ1は、第1保持部42と、第1保持部42とは異なる位置に配置された第2保持部43とを有する仮保持部4を備える。このため、プロテクタ2は、仮保持部4に対してコネクタCO9ががたつくことを抑制することができ、これによってコネクタCO9の仮保持を安定的に維持することができる。他の機器を車両に取り付けた後、作業者は、コネクタCO9を抜去方向Z2へ移動させる。より具体的に説明すると、作業者は、抜去方向X2において、プロテクタ柱状部42dにおける第1面42fから抜去方向Z2へ突出する長さL3と同一の距離だけコネクタCO9を抜去方向Z2へ移動させれば、コネクタ孔部CO93hからプロテクタ柱状部42dを抜去し、かつ、プロテクタ孔部43bからコネクタ柱状部である第2部分CO94を抜去することができる。換言すれば、コネクタCO9を抜去方向Z2へ移動させることによって、フランジCO92が有する第1部分CO93と第1保持部42との係合を解除し、かつ、フランジCO92が有する第2部分CO94と第2保持部43との係合を解除する。これらによって、仮保持部4によるコネクタCO9の仮保持を解除する。この状態では、コネクタCO9は、水平方向へ移動することが許容される。最後に、作業者は、コネクタCO9を、正規の機器であるリアモータに接続する。より具体的に説明すると、作業者は、配索材Wの端末に設けたコネクタCO9と、予め設定された正規の機器(本実施形態では、不図示のリアモータ)の相手方コネクタとをボルト及びナットで締結することによって接続する。
以上で説明したプロテクタ1は、以下の構成を有する。仮保持部4は、コネクタCO9のフランジCO92における第1部分CO93に係合可能な第1保持部42と、第1保持部42とは異なる位置に配置されてコネクタCO9のフランジCO92における第2部分CO94に係合可能な第2保持部43とを有する。このため、本実施形態に係るプロテクタ1は、2つの異なる部分に位置する第1保持部42及び第2保持部43でコネクタCO9を仮保持することができるから、仮保持部4に対してコネクタCO9ががたつくことを抑制することができる。これによって、本実施形態に係るプロテクタ1は、コネクタCO9の仮保持を安定的に維持することができる。加えて、第1保持部42及び第2保持部43は、仮保持部4によってコネクタCO9を仮保持した状態において挿入方向Z1から視た場合に仮保持部4とフランジCO1とが重なる領域1Tに配置される。このため、本実施形態に係るプロテクタ1は、仮保持部4を可及的に小さくして、プロテクタ1が大型化することを抑制することができる。
また、このプロテクタ1は、以下の構成を有する。仮保持部4は、プロテクタ本体2の外部に向けて突出してプロテクタ本体2と一体的に形成される。これにより、本実施形態に係るプロテクタ1は、仮保持部4をプロテクタ1に取り付ける必要がないため、組み立ての際の作業時間の増加を抑制することができる。
さらに、このプロテクタ1は、以下の構成を有する。仮保持部4は、挿入方向Z1に対してそれぞれ交差する第1面42f及び第2面43fを有する。第1保持部42は、第1面42fから挿入方向Z1の反対方向である抜去方向Z2に沿って延在するプロテクタ柱状部42dを有する。第2保持部43は、第2面43fから挿入方向Z1に沿って延在するプロテクタ孔部43bを有する。仮保持部4に対してコネクタCO9を挿入方向Z1へ移動することによって、第1部分であるコネクタ孔部CO93hにプロテクタ柱状部42dを挿入し、かつ、第2部分CO94であるコネクタ柱状部をプロテクタ孔部43bに挿入して、仮保持部4によってコネクタCO9を仮保持する。これらによって、本実施形態に係るプロテクタ1は、プロテクタ本体2及びコネクタCO9の一方に孔部が集中することを防止し、仮保持部4及びコネクタCO9の剛性が低くなることを抑制することができる。
