JP6062259B2 - 電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法 - Google Patents

電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法 Download PDF

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この発明は、例えば自動車等といった車両に搭載され、リレーやヒューズ等の電気部品を収容するリレーボックスやヒューズボックスのような電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法に関する。
自動車等の車両に搭載され、リレーやヒューズ等の電気部品を収容するリレーボックスやヒューズボックスのような電気接続箱がある。
このような電気接続箱は、エンジン、バッテリー、あるいは電装機器との間において、ワイヤーハーネスを介して介在され、電気回路を保護している。このため、電気接続箱は、リレーやヒューズに不具合が生じた場合、これを容易に交換できるよう開閉可能に構成している。
例えば、特許文献1に記載の電気接続箱は、後端に係止枠部を備えるとともに、前端に係止アームを備えたアッパーカバーとよばれるアッパーケース、後端に係止枠部と係合する係合突起と、前端に係止アームと係合する係止凹部を備えたメインカバーとよばれるロアケースで構成している。
そして、ロアケースの係止突起に、アッパーケースの係止枠部を係合したのち、係止突起に係合している係止枠部を回動中心としてアッパーケースを回動して、ロアケースの係止凹部にアッパーケースの係止アームを係合して組付けている。一方、アッパーケースを取り外す際には、係止アームと係止凹部との係合を解除して、装着とは逆方向に回動することで、片手でアッパーケースが脱着可能な電気接続箱を構成している。
ところで、このような電気接続箱において、エンジンなどと電気的に接続されるワイヤーハーネスを、車両の設計要件によってロアケースの上方開口から外壁面に沿って導出することがある。この際、ロアケースから導出するワイヤーハーネスの導出を案内するようにアッパーケースで覆う必要がある。このため、ロアケースにアッパーケースを回動して組付ける際、ワイヤーハーネスの反力によって、アッパーケースのスムーズな回動が阻害され、片手で容易に開閉することができないという問題があった。
特開2005−204356号公報
本発明は、上述の問題に鑑み、ロアケースから導出するワイヤーハーネスをアッパーケースで覆う場合であっても、アッパーケースを容易に脱着することができる電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法を提供することを目的とする。
この発明は、所定の電気機器、及びワイヤーハーネスの装着を許容するロアケースと、前記ロアケースに係着するアッパーケースとを備え、平面視における長手方向の一端に前記ロアケースと前記アッパーケースとを回動自在にするヒンジ部と、他端に前記ロアケースと前記アッパーケースとを係止するロック部とを有する電気接続箱であって、前記平面視において、前記長手方向に対して略直交する方向を短手方向とし、前記アッパーケースにおける前記短手方向の一方の面に、前記ロアケースから導出する前記ワイヤーハーネスの一部を包囲するハーネスカバーを備え、該ハーネスカバーを、前記ロアケースに向けて延設するとともに、前記ロアケースから導出する前記ワイヤーハーネスを覆う本体部と、該本体部における前記長手方向の両端から前記長手方向に延びる略平板状に形成した嵌合部とで構成し、前記ロアケースに、前記ヒンジ部を回動中心として前記アッパーケースが回動すると、前記ハーネスカバーの前記嵌合部が嵌合する被嵌合部を備え、前記ハーネスカバーの前記嵌合部を、前記長手方向における前記ヒンジ部側に形成した第1嵌合部と、前記長手方向における前記ロック部側に形成した第2嵌合部とで構成し、前記ロアケースの前記被嵌合部を、前記ハーネスカバーの前記第1嵌合部、及び前記第2嵌合部がそれぞれ嵌合する構成とし、前記ロアケースの前記被嵌合部に、前記ハーネスカバーの前記第1嵌合部、及び前記第2嵌合部の嵌合を所定の順番で案内する嵌合案内手段を備えたことを特徴とする。
上記所定の電気部品は、リレー、あるいはヒューズなど脱着可能な部品とすることができる。
上記ヒンジ部は、回転自在に軸支した構成、あるいは回動支点となる突設した係止爪部、及びこれに係止する係止部などとすることができる。あるいは、枢着する別部材を取り付けて構成してもよい。
