JP2021044509A - 半導体装置、及び、半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】IO回路のAC特性を向上させることができる半導体装置、及び、半導体記憶装置を提供する。【解決手段】データを入出力する複数のパッド33と、パッド33の各々に接続される複数の入出力制御回路群70と、入出力制御回路群70の各々に電源電圧VccQを供給するVccQ電圧供給線51と、入出力制御回路群70の各々に接地電圧Vssを供給するVss電圧供給線52と、VccQ電圧供給線51に電源電圧VccQを供給する複数のVccQ電源パッド41と、Vss電圧供給線52に接地電圧Vssを供給する複数のVss電源パッド42と、を備えた半導体装置において、VccQ電圧供給線51には電源電圧VccQの供給を遮断する遮断領域54が設けられている。遮断領域54により分割されたVccQ電圧供給線51aから複数の入出力制御回路群70に電源電圧VccQが供給される。【選択図】図5
Description
本実施形態は、半導体装置、及び、半導体記憶装置に関する。
データの入出力部(IO部)に、複数のIO専用電源端子が配置された半導体装置が知られている。
本実施形態は、IO回路のAC特性を向上させることができる半導体装置、及び、半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本実施形態の半導体装置は、データを入出力する複数のパッドと、前記パッドの各々に接続される複数の入出力制御回路と、前記入出力制御回路群の各々に第1電位を供給する第1電位供給線と、前記前記入出力制御回路群の各々に前記第1電位よりも低い第2電位を供給する第2電位供給線と、前記第1電位供給線に前記第1電位を供給する複数の第1電源パッドと、前記第2電位供給線に前記第2電位を供給する複数の第2電源パッドと、を備えている。前記第1電位供給線または前記第2電位供給線の少なくとも一方には、前記第1電位または前記第2電位の供給を遮断する第1供給抑制部が設けられており、前記第1供給抑制部により分割された前記第1電位供給線または前記第2電位供給線の一方である入出力用電位供給線から、前記複数の入力制御回路群に前記第1電位または前記第2電位が供給される。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
(1.構成)
(1−1.メモリシステムの構成)
図1は、本発明の実施形態にかかるメモリシステムの構成例を示すブロック図である。本実施形態のメモリシステムは、メモリコントローラ1と、半導体記憶装置としての不揮発性メモリ2とを備える。メモリシステムは、ホストと接続可能である。ホストは、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末などの電子機器である。
(第1の実施形態)
(1.構成)
(1−1.メモリシステムの構成)
図1は、本発明の実施形態にかかるメモリシステムの構成例を示すブロック図である。本実施形態のメモリシステムは、メモリコントローラ1と、半導体記憶装置としての不揮発性メモリ2とを備える。メモリシステムは、ホストと接続可能である。ホストは、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末などの電子機器である。
不揮発性メモリ2は、データを不揮発に記憶するメモリであり、例えば、NANDメモリ(NANDフラッシュメモリ)を備えている。不揮発性メモリ2は、例えば、メモリセルあたり3bitを記憶可能なメモリセルを有するNANDメモリ、すなわち3bit/Cell(TLC:Triple Level Cell)のNANDメモリである。なお、不揮発性メモリ2は、1bit/Cell、2bit/Cell、または4bit/CellのNANDメモリであっても構わない。
メモリコントローラ1は、ホストからの書き込みリクエストに従って不揮発性メモリ2へのデータの書き込みを制御する。また、メモリコントローラ1は、ホストからの読み出しリクエストに従って不揮発性メモリ2からのデータの読み出しを制御する。メモリコントローラ1と不揮発性メモリ2との間では、チップイネーブル信号/CE、レディービジー信号/RB、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、ライトイネーブル信号/WE、リードイネーブル信号RE、/RE、ライトプロテクト信号/WP、データである信号DQ<7:0>、データストローブ信号DQS、/DQS、の各信号が送受信される。
例えば、不揮発性メモリ2とメモリコントローラ1は、それぞれが、半導体チップ(以下、単に“チップ”ともいう)として形成される。
チップイネーブル信号/CEは、不揮発性メモリ2をイネーブルにするための信号である。レディービジー信号/RBは、不揮発性メモリ2がレディ状態(外部からの命令を受け付ける状態)であるか、ビジー状態(外部からの命令を受け付けない状態)であるかを示すための信号である。コマンドラッチイネーブル信号CLEは、信号DQ<7:0>がコマンドであることを示す信号である。アドレスラッチイネーブル信号ALEは、信号DQ<7:0>がアドレスであることを示す信号である。ライトイネーブル信号/WEは、受信した信号を不揮発性メモリ2に取り込むための信号であり、メモリコントローラ1によりコマンド、アドレス、及びデータを受信する都度アサートされる。信号/WEが“L(Low)”レベルである間に信号DQ<7:0>を取り込むよう不揮発性メモリ2に指示する。
リードイネーブル信号RE、/REは、メモリコントローラ1が、不揮発性メモリ2からデータを読み出すための信号である。例えば、信号DQ<7:0>を出力する際の不揮発性メモリ2の動作タイミングを制御するために使用される。ライトプロテクト信号/WPは、データ書き込み及び消去の禁止を不揮発性メモリ2に指示するための信号である。信号DQ<7:0>は、不揮発性メモリ2とメモリコントローラ1との間で送受信されるデータの実体であり、コマンド、アドレス、及びデータを含む。データストローブ信号DQS、/DQSは、信号DQ<7:0>の入出力のタイミングを制御するための信号である。
メモリコントローラ1は、RAM(Random Access Memory)11、プロセッサ12、ホストインターフェイス13、ECC(Error Check and Correct)回路14およびメモリインターフェイス15を備える。RAM11、プロセッサ12、ホストインターフェイス13、ECC回路14およびメモリインターフェイス15は、互いに内部バス16で接続される。
