JP2012101584A - スライドドア用の導電経路装置 - Google Patents

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Hiroyasu Taniguchi
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Abstract

【課題】仮連結に係る作業者の作業負担が小さく、また、仮連結のために設けられた部品の管理負担も小さい導電経路装置を提供する。
【解決手段】導電経路装置100のドア側ブラケット2に形成される雌型は、基底面と上蓋部との間に空間が形成されている。上蓋部には、ボディ側ブラケット3に形成される雄型4のフランジ部を挿通させる幅広部と、幅広部と連なり、雄型4の軸部を挿通させフランジ部を挿通させない幅狭部とを備える開口が形成されている。雄型4のフランジ部を、雌型5の幅広部を介して空間内に入れ、さらに、幅広部から幅狭部に向かう方向へスライドさせることにより、フランジ部が上蓋部の裏面に抜け止め状態に係合し、これによって、ドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3とが仮連結される。
【選択図】図4

Description

この発明は、車体とスライドドアとの間で渡り配索されて、車体側の電装品とスライドドア側の電装品とを電気的に接続する、スライドドア用の導電経路装置に関する。
スライドドア用の導電経路装置の一般的な構成として、例えば、給電用のハーネスを収容した可撓性アーム(つなぎ部)と、つなぎ部の両端に装着される取り付け用のブラケットとを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この構成においては、つなぎ部の一端に装着されているブラケット(ボディ(車体)側ブラケット)を車体に固定するとともに、他端に装着されているブラケット(ドア側ブラケット)をスライドドアに固定することによって、つなぎ部がスライドドアの開閉動作に追従して屈曲することができるようになっている。
ところで、組み付け現場において、導電経路装置は、ドア・サブラインにおいてドア側ブラケットをドアに装着され、その状態(一端(ドア側ブラケット)でドアに装着された状態)でドアとともにメインラインまで運ばれていく。そして、メインラインにおいてドアが車体に組み付けられる際に、ボディ側ブラケットを車体に装着される。
つまり、組み付け現場において、導電経路装置は、その一端(ドア側ブラケット)においてドアに装着された状態でドアとともにメインラインまで運ばれてくことになるため、そのままでは、つなぎ部の他端に装着されているボディ側ブラケットが周辺部品やラインの構造物と接触して破損するおそれがある。
このような事態を防止するべく、組み付け現場においては、ボディ側ブラケットを、これが車体に組み付けられる直前までドア側ブラケットに仮に連結(仮連結)させておくということが従来から行われている。
例えば特許文献1には、ボディ側ブラケットに、断面略C字型をなすチャンネル溝を形成するとともに、チャンネル溝に差し込まれることによってチャネル溝内に引っ掛かる受け部をドア側ブラケットに形成し、ボディ側ブラケットのチャンネル溝に、ドア側ブラケットの受け部を差し込んで、ボディ側ブラケットとドア側ブラケットとを仮連結させる構成が開示されている。
特開2007−112376号公報
仮連結においては、連結しやすく、また、連結の解除もしやすいこと、すなわち、仮連結に係る作業者の作業負担が小さいことが重要である。また、仮連結のために設けられた部品の管理が容易であることも重要である。
これらの点において、従来の技術は満足のいくものとはいえなかった。例えば特許文献1に開示されている仮連結の構造によると、仮連結の際に、作業者が、チャンネル溝に受け部を差し込むための位置合わせを行う必要があるため、連結に係る作業負担が大きかった。また、適切な強度(すなわち、搬送途中の振動等により仮連結が解除されてしまうことがなく、かつ、作業者が力を加えることにより難なく連結を解除できるような、強度)で受け部がチャンネル溝に引っ掛かるようにするためには、受け部とチャンネル溝との各サイズを厳密に管理する必要があり、部品管理における負担も大きかった。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、仮連結に係る作業者の作業負担が小さく、また、仮連結のために設けられた部品の管理負担も小さい導電経路装置を提供することを目的としている。
