JP2023114516A - クランプ複合体 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両内に後付けされるワイヤーハーネスをコンパクトに設置するのに有利なクランプ複合体を提供する。【解決手段】クランプ複合体1では、第1クランプ10は、結合部15と、第1ワイヤーハーネス101を取り付ける第1取付部12と、内部空間Sを有する接続筐体14aを含む第1接続部14とを有し、第2クランプ20は、第2ワイヤーハーネス102を取り付ける第2取付部22と、結合部15の結合方向に沿った第1方向と、第2ワイヤーハーネス102の被取付時の延伸方向に沿った第2方向とに平行な接続板24aを含む第2接続部24とを有する。接続板24aは、第1方向と第2方向とに対して垂直な第3方向で、第2取付部22に第2ワイヤーハーネス102が取り付けられる側とは反対側に設けられる。第2接続部24は、接続板24aが第1方向で接続筐体14aの内部空間Sに挿入されることで、第1接続部14に接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、クランプ複合体に関する。
自動車等の車両の内部には、複数本の電線類を束ねたワイヤーハーネスが多数配索されている。一方で、ワイヤーハーネスの配索を終えて製造が完了している車両に対して、更なるワイヤーハーネスの取り付けを要する場合がある。特許文献1は、車載済みの第1ワイヤーハーネスを取り付けているクランプに、後付け用の第2ワイヤーハーネスを取り付けたクランプを積み重ねて設置するクランプ複合体に関する技術を開示している。
特開2009-65780号公報
特許文献1に開示されているクランプ複合体では、第1ワイヤーハーネス用クランプに第2ワイヤーハーネス用クランプを組み付けるときに、第1ワイヤーハーネスの素線が噛み込まれることを抑える点に主眼が置かれている。そこで、噛み込み抑止用の傾斜面部を含む突起状の係合部は、車両のボディパネルに支持される第1ワイヤーハーネス用クランプの側に設けられる。一方、係合部を嵌合させる嵌合穴部は、第2ワイヤーハーネス用クランプの側に設けられる。そのため、係合部と嵌合穴部とが接続される部位の位置は、ボディパネルからの第1ワイヤーハーネスの高さ位置よりも高くなり、かつ、接続部位の構造自体も大型化する。したがって、クランプ複合体にそれぞれ保持されている第1ワイヤーハーネスと第2ワイヤーハーネスとが車両内で占有するスペースが大きくなり、結果として第2ワイヤーハーネスの後付けが制限されることもあり得る。
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、車両内に後付けされるワイヤーハーネスをコンパクトに設置するのに有利なクランプ複合体を提供することにある。
本発明の態様に係るクランプ複合体は、第1ワイヤーハーネスを保持する第1クランプと、第2ワイヤーハーネスを保持する第2クランプと、を含み、第1クランプは、車両のパネルに結合される結合部と、第1ワイヤーハーネスを取り付ける第1取付部と、一部が外部に開放される内部空間を有する接続筐体を含む第1接続部と、を有し、第2クランプは、第2ワイヤーハーネスを取り付ける第2取付部と、結合部の結合方向に沿った第1方向と、第2ワイヤーハーネスの被取付時の延伸方向に沿った第2方向とに平行な接続板を含む第2接続部と、を有し、接続板は、第1方向と第2方向とに対して垂直な第3方向で、第2取付部に第2ワイヤーハーネスが取り付けられる側とは反対側に設けられ、第2接続部は、接続板が第1方向で接続筐体の内部空間に挿入されることで、第1接続部に接続される。
第1実施形態に係るクランプ複合体の斜視図である。 第1実施形態における第1クランプの斜視図である。 図2とは別角度から見た第1クランプの斜視図である。 第1実施形態における第2クランプの斜視図である。 図4とは別角度から見た第2クランプの斜視図である。 第1実施形態に係るクランプ複合体の側面図である。 第2実施形態に係るクランプ複合体の側面図である。 第3実施形態に係るクランプ複合体の斜視図である。 第3実施形態における第1クランプの斜視図である。 図9とは別角度から見た第1クランプの斜視図である。 第3実施形態における第2クランプの斜視図である。 図11とは別角度から見た第2クランプの斜視図である。 第3実施形態に係るクランプ複合体の側面図である。
以下、図面を用いて各実施形態に係るクランプ複合体について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。また、各実施形態では、同一構成のものには同一の符号を付し、それぞれ対応する関係にある。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るクランプ複合体1の斜視図である。クランプ複合体1は、自動車等の車両に設置され、車両の内部に配索されるワイヤーハーネスを保持する。ワイヤーハーネスは、複数本の電線類を束ねたものである。クランプ複合体1の保持対象とされるワイヤーハーネスの形状又は構造については、特に限定されるものではない。なお、以下の各図では、各ワイヤーハーネスが二点鎖線で概略的に示されている。
本実施形態では、クランプ複合体1は、第1ワイヤーハーネス101と第2ワイヤーハーネス102との互いに異なる二つのワイヤーハーネスを保持し得る。第1ワイヤーハーネス101は、例えば、車両の製造時に予め配索されているような、車載済みワイヤーハーネスである。一方、第2ワイヤーハーネス102は、例えば、製造が完了している車両に対して追加で設置されるような、後付けワイヤーハーネスである。
クランプ複合体1は、第1ワイヤーハーネス101を保持する第1クランプ10と、第2ワイヤーハーネス102を保持する第2クランプ20とを含む。第1クランプ10及び第2クランプ20の材質は、それぞれ、例えば樹脂材である。
第1クランプ10は、車両の内部にあるボディパネル等のパネル201(図6参照)に支持される。そこで、以下の各図では、第1クランプ10がパネル201に設置される方向をZ方向と規定する。また、Z方向に垂直な仮想平面内で互いに垂直な二つの方向をX方向及びY方向と規定する。このうち、Y方向は、第1ワイヤーハーネス101及び第2ワイヤーハーネス102の各々の被取付時の延伸方向に沿う。
図2は、第1クランプ10の斜視図である。図3は、図2とは別角度から見た第1クランプ10の斜視図である。図2及び図3に示す第1クランプ10は、パネル201に支持される前で、かつ、第1ワイヤーハーネス101を保持する前の状態にある。
第1クランプ10は、第1台座11と、第1取付部12と、第1接続部14と、結合部15とを有する。
第1台座11は、第1取付部12、第1接続部14及び結合部15を支持する平板部である。第1台座11は、XY平面である一方の主平面の側で、第1取付部12及び第1接続部14を支持し、他方の主平面の側、すなわち、第1取付部12と第1接続部14が支持される側とは反対側で、結合部15を支持する。