上記所定の順番は、第1嵌合部、第2嵌合部の順、あるいは第2嵌合部、第1嵌合部の順とすることであり、つまり、第1嵌合部と第2嵌合部とが同時に嵌合しないことを意味している。
この発明により、ロアケースから導出するワイヤーハーネスをアッパーケースで覆う場合であっても、アッパーケースの脱着を容易にすることができる。
具体的には、電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法は、ヒンジ部を回動中心にしてアッパーケースをロアケースに向けて回動させて、ロアケースから導出されるワイヤーハーネスをハーネスカバーに収容することで、ワイヤーハーネスをロアケースの外壁面に沿うように導出することができる。
この際、ワイヤーハーネスの反力がハーネスカバーに加わるため、ハーネスカバーの嵌合部とロアケースの被嵌合部との位置ズレが生じることがある。
このため、ロアケースとアッパーケースとのスムーズな嵌合が困難になり、作業者がハーネスカバーを片手でガイドして、もう一方の手でロアケースにアッパーケースを組付けることが必要となる。
これに対し、電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法は、ロアケースの嵌合案内手段により、ハーネスカバーの嵌合部の嵌合を案内するため、アッパーケースをスムーズに回動することができる。
さらに、ハーネスカバーの第1嵌合部、及び第2嵌合部の嵌合を嵌合案内手段が所定の順番で案内するため、電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法は、アッパーケースの回動に応じて、ハーネスカバーをロアケースに対してスムーズに嵌合することができる。
より詳しくは、ハーネスカバーの第1嵌合部、及び第2嵌合部の嵌合を嵌合案内手段が所定の順番で案内することで、電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法は、第1嵌合部、及び第2嵌合部のうち一方が被嵌合部に嵌合したのち、他方を被嵌合部に嵌合することができる。
さらに、例えば、ワイヤーハーネスの反力によってハーネスカバーなどにたわみが生じても、ハーネスカバーの第1嵌合部、及び第2嵌合部を所定の順番でロアケースの被嵌合部に嵌合することで、ハーネスカバーなどのたわみを段階的に抑制することができる。これにより、電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法は、ワイヤーハーネスの反力が加わっても、ロアケースとアッパーケースとの係止をより容易することができる。
このため、電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法は、アッパーケースの回動に応じて、ロアケースの被嵌合部にハーネスカバーの嵌合部を嵌合することができ、ワイヤーハーネスの反力に抗いながらアッパーケースを回動することを容易にすることができる。
一方、ロアケースからアッパーケースを取り外す場合、電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法は、ロック部の係止を解除するだけで、容易にロアケースからアッパーケースを取り外すことができる。
これにより、電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法は、ロアケースの外壁面に沿ってワイヤーハーネスを導出する場合であっても、作業者がハーネスカバーを片手で保持することなく、アッパーケースを脱着することができる。さらに、嵌合案内手段によって、電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法は、ヒンジ部を回動中心として、アッパーケースをスムーズに回動することができる。
従って、電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法は、ロアケースから導出するワイヤーハーネスをアッパーケースで覆う場合であっても、アッパーケースの脱着を容易にすることができる。
この発明の態様として、前記嵌合案内手段を、前記短手方向から前記電気接続箱を目視した短手方向視における前記ハーネスカバーの延設方向において、前記第1嵌合部における前記アッパーケース側の縁端位置と、前記第2嵌合部における前記アッパーケース側の縁端位置とが異なる構成とすることができる。
