JP2021049216A - 空気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯水容器から溢れた水が、本体ケース外に漏れることを抑制できる空気浄化装置を提供することを目的とする。【解決手段】吸気口9と吹出口10とを有する本体ケース2と、本体ケース2内に設けられ水を貯水する貯水容器16と、水を電気分解する電解ユニット19と、貯水容器16内の水を保水する気液接触部分18と、気液接触部分18に空気を送風する送風機4と、貯水容器16に水を供給する給水部7と、給水部7と水道管33とを連通する配管部6と、給水部7の流路または配管部6の流路を開閉する第1開閉弁34と、貯水容器16に残留するスケールを含む電解水を汲み上げるポンプ42と、ポンプ42で汲み上げた電解水を貯留する排水用容器40と、送風機4と第1開閉弁34とポンプ42とを制御する制御部13と、を備え、排水用容器40は、貯水容器16から溢れる水を貯水することを特徴とする空気浄化装置。【選択図】図6

Description

本発明は、水道管と接続されて使用する空気浄化装置に関する。
従来のこの種の空気浄化装置の構成は、以下のようになっていた。
すなわち、吸気口と吹出口とを有する本体ケースと、本体ケース内に設けられ水を貯水する貯水容器と、水を電気分解する電極と、貯水容器内の水を保水する気液接触部分と、気液接触部分に空気を送風する送風機と、貯水容器に水を供給する給水部と、貯水容器に残留するスケールを含む電解水を汲み上げるポンプと、ポンプで汲み上げた電解水を貯留する排水タンクと、送風機とポンプとを制御する制御部と、を備えていた。
特開2004−85078号公報
このような従来例の空気浄化装置は、自動給水にするために、給水部を水道管と直結し、電磁弁等を用いて給水すると、電磁弁の不具合で給水が完全に止まらずに、貯水容器から水が溢れるという課題があった。
そして、この目的を達成するために本発明は、吸気口と吹出口とを有する本体ケースと、前記本体ケース内に設けられ水を貯水する貯水容器と、前記水を電気分解する電解ユニットと、前記貯水容器内の水を保水する気液接触部分と、前記気液接触部分に空気を送風する送風機と、前記貯水容器に水を供給する給水部と、前記給水部と水道管とを連通する配管部と、前記給水部の流路または前記配管部の流路を開閉する第1開閉弁と、前記貯水容器に残留するスケールを含む電解水を汲み上げるポンプと、前記ポンプで汲み上げた前記電解水を貯留する排水用容器と、前記送風機と前記第1開閉弁と前記ポンプとを制御する制御部と、を備え、前記排水用容器は、前記貯水容器から溢れる水を貯水することを特徴としたものであり、これらの手段により、初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、貯水容器から溢れた水が、本体ケース外に漏れることを抑制できる空気浄化装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1の空気浄化装置の斜視図 同空気浄化装置の斜視図 同空気浄化装置の断面図 同空気浄化装置の貯水容器の斜視図 同空気浄化装置のフィルターとフィルター枠の斜視図 同空気浄化装置の貯水容器とフィルターとフィルター枠を示す図 同空気浄化装置の供給ユニットが確認できる断面図 同空気浄化装置の漏水検知部周辺の断面を斜め上から見た図
(実施の形態1)
図1、図2は、本発明の実施の形態1の空気浄化装置の斜視図である。なお、図1は、空気浄化装置を前面側から見た図である。図2は、パネルを開いた空気浄化装置を前面側から見た図である。図3は、空気浄化装置を右側から見た断面図である。
以下、空気浄化装置の詳細な構成について説明する。図1から図3に示すように、本実施の形態の空気浄化装置1は、本体ケース2と、空気浄化部3と、送風機4と、配管ケース5と、配管部6と、給水部7と、排水貯水部8とを備える。
本体ケース2は、略箱形状であり、本体ケース2には、吸気口9と、吹出口10と、パネル11とが設けられている。
吸気口9は、本体ケース2の両側面に設けられている。吹出口10は、開閉式であって、本体ケース2の天面における背面側に設けられている。なお、図1、図2では、吹出口10は閉じた状態である。本体ケース2の天面における前面側には、操作部12が設けられている。操作部12の下方には、空気浄化部3と、送風機4と、排水貯水部8と、を制御する制御部13を備えている。
