JP2021036999A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)発射ハンドル(32)と、
前記発射ハンドルの操作により抵抗値が変化する可変抵抗器(発射強度VR74)と、
遊技球を発射レールに沿って発射させる発射手段(発射機構17)と、
遊技盤面に配置されて遊技領域を形成するガイドレール(46)と、
前記遊技盤の前記遊技領域に配置されたセンターケース(47)と、
前記ガイドレールの一部(第1、第2レール46a、46bで挟まれた部分)により形成され、前記発射レールから発射される遊技球を前記遊技領域へ導く発射案内通路(104)と、
前記発射案内通路の出口に設けられた戻り防止片(200)と、
前記センターケースと一体にまたは別体として形成され、遊技球の流下方向を前記センターケースの左側と右側に分ける分流点となる頂点(201)と、
前記頂点を越えて右側に飛翔した遊技球を右側遊技領域に変更させる跳返体(202)と、
前記発射ハンドルが回転操作されることにより、前記可変抵抗器の抵抗値に基づいて前記発射手段による遊技球の発射強度を制御する発射制御手段(発射制御装置90)と、
を備え、
遊技球が前記戻り防止片を超えて遊技領域に達する前記発射ハンドルの回転角位置θ1から、遊技球が前記頂点に達する前記発射ハンドルの回転角位置θ2までをレンジA2とし、
遊技球が前記戻り防止片を超えて遊技領域に達する前記発射ハンドルの回転角位置θ1から、遊技球が前記跳返体に達するハンドル回転角θ3までのハンドル回転角範囲(θ1〜θ3)の50%に対応する回転角度位置θCまでをレンジB2としたとき、
レンジA2>レンジB2
の関係となるように、前記センターケースの頂点を配置した、
ことを特徴とする弾球遊技機。
(2)前記可変抵抗器は、前記発射ハンドルの回転角θに対して抵抗値が直線的に増大するBカーブの特性を有する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の弾球遊技機。
(3)前記センターケースの左側領域においては、遊技球が流下可能な複数の流下経路(ルートa、b、c、d)が形成され、前記発射強度の調整によりいずれの流下経路を流下させるかを選択可能であり、
前記センターケースの右側領域においては、前記頂点を超えた後の遊技球を共通に案内する共通流下経路(ルートe)の下流側に複数の流下経路が形成され、前記発射強度の調整によりいずれの流下経路を流下させるかを選択不能または困難である、
ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の弾球遊技機。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る遊技機の好ましい実施形態1について詳細に説明する。なお、以下に述べる実施形態1では、本発明に係る弾球遊技機として、パチンコ遊技機を例にとって説明する。
(2−1.ベース板45:図5)
ベース板45は、図5に示すように正面視略矩形状に形成されると共に、センターケース47、始動入賞ユニット48、大入賞ユニット49、普通入賞ユニット50等を装着するための複数、例えば3つの装着孔62〜64、アウト口65等が前後方向貫通状に形成されている。装着孔62は、センターケース47を装着するためのもので、遊技領域23内の略中央部に設けられている。また、装着孔63は始動入賞ユニット48(第1特別図柄始動口56)を、装着孔64は普通入賞ユニット50(普通入賞口59)を夫々装着するためのもので、装着孔62の下側に設けられている。アウト口65は遊技領域23の最下部に配置されている。
図5を参照して、ガイドレール46は、遊技領域23の外周側を取り囲むように遊技盤16のベース板45の前面側に配置されており、発射機構17(図2)から発射された遊技球を、第1、第2レール46a、46bで挟まれた発射案内通路104を経て、遊技領域23の上部側へと案内するようになっている。遊技領域23には、多数の遊技釘(図示省略)が配置されており、ガイドレール46を経て遊技領域23の上部に打ち込まれた遊技球は、センターケース47の頂点201より左側の左流下経路108aまたは右側の右流下経路108bのいずれかに振り分けられて遊技盤面を流下するようになっている。