ホストインターフェイス13は、ホストから受信したリクエスト、ユーザデータ(書き込みデータ)などを内部バス16に出力する。また、ホストインターフェイス13は、不揮発性メモリ2から読み出されたユーザデータ、プロセッサ12からの応答などをホストへ送信する。
メモリインターフェイス15は、プロセッサ12の指示に基づいて、ユーザデータ等を不揮発性メモリ2へ書き込む処理および不揮発性メモリ2から読み出す処理を制御する。
プロセッサ12は、メモリコントローラ1を統括的に制御する。プロセッサ12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等である。プロセッサ12は、ホストからホストインターフェイス13経由でリクエストを受けた場合に、そのリクエストに従った制御を行う。例えば、プロセッサ12は、ホストからのリクエストに従って、不揮発性メモリ2へのユーザデータおよびパリティの書き込みをメモリインターフェイス15へ指示する。また、プロセッサ12は、ホストからのリクエストに従って、不揮発性メモリ2からのユーザデータおよびパリティの読み出しを、メモリインターフェイス15へ指示する。
プロセッサ12は、RAM11に蓄積されるユーザデータに対して、不揮発性メモリ2上の格納領域(メモリ領域)を決定する。ユーザデータは、内部バス16経由でRAM11に格納される。プロセッサ12は、メモリ領域の決定を、書き込み単位であるページ単位のデータ(ページデータ)に対して実施する。本明細書では、不揮発性メモリ2の1ページに格納されるユーザデータをユニットデータと定義する。ユニットデータは、一般的にはECC回路14によって符号化されて符号語として不揮発性メモリ2に格納される。本実施形態では、符号化は必須ではない。メモリコントローラ1は、符号化せずにユニットデータを不揮発性メモリ2に格納してもよいが、図1では、一構成例として符号化を行う構成を示している。メモリコントローラ1が符号化を行わない場合には、ページデータはユニットデータと一致する。また、1つのユニットデータに基づいて1つの符号語が生成されてもよいし、ユニットデータが分割された分割データに基づいて1つの符号語が生成されてもよい。また、複数のユニットデータを用いて1つの符号語が生成されてもよい。
プロセッサ12は、ユニットデータごとに書き込み先の不揮発性メモリ2のメモリ領域を決定する。不揮発性メモリ2のメモリ領域には物理アドレスが割当てられている。プロセッサ12は、ユニットデータの書き込み先のメモリ領域を、物理アドレスを用いて管理する。プロセッサ12は、決定したメモリ領域(物理アドレス)を指定してユーザデータを不揮発性メモリ2へ書き込むようメモリインターフェイス15へ指示する。プロセッサ12は、ユーザデータの論理アドレス(ホストが管理する論理アドレス)と物理アドレスとの対応を管理する。プロセッサ12は、ホストからの論理アドレスを含む読み出しリクエストを受信した場合は、論理アドレスに対応する物理アドレスを特定し、物理アドレスを指定してユーザデータの読み出しをメモリインターフェイス15へ指示する。
ECC回路14は、RAM11に格納されたユーザデータを符号化して、符号語を生成する。また、ECC回路14は、不揮発性メモリ2から読み出された符号語を復号する。
RAM11は、ホストから受信したユーザデータを不揮発性メモリ2へ記憶するまでに一時格納したり、不揮発性メモリ2から読み出したデータをホストへ送信するまでに一時格納したりする。RAM11は、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの汎用メモリである。
図1では、メモリコントローラ1が、ECC回路14とメモリインターフェイス15をそれぞれ備える構成例を示した。しかしながら、ECC回路14がメモリインターフェイス15に内蔵されていてもよい。また、ECC回路14が、不揮発性メモリ2に内蔵されていてもよい。
ホストから書き込みリクエストを受信した場合、メモリシステムは次のように動作する。プロセッサ12は、書き込み対象となるデータをRAM11に一時記憶させる。プロセッサ12は、RAM11に格納されたデータを読み出し、ECC回路14に入力する。ECC回路14は、入力されたデータを符号化し、符号語をメモリインターフェイス15に入力する。メモリインターフェイス15は、入力された符号語を不揮発性メモリ2に書き込む。
ホストから読み出しリクエストを受信した場合、メモリシステムは次のように動作する。メモリインターフェイス15は、不揮発性メモリ2から読み出した符号語をECC回路14に入力する。ECC回路14は、入力された符号語を復号し、復号されたデータをRAM11に格納する。プロセッサ12は、RAM11に格納されたデータを、ホストインターフェイス13を介してホストに送信する。
(1−2.不揮発性メモリの構成)
図2は、本実施形態の不揮発性メモリの構成例を示すブロック図である。不揮発性メモリ2は、メモリセルアレイ21、入出力回路22、ロジック制御回路24、レジスタ26、シーケンサ27、電圧生成回路28、ロウデコーダ30、センスアンプ31、入出力用パッド群32、ロジック制御用パッド群34、及び、電源入力用端子群35を備えている。
(1−2.不揮発性メモリの構成)
図2は、本実施形態の不揮発性メモリの構成例を示すブロック図である。不揮発性メモリ2は、メモリセルアレイ21、入出力回路22、ロジック制御回路24、レジスタ26、シーケンサ27、電圧生成回路28、ロウデコーダ30、センスアンプ31、入出力用パッド群32、ロジック制御用パッド群34、及び、電源入力用端子群35を備えている。
メモリセルアレイ21は、ワード線及びビット線に関連付けられた複数の不揮発性メモリセル(図示せず)を含む。
入出力回路22は、メモリコントローラ1との間で、信号DQ<7:0>、及び、データストローブ信号DQS、/DQSを送受信する。入出力回路22は、信号DQ<7:0>内のコマンド及びアドレスをレジスタ26に転送する。また、入出力回路22は、書き込みデータ、及び読み出しデータをセンスアンプ31との間で送受信する。
ロジック制御回路24は、メモリコントローラ1からチップイネーブル信号/CE、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、ライトイネーブル信号/WE、リードイネーブル信号RE、/RE、及びライトプロテクト信号/WPを受信する。また、ロジック制御回路24は、レディービジー信号/RBをメモリコントローラ1に転送して、不揮発性メモリ2の状態を外部に通知する。
電圧生成回路28は、シーケンサ27からの指示に基づき、データの書き込み、読み出し、及び、消去等の動作に必要な電圧を生成する。
