JP2008246056A - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者の操作に応じて様々な種類の打ち出し方で遊技球を打ち出すことを可能にする技術を提供する。
【解決手段】 遊技領域へ遊技球を打ち出す球発射装置を備える遊技台は、前記球発射装置は、遊技球と衝突する衝突部と、前記衝突部に打撃力を付勢し、当該衝突部と遊技球とを衝突させて当該遊技球を打ち出す付勢手段と、を備え、遊技者の操作を受け付ける操作手段と、前記操作手段が受け付けた操作に応じて、前記遊技球と前記衝突部との衝突位置を調整する調整手段と、を備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は遊技台に関し、特に、遊技球を発射するための技術に関する。
特許文献1には、発射杆(弾球槌、発射槌、ハンマー)を回動し遊技球に衝突させて、遊技球をパチンコ機の遊技盤に打ち出す弾球発射装置が開示されている。
特許文献2には、ロータリーソレノイドを用いて発射杆を回動させて、遊技球に衝突させ、遊技球をパチンコ機の遊技盤に打ち出す遊技台(遊技機)が開示されている。この構成では、パチンコ機の前面に設けられた回動ハンドルの回動量に応じて発射杆の衝突の勢いを調節できるため、遊技者は、回動ハンドルを操作することで遊技盤に打ち出す遊技球の発射強度を調節することができる。
特許文献3には、遊技球の球飛方向及び打球力を安定させるために、遊技球をパチンコ機の遊技盤へ誘導するレールを回動可能にして、レールの一端に係止された遊技球と発射杆との相対位置を微調整することが可能な遊技球の発射装置が開示されている。
特開2004−187914号公報 特開2002−65972号公報 特許2799696号公報
パチンコ機やパチスロ、パチロット等で代表される遊技台においては、遊技球を打ち出し、遊技球が入賞口に入ったり所定の領域を通過したりすることに応じて様々な遊技上の演出を行い、所定の抽選に当選した場合は遊技球の払い出しを行う。従って、このような遊技台においては、遊技者の操作に応じて様々な種類の打ち出し方で遊技球を打ち出せることが、遊技の興趣を盛り上げる上で重要である。
しかしながら、上記従来の構成においては、遊技者は、遊技盤へ打ち出す遊技球の発射強度を調節することができるにとどまり、例えば、遊技球に所望の回転をかけて遊技球のあばれ方を楽しむようなことができなかった。
なお、特許文献3には、遊技球を遊技盤へ誘導するレールを回動可能にして、レールの一端に係止された遊技球と発射杆との相対位置を微調整することが可能な構成が開示されている。しかし、このレールはビスを用いてパチンコ機に取り付けられているため、遊技者が遊技球と発射杆との相対位置を遊技中に自由に調整することはできなかった。従って、遊技者は、例えば、遊技球に所望の回転をかけて遊技球のあばれ方を楽しむようなことができなかった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、遊技者の操作に応じて様々な種類の打ち出し方で遊技球を打ち出すことを可能にする技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による遊技台は以下の構成を備える。即ち、
遊技領域へ遊技球を打ち出す球発射装置を備える遊技台であって、
前記球発射装置は、
遊技球と衝突する衝突部と、
前記衝突部に打撃力を付勢し、当該衝突部と遊技球とを衝突させて当該遊技球を打ち出す付勢手段と、
を備え、
遊技者の操作を受け付ける操作手段と、
前記操作手段が受け付けた操作に応じて、前記遊技球と前記衝突部との衝突位置を調整する調整手段と、
を備える。
本発明によれば、遊技者の操作に応じて様々な種類の打ち出し方で遊技球を打ち出すことを可能にする技術を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<<第1実施形態>>
(全体構成)
