JP2024016998A - ワイヤハーネス製造方法、ワイヤハーネス、保護部材組立体、及び、保護部材 - Google Patents

ワイヤハーネス製造方法、ワイヤハーネス、保護部材組立体、及び、保護部材 Download PDF

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Abstract

Figure 2024016998000001
【課題】適正に配索材を結束することができるワイヤハーネス製造方法、ワイヤハーネス、保護部材組立体、及び、保護部材を提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネス製造方法は、保護部材の挿通孔に結束部材を挿通する挿通工程(S1)と、挿通孔に挿通された状態の結束部材を仮保持切り欠き部に挿通し、当該仮保持切り欠き部に挿通された状態の結束部材を仮保持突起部に引っ掛けて当該仮保持突起部に仮保持する仮保持工程(S2)と、結束部材が仮保持突起部に仮保持された状態で配索空間部に配索材を配索する配索工程(S3)と、仮保持突起部に仮保持された状態の結束部材を当該仮保持突起部から取り外し、配索空間部に配索された状態の配索材を結束部材によって本体部に結束する結束工程(S4)とを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、ワイヤハーネス製造方法、ワイヤハーネス、保護部材組立体、及び、保護部材に関する。
例えば、特許文献1には、プロテクタ本体の幅方向の両側の一部に取付材挿入用の切欠を備えたワイヤハーネス用のプロテクタが開示されている。
特開2016-134953号公報
ところで、上述の特許文献1にワイヤハーネス用のプロテクタは、例えば、取付材として、結束バンド等の結束部材を切欠を介して巻き回して配索材を結束する場合があるが、このような場合において作業性向上等の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、適正に配索材を結束することができるワイヤハーネス製造方法、ワイヤハーネス、保護部材組立体、及び、保護部材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネス製造方法は、配索材が配索される配索空間部を形成し、当該配索空間部において第1方向に沿って一方側に開口した開口部を有する本体部と、前記本体部を貫通して形成され、前記配索空間部の内外に渡って結束部材を挿通可能である挿通孔と、前記本体部の前記第1方向の前記開口部側の端に凹部状に形成され、前記結束部材が前記挿通孔に挿通された状態で当該結束部材を挿通可能である仮保持切り欠き部と、前記本体部から前記仮保持切り欠き部側に突出して形成され、前記結束部材が前記仮保持切り欠き部に挿通された状態で当該結束部材を引っ掛けて仮保持可能である仮保持突起部とを備える保護部材の前記挿通孔に前記結束部材を挿通する挿通工程と、前記挿通孔に挿通された状態の前記結束部材を前記仮保持切り欠き部に挿通し、当該仮保持切り欠き部に挿通された状態の前記結束部材を前記仮保持突起部に引っ掛けて当該仮保持突起部に仮保持する仮保持工程と、前記結束部材が前記仮保持突起部に仮保持された状態で前記配索空間部に前記配索材を配索する配索工程と、前記仮保持突起部に仮保持された状態の前記結束部材を当該仮保持突起部から取り外し、前記配索空間部に配索された状態の前記配索材を前記結束部材によって前記本体部に結束する結束工程とを含む。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、配索材と、内部に前記配索材が配索される保護部材と、前記保護部材の内部に配索された前記配索材を当該保護部材に結束する結束部材とを備え、前記保護部材は、前記配索材が配索される配索空間部を形成し、当該配索空間部において第1方向に沿って一方側に開口した開口部を有する本体部と、前記本体部を貫通して形成され、前記配索空間部の内外に渡って前記結束部材が挿通された挿通孔と、前記本体部の前記第1方向の前記開口部側の端に凹部状に形成され、前記結束部材が前記挿通孔に挿通された状態で当該結束部材を挿通可能である仮保持切り欠き部と、前記本体部から前記仮保持切り欠き部側に突出して形成され、前記結束部材が前記仮保持切り欠き部に挿通された状態で当該結束部材を引っ掛けて仮保持可能である仮保持突起部とを備える。
