JP2923615B2 - パチンコ遊技機における打球力変更制御装置 - Google Patents

パチンコ遊技機における打球力変更制御装置

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JP2923615B2
JP2923615B2 JP8331095A JP8331095A JP2923615B2 JP 2923615 B2 JP2923615 B2 JP 2923615B2 JP 8331095 A JP8331095 A JP 8331095A JP 8331095 A JP8331095 A JP 8331095A JP 2923615 B2 JP2923615 B2 JP 2923615B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ遊技機にお
ける打球力変更制御装置に係り、更に詳しくは、遊技面
内で所要のパチンコゲームを展開し得る遊技機におい
て、ソレノイド駆動形式の打球発射装置に係る打球駆動
力を強弱変更し得るようにした打球力変更制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来技術】この種の遊技機に代表されるパチンコ機で
は、基本共通な各種の遊技構成部材が夫々装備されてい
るもとで、機内に着脱交換可能にセットされる遊技盤
別、更にはその遊技領域内で展開されるパチンコゲーム
別によって機種,型式が区分されている。そして夫々の
パチンコ機でのパチンコゲームにおいて、球の打込み状
態については、一般化されている基本例として「左打
ち」、つまり遊技領域の縦央左寄り側に向けて打込む状
態が望ましくまた理想的ともされている。このようなパ
チンコ機にあって、近年では機種の一つとして前述した
「左打ち」のゲーム進行中に、例えば遊技者にとって有利
な特別遊技条件が成立(発生)した場合には、それ以後の
遊技有効時間内において、それまでの「左打ち」から新た
な「右打ち」に変更して遊技領域の縦央右寄り側に向けて
パチンコ球を打込んで、特別遊技条件に適したゲームを
展開することが望ましいとされたタイプ(一般に第3種
パチンコ機とも称されているタイプ)もあり、多く実施
されている。
【0003】また前述した夫々のパチンコ機において
は、パチンコ球(遊技球)用の打球発射装置としてソレノ
イド駆動形式のものでは、タッチ部,レバー,スイッチお
よび可変抵抗器等を組込んだ操作ハンドル部と、ロータ
リーソレノイドおよび傾動式の打球杆等を有する打球駆
動部または直動式のソレノイドおよびピストン式の打球
杆を有する打球駆動部と、駆動制御部を主体にして構成
され、操作ハンドル部のレバー回動操作によりタッチお
よびスイッチのON、可変抵抗器のボリューム調整に基
く夫々のソレノイドの駆動および打球杆の作動を含む打
球作動をなして、遊技球を打出すように設定されてい
る。そして前記打球発射装置では、操作ハンドル部の操
作を基本として、レバーの回動操作量,位置に応じて打
球杆の打球力(ソレノイドの励磁力による球飛び強さ)
が、強弱調整されまた設定されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述したパチ
ンコ機の一つとして、特別遊技条件の成立を伴うパチン
コゲームの進行において、「左打ち」と「右打ち」との変更
が求められるようなタイプにあっては、そのゲーム内容
の斬新性更には有効性が好まれる反面、打球操作の煩わ
しさや球の打出し(球飛び)不良等の問題を伴う。すなわ
ち、通常の「左打ち」ゲーム中に特別遊技条件が成立した
ことに対応して「右打ち」ゲームに変更しようとする場合
には、当該の打球発射装置における操作ハンドル部のレ
バーを、それまでの「左打ち」用として選定保持していた
操作位置から更に回動して、「右打ち」用に適した操作位
置に変更して打球力(球飛び力)を強化調整しなければな
らない。また、特別遊技条件が終了または解除されたこ
とに対応して元の「左打ち」ゲームに戻す場合には、操作
ハンドル部のレバーをそれまでの「右打ち」用の操作位置
から再び「左打ち」用の操作位置に戻して打球力を弱化調
整しなければならない。
【0005】しかし、このような操作ハンドル部(レバ
ー)の変更操作にあたっては、専ら遊技者の感による試
行錯誤的な操作に頼らざるを得ない状況にあり、それだ
けに煩わしくなっている。また「右打ち」用,「左打ち」用
の何れの変更操作にあっても、球飛び状態を視認しなが
らレバーを回動調整することになるため、変更操作中に
打出された遊技球が所要とする適正位置に打込まれなく
なり、所謂「無駄打ち」となってしまう。特にゲーム内容
