JP5244228B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、弾球遊技機に関し、遊技領域からの遊技球の球戻りを防止する球戻り防止装置を備えた弾球遊技機に関するものである。
従来、パチンコ機においては、遊技領域に臨むガイドレールの先端部に対応する遊技盤部分に配設され遊技領域からの遊技球の球戻りを防止する球戻り防止装置が設けられている。この球戻り防止装置は、発射装置により球案内通路から遊技領域へ投入された遊技球が、障害釘や風車に当たって球案内通路側に逆戻りするのを防止するものである。
特許文献1の球戻り防止装置は、遊技盤の盤面に固定されるベース部材と、このベース部材に支点ピンを介して回動可能に枢着されるゲート部材と、このゲート部材に固定されゲート部材を閉位置へ付勢する錘とを備えている。ゲート部材は、球案内通路の出口を開閉する開閉部を有すると共に、支点ピンを挿通させる軸穴を備えている。ベース部材の前面には支持ピンの先端のねじ部がねじ込まれる支点穴が設けられている。
特開2004−329299号公報
特許文献1の球戻り防止装置においては、遊技中において発射装置から連続的に遊技球が発射される場合、ゲート部材の開閉部に遊技球が繰返し衝突すると、その開閉部に衝撃が繰返し作用することにより支点穴にねじ込まれた支点ピンの先端が緩んできてゲート部材の作動性が低下する。また、ゲート部材が長期間作動すると、支点ピンの先端が支点穴から抜けてしまうと共に、ゲート部材がベース部材から外れてしまうおそれがある。さらに、支点ピンの頭部の形状やその頭部の金属色がゲート部材の前面から露出した状態なので、球戻り防止装置の外観の意匠性が低下する。
装置を組立てる場合、支点ピンをゲート部材の軸穴に挿入した後、支点ピンの先端のねじ部をベース部材の支点穴にねじ込ませる為のねじ止め工程が必要となるので、装置組立て時の組立て工数が増加し、製作コスト的に不利である。
本発明の目的は、弾球遊技機に関し、遊技中における球戻り防止装置の作動性の低下を防止すること等である。
請求項1の弾球遊技機は、遊技球を発射する発射手段と、この発射手段により発射された遊技球をガイドレールに沿って遊技領域内へ案内する球案内通路と、遊技領域に臨むガイドレールの先端部に対応する遊技盤部分に配設されて遊技領域からの遊技球の戻りを防止する球戻り防止装置とを備えた弾球遊技機において、前記球戻り防止装置は、本体部材と、この本体部材に支軸を介して回動可能に枢着されたゲート部材とを有し、前記本体部材は、前記支軸の先端部分を圧入させる圧入穴を形成した圧入部と、この圧入部の前側に位置するカバー部と、遊技盤の盤面に取り付けられる取付基部と、遊技盤に形成された位置決め穴に嵌合する位置決め突部とを有し、前記ゲート部材は、前記支軸を挿通させる枢支穴と、前記ゲート部材を閉位置へ付勢する錘部とを有し、前記支軸を枢支穴に挿通し、枢支穴と前記圧入穴を前後に直列状に配置してその支軸の先端部分を圧入穴に圧入固定し、前記取付基部に形成したビス穴に挿通させたビス部材により本体部材を遊技盤に固定した状態において、支軸の後端部を遊技盤から所定距離離隔させると共に、その所定距離よりも前記圧入穴の深さが大きくなるように形成したことを特徴としている。
本願発明によれば、球戻り防止装置は、本体部材と、支軸と、ゲート部材を有し、本体部材は、支軸の先端部分を圧入させる圧入穴を形成した圧入部と、この圧入部の前側に位置するカバー部と、遊技盤の盤面に取り付けられる取付基部と、遊技盤に形成された位置決め穴に嵌合する位置決め突部とを有し、支軸をゲート部材の枢支穴に挿通し、枢支穴と圧入穴を前後に直列状に配置してその支軸の先端部分を圧入穴に圧入固定したので、支軸の先端部分を強固に固定できると共に、支軸が前方へ抜け出すことがない。そのため、遊技中において遊技球が連続して発射されてもゲート部材の作動性の低下を防止することができる。
取付基部に形成したビス穴に挿通させたビス部材により本体部材を遊技盤に固定した状態において、支軸の後端部を遊技盤から所定距離離隔させると共に、その所定距離よりも圧入穴の深さが大きくなるように形成したので、ゲート部材に遊技球が繰返し衝突し、ゲート部材に衝撃が繰返し作用することにより支軸の先端部分の圧入が緩んだ状態においても、支軸が遊技盤とカバー部の間に配設されることで、支軸の先端部分が圧入穴から外れることがなく、ゲート部材が安定して作動し続ける。
さらに、支軸をゲート部材の枢支穴から挿入してその先端部分が圧入穴に圧入固定するので、装置組立て時の組立工数を削減し、製作コストの低減を図ることができる。