本体ケース2の右側面には、開閉可能なパネル11が設けられている。パネル11における本体ケース2の前面側には、吸気口9の一つを備えている。
パネル11を開くと、本体ケース2内には、空洞部14が設けられている。空洞部14は、本体ケース2における右側面の縦長四角形状の開口15から、本体ケース2における左側へ水平方向に延びた穴である。空洞部14内には、空気浄化部3が設けられている。空気浄化部3は、空洞部14内から本体ケース2外へ取り出すことが出来る。
空気浄化部3は、貯水容器16と、気液接触部分18と、電解ユニット19とを備えている。
貯水容器16は、天面に開口が設けられた略箱形状をしており、水を貯水できる構造となっている。貯水容器16は、本体ケース2の下部に配置されており、空洞部14から水平方向にスライドして着脱可能となっている。貯水容器16は、給水部7から供給される水を貯水する。
図4、図5、図6に示すように、貯水容器16は、第1の貯水区画20と、第2の貯水区画21と、仕切り板22と、連通孔23とを有している。
第1の貯水区画20は、電解ユニット19が配置された区画である。図4では、右側の区画である。第1の貯水区画20内には、給水部7から水が供給される。
第2の貯水区画21は、気液接触部分18の一部である後述するフィルター24とフィルター枠25とが配置された区画である。図4では、左側の区画である。
仕切り板22は、第1の貯水区画20と第2の貯水区画21とを仕切る板である。仕切り板22は、貯水容器16の底面から上方に延び、仕切り板22の上端は、水面より上方に配置されている。
連通孔23は、横長の開口であり、仕切り板22の下端に配置されている。連通孔23は、第1の貯水区画20と第2の貯水区画21とを連通する。第1の貯水区画20の水は、連通孔23を介して、第2の貯水区画21へ流れ込む。なお、第1の貯水区画20の底面と、第2の貯水区画21の底面とは、同一面上に配置されている。
図4は、本発明の実施の形態1の貯水容器の斜視図である。図5は、本発明の実施の形態1のフィルターとフィルター枠の斜視図である。
図4、図5に示すように、気液接触部分18は、貯水容器16に貯水された水と、送風機4によって本体ケース2内に吸込まれた室内空気とを接触させる部材である。気液接触部分18は、フィルター24と、フィルター枠25と、駆動部(図示せず)とを有している。
フィルター24は、保水性を有し、円筒状に構成され、円周部分に空気が流通可能な孔が設けられた構成である。フィルター24は、フィルター24の一端が貯水容器16の水に浸漬するように、フィルター枠25に装着されている。
フィルター枠25は、貯水容器16に設けられた軸受け部26に回転支持されている。フィルター24とフィルター枠25とは、駆動部によって回転する構造となっている。
図6は、本発明の実施の形態1の貯水容器とフィルターとフィルター枠と電解ユニットとを示す図である。フィルター枠は、貯水容器に装着されている。
電解ユニット19は、本体ケース2に上下方向に移動可能に設けられている。図6は、電解ユニット19は、下方に移動された状態である。この状態で、電解ユニット19の下部が、貯水容器16内の水に浸漬する。電解ユニット19は、第1の電極(図示せず)と、第2の電極(図示せず)とを有する。貯水容器16を、本体ケース2の下部の空洞部14に装着し、電解ユニット19を下方に移動させると、第1の電極と第2の電極とを貯水容器16内に浸らせた状態となる(図3参照)。第1の電極と第2の電極とを貯水容器16内に浸らせた状態で第1の電極と第2の電極に電圧を印加すると、使用者によって投入された電解促進溶剤(図示せず)が入った貯水容器16内の水を電気化学的に処理するものである。なお、電解促進溶剤の一例は、塩化ナトリウムであり、電解ユニット19によって、塩化ナトリウム水溶液から次亜塩素酸が発生する。また、電解ユニット19は、本体ケース2から着脱可能な構成である。
送風機4は、図3に示すように、本体ケースの中央部に設けられ、モータ部27と、モータ部27により回転するファン部28と、それらを囲むスクロール形状のケーシング部29とを備えている。
モータ部27は、ケーシング部29に固定されている。
ファン部28は、シロッコファンで、モータ部27から水平方向に延びた回転軸(図示せず)に固定されている。モータ部27の回転軸は、本体ケース2の背面側から前面側に延びている。