第1の態様は、スライドドアに固定されるドア側ブラケットと、車体に固定されるボディ側ブラケットと、一端に前記ドア側ブラケットが、他端に前記ボディ側ブラケットが、それぞれ装着され、前記車体と前記スライドドアとの間で渡り配索されるつなぎ部と、を備え、前記車体側の電装品と前記スライドドア側の電装品とを電気的に接続するスライドドア用の導電経路装置であって、前記ドア側ブラケットと前記ボディ側ブラケットのうちの一方に形成される雄型と、前記ドア側ブラケットと前記ボディ側ブラケットのうちの他方に形成され、前記雄型と連結可能な雌型と、を備え、前記雄型が、軸部と、前記軸部の外周からはみだすように出っ張ったフランジ部と、を備え、前記雌型が、基底面との間に空間を形成するように前記基底面と離間して配置された板状部材であって、前記フランジ部を挿通させる幅広部と、前記幅広部と連なり、前記軸部を挿通させ前記フランジ部を挿通させない幅狭部とを備える開口が形成された、上蓋部、を備え、前記雄型の前記フランジ部を前記雌型の前記幅広部を介して前記空間内に入れ、前記フランジ部の端面を前記基底面に対向させた状態で、前記軸部を前記幅広部から前記幅狭部に向かう方向へスライドさせることにより、前記フランジ部が前記上蓋部に抜け止め状態に係合する。
第2の態様は、第1の態様のスライドドア用の導電経路装置であって、前記開口が、前記フランジ部を挿通させる第1円形部と、前記第1円形部と連なり、前記軸部を挿通させ前記フランジ部を挿通させない第2円形部とを備える。
第3の態様は、第2の態様のスライドドア用の導電経路装置であって、前記雌型が前記ドア側ブラケットに形成され、前記ドア側ブラケットがドアに設置された状態において、前記第1円形部の鉛直下側に相当する位置に、前記第2円形部が配置される。
第4の態様は、第3の態様のスライドドア用の導電経路装置であって、前記開口が、一端において前記第1円形部に連なり、前記第1円形部に連なる端部から前記ドア側ブラケットがドアに設置された状態において鉛直下方に相当する方向に延在し、途中で分岐して、各分岐先において斜め下方向に延在して前記第2円形部に連なる経路部、を備える。
第5の態様は、第1または第2の態様のスライドドア用の導電経路装置であって、前記雄型が前記ドア側ブラケットに形成され、前記雄型が、前記ドア側ブラケットが前記スライドドアに取り付けられた状態において、前記スライドドアの法線方向に相当する方向に沿って突出するように形成される。
第6の態様は、第1または第2の態様のスライドドア用の導電経路装置であって、前記雌型が前記ドア側ブラケットに形成され、前記上蓋部が、前記ドア側ブラケットが前記スライドドアに取り付けられた状態において、前記スライドドアの面方向に沿うように配置される。
第1の態様によると、雄型のフランジ部を雌型の空間内に入れてスライドさせることによってドア側ブラケットとボディ側ブラケットとを仮連結することができるので、作業者は、小さい作業負担でドア側ブラケットとボディ側ブラケットとを仮連結することができる。また、第1の態様によると、雄型、雌型の各構成部に多少のサイズの誤差が発生しても、両者を問題なく係合させることができるため、雄型、雌型、の各サイズを厳密に管理する必要がない。したがって、仮連結に係る部品管理の負担も小さい。
第3、第4の態様によると、ドア側ブラケットをスライドドアに装着すると、雌型の空間内に入れられた雄型は、重力により自然に第1円形部から第2円形部までスライドし、これによって、ドア側ブラケットとボディ側ブラケットとが仮連結されることになるので、作業者は、より小さい作業負担で、ドア側ブラケットとボディ側ブラケットとを仮連結することができる。
第5、第6の態様によると、ボディ側ブラケットを、スライドドアの法線方向に沿う方向に引っ張って仮連結を解除することができる。したがって、仮連結を解除した勢いでボディ側ブラケットがスライドドアの面方向にある他の部品等にぶつかって損傷するといった事態を回避できる。
導電経路装置の底面図である。 ドア側ブラケットの正面図である。 ボディ側ブラケットの斜視図である。 仮連結された状態の導電経路装置の底面図である。 雄型の側面図および平断面図である。 雌型の構成を示す平面図および側断面図である。 雄型が雌型に対して連結される様子を示す図である。 変形例に係る雌型の構成を示す平面図および側断面図である。 雄型が雌型から抜き出される様子を示す図である。
<1.導電経路装置の全体構造>
この発明の第1の実施の形態に係るスライドドア用の導電経路装置100の全体構造について、図1を参照しながら説明する。図1は、導電経路装置100の底面図である。なお、以下に参照する各図には、説明の便宜上、XYZ座標系が付されている。
導電経路装置100は、自動車の車体(ボディ)とスライドドアとの間で渡り配索され、車体側の電装品とスライドドア側の電装品とを電気的に接続する装置であり、給電用のハーネス10を収容する可撓性のつなぎ部1と、つなぎ部1の一端に装着されるドア側ブラケット2と、つなぎ部1の他端に装着されるボディ側ブラケット3とを備える。
<つなぎ部1>