ロウデコーダ30は、レジスタ26からアドレス内のブロックアドレスおよびロウアドレスを受け取り、当該ブロックアドレスに基づいて対応するブロックを選択するとともに、当該ロウアドレスに基づいて対応するワード線を選択する。
センスアンプ31は、データの読み出し時には、メモリセルからビット線に読み出された読み出しデータをセンスし、センスした読み出しデータを入出力回路22に転送する。センスアンプ31は、データの書き込み時には、ビット線を介して書き込まれる書き込みデータをメモリセルに転送する。
入出力用パッド群32は、メモリコントローラ1との間でデータを含む各信号の送受信を行うため、信号DQ<7:0>、及び、データストローブ信号DQS、/DQSに対応する複数の端子(パッド)を備えている。
ロジック制御用パッド群34は、メモリコントローラ1との間で各信号の送受信を行うため、チップイネーブル信号/CE、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、ライトイネーブル信号/WE、リードイネーブル信号RE、/RE、及びライトプロテクト信号/WPに対応する複数の端子(パッド)を備えている。
電源入力用端子群35は、外部から不揮発性メモリ2に、種々の動作電源を供給するため、電源電圧Vcc、VccQ、Vppと、接地電圧Vssを入力する複数の端子を備えている。電源電圧Vccは、動作電源として一般的に外部から与えられる回路電源電圧であり、例えば3.3V程度の電圧が入力される。電源電圧VccQは、例えば1.2Vの電圧が入力される。電源電圧VccQは、メモリコントローラ1と不揮発性メモリ2との間で信号を送受信する際に用いられる。動作速度の高速化に伴い、第1電位としての電源電圧VccQと、第2電位としての接地電圧Vssを入力する端子は、入出力用パッド群32の近傍に入出力端子専用の電源パッドが複数配置されている。これらの電源パッドの具体的なレイアウトについては、後に詳述する。
電源電圧Vppは、電源電圧Vccよりも高圧の電源電圧であり、例えば12Vの電圧が入力される。メモリセルアレイ21へデータを書き込んだり、データを消去したりする際には、20V程度の高い電圧が必要となる。この際に、約3.3Vの電源電圧Vccを電圧生成回路28の昇圧回路で昇圧するよりも、約12Vの電源電圧Vppを昇圧するほうが、高速かつ低消費電力で所望の電圧を生成することができる。一方で、例えば、高電圧を供給することができない環境において不揮発性メモリ2が用いられる場合、電源電圧Vppには電圧が供給されなくともよい。電源電圧Vppが供給されない場合であっても、不揮発性メモリ2は、電源電圧Vccが供給されていれば、各種の動作を実行することができる。すなわち、電源電圧Vccは、不揮発性メモリ2に標準的に供給される電源であり、電源電圧Vppは、例えば使用環境に応じて追加的・任意的に供給される電源である。
(2.レイアウト)
(2−1.チップにおけるパッドレイアウト)
図3は、チップ上における不揮発性メモリの概略レイアウト図である。すなわち、図3は、Z方向から見た、不揮発性メモリのXY平面における、概略レイアウト図である。なお、図3は、配線基板7上に不揮発性メモリ2が搭載された状態を示している。配線基板7は、例えば表面や内部に配線層が設けられた絶縁樹脂配線基板やセラミックス配線基板などである。具体的には、例えば、ガラス―エポキシ樹脂を使用したプリント配線基板等が用いられる。または、シリコンインターポーザやリードフレーム等を用いてもよい。配線基板7に設けられた配線層の一例として、図3には、VccQ配線71と、Vss配線73とを示している。VccQ配線71とVss配線73はリードフレーム等と接続されており、リードフレーム等を介して外部から所定の電圧が供給される。
(2.レイアウト)
(2−1.チップにおけるパッドレイアウト)
図3は、チップ上における不揮発性メモリの概略レイアウト図である。すなわち、図3は、Z方向から見た、不揮発性メモリのXY平面における、概略レイアウト図である。なお、図3は、配線基板7上に不揮発性メモリ2が搭載された状態を示している。配線基板7は、例えば表面や内部に配線層が設けられた絶縁樹脂配線基板やセラミックス配線基板などである。具体的には、例えば、ガラス―エポキシ樹脂を使用したプリント配線基板等が用いられる。または、シリコンインターポーザやリードフレーム等を用いてもよい。配線基板7に設けられた配線層の一例として、図3には、VccQ配線71と、Vss配線73とを示している。VccQ配線71とVss配線73はリードフレーム等と接続されており、リードフレーム等を介して外部から所定の電圧が供給される。
図3に示すように、本実施形態の不揮発性メモリ2は、略矩形形状を有するチップ上において、Y方向に大きく2つの領域(メモリ回路100、周辺回路200)に区画されている。また、周辺回路200には、パッド部300が設けられている。2つの領域(メモリ回路100、周辺回路200)は、それぞれのY方向上の位置において、X方向におけるほぼ全域に亘って、設けられている。なお、以下の説明において、不揮発性メモリ2の各構成要素がチップ上で占める領域に関し、当該領域のX方向の長さを「幅」と示し、Y方向の長さを「高さ」と示す場合がある。また、当該領域のZ方向の長さを「深さ」と示す。
チップの高さ方向上方側(Y方向の一端側)に配置されたメモリ回路100内には、主に、メモリセルアレイ21と、ロウデコーダ30と、センスアンプ31とが配置されている。
チップの高さ方向下方側(Y方向の他端側)に配置された周辺回路200内には、パッド部300の他に、入出力回路22(ただし、I/O部301に含まれる構成要素は除く)や、レジスタ26、シーケンサ27、電圧生成回路28、ロジック制御回路24などが配置されている。
チップの高さ方向下方側(Y方向の他端側)の端部に配置されたパッド部300内には、複数のI/O部301が、チップ端部に沿って一次元に所定の間隔で配列されて形成されている。それぞれのI/O部301には、入出力用パッド群32、及び、ロジック制御用パッド群34に含まれるパッドが一つずつ配置されている。なお、図3には、入出力パッド群21ついてのI/O部301a〜301jのみを示し、ロジック制御用パッド群34についてのI/O部は図示を省略している。
例えば、I/O部301aには、信号DQ<0>を入出力するためのパッドが配置され、I/O部301dには、信号DQ<3>を入出力するためのパッドが配置されている。また、I/O部301eには、データストローブ信号DQSを入力するためのパッドが配置され、I/O部301fには、データストローブ信号/DQSを入力するためのパッドが配置されている。更に、I/O部301gには、信号DQ<4>を入出力するためのパッドが配置され、I/O部301jには、信号DQ<7>を入出力するためのパッドが配置されている。