ケーシング部29には、吐出口30と吸込口31とが設けられている。吐出口30は、ケーシング部29の本体ケース2における上面側に設けられている。また、吸込口31は、ケーシング部29の本体ケース2における背面側に設けられている。モータ部27によって、ファン部28が回転すると、ケーシング部29の吸込口31からケーシング部29内に空気が吸い込まれ、この吸い込まれた空気は、吐出口30からケーシング部29外へ送風される。
本体ケース2内には、吸気口9と吹出口10とを連通する風路32が設けられている。この風路32には、吸気口9から順に、空気浄化部3(貯水容器16、フィルター24)、送風機、吹出口が設けられている。
配管ケース5は、本体ケース2の背面から突出した縦長箱形状である。配管ケース5内には、配管部6を備えている。
配管部6は、水道管33の水が、給水部7へ送水できるように、水道管33と給水部7とを継げる配管である。水道管33の水が、配管部6と、給水部7とを介して、貯水容器16に供給される。給水部7は、配管部6から本体ケース2内に突出し、貯水容器16の上方に配置されている。
給水部7は、管形状であり、配管部6を介して、水道管33と連通している。給水部7の一方端側は、配管部6に連結され、水道管33から水道管33内の水が、配管部6を介して、給水部7の一方側から給水部内に流れ込む。給水部7内に流れ込んだ水は、給水部7の他方端側から貯水容器16に滴下する。
また、配管部6には、第1開閉弁34と、第2開閉弁35とを設けている。
第1開閉弁34は、給水部7内の水を止めたり、流したりする構造である。第1開閉弁34は、開閉する弁機構を備えている。第1開閉弁34の一例は、電磁弁である。この弁機構は、電磁弁に所定の電流が流れると弁機構が開き、電磁弁へ電流が流れないと弁機構が閉じる構成である。電磁弁に所定の電流が流れると弁機構が開き、給水部7内を水が流れ、電磁弁へ電流が流れないと弁機構が閉じ、給水部7内の水の流れが止まる。なお、第1開閉弁34は、給水部7に設けても良い。
第2開閉弁35は、給水部7内の水を止めたり、流したりする構造である。第2開閉弁35は、開閉する弁機構を備えている。第2開閉弁35の一例は、電動弁である。この弁機構は、電動弁に所定の電流が流れると弁機構が閉じたり、開いたりする。第2開閉弁35は、通電によって、給水部7内に水を流したり、止めたりする。なお、第2開閉弁35は、配管部6における第1開閉弁34より上流側に配置されている。
また、貯水容器16の第2の貯水区画21内と第2の貯水区画21の周囲には、第1検知部36と、第2検知部37と、第3検知部38とを有している。
第1検知部36は、貯水容器16に貯水される必要最大水量を検知する。第1検知部36は、浮力を有する第1フロート部分36aと、第1フロート部分36aの位置を検知する第1検知部分(図示せず)とで構成されている。第1フロート部分36aは、第2の貯水区画21内に配置され、第1検知部分は、第2の貯水区画の周囲である貯水容器16の外側である空洞部14に配置されている。第1フロート部分36aが、第1所定の高さまで浮動すると、第1検知部分は、第1フロート部分36aを検知し、制御部13に第1信号を送る。制御部13は、第1信号を受信すると、第1開閉弁34によって、給水部7から貯水容器16への給水を停止する。
第2検知部37は、貯水容器16に貯水される必要最小水量を検知する。第2検知部37は、浮力を有する第2フロート部分37aと、第2フロート部分37aの位置を検知する第2検知部分(図示せず)とで構成されている。第2フロート部分37aは、第2の貯水区画21内に配置され、第2検知部分は、第2の貯水区画21の周囲である貯水容器16の外側である空洞部14に配置されている。第2検知部分は、第2フロート部分37aが、第2所定の高さまで浮動すると、第2検知部分は、第2フロート部分37aを検知し、制御部13に第2信号を送る。制御部13は、第2信号を受信すると、第1開閉弁34によって、給水部から貯水容器への給水を開始する。
第3検知部38は、貯水容器16内の水が排水されたことを検知する。第3検知部38は、浮力を有する第3フロート部分38aと、第3フロート部分38aの位置を検知する第3検知部分(図示せず)とで構成されている。第3フロート部分38aは、第2の貯水区画21内に配置され、第3検知部分は、第2の貯水区画21の周囲である貯水容器16の外側である空洞部14に配置されている。第3検知部分は、第3フロート部分38aが、第3所定の高さまで移動すると、第3検知部分は、第3フロート部分38aを検知し、制御部13に第3信号を送る。