つなぎ部1は、複数の電線を束ねてなるハーネス10を内部に収容しつつ複数のブロックをキャタピラ状にかつ相互に相対変位可能な状態で直列状に連結する可撓性保持体(図示省略)と、この可撓性保持を内部に通し蛇腹状をなすブーツ11とからなっている。可撓性保持体の一端は、ドア側ブラケット2の連結アーム221とピンにて接続される。また、可撓性保持体の他端は、ボディ側ブラケット3の連結アーム331とピンにて接続される。なお、つなぎ部1は二次元平面において自在に屈曲可能ではあるが、屈曲の方向は一方向側のみ許容され他方向側には規制されるようになっている。さらに、各連結部はねじれも生じさせないようにしてある。
つなぎ部1は、その一端に装着されているドア側ブラケット2が自動車のスライドドアに対して取り付けられるとともに、その他端に装着されているボディ側ブラケット3が自動車の車体に取り付けられた(例えば、自動車のドア用開口部の下縁部に配され、上側からステッププレートで覆い隠される)状態において、スライドドアの開閉動作に追従して屈曲する。
<ドア側ブラケット2>
ドア側ブラケット2の構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、ドア側ブラケット2の正面図である。
ドア側ブラケット2は、長方形状の取り付け基板21を有している。取り付け基板21の一方の主面(ドア側ブラケット2がスライドドアに取り付けられた状態において車室と対向する側の面)には、つなぎ部1の一方の端部を回動可能に連結させるための軸体(ドア側軸体22)が形成される。ドア側軸体22は、垂直方向(Z軸方向)に沿う回動軸を中心として回動可能に取り付けられる。ドア側軸体22には側面から回動中心軸上を上方へ抜けるハーネス通路(図示省略)が形成されており、このハーネス通路における側面の開口を挟む位置に、一対の連結アーム221が対向して突出して形成されている。一対の連結アーム221によって、つなぎ部1がドア側軸体22と連結される(図1参照)。なお、取り付け基板21の主面には、ドア側軸体22を上下から挟むように、一対の張り出し片211が幅方向に沿って突設されている。
また、取り付け基板21の主面には、ドア側軸体22を幅方向に挟んだ両側に、貫通孔23が形成される。貫通孔23は、スライドドアへの取り付け孔(固着部)として機能する。すなわち、貫通孔23を介してスライドドアのパネル面へボルト締め等を行うことによって、ドア側ブラケット2をスライドドアに取り付けることができる。
また、取り付け基板21の上側面の中央部には、上方へ向けて突設された収容筒24が設けられている。収容筒24は上下方向に開放する筒状に形成され、下端側はドア側軸体22内のハーネス通路とほぼ同軸で連通する。この構成によって、ドア側軸体22のハーネス通路内に挿通されるハーネス10を、収容筒24を通してドア側ブラケット2の外部へ引き出すことができる。なお、ここから引き出されたハーネス10の端部には複数のコネクタ(図示省略)が取り付けられ、当該コネクタは、スライドドア内に組み付けられる各種電気機器からのびるハーネスと接続される。
さらに、取り付け基板21の主面における一方の短辺部分の中央部には、後述する雄型4と対となって仮連結に供される雌型5が外方へ向けて突出形成されている。雌型5の構成については、後に詳細に説明する。
<ボディ側ブラケット3>
ボディ側ブラケット3の構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、ボディ側ブラケット3の斜視図である。
ボディ側ブラケット3は、例えば直方体形状に構成されており、その上板311と下板321とは、同じ方向に張り出すように形成されている。上板311の張り出し部分と下板321の張り出し部分との間に挟まれた空間は、ヒンジ収容部30として機能する。
ヒンジ収容部30には、つなぎ部1の一方の端部を回動可能に連結させるための軸体(車体側軸体33)が取り付けられる。車体側軸体33は、垂直方向(Z軸方向)に沿う回動軸を中心として回動可能に取り付けられる。車体側軸体33は、上述したドア側軸体22と共通の構造となっている。すなわち、車体側軸体33は、ドア側軸体22と同様、側面から回動中心軸上を上方へ抜けるハーネス通路(図示省略)が形成されており、このハーネス通路における側面の開口を挟む位置に、一対の連結アーム331が対向して突出して形成されている。一対の連結アーム331によって、つなぎ部1が車体側軸体33と連結される(図1参照)。
上板311にはハーネス引き出し口312が開口している。また、上板311には、車体側への固定のための差し込み孔313が形成される。差し込み孔313は、車体への取り付け孔(固着部)として機能する。すなわち、差し込み孔313を介して車体へボルト締め等を行うことによって、ボディ側ブラケット3を車体に取り付けることができる。
ヒンジ収容部30の側壁の外側面301には、雄型4(図1参照)が設けられる。雄型4は、ドア側ブラケット2に形成される雌型5と対となって、仮連結に供される。雄型4の構成については、後に詳細に説明する。