を充分把握していない不慣れな遊技者にとっては、「左
打ち」と「右打ち」との打ち変えにかなりの戸惑いを感じ
ると共に、打ち変えの時期を知らないために特別遊技条
件に係る権利を消滅させてしまい、不快感さえ覚えるこ
とがある。このため本来のゲーム内容設定の優位性が遊
技者に充分反映されず、むしろ逆に大きな違和感、損失
感だけを持たれてしまう問題があった。それだけにこの
種タイプのパチンコ機では、適正な打球力の変更操作を
簡単にして、本来のゲーム内容を好適に展開し得ること
が強く望まれている。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を解決するべく
新規に提案されたものであって、パチンコゲーム中に
「左打ち」と「右打ち」との変更が求められるようなタイプ
にあって、ソレノイド駆動形式の打球発射装置を前提に
してその操作ハンドル部を通常の「左打ち」用に適した操
作位置,条件に選定保持したまま、「右打ち」用ゲームに
適した打球力の強化調整と元の「左打ち」用のゲームに適
した打球力の弱化調整とを、機前側でのスイッチ操作に
基いて簡単かつ適正に切換えて、特別遊技条件によるゲ
ームを好適に遂行し得るようにしたパチンコ遊技機にお
ける打球力変更制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係るパチン
コ遊技機における打球力変更制御装置は、上球受け皿側
の遊技球を適宜球送り装置の球送り作動により前枠内部
の発射部位に1球ずつ送込んで、ソレノイド駆動形式の
打球発射装置の打球作動により前枠内部の遊技盤内に打
込んで所要のパチンコゲームを行ない得る遊技機にあっ
て、把持操作具として構成されて操作レバーの回動操作
により制御される可変抵抗器およびスイッチそしてタッ
チ感知部材を有する打球操作部と、打球作動具として構
成されて前記スイッチおよびタッチ感知部材の検出条件
と可変抵抗器のボリューム調整条件に基いて所要の励磁
力で駆動されるソレノイドおよび打球杆を有する打球駆
動部と、制御回路具として構成されてその回路基盤に電
源用回路の他に前記可変抵抗器、スイッチおよびタッチ
感知部材、ソレノイドに係る夫々の入出力制御用の回路
および接続具を有する駆動制御部と、打球操作部の反対
側の前側部位に装設されて前側での指先操作によりON
・OFF状態が切換え操作されるスイッチを前記駆動制
御部における励磁力調整用回路側に接続した打球力変更
用の切換え操作部と 前記遊技盤に配設されて遊技球の
左打ちと右打ちとを表示区分して前側から視認できる表
示区分手段とを備え、前記打球操作部の操作レバーを所
定の操作位置に保持したまま、前記打球駆動部のソレノ
イドの励磁力を、操作レバーの操作量に対応する可変抵
抗器のボリューム調整位置に応じて設定される第1の励
磁力と、前記切換え操作部のスイッチの切換えに応じて
設定される第2の励磁力とに変更可能にし、この第1,
第2の励磁力に基く強弱夫々の打球力によりパチンコ球
を前記遊技盤の左寄り側と右寄り側との各位置に分けて
打込み得るように設定すると共に、前記表示区分手段に
より左打ちと右打ちとを表示区分し得るように設定した
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】遊技者は、ゲーム開始にあたり、遊技盤の左寄
り側に遊技球を打込み得るように打球発射装置の操作レ
バーを調整すると、その操作量に対応する可変抵抗器の
ボリューム調整位置に応じて設定される第1の励磁力に
より打球駆動部のソレノイドが励磁されて、遊技球は遊
技盤の左寄り側に打込まれる。パチンコゲーム中におけ
る特別遊技条件の成立により、打込み位置を遊技盤の右
寄り側に変更する場合は、前記操作レバーをその位置に
保持したまま切換え操作部のスイッチを切換えると、第
1の励磁力より強い第2の励磁力により打球駆動部のソ
レノイドが励磁されて、遊技球は遊技盤の右寄り側へ打
込まれる。そして、特別遊技条件の終了により打込み位
置を左寄り側へ変更する場合は、再び切換え操作部のス
イッチを切換えることにより、打球駆動部のソレノイド
は第1の励磁力で励磁されて、遊技球は左寄り側に打込
まれる。
【0009】
【実施例】次に、本発明に係るパチンコ遊技機における
打球力変更制御装置について、好適な実施例を挙げて、
添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお本実
施例では、特別遊技条件の成立を伴うパチンコゲームの
進行において、「左打ち」と「右打ち」との変更が求められ
るような遊技領域を備えると共に、球打ち手段としてロ
ータリーソレノイド駆動形式の打球発射装置を備えたタ
イプのパチンコ機を例にして示す。