図1は、本実施形態に係る遊技台100の外観を模式的に示す斜視図である。図1において、遊技台100はパチンコ機であって、本体101と前面扉ユニット103を備える。そして、本体101は、外枠105、遊技盤107、及び遊技盤107の下方に下部ユニット109を備え、さらに遊技領域115へ遊技球を打ち出す球発射装置200を本体101の内部に備えている。外枠105は、方形の筐体を備えており、遊技台100を遊技場の島に設置するための枠である。前面扉ユニット103の左側部には、外枠105の左側部の上下にそれぞれ設けたヒンジ部111に回動可能なヒンジ部113を上下にそれぞれ設けており、前面扉ユニット103は外枠105に対して開閉可能である。
遊技盤107にはその正面に遊技領域115が形成されている。遊技領域115には、遊技球の入球することのできる入賞口(不図示)が設けられている。入賞口としては、例えば、通常入賞口、可変入賞口、大入賞口、普図始動入賞口、特図入賞口等を設けることができる。遊技球(パチンコ球)は、遊技者の球発射操作に基づいて後述の球発射装置200により遊技領域115へ打ち出され、遊技領域115の上方へ飛来し、その後、遊技領域115に立設された複数の釘(不図示)と衝突を繰り返しながら遊技領域115の下方へ流れ落ちる。遊技領域115の上方から下方へ遊技球が流れ落ちる過程で、入賞口に遊技球が入球すると、遊技者に特典が与えられる。例えば、遊技台100は、入賞口に遊技球が入球したことに応じて、所定数(例えば、5個)の賞球を払い出したり、所定の抽選を行い、その抽選結果に応じて遊技球の払い出しを行ったりする。遊技球がいずれの入賞口にも入球しなかった場合は、遊技球は遊技盤の下部に設けられたアウト口(不図示)に入って遊技領域115から排除される。
また、遊技盤107には、その略中央に液晶表示装置(以下、LCD)117が設けられている。LCD117は主として、図柄(装飾図柄)の組合せを変動して表示した後、大当たりの判定結果に応じた装飾図柄の組合せを表示する。また、LCD117は、大当たり中の演出画像や遊技台100において遊技が行われていない場合のデモ画像等も表示する。なお、本実施形態ではLCDを採用しているが、他の種類の表示手段を採用してもよい。
下部ユニット109には、その左上部に遊技球の払出口119を備える。下部ユニット109は、払出口119と連続した上皿121を備え、遊技球を上皿121に一時的に貯留可能にしている。上皿121上の遊技球はレバー(不図示)を遊技者が操作することにより下皿123へ移動可能である。下皿123上の遊技球はレバー(不図示)を遊技者が操作することにより下皿123の開閉部が開口し、下皿123の下方へ落下させることができる。
操作ハンドル150は遊技者による遊技球の発射操作を受け付けるためのハンドルである。下部ユニット109は、上皿121が貯留している遊技球を一球ずつ、本体101の内部に設けられた後述の球発射装置200の発射位置に供給する遊技球供給装置(不図示)を内蔵している。球発射装置200は操作ハンドル150に対する遊技者の操作量に応じた強さで、上述の遊技球供給装置により上皿121から発射位置に供給された遊技球を、その弾発動作により、遊技領域115へ発射する。また、操作ハンドル150は専用ボタン151を備えており、専用ボタン151の押下に応じて、遊技球と球発射装置200が備える後述の発射杆220との衝突位置が調整される。
チャンスボタン125は遊技者が操作可能なボタンであり、例えば、遊技者がこれを連打した回数に応じて、演出内容を変化させることができる。
(球発射装置)
次に、球発射装置200について図2〜図8を参照して説明する。図2は、球発射装置200の基本構成を示す図である。球発射装置200は基板201を備えており、当該基板201には、上下に互いに並行に設けられた一対のスライド部203が設けられている。また、スライド部203には、当該スライド部203の長手方向にスライド可能な可動部205が嵌め込まれている。
可動部205は、一端がヒンジ部207によって基板201に設けられた略半楕円形の固定部209によって係止されており、また、固定部209の楕円弧側が可動部205に接している。このため、固定部209がヒンジ部207を中心に回動することによって可動部205の位置を調整することができる。ただし、可動部205は付勢手段(不図示)によって、図2の紙面左方向へ向かう付勢力が与えられている。
なお、基板201は、発射杆220が回動するときの回転軸217をささえる軸受け213を備えている。また、可動部205は、当該可動部205がスライド部203の長手方向にスライドしたときにも軸受け213と衝突しないようにするための、開口部227を備えている。さらに、可動部205には、発射杆220に回動力を付勢するためのコイルばね215の一端が固定される固定部211が設けられている。
