JP2021094217A - 電解水散布装置および空間除菌脱臭装置 - Google Patents

電解水散布装置および空間除菌脱臭装置 Download PDF

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晃太 宮所
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貴久 赤川
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Abstract

【課題】電解水散布装置の排水に関するユーザの利便性を向上することを目的とする。【解決手段】貯水容器16内の水を排出する供給ユニット38と、供給ユニット38によって排出された水を貯水する排水貯水部8を備え、排水貯水部8は、着脱可能な排水用容器37を備えるとともに、排水用容器37の着脱を検知する排水貯水部有無検知部51と、排水用容器37の水位状態を検知する排水貯水部水位異常検知部52を備え、制御部13は排水貯水部有無検知部51の信号が「排水用容器なし信号」を検出し、かつ、排水貯水部水位異常検知部52の信号が「水位正常」を検知した状態が所定時間継続した場合に、異常を報知することによって排水用容器37の正常な着脱操作、および、適切に装着されていない状態を検出する。【選択図】図8

Description

本発明は、電解水を生成して散布する電解水散布装置に関するものである。
従来、この種の電解水散布装置は、空気中の細菌、真菌、ウイルス、臭い等の除去(不活性化を含む)を行うために、電気分解により次亜塩素酸を含む電解水を生成して散布する電解水散布装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。次亜塩素酸の生成には、電気分解の対象となる水に対して塩等の電解促進錠剤を投入し、塩化物イオンを含む水を生成しておく必要がある。
特開2008−29574号公報
このような従来の電解水散布装置においては、電気分解する水が汚れたままの状態で電気分解を行うと、電気分解を行う電解ユニットに汚れが付着して電解ユニットの寿命が短くなる恐れがある。そのため、定期的に電解を行う水を入れ替えている。使用後の汚れた水は自動で電解を行う水槽から排水を行い、排水用容器に貯水する構成となっていた。排水用容器では、装着状態と水位という複数の状態を検出し、異常を報知する構成である。そのため、ユーザが排水用容器を着脱した場合に、意図しない異常を報知してしまい、ユーザの利便性が低下するという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、電解水散布装置の排水に関するユーザの利便性を向上する技術を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る電解水散布装置は、
水を貯めるための貯水容器と、前記貯水容器内の水を電気分解して電解水を生成する電解ユニットと、前記貯水容器内の水を排出する供給ユニットと、前記供給ユニットによって排出された水を貯水する排水貯水部と、前記排水貯水部における異常状態を検出する制御部を備え、
前記排水貯水部は、着脱可能な排水用容器と、前記排水用容器の着脱を検知する検知部(排水貯水部有無検知部)と、前記排水用容器の水位状態を検知する検知部(排水貯水部水位異常検知部)を備え、
前記制御部は、前記排水貯水部有無検知部の信号が「排水用容器なし信号」を検出し、かつ、前記排水貯水部水位異常検知部の信号が「水位正常」を検知した状態が所定時間継続した場合に、異常を報知するものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、排水用容器に排水貯水部有無検知部と排水貯水部水位異常検知部を設け、前記制御部は前記排水貯水部有無検知部の信号が「排水用容器なし信号」を検出し、かつ、水位異常検知部の信号が「水位正常」を検知した場合が所定時間継続した場合に、異常を報知することにより、ユーザによる排水用容器の正常な着脱動作にも関わらず、異常を報知することを避けることができ、電解水散布装置の排水に関するユーザの利便性を向上するという効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の電解水散布装置の斜視図 同電解水散布装置の斜視図 同電解水散布装置の断面図 同電解水散布装置の貯水容器の斜視図 同電解水散布装置のフィルターとフィルター枠を示す図 同電解水散布装置の貯水容器とフィルターとフィルター枠を示す図 同電解水散布装置の供給ユニットが確認できる断面図 同電解水散布装置の排水貯水部の断面を斜め上から見た図