【0010】本実施例のパチンコ機は、その基本的構成
として図1および図2に略示するように、外枠Aの開口
前面側に対して開閉および着脱が可能に組付けられる前
枠Bの各部に、ガラス扉D付きの窓枠C、上球皿Eおよ
び下球皿F、そして後述する打球発射装置G等が装備さ
れている一方、前枠Bの裏側にアウト球、セーフ球、賞
品球の各処理部を有する機構セット盤Hが着脱可能に装
備されており、そして前枠Bの正面内部に後述する遊技
盤Iが着脱交換可能にセットされ、また前枠Bの前側に
打球力変更操作用の切換え操作部Jが設置されている。
なお外枠Aは、上下および左右の4本の枠部材を枠組み
連結した形態のものを例とし、その内の右と下の枠部材
1,2を合成樹脂成形製のものとして選択交換連結する
ことにより、一般に「関東枠、関西枠」と呼称区分されて
いる2種のタイプに変更し得るようになっている。また
前枠Bは、全体が合成樹脂成形されたもので、前記各構
成部材C,E,F,Gを装備する枠体3と遊技盤I用のセ
ット面域5を開口した保持枠4とが、前後に連設された
内外二重枠形態とされている。そして、保持枠4の下部
盤前面に発射レール6等が取着され、また上球皿Eの右
部裏側にソレノイド形式の球送り装置7が装備されてい
る(図2参照)。
【0011】このようなパチンコ機にセットされる遊技
盤Iについては、特別遊技条件の成立を伴うパチンコゲ
ームにおいて、「左打ち」と「右打ち」との変更が求められ
るタイプとして、図2に例示する遊技領域を有するもの
が実施される。すなわちこの遊技盤Iでは、特別遊技条
件の権利発生用の中央入賞装置11と、入球通過検出に
基いて図柄作動条件を発生し得る図柄作動入球具16
と、特別遊技の権利発生時にセーフ球検出に基いて開成
始動条件を発生し得る始動入賞具(第3種始動口ともい
う)17と、この開成始動条件に基いて開成作動される
大型の電動入賞装置18が夫々配設されていると共に、
各種形式の入賞具20,21と、通過入口22および通
過出口23と、開成継続回数表示具24と、ランプ具2
5,25および回転案内具26,26等が夫々配置されて
いる。なお中央入賞装置11には、図柄表示具12、特
定入賞口としての開閉口13、特別装置としてのスイッ
チ14および図柄判定表示具15等が組込まれ、また電
動入賞装置18にはソレノイドで開閉される開閉羽根1
9等が組込まれている。
【0012】そしてこの遊技盤Iでのパチンコゲームを
要約すると、先ず通常の「左打ち」(図2中の縦央左寄り
側Lへの球の打出し)において、図柄作動入球具16で
の入球通過検出に基く中央入賞装置11の図柄表示具1
2の変動表示停止、この図柄表示具12の表示結果に基
く開閉口13の開放、同開閉口13へのセーフ球入賞に
対する特別装置のスイッチ14の検出および図柄判定表
示具15の表示に基いて、特別遊技条件の成立、つまり
権利発生の有無が判定される。そしてこの権利発生があ
った以後には、「右打ち」(図2中の縦央右寄り側Rへの
球の打出し)が求められて、この「右打ち」用ゲームにお
いて始動入賞具17でのセーフ球入賞検出に基いて電動
入賞装置18が設定パターンで開成され、以降この開成
作動が設定回数に亘り継続可能とされる。そうして設定
回の開成作動継続終了に伴い特別遊技条件の権利が満了
終了されると、以後は元の「左打ち」に変更が求められて
「左打ち」用ゲームが展開されるようになっている。
【0013】前枠Bの右下部に装備される前記打球発射
装置Gは、打球操作に基いて上球皿Eから球送り装置7
を介して発射レール6に送込まれた遊技球を打出すロー
タリーソレノイド駆動形態のものであって、図4に示す
ように基本的な構成として、球円筒形グリップ状にユニ
ット化された打球操作部(ハンドル部ともいう)G1と、
ベース単位でユニット化されて打球操作部G1での操作
入力条件に基いてロータリーソレノイド(単にソレノイ
ドともいう)52が駆動されて打球動作を行なう打球駆
動部G2と、該駆動部G2裏側に着脱可能にセットされた
駆動制御部G3等を備えており、そして打球操作部G1
前記下球皿Fの右側に、また打球駆動部G2が前枠Bの
枠体3の下部に、夫々組付けセットされて接続されてい
る。
【0014】まず前記打球操作部G1については、図4,
図5および図6に示すように、合成樹脂成形された基本
的なグリップ用部材として、同操作部G1の固定基体を
なす支持筒体31と、この支持筒体31の開口前面に取
着された支持円盤33に着脱可能に固定される略半球形
のキャップ体34と、支持筒体31およびキャップ体3
4の間に回動可能に支持されたリング状の操作レバー3
5とを、互いの中心部基準で位置決め結合してユニット
化されている。そして支持筒体31の筒部32内の前側