図3は、球発射装置200に発射杆220とコイルばね215が取り付られた様子を示す図である。図3のように、発射杆220は、回転軸217を介して可動部205に設けられている。また、一端が固定部211に固定されたコイルばね215の他端が、ばね取付部219に取り付けられている。従って、発射杆220は、回転軸217を中心に回動可能に支持されており、コイルばね215の引張力によって、図3上で回転軸217を中心に時計回り方向に回動力が付勢されている。なお、球発射装置200は、回動力が付勢された発射杆220を支えて静止させるための静止部221を備えている。
発射杆220は遊技球300と衝突する衝突部223を有している。衝突部223には、図3のようにコイルばねが設けられている。ただし、衝突部223は、適当な弾性特性を有する他の部材が設けられてもよい。図3において、レール131は、球発射装置200により打ち出された遊技球300を遊技領域115の上方へ案内する。また、係止部133は、遊技球300を発射位置に係止する。発射杆220が静止部221に支えられて静止している場合、衝突部223は係止部133により発射位置に係止された遊技球300が存在する場所に位置する。
図4は、カム225が取り付けられた球発射装置200を示す図である。カム225は、回動軸229の回りに回動可能な板カムである。カム225について、図13を参照して説明する。図13は、カム225の形状を示す図である。
図13のように、カム225の上面225aは、曲線と直線を組み合わせた形状の稜線を有しており、この稜線に含まれる曲線は、回動軸229の中心(A−A’)からの距離が回動軸229の軸回りに増加する形状を有している。即ち、図13において、
1≦L2≦L3≦L4
の関係にある。言い換えると、カム225の半径は回動軸229の軸回りに増加する形状を有している。なお、図4のように、上面225aの直線上の稜線に相当する側面225bは、発射杆220の基本位置において、発射杆220に設けられた突起部231と係合する。また、発射杆220の基本位置において、カム225の回動軸229は突起部231の上方に存在する。
カム225はロータリーソレノイド233によって、図4において時計回り方向に付勢され、回動軸229の回りに回動される。図5は、ロータリーソレノイド233が取り付けられた球発射装置200を示す図である。なお、本実施形態では、カム225に回動力を付勢する付勢手段としてロータリーソレノイド233が用いるが、これに限られない。
図6は、カム225の回動することによって、発射杆220を遊技球300に衝突させて、遊技球300を発射する様子を示す図である。ただし、図6では、ロータリーソレノイド233は省略している。
図6(a)は、発射杆220が基本位置にある様子を示している。図6のように、発射杆220が基本位置にある場合、カム225の側面225bと、発射杆220に設けられた突起部231とは係合しており、また、衝突部223は、係止部133により発射位置に係止された遊技球の存在する場所に位置している。さらに発射杆220は静止部221と接しており、回動軸229は突起部231の上方に存在する。
ロータリーソレノイド233の付勢力によってカム225が時計回りに回動されると、カム225は、その半径が回動軸229の軸回りに増加する形状を有しているため、突起部231はカム225の縁に沿って下方に押し下げられることになる。従って、図6(b)のように、カム225の回動に応じて、発射杆220は回動軸の回りに反時計回りに回動していく。また、これに応じてコイルばね215は引き延ばされていく。
カム225がさらに時計回りに回動していき、突起部231がカム225の側面225bの位置まで達すると、発射杆220は、コイルばね215が付勢する回動力によって時計回り方向に回動され、図6(a)で示される基本位置まで戻される。発射杆220が基本位置に戻るときは、発射杆220に勢いがついているため、衝突部223が遊技球300に衝突し、当該遊技球300が遊技領域115へ打ち出される。