上記目的を達成するために、本発明に係る保護部材組立体は、内部に配索材を配索可能である保護部材と、前記保護部材の内部に配索された前記配索材を当該保護部材に結束可能である結束部材とを備え、前記保護部材は、前記配索材が配索される配索空間部を形成し、当該配索空間部において第1方向に沿って一方側に開口した開口部を有する本体部と、前記本体部を貫通して形成され、前記配索空間部の内外に渡って前記結束部材が挿通された挿通孔と、前記本体部の前記第1方向の前記開口部側の端に凹部状に形成され、前記結束部材が前記挿通孔に挿通された状態で当該結束部材が挿通された仮保持切り欠き部と、前記本体部から前記仮保持切り欠き部側に突出して形成され、前記結束部材が前記仮保持切り欠き部に挿通された状態で当該結束部材を引っ掛けて仮保持した仮保持突起部とを備える。
上記目的を達成するために、本発明に係る保護部材は、配索材が配索される配索空間部を形成し、当該配索空間部において第1方向に沿って一方側に開口した開口部を有する本体部と、前記本体部を貫通して形成され、前記配索空間部の内外に渡って結束部材を挿通可能である挿通孔と、前記本体部の前記第1方向の前記開口部側の端に凹部状に形成され、前記結束部材が前記挿通孔に挿通された状態で当該結束部材を挿通可能である仮保持切り欠き部と、前記本体部から前記仮保持切り欠き部側に突出して形成され、前記結束部材が前記仮保持切り欠き部に挿通された状態で当該結束部材を引っ掛けて仮保持可能である仮保持突起部とを備える。
本発明に係るワイヤハーネス製造方法、ワイヤハーネス、保護部材組立体、及び、保護部材は、適正に配索材を結束することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの概略構成を表す模式的な部分斜視図である。 図2は、実施形態に係るワイヤハーネスの保護部材の概略構成を表す模式的な部分斜視図である。 図3は、実施形態に係るワイヤハーネスの保護部材の概略構成を表す模式的な部分側面図である。 図4は、実施形態に係るワイヤハーネス製造方法を表すフローチャートである。 図5は、実施形態に係るワイヤハーネス製造方法を表す模式的な部分斜視図である。 図6は、実施形態に係るワイヤハーネス製造方法を表す模式的な部分斜視図である。 図7は、実施形態に係るワイヤハーネス製造方法を表す模式的な部分斜視図である。 図8は、変形例に係るワイヤハーネスの保護部材の概略構成を表す模式的な部分斜視図である。 図9は、変形例に係るワイヤハーネスの保護部材の概略構成を表す模式的な部分側面図である。 図10は、変形例に係るワイヤハーネスの保護部材の概略構成を表す模式的な部分斜視図である。 図11は、変形例に係るワイヤハーネスの保護部材の概略構成を表す模式的な部分側面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
なお、以下で説明する各図は、ワイヤハーネスや保護部材の形状を単純化し模式的に新たしたものである。また、以下の説明では、互いに直交(交差)する第1方向、第2方向、及び、第3方向をそれぞれ「第1方向X」、「第2方向Y」、「第3方向Z」という。第1方向Xは、典型的には、保護部材の配索空間部の開口方向に相当し、例えば、保護部材における高さ方向に相当する。また、第2方向Yは、典型的には、保護部材の一対の側壁部の対向方向に相当し、例えば、保護部材における幅方向に相当する。また、第3方向Zは、典型的には、保護部材に対する配索材の配索方向に相当し、例えば、保護部材における軸線方向に相当する。以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向として説明する。
[実施形態]
本実施形態に係るワイヤハーネス製造方法は、図1に示すワイヤハーネスWHを製造するものである。以下では、まず、図1等に示すワイヤハーネスWHの基本的な構成について説明し、その後、ワイヤハーネス製造方法について詳細に説明する。