換言すると、x方向左端から4つのI/O部とx方向右端から4つのI/O部に、信号DQ<7:0>を入力するためのパッドが配置され、x方向中央の2つのI/O部にデータストローブ信号DQS、/DQSを入力するためのパッドが配置されている。
各I/O部301には、I/O専用の電源パッド(VccQ電源パッド、及び、Vss電源バッド)が配置されている。I/O部301に設けられたVccQ電源パッドと、配線基板7に設けられたVccQ配線71とは、ボンディングワイヤ73により電気的に接続されている。また、I/O部301に設けられたVss電源パッドと、配線基板7に設けられたVss配線72とは、ボンディングワイヤ73により電気的に接続されている。
(2−2.I/O部における、電源パッド及び電源配線のレイアウト)
本実施形態のパッド部300における電源パッド及び電源配線のレイアウトの説明にあたり、まず、比較例のパッド部300のレイアウトについて、図4を用いて説明する。図4は、比較例に係わるパッド部の電源パッド及び電源配線の概略レイアウト図である。図4は、x方向左側から4つのI/O部301a〜301dについて示しており、その他のI/O部301e〜301jは図示を省略している。
(2−2.I/O部における、電源パッド及び電源配線のレイアウト)
本実施形態のパッド部300における電源パッド及び電源配線のレイアウトの説明にあたり、まず、比較例のパッド部300のレイアウトについて、図4を用いて説明する。図4は、比較例に係わるパッド部の電源パッド及び電源配線の概略レイアウト図である。図4は、x方向左側から4つのI/O部301a〜301dについて示しており、その他のI/O部301e〜301jは図示を省略している。
I/O部301に設けられるI/O専用の電源パッド41、42は、一般的に、例えば、2つの隣接するI/O部301ごとに、第1電源パッドとしてのVccQ電源パッド41と、第2電源パッドとしてのVss電源パッド42がペアで配置される。また、一つの電源パッド41、42は、隣接する1つ以上のI/O部301に電源電圧を供給する。
例えば、I/O部301aの左端付近にはVss電源パッド42aが配置されており、I/O部301aの右端付近(隣接するI/O部301bとの境界近傍)にはVccQ電源パッド41aが配置されている。I/O部301bの右端付近(隣接するI/O部301cとの境界近傍)にはVss電源パッド42bが配置されている。更に、I/O部301cの右端付近(隣接するI/O部301dとの境界近傍)にはVccQ電源パッド41bが配置されている。更に、I/O部301dの右端付近にはVss電源パッド42cが配置されている。なお、周辺回路200には、パッド部300以外の回路部302(以下、その他回路部302と示す)も配置されている。その他回路部302内に設けられた回路に対して電圧を供給するために、VccQ電源パッド41xとVss電源パッド42xとが設けられている。
周辺回路200には、2本の電源電圧線、すなわち、VccQ電圧供給線51と、Vss電圧供給線52とが設けられている。周辺回路200内のVccQ電源パッド41a、41b、…、41xは、第1電位供給線とてのVccQ電圧供給線51に接続されている。また、周辺回路200内のVss電源パッド42a、42b、42c、…、42xは、第2電位供給線としてのVss電圧供給線52に接続されている。
それぞれのI/O部301に設けられた回路は、VccQ電圧供給線51とVss電圧供給線52とに接続されている。それぞれのI/O部301に設けられた回路には、最も近いVccQ電源パッド41から供給された電源電圧VccQが、VccQ電圧供給線51を介して入力される。また、最も近いVss電源パッド42から供給された接地電圧Vssが、Vss電圧供給線52を介して入力される。
例えば、I/O部301aは、VccQ電源パッド41aから電源電圧VccQが供給され、Vss電源パッド42aから接地電圧Vssが供給される。また、I/O部301bは、VccQ電源パッド41aから電源電圧VccQが供給され、Vss電源パッド42bから接地電圧Vssが供給される。更に、I/O部301cは、VccQ電源パッド41bから電源電圧VccQが供給され、Vss電源パッド42bから接地電圧Vssが供給される。また、I/O部301dは、VccQ電源パッド41bから電源電圧VccQが供給され、Vss電源パッド42cから接地電圧Vss電源が供給される。
図4に示す構成では、4つのI/O部301a〜301dに対して、VccQ電源パッド41が2個、Vss電源パッド42が3個配置されている。Vss電源パッド42aは、1つのI/O部301aに対して接地電源Vssを供給する。同様に、Vss電源パッド42cは、1つのI/O部301dに対して接地電源Vssを供給する。これに対し、Vss電源パッド42bは、2つのI/O部301b、301cに対して接地電源Vssを供給している。すなわち、2つのI/O部301b、301cの回路からVss電源パッド42bに流れ込む電流は、I/O部301aの回路からVss電源パッド42aに流れ込む電流、及び、I/O部301dの回路から、Vss電源パッド42cに流れ込む電流の約2倍となる。なお、図4において、VccQ電源パッド41、及び、Vss電源パッド42に入出力する電流を、太破線で示している。また、太破線の先端の矢印は、電流の流れる方向を示している。
従って、I/O部間の電源電圧差に起因するスキュー(タイミングのずれ)が発生し、I/O部301b、301cに配置されたパッドからの出力信号は、I/O部301a、301dに配置されたパッドからの出力信号よりも遅延する可能性がある。また、端部に位置するI/O部301a、301dには、隣接するその他回路部302等との間で、VccQ電圧供給線51とVss電圧供給線52を介して電流が流入・流出する可能性がある。この流入・流出電流がI/O部301a、301dの電源電圧の外乱要因となり、I/O部301b、301cとの電源電圧差が増大してスキューが大きくなってしまう可能性がある。
次に、本実施形態におけるパッド部300のレイアウトについて、図5を用いて説明する。図5は、第1の実施形態に係わるパッド部の電源パッド及び電源配線の概略レイアウト図である。図5に示すように、パッド部I/O部301に設けられるI/O専用の電源パッド41、42のレイアウトは、図4に示す比較例のレイアウトと同様である。すなわち、4つのI/O部301a〜301dに対して、VccQ電源パッド41が2個、Vss電源パッド42が3個配置されている。また、それぞれのI/O部301に設けられた回路は、VccQ電圧供給線51とVss電圧供給線52とに接続されている。それぞれのI/O部301に設けられた回路には、最も近いVccQ電源パッド41から供給された電源電圧VccQが、VccQ電圧供給線51を介して入力される。また、最も近いVss電源パッド42から供給された接地電圧Vssが、Vss電圧供給線52を介して入力される。