本発明に係る電解水散布装置は、水を貯めるための貯水容器と、前記貯水容器内の水を電気分解して電解水を生成する電解ユニットと、前記貯水容器内の水を排出する供給ユニットと、前記供給ユニットによって排出された水を貯水する排水貯水部と、前記排水貯水部における異常状態を検出する制御部を備え、前記排水貯水部は、着脱可能な排水用容器と、前記排水用容器の着脱を検知する検知部(排水貯水部有無検知部)と、前記排水用容器の水位状態を検知する検知部(排水貯水部水位異常検知部)を備え、前記制御部は、前記排水貯水部有無検知部の信号が「排水用容器なし信号」を検出し、かつ、前記排水貯水部水位異常検知部の信号が「水位正常」を検知した状態が所定時間継続した場合に、異常を報知するという構成を有する。これにより、前記排水貯水部が意図しない取付け状態を検知することが可能となり、排水貯水部の異常をユーザに報知できるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1、図2は本発明の実施の形態1の電解水散布装置の斜視図である。なお、図1は、電解水散布装置を前面側から見た図である。図2は、パネルを開いた電解水散布装置を前面側から見た図である。図3は、電解水散布装置を右側から見た断面図である。
以下、電解水散布装置の詳細な構成について説明する。図1から図3に示すように、本実施の形態の電解水散布装置1は、本体ケース2と、空気浄化部3と、送風機4と、配管ケース5と、配管部6と、給水部7と、排水貯水部8とを備える。
本体ケース2は、略箱形状であり、本体ケース2には、吸気口9と、吹出口10と、パネル11とが設けられている。
吸気口9は、本体ケース2の両側面に設けられている。吹出口10は、開閉式であって、本体ケース2の天面における背面側に設けられている。なお、図1、図2では、吹出口10は閉じた状態である。本体ケース2の天面における前面側には、操作部12が設けられている。操作部12の下方には、空気浄化部3と、送風機4と、排水貯水部8と、を制御する制御部13を備えている。
本体ケース2の右側面には、開閉可能なパネル11が設けられている。パネル11における本体ケース2の前面側には、吸気口9の一つを備えている。
パネル11を開くと、本体ケース2内には、空洞部14が設けられている。空洞部14は、本体ケース2における右側面の縦長四角形状の開口15から、本体ケース2における左側へ水平方向に延びた穴である。空洞部14内には、空気浄化部3が設けられている。空気浄化部3は、空洞部14内から本体ケース2外へ取り出すことが出来る。
空気浄化部3は、貯水容器16と、気液接触部18と、電解ユニット19とを備えている。
貯水容器16は、天面に開口が設けられた略箱形状をしており、水を貯水できる構造となっている。貯水容器16は、本体ケース2の下部に配置されており、空洞部14から水平方向にスライドして着脱可能となっている。貯水容器16は、給水部7から供給される水を貯水する。
図4、図5、図6に示すように、貯水容器16は、第1の貯水区画20と、第2の貯水区画21と、仕切り板22と、連通孔23とを有している。
第1の貯水区画20は、電解ユニット19が配置された区画である。図4では、仕切り板22の右側の区画である。第1の貯水区画20内には、給水部7から水が供給される。
第2の貯水区画21は、気液接触部18の一部である後述するフィルター24とフィルター枠25とが配置された区画である。図4では、仕切り板22の左側の区画である。
仕切り板22は、第1の貯水区画20と第2の貯水区画21とを仕切る板である。仕切り板22は、貯水容器16の底面から上方に延び、仕切り板22の上端は、水面より上方に配置されている。
連通孔23は、横長の開口であり、仕切り板22の下端に配置されている。連通孔23は、第1の貯水区画20と第2の貯水区画21とを連通する。第1の貯水区画20の水は、連通孔23を介して、第2の貯水区画21へ流れ込む。なお、第1の貯水区画20の底面と、第2の貯水区画21の底面とは、同一面上に配置されている。