に、打球駆動部G2のソレノイド52に対する可変抵抗
器(ボリュームスイッチともいう)37が組込まれて、そ
の調整軸38と操作レバー35中心の係合片36とが差
込み結合されている一方、支持筒体31の開口前側にソ
レノイド52に対するスイッチ39および支持筒体31
の外側から操作可能なレバー状の操作片40が組込まれ
ており、また支持筒体31の開口側外周に金属製または
表面メッキされたタッチ感知環41が取着されている。
そしてこれらの部材37,39,41は、予め支持筒体3
1の筒部32内の後側に係止爪等を利用して組込み固定
された6極円筒形の中継用のコネクタ42に個々の配線
を介して集約的に接続されている。ちなみにタッチ感知
環41と駆動制御部G3におけるタッチ回路(図示しな
い)を合わせて、便宜上タッチスイッチともいう。
【0015】このような打球操作部G1は、下球皿Fに
対して図4および図5に示すように、平面外向きかつ後
下りの斜状に装備されて長く楽に把持操作できる。すな
わち、下球皿Fのセット板8の右部前面から外郭保護体
9の前方に向けて適宜角度で突出固定された保持具49
の連結筒50内に支持筒体31の筒部32を直接嵌挿し
て、ビス47および支持金具48を利用して連結固定さ
れており、またコネクタ42が保持具49内に予め前向
きに差込み固定された配線用のコネクタ76に嵌合接続
されている。そして、この装着状態において操作レバー
35は、支持筒体31の前方に突設された複数の軸筒部
(支持円盤33用の連結ボスを兼用する)43に対して、
円弧状の案内口44を嵌合して回動方向および操作量が
規制されており、ねじりばね45で常に図6中反時計方
向へ付勢されたもとで、回動操作量に応じて前記可変抵
抗器37をボリューム調整し得る。これに対して前記操
作片40は、操作レバー35内側に突設された規制ピン
46により出没変化し得、レバー35の操作前ではピン
46で拘束された没入状態でスイッチ39をOFFに
し、同レバー35の操作時にはピン46から解放された
突出状態でスイッチ39をONにするようになってお
り、またこの操作片40の状態切換え操作に基いてスイ
ッチ39がON・OFF条件に切換えられる。なおコネ
クタ76に接続された配線77は、セット板8および前
枠Bの各孔を通して裏側へ引出されている。
【0016】これに対して前記打球駆動部G2について
は、図4および図7に示すように、同駆動部G2のセッ
トベースとなる金属成形製の支持盤51の前側に、パル
ス制御される前記ロータリーソレノイド52が設置さ
れ、このソレノイド52の回動軸53の後端に打球杆5
4が連結されて、全体が支持盤51単位で構成されてい
る。そしてこの駆動部G2は、枠体3裏側の設置座部に
支持盤51を当て合わせてビス固定することにより、ソ
レノイド52が枠体3のセット口10内に収容されて下
球皿F側の保持具49で覆蓋されている。このもとでソ
レノイド52のパルス通電励磁毎に打球杆54が、打球
始端から打球終端の範囲を回動変移して発射位置の遊技
球を打出し得るようになっている。なお支持盤51に
は、配線用の通孔55が形成されている。そして同支持
盤51の裏側において、打球杆54の打球位置調整用の
手段として、回動調整形式の始端側のストッパ56と、
スライド調整形式の終端側のストッパ57とが配置され
ており、また駆動制御部G3のケース61をセットする
ための合成樹脂成形製の保持台58がビス着されてい
る。
【0017】また前記駆動制御部G3については、前述
のロータリーソレノイド52および各電気的部品37,
39,41と、前記球送り装置7の電磁ソレノイド7
8、そして後述する切換え操作部Jのスイッチ87の総
括的な入出力制御(ハード的制御、ソフト的制御)をなす
もので、図4および図8に示すように、開蓋可能な合成
樹脂成形製のケース61内に所要の回路を備えた回路基
盤64が内蔵されており、このケース61が前記支持盤
51裏側の保持台58に着脱可能にセットされている。
そして回路基盤64に配置された図示6個の内、右端を
除く5個の接続具65,66,67,68,69を利用して
図8中右側から順に、電源(AC24V)、球送り用ソレ
ノイド78、ロータリーソレノイド52、可変抵抗器3
7、スイッチ39およびタッチ感知環41が、夫々のコ
ネクタ付き配線を介して接続される。但し、可変抵抗器
37用とスイッチ39およびタッチ感知環41用の接続
具68,69に接続される配線(各系統毎に3本)77
は、その全線の一端が前記コネクタ76に集約的に接続
されている。また図8中右端の接続具70は、後述する
切換え操作部Jのスイッチ用とされる。
【0018】なお前記ケース61は、回路基盤64を直
接収容保持する方形皿状の受け盤62と、回路基盤64
