JP2012178941A - クランプ付きシールド導電体およびクランプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クランプ20付きシールド導電体10は、電線11を金属製のシールドパイプ14に挿通させてなり、車体Bdに固定するためのクランプ20を備える。クランプ20は、車体Bdに固定される固定部21と、シールド導電体10を把持するとともに、把持状態のシールド導電体10の移動を許容する可動性の把持部30と、を有することを特徴とする。本発明においては、クランプ20が可動性の把持部30を有するのでシールド導電体10を車体Bdに固定する作業を一人で行うことが可能である。
【選択図】図5
Description
前記把持部は、前記シールド導電体に外嵌される筒状部と、前記筒状部に設けられ、前記筒状部の一部を開閉可能な扉部と、を有していてもよい。
その結果、このような構成によれば、シールド導電体に取り付けた把持部と、車体に固定した固定部とを係合させるだけで把持部の移動を規制することが可能であるので、作業性に優れる。またこのような構成では、固定部と把持部とが一体的となっているので、部品点数を少なくすることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1ないし図4を参照して説明する。 図1に示すように、ハイブリッド車Evの車体Bdの前部にはエンジンルームが設けられ、エンジンルーム内には、走行用モータMoを駆動するための動力回路を構成するインバータIvやガソリン駆動用のエンジンEg等が収容されている。車体Bdの後部(例えば、トランクルーム)には動力回路を構成するバッテリBt等が搭載されている。
その結果、本実施形態によれば、一人の作業者によりシールド導電体10を車体Bdに固定することができるので、シールド導電体10の車体Bdへの固定作業に要する人員を減らすことができる。
次に、本発明の実施形態2を図6ないし図11によって説明する。
本実施形態のクランプ40は、図6および図7に示すように、固定部41と把持部50とが一体的であるという点で、実施形態1のクランプ20と相違する。上記実施形態1と同様の構成については同一符号を付して重複する記載は省略する。
まず、クランプ40をシールド導電体10の前端部に取り付ける。クランプ40の把持部50と固定部41とを非係合状態とするとともに把持部50の扉部52を開いた状態にしておき、把持部50の内壁にシールド導電体10を添わせるように配してから、扉部52のロック爪52Aをロック爪収容孔54A内のロック突部に係止させることにより扉部52を閉める。これにより、シールド導電体10が把持部50に把持された状態となり、クランプ40をシールド導電体10の一端に取り付ける作業が完了する。
次に、固定部41の係合爪43を把持部50の係合孔55Aに挿入し、係合爪43が係合孔55Aの孔縁55Bに係止されると、固定部41と把持部50とが係合状態となり、把持部50の移動が規制され、図10に示すように、シールド導電体10が床板Fpに対して略並行に配され、シールド導電体10の車体Bdへの固定作業が完了する。
本実施形態においても、実施形態1と同様に、クランプ40は、車体Bdに固定される固定部41と、シールド導電体10を把持するとともに把持状態のシールド導電体10の移動を許容する可動性の把持部50とを有しているので、シールド導電体10の下方への移動に合わせて把持部50も移動するようになっており、シールド導電体10を一か所ずつ固定することが可能である。
その結果、本実施形態によれば、一人の作業者によりシールド導電体10を車体Bdに固定することができるので、シールド導電体10の車体Bdへの固定作業に要する人員を減らすことができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1では、固定部21に設けた装着突部23の頭部25が円盤状のものを示したが、これに限定されない。たとえば、図12に示すように、球面状をなす頭部25を備える装着突部23を有する固定部21であってもよいし、装着突部21が球関節状であってもよい。図12に示すクランプ60は、装着突部23の頭部25の形状と装着突部23の内部が図13に示すように空洞Sとなっている点で実施形態1で説明したクランプ20と相違しているが、その他の構成は概ね実施形態1で説明したクランプ20と同様である。図12および図13において実施形態1と同様の構成については同じ符号を付した。
(4)上記実施形態では、クランプを1つ備えるシールドパイプを示したが、クランプの数は2以上であってもよい。また、本発明のクランプとともに他のクランプを併用してもよいが、車体の前方の端部に固定するためのクランプとしては、本発明のクランプを用いるのが好ましい。
(5)上記実施形態ではハイブリッド車にクランプ付きシールド導電体を用いた例を示したが、電気自動車に用いてもよい。
11…電線
14…シールドパイプ
20,40…クランプ
21,41…固定部
30,50…把持部
31…筒状部
32,52…扉部
32A,52A…ロック爪
34A,54A…ロック爪収容孔
34B…ロック突部
43…係合爪(係合部)
44…(固定部と把持部とを連結する)ヒンジ
51…把持部の内壁(筒状部)
55…把持部の上壁
55A…係合孔
55B…(係合孔の)孔縁
Bd…車体
Fp…床板
Claims (6)
- 電線を金属製のシールドパイプに挿通させてなり、車体に固定するためのクランプを備えるクランプ付きシールド導電体であって、
前記クランプは、前記車体に固定される固定部と、前記シールド導電体を把持するとともに、把持状態の前記シールド導電体の移動を許容する可動性の把持部と、を有することを特徴とするクランプ付きシールド導電体。 - 前記把持部は、前記シールド導電体に外嵌される筒状部と、前記筒状部に設けられ、前記筒状部の一部を開閉可能な扉部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のクランプ付きシールド導電体。
- 前記固定部は、その一端部が前記把持部とヒンジを介して連なる一方、前記一端部とは反対側の端部に前記把持部と係合する係合部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクランプ付きシールド導電体。
- 電線を金属製のシールドパイプに挿通させてなるシールド導電体を車体に固定するためのクランプであって、
前記車体に固定される固定部と、前記シールド導電体を把持するとともに、把持状態の前記シールド導電体の移動を許容する可動性の把持部と、を有することを特徴とするクランプ。 - 前記把持部は、前記シールド導電体に外嵌される筒状部と、前記筒状部に設けられ、前記筒状部の一部を開閉可能な扉部と、を有することを特徴とする請求項4に記載のクランプ。
- 前記固定部は、その一端部が前記把持部とヒンジを介して連なる一方、前記一端部とは反対側の端部に前記把持部と係合する係合部を有することを特徴とする請求項4または請求項5に記載のクランプ。
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