図4は、本発明の実施の形態1の貯水容器の斜視図である。図5は、本発明の実施の形態1のフィルターとフィルター枠の斜視図である。
図4、図5に示すように、気液接触部18は、貯水容器16に貯水された水と、送風機4によって本体ケース2内に吸込まれた室内空気と接触させる部材である。気液接触部18は、フィルター24と、フィルター枠25と、駆動部(図示せず)とを有している。
フィルター24は、保水性を有し、円筒状に構成され、円周部分に空気が流通可能な孔が設けられた構成である。フィルター24は、フィルター24の一端が貯水容器16の水に浸漬するように、フィルター枠25に装着されている。
フィルター枠25は、貯水容器16に設けられた軸受け部26に回転支持されている。フィルター24とフィルター枠25とは、駆動部によって回転する構造となっている。
図6は、本発明の実施の形態1の貯水容器16とフィルター24とフィルター枠25と電解ユニット19とを示す図である。フィルター枠25は、貯水容器16に装着されている。
電解ユニット19は、本体ケース2に上下方向に移動可能に設けられている。図6は、電解ユニット19は、下方に移動された状態である。この状態で、電解ユニット19の下部が、貯水容器16内の水に浸漬する。電解ユニット19は、第1の電極(図示せず)と、第2の電極(図示せず)とを有する。貯水容器16を、本体ケース2の下部の空洞部14に装着し、電解ユニット19を下方に移動させると、第1の電極と第2の電極とを貯水容器16内に浸らせた状態となる(図6参照)。第1の電極と第2の電極とを貯水容器16内に浸らせた状態で第1の電極と第2の電極に電圧を印加すると、使用者によって投入された電解促進溶剤(図示せず)が入った貯水容器16内の水を電気化学的に処理するものである。なお、電解促進溶剤の一例は、塩化ナトリウムであり、電解ユニット19によって、塩化ナトリウム水溶液から次亜塩素酸が発生する。また、電解ユニット19は、本体ケース2から着脱可能な構成である。
送風機4は、図3に示すように、本体ケース2の中央部に設けられ、モータ部27と、モータ部27により回転するファン部28と、それらを囲むスクロール形状のケーシング部29とを備えている。
モータ部27は、ケーシング部29に固定されている。
ファン部28は、シロッコファンで、モータ部27から水平方向に延びた回転軸(図示せず)に固定されている。モータ部27の回転軸は、本体ケース2の背面側から前面側に延びている。
ケーシング部29には、吐出口30と吸込口31とが設けられている。吐出口30は、ケーシング部29の本体ケース2における上面側に設けられている。また、吸込口31は、ケーシング部29の本体ケース2における背面側に設けられている。モータ部27によって、ファン部28が回転すると、ケーシング部29の吸込口31からケーシング部29内に空気が吸い込まれ、この吸い込まれた空気は、吐出口30からケーシング部29外へ送風される。
本体ケース2内には、吸気口9と吹出口10とを連通する風路32が設けられている。この風路32には、吸気口9から順に、空気浄化部3(貯水容器16、フィルター24)、送風機4、吹出口10が設けられている。
配管ケース5は、本体ケース2の背面から突出した縦長箱形状である。配管ケース5内には、配管部6を備えている。
配管部6は、水道管33の水が、給水部7へ送水できるように、水道管33と給水部7とを継げる配管である。水道管33の水が、配管部6と、給水部7とを介して、貯水容器16に供給される。給水部7は、配管部6から本体ケース2内に突出し、貯水容器16の上方に配置されている。
給水部7は、管形状であり、配管部6を介して、水道管33と連通している。給水部7の一方端側は、配管部6に連結され、水道管33から水道管33内の水が、配管部6を介して、給水部7の一方側から給水部内に流れ込む。給水部7内に流れ込んだ水は、給水部7の他方端側から貯水容器16に滴下する。
次に、制御部13は、電解ユニット19である第1の電極と第2の電極に印加する電圧、気液接触部18である駆動部(図示せず)の動作、送風機4であるファン部28の回転数などを制御する。送風機4のモータ部27によってファン部28が回転すると、吸気口9から本体ケース2内に入った外部の空気は、順に、空気浄化部3(貯水容器16、フィルター24)、送風機4、吹出口10を介して、本体ケース2から吹き出される。