本実施形態の場合、跳返体202は、合成樹脂により第1レール部材101と一体に造られている。しかし軟質合成樹脂やゴム等によって、第1レール部材101と別個の部材として跳返体202を設けることもできる。
図4に示すように、遊技領域3a内には、液晶表示装置60の前側で表示面の周りを遠巻きに囲繞する形でセンターケース47が設けられている。センターケース47は、液晶表示装置60の表示枠を構成するもので、装着孔62の内周に沿ってベース板45の前側から着脱自在に装着されている。このセンターケース47は、図3〜図5に示すように、ベース板45の前面に沿って装着孔62の外側に配置され且つその前側を遊技球が通過可能な前面装着板105と、液晶表示装置60の前側における左右両側から上部側にわたる正面視略門形状に配置され且つ前面装着板105の内周側で前向きに突設された鎧枠部106と、その鎧枠部106の左右の下端部間に配置されるステージ107(図3、図4参照)とを備えている。
図5を参照して、センターケース47は、液晶表示装置60の外周側を前側から覆い且つ内側に液晶表示装置60に対応する表示窓24を形成するものである。このセンターケース47は、表示窓24を取り囲むように周方向に二分割された第1ユニット47aと第2ユニット47bとを備え、表示窓24の外周部分が装着孔62内に位置するように、遊技盤16の前側にねじ等で着脱自在に装着されている。なお、センターケース47は周方向に二分割された第1ユニット47aと第2ユニット47bとを備えているが、必要に応じて全体を三分割以上に分割してもよいし、前後方向に複数に分割してもよい。
普通図柄始動口55は、普通図柄表示装置51による普通図柄の変動表示を開始させるためのもので、遊技球が通過可能な通過ゲート等により構成され、遊技球の通過を検出する通過検出手段(図示省略)を備えている。この普通図柄始動口55は、センターケース47の右部における前面装着板105の前側に設けられており、右流下経路108bを流下する遊技球が通過可能となっている。
発射装置は発射ハンドル32と発射機構17と制御装置90とにより構成されている。
図6は、発射ハンドル(セット)32の構成を示す。発射ハンドル32は、発射レバー(操作ハンドル)71と、発射停止ボタン72と、タッチセンサ73と、発射強度VR(可変抵抗器)74および発射停止スイッチ75から構成されている。
図2に示すように、本体枠6の下部装着部15には発射機構17が設けられている。図7に、この発射機構17の構成を示す。
(3)発射制御装置:図8
図8は、発射装置の制御系を示したものである。90はマイクロコンピュータを主体として構成された主制御装置(主制御基板:図示せず)に接続された発射制御装置(発射制御基板)であり、発射強度設定回路91、発射タイミング作成回路92、発射駆動回路93、球送り制御回路94を含んで構成される。この発射制御装置90の入力側には、タッチセンサ73、発射強度VR74および発射停止スイッチ75が接続され、出力側に発射ソレノイド87および球送りソレノイド42aが接続されている。なお、図示はしていないが、本実施形態に係る遊技機1の制御装置は、遊技動作全般に係る制御(遊技動作制御)を統括的に司る主制御基板(主制御手段)と、主制御基板から演出制御コマンドを受けて、演出手段による演出の実行(現出)制御を統括的に司る演出制御基板(演出制御手段)と、賞球の払い出し制御を行う払出制御基板(払出制御手段)と、外部電源から遊技機の各基板に対して必要な電源(バックアップ電源を含む)を生成し供給する電源基板(電源制御手段)と、を中心に構成される。また演出制御基板には、画像表示装置としての液晶表示装置60や演出用LED(光演出手段)やスピーカ18、25等の演出手段が接続されている。液晶表示装置60は、演出制御基板の制御の下、所定の表示領域(図柄変動表示領域)において、独立して数字やキャラクタや記号などによる複数種類の装飾図柄(たとえば、左図柄、中図柄、右図柄の3つの装飾図柄)の変動表示動作(変動表示および停止表示)を含む、種々の演出を画像により表示する。