図1に示すワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを各装置に接続するようにしたものである。本実施形態のワイヤハーネスWHは、配索材Wと、保護部材1と、結束部材2とを備える。ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、グロメット、電気接続箱、固定具、コネクタ等の種々の構成部品を含んで構成されてもよい。
配索材Wは、例えば、導電性を有する複数の金属素線を束ねた芯線を、絶縁被覆部によって被覆した絶縁電線である。配索材Wは、複数の絶縁電線を束ねたものであってもよい。また、配索材Wは、導電性を有する金属棒を、絶縁被覆部によって被覆した絶縁金属棒であってもよい。保護部材1は、ワイヤハーネスWHに組み込まれ、内部に配索材Wが挿通、配索されることで当該配索材Wに外装され、内部に配索された当該配索材Wを保護すると共に配索材Wの配索経路を規制するものである。保護部材1は、外装部材、あるいは、プロテクタとも呼ばれる。ここでは、保護部材1における配索材Wの配索経路は、第3方向Zに沿った直線状の経路であるものとして説明するがこれに限らず、湾曲、あるいは、屈曲した経路であってもよい。結束部材2は、保護部材1の内部に配索された配索材Wを当該保護部材1に結束するものである。結束部材2は、例えば、いわゆる結束バンドであり、ヘッド部2a、及び、ヘッド部2aから延在するバンド部2bを含んで構成される。結束部材2は、配索材Wと保護部材1とに巻き回されたバンド部2bがヘッド部2aに係止されることで、当該配索材Wを当該保護部材1に結束固定する。
そして、本実施形態の示すワイヤハーネスWHは、保護部材1において、内部に配索材Wを配索する際に、結束部材2のバンド部2bを仮保持しておく仮保持切り欠き部30、仮保持突起部40が形成されていることで、配索材Wを配索し結束する際の作業性の向上を実現している。以下、各図を参照して保護部材1の構成について詳細に説明する。
具体的には、保護部材1は、図1、図2、図3に示すように、本体部10と、挿通孔20と、仮保持切り欠き部30と、仮保持突起部40とを備える。保護部材1は、これら本体部10、挿通孔20、仮保持切り欠き部30、及び、仮保持突起部40が絶縁性を有する樹脂材料によって一体成形される。
本体部10は、保護部材1において、内部に配索された配索材Wを保護し配索経路を規制する主たる部材を構成する。本体部10は、略樋状に形成され、内部に配索空間部SPを形成する。具体的には、本体部10は、底部11、及び、側壁部12を含んで構成される。底部11は、板厚方向が第1方向Xに沿う板状に形成される。底部11は、要求される配索空間部SPの形状に対応した形状に形成されており、ここでは、第3方向Zに沿って直線状に延在する。側壁部12は、底部11から第1方向Xに沿って一方側に突出して板状に形成される。ここでは、側壁部12は、第2方向Yに対して間隔をあけて一対で設けられる。側壁部12は、底部11の第2方向Yの端部にそれぞれ設けられる。
本体部10は、底部11、及び、一対の側壁部12によって囲われた内部空間部が配索空間部SPを構成する。配索空間部SPは、配索材Wが挿通され、当該配索材Wが位置する空間部であり、底部11、及び、一対の側壁部12によって直線状の配索経路を構成する。
また、本体部10は、底部11、及び、一対の側壁部12によって、一対の配索口部13、14、及び、開口部15が形成される。配索口部13、14は、配索空間部SPに配索される配索材Wが挿通される開口であり、本体部10において、第3方向Zの両端にそれぞれ形成される。配索口部13、14は、共に底部11、及び、一対の側壁部12の第3方向Zの端部によって形成され、第3方向Zに沿って開口する。開口部15は、配索空間部SPに配索材Wを配索するための開口であり、本体部10において、第1方向Xに沿って底部11と対向して形成される。開口部15は、一対の側壁部12の底部11側とは反対側の端部によって形成され、第1方向Xに沿って底部11とは反対側に開口する。つまり、本体部10は、配索空間部SPにおいて第1方向Xに沿って一方側に開口した開口部15を有している、ということができる。