パチンコ機の斜視図である。 パチンコ機の遊技盤の正面図である。 遊技盤に配設された球戻り防止装置の部分拡大正面図である。 球戻り防止装置の分解斜視図である。 球戻り防止装置の裏側拡大斜視図である。 球戻り防止装置の後面拡大図である。 球戻り防止装置の正面拡大図である。 球戻り防止装置の左側面図である。 球戻り防止装置の右側面図である。 支軸の先端部分が圧入穴に圧入固定された状態を示す縦断面拡大図である。 支軸の先端部分の圧入が緩んだ状態を示す縦断面拡大図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、カード式弾球遊技機であるパチンコ機1は、矩形枠状の外枠3と、この外枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを有し、カード式球貸し機2をサンドイッチ状に挟持する状態で、外枠3が島構造体(図示略)に着脱自在に装着されている。前枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、遊技盤5の前側に対応させて、窓部6aを有するガラス扉6と発射用の遊技球Pを貯留する上皿8の前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。前面板7の下部には、上皿8から溢流し又は抜き取った遊技球Pを貯留する下皿9と、発射ハンドル10とが設けられている。
上皿8の右部には、カード式球貸し機2に対する球貸し操作用の操作パネル13が設けられ、この操作パネル13には、カード残額を3桁の数字で表示するカード残額表示部13aと、所定金額分の遊技球Pの球貸しを指示する球貸しスイッチ13bと、遊技終了時にカードの返却を指令する返却スイッチ13cとが設けられている。
図2に示すように、鉛直な盤面を形成する遊技盤5には、外レール14aと内レール14bとからなるガイドレール14がほぼ環状に設けられ、ガイドレール14の内側に遊技領域5aが形成され、発射ハンドル10を回動操作して発射された遊技球Pは、このガイドレール14により遊技領域5aへ案内される。遊技領域5aに臨む内レール14bの先端部には球戻り防止装置16が配設されている。この球戻り防止装置16により、外レール14aと内レール14b間に形成された球案内通路18から遊技領域5aの上部へ投入された遊技球Pの球案内通路18側への逆流が防止される。
遊技領域5aには、多数の障害釘(図示略)と、風車11と、センターケース25と、そのセンターケース25に一体的に設けられた液晶ディスプレイ(LCD)25aと、可動役物12と、特別図柄表示部28と、普通図柄ランプ表示部29と、特別図柄表示部28の特別図柄表示領域28a〜28c内に配設された複数の特別図柄変動保留ランプ(図示略)と、複数(4つ)の普通図柄変動保留ランプ27と、複数の普通入賞口20と、第1始動口21aと第2始動口21bとを備えた特別図柄始動口21と、第2始動口21bを大小変化させるように開閉する始動口開閉部材21cと、ゲート式の普通図柄始動口22と、大入賞口15を開閉する開閉扉15aと、入賞しなかった遊技球Pをアウト球として回収する球排出口17等が設けられている。
遊技領域5aに投入された遊技球Pは、風車11や多数の障害釘に当たって方向を換えながら落下していき、普通入賞口20、特別図柄始動口21の第1、第2始動口21a、21b、普通図柄始動口22、大入賞口15の何れかに入賞するか、最下端まで落下して球排出口17から排出される。普通入賞口20、大入賞口15の何れかに遊技球Pが入球した場合には、その入賞口15、20に応じて予め定めた数の遊技球Pが上皿8又は下皿9に払い出される。
特別図柄始動口21に入球した遊技球Pを検出した場合には、特別図柄表示部28において、複数(3つ)の特別図柄表示領域28a〜28cに複数の特別図柄が7セグメント表示装置により変動表示され、その表示装置の変動停止時の表示結果が特定図柄態様(「444」、「777」等)になった場合、開閉扉15aにより大入賞口15が開閉されて、遊技者に有利な利益状態が発生する。ここで、特別図柄の変動中に特別図柄始動口21の第1、第2始動口21a、21bに遊技球Pが入球した場合には、その入球数が最大4個まで保留球として記憶され、その保留球に相当する数の特別図柄変動保留ランプが点灯される。そして、その保留数に相当する回数の特別図柄の変動表示が連続的に行われる。
利益状態が発生すると、所定の入賞条件に基づいて、例えば、大入賞口23は最大で15ラウンド開閉動作を繰返し、大入賞口23の各開放は、その大入賞口23に遊技球Pが10個入球するか、その開放時から30秒経過するまで維持される。