この発明により、ワイヤーハーネスの反力に抗ってアッパーケースをロアケースに容易に組付ける際、電気接続箱は、アッパーケースの第1嵌合部、及び第2嵌合部がそれぞれロアケースの被嵌合部に嵌合するタイミングを簡易な構造で異ならせることができる。
すなわち、電気接続箱は、アッパーケースの回動に応じて、第1嵌合部、及び第2嵌合部を所定の順番でロアケースの被嵌合部に嵌合することができる。
さらに、第1嵌合部、あるいは第2嵌合部のどちらか一方をロアケースの被嵌合部に嵌合することで、ハーネスカバーの撓みを抑制し、アッパーケースの嵌合していない他方の嵌合部の被嵌合部への嵌合をより容易にすることができる。
従って、電気接続箱は、ハーネスカバーとロアケースとの嵌合をより容易にすることで、アッパーケースとロアケースとの組付けをより容易にすることができる。
また、この発明の態様として、前記嵌合案内手段を、前記長手方向から前記電気接続箱を目視した長手方向視において、前記被嵌合部の前記アッパーケース側縁端を前記ロアケースから離間する方向に向けて傾斜、または湾曲する形状に形成することができる。
この発明により、電気接続箱は、回動するアッパーケースにおけるハーネスカバーの嵌合部をロアケースの被嵌合部により確実に案内することができる。
具体的には、例えば、ワイヤーハーネスの反力によってハーネスカバーにたわみが生じても、電気接続箱は、回動してきたハーネスカバーの嵌合部を、短手方向外側に向けて傾斜している嵌合案内手段で受け止めることで、より確実に嵌合部を案内することができる。
これにより、電気接続箱は、ワイヤーハーネスの反力に抗って、ハーネスカバーの嵌合部をロアケースの被嵌合部により容易に嵌合することができる。
従って、電気接続箱は、短手方向に傾斜した嵌合案内手段により、アッパーケースの組付けをより容易にすることができる。
また、この発明の態様として、前記嵌合案内手段を、前記短手方向から前記電気接続箱を目視した短手方向視において、前記被嵌合部の前記ヒンジ部側縁端が下側縁端から上側縁端に向けて前記ロック部側に傾斜、または湾曲する形状に形成することができる。
この発明により、回動するアッパーケースにおけるハーネスカバーが、ロアケースの被嵌合部と干渉することを防止して、ハーネスカバーの嵌合部をロアケースの被嵌合部によりスムーズに案内することができる。
また、この発明の態様として、前記嵌合案内手段を、前記短手方向から前記電気接続箱を目視した短手方向視において、前記被嵌合部の前記アッパーケース側縁端を略角丸形状に形成することができる。
この発明により、回動するアッパーケースにおけるハーネスカバーが、ロアケースの被嵌合部と干渉することを防止して、ハーネスカバーの嵌合部をよりスムーズに被嵌合部に案内することができる。
また、この発明の態様として、前記嵌合案内手段を、前記ハーネスカバーの前記第1嵌合部の嵌合を案内したのち、前記第2嵌合部の嵌合を案内する構成とすることができる。
この発明により、アッパーケースの回動に応じて効率よくハーネスカバーの嵌合部をロアケースの被嵌合部に案内することができる。
具体的には、短手方向視において、回動中心となるヒンジ部からハーネスカバーの第2嵌合部までの長手方向距離に対して、ヒンジ部から第1嵌合部までの長手方向距離の方が長くなる。
つまり、第2嵌合部の回転軌跡における曲率に対して、第1嵌合部の回転軌跡における曲率が小さくなるため、電気接続箱は、アッパーケースの第2嵌合部に対して、アッパーケースの第1嵌合部をより直線的にロアケースの被嵌合部に嵌合することができる。
このため、第1嵌合部を嵌合したのち第2嵌合部を嵌合することで、電気接続箱は、ハーネスカバーの嵌合部がロアケースの被嵌合部に干渉することなく、アッパーケースをロアケースに組付けることができる。
これにより、電気接続箱は、アッパーケースの回動に応じて効率よくハーネスカバーの嵌合部をロアケースの被嵌合部に案内することができる。
従って、電気接続箱は、アッパーケースの回動を阻害することなく、ハーネスカバーの嵌合部がロアケースの被嵌合部にスムーズに嵌合することができる。
また、この発明の態様として、前記アッパーケースにおける前記ハーネスカバーを、前記長手方向における前記ロック部側に配置し、前記ロアケースの前記被嵌合部を、前記ハーネスカバーの前記嵌合部に対応する長手方向位置に配置することができる。
この発明により、電気接続箱は、ヒンジ部から第2嵌合部までの長手方向距離をより大きくすることができる。つまり、第1嵌合部、及び第2嵌合部の回転軌跡における曲率をより小さくすることができる。