次に、フィルター24に保水された空気が、気化することにより、貯水容器16内の水が減少する。このように、貯水容器16内の水が減少し、貯水容器16の第1検知部36が所定の水位を検知すると、制御部13は、第1開閉弁34を開き、給水部7から貯水容器16へ水を供給する。
その後、制御部13は、貯水容器16内に所定量の水が溜まり、貯水容器16が所定の水位に達すると、第1開閉弁34を閉じ、給水部7から貯水容器16への給水を停止する。
排水貯水部8は、排水用容器37と、供給ユニット38と、を内部に有している。詳しく説明すると、排水貯水部8は、本体ケース2の底部を指し、略箱状の筐体である。そして、排水用容器37は、排水貯水部8の側面から抜き差しして着脱できるようになっている。空気浄化部3では、貯水容器16内の水を電気分解して次亜塩素酸を発生させるとともに、吸い込んだ空気に含まれる塵埃、臭いや細菌などをフィルター24に付着させて捕捉する。フィルター24に付着した塵埃等は、貯水容器16内の水中に移動することになる。すなわち、次亜塩素酸を空気中に散布させた後、貯水容器16内には脱臭や除菌した水が残っているので、定期的な排水が必要である。本実施の形態の電解水散布装置では、排水貯水部8を備え、貯水容器16から脱臭や除菌した水を排水し、一時的に貯めておくようになっている。排水用容器37は、貯水容器16より下方で、本体ケース2の下部に配置され、天面に開口が設けられて水を貯水できる略箱形状となっている。供給ユニット38は、貯水容器16内に残った、汚れた電解水を、排水用容器37に移動させる。また、排水用容器37は、前述したように貯水された電解水をユーザが排水、すなわち、外部に棄てることできるように着脱が可能な構造となっている。
供給ユニット38は、ポンプ39と、接続管40と、吐水部材41とを有している。
ポンプ39は、貯水容器16の水を汲み上げ、接続管40、吐水部材41を介して貯水容器16内の水を排水用容器37へ送る。ポンプ39は、貯水容器16内に配置され、接続管40の一方側端部に接続されている。
一方、本実施の形態の電解水散布装置は、貯水容器16から溢れた水を排水用容器37に回収し、本体ケース2外に漏れることを抑制するようになっている。すなわち、排水用容器37は、上部に薄皿形状の漏水トレー53を有しており、貯水容器16から溢れた水を受け止める構造になっているので、貯水容器16から溢れる水を貯水することができる。具体的には、図7のように、貯水容器16は、貯水容器16から下方へ貯水容器16内の水を滴下させる貯水用滴下部44を有している。貯水容器16の貯水用滴下部44の下方には、滴下ガイド部45が配置されている。この滴下ガイド部45の下方には、漏水トレー53が配置されている。貯水容器16から溢れた水は貯水用滴下部44を通り滴下ガイド部45から滴下され、漏水トレー53に溜まるようになっている。また、漏水トレー53は溜まった水を滴下する孔54を有しており、漏水トレー53に溜まった水は孔54から排水用容器37に滴下する。このように、貯水容器16の水が溢れた場合、例えば、第1開閉弁34の不具合で給水が完全に止まらなかった場合に、排水用容器37に貯まるようになっている。
このように、排水用容器37は、貯水容器16から供給ユニット38の運転により移動したスケールを含む使用後の水を貯め、また、貯水容器16から溢れた水を貯めるものである。そして、排水用容器37は、排水貯水部有無検知部51と、排水貯水部水位異常検知部52を備えている。
また、図8に示すように、排水貯水部8は、漏水貯水部49と排水用容器37から溢れた水が所定の水量を超えると信号を出力する水検知部46を有している。漏水貯水部49は、排水用容器37から漏れた水を貯水する容器である。漏水貯水部49は、天面が開口した略箱形状をしており、補助容器47の滴下孔48の下方に配置されている。漏水貯水部49内には、漏水貯水部49内に所定量の水が溜まると検知する漏水検知部50が配置されている。
これにより、制御部13は、水検知部46が所定の水量を検知すると、第2開閉弁35によって配管部6の流路を閉じるので、第1開閉弁34の不具合で給水が完全に止まらずに、貯水容器16から溢れた水が排水用容器37に滴下し、排水用容器37から水が溢れて、本体ケース2外に漏れることを抑制する。
また、排水貯水部有無検知部51は、排水用容器37の着脱状態を検知する。排水貯水部水位異常検知部52は、排水用容器37に供給された電解水が所定の水位量に達したことを検知する。排水用容器37は、図8に示す矢印の方向に移動して着脱できるようになっている。
