JP2021035791A - アクセル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】組付け時にクッションが変形、脱落を抑制する全閉クッションの提供。【解決手段】ケース10と、変位部20と、弾性部材30と、弾性を有する素材で構成される全閉クッション50aとを備え、ケース10は全閉クッション50aが挿入される空隙を構成するガイド部110aを備え、全閉クッション50aは組付部と接触部とを有し、全閉クッション50aおよびガイド部110aは、ガイド部110aの第1の範囲から第3の範囲のうち、第1の範囲に対してガイド部110aの入口の側に位置する第2の範囲においては、挿入の方向に垂直な断面における挿入の前の組付部の形状が、挿入の方向に垂直な断面における空隙の形状より大きく構成されており、第1の範囲に配される組付部の挿入の方向に垂直な断面における挿入の前の形状は、第3の範囲における空隙の挿入の方向に垂直な断面における形状よりも小さく構成されているアクセル装置1。【選択図】図1
Description
本開示は、アクセル装置に関する。
特許文献1には、アクセルペダルのケースの全閉ストッパ部分にクッションを設けることでアクセルペダルの全閉時のアクセルペダルとケースの間の衝撃を緩和させ、発生する音を低減させることができるアクセル装置が開示されている。このクッションは、ケースに設けられた組付孔に圧入されることによってケースに取り付けられる。
ところが、従来技術では、クッションの形状及び組付孔の形状が、クッションの挿入方向について一定であった。そのため組付時にクッションの長手方向の全長にわたってクッションが組付孔の内壁から力を受けることとなる。これにより組付け時にクッションが変形、または組付孔から脱落する懸念があった。
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本開示の一形態によれば、アクセル装置(1、1m、1n)が提供される。このアクセル装置(1、1m、1n)は、車体に取りつけられるケース(10)と、ユーザに操作されてケース(10)に対して変位する変位部(20)と、アクセル装置(1、1m、1n)が全閉の状態となる向きに、変位部(20)に弾性力を加える弾性部材(30)と、アクセル装置(1、1m、1n)が全閉の状態にあるときに、少なくとも一部が、ケース(10)と変位部(20)との間に位置し、弾性を有する素材で構成される全閉クッション(50a〜50l)と、を備え、ケース(10)は、ある方向に沿って全閉クッション(50a〜50l)が挿入される空隙(100a〜100l)を構成するガイド部(110a〜110m)を備え、全閉クッション(50a〜50l)は、空隙(100a〜100l)内に配され、ガイド部(110a〜110m)に保持される組付部(500a〜500k)と、空隙(100a〜100l)外に配され、アクセル装置(1、1m、1n)が全閉の状態にあるときに変位部(20)と接する接触部(510a〜510m)と、を有し、全閉クッション(50a〜50l)およびガイド部(110a〜110m)は、全閉クッション(50a〜50l)の空隙(100a〜100l)への挿入の方向に沿って配されるガイド部(110a〜110m)の第1の範囲(R11〜R111)から第3の範囲(R13〜R113)のうち、第1の範囲(R11〜R111)に対してガイド部(110a〜110m)の入口の側に位置する第2の範囲(R12〜R112)においては、挿入の方向に垂直な断面における挿入の前の組付部(500a〜500k)の形状が、挿入の方向に垂直な断面における空隙(100a〜100l)の形状より大きく、構成されており、全閉クッション(50a〜50l)の先端を含み、第1の範囲(R11〜R111)に配される組付部(500a〜500k)の挿入の方向に垂直な断面における挿入の前の形状は、第2の範囲(R12〜R112)に対して入口の側に位置し入口を含む第3の範囲(R13〜R113)における空隙(100a〜100l)の挿入の方向に垂直な断面における形状よりも小さく、構成されている。