なお、この保護部材1は、配索空間部SPに配索材Wを配索し、結束部材2によって結束固定した後に、本体部10の上記開口部15を塞ぐカバー部材を別途備えていてもよい。
挿通孔20は、本体部10を貫通して形成され、配索空間部SPの内外に渡って結束部材2を挿通可能な孔である。挿通孔20は、配索空間部SPにおいて、配索材Wの配索経路上に位置して設けられる。つまりここでは、挿通孔20は、配索口部13と配索口部14とに渡って構成される配索経路上に位置して設けられ、当該配索経路に配索された配索材Wを本体部10に結束固定するための結束部材2が設けられる。挿通孔20は、本体部10の底部11において、一対の側壁部12に挟まれた部位に設けられる。挿通孔20は、底部11を第1方向Xに沿って貫通して形成され、配索空間部SPの内外を連通する。挿通孔20は、1つの結束部材2に対して一対で設けられる。一対の挿通孔20は、底部11において、配索材Wの配索経路と交差する方向、ここでは、第2方向Yに沿って間隔をあけて形成される。ここでは、一対の挿通孔20は、底部11において各側壁部12側の端部にそれぞれ1つずつ形成され、共に結束部材2のバンド部2bを挿通可能な略矩形状に形成される。またここでは、一対の挿通孔20は、第2方向Yに沿って互いに対向する位置に形成されているが、1つの結束部材2を挿通可能な範囲で第3方向Zに沿って相互にずれた位置に形成されていてもよい。
仮保持切り欠き部30は、本体部10の第1方向Xの開口部15側の端12aに凹部状に形成され、結束部材2が挿通孔20に挿通された状態で配索空間部SPの内外に渡って当該結束部材2を挿通可能な切り欠きである。仮保持切り欠き部30は、仮保持突起部40と共に仮保持部50を構成する。仮保持部50は、結束部材2が挿通孔20に挿通された状態で当該結束部材2のバンド部2bの端部を仮保持可能な部分である。
具体的には、仮保持切り欠き部30は、本体部10を構成する側壁部12の第1方向Xの開口部15側の端12aに形成されている。仮保持切り欠き部30は、側壁部12の第1方向Xの端12aから第1方向Xに沿って底部11側に凹部状に延在して形成される。言い換えれば、仮保持切り欠き部30は、側壁部12を第2方向Yに沿って貫通して形成され、配索空間部SPの内外を連通している、ともいうことができる。仮保持切り欠き部30は、一対の側壁部12に対してそれぞれ1つずつ設けられることで、第2方向Yに対して配索空間部SPを挟んで一対で設けられる。一対の仮保持切り欠き部30は、配索材Wの配索経路と交差する方向、すなわち、第2方向Yに沿って間隔をあけて形成され、第2方向Yに沿って一対の挿通孔20を挟んで位置する。ここでは、一対の仮保持切り欠き部30は、各側壁部12の第1方向Xの端12aにそれぞれ1つずつ形成され、共に結束部材2のバンド部2bを挿通可能な略矩形状に形成される。またここでは、一対の仮保持切り欠き部30は、第2方向Yに沿って互いに対向する位置に形成されているが、挿通孔20に挿通された状態の結束部材2の各端部を挿通可能な範囲で第3方向Zに沿って相互にずれた位置に形成されていてもよい。
仮保持突起部40は、本体部10から仮保持切り欠き部30側に突出して形成され、結束部材2が仮保持切り欠き部30に挿通された状態で当該結束部材2を引っ掛けて仮保持可能な突起である。上述したように、仮保持突起部40は、仮保持切り欠き部30と共に仮保持部50を構成する。
具体的には、仮保持突起部40は、本体部10を構成する側壁部12に形成されている。より具体的には、仮保持突起部40は、第2方向Yに沿って視て(言い換えれば、仮保持切り欠き部30の正面視にて)、側壁部12から仮保持切り欠き部30の内方に突出して形成されている。ここでは、仮保持突起部40は、側壁部12の外面(配索空間部SP側とは反対側の面)から第2方向Yの外方に突出し、かつ、第3方向Zに沿って仮保持切り欠き部30側に突出して爪形状に形成されている。仮保持突起部40は、この爪形状によって、結束部材2のバンド部2bを引っ掛けて仮保持可能に構成される。仮保持突起部40は、第3方向Zに対して仮保持切り欠き部30を挟んで対向して一対で設けられる。