第1取付部12は、第1ワイヤーハーネス101を取り付ける。本実施形態では、第1取付部12は、いわゆる結束バンドと同等の構造を有する。具体的には、第1取付部12は、第1バンド12aと、第1バンド保持部12bとを有する。
第1バンド12aは、第1ワイヤーハーネス101を取り付けていないとき、Z方向とは反対方向に延伸した形状を有する。第1バンド12aの一端は、第1バンド保持部12bの一部と予め一体化されている固定端であり、他端は自由端である。そして、第1バンド12aは、第1ワイヤーハーネス101を取り付けるとき、第1ワイヤーハーネス101の外周部に巻き付くように変形する。第1ワイヤーハーネス101の取付時に第1バンド12aの外周面となる表面には、鋸歯状部12cが形成されている。一方、第1ワイヤーハーネス101の取付時に第1バンド12aの内周面となる表面には、第1ワイヤーハーネス101に一部が入り込むことで第1ワイヤーハーネス101の抜けを抑止する複数の突起12dが形成されていてもよい。
第1バンド保持部12bは、第1ワイヤーハーネス101の外周部に巻き付いた第1バンド12aの自由端を、X方向に沿って貫通する貫通部12eに挿入させて保持する筒状部である。第1バンド保持部12bは、貫通部12eに面する弾性爪12fを有する。弾性爪12fは、貫通部12eに挿入された第1バンド12aの鋸歯状部12cに係合することで、第1ワイヤーハーネス101の外周部を締め付けた第1バンド12aの緩み又は外れを抑止する。なお、締め付け後の第1バンド12aのうち、第1バンド保持部12bを貫通した余剰部分については、図1に示すように切断除去されてもよい。
第1接続部14は、第1クランプ10に第2クランプ20を組み付ける際に、第2クランプ20の第2接続部24と接続される。第1接続部14は、接続筐体14aを含む。
接続筐体14aは、第1台座11からZ方向とは反対方向に延伸するように設けられ、一部が外部に開放される内部空間Sを有する。接続筐体14aのX方向の幅は、内部空間Sに少なくとも一部が収容される第2クランプ20の接続板24a(図4参照)の板厚に応じて設定される。一方、接続筐体14aのY方向の幅は、接続板24aのY方向の幅に応じて設定される。そのため、接続筐体14aのX方向の幅は、接続筐体14aのY方向の幅よりも薄い。
また、接続筐体14aは、Y方向で第1取付部12から離れて位置し、第1取付部12に取り付けられた第1ワイヤーハーネス101とX方向で隣り合う。そのため、接続筐体14aは、図1に示すように、第1取付部12とはX方向で隣り合わないので、第1台座11上で第1バンド保持部12bとは干渉しない。つまり、接続筐体14aは、第1バンド保持部12bを貫通してきた第1バンド12aの余剰部分とも干渉しない。
また、接続筐体14aは、第1接続部14と第2接続部24との接続時には、第1取付部12が保持する第1ワイヤーハーネス101とX方向で隣り合う側とは反対側に第2取付部22が位置するように、接続板24aを挿入させる。そこで、接続筐体14aでは、少なくとも、Z方向で第1台座11から最も離れた部位と、X方向で第1ワイヤーハーネス101と対向する側とは反対側の部位とに、内部空間Sを外部に開放する開口部14eが設けられる。また、第1接続部14と第2接続部24との接続時には、第2接続部24に設けられている第2バンド保持部22bがZ方向でパネル201と干渉することを抑止する必要がある。そこで、Z方向での高さ位置に関して、内部空間Sは、第1台座11からの位置が第1バンド保持部12bよりも離れるように設けられてもよい。
更に、接続筐体14aは、内部空間Sに面する内壁14bに、Y方向を延伸方向とするリブ14cを有する。内壁14bは、X方向で第1ワイヤーハーネス101と対向する側の壁部の内壁に相当する。また、内壁14bには、例えば、リブ14cの両端からそれぞれZ方向に沿って延伸する二つのガイドリブ14dが設けられていてもよい。
結合部15は、車両のパネル201に結合される。結合部15は、Z方向に突出する結合軸15aと、鍔部15bとを有する。結合軸15aは、結合部15の結合時に、パネル201に予め形成されている結合穴201aに挿入される。また、結合軸15aは、Y方向に対しておおよそ垂直となる両側面部に、それぞれ弾性爪15cを有する。鍔部15bは、結合軸15aの根元部に設けられ、結合部15の結合時にパネル201の表面と接触する。結合軸15aが結合穴201aに挿入されると、二つの弾性爪15cは、弾性変形しつつ結合穴201aを通過し、通過した後に形状を復元させる。これにより、パネル201が弾性爪15cと鍔部15bとに挟み込まれるので、結合部15がパネル201に結合され、第1クランプ10がパネル201に支持される。
図4は、第2クランプ20の斜視図である。図5は、図4とは別角度から見た第2クランプ20の斜視図である。図4及び図5に示す第2クランプ20は、第2ワイヤーハーネス102を保持する前で、かつ、第1クランプ10に組み合わされる前の状態にある。
第2クランプ20は、第2台座21と、第2取付部22と、第2接続部24とを有する。
第2台座21は、第2取付部22及び第2接続部24を支持する平板部である。第2台座21は、YZ平面である一方の主平面の側で第2取付部22を支持し、他方の主平面の側、すなわち、第2取付部22が支持される側とは反対側で第2接続部24を支持する。
第2取付部22は、第2ワイヤーハーネス102を取り付ける。本実施形態では、第2取付部22は、第1クランプ10の第1取付部12と同様に、第2バンド22aと、第2バンド保持部22bとを有する。
第2バンド22aは、第2ワイヤーハーネス102を取り付けていないとき、X方向とは反対方向に延伸した形状を有する。第2バンド22aの一端は、第2バンド保持部22bの一部と予め一体化されている固定端であり、他端は自由端である。第2バンド22aは、第2ワイヤーハーネス102を取り付けるとき、第2ワイヤーハーネス102の外周部に巻き付くように変形する。第2ワイヤーハーネス102の取付時に第2バンド22aの外周面となる表面には、鋸歯状部22cが形成されている。一方、第2ワイヤーハーネス102の取付時に第2バンド22aの内周面となる表面には、第1取付部12の第1バンド12aと同様に、複数の突起22dが形成されていてもよい。
第2バンド保持部22bは、第2ワイヤーハーネス102の外周部に巻き付いた第2バンド22aの自由端を、Z方向に沿って貫通する貫通部22eに挿入させて保持する筒状部である。第2バンド保持部22bは、貫通部22eに面する弾性爪22fを有する。弾性爪22fは、貫通部22eに挿入された第2バンド22aの鋸歯状部22cに係合することで、第2ワイヤーハーネス102の外周部を締め付けた第2バンド22aの緩み又は外れを抑止する。なお、締め付け後の第2バンド22aのうち、第2バンド保持部22bを貫通した余剰部分については、図1に示すように切断除去されてもよい。