この形態のアクセル装置においては、ガイド部の第3の範囲に、第1の範囲に配されるクッションの組付部を挿入することにより挿入が開始される。このため全閉クッションを組付ける際に全閉クッションの挿入を、ケースから圧力を受けることなく開始することができる。そのため全閉クッションの挿入の開始を安定して行うことができるため、全閉クッションの変形やケースからの脱落を防ぐことができる。
(2)本開示は、アクセル装置に限らず、アクセル装置の製造方法として実現してもよい。
A.第一実施形態
図1において、第一実施形態としてのアクセル装置1の構成を示す。また、図2において、図1を矢印Aの方向から見た状態を示す。
図1において、第一実施形態としてのアクセル装置1の構成を示す。また、図2において、図1を矢印Aの方向から見た状態を示す。
アクセル装置1は、ケース10と、パッド20aと、アーム20bと、ペダル20cと、弾性部材30と、シャフト40と、全閉クッション50aを備える。
ケース10は、略直方体の形状を有する。ケース10は、車体に取り付けられる。ケース10は、図1に示すように内部収容空間SPを囲う収容壁として、後述するパッド20aに対向する前面壁101と、前面壁101に対向する背面壁102と、前面壁101と背面壁102の間の一方の側面を構成する開放側面103と、開放側面103と対向する側面壁104と、内部収容空間SPの上端を規定する上面壁105と、上面壁105と対向する下面壁106と、貫通孔111を有する。開放側面103は壁面ではなく、開放側面103以外の壁が内部収容空間SPを囲う収容壁として機能している。開放側面103は、図示しないカバーによって覆われる。貫通孔111は、後述するアーム20bが貫通する。
上面壁105は、後述する全閉クッション50aがx軸の正方向に沿って挿入される空隙100aを構成するガイド部110aを備えている。
図3において、第一実施形態におけるガイド部110aをz軸の方向から見た状態を示す。図4において、図3の4−4断面の状態を示す。図5において、第一実施形態におけるガイド部110aを、x軸の方向から見た状態を示す。全閉クッション50aは、ガイド部110aの空隙100aに対し、x軸の正方向に挿入される。図4に示すように、ガイド部110aは、全閉クッション50aの空隙100aへの挿入の方向に沿って第1の範囲R11と第2の範囲R12と第3の範囲R13の範囲を有している。
第2の範囲R12は、第1の範囲R11に対してガイド部110aの入口の側に位置する。また、第3の範囲R13は、第2の範囲R12に対してガイド部110aの入口の側に位置する。第3の範囲R13は、ガイド部110aの入口を含む。第1の範囲R11および第2の範囲R12においては、空隙100aの形状が挿入の方向について一定であるように構成されている。これにより、第1の範囲R11および第2の範囲R12において、ガイド部110aの空隙100aの形状が変化する態様に比べて、容易に製造することができる。
第3の範囲R13においては、空隙100aの形状が第1の範囲R11および第2の範囲R12よりも大きく形成されている。具体的には、第3の範囲R13における空隙100aの、z軸の方向の寸法が、第1の範囲R11および第2の範囲R12のz軸の方向の寸法よりも大きく形成されている。
また、ガイド部110aの第2の範囲R12と第3の範囲R13の間には、第3の範囲R13から第2の範囲R12にかけてθ1の角度を有する斜面部分GS11が設けられている。斜面部分GS11は、第3の範囲R13から第2の範囲R12にかけてz軸の方向の寸法が小さくなるように形成されている。
図1及び図2に示すように、パッド20aは略直方体の形状を有する。パッド20aは、運転者によって踏み込まれる。パッド20aの側面には側面ガード部材201aが設けられている。また、パッド20aの下端には支点部材202aが設けられている。パッド20aは、支点部材202aによりケース10と接続している。側面ガード部材201aは、運転者の足がパッド20aとケース10の間に挟み込まれないように、パッド20aとケース10の間の隙間をガードする。支点部材202aは、パッド20aを支持する。パッド20aは支点部材202aとの接点を中心として回転をすることができる。
アーム20bは、略直方体の形状を有する。アーム20bは、貫通孔111を介してパッド20aと後述するペダル20cを連結する。