制御部13は、電解ユニット19と、気液接触部分18(駆動部)と、送風機4(モータ部27)と、第1開閉弁34と、第2開閉弁35と、を制御する。制御部13は、第1検知部分からの検知信号である第1信号を検知すると、給水部7からの給水を止め、第2検知部分からの検知信号である第2信号を検知すると、給水部7からの給水を開始する。
ここで、給水部7から貯水容器16へ給水する給水動作の一例について説明する。
制御部13は、操作部12の操作によって空気浄化装置1が動作すると、まず、第1開閉弁34と第2開閉弁35とを開き、水道管33と給水部7とを連通させ、水道管33内の水を、配管部6を介して、給水部7から貯水容器16に供給する。貯水容器16内に所定量の水が溜まり、貯水容器16の第1検知部36が所定の水位を検知すると、制御部13は、第1開閉弁34を閉じ、給水部7から貯水容器16への給水を停止する。
具体的には、第1検知部36は、貯水容器16に貯水される必要最大水量を検知する。第1検知部36は、浮力を有する第1フロート部分36aと、第1フロート部分36aの位置を検知する第1検知部分(図示せず)とで構成されている。第1フロート部分36aは、第2の貯水区画21内に配置され、第1検知部分は、第2の貯水区画21の周囲である貯水容器16の外側である空洞部14に配置されている。第1フロート部分36aが、所定の高さまで浮動すると、第1検知部分(図示せず)は、第1フロート部分36aを検知し、制御部13に第1信号を送る。制御部13は、第1信号を受信すると、給水部7の第1開閉弁34によって、給水部7から貯水容器16への給水を停止する。
次に、制御部13は、電解ユニット19である第1の電極と第2の電極に印加する電圧、気液接触部分18である駆動部(図示せず)の動作、送風機4であるファン部28の回転数などを制御する。送風機4のモータ部27によってファン部28が回転すると、吸気口9から本体ケース2内に入った外部の空気は、順に、空気浄化部3(貯水容器16、フィルター24)、送風機4、吹出口10を介して、本体ケース2から吹き出される。
次に、フィルター24に保水された空気が、気化することにより、貯水容器16内の水が減少する。このように、貯水容器16内の水が減少し、貯水容器16の第2検知部37が所定の水位を検知すると、制御部13は、第1開閉弁34を開き、給水部7から貯水容器16へ水を供給する。
具体的には、第2検知部37は、貯水容器16に貯水される必要最小水量を検知する。第2検知部37は、浮力を有する第2フロート部分37aと、第2フロート部分37aの位置を検知する第2検知部分(図示せず)とで構成されている。第2フロート部分37aは、第2の貯水区画21内に配置され、第2検知部分(図示せず)は、第2の貯水区画21の周囲である貯水容器16の外側である空洞部14に配置されている。第2フロート部分37aが、所定の高さより下がると、第2検知部分は、第2フロート部分37aを検知し、制御部13に第2信号を送る。制御部13は、第2信号を受信すると、給水部7の第1開閉弁34によって、給水部7から貯水容器16へ水を供給する。
最後に、制御部13は、貯水容器16内に所定量の水が溜まり、貯水容器16の第1検知部36が所定の水位を検知すると、第1開閉弁34を閉じ、給水部7から貯水容器16への給水を停止する。
排水貯水部8は、排水用容器40と、供給ユニット41と、を有している。
排水用容器40は、所定時間の間、電解ユニット19によって次亜塩素酸を発生させた後に、貯水容器16内に残った電解水を貯水する容器である。排水用容器40は、天面に開口が設けられた略箱形状をしており、水を貯水できる構造となっている。排水用容器40は、貯水容器16より下方で、本体ケース2の下部に配置されている。貯水容器16内に残った電解水は、供給ユニット41によって、排水用容器40に移動する。
供給ユニット41は、ポンプ42と、接続管43と、吐水部材44とを有している。
ポンプ42は、貯水容器16の水を汲み上げ、接続管43へ貯水容器16内の水を送る。ポンプ42は、貯水容器16内に配置され、接続管43の一方側端部に接続されている。
接続管43は、柔軟性を有する管である。接続管43は、一例としては、材質がシリコンのチューブである。接続管43の一方側端部はポンプ42に接続され、接続管43の他方側端部は吐水部材44に接続されている。接続管43は、ポンプ42から上方へ延び、吐水部材44に接続されている。