これにより、電気接続箱は、アッパーケースの回動に応じてより効率よくハーネスカバーの嵌合部をロアケースの被嵌合部に案内することができる。
従って、電気接続箱は、アッパーケースの回動をより阻害することなく、ハーネスカバーの嵌合部がロアケースの被嵌合部によりスムーズに嵌合することができる。
この発明により、ロアケースから導出するワイヤーハーネスをアッパーケースで覆う場合であっても、アッパーケースを容易に脱着することができる電気接続箱、及び電気接続箱の組付け方法を提供することができる。
電気接続箱の組付け状態を示す斜視図。 ロアケースとアッパーケースとの分離状態を示す斜視図。 被嵌合部と嵌合部との嵌合構造を示す斜視図。 アッパーケースの回動状態を示す側面図。 被嵌合部と嵌合部との一部を嵌合した状態を示す側面図。 被嵌合部と嵌合部との嵌合状態を示す側面図。 被嵌合部と嵌合部とを嵌合する嵌合部分の短手方向断面図。 第1被嵌合部と第1嵌合部との嵌合状態を示すA−A線矢視断面図。 第2被嵌合部と第2嵌合部との嵌合状態を示すB−B線矢視断面図。
この発明の一実施形態を以下図面に基づいて詳述する。
図1は電気接続箱10の組付け状態を示す斜視図、図2はロアケース20とアッパーケース30との分離状態を示す斜視図、図3は被嵌合部23と嵌合部35との嵌合構造を示す斜視図、図4はアッパーケース30の回動状態を示す側面図、図5は被嵌合部23と嵌合部35との一部を嵌合した状態を示す側面図、図6は被嵌合部23と嵌合部35との嵌合状態を示す側面図、図7は被嵌合部23と嵌合部35とを嵌合する嵌合部分の短手方向断面図、図8は第1被嵌合部23aと第1嵌合部35aとの嵌合状態を示すA−A線矢視断面図、図9は第2被嵌合部23bと第2嵌合部35bとの嵌合状態を示すB−B線矢視断面図である。
本実施形態の電気接続箱10は、所定の電気機器、及び図中仮想線で示すワイヤーハーネス50の装着を許容するロアケース20と、ロアケース20に係着するアッパーケース30と、ロアケース20に収容される接続箱本体40とを備えている。ロアケース20は、上面が開放された箱体であり、アッパーケース30は、下面が開放された箱体である(図1、図2参照)。
ロアケース20は、平面視における長手方向Xの一端に係止爪部21を形成し、他端に係止凹部22を形成している。
ロアケース20における短手方向Yの一方の面には、長手方向Xの一端を回動中心として、前記アッパーケース30をロアケース20と嵌合する方向に回動する際(図4参照)、アッパーケース30におけるハーネスカバー33の嵌合部35を嵌合する被嵌合部23を形成している。
被嵌合部23は、ハーネスカバー33の嵌合部35と対応して長手方向Xにおける係止凹部22側に形成するとともに、長手方向Xにおける係止爪部21側に形成した第2被嵌合部23bと、該長手方向Xにおける係止凹部22側に形成した第1被嵌合部23aとで構成している(図3参照)。
第1被嵌合部23a及び第2被嵌合部23bは、短手方向Yから電気接続箱10を目視した短手方向視において、第1被嵌合部23aにおけるアッパーケース30側の縁端位置と、第2被嵌合部23bにおけるアッパーケース30側の縁端位置とが異なる高さ位置に設定している。さらに、第1被嵌合部23a及び第2被嵌合部23bは、ロアケース20における短手方向Yの一方の面に沿って垂直方向に平行して形成している。
具体的には、嵌合部35の第1嵌合部35aが嵌合する被嵌合部23の第1被嵌合部23aを、第2嵌合部35bが嵌合する第2被嵌合部23bよりも高い位置に形成している。
すなわち、第2被嵌合部23bを、第1被嵌合部23aの上端側に設定した第1嵌合部35aの嵌合を案内する案内領域Gより低い位置に配置している。
さらに、第1被嵌合部23a及び第2被嵌合部23bは、ハーネスカバー33における第1嵌合部35aの嵌合を案内したのち、第2嵌合部35bの嵌合が案内される間隔を隔てて長手方向Xに配置している。
具体的には、短手方向視において、係止爪部21からハーネスカバー33の第2嵌合部35bに至るまでの長手方向距離に対して、係止爪部21から第1嵌合部35aに至るまでの長手方向距離の方が長くなるように配置している(図4参照)。
第1被嵌合部23aのアッパーケース30側縁端には、ハーネスカバー33の第1嵌合部35aの嵌合を案内する案内部24を形成している。
案内部24は、長手方向Xから電気接続箱10を目視する長手方向視において、該案内部24の下端側から上端側に向けてロアケース20の外壁面から離間する方向に傾斜する形状に形成している。