ペダル20cは、パッド20aが運転者により踏み込まれることにより、アクセル装置1を全閉の状態から全開の状態まで変化させる。踏み込まれることにより全開の位置まで変位したペダル20cは、ユーザの足が離れると後述する弾性部材30の弾性変形により、全閉の状態となる向きに変位する。全閉の状態に変位したペダル20cは、後述する全閉クッション50aの接触部510aと接触する。
パッド20aとアーム20bとペダル20cを合わせた部材を変位部とも呼ぶ。変位部は、ユーザに操作されてケース10に対して変位する。
弾性部材30は、アクセルが全閉の状態となる向きに、ペダル20cに弾性力を加える。弾性部材30は、内部収容空間SPに収容される。弾性部材30は、ペダル20cの下方に設置される。
シャフト40は、ユーザの足がパッド20aから離れてペダルが変位可能な範囲のうち一端にあるときに、弾性部材が対して指令を出す。シャフト40は、ケース10に回転可能に支持される。
図6において、第一実施形態における全閉クッション50aをz軸の方向から見た状態を示す。図7において、第一実施形態における全閉クッション50aをy軸の方向から見た状態を示す。図8において、第一実施形態における全閉クッション50aを、x軸の方向から見た状態を示す。全閉クッション50aは、略直方体の形状を有する。全閉クッション50aは、弾性を有する素材で構成される。
図6ないし図8に示すように、全閉クッション50aは組付部500aと接触部510aを有する。組付部500aは、ガイド部110aに保持される。組付部500aは、全閉クッション50aがガイド部110aに挿入された後の状態においては、空隙100a内に配される。
図6に示すように、組付部500aは全閉クッション50aの両端に設けられている。具体的には、中心軸CA1に対して全閉クッション50aが対称となるように、組付部500aが形成されている。組付部500aがガイド部110aに保持された際、接触部510aは、ガイド部110aの空隙100a外に配される。また、図6及び図7に示すように、組付部500aは、空隙100aへの挿入の方向に沿って第1部分R11cと第2部分R12cと第3部分R13cの範囲を有している。
第1部分R11cは、全閉クッションの先端を含んでいる。第2部分R12cは、第1部分R11cに対して、空隙100aへの挿入方向における入口の側に位置する。また、第3部分R13cは、第2部分R12cに対して、空隙100aへの挿入方向における入口の側に位置する。組付部500aは、第2部分R12cおよび第3部分R13cの形状が挿入の方向について一定であるように構成されている。これにより、第2部分R12cから第3部分R13cの形状が変化する態様に比べて、容易に製造することができる。
第2部分R12cおよび第3部分R13cにおいては、組付部500aの形状が第1部分R11cよりも大きく形成されている。具体的には、第2部分R12cおよび第3部分R13cにおける、z軸の方向の寸法が、第1部分R11cにおけるz軸の方向の寸法よりも大きく形成されている。
第2部分R12cから第3部分R13cにかけて、平坦部CH11が設けられている。また、第2部分R12cから第1部分R11cにかけて、θ2の角度を有する斜面部分CS11が設けられている(図7参照)。斜面部分CS11は、第2部分R12cから第1部分R11cにかけて、z軸の方向の寸法が小さくなるように形成されている。
第1の範囲R11に配される組付部、第1の範囲R11に配される部分、第1の範囲R11における組付部500aのことを、「組付部500aの第1部分R11c」又は「第1部分R11c」ともよぶ。第2の範囲R12に配される組付部、第2の範囲R12に配される部分、第2の範囲R12における組付部500aのことを、「組付部500aの第2部分R12c」又は「第2部分R12c」ともよぶ。第3の範囲R13に配される組付部、第3の範囲R13に配される部分、第3の範囲R13における組付部500aのことを、「組付部500aの第3部分R13c」又は「第3部分R13c」ともよぶ。