を覆蓋保護する箱形状のカバー63とをビス等により組
付け整合しており、そして前記保持台58に成形された
係止爪59と下部両側の軸部60に対して、受け盤62
の裏側に成形された上部の係止軸部71と、下部両側の
軸支部72を夫々係合してセットされている。なおカバ
ー63の右外側には、配線用の止め片73が一体に成形
されている(図4,図8参照)。また前記回路基盤64に
は、図示しないが、電源回路、球送りソレノイド用の駆
動回路、ロータリーソレノイド用の駆動回路、ボリュー
ム(励磁力)調整用回路、スイッチ用およびタッチ用の回
路と後述する切換えスイッチ用の回路が夫々構成され
て、各々の接続具65,66,67,68,69,70に接
続されている。また、ロータリーソレノイド52の励磁
力とタッチ感知環41の接触感度とを、各々強弱調整す
るための回動式の調整具74,75が付設されている。
【0019】このように構成された打球発射装置Gで
は、遊技者による打球操作部G1での操作条件により、
駆動制御部G3でのパルス出力制御に基いて、前記球送
り装置7と適宜タイミングで作動される。すなわち基本
的な打球発射作動として、図9,図10および図11に
略示するように、タッチ感知環41のタッチ検出条件
と、操作レバー35から解放された操作片40の突出復
帰によるスイッチ39の検出条件が、駆動制御部G3
回路基盤64の各部に入力されることに基いて、同基盤
64のパルス出力部から出力される第1パルスP1によ
り、まず球送り装置7の電磁ソレノイド78が1球分単
位で励磁されて球送り体(図示しない)を作動させる。一
方前述の2つの検出条件に加えて、操作レバー35の操
作量に応じた可変抵抗器37のボリューム調整条件が回
路基盤64に入力されることに基いて、励磁力が調整さ
れてパルス出力部から出力される第2パルス(1サイク
ル(S)毎のデューティ比調整されたパルス)P2により、
打球駆動部G2のロータリーソレノイド52が1球分単
位で励磁(第1の励磁力で励磁)されて打球杆54を作動
させる。この結果、1球毎の球送り作動により遊技球が
発射位置に送込まれて着座し、これにタイミングを合わ
せた打球作動により同遊技球が打出されて遊技盤H内に
打込まれる。以降は同様な1球毎の球送り・打球作動に
基いて、遊技球を定時連続的に打出してパチンコゲーム
が継続される。
【0020】但し、前述の駆動制御部G3でのパルス出
力制御については、球送り作動に係る第1パルスP
1と、これに適宜タイミング(時間差)を合わせた打球作
動に係る第2パルスP2とを合わせて、1球分単位毎の
基本1サイクルSとして制御設定されており(図9参
照)、また操作レバー35の回動操作量に応じた可変抵
抗器37のボリューム調整位置により分圧比に応じた出
力電圧が強弱決定されて、ソレノイド52の励磁力(打
球力)が略比例して選定される(図10参照)。このよう
なパルス設定に基いて、前述した1球毎の球送り・打球
作動が常に確動安定化され、また操作レバー35が回動
操作保持されているもとで、適時操作片40を介してス
イッチ39をON・OFF条件に切換えることにより、
この切換え条件に合わせた球送り・打球作動に基いて、
遊技球を単発的に打出すことができるようになってい
る。なお回路基盤64の調整具74の調整操作において
は、同具74の可変抵抗器のボリューム調整に基いて定
数的変化を伴い、結果的には図10に例示する場合と同
様に、デューティ比調整によりロータリーソレノイド5
2の励磁力(球飛び力)が調整設定される。ちなみに図1
0に例示したソレノイド52の励磁力について、後述す
る切換え操作部Jとの関連説明の便宜上、「弱」側の第2
パルスP2と「強」側の第2パルスP2とを以って、好適な
「左打ち」用と「右打ち」用とに適した励磁力とする。
【0021】一方前記切換え操作部Jは、前記遊技盤I
でのゲーム内容等に応じて前述のように構成された打球
発射装置Gの打球力を「左打ち」用と「右打ち」用とに適し
た強弱条件に切換え操作するためのもので、図1および
図2に略示するように、前記下球皿Fの左部前側に設置
された押しボタンスイッチ形態例とされている。すなわ
ちこの切換え操作部Jでは、その基本的な構成として図
12に示すように、下球皿Fの外郭保護体9の左端側に
成形されたスイッチ保持用の台部81前面に、合成樹脂
成形製の押しボタン保持用のカバー82が係合爪等で取
着されている。そしてカバー82の操作口83およびピ
ン部84を利用して組付けた押しボタン85を後側へ押
込むことにより、台部81裏側の係止爪86に保持した
所要のスイッチ87を操作し得るよう構成されている。
なおスイッチ87は、例えばオルタネイト形式やシーソ
形式のような1回毎の操作でON・OFF状態に切換え