第2接続部24は、第1クランプ10に第2クランプ20を組み付ける際に、第1クランプ10の第1接続部14と接続される。第2接続部24は、接続板24aを含む。
接続板24aは、第2台座21に第2取付部22が設けられる側とはX方向で反対側に設けられ、第2台座21と平行な平板状部である。接続板24aのZ方向の最奥側は、連結壁24bを介して第2台座21と接続される。なお、接続板24aは、更なる剛性の確保を兼ねて、連結壁24bとは別の補強壁を介して第2台座21に接続されてもよい。第1接続部14と第2接続部24との接続時には、接続板24aは、Z方向の先端側から接続筐体14aの開口部14eを通じて内部空間Sに挿入される。
また、第1クランプ10の第1接続部14について説明したとおり、第1接続部14と第2接続部24との接続時には、第2バンド保持部22bがZ方向でパネル201と干渉することを抑止する必要がある。そこで、第2接続部24においても、接続板24aは、第2バンド保持部22bよりもZ方向で奥側となる高さ位置に設けられてもよい。
更に、接続板24aは、X方向に突出し、接続筐体14aの内部空間Sに挿入されたときにリブ14cに係合する弾性爪部24dを有する。弾性爪部24dがリブ14cに係合することで、接続筐体14aからの接続板24aの抜けが抑止される。また、接続板24aには、例えば、X方向に突出し、かつ、接続筐体14aに設けられている二つのガイドリブ14dを互いに挟み込むようにそれぞれZ方向に沿って延伸する二つのガイドリブ24eが設けられていてもよい。接続板24aの挿入時には、接続板24a側の二つのガイドリブ24eが接続筐体14a側のガイドリブ14dと接触し、接続板24aが適切な挿入方向に案内されるので、第1クランプ10に対する第2クランプ20の組み付け容易性が向上する。
次に、クランプ複合体1の作用について説明する。
車両の製造時、第1ワイヤーハーネス101は、標準仕様として車両の内部のパネル201に配索される。このとき、第1ワイヤーハーネス101は、パネル201に結合部15を介して支持された第1クランプ10により保持される。
まず、予め第1ワイヤーハーネス101が準備され、第1ワイヤーハーネス101の所定の位置に第1クランプ10が設置される。ここで、第1ワイヤーハーネス101への第1クランプ10の設置は、第1ワイヤーハーネス101の製造工程で併せて実施されてもよい。例えばワイヤーハーネスの製造に携わる作業者は、第1ワイヤーハーネス101を第1取付部12に接触させ、第1バンド12aを第1ワイヤーハーネス101の外周部に巻き付けながら、第1バンド12aの自由端を第1バンド保持部12bに貫通させる。第1バンド12aが貫通の限界位置に達したとき、作業者は、第1バンド保持部12bを貫通した第1バンド12aの余剰部分を切断除去する。この段階で、第1バンド保持部12bの弾性爪12fが第1バンド12aの鋸歯状部12cに係合しているので、第1バンド12aは、緩むことなく、第1ワイヤーハーネス101の外周部を締め付ける。これにより、第1クランプ10による第1ワイヤーハーネス101の取り付けが完了する。なお、一つの第1ワイヤーハーネス101には、予め決定されているパネル201に対する配索位置に基づいて、それぞれ間隔を置いて複数の第1クランプ10が設置されてもよい。
そして、車両の製造に携わる作業者は、第1クランプ10を設置した第1ワイヤーハーネス101を入手し、第1クランプ10の結合部15をパネル201の結合穴201aに結合させることで、第1ワイヤーハーネス101の配索作業を完了させる。
ここで、すでに製造が完了している車両に対して、例えば、オプションとしての電子機器等を設置するに伴って、新たな第2ワイヤーハーネス102の設置が要求される場合がある。この場合、第2ワイヤーハーネス102は、第2クランプ20により保持される。なお、ここでも、第2ワイヤーハーネス102への第2クランプ20の設置は、第2ワイヤーハーネス102の製造工程で併せて実施されてもよい。
まず、例えばワイヤーハーネスの製造に携わる作業者は、第2ワイヤーハーネス102を第2取付部22に接触させ、第2バンド22aを第2ワイヤーハーネス102の外周部に巻き付けながら、第2バンド22aの自由端を第2バンド保持部22bに貫通させる。第2バンド22aが貫通の限界位置に達したとき、作業者は、第2バンド保持部22bを貫通した第2バンド22aの余剰部分を切断除去する。この段階で、第2バンド保持部22bの弾性爪22fが第2バンド22aの鋸歯状部22cに係合しているので、第2バンド22aは、緩むことなく、第2ワイヤーハーネス102の外周部を締め付ける。これにより、第2クランプ20による第2ワイヤーハーネス102の取り付けが完了する。
次に、電子機器等の設置に携わる作業者は、第2クランプ20を設置した第2ワイヤーハーネス102を入手し、第2クランプ20の第2接続部24を、すでにパネル201に支持されている第1クランプ10の第1接続部14に接続させる。まず、作業者は、第2クランプ20における接続板24aを、第1クランプ10における接続筐体14aの内部空間Sに挿入させる。そして、接続板24aが挿入の限界位置まで達すると、接続板24aに設けられている弾性爪部24dが、接続筐体14aに設けられているリブ14cに係合することで、第1接続部14に対する第2接続部24の接続が完了する。つまり、第1クランプ10に対する第2クランプ20の組み付け作業が完了する。
なお、作業者は、第2クランプ20の組み付け作業が完了した後に、接続板24aにおいて弾性爪部24dと連続する先端面24cを押圧操作することで、リブ14cに対する弾性爪部24dの係合を解除させることができる。そして、作業者は、弾性爪部24dの係合を解除させた状態で接続板24aを接続筐体14aから引き抜くことで、容易に第2クランプ20を第1クランプ10から取り外すことができる。
次に、クランプ複合体1の効果について説明する。
クランプ複合体1は、第1ワイヤーハーネス101を保持する第1クランプ10と、第2ワイヤーハーネス102を保持する第2クランプ20とを含む。第1クランプ10は、車両のパネル201に結合される結合部15と、第1ワイヤーハーネス101を取り付ける第1取付部12と、一部が外部に開放される内部空間Sを有する接続筐体14aを含む第1接続部14とを有する。第2クランプ20は、第2ワイヤーハーネス102を取り付ける第2取付部22と、結合部15の結合方向に沿った第1方向と、第2ワイヤーハーネス102の被取付時の延伸方向に沿った第2方向とに平行な接続板24aを含む第2接続部24とを有する。接続板24aは、第1方向と第2方向とに対して垂直な第3方向で、第2取付部22に第2ワイヤーハーネス102が取り付けられる側とは反対側に設けられる。第2接続部24は、接続板24aが第1方向で接続筐体14aの内部空間Sに挿入されることで、第1接続部14に接続される。