接触部510aは、全閉クッション50aがガイド部110aに挿入された後の状態においては、空隙100a外に配される。全閉クッション50aは、アクセル装置1が全閉の状態にあるときに、少なくとも一部である接触部510aが、ケース10とペダル20cとの間に位置している。接触部510aは、アクセル装置1が全閉の状態にあるときにペダル20cと接する。
図9において、第一実施形態における全閉クッション50aをガイド部110aの空隙100aに挿入する途中の状態を示す。図10において、図9の10−10断面の状態を示す。図9及図10に示すように、全閉クッション50aは作業者によってガイド部110aの空隙100aに対し、矢印Bのようにx軸の正方向に向かって挿入される。
図10に示すように、組付部500aの第1部分R11cの挿入の方向に垂直な断面における形状は、ガイド部110aの第3の範囲R13における空隙100aの挿入の方向に垂直な断面における形状よりも小さいように構成されている。また、組付部500aの第1部分R11cの挿入の方向に垂直な断面における形状が、ガイド部110aの第1の範囲R11および第2の範囲R12における挿入の方向に垂直な断面における空隙100aの形状よりも小さいように構成されている。このため、全閉クッション50aを組付ける際に全閉クッション50aの挿入をケース10から圧力を受けることなく開始することができる。そのため全閉クッション50aの挿入の開始を安定して行うことができ、全閉クッション50aの変形やガイド部110aからの脱落を防ぐことができる。
また、図10に示すように、全閉クッション50aのガイド部110aの第3の範囲R13の長さL13と、全閉クッション50aの組付部500aの第1部分R11cの長さL11cの和が、全閉クッション50aの組付方向における長さL50aの半分よりも大きい。組付方向のことを、挿入の方向ともいう。
これにより、全閉クッション50aを組付ける際に、全閉クッション50aの組付方向における長さL50aの半分以上をガイド部110aに挿入させることができる。そのため、全閉クッション50aを自立させることが可能となる。また、全閉クッション50aが組付途中で倒れることを抑制することができるため、安定して組付けることができる。
図11において、第一実施形態における全閉クッション50aをガイド部110aの空隙100aに挿入した後の状態を示す。図12において、図11の12ー12断面の状態を示す。また、図13において、図1の破線枠内の拡大の状態を示す。
図12に示すように、全閉クッション50aが空隙100aに挿入された後の状態において、全閉クッション50aの第1部分R11cは、ガイド部110aの第1の範囲R11に位置する。また、全閉クッション50aの第2部分R12cは、ガイド部110aの第2の範囲R12に位置する。全閉クッション50aの第3部分R13cは、ガイド部110aの第3の範囲R13に位置する。
第1部分R11cと第2部分R12cと第3部分R13cのうち、第2部分R12cにおいては、挿入の方向に垂直な断面における挿入の前の組付部500aの形状が、挿入の方向に垂直な断面における空隙100aの形状より大きく構成されている。具体的には、第2部分R12cの組付部500aのz軸の方向における寸法が、第2の範囲R12における空隙100aのz軸の方向における寸法よりも大きい。このため全閉クッション50aを空隙100aに挿入すると、第2の範囲R12において、ガイド部110aが第2部分R12cの組付部500aをz軸の方向に圧入することとなる。これにより、全閉クッション50aをガイド部110aに組付けることができる。
B.第二実施形態
第二実施形態では、組付部500bの第3部分R23cのz軸の方向における寸法が第一実施形態よりも小さい点で第一実施形態と異なる。なお、以下において、第一実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。