本実施形態は、VccQ電圧供給線51のレイアウトにおいて、比較例と異なっている。すなわち、VccQ電圧供給線51は、I/O部301a〜301dの内部に敷設される入力用電位供給線としてのVccQ電圧供給線51aと、I/O部301a〜301dの外部に敷設されるVccQ電圧供給線51bとに分割されている。このように、VccQ電圧供給線51を分割して形成することで、VccQ電圧供給線51を介して隣接するその他回路部302等から電流が流入・流出することを防止できる。すなわち、I/O部301a、301dの電源電圧の外乱要因を排除することができるので、I/O部301a〜301d間でのスキューを小さくすることができる。従って、I/O部301のAC特性を向上させることができる。
なお、VccQ電圧供給線51aとVccQ電圧供給線51bとは、第1供給抑制部としての遮断領域54によって完全に分離された配線として構成してもよいし、両者の間に高抵抗部分を形成することにより、実質的断線状態(電流が非常に流れにくい状態)として構成してもよい。VccQ電圧供給線51aとVccQ電圧供給線51bとの間に高抵抗部分を形成する方法について、図6を用いて説明する。図6は、VccQ電圧供給線とVss電圧供給線との交差部分の構造を説明する図である。図6Aは、図5のA−A´線に沿った断面図である。図6Bは、同一配線層を用いて高抵抗部分を形成した場合の平面構造を示す図であり、図5のB−B´線近傍を拡大した平面図である。図6Cは、別配線層を用いて高抵抗部分を形成した場合の断面構造を示す図であり、図5のB−B´線に沿った断面図である。なお、図6Cの例は、2層の配線層が設けられる場合を示している。
図6Aに示すように、半導体基板上には、2層の配線層が、絶縁層を挟んで形成されている。絶縁層は、例えば、シリコン酸化膜を用いて形成される。一般的に、配線層は下層になるほど高抵抗である。従って、高速に伝達する必要がある信号線は、上層に割り当てる。
2層の配線層のうち、下層の配線層(配線層M1)には、接地電圧Vssを伝達するVss電圧供給線52uが割り当てられている。Vss電圧供給線52uはy方向に延伸する。上層の配線層(配線層M2)には、電源電圧VccQを伝達するVccQ電圧供給線51と、Vss電圧供給線52とが割り当てられている。VccQ電圧供給線51はx方向に延伸し、Vss電圧供給線52はy方向に延伸する。配線層M2に配置されたVss電圧供給線52は途中に分断領域が形成されており、分断された部分をVccQ電圧供給線51が通過している。Vss電圧供給線52は、分断部近傍において、コンタクト配線によってVss電圧供給線52uと接続されている。
すなわち、電源電圧VccQも接地電圧Vssも、基本的には配線層M2に配置された配線により低抵抗で伝達されるが、VccQ電圧供給線51とVss電圧供給線52とが交差する部分では、接地電圧Vssは配線層M1に配置された配線(Vss電圧供給線52u)を通って伝達される。
次に、VccQ電圧供給線51aとVccQ電圧供給線51bとの間に、遮断領域54としての高抵抗部分を形成する一つ目の方法について、図6Bを用いて説明する。一つ目の方法は、断面積が小さくて配線長が長い配線を用いることにより、高抵抗部分を形成する方法である。すなわち、図6Bに示すように、VccQ電圧供給線51aとVccQ電圧供給線51bとの間に、配線径が小さいVccQ電圧供給線51cをミアンダパターンで配置することで、VccQ電圧供給線51aとVccQ電圧供給線51bとの間の接続部分を高抵抗にすることができる。なお、VccQ電圧供給線51cの形状はミアンダパターンに限定されず、配線長を長くすることができる形状であれば任意の形状でよい。
次に、VccQ電圧供給線51aとVccQ電圧供給線51bとの間に高抵抗部分を形成する二つ目の方法について、図6Cを用いて説明する。二つ目の方法は、高抵抗の配線層M1を用いる方法である。すなわち、VccQ電圧供給線51とVss電圧供給線52との交差点において、Vss電圧供給線52は配線層M2をy方向に延伸する。すなわち、VccQ電圧供給線51aとVccQ電圧供給線51cとの間の領域をVss電圧供給線52が通過している。VccQ電圧供給線51aは、Vss電圧供給線52側の端部近傍において、コンタクト配線によってVccQ電圧供給線51cと接続されている。また、VccQ電圧供給線51bは、Vss電圧供給線52側の端部近傍において、コンタクト配線によってVccQ電圧供給線51cと接続されている。VccQ電圧供給線51cを例えば、ポリシリコンなどで形成することで、金属で形成されたVccQ電圧供給線51a、51bより高抵抗にすることができる。なお、VccQ電圧供給線51cを形成する層は、配線層M1に限定されない。配線層が3層以上である場合、更に下層の配線層に形成してもよい。
なお、I/O部301のAC特性を向上させるためには、VccQ電圧供給線51を介してその他回路部302等から受ける外乱を排除するだけでなく、I/O部301内部の回路構成を揃えることが好ましい。つまり、各I/O部301a〜301d内で生じるIRドロップ量、すなわち、電源配線上に生じる電流(I)と配線抵抗(R)の積(IR積)に起因する電圧降下量のばらつきを小さくすることで、スキューをより小さくすることができる。
図7は、I/O部の回路構成を説明する概略ブロック図である。I/O部301a〜301d内部の回路構成は略同一であるので、ここではI/O部301aを用いて説明する。I/O部301aは、信号DQ<0>を入出力するためのパッド33aと、一対のODT(on die termination)回路65a、65bと、一対のOCD(off chip driver)回路61a、61bとを備えている。また、I/O部301aは、OCD回路61a、61bを駆動するための駆動制御部として、ドライバ62a、62bと、OCD制御回路63a、64aと、OCD切替回路65とも備えている。更に、I/O部301aは、ESD保護回路66を備えている。この他にも、I/O部301aは、メモリコントローラ1からの入力信号を、例えば不揮発性メモリ2内で処理するための適正な電圧レベルに変換して、不揮発性メモリ2内の他の回路に転送する、入力レシーバ(図示せず)などを備えている。なお、I/O部301a内に構成された全ての回路を総じて、入出力回路群70と呼ぶ。