なお、基板201の図2の紙面に向かって奥には、ヒンジ部207を中心に固定部209を任意に回動させるための付勢手段(不図示)が連結されており、当該付勢手段は、操作ハンドル150が受け付けた操作量に応じて回動量を制御可能である。また、上記のように固定部209の楕円弧側は可動部205に接しており、可動部205は付勢手段(不図示)によって、図2の紙面左方向へ向かう付勢力が与えられている。従って、遊技者は、操作ハンドル150を回動させることによって可動部205の位置を調整することができる。
図7は、球発射装置200において、固定部209が回動したことにより可動部205がスライド部203に押し込まれた様子を示す図である。回転軸217をささえる軸受け213は基板201に取り付けられているため、可動部205がスライド部203に押し込まれると、図7のようにコイルばね215は引き延ばされ、これにより発射杆220にはより強い回動力が付勢されることになる。従って、遊技者は、操作ハンドル150を回動させることによって、可動部205の位置を調整してコイルばね215の伸張を調整して、遊技球300の発射強度を調整することができる。
基板201には、ボールねじのコマ237が取り付けられており、ねじ棒239がモータ235により回動されることによって、基板201は上下に移動する。このモータ235の動作は、操作ハンドル150が備える専用ボタン151の押下に基づいて制御される。従って、操作ハンドル150の専用ボタン151が受け付けた操作に応じて、遊技球300の発射位置に対して球発射装置200が相対的に移動され、これにより遊技球300と発射杆220との衝突位置が調整される。このため、遊技者は、専用ボタン151を操作することによって、遊技球に所望の回転をかけて遊技球のあばれ方を楽しむことができる。
なお、モータ235は、球発射装置200を移動させるための駆動力を提供する。また、ボールねじを構成するコマ237及びねじ棒239は、モータ235の駆動力を伝達して、球発射装置200を予め定められた方向(図7の例では上下)に移動させる。
図8は、遊技球300の発射位置の拡大図である。本実施形態では、図8のように、球発射装置200の移動は、発射位置に係止された遊技球300の上半球に、発射杆220と遊技球300との衝突位置が属する範囲で行う。これは、本実施形態の構成では、遊技球300に順回転をかける範囲で、発射杆220と遊技球300との衝突位置を遊技者が調整可能にしているためである。従って、遊技機メーカーや遊技場運営者の方針等に応じて、遊技球300に逆回転をかけられる範囲、即ち、衝突位置が発射位置に係止された遊技球300の下半球に属する範囲で、球発射装置200を移動させてもよい。
(操作ハンドル)
次に、操作ハンドル150について図9を参照して説明する。図9は操作ハンドル150の分解斜視図である。図9において、上蓋152は、操作ハンドル150の前面を覆う。上蓋152は、上蓋152の切欠161と中蓋154の切欠162が係合することにより、中蓋154に取り付けられる。また、中蓋154はねじ153によって筐体157の突起部164に取り付けられる。このとき中蓋154と筐体157との間には操作部156が挟まれるが、操作部156は開口部163を有しており、この開口部を筐体157の突起部164が通過する。なお、開口部163は、突起部164の配置よりも大きく設けられている。従って、操作部156には操作のあそびが存在する。なお、操作部156には、ばね155が取り付けられており、遊技者が操作部156を操作していないときは、操作部156は初期位置に戻る。
操作ハンドル150の軸158は、筐体157の開口部165を通過して操作部156の軸受けに係合する。操作部156が操作されると軸158が回動され、スイッチ159がその回動検知して、ケーブル167を介して遊技台100の内部のプロセッサ(不図示)に電気信号で伝達する。軸158の回動を検知したことを示す電気信号がプロセッサに伝達されると、それに応じてロータリーソレノイド233が駆動力を提供するように制御され、カム225は所定の速度で回動する。また、スイッチ159は、軸158の回動量を示す電気信号も遊技台100の内部のプロセッサ(不図示)に伝達する。軸158の回動量がプロセッサに伝達されると、この軸158の回動量に基づいて固定部209が付勢手段(不図示)により回動されるため、球発射装置200の発射強度が調整される。なお、本実施形態では、固定部209は、操作ハンドル150から出力される電気信号に基づいて回動されるが、これに限られない。例えば、操作ハンドル150と固定部209とを機械的に連結して、操作ハンドル150が回動されると、それに合わせて固定部209が回動するようにしてもよい。