本実施形態の遊技機1では、左流下経路108a中に第1特別図柄始動口56があり、右流下経路108b中に、普通図柄始動口55、開閉板112を備えた第2特別図柄始動口57(いわゆる電チュー)、および開閉板113を備えた大入賞口58がある。遊技性としては、遊技状態が通常状態である場合には、第1特別図柄始動口56に入球させて第1特別図柄に係る大当り抽選を行い、第1特別図柄の変動表示を行って、大当り抽選結果を表示するゲーム(第1特別図柄変動表示ゲーム)を行う。この第1特別図柄に係る大当り抽選に当選した場合、大当り遊技が発生する。
上記理由により、通常状態下では、センターケース47の頂点201より右側領域に遊技球を流下させる「右打ち」は採用せず、センターケース47の頂点201より左側領域に遊技球を流下させる「左打ち」を採用することになる。図9は、左打ちを採用した場合の左流下経路108aとなる流下経路(ルート)a、b、c、dと、右打ちを採用した場合の右流下経路108bとなる流下経路(ルート)eとを、矢印にて分かり易く示したものである。このうちルートdは、遊技球が頂点201で跳ね返る経路を示している。遊技球の発射強度が戻り球防止片200を超え頂点201で跳ね返る範囲の強度であれば、左打ちとなり、遊技球はルートa、b、c、dのいずれかを経て流下することとなる。
ハンドル回転角θA(図10参照)の時点で発射装置が通電されると、発射装置本体(発射機構17)内に在る発射ソレノイド87に電流が流れ、発射装置本体内の槌85が反復的な打ち出し動作を開始する。この槌85の反復的な打ち出し動作は、発射レール81上に送り込まれた遊技球84を往復回動運動する槌85で打撃して遊技球84を発射レール81に沿って弾き出す、という動作を1分間に所定回数だけ繰り返す。
上記のように、発射強度VR74には、回転角に対して抵抗値が直線的に変化するBカーブの可変抵抗器を使用している。このため発射制御装置90は、発射ハンドル32(発射レバー71)の回転操作量(回転角度)、つまり発射強度VR74の抵抗値に従って、遊技球の発射強度を変化させることになる。
レンジA1=発射ハンドルの回転角ゼロの位置θ0から、遊技球が頂点201に達するハンドル回転角θ2までをレンジA1(θ0〜θ2の範囲)とし、
レンジB1=発射ハンドルの回転角ゼロの位置θ0から、発射ハンドルを回転操作し得る最大操作可能範囲θ0〜θMAXの50%に対応するハンドル回転角θBまでをレンジB1(θ0〜θBの範囲)
としたとき、下記(1)式
レンジA1(θ0〜θ2)>レンジB1(θ0〜θB)‥‥(1)
の関係となるように、センターケースの頂部201を配置する。
次に実施形態2について説明する。上記実施形態1では、ハンドル回転角ゼロの位置θ0を基準にしてレンジA1とレンジB1を考え、レンジA1>レンジB1の関係をセンターケースの頂点201を配置する上での条件とした。この実施形態2は、戻り防止片200を超えて遊技領域に達するハンドル回転角θ1(θ−Fグラフ97上のP4)を基準とする「レンジA2」と「レンジB2」を考え、レンジA2>レンジB2の関係を、センターケースの頂点201を配置する条件とするものである。
「レンジA2」=遊技球が戻り防止片200を超えて遊技領域に達する発射ハンドルの回転角位置θ1から、遊技球がセンターケースの頂点201に達する発射ハンドルの回転角位置θ2までをレンジA2(θ1〜θ2の範囲)とし、
「レンジB2」=遊技球が戻り防止片200を超えて遊技領域に達する発射ハンドルの回転角位置θ1から、遊技球が跳返体202に達するハンドル回転角θ3(θ−Fグラフ97上のP3)までのハンドル回転角範囲(θ1〜θ3)の50%に対応する回転角度位置θCまでをレンジB2(θ1〜θCの範囲)としたとき、