また、このプロテクタ1は、以下の構成を有する。第2面43fは、第1面42fの挿入方向Z1側に位置する。コネクタ柱状部(第2部分CO94)の先端面CO94fは、フランジCO92の第1端面CO92e1の挿入方向(Z1)側に位置する。これらによって、本実施形態に係るプロテクタ1は、プロテクタ1に対してコネクタCO9の仮保持を解除する際、コネクタCO9の抜去方向Z2における移動距離を短くすることができる。この結果、実施形態に係るプロテクタ1は、仮保持を解除する際の作業性を向上することができる。
さらに、このプロテクタ1は、以下の構成を有する。抜去方向Z2における第2面43fからプロテクタ柱状部42dの先端面42dfまでの長さL1は、挿入方向Z1におけるフランジCO92の第1端面CO92e1から第1柱状部CO94aの先端面CO94fまでの長さL2と同一である。これにより、本実施形態に係るプロテクタ1は、コネクタ孔部CO93hに対するプロテクタ柱状部42dの挿入と、プロテクタ孔部43bに対するコネクタ柱状部(第2部分CO94)の挿入とを同時に行うことができる。この結果、本実施形態に係るプロテクタ1は、仮保持の際、いずれか一方の柱状部のみが孔部に挿入されることを防止することができ、双方の柱状部がそれぞれの孔部に同時に挿入されるから、いずれか一方の柱状部に過大な力が加わることを防止することができる。
また、本実施形態のプロテクタ1は、以下の構成を有する。コネクタCO9の第1部分CO93であるコネクタ孔部CO93hは、コネクタCO9のフランジCO92と他の機器の相手方コネクタとを接続する際に使用するものである。このため、本実施形態に係るプロテクタ1は、このコネクタ孔部CO93hを仮保持の際に使用するから、仮保持を行うときにのみ使用する孔部を別途形成するコネクタCO9に形成する必要がない。この結果、本実施形態に係るプロテクタ1は、コネクタCO9が大型化することを防止することができる。
さらに、本実施形態のプロテクタ1は、以下の構成を有する。コネクタCO9の第2部分CO94を構成する円筒状に形成された第1柱状部CO94aの内周面には、フランジCO92と相手方フランジとの接続の際、上述した機器の凸部が挿入される。このため、本実施形態に係るプロテクタ1は、この第1柱状部CO94aを仮保持の際に使用するから、仮保持を行うときにのみ使用する柱状部を別途形成するコネクタCO9に形成する必要がない。この結果、本実施形態に係るプロテクタ1は、コネクタCO9が大型化することを防止することができる。
また、本実施形態のプロテクタ1は、以下の構成を有する。プロテクタ孔部43bに挿入するコネクタ柱状部(第2部分CO94)は、軸線方向Xにおいて、コネクタ本体CO91とコネクタ孔部CO93hとの間に配置してある。このため、本実施形態に係るプロテクタ1は、コネクタCO9のフランジCO92を有効活用し、フランジCO92が大型化することを抑制することができる。この結果、本実施形態に係るプロテクタ1は、コネクタCO9が大型化することを防止することができる。
さらに、本実施形態のプロテクタ1は、以下の構成を有する。仮保持部4は、挿入方向Z1と交差する幅方向Yにおいて、プロテクタ柱状部42dの外周面を覆う保持部側壁部42eを有する。このため、プロテクタ1を車体BDに取り付ける際、異物がプロテクタ柱状部42dに接触することを防止することができる。
なお、上述した実施形態には、配索材Wに電線Waを用いるものを説明した。しかし、この発明は、それに限られず、配索材Wとして金属棒、電線束、ケーブル等を用いることができる。金属棒は、導電性を有する棒状部材の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線束は、複数の電線Waを束ねて構成したものである。ケーブルは、電線Waの被覆部の外側を、絶縁性を有するシースによって覆ったものである。