一対の仮保持突起部40のうちの一方は、仮保持切り欠き部30に対して第3方向Zの一方側に位置し、当該仮保持切り欠き部30を形成する側壁部12の縁から第3方向Zに沿って他方側に突出する。一対の仮保持突起部40のうちの他方は、仮保持切り欠き部30に対して第3方向Zの他方側に位置し、当該仮保持切り欠き部30を形成する側壁部12の縁から第3方向Zに沿って一方側に突出する。
各仮保持突起部40は、突出先端40aに向けて先細りの形状に形成されている。一対の仮保持突起部40の突出先端40aは、結束部材2のバンド部2bが通過可能な程度に第3方向Zに沿って間隔G1をあけて位置する。言い換えれば、各仮保持突起部40において、側壁部12の縁から第3方向Zに沿った突出量は、突出先端40a同士の第3方向Zに沿った間隔G1が、バンド部2bが通過可能な程度の間隔になるような突出量に設定されている。
ここでは、仮保持突起部40は、一対で1つの仮保持部50を構成する。つまり、1つの仮保持部50は、1つの仮保持切り欠き部30と、一対の仮保持突起部40とによって構成される。そして、この仮保持部50は、一対の仮保持切り欠き部30の説明で上述したように、一対の側壁部12に対してそれぞれ1つずつ設けられることで、第2方向Yに対して配索空間部SPを挟んで一対で設けられる。つまり、仮保持部50を構成する仮保持切り欠き部30と仮保持突起部40との組み合わせは、第2方向Yに対して配索空間部SPを挟んで一対で設けられる。
次に、図1、図4、図5、図6、図7を参照して、上記のように構成されるワイヤハーネスWHの製造方法(ワイヤハーネス製造方法)について説明する。以下の説明では、図4のフローチャートを基に説明しつつ、適宜他図を参照する。以下で説明するワイヤハーネスWHの製造方法は、作業員が種々の装置、機器、治具等を用いて手作業で行ってもよいし、種々の製造装置によって自動で行われるものであってもよい。
本実施形態のワイヤハーネスWHの製造方法は、挿通工程(ステップS1)と、仮保持工程(ステップS2)と、配索工程(ステップS3)と、結束工程(ステップS4)とを含む。ここでは、このワイヤハーネスWHの製造方法は、作業員によって手作業で行われるものとして説明する。
まず、作業員は、図5に示すように、挿通工程として、挿通孔20に結束部材2を挿通する(ステップS1)。ここでは、結束部材2は、一対の挿通孔20のうち一方の挿通孔20に対して配索空間部SP側からバンド部2bの先端部が挿通される。その後、結束部材2は、配索空間部SPの外側でバンド部2bの先端部が折り返され、他方の挿通孔20に対して配索空間部SP側に向けて当該バンド部2bの先端部が挿通される。この状態では、結束部材2は、バンド部2bが一対の挿通孔20に渡って挿通され略U字状に折り返された状態となる。また、この状態では、結束部材2は、バンド部2bの先端部が一方の仮保持部50の近傍に位置し、ヘッド部2a側の端部が他方の仮保持部50の近傍に位置している。
次に、作業員は、仮保持工程として、図5に矢印で示すように、挿通孔20に挿通された状態の結束部材2のバンド部2bの各端部を、それぞれ、各仮保持部50を構成する仮保持切り欠き部30に挿通する。その後、作業員は、図6に示すように、当該仮保持切り欠き部30に挿通された状態の結束部材2のバンド部2bの各端部を、各仮保持部50を構成する仮保持突起部40に引っ掛けて当該仮保持突起部40に仮保持する(ステップS2)。ここでは、結束部材2は、バンド部2bの先端部側が開口部15を介して第1方向Xに沿って配索空間部SP側から一方側に向けて引き出され、第1方向Xに沿って他方側に折り返される。そして、この結束部材2は、折り返された当該バンド部2bの端部が一方の仮保持部50を構成する仮保持切り欠き部30に押し込まれて挿通され、仮保持突起部40に引っ掛けられることで、当該仮保持突起部40に仮保持される。同様に、結束部材2は、バンド部2bのヘッド部2a側の端部も開口部15を介して第1方向Xに沿って配索空間部SP側から一方側に向けて引き出され、他方の仮保持部50を構成する仮保持切り欠き部30に押し込まれて挿通され、仮保持突起部40に引っ掛けられることで、当該仮保持突起部40に仮保持される。