下記(2)式
レンジA2(θ1〜θ2)>レンジB2(θ1〜θC)‥‥(2)
の関係となるように、センターケースの頂点201を配置するものである。
次に実施形態3について説明する。図10(ハ)の実施形態3は、レンジA3として(イ)の実施形態1のレンジA1と同じものを採用し、その比較対象として新たに次のようにレンジB3を考えるものである。
レンジA3=レンジA1=発射ハンドルの回転角ゼロの位置θ0から、遊技球がセンターケースの頂点201に達する発射ハンドルの回転角位置θ2までをレンジA3(θ0〜θ2の範囲)とし、
レンジB3=技球がセンターケースの頂点201に達する発射ハンドルの回転角位置θ2から、発射ハンドルを回転操作し得る最大回転角度位置θMAXまでをレンジB3(θ2〜θMAXの範囲)としたとき、
下記(3)式
レンジA3(θ0〜θ2)>レンジB3(θ2〜θMAX)‥‥(3)
の関係となるように、センターケースの頂点を定めるものである。
次に図10(ニ)の実施形態4について説明する。この実施形態4は、図10(ロ)の実施形態2のレンジA2と同じものを「レンジA4」として採用し、その比較対象として新たに次のように「レンジB4」を考えるものである。
「レンジA4」=遊技球が戻り防止片200を超えて遊技領域に達する発射ハンドルの回転角位置θ1から、遊技球がセンターケースの頂点201に達する発射ハンドルの回転角位置θ2までをレンジA4(θ1〜θ2の範囲)とし、
「レンジB4」=遊技球がセンターケースの頂点201に達する発射ハンドルの回転角位置θ2から、遊技球が跳返体202に達する発射ハンドルの回転角位置θ3までをレンジB4(θ2〜θ3の範囲)としたとき、
下記(4)式
レンジA4(θ1〜θ2)>レンジB4(θ2〜θ3)‥‥(4)
の関係となるように、センターケースの頂点201を配置するものである。
次に図10(ホ)の実施形態5について説明する。
発射ハンドル32を操作した場合、発射ソレノイド87および球送りソレノイド42aは直ちには通電されず、少し右に回した時から通電される。図10において、初期段階のハンドル回転角θ0〜θA未満の範囲は、発射機構17の発射ソレノイド87がまだ通電されない区間、つまり「遊び区間」であり、遊技球は、ハンドル操作量がこの遊び区間(θ0〜θA未満)を過ぎてから発射される。
レンジC=発射ハンドルの回転角ゼロの位置θ0から、発射手段である発射機構17の発射ソレノイド87に通電がなされて発射動作が開始されるハンドル回転角の位置θAまでをレンジCとし、
レンジD=通電が開始されるハンドル回転角の位置θAから遊技球が戻り防止片200を超えて遊技領域に達するハンドル回転角の位置θ1までをレンジDとしたとき、
下記(5)式
レンジC(θ0〜θA)>レンジD(θA〜θ1)‥‥(5)
の関係になるように、発射制御装置90において発射ソレノイド87の励磁を制御するものである。
つまり、
θ1=遊技球が戻り防止片200を超えて遊技領域に達するハンドル回転角、
θ4=ハンドル回転角θ0からハンドル回転角θ1までの区間長Yの1/2に対応する回転角度位置、
θA=通電が開始されるハンドル回転角角度位置、としたとき、
下記(6)式
θ4<θA≦θ1‥‥(6)
の関係になるように、θA(通電が開始されるハンドル回転角)を置く。
図12は、図13に示すベース板45にガイドレール46、センターケース47を順次設けて構成した遊技盤16を示す。ガイドレール46を設けた遊技盤16に対し、センターケース47(図13)を取り付ける場合、上記(1)〜(4)式のいずれかを満たす位置に頂点201が来るように配慮される。すなわち、この遊技盤16は、センターケース47の頂点201が、どのような発射装置であっても画一的に同じ位置に来るように設計されるのではなく、搭載される発射装置を構成する発射ハンドル32と発射機構17と発射制御装置90の特性を考慮して、上記の(1)〜(4)式のいずれかを満たす位置に頂点201が来るように設計されるという点に、特色がある。図12は上記の(1)〜(4)式のいずれかを満たす位置に頂点201が配置された結果としての遊技盤16を示すものである。