排水貯水部有無検知部51は、排水用容器37の側面に取付けられた磁石と、この磁石と対向する位置であって排水貯水部8の内側面に取付けられた磁力を検知する磁力検知部(図示せず)とで構成されている。図8では、排水用容器37を図面の左右方向に引き出しのように移動し、排水用容器37を引き出すことによって排水貯水部有無検知部51の磁石と磁力検知部が引き離され、磁力検知がOFFとなる。
排水貯水部有無検知部51の磁力検知部は、排水用容器37の側面に取付けられた磁石が近づき、ある一定の磁力を検知すると、「排水用容器あり信号」を出力する。すなわち、排水用容器37が排水貯水部8の定位置に装着された状態で、排水貯水部有無検知部51は「排水用容器あり信号」を出力する。また、排水用容器37の側面に取付けられた磁石が遠ざかり、ある一定の磁力を下回ると、排水貯水部有無検知部51の磁力検知部は、「排水用容器なし信号」を出力する。すなわち、排水用容器37が排水貯水部8の定位置に装着されていない場合に、排水貯水部有無検知部51は「排水用容器なし信号」を出力する。制御部13は、排水貯水部有無検知部51から出力される信号で排水用容器37の着脱を判断する。これによりユーザの排水用容器37の着脱動作を検知することができる。
また、排水貯水部水位異常検知部52は、排水用容器37の内部に浮力を有するフロート付き磁石と、このフロート付き磁石と対向する位置であって排水貯水部8の側面に取付けられた磁力を検知する磁力検知部(図示なし)とで構成されている。図8では、排水用容器37を図面の左右方向に引き出しのように移動し、排水用容器37を引き出すことによって排水貯水部水位異常検知部52の磁石と磁力検知部が引き離され、磁力検知がOFFとなる。
排水貯水部水位異常検知部52は、排水用容器37の水位を検出し、正常「水位正常信号」/異常「水位異常信号」を出力する。正常の時は、排水用容器37内の水位が低い状態で、フロート付き磁石は浮力の影響を受けず、低い位置にある。正常時の排水貯水部水位異常検知部52は、排水貯水部水位異常検知部52の磁力検知部と排水用容器37の内部に取付けられたフロート付き磁石との位置関係は、ある一定の磁力を検知する距離にあり、「水位正常信号」を出力する。
一方、異常時は、排水を必要とする水が貯まり、排水用容器37内の水位が高い状態である。このとき、排水貯水部水位異常検知部52のフロート付き磁石が浮く位置に配置される。異常時の排水貯水部水位異常検知部52は、排水用容器37内の水位の上昇しフロート付き磁石がフロートの浮力の影響で、磁力検知部から磁石が遠ざかり、ある一定の磁力を下回ると「水位異常信号」を出力する。
「水位異常信号」が出力された場合には、制御部13は、第1開閉弁34と第2開閉弁35を閉じる指令を出力し、配管部6の流路を閉じるので水が本体ケース2外に漏れることを抑制する。
排水貯水部有無検知部51と排水貯水部水位異常検知部52の構成は、磁力検知部の磁力検知の特性が異なる構成であっても良い。
排水貯水部有無検知部51は、排水用容器37が正常な位置にあるかどうかを判断するものなので、排水用容器37が定位置にある時に排水貯水部有無検知部51が「排水用容器あり信号」を出力し、定位置から少し移動しただけで「排水用容器なし信号」を出力するように感度を調整してある。
一方、排水貯水部水位異常検知部52は、フロートの動きにあわせて「水位異常信号」「水位正常信号」を出力するので、排水用容器37の水位が正常の時は、フロートは定位置にあり、排水貯水部水位異常検知部52は「水位正常信号」を出力し、水位が満水の時は、フロートの浮力で磁石が浮いて「水位異常信号」を出力するように感度を調整する。
このような排水貯水部有無検知部51、排水貯水部水位異常検知部52を用いた場合に、排水用容器37の移動に伴って、それぞれの検知部の信号のON/OFFする様子を説明する。ユーザが排水用容器37を排水貯水部8から引き抜いていくと、まず排水貯水部有無検知部51の信号が「排水用容器あり信号」から「排水用容器なし信号」へ変化する。さらに排水用容器37を排水貯水部8から引き抜いていくと排水貯水部水位異常検知部52の信号が「水位正常信号」から「水位異常信号」へ出力が変化する。