第二実施形態では、組付部500bの第3部分R23cのz軸の方向における寸法が第一実施形態よりも小さい点で第一実施形態と異なる。なお、以下において、第一実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図14において、本開示の第二実施形態における全閉クッション50bをy軸の方向から見た状態を示す。図14に示すように、組付部500bの第3部分R23cの、z軸の方向における寸法L23cが、第1部分R21cのz軸の方向における寸法L21cと同じ大きさに形成されている。また、第2部分R22cと第3部分R23cの間には、平坦部CH21と斜面部分CS21が設けられている。平坦部CH21は、第2部分R22cから斜面部分CS21にかけて形成されている。斜面部分CS21は、平坦部CH21から第3部分R23cにかけて、θ2の角度で傾斜するように設けられている。斜面部分CS21は、平坦部CH21から第3部分R23cにかけてz軸の方向の寸法が小さくなるように形成されている。
第二実施形態におけるガイド部110bの形状は、第一実施形態におけるガイド部110aの形状と同一である。
第1部分R21cと第3部分R23cの挿入方向における長さは同じである。全閉クッション50bは、挿入の方向に垂直な面において対称な形状を有するように形成されている。
図15において、第二実施形態における全閉クッション50bを空隙100aに挿入した後の状態を示す。第二実施形態における図15は、第一実施形態における図12に対応する。全閉クッション50bを第1部分R21cと第3部分R23cのいずれの側から挿入した場合においても、挿入後の形状が同一となる。つまり、全閉クッション50bを組付ける際に、全閉クッション50bの組付方向が限定されない。そのため、全閉クッション50bが挿入の方向に垂直な面において対称な形状でない場合と比べて、作業の効率が良くなる。
C.第三実施形態
第三実施形態では、組付部500cの第1部分R31c及び第3部分R33cと、ガイド部110cの第1の範囲R31及び第2の範囲R32のz軸の方向における寸法が第一実施形態と異なる。
第三実施形態では、組付部500cの第1部分R31c及び第3部分R33cと、ガイド部110cの第1の範囲R31及び第2の範囲R32のz軸の方向における寸法が第一実施形態と異なる。
図16において、本開示の第三実施形態における全閉クッション50cをy軸の方向から見た状態を示す。図16に示すように、組付部500cの第3部分R33cのz軸の方向における寸法は、第2部分R32cにおける寸法よりも大きく形成されている。また、組付部500cの第2部分R32cのz軸の方向における寸法は、第1部分R31cにおける寸法よりも大きく形成されている。
第2部分R32cと第3部分R33cの間には、第3部分R33cから第2部分R32cにかけてθ3の角度を有する斜面部分CS33と平坦部CH32が設けられている。斜面部分CS32は第3部分R33cと平坦部CH32の間に、z軸の方向の寸法が小さくなるように設けられている。平坦部h31cは第2部分R32cと斜面部分CS32の間に設けられている。
また、第1部分R31cと第2部分R32cの間には、第2部分R32cから第1部分R31cにかけてθ4の角度を有する斜面部分CS31と、平坦部CH31が設けられている。斜面部分CS31は第2部分R32cと平坦部CH31の間に、z軸の方向の寸法が小さくなるように設けられている。平坦部CH31は第1部分R31cと斜面部分CS31の間に設けられている。
図17において、本開示の第三実施形態におけるガイド部110cの、空隙100cの断面を示す。第三実施形態における図17は、第一実施形態における図4に対応する。図17に示すように、ガイド部110cの第1の範囲R31のz軸の方向における寸法は、第2の範囲R32のz軸の方向における寸法よりも小さく形成されている。また、ガイド部110cの第2の範囲R32のz軸の方向における寸法は、第3の範囲R33のz軸の方向における寸法よりも小さく形成されている。
第3の範囲R33と第2の範囲R32の間には、第3の範囲R33から第2の範囲R32にかけてθ5の角度を有する斜面部分GS32が設けられている。斜面部分GS32は、第3の範囲R33から第2の範囲R32にかけてz軸の方向の寸法が小さくなるように形成されている。また、第2の範囲R32と第1の範囲R31の間には、第2の範囲R32から第1の範囲R31にかけてθ6の角度を有する斜面部分GS31が設けられている。斜面部分GS31は、第2の範囲R32から第1の範囲R31にかけてz軸の方向の寸法が小さくなるように形成されている。