上記実施形態1〜5では、発射強度VR74として、回転角に対して抵抗値が直線的に変化するBカーブの可変抵抗器を使用し(図11(a)参照)、発射ハンドル32の回転角度に対する発射強度が、図10に示した直線のθ−Fグラフ97の特性のものであるとして説明した。しかし、発射強度VR74としては、回転角に対して抵抗値が対数的に変化するAカーブの可変抵抗器を用いることもできる。
上記実施形態では、頂点201を、ガイドレール46の円弧の半径方向に見て、左側が低く右側が高い段差により構成したが、打球を左流路と右流路とに分ける分岐点として作用することができればよく、段差以外によって頂点201を構成することができる。たとえば、鎧枠部106の外周面における最も高い所を、頂点201とすることができる。
2 外枠、
3 前枠、
7 ガラス扉、
16 遊技盤、
17 発射機構(発射装置本体)、
32 発射ハンドル、
42 球送りユニット、
45 ベース板、
46 ガイドレール、
46a〜46c 第1レール〜第3レール、
47 センターケース、
71 発射レバー、
72 発射停止ボタン、
73 タッチセンサ、
74 発射強度VR(可変抵抗器)、
75 発射停止スイッチ、
81 発射レール、
85 槌、
87 発射ソレノイド、
90 発射制御装置、
104 発射案内通路、
106 鎧枠部、
108a 左流下経路、
108b 右流下経路、
200 戻り防止片、
201 頂点、
202 跳返体。
Claims (3)
- 発射ハンドルと、
前記発射ハンドルの操作により抵抗値が変化する可変抵抗器と、
遊技球を発射レールに沿って発射させる発射手段と、
遊技盤面に配置されて遊技領域を形成するガイドレールと、
前記遊技盤の前記遊技領域に配置されたセンターケースと、
前記ガイドレールの一部により形成され、前記発射レールから発射される遊技球を前記遊技領域へ導く発射案内通路と、
前記発射案内通路の出口に設けられた戻り防止片と、
前記センターケースと一体にまたは別体として形成され、遊技球の流下方向を前記センターケースの左側と右側に分ける分流点となる頂点と、
前記頂点を越えて右側に飛翔した遊技球を右側遊技領域に変更させる跳返体と、
前記発射ハンドルが回転操作されることにより、前記可変抵抗器の抵抗値に基づいて前記発射手段による遊技球の発射強度を制御する発射制御手段と、
を備え、
遊技球が前記戻り防止片を超えて遊技領域に達する前記発射ハンドルの回転角位置θ1から、遊技球が前記頂点に達する前記発射ハンドルの回転角位置θ2までをレンジA2とし、
遊技球が前記戻り防止片を超えて遊技領域に達する前記発射ハンドルの回転角位置θ1から、遊技球が前記跳返体に達するハンドル回転角θ3までのハンドル回転角範囲の50%に対応する回転角度位置θCまでをレンジB2としたとき、
レンジA2>レンジB2
の関係となるように、前記センターケースの頂点を配置した、
ことを特徴とする弾球遊技機。 - 前記可変抵抗器は、前記発射ハンドルの回転角θに対して抵抗値が直線的に増大するBカーブの特性を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。 - 前記センターケースの左側領域においては、遊技球が流下可能な複数の流下経路が形成され、前記発射強度の調整によりいずれの流下経路を流下させるかを選択可能であり、
前記センターケースの右側領域においては、前記頂点を超えた後の遊技球を共通に案内する共通流下経路の下流側に複数の流下経路が形成され、前記発射強度の調整によりいずれの流下経路を流下させるかを選択不能または困難である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
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