吐水部材44は、上下方向に延びた上下管水路45と、上下管水路45の上流側に左右方向に延びた左右管水路46とを有している。接続管43は、左右管水路46に接続されている。ポンプ42によって接続管43に送られた水は、吐水部材44の左右管水路46と、上下管水路45とを順次介して、排水用容器40に滴下する。
ここで、供給ユニット41が、貯水容器16内に残った電解水を、排水用容器40に移動させる動作の一例について説明する。
制御部13は、所定の時間間隔で、第1開閉弁34を閉じ、電解ユニット19への通電を停止した後、ポンプ42を作動させる。ポンプ42は貯水容器16の水を汲み上げ、汲み上げた水を接続管43へ送る。接続管43は、ポンプ42から上方へ延びているので、接続管43へ送られた水は接続管43内に溜まり、接続管43内の水面が徐々に上方へ移動する。次に、接続管43から溢れた水が、吐水部材44に流れ込む。接続管43から流れ込む水は、接続管43から左右管水路46を介して横方向に吹き出し、上下管水路45の内面に当たるように流れ込む。最後に、上下管水路45内を下方に流れ、上下管水路45の下端から排水用容器40に滴下する。なお、ポンプ42を作動している間は、制御部13は、第2信号を受信しても、給水部7の第1開閉弁34は開かない。
その後、第3検知部38は、貯水容器16内の水が排水されたことを検知すると、制御部13に第3信号を送る。制御部13は、第3信号を受けると、ポンプ42を停止させ、第1開閉弁34を開き、水道管33と給水部7とを連通させ、水道管33内の水を、配管部6を介して、給水部7から貯水容器16に供給する。
本実施形態における特徴は、排水用容器40は、貯水容器16から溢れる水を貯水する点である。具体的には、図7のように、貯水容器16は、貯水容器16から下方へ貯水容器16内の水を滴下させる貯水用滴下部47を有している。貯水用滴下部47は、貯水容器16の上端から下方に延びた切り欠きである。貯水容器16の貯水用滴下部47の下方には、滴下ガイド部48が配置されている。この滴下ガイド部48の下方には、排水用容器40が配置され、貯水用滴下部47より滴下した水は滴下ガイド部48を介して排水用容器40に滴下する。なお、貯水用滴下部47は、貯水容器16の上端より下方に配置されているので、貯水容器16内の水が増えても、貯水容器16内の水は貯水用滴下部47から溢れ滴下し、貯水用滴下部47の他から溢れ滴下することはない。
これにより、排水用容器40は、所定時間の間、電解ユニット19によって次亜塩素酸を発生させた後に、貯水容器16内に残った電解水を貯水するだけでなく、第1開閉弁34の不具合で給水が完全に止まらずに、貯水容器16から溢れた水が、本体ケース2外に漏れることを抑制する。
また、図8に示すように、排水用容器40に供給された所定の水量を検知する水検知部49と、配管部6の流路を開閉する第2開閉弁35と、を有している。制御部13は、水検知部49が所定の水量を検知すると、第2開閉弁35によって配管部6の流路を閉じる。
具体的には、排水用容器40は、排水用容器40から下方へ排水用容器40内の水を滴下させる排水用滴下部50を有している。
排水用滴下部50は、補助容器51と、滴下孔52と、詰まり防止筒53とを有している。
補助容器51は、排水用容器40の上部から横方向に突出した容器である。補助容器51は、天面と一側面とが開口した略箱形状をしており、排水用容器40内の水が増えると、排水用容器40から水が溢れる前に、排水用容器40内の水が開口した一側面側から補助容器51に流れ込む。補助容器51の底面には、滴下孔52を有している。
滴下孔52は、補助容器51の底面に設けた円形の孔である。孔の上部には、詰まり防止筒53が設けられている。
詰まり防止筒53は、中心軸が上下方向に延びた円筒形状であり、孔の開口縁から上方に延びている。詰まり防止筒53の上端部は、補助容器51の上端部より下方に配置されている。排水用容器40内の水が増えると、排水用容器40から水が溢れる前に、排水用容器40内の水が開口した一側面側から補助容器51に流れ込む。補助容器51に流れ込んだ水は、詰まり防止筒53の上端開口から詰まり防止筒53内に入り、滴下孔52を介して下方に滴下する。滴下孔52の下方には、水検知部49が配置されている。
水検知部49は、漏水貯水部54と漏水検知部55とを有している。
漏水貯水部54は、排水用容器40から漏れた水を貯水する容器である。漏水貯水部54は、天面が開口した略箱形状をしており、補助容器51の滴下孔52の下方に配置されている。漏水貯水部54内には、漏水貯水部54内に所定量の水が溜まると検知する漏水検知部55が配置されている。