さらに、第1被嵌合部23aは、短手方向Yから電気接続箱10を目視する短手方向視において、第1被嵌合部23aの係止爪部21側縁端が下側縁端から上側縁端に向けて係止凹部22側に傾斜する形状に形成している。
さらにまた、第1被嵌合部23a及び第2被嵌合部23bは、短手方向Yから電気接続箱10を目視する短手方向視において、第1被嵌合部23a及び第2被嵌合部23bのアッパーケース30側縁端を滑らかな略角丸形状に形成している。
アッパーケース30は、長手方向Xの一端に前記係止爪部21と係合する係止枠部31を形成し、他端に前記係止凹部22と係合する係止アーム32を形成している。
アッパーケース30における短手方向Yの一方の面には、ロアケース20から外部に導出されたワイヤーハーネス50の一部を包囲するハーネスカバー33を、ロアケース20の被嵌合部23と対応して長手方向Xにおける係止アーム32側に形成している。
ハーネスカバー33は、アッパーケース30の一方の面からロアケース20に向けて延設するとともに、ロアケース20から導出するワイヤーハーネス50を覆う本体部34と、該本体部34における長手方向Xの両端から該長手方向Xに延びる略平板状に形成した嵌合部35とで構成している。
嵌合部35は、長手方向Xにおける係止枠部31側に形成した第2嵌合部35bと、該長手方向Xにおける係止アーム32側に形成した第1嵌合部35aとで構成している(図3参照)。
さらに、第1嵌合部35a及び第2嵌合部35bは、ロアケース20の上面側開口部に向けて平行して形成している。
被嵌合部23の第1被嵌合部23a及び第2被嵌合部23bは、嵌合部35の第1嵌合部35aと第2嵌合部35bとを、該第1嵌合部35aと第2嵌合部35bとの順番にて嵌合を案内するための誘い込み構造を構成している。
続いて、上述した電気接続箱10のロアケース20とアッパーケース30との組付け方法について、図4〜図9を用いて説明する。
先ず、ロアケース20の係止爪部21,21に、アッパーケース30の係止枠部31,31を係止し、係止爪部21と係止枠部31との係止部分を回動中心として、アッパーケース30を、ロアケース20に対して嵌合する方向(矢印方向)に向けて回動する(図4参照)。
アッパーケース30の回動途中において、アッパーケース30のハーネスカバー33を、ロアケース20から外部に導出されたワイヤーハーネス50に覆い被せながら、ワイヤーハーネス50をロアケース20の外壁面に沿って下方に押し下げる(図7参照)。
アッパーケース30をロアケース20に嵌合する直前において、ハーネスカバー33における嵌合部35の第1嵌合部35aが、ロアケース20における被嵌合部23の第2被嵌合部23bよりも高い位置の第1被嵌合部23aに対して先に嵌合する。続いて、嵌合部35の第2嵌合部35bが、被嵌合部23の第2被嵌合部23bに対して嵌合する(図5参照)。
ハーネスカバー33の第1嵌合部35aを、ロアケース20の第1被嵌合部23aに嵌合する際、ハーネスカバー33の第1嵌合部35aを、第1被嵌合部23aの案内部24にて受け止めるとともに、該案内部24の斜面に沿ってロアケース20の外壁面に向けて幅寄せされる方向に案内する。
これにより、嵌合部35の第2嵌合部35bが、被嵌合部23の第2被嵌合部23bに対して嵌合が許容される位置に矯正される。
上述のように、第2嵌合部35bを、第2被嵌合部23bに対して嵌合が許容される位置に矯正しながら、アッパーケース30を、ロアケース20に対して嵌合する方向に回動させて、ハーネスカバー33の第1嵌合部35aを、第1被嵌合部23aの案内領域Gよりも下方に移動させれば、嵌合部35の第2嵌合部35bを、被嵌合部23の第2被嵌合部23bに対して確実に嵌合することができる。
アッパーケース30をロアケース20の上面側開口部に嵌合した際、ロアケース20の係止凹部22に、アッパーケース30の係止アーム32が係止されるので、ロアケース20とアッパーケース30とを一体的に嵌合した状態にロック固定することができる(図1、図6参照)。
この結果、ロアケース20から導出したワイヤーハーネス50を、ロアケース20の外壁面に沿って配索された状態に保持することができる(図8、図9参照)。
一方、ロアケース20からアッパーケース30を取り外す場合、係止凹部22と係止アーム32との係合を片手で解除操作するだけで、ロアケース20からアッパーケース30を簡単に取り外すことができる。