ここで、上記例示では、第1方向はZ方向に相当し、第2方向はY方向に相当し、第3方向はX方向に相当する。
クランプ複合体1では、車両のパネル201に支持される第1クランプ10側の第1接続部14が接続筐体14aで構成される。一方、第1クランプ10に追加で取り付けられる第2クランプ20側の第2接続部24が接続板24aで構成される。ここで、接続板24aは、第1方向と第2方向とに平行となる姿勢で接続筐体14aに接続される。また、接続板24aは、全体として板状であるので、第3方向に対応する板厚方向の寸法は、第2方向に対応する幅方向の寸法よりも小さくなる。そして、接続筐体14aの形状は、内部空間Sに挿入される接続板24aの形状に依拠するため、接続筐体14aの第3方向での厚みも、接続板24aの第3方向での板厚に合わせて薄くなる。つまり、第1クランプ10に設けられる第1接続部14の大きさがコンパクトとなる。
また、第2クランプ20では、接続板24aは、第3方向で、第2取付部22に第2ワイヤーハーネス102が取り付けられる側とは反対側に設けられる。そのため、接続板24aが接続筐体14aに挿入されるとき、第2取付部22に取り付けられている第2ワイヤーハーネス102が接続筐体14aと干渉することがない。これにより、例えば、第1クランプ10において接続筐体14aが設けられる位置は、ある特定の位置に限定されずに、様々設定され得る。
したがって、第1クランプ10において、上記の各条件の下で接続筐体14aがいずれの位置に設けられたとしても、第2クランプ20が組み付けられたとき、第2ワイヤーハーネス102は、第1ワイヤーハーネス101に、より接近した位置に配索され得る。つまり、すでにパネル201側に支持された第1クランプ10に保持されている第1ワイヤーハーネス101に対して、第2ワイヤーハーネス102が車両内で占有するスペースをより小さくすることができる。その結果、第2ワイヤーハーネス102の後付けが制限されづらくなる。
以上のように、本実施形態によれば、車両内に後付けされる第2ワイヤーハーネス102をコンパクトに設置するのに有利なクランプ複合体1を提供することができる。
また、本実施形態では、第2クランプ20の接続板24aの方が、第1クランプ10の接続筐体14aよりもコンパクトな形状となる。そのため、第1クランプ10に第2クランプ20を組み付ける作業者の視点では、接続板24aの裏側に接続筐体14aが完全には隠れない。したがって、本実施形態によれば、作業者が第1クランプ10に第2クランプ20を組み付ける際の接続筐体14aの視認性が向上するので、作業者の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、接続筐体14aは、第1クランプ10側に設けられる。そのため、例えば、第1クランプ10に取り付けられている第1ワイヤーハーネス101から素線がはみ出ていたとしても、当該素線は、接続筐体14aに阻まれ、接続板24aが挿入される内部空間Sに進入しづらい。したがって、本実施形態によれば、作業者が第1クランプ10に第2クランプ20を組み付ける際に、第1接続部14と第2接続部24とで第1ワイヤーハーネス101の素線を噛み込むことを抑止しやすい。
更に、本実施形態では、接続板24aは、第2クランプ20において、第3方向で第2取付部22とは反対側に設けられる。そのため、例えば、第2クランプ20に取り付けられている第2ワイヤーハーネス102から素線がはみ出ていたとしても、当該素線は、接続筐体14aの内部空間Sに挿入される接続板24aの側に到達しづらい。したがって、本実施形態によれば、作業者が第1クランプ10に第2クランプ20を組み付ける際に、第1接続部14と第2接続部24とで第2ワイヤーハーネス102の素線を噛み込むことを抑止しやすい。
また、クランプ複合体1では、接続筐体14aは、内部空間Sに面する内壁14bにリブ14cを有してもよい。接続板24aは、接続筐体14aの内部空間Sに挿入されたときにリブ14cに係合する弾性爪部24dを有してもよい。
このクランプ複合体1によれば、第1接続部14に第2接続部24が接続された後、接続板24aの弾性爪部24dが接続筐体14aのリブ14cに係合するため、第1クランプ10からの第2クランプ20の脱落を抑止することができる。また、接続筐体14aの内部空間Sにリブ14cが存在することで、第1ワイヤーハーネス101又は第2ワイヤーハーネス102のいずれかの素線は、より内部空間Sに進入しづらくなるので、素線の噛み込みがより抑止されやすくなる。
また、クランプ複合体1では、接続筐体14aは、第1取付部12に取り付けられた第1ワイヤーハーネス101と第3方向で隣り合ってもよい。かつ、接続筐体14aは、第1ワイヤーハーネス101と隣り合う側とは反対側に第2取付部22が位置するように接続板24aを挿入させてもよい。
図6は、第1ワイヤーハーネス101及び第2ワイヤーハーネス102の延伸方向視によるクランプ複合体1の側面図である。
このクランプ複合体1によれば、第1クランプ10に第2クランプ20が組み合わされたとき、第1ワイヤーハーネス101と第2ワイヤーハーネス102とは、図6に示すような位置関係にある。すなわち、クランプ複合体1は、第1ワイヤーハーネス101と第2ワイヤーハーネス102とを、パネル201への結合部15の結合方向に相当する第1方向に対して垂直な第3方向で並ぶように配索させることができる。つまり、図中のZ方向に対応する第1方向を鉛直方向と想定した場合、第2ワイヤーハーネス102は、第1ワイヤーハーネス101に対して、第1方向に沿った上下方向ではなく、X方向に対応する第2方向に沿った横方向に配置されることになる。
また、このクランプ複合体1によれば、結合部15が結合されるパネル201の表面を基準とすると、第2ワイヤーハーネス102は、パネル201の表面に接近した位置に配索される。図6では、パネル201の表面から第2ワイヤーハーネス102の最底部が接触する第2バンド22aの内面22gまでの高さ寸法が、第1距離L1で表されている。したがって、クランプ複合体1は、第1距離L1を短く設定することができるので、第2ワイヤーハーネス102を車両内にコンパクトに設置するのに、より有利となる。
また、このクランプ複合体1によれば、第3方向で第1ワイヤーハーネス101と第2ワイヤーハーネス102との間に位置する第1接続部14及び第2接続部24は、上記説明したとおり、特に第2方向の厚みが薄いコンパクトな形状を有する。そのため、第1ワイヤーハーネス101と第2ワイヤーハーネス102とは、第3方向で互いに接近した状態で配索される。図6では、第1ワイヤーハーネス101と第2ワイヤーハーネス102との距離が、互いの中心軸同士を第3方向で結んだ第2距離L2で表されている。したがって、クランプ複合体1は、第2距離L2を短く設定することができるので、第2ワイヤーハーネス102を車両内にコンパクトに設置するのに、より有利となる。