この状態で、保護部材1と結束部材2とは、保護部材組立体100を構成する。すなわち、保護部材組立体100は、内部に配索材Wを配索可能である保護部材1と、保護部材1の内部に配索された配索材Wを当該保護部材1に結束可能である結束部材2とを備える。上述したように、この状態では、挿通孔20は、配索空間部SPの内外に渡って結束部材2が挿通された状態となっており、仮保持切り欠き部30も、当該結束部材2が挿通された状態となっている。そして、仮保持突起部40は、結束部材2が仮保持切り欠き部30に挿通された状態で当該結束部材2を引っ掛けて仮保持した状態となっている。
次に、作業員は、図7に示すように、配索工程として、結束部材2が仮保持突起部40に仮保持された状態で配索空間部SPに配索材Wを配索する(ステップS3)。ここでは、配索材Wは、開口部15を介して配索空間部SPに収められ、当該配索空間部SPにおいて、配索口部13と配索口部14とに渡って構成される配索経路上に配索される。
次に、作業員は、図1に示すように、結束工程として、仮保持突起部40に仮保持された状態の結束部材2の端部を当該仮保持突起部40から取り外し、配索空間部SPに配索された状態の配索材Wを結束部材2によって本体部10に結束する(ステップS4)。ここでは、結束部材2は、バンド部2bが挿通孔20を介して配索材Wと本体部10の底部11とに巻き回された状態で、当該バンド部2bの先端部がヘッド部2aに係止されることで、当該配索材Wを底部11に結束固定する。これにて、作業員は、このワイヤハーネスWHの製造方法を終了する。この状態では、挿通孔20は、配索空間部SPの内外に渡って結束部材2が挿通された状態となっている一方、仮保持切り欠き部30、仮保持突起部40は、結束部材2が取り外された状態となっている。
以上で説明した製造方法、ワイヤハーネスWH、保護部材組立体100、保護部材1は、本体部10の配索空間部SPに配索材Wを配索する前に、挿通孔20に挿通された状態の結束部材2の端部を、本体部10の開口部15側の端12aに設けられた仮保持切り欠き部30に挿通し仮保持突起部40に仮保持しておくことで、配索材Wを配索し結束する際の作業性を向上することができる。すなわち、製造方法、ワイヤハーネスWH、保護部材組立体100、保護部材1は、結束部材2の端部を仮保持突起部40に仮保持しておくことで、配索空間部SPに配索材Wを配索する際に、結束部材2の端部が配索空間部SP内に倒れて当該配索材Wの下敷きになることを抑制することができる。これにより、製造方法、ワイヤハーネスWH、保護部材組立体100、保護部材1は、配索空間部SPに配索材Wを配索する際に、結束部材2が配索の邪魔にならないようにすることができると共に、配索材Wの下敷きになった結束部材2を引っ張りだす等の余計な工数が発生することを抑制することができる。そして、製造方法、ワイヤハーネスWH、保護部材組立体100、保護部材1は、配索空間部SPに配索材Wを配索した後、仮保持突起部40に仮保持されていた結束部材2を外して配索材Wを当該保護部材1に結束固定することができる。この結果、以上で説明した製造方法、ワイヤハーネスWH、保護部材組立体100、保護部材1は、配索材Wを配索し結束する際の作業性を向上し、適正に配索材Wを結束することができる。
ここでは、以上で説明した製造方法、ワイヤハーネスWH、保護部材組立体100、保護部材1は、各仮保持部50において、仮保持突起部40が仮保持切り欠き部30を挟んで対向して一対で設けられる。この構成により、保護部材1は、仮保持切り欠き部30に挿通された結束部材2の端部を当該一対の仮保持突起部40によって確実に仮保持することができる。またこの構成によって、保護部材1は、結束部材2の先端を開口部15側から仮保持突起部40に仮保持させ易い構成で、かつ、仮保持突起部40に仮保持された結束部材2の端部を開口部15側から取り外し易い構成とすることができる。この結果、以上で説明した製造方法、ワイヤハーネスWH、保護部材組立体100、保護部材1は、配索材Wを配索し結束する際の作業性をさらに向上し、より適正に配索材Wを結束することができる。