図18において、第三実施形態における全閉クッション50cを空隙100cに挿入した後の状態を示す。第4実施形態における図18は、第1実施形態における図12に対応する。まず、第1部分R31cが、まずガイド部110cの第2の範囲R32まで挿入される。その次に、全閉クッション50cの斜面部分CS32が、第3の範囲R33と接触する。次に第1部分R31cの先端がガイド部110cの斜面部分GS31と接触し、全閉クッション50cの斜面部分CS32がガイド部110cの斜面部分GS32と接触する。その後、第2部分R32cが第2の範囲R32に圧入される。
図18に示すように、全閉クッション50cの挿入後は、組付部500cの第1部分R31cの挿入の方向に垂直な断面における、挿入の前の形状が、空隙100cの第1の範囲R31の挿入の方向に垂直な断面における形状より大きく構成されている。
組付部500cの第2部分R32cの挿入の方向に垂直な断面における、挿入の前の形状が、空隙100cの第2の範囲R32の挿入の方向に垂直な断面における形状より大きく構成されている。組付部500cの第1部分R31cの挿入の前の形状と空隙100cの第1の範囲R31の挿入の方向に垂直な断面における形状との差は、組付部500cの第2部分R32cの挿入の前の形状と空隙100cの第2の範囲R32の挿入の方向に垂直な断面における形状との差より大きいように構成されている。
また、組付部500cの第3部分R33cの挿入の方向に垂直な断面における、挿入の前の形状が、空隙100cの第3の範囲R33の挿入の方向に垂直な断面における形状より大きく構成されている。組付部500cの第3部分R33cの挿入の前の形状と空隙100cの第3の範囲R33の挿入の方向に垂直な断面における形状との差は、第2部分R32cの挿入の前の形状と、空隙100cの第2の範囲R32の挿入の方向に垂直な断面における形状との差より大きい。
このため、全閉クッション50cの挿入時に、全閉クッション50cにかかる荷重を段階的に大きくすることができる。これにより、全閉クッション50cの変形や組付途中の倒れを抑制することができる。この結果、作業の効率がよくなる。
「第1部分R31cの挿入の前の形状と空隙100cの第1の範囲R31の挿入の方向に垂直な断面における形状との差」とは、組付部500cがガイド部110cに組みつけられる際に、最も大きく組付部500cが圧縮される方向に沿って計測される、組付部500cが圧縮される寸法である。
D.第四実施形態
第四実施形態では、全閉クッション50dの第2部分R42cおよび第3部分R43cと、ガイド部110dの第2の範囲R42および第3の範囲R43の、y軸の方向における寸法が第一実施形態と異なる。また、全閉クッション50dの第1部分R41cと第2部分R42cとの間の形状が、第一実施形態と異なる。
第四実施形態では、全閉クッション50dの第2部分R42cおよび第3部分R43cと、ガイド部110dの第2の範囲R42および第3の範囲R43の、y軸の方向における寸法が第一実施形態と異なる。また、全閉クッション50dの第1部分R41cと第2部分R42cとの間の形状が、第一実施形態と異なる。
図19において、本開示の第四実施形態における全閉クッション50dをz軸の方向から見た状態を示す。図20において、本開示の第四実施形態における全閉クッション50dをy軸の方向から見た状態を示す。図19に示すように、全閉クッション50dは、第2部分R42cから第3部分R43cのy軸の方向の寸法が挿入の方向について一定であるように構成されている。また、図20に示すように、全閉クッション50dは、第2部分R42cから第3部分R43cの、z軸の方向の寸法が挿入の方向について一定であるように構成されている。また、第2部分R42cと第3部分R43cの間に、平坦部CH43が形成されている。
組付部500dは、第1部分R41cと第2部分R42cとの間において、第2部分R42cに向かってz軸の方向の寸法が増大する第1増大部分50ddを備えている(図20参照)。また、組付部500dは、第1部分R41cと第2部分R42cとの間において、第2部分R42cに向かってy軸の方向の寸法が増大する第2増大部分50dddを備えている(図19参照)。また、組付部500dは、第2増大部分50dddと第2部分R42cとの間に、平坦部CH42を備えている。全閉クッション50dにおいて、第1部分R41c、第1増大部分50dd、第2増大部分50ddd、平坦部CH42、第2部分R42cは、その順に配されている(図20参照)。