更に、このクランプ複合体1によれば、作業者が第1クランプ10に第2クランプ20を組み付ける際に、第2クランプ20に取り付けられている第2ワイヤーハーネス102の裏側に接続筐体14aが隠れない。したがって、クランプ複合体1は、作業者が第1クランプ10に第2クランプ20を組み付ける際の接続筐体14aの視認性を向上させ、ひいては、作業者の作業性を向上させるのに、より有利となる。
また、クランプ複合体1では、第1取付部12及び第2取付部22は、それぞれ、一端が自由端であるバンドと、バンドの自由端を保持するバンド保持部とを有してもよい。
ここで、上記例示では、第1取付部12が有するバンドは、第1バンド12aであり、第1バンド12aの自由端を保持するバンド保持部は、第1バンド保持部12bである。一方、第2取付部22が有するバンドは、第2バンド22aであり、第2バンド22aの自由端を保持するバンド保持部は、第2バンド保持部22bである。
このクランプ複合体1によれば、作業者は、上記説明した手順により、第1ワイヤーハーネス101又は第2ワイヤーハーネス102を、容易に第1取付部12又は第2取付部22に取り付けることができる。
また、クランプ複合体1では、接続筐体14aは、第2方向で第1取付部12から離れて位置してもよい。
特に、第1取付部12及び第2取付部22が第1バンド12a又は第2バンド22aを用いるものである場合、第1バンド12a又は第2バンド22aに余剰部分が生じ得る。これに対して、このクランプ複合体1によれば、第1取付部12と接続筐体14aとは、図1に示すように、第1クランプ10においてY方向に対応する第2方向でずれて配置される。したがって、本実施形態の例によれば、第1バンド保持部12bを貫通してきた第1バンド12aの余剰部分が第2クランプ20と干渉しないようにすることができる。
更に、クランプ複合体1では、第1ワイヤーハーネス101は、車両の製造時に搭載された車載済みワイヤーハーネスであってもよく、第2ワイヤーハーネス102は、車両の製造後に後付けされる後付けワイヤーハーネスであってもよい。
車載済みワイヤーハーネスとしての第1ワイヤーハーネス101は、予め第1クランプ10に取り付けられた後、車両製造工場において車両内に配索され得る。一方、後付けワイヤーハーネスとしての第2ワイヤーハーネス102は、すでに製造が完了している車両に対して追加で設置される場合、配索作業に慣れている作業者によって配索されるとは限らない。これに対して、このクランプ複合体1によれば、車両の製造後、たとえ配索作業に慣れていない作業者であっても、第2ワイヤーハーネス102を容易に配索させることができる。
(第2実施形態)
第1実施形態に係るクランプ複合体1では、Z方向が鉛直方向であるとすると、第2ワイヤーハーネス102は、車載済みの第1ワイヤーハーネス101に対してX方向すなわち横方向で並ぶように保持される。これに対して、第2実施形態に係るクランプ複合体2では、第2ワイヤーハーネス102は、第1ワイヤーハーネス101に対してZ方向すなわち上下方向で並ぶように保持される。
図7は、第1ワイヤーハーネス101及び第2ワイヤーハーネス102の延伸方向視によるクランプ複合体2の側面図である。なお、クランプ複合体2では、第1実施形態に係るクランプ複合体1と同一構成の部分には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
クランプ複合体2は、第1ワイヤーハーネス101を保持する第1クランプ30と、第2ワイヤーハーネス102を保持する第2クランプ20とを含む。すなわち、第2クランプ20については、第1実施形態と同一である。
第1クランプ30は、第1実施形態における第1クランプ10の第1接続部14に代わる第1接続部34を有する。第1接続部34は、第1実施形態における接続筐体14aに代わる接続筐体34aで構成される。なお、第1クランプ30では、第1接続部34以外の構成については、第1実施形態における第1クランプ10の構成と同一である。
接続筐体34aと接続筐体14aとでは、以下の二点が異なる。第一に、接続筐体34aのZ方向の長さは、接続筐体14aのZ方向の長さよりも長い。この場合、接続筐体34aの先端部のみ、接続筐体14aと同一の形状を有する。ただし、第二に、接続筐体34aでは、少なくとも、Z方向で第1台座11から最も離れた部位と、X方向で第1ワイヤーハーネス101と対向する側とは同じ側の部位とに、内部空間Sを外部に開放する開口部14eが設けられる。つまり、接続筐体34aの内部空間Sに接続板24aが挿入されたとき、第2ワイヤーハーネス102は、第1ワイヤーハーネス101よりもパネル201から離れた位置で、Z方向で第1ワイヤーハーネス101と並ぶことになる。
このように、クランプ複合体2では、接続筐体34aは、第1取付部12に取り付けられた第1ワイヤーハーネス101と第3方向で隣り合う位置から第1方向とは反対方向に延伸してもよい。かつ、接続筐体34aは、第1方向とは反対方向で第2取付部22が第1取付部12から離れて位置するように接続板24aを挿入させてもよい。
ここで、第1方向はZ方向に相当し、第3方向はX方向に相当する。
このクランプ複合体2によれば、まず、第2ワイヤーハーネス102を第1ワイヤーハーネス101に対して第1方向で並ぶように保持することができる。また、接続筐体34aのZ方向の長さを予め調整することで、第1ワイヤーハーネス101に対して第2ワイヤーハーネス102をより接近させることができる。図7では、パネル202の表面から第2ワイヤーハーネス102の最底部が接触する第2バンド22aの内面22gまでの高さ寸法が、第3距離L3で表されている。また、図7では、第1ワイヤーハーネス101と第2ワイヤーハーネス102との距離が、互いの中心軸同士を第1方向で結んだ第4距離L4で表されている。したがって、クランプ複合体2は、第3距離L3を短く設定し、それに伴って第4距離を短く設定することができるので、第2ワイヤーハーネス102を車両内にコンパクトに設置するのに、より有利となる。
また、クランプ複合体2でも、接続筐体34aは、第2方向で第1取付部12から離れて位置してもよい。
このクランプ複合体2によれば、第1取付部12と接続筐体34aとは、図1の例示と同様に、第1クランプ10においてY方向に対応する第2方向でずれて配置される。そのため、接続筐体34aのZ方向の長さが比較的短く設定されたとしても、第1接続部34に接続されている第2接続部24自体が第1取付部12と干渉することはない。したがって、第1接続部34に第2接続部24が接続されたとき、第2バンド保持部22bが第1ワイヤーハーネス101と干渉しない程度であれば、第1ワイヤーハーネス101に対して第2ワイヤーハーネス102をより接近させることができる。
(第3実施形態)
上記の各実施形態に係るクランプ複合体1及びクランプ複合体2では、第1バンド12a又は第2バンド22aを用いて第1ワイヤーハーネス101及び第2ワイヤーハーネス102が取り付けられる。これに対して、第3実施形態に係るクランプ複合体3では、第1ワイヤーハーネス101及び第2ワイヤーハーネス102は、別途準備されるテープを用いて取り付けられる。