また、以上で説明した製造方法、ワイヤハーネスWH、保護部材1は、仮保持部50を構成する仮保持切り欠き部30と仮保持突起部40との組み合わせが配索空間部SPを挟んで一対で設けられる。この構成により、保護部材1は、挿通孔20に挿通された結束部材2の両方の端部を仮保持突起部40によって仮保持することができる。この点でも、以上で説明した製造方法、ワイヤハーネスWH、保護部材組立体100、保護部材1は、配索材Wを配索し結束する際の作業性をさらに向上し、より適正に配索材Wを結束することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係るワイヤハーネス製造方法、ワイヤハーネス、保護部材組立体、及び、保護部材は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、保護部材1は、外装部材、あるいは、プロテクタであるものとして説明したがこれに限らず、例えば、いわゆる電気接続箱等の筐体の一部分として構成されてもよい。
以上の説明では、仮保持突起部40は、仮保持切り欠き部30を挟んで対向して一対で設けられるものとして説明したがこれに限らず、少なくとも1つ設けられればよい。同様に、以上の説明では、仮保持切り欠き部30と仮保持突起部40との組み合わせは、配索空間部SPを挟んで一対で設けられるものとして説明したがこれに限らず、少なくとも1組設けられればよい。
以上で説明した一対の仮保持突起部40の突出先端40aの間隔G1は、この保護部材1に適用される結束部材2のバンド部2bの幅に応じて適宜変更されてもよい。図8、図9示す変形例に係る保護部材1Aが備える一対の仮保持突起部40Aは、突出先端40Aaの間隔G2が上述した一対の仮保持突起部40の突出先端40aの間隔G1と比較して相対的に広くなるように形成されている。すなわち、一対の仮保持突起部40Aの突出先端40Aaは、上述した結束部材2のバンド部2bより幅広な結束部材が通過可能な程度に第3方向Zに沿って間隔G2をあけて位置する。言い換えれば、各仮保持突起部40Aにおいて、側壁部12の縁から第3方向Zに沿った突出量は、突出先端40Aa同士の第3方向Zに沿った間隔G2が、相対的に幅広な結束部材のバンド部が通過可能な程度の間隔になるような突出量に設定されている。この場合であっても、保護部材1Aは、上記と同様に、適正に配索材Wを結束することができ、その上で適用される結束部材2のバンド部2bの幅に応じて適正に結束部材2を仮保持することができる。
以上で説明した仮保持突起部40は、側壁部12の外面(配索空間部SP側とは反対側の面)から第2方向Yの外方に突出し、かつ、第3方向Zに沿って仮保持切り欠き部30側に突出して爪形状に形成されているものとして説明したがこれに限らない。図10、図11示す変形例に係る保護部材1Bが備える一対の仮保持突起部40Bは、側壁部12の内面(配索空間部SP側の面)から第2方向Yの内方に突出し、かつ、第3方向Zに沿って仮保持切り欠き部30側に突出して爪形状に形成されている。なお、本変形例の挿通孔20は、上述した実施形態の挿通孔20と形状が若干異なるものの、基本的には相互に略同様の構成である。この場合であっても、保護部材1Bは、上記と同様に、適正に配索材Wを結束することができる。
本実施形態に係るワイヤハーネス製造方法、ワイヤハーネス、保護部材組立体、及び、保護部材は、以上で説明した実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
1、1A、1B 保護部材
2 結束部材
2a ヘッド部
2b バンド部
10 本体部
11 底部
12 側壁部
12a 端
13、14 配索口部
15 開口部
20 挿通孔
30 仮保持切り欠き部
40、40A、40B 仮保持突起部
40a、40Aa 突出先端
50 仮保持部
100 保護部材組立体
G1、G2 間隔
SP 配索空間部
W 配索材
WH ワイヤハーネス
X 第1方向
Y 第2方向
Z 第3方向

Claims (6)