また、上述した実施形態には、車体BDにプロテクタ1を取り付けた後、車体BDに他の機器を取り付ける際、他の機器がコネクタCO9に接触することを防止する仮保持部4を説明した。しかし、この発明はそれに限られず、仮保持部4は、ワイヤハーネスWH1に組み込まれている部品が複数存在し、車体BDにプロテクタ1を取り付けた後、ワイヤハーネスWH1に組み込まれている他の部品を車体BDに取り付ける際、他の部品がコネクタCO9に接触することを防止するものでもよい。
さらに、上述した実施形態には、仮保持部4は、プロテクタ本体2と一体的に形成してあるものを説明した。しかし、この発明はそれに限られず、仮保持部4は、プロテクタ本体2と別体に形成してもよい。
また、上述した実施形態には、プロテクタ1は、プロテクタ本体2と蓋部材3とが別体に形成されるものを説明した。しかし、この発明は、それに限られず、プロテクタ本体2と蓋部材3とを一体に形成してもよい。
1 プロテクタ
1T 仮保持部とフランジとが重なる領域
2 プロテクタ本体
23 配索空間部
4 仮保持部
42 第1保持部
42d プロテクタ柱状部
42df 先端面
42f 第1面
43 第2保持部
43b プロテクタ孔部
43b1 第1孔部
43f 第2面
CO9 コネクタ
CO92 フランジ
CO92e1 第1端面(端面)
CO93 第1部分
CO93h コネクタ孔部
CO94 第2部分(コネクタ柱状部)
CO94f 先端面
L1 挿入方向において、第2面からプロテクタ柱状部の先端面までの長さ
L2 挿入方向において、フランジの端面からコネクタ柱状部の先端面までの長さ
T1 仮保持部とフランジとが重なる領域
W 配索材
X 軸線方向
Y 幅方向
Z 高さ方向
Z1 挿入方向
Z2 抜去方向

Claims (5)

  1. 配索材を保持するプロテクタ本体と、
    前記配索材の端末に設けられたコネクタを仮保持する仮保持部と、
    を備え、
    前記仮保持部は、前記コネクタのフランジにおける第1部分に係合可能な第1保持部と、前記第1保持部とは異なる位置に配置されて前記コネクタの前記フランジにおける第2部分に係合可能な第2保持部とを有し、
    前記第1保持部及び前記第2保持部は、前記仮保持部によって前記コネクタを仮保持した状態において挿入方向から視た場合に前記仮保持部と前記フランジとが重なる領域に配置されることを特徴とする、
    プロテクタ。
  2. 前記プロテクタ本体は、内部に前記配索材を配索する配索空間部を有し、
    前記仮保持部は、前記プロテクタ本体の外部に向けて突出して前記プロテクタ本体と一体的に形成される、
    請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 前記仮保持部は、前記挿入方向に対してそれぞれ交差する第1面及び第2面を有し、
    前記第1保持部は、前記第1面から前記挿入方向の反対方向である抜去方向に沿って延在するプロテクタ柱状部を有し、
    前記第2保持部は、前記第2面から前記挿入方向に沿って延在するプロテクタ孔部を有し、
    前記仮保持部に対して前記コネクタを挿入方向へ移動することによって、前記第1部分であるコネクタ孔部に前記プロテクタ柱状部を挿入し、かつ、前記第2部分であるコネクタ柱状部を前記プロテクタ孔部に挿入して、前記仮保持部によって前記コネクタを仮保持する、
    請求項1又は2に記載のプロテクタ。
  4. 前記第2面は、前記第1面の前記挿入方向側に位置し、
    前記コネクタ柱状部の先端面は、前記フランジの端面の前記挿入方向側に位置し、
    前記仮保持部によって前記コネクタを仮保持した状態では、前記端面と前記第1面とが前記挿入方向において接触する、
    請求項3に記載のプロテクタ。
  5. 前記抜去方向における前記第2面から前記プロテクタ柱状部の先端面までの長さは、前記挿入方向における前記フランジの前記端面から前記コネクタ柱状部の先端面までの長さと同一である、
    請求項4に記載のプロテクタ。
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