<2.仮連結>
導電経路装置100を車両に組み付ける作業について説明する。作業者は、まず、ドア・サブラインにおいて、導電経路装置100のドア側ブラケット2をスライドドアDに装着する。ここで、上述したとおり、導電経路装置100においては、ドア側ブラケット2に雌型5が、ボディ側ブラケット3に雄型4が、それぞれ形成される。後に詳述するように、雌型5は、雄型4に対して着脱自在に連結可能に構成されており、雌型5と雄型4とを連結することによって、ドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3とを連結(仮連結)することができる。導電経路装置100は、ドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3とが仮連結された状態で組み付け現場に搬入されており、ドア・サブラインにおいて、ドア側ブラケット2がスライドドアDに装着された状態において、ボディ側ブラケット3は、ドア側ブラケット2を介してスライドドアDに対して固定された状態となる(図4に示す状態)。
スライドドアDおよびこれに装着された導電経路装置100は、メインラインへ運ばれる。ここで、導電経路装置100は、ドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3とが仮連結された状態となっているので、スライドドアDがメインラインまで運ばれる際に、ボディ側ブラケット3がライン上の構造物等にぶつかって損傷する、といった事態が防止される。
メインラインに到着すると、スライドドアDは車体に組み付けられ、この際に、作業者は、ボディ側ブラケット3をドア側ブラケット2から取り外して(仮連結の解除)、ボディ側ブラケット3を車体に装着する。これによって、車体側の電装品とスライドドアD側の電装品とが導電経路装置100によって電気的に接続されることになる。
<2−1.雄型4>
仮連結に供される雄型4の構成について、図5を参照しながら説明する。図5には、雄型4の側面図(上段)および、上段図における矢印A方向から見た平断面図(下段)が示されている。
雄型4は、樹脂等で形成された部材であり、上述したとおり、ボディ側ブラケット3のヒンジ収容部330の側面301に形成される。
雄型4は、形成面(側面301)の法線方向に沿って立設された円筒形状の軸部41と、軸部41の先端に着設された円板形状のフランジ部42とを備える。平面視における軸部41の直径R41は、平面視におけるフランジ部42の直径R42よりも小さく形成されており、また、軸部41とフランジ部42とは平面視にて同心となるように配置されている。つまり、フランジ部42は、軸部41の先端の周方向全体について、軸部41の外周からはみだすように出っ張っている。
フランジ部42の表裏をなす主面のうち、軸部41が着設された側の面(すなわち、雄型4の形成面(ヒンジ収容部330の側面301)と対向する側の面)は、後述する雌型5の「上蓋部52」の下面に引っ掛かり可能な係止面として機能する。以下において、この面を「係止面422」という。一方、フランジ部42における、係止面422と反対側の主面は、後述する雌型5の「基底面510」に当接可能な当接面として機能する。以下において、この面を「当接面421」という。
<2−2.雌型5>
仮連結に供される雌型5の構成について、図6を参照しながら説明する。図6には、雌型5の平面図(上段)および、上段図における矢印A方向から見た側断面図(下段)が示されている。
雌型5は、樹脂等で形成された部材であり、取り付け基板21の主面における一方の短辺部分の中央部から外方へ向けて突出形成されたベース部500上に形成される。雌型5は、後述する基底面510および上蓋部52の各面方向が、ドア側ブラケット2がスライドドアDに取り付けられた状態においてスライドドアDの面方向に沿うように形成される(図4参照)。
雌型5は、ベース部500上に着設された基底部51を備える。基底部51には、周囲に土手部511が凸設されており、土手部511に囲まれるようにして平坦な基底面510が形成されている。
土手部511は、図6の下段に示されるように、基底面510から連続して設けられ、基底面510の周縁から垂直に立設されており、その高さは、雄型4のフランジ部42の厚みよりも大きい寸法とされる。土手部511は、後述する上蓋部52を基底面510から一定距離だけ離間した位置に支持する支持部として機能する。
基底面510は、雄型4のフランジ部42の当接面421が当接する当接面として機能する。基底面510は、後述する開口53の幅広部の正射影領域と、開口53の幅狭部の端辺よりも一定距離(例えば、フランジ部42の直径R42)だけ離間した曲線により規定される領域の正射影領域とを、包含する形状に形成されており、図示の例では、平面視が長円状(2つの半円を直線でつないだ形状)に形成されている。