筐体157には専用ボタン151が設けられている。専用ボタン151は、基本位置にある発射杆220を上方に動かすためのボタン151aと、下方に動かすための151bを備えている。ボタン151a、又はボタン151bが選択されると、その選択回数や選択時間に関する情報がケーブル166を介して遊技台100の内部のプロセッサに伝達され、その情報に基づいてモータ235の駆動が制御される。このため、遊技者は、専用ボタン151を操作することによって、遊技球300と発射杆220との衝突位置を調整して、遊技球に所望の回転をかけて遊技球のあばれ方を楽しむことができる。
<<その他の実施形態>>
第1実施形態では、コイルばね215が発射杆220に回動力を付勢し、衝突部223と遊技球300とを衝突させて当該遊技球300を打ち出していたが、回動力を付勢するのはコイルばね215に限られない。例えば、ロータリーソレノイドが発射杆220に回動力を付勢してもよい。
図10は、ロータリーソレノイドを用いて発射杆220に回動力を付勢する球発射装置200を示す図である。図10において、ロータリーソレノイド241は、回転軸217を中心に発射杆220を回動させて、衝突部223を遊技球に300へ衝突させる。図10の構成では、静止部221の他に、発射杆220を静止させるための静止部243が設けられており、発射杆220は、静止部221と静止部243との間で回動することができる。
また、第1実施形態では、球発射装置200を上下方向に移動可能な構成について説明したが、球発射装置200を移動する方向は上下方向に限られない。例えば、遊技球300に横方向の回転をかけるべく、横方向に移動できるようにしてもよい。
図11は、球発射装置200を横方向に移動可能な構成を示す図である。図11(a)は球発射装置200の正面図であり、図11(b)は上面図である。図11の構成でも球発射装置200はボールねじにより移動される。球発射装置の基板201は載置台251に載置される。載置台251の下部には、ボールねじのコマ247が取り付けられており、ねじ棒245が回動することによって載置台251は移動する。なお、ねじ棒245はモータ249によって回動される。載置台251の下部にはスライド部253が設けられており、当該スライド部253は、ねじ棒245の回動によって土台255上をスライドする。このように、図11の構成では、モータ249が、球発射装置200を移動させるための駆動力を提供し、コマ247及びねじ棒245を含むボールねじ機構がこの駆動力を伝達して、球発射装置200を予め定められた方向に移動させる。なお、モータの動作は操作ハンドル150に設けられた専用ボタン151の操作に応じて実行される。このため、遊技者は、遊技球300と衝突部223との衝突位置を自由に調整して、遊技球300を打ち出すときに、遊技球300に所望の横方向の回転をかけて楽しむことができる。
また、第1実施形態では、球発射装置200そのものを移動させることによって、遊技球300と衝突部223との衝突位置を調整していたが、これに限られない。例えば、球発射装置200上で発射杆220の位置姿勢を変化させていくことにより、遊技球300と衝突部223との衝突位置を調整してもよい。
図12は、歯車機構により球発射装置200上で発射杆220の位置姿勢を変化させる構成を示す図である。図12(a)のように、歯車A257上に、発射杆220の回転軸217、静止部221、243が設けられており、これらは歯車A257の中心261とは一致しない場所に設けられている。そして、歯車A257には別の歯車B259が係合しており、歯車B259がその中心263のまわりに回動することによって、歯車B259は中心261の回りに回動し、発射杆220が回動するときの衝突部223の軌跡が変化していく。