OCD回路61a、61bは、例えばバッファとして機能し、メモリセルアレイ21から転送された信号を、適正な電圧レベルに変換し、メモリコントローラ1に出力する。OCD回路61aは、信号を入出力するパッド33aとVss電源パッド42aの間に、nチャネルMOSトランジスタと可変抵抗素子とを直列に配置して構成される。また、OCD回路61bは、VccQ電源パッド41aと信号を入出力するパッド33aとの間に、pチャネルMOSトランジスタと可変抵抗素子とを直列に配置して構成される。
OCD制御回路63a、64aは、OCD回路61a、61bのオン・オフや、出力抵抗値を指示するための制御信号を、ドライバ62a、62bを介してOCD回路61a、61bに入力する。OCD切替回路64は、入力される出力データ信号の0/1に応じて、OCD回路61a、61bのどちらを用いてデータを出力するかを決定し、OCD制御回路63a、64aに対して動作の切替を指示する。
ODT回路65a、65bは、パッド33aと入力レシーバの間に設けられ、終端抵抗回路として機能する。なお、ODT回路65a、65bの一方は、pチャネルMOSトランジスタと可変抵抗素子とから構成されるp側ODT回路であり、他方は、nチャネルMOSトランジスタと可変抵抗素子とから構成されるn側ODT回路である。
VccQ電源パッド41aとVss電源パッド42aとの間には、ESD(Electro Static Dischage)に対する保護回路として、例えばRCTMOS(RCトリガーMOS)66が設けられている。また、Vss電圧供給線52とVccQ電圧供給線51との間には、複数の電源安定化容量(バイパスコンデンサ、図示せず)が接続されている。
全てのI/O部301を、例えば、図7に示すような構成に統一することで、IRドロップ量のばらつきを小さくすることができる。なお、図7に示す個々の構成要素だけでなく、例えばバイパスコンデンサの個数や容量など、図示しない構成要素についても全てのI/O部301でできるだけ統一することが望ましい。
このように、本実施形態は、I/O部301に電源電圧VccQを供給するVccQ電圧供給線51を、I/O部301a〜301dの内部に敷設されるVccQ電圧供給線51aと、I/O部301a〜301dの外部に敷設されるVccQ電圧供給線51bとに分割して形成している。従って、VccQ電圧供給線51を介して隣接するその他回路部302等から電流が流入・流出することを防止できる。すなわち、I/O部301a、301dの電源電圧の外乱要因を排除することができるので、I/O部301a〜301d間でのスキューを小さくすることができる。従って、I/O部301のAC特性を向上させることができる。
次に、第1の実施形態の変形例について、図8を用いて説明する。図8は、第1の実施形態の変形例に係わるパッド部の電源パッド及び電源配線の概略レイアウト図である。本変形例は、図5を用いて説明した第1の実施形態と比べ、VccQ電圧供給線51が更に分割して形成されている点が異なっている。すなわち、I/O部301a〜301dの内部に敷設されるVccQ電圧供給線51aが、VccQ電圧供給線51a1とVccQ電圧供給線51a2とに分割されている。具体的には、I/O部301bとI/O部301cとの間で、VccQ電圧供給線51aが分割されている。
このようにVccQ電圧供給線51aを分割することにより、VccQ電源パッド41aから供給される電源電圧VccQは、VccQ電圧供給線51a1によってI/O部301a、301bに供給され、VccQ電源パッド41bから供給される電源電圧VccQは、VccQ電圧供給線51a2によってI/O部301c、301dに供給される。
従って、I/O部301a、301bには、VccQ電源パッド41bから供給される電源電圧VccQに起因する電流の流出入がなく、また、I/O部301c、301dには、VccQ電源パッド41aから供給される電源電圧VccQに起因する電流の流出入がなくなる。よって、隣接するその他回路部302だけでなく、VccQ電源パッドを共有しない他のI/O部301からの外乱要因を排除することができるので、I/O部301a〜301d間のスキューをより小さくすることができる。従って、I/O部301のAC特性を更に向上させることができる。
なお、上述の説明では、4つのI/O部301a〜301dにおいて、2つのVccQ電源パッド41a、41bと、3つのVss電源パッド42a〜42cが配置された例について説明したが、図9に示すように、VccQ電源パッド41とVss電源パッド42の配置を逆にした構成にしてもよい。図9は、第1の実施形態の変形例に係わるパッド部の電源パッド及び電源配線の別の概略レイアウト図である。すなわち、4つのI/O部301a〜301dにおいて、3つのVccQ電源パッド41a〜41cと、2つのVss電源パッド42a、42bを配置するような構成にしてもよい。この場合、I/O部301a〜301dの内部に敷設されるVccQ電圧供給線51aの分割位置は、I/O部301aとI/O部301bとの間、及び、I/O部301cとI/O部301dとの間の、計2か所となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態にかかる半導体記憶装置について説明する。本実施形態の半導体記憶装置は、VccQ電圧供給線51、及び、Vss電圧供給線52のレイアウトが、上述した第1の実施形態の半導体記憶装置と異なる。本実施形態の半導体記憶装置の構成や、VccQ電圧供給線51、及び、Vss電圧供給線52を除くI/O部301のレイアウトは、上述した第1の実施形態の半導体記憶装置と同様であるので説明を省略し、以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態にかかる半導体記憶装置について説明する。本実施形態の半導体記憶装置は、VccQ電圧供給線51、及び、Vss電圧供給線52のレイアウトが、上述した第1の実施形態の半導体記憶装置と異なる。本実施形態の半導体記憶装置の構成や、VccQ電圧供給線51、及び、Vss電圧供給線52を除くI/O部301のレイアウトは、上述した第1の実施形態の半導体記憶装置と同様であるので説明を省略し、以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
図10は、第2の実施形態に係わるパッド部の電源パッド及び電源配線の概略レイアウト図である。VccQ電圧供給線51は比較例と同様に、I/O部301a〜301dからその他回路部302まで共通の1本の配線である。一方で、Vss電圧供給線52は、I/O部301a〜301dの内部に敷設される入力用第2電位供給線としてのVss電圧供給線52aと、I/O部301a〜301dの外部に敷設されるVss電圧供給線52bとに分割されている。