られるものとされ、その配線88が下球皿Fのセット板
8および枠体3の各通孔89,90を通して裏側に引出
され、最終的には前記駆動制御部G3の回路基盤64の
接続具70(図8中右端)に接続されるようになってい
る。
【0022】そしてこの切換え用のスイッチ87の接続
については、一例として図11に理論的に略示するよう
なグランドオープンスイッチ回路例が提案されており、
回路基盤64における可変抵抗器37のボリューム調整
回路のグランド(GND)側に接続された回路79の途上
に組込まれて、前記押しボタン85の操作毎にON(接
続),OFF(離隔)の状態に切換えられるようになってい
る。このもとで、スイッチ87が図中実線で示す通常の
ON状態に保持されている場合では、可変抵抗器37の
ボリューム調整位置に応じた分圧比により、回路基盤6
4への入力電圧が決定されると共に、これに略比例して
ソレノイド52に対する出力電圧も決定されて、その励
磁力(第1の励磁力)が強弱所要の出力値に調整設定され
る。これに対して、スイッチ87が図中破線で示すOF
F状態に保持されている場合では、可変抵抗器37のグ
ランド(GND)側がオープンにされることにより、分圧
比がくずれて回路基盤64に対する入力電圧が電源(V
DD)と略同電位となり、これに略比例してソレノイド
52の励磁力(第2の励磁力)が高出力値となるように設
定されている。なおスイッチ87のON・OFF切換え
条件は、図9および図10に例示する基本1サイクルS
単位毎の終了時に合わせて有効化されるよう設定されて
いる。
【0023】従って、このような切換え操作部Jを利用
した打球発射装置Gの打球作動にあっては、打球操作部
1の操作レバー35を常に所要とする「左打ち」用に適
した位置に保持したままにおいて、前記スイッチ87の
通常のON状態でソレノイド52の励磁力が図10中の
「弱」側に設定されたもとで打球杆54の弱目の弾発力を
以って球の「左打ち」ができ、またスイッチ87の切換え
によるOFF状態でソレノイド52の励磁力が図10中
の「強」側に設定されたもとで打球杆54の強目の弾発力
を以って球の「右打ち」ができ、そしてスイッチ87のO
N状態復帰で再び元の「左打ち」ができ、スイッチ87の
単純な切換え操作だけで適正な「左打ち,右打ち」の変更
並びに好適な打出しができるものである。なおこの打球
力の切換えによる球打ちの変更に関連して、前記遊技盤
Iでは、前側から視認できる「左打ち,右打ち」の表示区
分手段として、図2に例示するように、装飾板27の上
縁両側に「左,右」の各表示部28が記されてその内側に
ランプ29が配置されている。このランプ29は、回路
基盤64側あるいは別の制御回路部(図示しない)側に接
続されて、スイッチ87のON・OFF状態に合わせて
夫々点灯されるものとする。
【0024】なお前述した切換え操作部Jについては、
パチンコ機やアレンジボール機の機種,型式等に応じた
他の用途例として、ゲーム制御用(図柄停止用,役物操作
用)、ゲーム精算用、電気部材や電子制御機器に対する
リセット用等のスイッチ操作部として必要に応じて選択
使用可能にされて、夫々の機能,目的のスイッチが付設
できるようになっている。また機種等によってこの操作
部が使用されない場合では、スイッチ87を係止爪86
から取外し得ると共に、これに合わせて押しボタン85
が同形装飾用の擬似ボタン85Aと交換できるようにな
っている(図13参照)。
【0025】
【実施例の作用】前述にように構成された本実施例のパ
チンコ機は、ゲームホール内の設置枠台に所定の傾き起
立姿勢で設置された外枠Aに、図1に示す各種の遊技構
成部材C,D,E,F,G,H,Jおよび遊技盤Iを装備した
前枠B全体が組付けられることにより、縦型弾球遊技機
として遊技に供し得る。このもとで、打球発射装置Gの
打球操作部G1を利用した通常の打球発射操作を行なう
ことにより、駆動制御部G3での制御に基いて上球皿E
内の遊技球を球送り装置7により1球ずつ発射位置に送
込み、打球駆動部G2のロータリーソレノイド52の駆
動に従動する打球杆54で打出して、遊技盤I内で所要
のパチンコゲームを展開し得る。そして、このゲーム中
に発生したセーフ球に対して機構セット盤Hの賞球排出
装置から払出された賞品球が、第1の排出経路を介して
上球皿E側へ優先的に排出されて皿部内に収容され、ま
た上球皿E側の充満以後には第2の排出経路を介して下
球皿F側へ排出されて皿部内に貯留される。
【0026】このような本実施例のパチンコ機にあっ
て、図2に例示される遊技盤I内でのパチンコゲーム並
びにこれに適応する打球発射作動制御等については、次
のようになし得る。すなわち、ゲームの開始にあたり本
来の通常打ちとされる「左打ち」用として、打球操作部G