図21において、本開示の第四実施形態におけるガイド部110dを、y軸の方向から見た断面の状態を示す。図21は、第一実施形態における図4に対応する。図22において、四実施形態におけるガイド部110dの、z軸の方向における中間での断面の状態を示す。
図21に示すように、ガイド部110dは、第1の範囲R41および第2の範囲R42において、z軸の方向の空隙100dの寸法が挿入の方向について一定であるように構成されている。また、図21に示すように、ガイド部110dは、第2の範囲R42および第3の範囲R43において、y軸の方向についての空隙100dの寸法が挿入の方向について一定であるように構成されている。
ガイド部110dは、第3の範囲R43から第2の範囲R42にかけて、θ7の角度を有する斜面部分GS43を有する。斜面部分GS43は、第3の範囲R43から第2の範囲R42にかけて、z軸の方向の寸法が小さくなるように形成されている(図21参照)。また、ガイド部110dは、第2の範囲R42から第1の範囲R41にかけて、θ8の角度を有する斜面部分GS42と、平坦部GH42を有する。斜面部分GS42は、第2の範囲R42から平坦部GH42にかけて、y軸の方向の寸法が小さくなるように形成されている(図22参照)。平坦部GH42は、斜面部分GS42と第1の範囲R41の間に形成されている。
図23において、第四実施形態における全閉クッション50dを空隙100dに挿入した後の状態をy軸の方向から見た断面を示す。第四実施形態における図23は、第1実施形態における図12に対応する。図24において、第四実施形態における全閉クッション50dを空隙100dに挿入した後の状態における断面の状態を示す。
全閉クッション50dを空隙100dに挿入すると、第1部分R41cが、まずガイド部110dの第3の範囲R43に挿入される。その次に、全閉クッション50dの第1増大部分50ddが、ガイド部110dの斜面部分GS43と接触する(図23参照)。次に、全閉クッション50dの第2増大部分50dddが、ガイド部110dの斜面部分GS42と接触する(図24参照)。また、組付部500dの第2部分R42cの挿入の方向に垂直な断面における形状が、挿入の方向に垂直な断面における空隙100dの形状より大きいように構成されている。これにより、全閉クッション50dへの圧入荷重を段階的に大きくすることができる。そのため、全閉クッション50dの変形や組付途中の倒れを抑制することができる。この結果、作業の効率がよくなる。
「高さ方向」とは、接触部510dがガイド部110dから突出する方向をいう。「高さ方向」とは、z軸の方向をいう。「幅方向」とは、高さ方向および挿入の方向に垂直な方向をいう。「幅方向」とは、y軸の方向をいう。x軸の正方向は、全閉クッション50dの挿入の方向と同一である。
E.第五実施形態
第五実施形態では、全閉クッション50eの第2部分R52cと第3部分R53cの形状及び、ガイド部110eの第2の範囲R52と第3の範囲R53の形状が、第一実施形態と異なる。
第五実施形態では、全閉クッション50eの第2部分R52cと第3部分R53cの形状及び、ガイド部110eの第2の範囲R52と第3の範囲R53の形状が、第一実施形態と異なる。
図25において、本開示の第五実施形態における全閉クッション50eを、z軸の方向から見た状態を示す。図25に示すように、全閉クッション50eは、組付部500eの第2部分R52c及び第3部分R53cにおける、y軸の方向の寸法が、第1部分R51cにおけるy軸の方向の寸法よりも大きく形成されている。また、組付部500eの第1部分R51cないし第3部分R53cにおける、z軸の方向の寸法は、一定であるように形成されている。これにより、第2部分R52cから第3部分R53cに配される組付部500eの形状が変化する態様に比べて、容易に製造することができる。