また、普通図柄始動口22に入球した遊技球Pを検出した場合には、普通図柄ランプ表示部29の普通図柄当りランプ表示領域29aと普通図柄外れランプ表示領域29bとの何れかにおいて、抽選手段による普通図柄の当り/外れの抽選結果がランプ表示され、当りランプ表示領域29aのランプが点灯表示された場合、始動口開閉部材21cにより、特別図柄始動口21が所定回数開閉される。
ここで、当り/外れランプ表示領域29a、29bの何れかのランプの点灯表示中に普通図柄始動口22に遊技球Pが入球した場合には、その入球数が最大で4個まで保留数として記憶され、普通図柄ランプ表示部29の表示領域29a、29bでの当り/外れのランプ表示の実行回数が普通図柄変動保留ランプ27に点灯される。そして、その保留数に相当する回数分の普通図柄の当り/外れに関する抽選値が抽出され、その抽選値に基づく当り/外れの判定結果が普通図柄ランプ表示部29の当り/外れランプ表示領域29a、29bにて連続的に点灯表示される。
次に、球戻り防止装置16について説明する。
図2〜図7に示すように、球戻り防止装置16は、本体部材32と、ゲート部材31と、支軸36と、錘部材33とを備え、遊技領域5aに臨む内レール14bの先端の近傍に遊技盤5の盤面よりも手前側に突出した状態で配置されている。なお、図5、図6は、球戻り防止装置16の裏側を示すものであり、図7は、球戻り防止装置16の表側を示している。
図4に示すように、本体部材32は、取付基部39と、壁部41と、カバー部42と、係合部48とを備え、これらが合成樹脂材料により一体成形されている。取付基部39は板状に形成され、上下2箇所には、取付基部39から後方へ突出状に一体成形された1対の位置決め突部43が設けられている。これら位置決め突部43の間には1つのビス部材50が挿通可能な円形のビス穴40が穿設されている。
壁部41は、取付基部39の上端から上方に向けて延設されると共に前方へ延びるように設けられている。壁部41は、第1規制部46と第2規制部47を備え、図5に示すようにゲート部材31の基部34と錘部35の外形を覆う断面コ字状に形成されている。第1規制部46は、壁部41の上端に形成され、ゲート部材31の遊技領域5a側への回動を規制するものである。第2規制部47は、壁部41の中央部において前後方向に延びる突条であり、支軸36を中心にゲート部材31に固定された錘部材33の重心が回動する回動軌跡上に一致する位置に設けられている。第2規制部47は、ゲート部材30の球案内通路18側への回動を規制するものである。
図4、図5に示すように、カバー部42は、壁部41の前面を覆う形状に形成されている。カバー部42の裏面には、その裏面から後方へ突出した圧入部45が一体成形されている。この圧入部45は、ゲート部材31の枢支穴37と直列状に配置されている。その中央部分には遊技盤5の盤面側から穿設され支軸36の先端部分を圧入固定する圧入穴44が形成されている。この圧入穴44は円筒状に形成され、支軸36の径より僅かに小さい径で且つ支軸36の先端部分を挿入可能な深さを有する。圧入穴44は後面側のみ開口した形状で形成される一方、その前面側はカバー部42の裏面で塞がれている。圧入穴44の深さは、詳しくは図10、図11に示すように、球戻り防止装置16が遊技盤5の盤面に組み付けられたときの遊技盤5の盤面と支軸36の頭部36b間の距離よりも大きくなるように形成されている。好ましくは、圧入穴44の深さを遊技盤5の盤面と支軸36の頭部36b間の距離の2倍以上にした方がよい。
係合部48は内レール14bの先端部と係合する為のスリット状の係合溝を有し、壁部41の下側に配設されている。球戻り防止装置16は、その係合溝を内レール14bの先端部分に係合させることにより内レール14bの先端部に対応する遊技盤5部分に配置されることになる。
ゲート部材31は、基部34と、開閉部30と、錘部35とを備え、本体部材32の後側に配設されている。基部34、開閉部30、錘部35は、夫々、合成樹脂材料で構成され、これらが一体成形されている。
基部34には支軸36が挿通可能な円筒状の枢支穴37が設けられている。図5に示すように、ゲート部材31は、遊技盤5の盤面側からその枢支穴37に挿通された支軸36を介して本体部材32に回動可能に枢着されている。
開閉部30は、基部34の枢支穴37よりも上側に設けられ、球案内通路18の出口を開閉するように薄板状に形成されている。この開閉部30は、ゲート部材31の回動中心となる支軸36に対して上方に延設されている。開閉部30の一側面は遊技領域5aに進入する遊技球Pに当接する進入球当接面30aとして構成され、この進入球当接面30aの裏面は戻り球に当接する戻り球当接面30bとして構成されている。