図8は、クランプ複合体3の斜視図である。クランプ複合体3は、クランプ複合体1等と同様に、自動車等の車両に設置され、車両の内部に配索されるワイヤーハーネスを保持する。以下、本実施形態においても、クランプ複合体3は、第1ワイヤーハーネス101と第2ワイヤーハーネス102との互いに異なる二つのワイヤーハーネスを保持し得るものとする。なお、図8及び以下の図13では、各ワイヤーハーネスが二点鎖線で概略的に示されている。
クランプ複合体3は、第1ワイヤーハーネス101を保持する第1クランプ40と、第2ワイヤーハーネス102を保持する第2クランプ50とを含む。第1クランプ40及び第2クランプ50の材質は、それぞれ、例えば樹脂材である。また、第1クランプ40は、車両の内部にあるボディパネル等のパネル203(図13参照)に支持される。そこで、以下の各図では、第1実施形態等と同様に、第1クランプ40がパネル203に設置される方向をZ方向と規定しつつ、併せて、X方向及びY方向を規定する。
図9は、第1クランプ40の斜視図である。図10は、図9とは別角度から見た第1クランプ40の斜視図である。図9及び図10に示す第1クランプ40は、パネル203に支持される前で、かつ、第1ワイヤーハーネス101を保持する前の状態にある。
第1クランプ40は、第1取付部41と、第1接続部42と、結合部43とを有する。
第1取付部41は、第1ワイヤーハーネス101を取り付ける。本実施形態では、第1取付部41は、第1ワイヤーハーネス101と接触する第1接触面41aを含み、第1ワイヤーハーネス101の延伸方向とおおよそ沿った方向を長手方向とする平板部である。本実施形態では、第1接触面41aは、XY平面と平行である。
また、第1取付部41は、X方向で、第1接続部42が連接される側とは反対側に、第1壁部41bが設けられていてもよい。第1壁部41bは、第1接触面41aとは垂直なYZ平面を主平面とする。第1壁部41bの一方の主平面は、第1接触面41aと緩やかに連続してもよい。第1壁部41bの他方の主平面は、第1接触面41aの裏側に位置する第1表面41fと緩やかに連続してもよい。また、第1壁部41bでは、Y方向での中央領域のみ、その他の領域よりも第1接触面41aからの高さが高く設定される第1高壁部41eとなっていてもよい。更に、第1取付部41は、Y方向の両端に、第1表面41fからY方向とは垂直となる方向に突出する第1突出部41cを有してもよい。
更に、第1取付部41は、X方向で第1高壁部41eが設けられる側とは反対側に、第1接触面41aと連続する表面を有する第1突出壁41dを有する。第1突出壁41dのY方向の幅は、第1高壁部41eのY方向の幅、及び、第1接続部42の接続筐体42aのY方向の幅とおおよそ合う。
第1接続部42は、第1クランプ40に第2クランプ50を組み付ける際に、第2クランプ50の第2接続部52と接続される。第1接続部42は、接続筐体42aを含む。
接続筐体42aは、第1突出壁41dからZ方向に延伸するように設けられ、一部が外部に開放される内部空間S1を有する。接続筐体42aのX方向の幅は、内部空間S1に少なくとも一部が収容される第2クランプ50の接続板52a(図12参照)の板厚に応じて設定される。一方、接続筐体42aのY方向の幅は、接続板52aのY方向の幅に応じて設定される。そのため、接続筐体42aのX方向の幅は、接続筐体42aのY方向の幅よりも薄い。
ここで、本実施形態では、パネル203は、Y方向に延伸し、かつ、XZ平面で切断した表面部分の断面が半円状となる形状を有する。この場合、Z方向が鉛直方向であるとすると、パネル203の最上部に結合穴203aが形成され、接続筐体42aは、パネル203の最上部よりも下部の一部とX方向で隣り合う(図13参照)。
また、接続筐体42aは、第1接続部42と第2接続部52との接続時には、パネル203とX方向で隣り合う側とは反対側に第2取付部51が位置するように、接続板52aを挿入させる。そこで、接続筐体42aでは、少なくとも、Z方向で第1突出壁41dに最も近い部位と、X方向でパネル203と対向する側とは反対側の部位とに、内部空間S1を外部に開放する開口部42eが設けられる。
更に、接続筐体42aは、内部空間S1に面する内壁42bに、Y方向を延伸方向とするリブ42cを有する。内壁42bは、X方向でパネル203と対向する側の壁部の内壁に相当する。また、内壁42bには、例えば、リブ42cの両端からそれぞれZ方向に沿って延伸する二つのガイドリブ42dが設けられていてもよい。
結合部43は、車両のパネル203に結合される。結合部43は、Z方向に突出する結合軸43aを有する。結合軸43aは、結合部43の結合時に、パネル203に予め形成されている結合穴203aに挿入される。また、結合軸43aは、Y方向に対しておおよそ垂直となる両側面部に、それぞれ弾性爪43bを有する。なお、結合部43は、結合軸43aに加えて、結合軸43aを基準として互いに対称に設置される二つの結合爪43cを有してもよい。結合軸43aが結合穴203aに挿入されると、二つの弾性爪43bは、弾性変形しつつ結合穴203aを通過し、通過した後に形状を復元させる。これにより、パネル203が弾性爪43bと第1取付部41とに挟み込まれるので、結合部43がパネル203に結合され、第1クランプ40がパネル203に支持される。
図11は、第2クランプ50の斜視図である。図12は、図11とは別角度から見た第2クランプ50の斜視図である。図11及び図12に示す第2クランプ50は、第2ワイヤーハーネス102を保持する前で、かつ、第1クランプ40に組み合わされる前の状態にある。
第2クランプ50は、第2取付部51と、第2接続部52とを有する。
第2取付部51は、第2ワイヤーハーネス102を取り付ける。本実施形態では、第2取付部51は、第2ワイヤーハーネス102と接触する第2接触面51aを含み、第2ワイヤーハーネス102の延伸方向とおおよそ沿った方向を長手方向とする平板部である。本実施形態では、第2接触面51aは、YZ平面と平行である。
また、第2取付部51は、第1接続部42に第2接続部52が接続されたとき、Z方向で、第1取付部41の第1突出壁41dに最も近い側に、第2壁部51bが設けられていてもよい。第2壁部51bは、第2接触面51aとは垂直なXY平面を主平面とする。第2壁部51bの一方の主平面は、第2接触面51aと緩やかに連続してもよい。第2壁部51bの他方の主平面は、第2接触面51aの裏側に位置する第2表面51fと緩やかに連続してもよい。また、第2壁部51bでは、Y方向での中央領域のみ、その他の領域よりも第2接触面51aからの高さが高く設定される第2高壁部51eとなっていてもよい。更に、第2取付部51は、Y方向の両端に、第2表面51fからY方向とは垂直となる方向に突出する第2突出部51cを有してもよい。