雌型5は、土手部511の上面に当接するようにして配置され、基底面510から一定距離だけ離間した位置で、基底面510を上側から塞ぐ平板状の上蓋部52を備える。基底面510と上蓋部52との間に挟まれた空間を、以下「挿入空間50」という。上蓋部52における、基底面510と対向する側の面(以下「裏面」という)520は、雄型4のフランジ部42の係止面422に当接して雄型4を抜け止めする係止面として機能する。
上蓋部52には、平面視が瓢箪形状(近接する大・小2つの円形部531,532をつないだ形状)の開口53が形成される。
開口53において、相対的に大きい円形部(大円部)531の直径R531は、フランジ部42を挿通させることができるように、フランジ部42の直径R42よりも大きいものとされる。また、相対的に小さい円形部(小円部)532の直径R532は、軸部41を挿通させることができ、かつ、フランジ部42を挿通させることができないように、軸部41の直径R41よりも大きく、かつ、フランジ部42の直径R42よりも小さいものとされる。また、大円部531と小円部532とをつなぐ経路部533の幅サイズD533は、フランジ部42の軸部41の直径R41と略同一とされている。
つまりこの開口53においては、大円部531が、雄型4のフランジ部42を挿通させる幅広部として機能し、幅広部と連なるその他の部分(小円部532および経路部533)が、雄型4の軸部41を挿通させフランジ部42を挿通させない幅狭部として機能する。
なお、小円部532は、ドア側ブラケット2がスライドドアDに設置された状態において、大円部531の側方に相当する位置(すなわち、中心が、略同一水平面状におかれるような位置)、あるいは、大円部531の鉛直下方に相当する位置に配置されることが好ましい。
<2−3.仮連結作業>
仮連結は、雄型4のフランジ部42を、雌型5の上蓋部52に引っ掛けることによって行われる。この態様について、図5、図6に加え、図7を参照しながら説明する。図7の各段に示される図においては、雄型4および雌型5の平面図と、平面図における矢印A方向から見た側断面図とが対応付けて示されている。なお、図7においては、雄型4と雌型5以外の構成部の図示を省略している。
仮連結を行う場合、作業者は、雄型4のフランジ部42を、雌型5の開口53の大円部531を介して挿入空間50内に入れて、当接面421を基底面510に対向(近接あるいは当接)させる(図7の上段)。続いて、作業者は、フランジ部42の当接面421を基底面510に当接させた状態で、軸部41を、経路部533内に沿わせるようにして大円部531から小円部532に向かう方向へスライドさせる。すると、雄型4が小円部532を介して挿入空間50内に入れられた状態となる(図7の下段)。この状態においては、雄型4のフランジ部42の係止面422が、雌型5の上蓋部52の裏面520に抜け止め状態に引っ掛かる(係合する)。これによって、雄型4と雌型5とが連結されることになる。
このように、ボディ側ブラケット3に形成された雄型4のフランジ部42を、ドア側ブラケット2に形成された雌型5と連結させることによって、ドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3とが仮連結されることになる。
<2−4.仮連結の解除作業>
仮連結の解除は、雄型4のフランジ部42を雌型5の挿入空間50内から抜き出すことによって行われる。この態様について、引き続き図5、図6、図7を参照しながら説明する。
仮連結を解除する場合、作業者は、フランジ部42の当接面421を基底面510に当接させた状態で、軸部41を経路部533内に沿わせるようにして、小円部532から大円部531に向かう方向へスライドさせる(図7の下段から上段)。すると、雄型4が大円部531を介して挿入空間50内に入れられた状態となり(図7の上段)、これにより、上蓋部52の裏面520におけるフランジ部42の係止面422の引っ掛かり状態が解除される。続いて、作業者は、雄型4のフランジ部42を、大円部531を介して挿入空間50内から抜き出す。
このように、ドア側ブラケット2に形成された雌型5の挿入空間50内から、ボディ側ブラケット3に形成された雄型4のフランジ部42を抜き出すことによって、ドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3との仮連結が解除されることになる。
<3.効果>
上記の実施の形態によると、雄型4のフランジ部42を雌型5の挿入空間50内に入れてスライドさせることによって、ドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3とを仮連結することができるので、作業者は、小さい作業負担で、ドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3とを仮連結することができる。