図3に示すように、開閉部30は本体部材32を介して内レール14bの先端部近傍に配置され、外レール14a側に向かって上方に延びるように配置されている。この開閉部30により球案内通路18の出口側の道幅が遊技球Pの直径より小さくなるように狭められる。ガイドレール14に沿って球案内通路18を上昇する遊技球Pは、開閉部30の進入球当接面30aに当接した後開閉部30を2点鎖線で示す遊技領域5a側へ退避させ遊技領域5a内に進入する。
基部34の枢支穴37より下側には錘部材33が固定される錘部35が設けられている。この錘部35は枢支穴37の軸方向に沿った断面形状に形成されている。図6、図7に示すように、錘部35は、開閉部30を遊技球Pにより遊技領域5a側に傾動した2点鎖線で示す開位置から球案内通路18側(矢印方向)へ傾動した実線で示す閉位置に復帰させるために付勢力を発生するものである。
錘部35は、支軸36に対して上方に延設された開閉部30と反対方向の下方に延設されると共に、開閉部30の進入球当接面30aが外レール14aの側面に対して鋭角となるように球案内通路18側に屈曲して形成されている。これにより、錘部35において錘部材33を支軸36の鉛直下方より球通路案内18側に固定でき、錘部材33の重力による開閉部30を球案内通路18側へ付勢する付勢力が一層高められる。
錘部35には、遊技盤5の盤面側から穿設された錘部材取付穴38が設けられている。この錘部材取付穴38は、円柱状の錘部材33を螺着して固定する為の部位であり、錘部材33と同一の径を有する円筒形状に形成されている。錘部材取付穴38は、後面側のみ開口した形状で形成される一方で、その前面側は錘部35の壁により塞がれている。錘部材33は、ゲート部材31よりも比重の重い金属製のビス部材で構成されている。錘部材33が錘部材取付穴38に螺着され固定されることにより、開閉部30を開位置から閉位置へ復帰させる錘部35の付勢力が高められる。
支軸36は、金属材料で構成され、ゲート部材31の枢支穴37に挿通する軸部36aと、軸部36aの先端と反対側の後端に設けられた頭部36bとを備えている。頭部36bは、軸部36aの径より大きな外形を有する。図5に示すように、支軸36は基部34の枢支穴37に挿通して遊技盤5の前面に対し略直交する方向に突設し、軸部36aでゲート部材31を回動可能に枢支する。
球戻り防止装置16を組み立てるに際しては、遊技盤5の盤面側から支軸36の軸部36aをゲート部材31の枢支穴37に挿通させ、その軸部36aの先端部分を圧入穴44に圧入固定し、ゲート部材31が圧入穴44の外周縁と支軸36の頭部36bとの間に挟まれ回動可能に枢支される。また、圧入穴44の前面側はカバー部42の裏面で塞がれているので、軸部36aの先端がカバー部42の前面から露出することがない。次に、錘部35の錘取付穴38に錘部材33を螺着させ固定する。
図8、図9に示すように、組み立てられた球戻り防止装置16は、本体部材32の係合部48の係合溝を内レール14aの先端部分に係合させることにより遊技盤5の前面に配設される。次に、取付基部39の1対の位置決め突部43を、遊技盤5に形成された1対の位置決め穴49に嵌合させることにより、支軸36が遊技盤5の盤面と圧入穴44との間に配設される。そして、1つのビス部材50を取付基部39のビス穴40に挿入し遊技盤5の盤面に螺着して取付基部39が遊技盤5の前面に沿って固定され球戻り防止装置16が遊技盤5の盤面に組付けられる。
図10に示すように、支軸36の先端部分が圧入穴44に圧入固定されている状態において、遊技中において発射ハンドル10が操作され連続的に遊技球Pが発射されると、開閉部30の進入球当接面30aに遊技球Pが繰返し衝突し、その進入球当接面30aに衝撃が繰返し作用することにより、支軸36の先端部分の圧入が緩んでくる。図11に示すように、支軸36の先端部分の圧入が緩んだ状態においても、圧入穴44の深さを遊技盤5の盤面と支軸36の頭部間36bの距離よりも大きくなるように形成したので、支軸36の先端部分が圧入穴44から抜けることがなく、ゲート部材31が安定して作動し続ける。
以上説明した球戻り防止装置16の作用効果について説明する。