1を把持して操作レバー35を「左打ち」に適した所要位
置に操作保持する(図6想像線参照)。これにより、前述
したように切換え操作部Jのスイッチ87が通常のON
状態に保持されているもとで、打球駆動部G2のソレノ
イド52の励磁力が弱目(図10中の「弱」側のパルスP2
参照)の第1の励磁力に設定される。この条件におい
て、打球杆54が打球作動されて発射装置に送込まれた
遊技球を1球ずつ継続的に打出し、遊技領域の左寄り側
Lの所要位置に打込みながら通常のゲームを遂行するこ
とができる。
【0027】そして前述した「左打ち」ゲームの進行過程
において、前記特別遊技条件の成立(権利発生)に伴い
「右打ち」用のゲーム変更が求められる場合には、前述の
操作レバー35を「左打ち」用の位置に保持したまま、前
記切換え操作部Jの押しボタン85を操作してスイッチ
87をOFF状態に切換える。これにより、前述のよう
にソレノイド52の励磁力が強目(図10中の「強」側の
パルスP2参照)の第2の励磁力に変更設定される。この
条件において、打球杆54が強く打球作動されて発射位
置に送込まれた遊技球を1球ずつ継続的に打出し、遊技
領域の右寄り側Rの所要位置に打込みながら特別ゲーム
を遂行することができる。
【0028】そうして前述した「右打ち」ゲームにおい
て、特別遊技条件の権利満了(消滅)に伴い再び元の「左
打ち」用のゲームが求められる場合には、操作レバー3
5を「左打ち」用の位置に保持したまま押しボタン85に
よりスイッチ87を元のON状態に戻す。これにより、
前述のようにソレノイド52の弱目の励磁力変更設定条
件において、打球杆54が弱く打球作動されて遊技球を
1球ずつ遊技領域の左寄り側Lの所要位置に打込みなが
ら通常のゲームを遂行することができる。
【0029】このように本実施例のパチンコ機では、
「左打ち」と「右打ち」との変更が求められるようなパチン
コゲームを奏するタイプにあって、前記打球発射装置G
の操作レバー35を常に通常の「左打ち」用に適した操作
位置に保持したまま切換え操作部Jのスイッチ87を遊
技者の左手指先操作で単に切換えるだけで、「左打ち」,
「右打ち」の夫々に適した打球力(ソレノイド52の励磁
力)を簡単に変更設定し得、このもとで双方のゲームを
好適に遂行し得る。しかも「左打ち」と「右打ち」について
は、スイッチ87の切換え条件に合わせて遊技盤Iの表
示区分手段28,29に表示されるので、打ち方の誤認
操作が回避できる。特にスイッチ87の切換え条件は、
駆動制御部G3での1球毎の球送り,打球作動の基本サイ
クル(図9中の基本サイクルS参照)に合わせて入力有効
化されているので、球打ち変更時においては、夫々の設
定打球力(励磁力)を以って球打ち終了,開始することが
できる。これにより夫々の球打ちゲームにおいて、常に
所要位置への打込みを維持して球飛び不良(発射不良)を
なくし、ゲームを軽快に継続することができる。
【0030】
【変更例】本発明の対象とするパチンコ機は、前述した
実施例だけに制限されず適宜変更した他例も好適に推奨
される。すなわち、球打ちの変更が求められるようなパ
チンコゲームを呈するタイプにあって、例えば打球発射
装置については直動式ソレノイドの励磁力を利用して打
球杆を作動させるようにした形態のものであってもよ
い。また、打球発射装置に関連して実施される切換え操
作部Jについては、打球操作部G1の近傍、具体的には
図3に略示するように、下球皿Fの外郭保護体9の右部
前側に付設して、打球操作部G1を把持操作する右手の
指先操作でスイッチを切換え得るようにしてもよく、あ
るいは前枠Bの枠体3前側に付設してもよい。そして夫
々の切換え操作部Jでは、そのスイッチ87をモーメン
タリー形式として、図11に略示するように、回路基盤
64における可変抵抗器37のボリューム調整回路のグ
ランド(GND)側に接続された回路79にフリップフロ
ップ回路80と共に組込んでもよい。勿論これ以外の形
式として、スイッチ87のON・OFF切換え条件に基
く打球力(励磁力)の強弱変更を、回路基盤64内のソフ
ト制御設定処理に委ねるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るパチン
コ遊技機における打球力変更制御装置によれば、「左打
ち」と「右打ち」との変更が求められるパチンコゲームを
奏するタイプにあって、打球発射装置の操作レバーを通
常の「左打ち」用に適した操作位置に保持して遊技を進行
する中で、「右打ち」を必要とする場合には、該操作レバ
ーを保持したまま切換え操作部のスイッチを指先操作す
るだけで、所要の「右打ち」遊技に変更することができ
る。すなわち、切換え操作部のスイッチによるON,O