上述のように、嵌合部35の第1嵌合部35a及び第2嵌合部35bと、被嵌合部23の第1被嵌合部23a及び第2被嵌合部23bとを嵌合するタイミングを簡易な構造に異ならせて、第1嵌合部35aと第2嵌合部35bとの順番に嵌合するので、ハーネスカバー33の撓みを抑制しつつ、アッパーケース30の第1嵌合部35aに続いて嵌合される第2嵌合部35bを、第1被嵌合部23aよりも低い位置の第2被嵌合部23bに対する嵌合をより容易にすることができる。
さらに、係止爪部21から第2嵌合部35bに至るまでの長手方向距離よりも、係止爪部21から第1嵌合部35aに至るまでの長手方向距離の方が長いので、第2嵌合部35bの回転軌跡における曲率よりも、第1嵌合部35aの回転軌跡における曲率が小さくなる。
このため、アッパーケース30を、ロアケース20と嵌合する方向に回動する際、アッパーケース30の第2嵌合部35bに対して、アッパーケース30の第1嵌合部35aをより直線的にロアケース20における被嵌合部23の第1被嵌合部23aに嵌合することができる。
これにより、アッパーケース30の回動に応じて、より効率よくハーネスカバー33の嵌合部35をロアケース20の被嵌合部23に対して案内することができる。
さらにまた、アッパーケース30をロアケース20に嵌合する際、ハーネスカバー33の第1嵌合部35aと第2嵌合部35bとの嵌合を、ロアケース20の第1被嵌合部23aと第2被嵌合部23bとの順番にて案内するため、ハーネスカバー33の撓みを段階的に抑制することができる。
これにより、ハーネスカバー33に、ワイヤーハーネス50の反力による撓みが生じても、ハーネスカバー33の撓みを作業者の一方の手で矯正しながら、他方の手でアッパーケース30を回動する必要がなく、ワイヤーハーネス50をロアケース20の外壁面に沿って導出する場合、あるいは、導出したワイヤーハーネス50をハーネスカバー33で覆う場合であっても、ハーネスカバー33を作業者の片手で保持することなく、アッパーケース30を片手で容易に脱着することができる。
このため、電気接続箱10、及び電気接続箱10の組付け方法は、アッパーケース30の回動操作に応じて、ロアケース20の被嵌合部23に対してハーネスカバー33の嵌合部35を確実に嵌合することができ、ワイヤーハーネス50の反力に抗いながら、アッパーケース30を片手でも容易に回動操作することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の嵌合案内手段は、実施形態の第1被嵌合部23aと、第2被嵌合部23bと、案内部24とに対応し
以下同様に、
ヒンジ部は、係止爪部21と係止枠部31に対応し、
ロック部は、係止凹部22と係止アーム32とに対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、被嵌合部23における第2被嵌合部23bのアッパーケース30側縁端を、第1被嵌合部23aのアッパーケース30側縁端より高くしてもよい。これにより、嵌合部35の第2嵌合部35bを、第1被嵌合部23aよりも先に第2被嵌合部23bに嵌合することができる。
また、嵌合部35における第2嵌合部35bのロアケース20側縁端を、上述の第1被嵌合部23aと同様に、第1嵌合部35aのロアケース20側縁端より高くしてもよい。これにより、第2嵌合部35bよりも低い位置の第1嵌合部35aを、第2被嵌合部23bよりも先に第1被嵌合部23aに嵌合することができる。
さらにまた、被嵌合部23の第1被嵌合部23aと第2被嵌合部23bとを、滑らかな湾曲する形状に形成してもよい。
G…案内領域
10…電気接続箱
20…ロアケース
21…係止爪部
22…係止凹部
23…被嵌合部
23a…第1被嵌合部
23b…第2被嵌合部
24…案内部
30…アッパーケース
31…係止枠部
32…係止アーム
33…ハーネスカバー
34…本体部
35…嵌合部
35a…第1嵌合部
35b…第2嵌合部
40…接続箱本体
50…ワイヤーハーネス

Claims (8)

  1. 所定の電気機器、及びワイヤーハーネスの装着を許容するロアケースと、
    前記ロアケースに係着するアッパーケースとを備え、
    平面視における長手方向の一端に前記ロアケースと前記アッパーケースとを回動自在にするヒンジ部と、他端に前記ロアケースと前記アッパーケースとを係止するロック部とを有する電気接続箱であって、
    前記平面視において、前記長手方向に対して略直交する方向を短手方向とし、
    前記アッパーケースにおける前記短手方向の一方の面に、