図12(b)は歯車A257の回動によって変化する衝突部223の軌跡を示している。Pは、発射杆の回転軸217の位置を示しており、歯車A257の回動によってPは移動する。Pが移動すると、例えば、Q−Q’で示される衝突部223の軌跡が、R−R’で示される軌跡へ変化する。このように、歯車A257上に発射杆220の回転軸217を設け、歯車A257を回動させることで、遊技球300と衝突部223との衝突位置を調整することができる。なお、歯車B259の回動はモータ(不図示)を使用して行うが、当該モータの動作制御は、操作ハンドル150に設けられた専用ボタン151の操作に基づいて行われる。従って、遊技者は、専用ボタンを操作することで、遊技球300と衝突部223との衝突位置を調整して、遊技球300に所望の回転をかけて楽しむことが可能となる。
また、上記の実施形態では遊技台100がパチンコ機であることを想定したが、遊技球300を打ち出す構成であればパチンコ機に限られない。例えば、パチスロ機等に上記の構成を適用しても構わない。また、上記の実施形態では、球発射装置200は、回動可能に支持され衝突部223が設けられた発射杆220を備え、この発射杆220に回動力を付勢することで衝突部223と遊技球300とを衝突させていたが、遊技球300を打ち出す手法は発射杆220を回動させるものに限られない。例えば、伸縮式のソレノイドの出力軸の先頭に衝突部を設ける構成としてもよい。この場合、ソレノイドの出力軸の往復移動動作により衝突部に打撃力が付勢され、衝突部と遊技球とが衝突することで当該遊技球は打ち出される。
遊技台の外観を模式的に示す斜視図である。 球発射装置の基本構成を示す図である。 球発射装置に発射杆とコイルばねが取り付られた様子を示す図である。 カムが取り付けられた球発射装置を示す図である。 ロータリーソレノイドが取り付けられた球発射装置を示す図である。 球発射装置が遊技球を発射する様子を示す図である。 球発射装置において、可動部がスライド部に押し込まれた様子を示す図である。 遊技球の発射位置の拡大図である。 操作ハンドルの分解斜視図である。 ロータリーソレノイドを用いて発射杆に回動力を付勢する球発射装置を示す図である。 球発射装置を横方向に移動可能な構成を示す図である。 歯車機構により球発射装置上で発射杆の位置姿勢を変化させる構成を示す図である。 カムの形状を示す図である。

Claims (6)

  1. 遊技領域へ遊技球を打ち出す球発射装置を備える遊技台であって、
    前記球発射装置は、
    遊技球と衝突する衝突部と、
    前記衝突部に打撃力を付勢し、当該衝突部と遊技球とを衝突させて当該遊技球を打ち出す付勢手段と、
    を備え、
    遊技者の操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段が受け付けた操作に応じて、前記遊技球と前記衝突部との衝突位置を調整する調整手段と、
    を備えることを特徴とする遊技台。
  2. 前記球発射装置は回動可能に支持された発射杆を備え、
    前記付勢手段は、前記発射杆に回動力を付勢し、
    前記衝突部は前記発射杆上に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技台。
  3. 前記調整手段は、前記操作手段が受け付けた操作に応じて、前記遊技球の発射位置に対して前記球発射装置を相対的に移動させる移動手段を備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技台。
  4. 前記移動手段は、
    前記球発射装置を移動させるための駆動力を提供する駆動手段と、
    前記駆動手段の駆動力を伝達して、前記球発射装置を予め定められた方向に移動させる伝達手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の遊技台。
  5. 前記移動手段は、発射位置に係止された前記遊技球の上半球に前記衝突位置が属する範囲で前記球発射装置を移動させる
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の遊技台。
  6. 前記操作手段は、遊技球の発射操作を受け付けるための操作ハンドルに設けられる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遊技台。
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