発射ハンドル10の回動操作により発射された遊技球Pは、ガイドレール14に沿って球案内通路18を上昇し、ゲート部材31の開閉部30の進入球当接面30aに接触する。ゲート部材31は、支軸36を介して本体部材32に回動可能に枢着されているので、錘部材33を固定した錘部35による付勢力に抗してして遊技球Pによりゲート部材31が時計回り方向に回動すると共に開閉部30が遊技領域5a側へ傾動する。遊技球Pが球案内通路18の出口を通過した後、錘部35の付勢力によりゲート部材31が反時計回り方向へ回動すると共に開閉部30が元の閉位置まで傾動し、球案内通路18の出口が遊技球Pの直径より小さい道幅に狭められる。
球戻り防止装置16は、本体部材32と、ゲート部材31と、支軸36と、錘部材33とを有し、枢支穴37をゲート部材31に設けると共に、支軸36の先端部分を圧入させる圧入穴44を本体部材32に設け、圧入穴44と枢支穴37を前後に直列状に配置し、支軸36を枢支穴37から挿入してその先端部分を圧入穴44に圧入固定し、圧入穴44の前面側を塞ぐカバー部42を本体部材32に一体的に形成したので、支軸36の先端部分を強固に固定できると共に、支軸36が前方へ抜け出すことがない。また、支軸36が遊技盤5の盤面とカバー部42との間に配設されるので、支軸36の先端部分が圧入穴44から外れることがない。そのため、遊技中において遊技球が連続して発射されてもゲート部材の作動性の低下を防止することができる。
また、カバー部42の裏面により圧入穴44の前面側を塞がれるので、支軸36の先端部分がカバー部42の前面から露出することがなく、球戻り防止装置16の外観の意匠性を高めることができる。支軸36をゲート部材31の枢支穴37から挿入してその先端部分を圧入穴44に圧入固定したので、装置組立て時の組立工数を削減し、製作コストの低減を図ることができる。
本体部材32に遊技盤の1対の位置決め穴に嵌合される1対の位置決め突部43と、これら位置決め突部43の間に形成されたビス穴40とを設け、このビス穴40に挿通させた1つのビス部材50により本体部材32を遊技盤5の盤面に固定したので、遊技盤5に対する球戻り防止装置16装置の位置決めを容易に行うことができるうえ、球戻り防止装置16の組付け作業を簡単且つ容易に行うことができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更例について説明する。
1〕実施例においては、カバー部42の裏面に一体成形された圧入穴44に支軸36の先端部分を圧入固定したが、支軸の先端部をビス部材、圧入穴をビス穴とし、支軸の先端部分をビス穴に螺着固定した構成にしてもよい。
2〕実施例においては、錘部材33は金属材料で構成したが、ゲート部材31よりも比重の重いものであれば、金属材料以外の他の材料で形成してもよく、セラミックなどの非金属無機材料、或いは金属の充填材料を含む複合材料等で構成してもよい。
3〕その他、当業者であれば、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更された種々の形態を包含するものである。
P 遊技球
1 パチンコ機
5 遊技盤
5a 遊技領域
14 ガイドレール
16 球戻り防止装置
31 ゲート部材
32 本体部材
33 錘部材
36 支軸
37 枢支穴
40 ビス穴
42 カバー部
43 位置決め突部
44 圧入穴
49 位置決め穴
50 ビス部材

Claims (1)

  1. 遊技球を発射する発射手段と、この発射手段により発射された遊技球をガイドレールに沿って遊技領域内へ案内する球案内通路と、遊技領域に臨むガイドレールの先端部に対応する遊技盤部分に配設されて遊技領域からの遊技球の戻りを防止する球戻り防止装置とを備えた弾球遊技機において、
    前記球戻り防止装置は、本体部材と、この本体部材に支軸を介して回動可能に枢着されたゲート部材とを有し、
    前記本体部材は、前記支軸の先端部分を圧入させる圧入穴を形成した圧入部と、この圧入部の前側に位置するカバー部と、遊技盤の盤面に取り付けられる取付基部と、遊技盤に形成された位置決め穴に嵌合する位置決め突部とを有し、
    前記ゲート部材は、前記支軸を挿通させる枢支穴と、前記ゲート部材を閉位置へ付勢する錘部とを有し、
    前記支軸を枢支穴に挿通し、枢支穴と前記圧入穴を前後に直列状に配置してその支軸の先端部分を圧入穴に圧入固定し、
    前記取付基部に形成したビス穴に挿通させたビス部材により本体部材を遊技盤に固定した状態において、支軸の後端部を遊技盤から所定距離離隔させると共に、その所定距離よりも前記圧入穴の深さが大きくなるように形成した、
    ことを特徴とする弾球遊技機。
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