    前記ロアケースから導出する前記ワイヤーハーネスの一部を包囲するハーネスカバーを備え、
    該ハーネスカバーを、
    前記ロアケースに向けて延設するとともに、前記ロアケースから導出する前記ワイヤーハーネスを覆う本体部と、
    該本体部における前記長手方向の両端から前記長手方向に延びる略平板状に形成した嵌合部とで構成し、
    前記ロアケースに、
    前記ヒンジ部を回動中心として前記アッパーケースが回動すると、前記ハーネスカバーの前記嵌合部が嵌合する被嵌合部を備え、
    前記ハーネスカバーの前記嵌合部を、
    前記長手方向における前記ヒンジ部側に形成した第1嵌合部と、
    前記長手方向における前記ロック部側に形成した第2嵌合部とで構成し、
    前記ロアケースの前記被嵌合部を、
    前記ハーネスカバーの前記第1嵌合部、及び前記第2嵌合部がそれぞれ嵌合する構成とし、
    前記ロアケースの前記被嵌合部に、
    前記ハーネスカバーの前記第1嵌合部、及び前記第2嵌合部の嵌合を所定の順番で案内する嵌合案内手段を備えた
    電気接続箱。
  2. 前記被嵌合部を、
    前記第1嵌合部が嵌合する第1被嵌合部と、前記第2嵌合部が嵌合する第2被嵌合部とで構成し、
    前記嵌合案内手段を、
    前記短手方向から前記電気接続箱を目視した短手方向視における前記ハーネスカバーの延設方向において、前記第1嵌合部における前記アッパーケース側の縁端位置と、前記第2嵌合部における前記アッパーケース側の縁端位置とが異なる構成とした
    請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記嵌合案内手段を、
    前記長手方向から前記電気接続箱を目視した長手方向視において、前記被嵌合部の前記アッパーケース側縁端を前記ロアケースから離間する方向に傾斜、または湾曲する形状に形成した
    請求項1または2に記載の電気接続箱。
  4. 前記嵌合案内手段を、
    前記短手方向から前記電気接続箱を目視した短手方向視において、前記被嵌合部の前記ヒンジ部側縁端が下側縁端から上側縁端に向けて前記ロック部側に傾斜、または湾曲する形状に形成した
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の電気接続箱。
  5. 前記嵌合案内手段を、
    前記短手方向から前記電気接続箱を目視した短手方向視において、前記被嵌合部の前記アッパーケース側縁端を略角丸形状に形成した
    請求項1〜4のいずれか1つに記載の電気接続箱。
  6. 前記嵌合案内手段を、
    前記ハーネスカバーの前記第2嵌合部の嵌合を案内したのち、前記第1嵌合部の嵌合を案内する構成とした
    請求項1〜5のいずれか1つに記載の電気接続箱。
  7. 前記アッパーケースにおける前記ハーネスカバーを、
    前記長手方向における前記ロック部側に配置し、
    前記ロアケースの前記被嵌合部を、
    前記ハーネスカバーの前記嵌合部に対応する長手方向位置に配置した
    請求項1〜6のいずれか1つに記載の電気接続箱。
  8. 所定の電気機器、及びワイヤーハーネスの装着を許容するロアケースと、前記ロアケースに係着するアッパーケースとを備え、平面視における長手方向の一端に前記ロアケースと前記アッパーケースとを回動自在にするヒンジ部と、他端に前記ロアケースと前記アッパーケースとを係止するロック部とを有する電気接続箱の組付け方法であって、
    前記平面視において、前記長手方向に対して略直交する方向を短手方向とし、
    前記ヒンジ部を回動中心として前記アッパーケースが回動すると、前記アッパーケースにおける前記短手方向の一方の面に備えたハーネスカバーの前記ロアケースに向けて延設した本体部が前記ロアケースから導出する前記ワイヤーハーネスの一部を包囲するとともに、前記本体部における前記長手方向の両端から前記長手方向に延びる略平板状に形成した嵌合部が前記ロアケースの被嵌合部に嵌合する際、
    前記ロアケースにおける前記被嵌合部の嵌合案内手段で、
    前記ハーネスカバーの前記嵌合部における前記長手方向の前記ヒンジ部側に形成した第1嵌合部、及び前記長手方向の前記ロック部側に形成した第2嵌合部の嵌合を所定の順番で案内する
    電気接続箱の組付け方法。
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