このように、本実施形態によれば、Vss電圧供給線52を分割して形成することで、Vss電圧供給線52を介して隣接するその他回路部302等から電流が流入・流出することを防止できる。すなわち、I/O部301a、301dの電源電圧の外乱要因を排除することができるので、I/O部301a〜301d間でのスキューを小さくすることができる。従って、I/O部301のAC特性を向上させることができる。
なお、Vss電圧供給線52の分割部分は、第1の実施形態においてVccQ電圧供給線51の分割部分を形成した方法と同様に、配線径が小さくて長さが長い高抵抗の配線を引き回して形成してもよいし、配線層M1などの高抵抗配線部分を用いて形成してもよい。
また、I/O部301とその他回路部302について、接地電圧Vssの分離を更に確実にするために、基板をトリプルウェル構造にしてもよい。図11は、I/O部とその他回路部の形成領域の基板構造を模式的に示した断面図である。例えば、p型の半導体基板を用い、各部にnチャネルトランジスタを形成する場合、I/O部301は基板(p―sub)上に直接トランジスタを形成する。一方、その他回路部302は、基板中に深いnウェルを形成し、その中に浅いpウェルを更に形成し、このpウェルが形成された領域に形成する。
このようなトリプルウェル構造を用いることで、I/O部301が形成されたp―subとその他回路部302が形成されたpウェルとが、nウェルによって電気的に分離される。従って、基板を介した接地電圧Vssの干渉を防止することができるため、より確実にI/O部301a〜301d間でのスキューを小さくすることができる。従って、I/O部301のAC特性を向上させることができる。
次に、第2の実施形態の変形例について、図12を用いて説明する。図12は、第2の実施形態の変形例に係わるパッド部の電源パッド及び電源配線の概略レイアウト図である。本変形例は、図10を用いて説明した第2の実施形態と比べ、Vss電圧供給線52aとVss電源パッド42a、42cとの接続部分に寄生抵抗53が追加されている点が異なっている。
Vss電源パッド42aは、1つのI/O部301aに対して接地電源Vssを供給する。同様に、Vss電源パッド42cは、1つのI/O部301dに対して接地電源Vssを供給する。これに対し、Vss電源パッド42bは、2つのI/O部301b、301cに対して接地電源Vssを供給している。すなわち、2つのI/O部301b、301cの回路からVss電源パッド42bに流れ込む電流は、I/O部301aの回路からVss電源パッド42aに流れ込む電流、及び、I/O部301dの回路から、Vss電源パッド42cに流れ込む電流の約2倍となる。
Vss電圧供給線52aとVss電源パッド42a、42cとの接続部分に寄生抵抗53を追加することで、Vss電源パッド42a〜42cの電流供給量が揃うように調整することができる。電流供給量を調整してI/O部301間での差を小さくすることで、I/O部301a〜301d間でのスキューを更に小さくすることができる。なお、Vss電圧供給線52aとVss電源パッド42a、42cとの接続部分に寄生抵抗53を追加するだけでなく、Vss電圧供給線52aとVss電源パッド42bとの接続部分を配線層M2で行うなどして低抵抗化することで、電流供給量を調整してもよい。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態にかかる半導体記憶装置について説明する。本実施形態の半導体記憶装置は、Vss電圧供給線52のレイアウトが、上述した第1の実施形態の半導体記憶装置と異なる。本実施形態の半導体記憶装置の構成や、Vss電圧供給線52を除くI/O部301のレイアウトは、上述した第1の実施形態の半導体記憶装置と同様であるので説明を省略し、以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態にかかる半導体記憶装置について説明する。本実施形態の半導体記憶装置は、Vss電圧供給線52のレイアウトが、上述した第1の実施形態の半導体記憶装置と異なる。本実施形態の半導体記憶装置の構成や、Vss電圧供給線52を除くI/O部301のレイアウトは、上述した第1の実施形態の半導体記憶装置と同様であるので説明を省略し、以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
図13は、第3の実施形態に係わるパッド部の電源パッド及び電源配線の概略レイアウト図である。VccQ電圧供給線51は、I/O部301a〜301dの内部に敷設されるVccQ電圧供給線51aと、I/O部301a〜301dの外部に敷設されるVccQ電圧供給線51bとに分割されている。また、Vss電圧供給線52も、I/O部301a〜301dの内部に敷設されるVss電圧供給線52aと、I/O部301a〜301dの外部に敷設されるVss電圧供給線52bとに分割されている。
このように、本実施形態によれば、VccQ電圧供給線51、及び、Vss電圧供給線52を分割して形成することで、VccQ電圧供給線51やVss電圧供給線52を介して隣接するその他回路部302等から電流が流入・流出することを防止できる。すなわち、I/O部301a、301dにおいて、電源電圧VccQと接地電圧Vssの両方について外乱要因を排除することができるので、I/O部301a〜301d間でのスキューを更に小さくすることができる。従って、I/O部301のAC特性を向上させることができる。
図14は、第3の実施形態の変形例に係わるパッド部の電源パッド及び電源配線の概略レイアウト図である。図14に示すように、VccQ電圧供給線51aは、VccQ電圧供給線51a1とVccQ電圧供給線51a2とに分割されている。具体的には、I/O部301bとI/O部301cとの間で、VccQ電圧供給線51aが分割されている。
このように構成することで、隣接するその他回路部302だけでなく、VccQ電源パッドを共有しない他のI/O部301からの外乱要因を排除することができるので、I/O部301a〜301d間のスキューをより小さくすることができる。従って、I/O部301のAC特性を更に向上させることができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態にかかる半導体記憶装置について説明する。本実施形態の半導体記憶装置は、Vss電圧供給線52aに寄生抵抗53が設けられている点が、上述した第3の実施形態の半導体記憶装置と異なる。図15は、第4の実施形態に係わるパッド部の電源パッド及び電源配線の概略レイアウト図である。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態にかかる半導体記憶装置について説明する。本実施形態の半導体記憶装置は、Vss電圧供給線52aに寄生抵抗53が設けられている点が、上述した第3の実施形態の半導体記憶装置と異なる。図15は、第4の実施形態に係わるパッド部の電源パッド及び電源配線の概略レイアウト図である。