これにより、制御部13は、水検知部49が所定の水量を検知すると、第2開閉弁35によって配管部6の流路を閉じるので、第1開閉弁34の不具合で給水が完全に止まらずに、貯水容器16から溢れた水が排水用容器40に滴下し、排水用容器40から水が溢れて、本体ケース2外に漏れることを抑制できる。
また、配管部6は、本体ケース2の背面から突出した配管ケース5内に配置され、排水用容器40は、配管部6から漏れる水を貯水する。具体的には、配管部6の下方には、配管部6から漏れる水を受け止める薄皿形状の漏水トレー56を有している。漏水トレー56は、漏水トレー56の底面に、漏水トレー56内の水を排水用容器に滴下させる孔57を有している。排水用容器40は、漏水トレー56の孔57の下方に配置されている。
これにより、排水用容器40は、所定時間の間、電解ユニット19によって次亜塩素酸を発生させた後に、貯水容器16内に残った電解水を貯水するだけでなく、配管部6の不具合で、配管部6から漏れた水が、本体ケース2外に漏れることを抑制できる。
本発明は、空間に浮遊する微生物を除去する空気浄化装置として適している。
1 空気浄化装置
2 本体ケース
3 空気浄化部
4 送風機
5 配管ケース
6 配管部
7 給水部
8 排水貯水部
9 吸気口
10 吹出口
11 パネル
12 操作部
13 制御部
14 空洞部
15 開口
16 貯水容器
18 気液接触部分
19 電解ユニット
20 第1の貯水区画
21 第2の貯水区画
22 仕切り板
23 連通孔
24 フィルター
25 フィルター枠
26 軸受け部
27 モータ部
28 ファン部
29 ケーシング部
30 吐出口
31 吸込口
32 風路
33 水道管
34 第1開閉弁
35 第2開閉弁
36 第1検知部
36a 第1フロート部分
37 第2検知部
37a 第2フロート部分
38 第3検知部
38a 第3フロート部分
40 排水用容器
41 供給ユニット
42 ポンプ
43 接続管
44 吐水部材
45 上下管水路
46 左右管水路
47 貯水用滴下部
48 滴下ガイド部
49 水検知部
50 排水用滴下部
51 補助容器
52 滴下孔
53 詰まり防止筒
54 漏水貯水部
55 漏水検知部
56 漏水トレー
57 孔

Claims (5)

  1. 吸気口と吹出口とを有する本体ケースと、
    前記本体ケース内に設けられ水を貯水する貯水容器と、
    前記水を電気分解する電解ユニットと、
    前記貯水容器内の水を保水する気液接触部分と、
    前記気液接触部分に空気を送風する送風機と、
    前記貯水容器に水を供給する給水部と、
    前記給水部と水道管とを連通する配管部と、
    前記給水部の流路または前記配管部の流路を開閉する第1開閉弁と、
    前記貯水容器に残留するスケールを含む電解水を汲み上げるポンプと
    前記ポンプで汲み上げた前記電解水を貯留する排水用容器と、
    前記送風機と前記第1開閉弁と前記ポンプとを制御する制御部と、を備え、
    前記排水用容器は、前記貯水容器から溢れる水を貯水することを特徴とする空気浄化装置。
  2. 前記排水用容器に供給された所定の水量を検知する水検知部と、
    前記配管部の流路を開閉する第2開閉弁と、を有し、
    前記制御部は、前記水検知部が所定の水量を検知すると、前記第2開閉弁によって前記配管部の流路を閉じることを特徴とする請求項1に記載の空気浄化装置。
  3. 前記水検知部は、
    前記排水用容器から漏れた水を貯水する漏水貯水部と、
    前記漏水貯水部に溜まった水を検知する漏水検知部と、を有する請求項2に記載の空気浄化装置。
  4. 前記配管部は、前記本体ケースの背面から突出した配管ケース内に配置され、
    前記排水用容器は、前記配管部から漏れる水を貯水することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空気浄化装置。
  5. 前記配管部の下方には、
    前記配管部から漏れる水を受け止める漏水トレーを有し、
    前記漏水トレーは、前記漏水トレー内の水を前記排水用容器に滴下させる孔を有することを特徴とする請求項4に記載の空気浄化装置。
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