更に、第2取付部51は、Z方向で第2高壁部51eが設けられる側とは反対側に、第2接触面51aと連続する表面を有する第2突出壁51dを有する。第2突出壁51dのY方向の幅は、第2高壁部51eのY方向の幅とおおよそ合う。
第2接続部52は、第1クランプ40に第2クランプ50を組み付ける際に、第1クランプ40の第1接続部42と接続される。第2接続部52は、接続板52aを含む。
接続板52aは、第2取付部51が設けられる側とはX方向で反対側に設けられ、第2取付部51と平行な平板状部である。接続板52aのZ方向の最奥側は、連結壁52bを介して第2取付部51と接続される。なお、接続板52aは、更なる剛性の確保を兼ねて、連結壁52bとは別の補強壁52fを介して第2取付部51に接続されてもよい。第1接続部42と第2接続部52との接続時には、接続板52aは、Z方向の先端側から接続筐体42aの開口部42eを通じて内部空間S1に挿入される。
また、接続板52aは、X方向とは反対側に突出し、接続筐体42aの内部空間S1に挿入されたときにリブ42cに係合する弾性爪部52dを有する。弾性爪部52dがリブ42cに係合することで、接続筐体42aからの接続板52aの抜けが抑止される。また、接続板52aには、例えば、X方向とは反対方向に突出し、かつ、接続筐体42aに設けられている二つのガイドリブ42dを互いに挟み込むようにそれぞれZ方向に沿って延伸する二つのガイドリブ52eが設けられていてもよい。接続板52aの挿入時には、接続板52a側の二つのガイドリブ52eが接続筐体42a側のガイドリブ42dと接触し、接続板52aが適切な挿入方向に案内されるので、第1クランプ40に対する第2クランプ50の組み付け容易性が向上する。
次に、クランプ複合体3の作用について説明する。
車両の製造時、第1ワイヤーハーネス101は、標準仕様として車両の内部のパネル203に配索される。このとき、第1ワイヤーハーネス101は、パネル203に結合部43を介して支持された第1クランプ40により保持される。
まず、予め第1ワイヤーハーネス101が準備され、第1ワイヤーハーネス101の所定の位置に第1クランプ40が設置される。ここで、第1ワイヤーハーネス101への第1クランプ40の設置は、第1ワイヤーハーネス101の製造工程で併せて実施されてもよい。例えばワイヤーハーネスの製造に携わる作業者は、第1ワイヤーハーネス101を第1取付部41の第1接触面41aに接触させた後、別途準備されるテープを、第1ワイヤーハーネス101と第1取付部41とが一体となるように巻き付ける。このとき、テープは、第1ワイヤーハーネス101の外周面上の一部と、第1取付部41の第1表面41f上に巻き付けられる。ここで、第1取付部41には、第1突出部41cと第1高壁部41eとが設けられているので、巻き付け後のテープの位置ずれが抑止される。これにより、第1クランプ40による第1ワイヤーハーネス101の取り付けが完了する。なお、一つの第1ワイヤーハーネス101には、予め決定されているパネル203に対する配索位置に基づいて、それぞれ間隔を置いて複数の第1クランプ40が設置されてもよい。
そして、車両の製造に携わる作業者は、第1クランプ40を設置した第1ワイヤーハーネス101を入手し、第1クランプ40の結合部43をパネル203の結合穴203aに結合させることで、第1ワイヤーハーネス101の配索作業を完了させる。
ここで、すでに製造が完了している車両に対して、例えば、オプションとしての電子機器等を設置するに伴って、新たな第2ワイヤーハーネス102の設置が要求される場合がある。この場合、第2ワイヤーハーネス102は、第2クランプ50により保持される。なお、ここでも、第2ワイヤーハーネス102への第2クランプ50の設置は、第2ワイヤーハーネス102の製造工程で併せて実施されてもよい。
まず、例えばワイヤーハーネスの製造に携わる作業者は、第2ワイヤーハーネス102を第2取付部51の第2接触面51aに接触させた後、別途準備されるテープを、第2ワイヤーハーネス102と第2取付部51とが一体となるように巻き付ける。このとき、テープは、第2ワイヤーハーネス102の外周面上の一部と、第2取付部51の第2表面51f上に巻き付けられる。ここで、第2取付部51には、第2突出部51cと第2高壁部51eとが設けられているので、巻き付け後のテープの位置ずれが抑止される。これにより、第2クランプ50による第2ワイヤーハーネス102の取り付けが完了する。
次に、電子機器等の設置に携わる作業者は、第2クランプ50を設置した第2ワイヤーハーネス102を入手し、第2クランプ50の第2接続部52を、すでにパネル203に支持されている第1クランプ40の第1接続部42に接続させる。まず、作業者は、第2クランプ50における接続板52aを、第1クランプ40における接続筐体42aの内部空間S1に挿入させる。そして、接続板52aが挿入の限界位置まで達すると、接続板52aに設けられている弾性爪部52dが、接続筐体42aに設けられているリブ42cに係合することで、第1接続部42に対する第2接続部52の接続が完了する。つまり、第1クランプ40に対する第2クランプ50の組み付け作業が完了する。
なお、作業者は、第2クランプ50の組み付け作業が完了した後に、接続板52aにおいて弾性爪部52dと連続する先端面52cを押圧操作することで、リブ42cに対する弾性爪部52dの係合を解除させることができる。そして、作業者は、弾性爪部52dの係合を解除させた状態で接続板52aを接続筐体42aから引き抜くことで、容易に第2クランプ50を第1クランプ40から取り外すことができる。
次に、クランプ複合体3の効果について説明する。
クランプ複合体3では、接続筐体42aは、結合部43と第3方向で隣り合い、かつ、結合部43と隣り合う側とは反対側に第2取付部51が位置するように接続板52aを挿入させてもよい。
ここで、第3方向はX方向に相当する。
図13は、第1ワイヤーハーネス101及び第2ワイヤーハーネス102の延伸方向視によるクランプ複合体3の側面図である。
このクランプ複合体3によれば、クランプ複合体1等と同様に、車両のパネル203に支持される第1クランプ40側の第1接続部42が接続筐体42aで構成される。一方、第1クランプ40に追加で取り付けられる第2クランプ50側の第2接続部52が接続板52aで構成される。そして、接続筐体42aの構成は、クランプ複合体1における接続筐体14aと同様であり、接続板52aの構成は、クランプ複合体1における接続板24aと同様である。
一方、このクランプ複合体3によれば、結合部43が結合されるパネル203の表面を基準とすると、第2ワイヤーハーネス102は、パネル203の表面に接近した位置に配索される。図13では、パネル203の表面から第2ワイヤーハーネス102と接触する第2接触面51aまでの寸法が、第5距離L5で表されている。したがって、クランプ複合体3は、第5距離L5を短く設定することができるので、第2ワイヤーハーネス102を車両内にコンパクトに設置するのに、より有利となる。