VccQ電圧供給線51は、I/O部301a〜301dの内部に敷設されるVccQ電圧供給線51aと、I/O部301a〜301dの外部に敷設されるVccQ電圧供給線51bとに分割されている。また、Vss電圧供給線52も、I/O部301a〜301dの内部に敷設されるVss電圧供給線52aと、I/O部301a〜301dの外部に敷設されるVss電圧供給線52bとに分割されている。更に、Vss電圧供給線52aとVss電源パッド42a、42cとの接続部分に寄生抵抗53が設けられている。このように構成することで、隣接するその他回路部302や、VccQ電源パッドを共有しない他のI/O部301からの外乱要因を排除することができ、かつ、Vss電源パッド42a〜42cの電流供給量が揃うように調整することができる。よって、I/O部301a〜301d間のスキューをより小さくすることができ、I/O部301のAC特性を更に向上させることができる。
なお、上述の実施形態においては、I/O部301がその他回路302から受ける外乱要因を排除するべく、I/O部301とその他回路302との間で共有する電源配線(VccQ電圧供給線51、及び/または、Vss電圧供給線52)を分離して形成する場合について説明した。I/O部301においても、例えば、信号DQ<7:0>を送受信するI/O部301a〜301d、301g〜301jと、データストローブ信号DQS、/DQSを送受信するI/O部301e、301fとでは、信号の入出力の挙動が異なる。従って、隣接して配置され信号の入出力の挙動が異なる2つのI/O部301dとI/O部301eが互いに干渉し合わないように、I/O部301dとI/O部301eとの間で、共有する電源配線(VccQ電圧供給線51、及び/または、Vss電圧供給線52)を分離して形成するようにしてもよい。I/O部301fとI/O部301gについても同様である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、一例として示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…メモリコントローラ、2…不揮発性メモリ、12…プロセッサ、13…ホストインターフェイス、4…ECC回路、15…メモリインターフェイス、16…内部バス、21…メモリセルアレイ、22…入出力回路、24…ロジック制御回路、26…レジスタ、27…シーケンサ、28…電圧生成回路、30…ロウデコーダ、31…センスアンプ、32…入出力用パッド群、33…パッド、34…ロジック制御用パッド群、35…電源入力用端子群、36…配線領域、41…VccQ電源パッド、42…Vss電源パッド、51…VccQ電圧供給線、52…Vss電圧供給線、53…寄生抵抗、54…遮断領域、61…OCD回路、62…ドライバ、63…OCD制御回路、64…OCD切替回路、65…ODT回路、66…RCTMOS、70…入出力制御回路群、71…VccQ配線、72…Vss配線、73…ボンディングワイヤ、100…メモリ回路、200…周辺回路、300…パッド部、301…I/O部、
Claims (7)
- データを入出力する複数のパッドと、
前記パッドの各々に接続される複数の入出力制御回路と、
前記入出力制御回路群の各々に第1電位を供給する第1電位供給線と、
前記入出力制御回路群の各々に前記第1電位よりも低い第2電位を供給する第2電位供給線と、
前記第1電位供給線に前記第1電位を供給する複数の第1電源パッドと、
前記第2電位供給線に前記第2電位を供給する複数の第2電源パッドと、
を備えた半導体装置であって、
前記第1電位供給線または前記第2電位供給線の少なくとも一方には、前記第1電位または前記第2電位の供給を抑制する第1供給抑制部が設けられており、前記第1供給抑制部により分割された前記第1電位供給線または前記第2電位供給線の一方である入出力用電位供給線から、前記複数の入力制御回路群に前記第1電位または前記第2電位が供給される、半導体装置。 - 複数のメモリセルを配列してなるメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイに書き込むデータを入出力する複数のパッドと、
前記パッドの各々に接続される複数の入出力制御回路群と、
前記入出力制御回路群の各々に所定の電位を供給する電位供給線と、
前記電位供給線に前記所定の電位を供給する複数の電源パッドと、
を備えた半導体記憶装置であって、
前記電位供給線には、前記所定電位の供給を遮断する第1供給抑制部が設けられており、前記第1供給抑制部により分割された前記電位供給線の一方である入出力用電位供給線から、前記複数の入力制御回路群に前記所定の電位が供給される、半導体記憶装置。 - 前記電位供給線は、前記入出力制御回路群の各々に第1電位を供給する第1電位供給線と、前記前記入出力制御回路群の各々に前記第1電位よりも低い第2電位を供給する第2電位供給線とから構成され、
前記電源パッドは、前記第1電位供給線に前記第1電位を供給する複数の第1電源パッドと、前記第2電位供給線に前記第2電位を供給する複数の第2電源パッドとから構成される、請求項2に記載の半導体記憶装置。 - 前記第1電位供給線に設けられた前記第1供給抑制部により分割された前記第1電位供給線の一方である入出力用第1電位供給線から、前記複数の入力制御回路群に前記第1電位が供給される、請求項3に記載の半導体記憶装置。
- 前記入出力用第1電位供給線には、前記第1電位の供給を抑制する1つ以上の第2供給抑制部が設けられており、前記第1供給抑制部と前記第2供給抑制部、または、2つの前記第2供給抑制部により分割された各々の前記入出力用第1電位供給線には、異なる前記第1電源パッドから前記第1電位が供給されている、請求項4に記載の半導体記憶装置。
- 前記第2電位供給線に設けられた前記第1供給抑制部により分割された前記第2電位供給線の一方である入出力用第2電位供給線から、前記複数の入力制御回路群に前記第2電位が供給される、請求項3乃至請求項5のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
- 前記入出力用第2電位供給線の前記第1供給抑制部に最も近い位置に接続されている前記第2電源パッドと、前記入出力用第2電位供給線との接続部に、抵抗回路が付加されている、請求項6に記載の半導体記憶装置。
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