また、上記の実施の形態によると、雄型4、雌型5の各構成部に多少のサイズの誤差が発生しても、両者を問題なく係合させることができる。したがって、各部4,5のサイズを厳密に管理する必要がないので、仮連結に係る部品管理の負担も小さい。さらに、仮連結に係る構造をシンプルかつ小型に形成することができるため、導電経路装置100の軽量化、製造コストの低減が図れる。
さらに、上記の実施の形態によると、作業者は、ボディ側ブラケット3をドア側ブラケット2に対してスライドドアDの面方向にスライドさせ、さらに、ボディ側ブラケット3をスライドドアDの法線方向に沿って引っ張ることによって、仮連結を解除することができる。スライドドアDの表面に沿う方向(面方向)には、他の部品等が配置されている可能性が高いところ、上記の構成においては、ボディ側ブラケット3をドア側ブラケット2に対してスライドドアDの面方向にスライドさせる際に作業者が力を加えすぎたとしても、フランジ部42の軸部41が大円部531の周縁に当接することによって、ボディ側ブラケット3がドア側ブラケット2に対して停止させられる。したがって、スライドさせる際の勢いでボディ側ブラケット3が他の部品等にぶつかって損傷する、といった事態を回避できる。
<4.変形例>
上記の実施の形態に係る雌型5の開口53の形状は、上述した瓢箪形状のものに限らず、例えば、以下に説明する形状であってもよい。なお、以下の説明においては、上記の実施の形態と同じ構成についてはその説明を省略する。また、同じ構成については同じ符号で示す。
<4−1.開口>
この変形例に係る雌型5aについて、図8を参照しながら説明する。図8には、雌型5aの平面図(上段)および、上段図における矢印A方向から見た側断面図(下段)が示されている。なお、図8において一点鎖線にて示されている線は、説明の便宜上付した仮想的なものである。
雌型5aは、上蓋部52に形成される開口53aの形状のみが上記の実施の形態に係る雌型5と相違し、その他の点は相違しない。
開口53aは、相対的に大きい円形部(大円部)81と、経路部83を介して大円部81にそれぞれ連なるように形成された2個の相対的に小さい円形部(小円部)82とを備える。大円部81の直径はフランジ部42の直径R42よりも大きいものとされ、小円部82の直径は軸部41の直径R41よりも大きく、かつ、フランジ部42の直径R42よりも小さいものとされる。
2個の小円部82は、ドア側ブラケット2がスライドドアDに設置された状態において、大円部81の鉛直下方に相当する位置に配置される。また、2個の小円部82は、ドア側ブラケット2がスライドドアDに設置された状態において、互いに側方に相当する位置(すなわち、中心が、略同一水平面状におかれるような位置)に配置される。以下の説明において、「下」とは、ドア側ブラケット2がスライドドアDに設置された状態において、鉛直下方向に相当する方向を指すものとする。
経路部83は、大円部81の下端部に連なり、大円部81の中心を通る中心軸に沿って下方に延び、途中で左右に分岐する。各分岐先は、さらに斜め下方向に延在して、小円部82に連なる。経路部83の幅サイズD83は、フランジ部42の軸部41の直径R41と略同一とされる。
経路部83における分岐先の延在部分(すなわち、斜め下方向に延びる延在部分)831,832の上側の端辺には、切り欠き部84が形成される。切り欠き部84は、延在部分831,832の上側端辺(一点鎖線にて示す仮想の線)の両端から、幅方向を狭めつつ当該端辺と直交する方向に突出し、半円形状の先端に連なる形状とされる。ただし、切り欠き部84の先端に形成される半円の直径は、軸部41の直径R41と略同一とされている。
つまりこの開口53aにおいては、大円部81が、雄型4のフランジ部42を挿通させる幅広部として機能し、幅広部と連なるその他の部分(経路部83、小円部82、および、切り欠き部84)が、雄型4の軸部41を挿通させフランジ部42を挿通させない幅狭部として機能する。
<4−2.仮連結作業>
この変形例においても、仮連結は、雄型4のフランジ部42を、雌型5aの上蓋部52に引っ掛けることによって行われる。この態様について、図8に加え、図9を参照しながら説明する。図9の各段に示される図においては、雄型4および雌型5aの平面図が示されている。なお、図9においては、雄型4と雌型5a以外の構成部の図示を省略している。
仮連結を行う場合、作業者は、雄型4のフランジ部42を、雌型5aの開口53aの大円部82を介して挿入空間50内に入れて、当接面421を基底面510に対向させる(図9の上段)。ドア側ブラケット2がスライドドアDに設置された状態となると、ボディ側ブラケット3がドア側ブラケット2に沿って自由落下することにより雄型4は軸部41において経路部83に導かれて下方に落下し、分岐部において左右のどちらかに分岐されて、分岐先にある小円部82まで落ち込む。すると、雄型4が小円部82を介して挿入空間50内に入れられた状態となる(図9の下段)。この状態においては、雄型4のフランジ部42の係止面422が、雌型5aの上蓋部52の裏面520に抜け止め状態に係合し、雄型4と雌型5aとが連結される。