  1. 配索材が配索される配索空間部を形成し、当該配索空間部において第1方向に沿って一方側に開口した開口部を有する本体部と、前記本体部を貫通して形成され、前記配索空間部の内外に渡って結束部材を挿通可能である挿通孔と、前記本体部の前記第1方向の前記開口部側の端に凹部状に形成され、前記結束部材が前記挿通孔に挿通された状態で当該結束部材を挿通可能である仮保持切り欠き部と、前記本体部から前記仮保持切り欠き部側に突出して形成され、前記結束部材が前記仮保持切り欠き部に挿通された状態で当該結束部材を引っ掛けて仮保持可能である仮保持突起部とを備える保護部材の前記挿通孔に前記結束部材を挿通する挿通工程と、
    前記挿通孔に挿通された状態の前記結束部材を前記仮保持切り欠き部に挿通し、当該仮保持切り欠き部に挿通された状態の前記結束部材を前記仮保持突起部に引っ掛けて当該仮保持突起部に仮保持する仮保持工程と、
    前記結束部材が前記仮保持突起部に仮保持された状態で前記配索空間部に前記配索材を配索する配索工程と、
    前記仮保持突起部に仮保持された状態の前記結束部材を当該仮保持突起部から取り外し、前記配索空間部に配索された状態の前記配索材を前記結束部材によって前記本体部に結束する結束工程とを含む、
    ワイヤハーネス製造方法。
  2. 前記仮保持突起部は、前記仮保持切り欠き部を挟んで対向して一対で設けられる、
    請求項1に記載のワイヤハーネス製造方法。
  3. 前記仮保持切り欠き部と前記仮保持突起部との組み合わせは、前記配索空間部を挟んで一対で設けられる、
    請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネス製造方法。
  4. 配索材と、
    内部に前記配索材が配索される保護部材と、
    前記保護部材の内部に配索された前記配索材を当該保護部材に結束する結束部材とを備え、
    前記保護部材は、
    前記配索材が配索される配索空間部を形成し、当該配索空間部において第1方向に沿って一方側に開口した開口部を有する本体部と、
    前記本体部を貫通して形成され、前記配索空間部の内外に渡って前記結束部材が挿通された挿通孔と、
    前記本体部の前記第1方向の前記開口部側の端に凹部状に形成され、前記結束部材が前記挿通孔に挿通された状態で当該結束部材を挿通可能である仮保持切り欠き部と、
    前記本体部から前記仮保持切り欠き部側に突出して形成され、前記結束部材が前記仮保持切り欠き部に挿通された状態で当該結束部材を引っ掛けて仮保持可能である仮保持突起部とを備える、
    ワイヤハーネス。
  5. 内部に配索材を配索可能である保護部材と、
    前記保護部材の内部に配索された前記配索材を当該保護部材に結束可能である結束部材とを備え、
    前記保護部材は、
    前記配索材が配索される配索空間部を形成し、当該配索空間部において第1方向に沿って一方側に開口した開口部を有する本体部と、
    前記本体部を貫通して形成され、前記配索空間部の内外に渡って前記結束部材が挿通された挿通孔と、
    前記本体部の前記第1方向の前記開口部側の端に凹部状に形成され、前記結束部材が前記挿通孔に挿通された状態で当該結束部材が挿通された仮保持切り欠き部と、
    前記本体部から前記仮保持切り欠き部側に突出して形成され、前記結束部材が前記仮保持切り欠き部に挿通された状態で当該結束部材を引っ掛けて仮保持した仮保持突起部とを備える、
    保護部材組立体。
  6. 配索材が配索される配索空間部を形成し、当該配索空間部において第1方向に沿って一方側に開口した開口部を有する本体部と、
    前記本体部を貫通して形成され、前記配索空間部の内外に渡って結束部材を挿通可能である挿通孔と、
    前記本体部の前記第1方向の前記開口部側の端に凹部状に形成され、前記結束部材が前記挿通孔に挿通された状態で当該結束部材を挿通可能である仮保持切り欠き部と、
    前記本体部から前記仮保持切り欠き部側に突出して形成され、前記結束部材が前記仮保持切り欠き部に挿通された状態で当該結束部材を引っ掛けて仮保持可能である仮保持突起部とを備える、
    保護部材。
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