一方、ユーザが排水用容器37を排水貯水部8内に差し込んでいく場合、まず排水貯水部水位異常検知部52の信号が「水位異常信号」から「水位正常信号」へ変化する。さらに排水用容器37を排水貯水部8内に差し込んでいくと、排水貯水部有無検知部51の信号が「排水用容器なし信号」から「排水用容器あり信号」へ出力が変化する。
上記のように、排水貯水部有無検知部51と排水貯水部水位異常検知部52と磁力検知部の磁力検知の特性の違いを利用し、排水用容器37の抜き差し作業中かどうかを判別することができる。すなわち、「排水用容器なし信号」、「水位正常信号」の状態では、排水用容器37の抜き差し作業中の場合があり、この信号の状態が所定時間継続した場合のみ、制御部は、「排水用容器なし」あるいは、排水用容器の位置確認を要請する信号を出力する。一方、「排水用容器なし信号」、「水位正常信号」の状態に遷移してから所定時間の間は、排水用容器37の抜き差し作業中と判断することができる。この状態では、「抜き差し作業中」としてもよいし、単に異常なしとして放置してもよい。このように、排水貯水部有無検知部51と排水貯水部水位異常検知部52の信号の組み合わせによって、排水用容器37が排水貯水部8に中途半端な状態で取付けられている場合、ユーザに異常を報知することができる。
また、制御部13は、排水貯水部有無検知部51から「排水貯水部なし信号」、且つ排水貯水部水位異常検知部52から「水位正常信号」を所定時間継続して受信した場合、排水貯水部8の異常と判断しユーザに異常を報知し、第1開閉弁34と第2開閉弁35によって配管部6の流路を閉じ、本体動作を停止する。所定時間とはユーザが着脱に要する時間であり、例えば3秒としてもよい。
このような構成によれば、排水貯水部8が正常時に、本来異常ではない状態をユーザに報知することを避けることが可能であり、ユーザの利便性を向上することができる。
本発明は、空間に浮遊する微生物を除去する電解水散布装置として適している。
1 電解水散布装置
2 本体ケース
3 空気浄化部
4 送風機
5 配管ケース
6 配管部
7 給水部
8 排水貯水部
9 吸気口
10 吹出口
11 パネル
12 操作部
13 制御部
14 空洞部
15 開口
16 貯水容器
18 気液接触部
19 電解ユニット
20 第1の貯水区画
21 第2の貯水区画
22 仕切り板
23 連通孔
24 フィルター
25 フィルター枠
26 軸受け部
27 モータ部
28 ファン部
29 ケーシング部
30 吐出口
31 吸込口
32 風路
33 水道管
34 第1開閉弁
35 第2開閉弁
36 第1検知部
37 排水用容器
38 供給ユニット
39 ポンプ
40 接続管
41 吐水部材
44 貯水用滴下部
45 滴下ガイド部
46 水検知部
47 補助容器
48 滴下孔
49 漏水貯水部
50 漏水検知部
51 排水貯水部有無検知部
52 排水貯水部水位異常検知部
53 漏水トレー
54 孔

Claims (4)

  1. 電解水を散布する電解水散布装置であって、
    水を貯めるための貯水容器と、
    前記貯水容器内の水を電気分解して電解水を生成する電解ユニットと、
    前記貯水容器内の水を排出する供給ユニットと、
    前記供給ユニットによって排出された水を貯水する排水貯水部と、
    前記排水貯水部における異常状態を検出する制御部を備え、
    前記排水貯水部は、
    着脱可能な排水用容器と、
    前記排水用容器の着脱を検知する検知部(排水貯水部有無検知部)と、
    前記排水用容器の水位状態を検知する検知部(排水貯水部水位異常検知部)を備え、
    前記制御部は、前記排水貯水部有無検知部の信号が「排水用容器なし信号」を検出し、かつ、前記排水貯水部水位異常検知部の信号が「水位正常」を検知した状態が所定時間継続した場合に、異常を報知する電解水散布装置。
  2. 前記排水貯水部有無検知部は、筐体に取付けられた磁力検知部と、排水用容器側面に取付けられた磁石とで構成された請求項1に記載の電解水散布装置。
  3. 前記排水貯水部水位異常検知部は、筐体に取付けられた磁力検知部と、排水用容器内部に取付けられた浮力を有するフロート部分と、フロート部分に設けた磁石とで構成された請求項1に記載の電解水散布装置。
  4. 請求項1から3いずれかに記載の電解水散布装置を用いた空間除菌脱臭装置。
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