また、このクランプ複合体3によれば、第1ワイヤーハーネス101と第2ワイヤーハーネス102との間におおよそ位置する第1接続部42及び第2接続部52は、第1実施形態において説明したとおり、特に第2方向の厚みが薄いコンパクトな形状を有する。そのため、第1ワイヤーハーネス101と第2ワイヤーハーネス102とは、互いに接近した状態で配索される。図13では、第1ワイヤーハーネス101と第2ワイヤーハーネス102との距離が、互いの中心軸同士を結んだ第6距離L6で表されている。したがって、クランプ複合体3は、第6距離L6を短く設定することができるので、第2ワイヤーハーネス102を車両内にコンパクトに設置するのに、より有利となる。
したがって、第1実施形態と同様に、車両内に後付けされる第2ワイヤーハーネス102をコンパクトに設置するのに有利なクランプ複合体3を提供することができる。
また、本実施形態においても、第1クランプ40に第2クランプ50を組み付ける作業者の視点では、接続板52aの裏側に接続筐体42aが完全には隠れないので、作業者による接続筐体14aの視認性を向上させることができる。更に、第1ワイヤーハーネス101又は第2ワイヤーハーネス102の素線が噛み込まれることを抑止しやすい点も、第1実施形態と同様である。
また、クランプ複合体3では、第1取付部41及び第2取付部51は、それぞれ、第1ワイヤーハーネス101又は第2ワイヤーハーネス102の側面と第2方向に沿って接触する接触面を有する取付板であってもよい。
ここで、上記例示では、第1取付部41は、第1ワイヤーハーネス101の側面と第2方向に沿って接触する第1接触面41aを有する取付板である。一方、第2取付部51は、第2ワイヤーハーネス102の側面と第2方向に沿って接触する第2接触面51aを有する取付板である。
このクランプ複合体3によれば、作業者は、別途準備されるテープを用いることで、第1取付部41又は第2取付部51に対して第1ワイヤーハーネス101又は第2ワイヤーハーネス102を巻き付けて取り付けることができる。
なお、上記説明では、第1実施形態に係るクランプ複合体1、及び、第2実施形態に係るクランプ複合体2において、第1ワイヤーハーネス101等が第1バンド12a等を用いて取り付けられるものとした。一方、第3実施形態に係るクランプ複合体3において、第1ワイヤーハーネス101等が、別途準備されるテープを用いて取り付けられるものとした。しかし、これらの各実施形態は、各々一例である。例えば、クランプ複合体1又はクランプ複合体2において、第1ワイヤーハーネス101等が、別途準備されるテープを用いて取り付けられるものとしてもよい。一方、クランプ複合体3において、第1ワイヤーハーネス101等がバンドを用いて取り付けられるものとしてもよい。
以上、各実施形態を説明したが、実施形態はこれらに限定されるものではなく、実施形態の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
1,2,3 クランプ複合体
10,30,40 第1クランプ
12,41 第1取付部
12a 第1バンド
12b 第1バンド保持部
14,42 第1接続部
14a,34a,42a 接続筐体
14b,42b 内壁
14c,42c リブ
15,43 結合部
20,50 第2クランプ
22,51 第2取付部
22a 第2バンド
22b 第2バンド保持部
24,52 第2接続部
24a,52a 接続板
24d,52d 弾性爪部
41a 第1接触面
51a 第2接触面
101 第1ワイヤーハーネス
102 第2ワイヤーハーネス
201,202,203 パネル
S,S1 内部空間

Claims (9)

  1. 第1ワイヤーハーネスを保持する第1クランプと、
    第2ワイヤーハーネスを保持する第2クランプと、を含み、
    前記第1クランプは、
    車両のパネルに結合される結合部と、
    前記第1ワイヤーハーネスを取り付ける第1取付部と、
    一部が外部に開放される内部空間を有する接続筐体を含む第1接続部と、を有し、
    前記第2クランプは、
    前記第2ワイヤーハーネスを取り付ける第2取付部と、
    前記結合部の結合方向に沿った第1方向と、前記第2ワイヤーハーネスの被取付時の延伸方向に沿った第2方向とに平行な接続板を含む第2接続部と、を有し、
    前記接続板は、前記第1方向と前記第2方向とに対して垂直な第3方向で、前記第2取付部に前記第2ワイヤーハーネスが取り付けられる側とは反対側に設けられ、
    前記第2接続部は、前記接続板が前記第1方向で前記接続筐体の前記内部空間に挿入されることで、前記第1接続部に接続される、クランプ複合体。
  2. 前記接続筐体は、前記内部空間に面する内壁にリブを有し、
    前記接続板は、前記接続筐体の前記内部空間に挿入されたときに前記リブに係合する弾性爪部を有する、請求項1に記載のクランプ複合体。
  3. 前記接続筐体は、前記第1取付部に取り付けられた前記第1ワイヤーハーネスと前記第3方向で隣り合い、かつ、前記第1ワイヤーハーネスと隣り合う側とは反対側に前記第2取付部が位置するように前記接続板を挿入させる、請求項1又は2に記載のクランプ複合体。
  4. 前記接続筐体は、前記第1取付部に取り付けられた前記第1ワイヤーハーネスと前記第3方向で隣り合う位置から前記第1方向とは反対方向に延伸し、かつ、前記第1方向とは反対方向で前記第2取付部が前記第1取付部から離れて位置するように前記接続板を挿入させる、請求項1又は2に記載のクランプ複合体。
  5. 前記接続筐体は、前記結合部と前記第3方向で隣り合い、かつ、前記結合部と隣り合う側とは反対側に前記第2取付部が位置するように前記接続板を挿入させる、請求項1又は2に記載のクランプ複合体。
  6. 前記第1取付部及び前記第2取付部は、それぞれ、
    一端が自由端であるバンドと、
    前記バンドの前記自由端を保持するバンド保持部と、を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載のクランプ複合体。
  7. 前記接続筐体は、前記第2方向で前記第1取付部から離れて位置する、請求項6に記載のクランプ複合体。
  8. 前記第1取付部及び前記第2取付部は、それぞれ、前記第1ワイヤーハーネス又は前記第2ワイヤーハーネスの側面と前記第2方向に沿って接触する接触面を有する取付板である、請求項1から5のいずれか一項に記載のクランプ複合体。
  9. 前記第1ワイヤーハーネスは、前記車両の製造時に搭載された車載済みワイヤーハーネスであり、
    前記第2ワイヤーハーネスは、前記車両の製造後に後付けされる後付けワイヤーハーネスである、請求項1から8のいずれか一項に記載のクランプ複合体。
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