このように、ボディ側ブラケット3に形成された雄型4のフランジ部42を、ドア側ブラケット2に形成された雌型5aと連結させることによって、ドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3とが仮連結されることになる。
なお、ドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3とが仮連結された状態において、例えば振動などによって、ボディ側ブラケット3がドア側ブラケット2に対して相対的に鉛直上側に持ち上げられるような力が加わる場合が想定され得る。このような場合、雄型4が、小円部82の位置からこれより上方の位置に移動してしまう可能性があるが、軽い振動であれば、雄型4は、小円部82から切り欠き部84にかけて形成される内方に突出した曲面部分840(図8参照)に軸部41が突き当たることにより、再び小円部82の位置に戻される。また、さらに大きな振動が加わった場合でも、雄型4は、小円部82から切り欠き部84に導かれる可能性が高く、大円部81に移動してしまう可能性は低い。つまり、開口53aは、切り欠き部84が形成されることによって、振動が加わっても小円部82の位置にある雄型4が大円部81の位置に戻りにくい(すなわち、仮連結が解除されにくい)形状となっている。
<4−3.仮連結の解除作業>
仮連結の解除は、雄型4のフランジ部42を雌型5aの挿入空間50内から抜き出すことによって行われる。この態様について、引き続き図8、図9を参照しながら説明する。
仮連結を解除する場合、作業者は、フランジ部42の当接面421を基底面510に当接させた状態で、軸部41を経路部83内に沿わせるようにして、小円部82から大円部81に向かう方向へスライドさせる(図9の下段から上段)。すると、雄型4が大円部81を介して挿入空間50内に入れられた状態となり(図9の上段)、これにより、上蓋部52の裏面520におけるフランジ部42の係止面422の引っ掛かり状態が解除される。続いて、作業者は、雄型4のフランジ部42を、大円部81を介して挿入空間50内から抜き出す。
このように、ドア側ブラケット2に形成された雌型5aの挿入空間50内から、ボディ側ブラケット3に形成された雄型4のフランジ部42を抜き出すことによって、ドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3との仮連結が解除されることになる。
<4−4.効果>
この変形例によると、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。特に、この変形例においては、作業者が雄型4のフランジ部42を雌型5aの大円部81を介して挿入空間50内に入れておけば、ドア側ブラケット2をスライドドアDに装着すると、ボディ側ブラケット3がドア側ブラケット2に沿って自由落下することにより雄型4が大円部81の位置から小円部82の位置まで相対的にスライド移動し、これによってドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3とが仮連結される。したがって、作業者は、より小さい作業負担で、ドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3とを仮連結することができる。
<5.その他の変形例>
上記の実施の形態において、雌型5が備える開口53の経路部533に、経路の内方に向かって突出し、突出方向について弾性的に揺動可能な爪部を形成してもよい。この構成によると、雄型4が小円部532の側にある状態において、経路部533に形成された爪部が雄型4の軸部41に引っ掛かり、雄型4が大円部531の側にスライドしてしまわないように係止する。したがって、雄型4が、振動などによって大円部531の側にスライドして係止が解除されてしまう、といった事態の発生を回避することができる。
また、上記の実施の形態および上記の変形例においては、ドア側ブラケット2に雌型5,5aが、ボディ側ブラケット3に雄型4が、それぞれ形成されるものとしたが、ボディ側ブラケット3に雌型5,5aが、ドア側ブラケット2に雄型4が、それぞれ形成される構成としてもよい。