FF操作のみで、遊技者が回動操作して調整した「左打
ち」の打球力と遊技機製作時に設定された「右打ち」用の
打球力とに変更し得るようにしたので、煩わしい操作レ
バーの回動操作をせずに軽快なゲームを継続することが
できる。特に本発明の打球力変更制御装置では、 左打
右打ち においては、前記切換え操作部における
スイッチの切換え条件に合わせて遊技盤の表示区分手段
に表示されるので、打ち方の誤認操作が好適に回避され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ機の基本的な構成を例示する斜視図
である。
【図2】 遊技盤を例示する正面図である。
【図3】 下球皿側を例示する斜視図である。
【図4】 打球発射装置側を例示する平断面図である。
【図5】 打球発射装置の打球操作部を例示する側断面
図である。
【図6】 打球発射装置の打球操作部を一部破断して例
示する正面図である。
【図7】 打球発射装置の打球駆動部を例示する背面図
である。
【図8】 打球発射装置の駆動制御部を例示する背面図
である。
【図9】 駆動制御部でのパルス制御例を示すグラフ図
である。
【図10】 駆動制御部でのパルス強弱調整例を示すグ
ラフ図である。
【図11】 駆動制御部および切換え操作部の制御例を
示す回路図である。
【図12】 切換え操作部側を例示する平断面図であ
る。
【図13】 切換え操作部の未使用状態例を示す平断面
図である。
【符号の説明】
6 発射部位 7 球送り装置28 表示部(表示区分手段) 29 ランプ(表示区分手段) 35 操作レバー 37 可変抵抗器 39 スイッチ 41 タッチ感知環 52 ロータリーソレノイド 54 打球杆 64 回路基盤 65 接続具 67 接続具 68 接続具 69 接続具 70 接続具 87 スイッチ B 前枠 E 上球皿 I 遊技盤 J 切換え操作部 G 打球発射装置 G1 打球操作部 G2 打球駆動部 G3 駆動制御部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上球受け皿(E)側の遊技球を適宜球送り
    装置(7)の球送り作動により前枠(B)内部の発射部位(6)
    に1球ずつ送込んで、ソレノイド駆動形式の打球発射装
    置(G)の打球作動により前枠(B)内部の遊技盤(I)内に打
    込んで所要のパチンコゲームを行ない得る遊技機にあっ
    て、 把持操作具として構成されて操作レバー(35)の回動操作
    により制御される可変抵抗器(37)およびスイッチ(39)そ
    してタッチ感知部材(41)を有する打球操作部(G1)と、打
    球作動具として構成されて前記スイッチ(39)およびタッ
    チ感知部材(41)の検出条件と可変抵抗器(37)のボリュー
    ム調整条件に基いて所要の励磁力で駆動されるソレノイ
    ド(52)および打球杆(54)を有する打球駆動部(G2)と、制
    御回路具として構成されてその回路基盤(64)に電源用回
    路の他に前記可変抵抗器(37)、スイッチ(39)およびタッ
    チ感知部材(41)、ソレノイド(52)に係る夫々の入出力制
    御用の回路および接続具(65,67,68,69)を有する駆動制
    御部(G3)と、打球操作部(G1)の反対側の前側部位に装設
    されて前側での指先操作によりON・OFF状態が切換
    え操作されるスイッチ(87)を前記駆動制御部(G3)におけ
    る励磁力調整用回路(70)側に接続した打球力変更用の切
    換え操作部(J)と 前記遊技盤(I)に配設されて遊技球の
    左打ちと右打ちとを表示区分して前側から視認できる表
    示区分手段(28,29)とを備え、 前記打球操作部(G1)の操作レバー(35)を所定の操作位置
    に保持したまま、前記打球駆動部(G2)のソレノイド(52)
    の励磁力を、操作レバー(35)の操作量に対応する可変抵
    抗器(37)のボリューム調整位置に応じて設定される第1
    の励磁力と、前記切換え操作部(J)のスイッチ(87)の切
    換えに応じて設定される第2の励磁力とに変更可能に
    し、この第1,第2の励磁力に基く強弱夫々の打球力に
    よりパチンコ球を前記遊技盤の左寄り側と右寄り側との
    各位置に分けて打込み得るように設定すると共に、前記
    表示区分手段(28,29)により左打ちと右打ちとを表示区
    分し得るように設定したことを特徴とするパチンコ遊技
    機における打球力変更制御装置。
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