ただし、上記の変形例に係る雌型5aをボディ側ブラケット3に形成する場合、ボディ側ブラケット3がスライドドアDに設置されたドア側ブラケット2に仮連結された状態において、2個の小円部82が大円部81の鉛直上方に配置されるように形成することが好ましい。このように形成しておけば、作業者が雄型4のフランジ部42を雌型5aの大円部531を介して挿入空間50内に入れておけば、ドア側ブラケット2をスライドドアDに装着すると、ボディ側ブラケット3がドア側ブラケット2に沿って自由落下することにより雄型4が大円部81の位置から小円部82の位置まで相対的にスライド移動し、これによってドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3とが仮連結される。したがって、作業者は、より小さい作業負担で、ドア側ブラケット2とボディ側ブラケット3とを仮連結することができる。
また、ドア側ブラケット2に雄型4を形成する場合、雄型4が、ドア側ブラケット2がスライドドアDに取り付けられた状態においてスライドドアDの法線方向に相当する方向に沿って突出するように形成することが好ましい。このような構成としておけば、作業者は、ボディ側ブラケット3をスライドドアDの法線方向に沿って引っ張ることによって、仮連結を解除することができるので、仮連結を解除した勢いでボディ側ブラケット3が他の部品等にぶつかって損傷するといった事態を回避できる。
また、上記の実施の形態においては、ボディ側ブラケット3のヒンジ収容部330の側面に雄型4が形成されるものとしたが、雄型4は、ボディ側ブラケット3における他の面に形成されてもよい。ボディ側ブラケット3に雌型5を形成する場合も同様である。
1 つなぎ部
2 ドア側ブラケット
3 ボディ側ブラケット
4 雄型
5,5a 雌型
100 導電経路装置

Claims (6)

  1. スライドドアに固定されるドア側ブラケットと、車体に固定されるボディ側ブラケットと、一端に前記ドア側ブラケットが、他端に前記ボディ側ブラケットが、それぞれ装着され、前記車体と前記スライドドアとの間で渡り配索されるつなぎ部と、を備え、前記車体側の電装品と前記スライドドア側の電装品とを電気的に接続するスライドドア用の導電経路装置であって、
    前記ドア側ブラケットと前記ボディ側ブラケットのうちの一方に形成される雄型と、
    前記ドア側ブラケットと前記ボディ側ブラケットのうちの他方に形成され、前記雄型と連結可能な雌型と、
    を備え、
    前記雄型が、
    軸部と、
    前記軸部の外周からはみだすように出っ張ったフランジ部と、
    を備え、
    前記雌型が、
    基底面との間に空間を形成するように前記基底面と離間して配置された板状部材であって、前記フランジ部を挿通させる幅広部と、前記幅広部と連なり、前記軸部を挿通させ前記フランジ部を挿通させない幅狭部とを備える開口が形成された、上蓋部、
    を備え、
    前記雄型の前記フランジ部を前記雌型の前記幅広部を介して前記空間内に入れ、前記フランジ部の端面を前記基底面に対向させた状態で、前記軸部を前記幅広部から前記幅狭部に向かう方向へスライドさせることにより、前記フランジ部が前記上蓋部に抜け止め状態に係合する、スライドドア用の導電経路装置。
  2. 請求項1に記載のスライドドア用の導電経路装置であって、
    前記開口が、前記フランジ部を挿通させる第1円形部と、前記第1円形部と連なり、前記軸部を挿通させ前記フランジ部を挿通させない第2円形部とを備えるスライドドア用の導電経路装置。
  3. 請求項2に記載のスライドドア用の導電経路装置であって、
    前記雌型が前記ドア側ブラケットに形成され、
    前記ドア側ブラケットがドアに設置された状態において、前記第1円形部の鉛直下側に相当する位置に、前記第2円形部が配置されるスライドドア用の導電経路装置。
  4. 請求項3に記載のスライドドア用の導電経路装置であって、
    前記開口が、
    一端において前記第1円形部に連なり、前記第1円形部に連なる端部から前記ドア側ブラケットがドアに設置された状態において鉛直下方に相当する方向に延在し、途中で分岐して、各分岐先において斜め下方向に延在して前記第2円形部に連なる経路部、
    を備えるスライドドア用の導電経路装置。
  5. 請求項1または2に記載のスライドドア用の導電経路装置であって、
    前記雄型が前記ドア側ブラケットに形成され、
    前記雄型が、前記ドア側ブラケットが前記スライドドアに取り付けられた状態において、前記スライドドアの法線方向に相当する方向に沿って突出するように形成されるスライドドア用の導電経路装置。
  6. 請求項1または2に記載のスライドドア用の導電経路装置であって、
    前記雌型が前記ドア側ブラケットに形成され、
    前記上蓋部が、前記ドア側ブラケットが前記スライドドアに取り付けられた状態において、前記スライドドアの面方向に沿うように配置されるスライドドア用の導電経路装置。
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