また、組付部500eの第2部分R52cから第1部分R51cにかけて、θ9の角度を有する斜面部分CS51が設けられている。斜面部分CS51は、第2部分R52cから第1部分R51cにかけて、y軸の方向の寸法が小さくなるように形成されている。また、組付部500eの第2部分R52cと第3部分R53cとの間に、平坦部CH53が設けられている。
図26において、本開示の第五実施形態におけるガイド部110eを、z軸の方向から見た断面の状態を示す。図26は、ガイド部110eの、z軸の方向の中間における断面である。図26に示すように、第3の範囲R53においては、空隙100eの形状が、第1の範囲R51および第2の範囲R52よりも大きく形成されている。
第1の範囲R51と第2の範囲R52の、y軸の方向の寸法は同じである。第3の範囲R13における空隙100eの、y軸の方向の寸法が、第1の範囲R51および第2の範囲R52のy軸の方向の寸法よりも大きく形成されている。また、ガイド部110eの第2の範囲R52と第3の範囲R53の間には、第3の範囲R53から第2の範囲R52にかけてθ10の角度を有する斜面部分GS53が設けられている。斜面部分GS53は、第3の範囲R53から第2の範囲R52にかけてy軸の方向の寸法が小さくなるように形成されている。
第1の範囲R51および第2の範囲R52において、ガイド部110eの空隙100eの形状が一定であるように構成されている。このため、第1の範囲R51および第2の範囲R52において、ガイド部110eの空隙100eの形状が変化する態様に比べて、容易に製造することができる。
図27において、第五実施形態における全閉クッション50eを空隙100eに挿入した後の状態をy軸の方向から見た断面を示す。図27は、ガイド部110eのz軸の方向の中間における断面図である。図27に示すように、組付部500eの第2部分R52cは、y軸の方向における寸法が、空隙100eの第2の範囲R52におけるy軸の方向の寸法よりも大きい。このため全閉クッション50eを空隙100eに挿入すると、第2の範囲R52において、ガイド部110aが組付部500eの第2部分R52cをy軸の方向に圧入することとなる。これにより、全閉クッション50eをガイド部110eに組付けることができる。
F.第六実施形態
第六実施形態では、全閉クッション50fの第3部分R63cの、y軸の方向における寸法が第五実施形態よりも小さい点で、第五実施形態と異なる。
第六実施形態では、全閉クッション50fの第3部分R63cの、y軸の方向における寸法が第五実施形態よりも小さい点で、第五実施形態と異なる。
図28において、本開示の第六実施形態における全閉クッション50fをy軸の方向から見た状態を示す。図28に示すように、組付部500fの第3部分R63cの、y軸の方向における寸法が、第1部分R61cのL61cと同じ大きさであるL63に形成されている。
組付部500fの第2部分R62cと第3部分R63cの間には、平坦部CH62と斜面部分CS62が設けられている。平坦部CH62は、第2部分R62cから斜面部分CS62にかけて形成されている。斜面部分CS62は、平坦部CH62から第3部分R63cにかけて、θ9の角度で傾斜するように設けられている。斜面部分CS62は、第2部分R62cから第3部分R63cにかけてy軸の方向の寸法が小さくなるように形成されている。
組付部500fの第1部分R61cと第3部分R63cの挿入方向における長さは同じである。全閉クッション50bが挿入の方向に垂直な面において対称な形状を有するように形成されている。
第六実施形態におけるガイド部110fと、第五実施形態におけるガイド部110eの形状は同一である。
図29において、第六実施形態における全閉クッション50fを空隙100fに挿入した後の状態を示す。第六実施形態における図29は、第五実施形態における図27に対応する。図29に示すように、全閉クッション50fを第1部分R61cと第3部分R63cのいずれの側から挿入した場合においても、挿入後の形状が同一となる。つまり、全閉クッション50fを組付ける際に、全閉クッション50fの組付方向が限定されない。そのため、全閉クッション50fが挿入の方向に垂直な面において対称な形状でない場合と比べて、作業の効率が良くなる。
G.第七実施形態
第七実施形態では、組付部500gの第1部分R71cと第3部分R73cおよびガイド部110gの第1の範囲R71と第2の範囲R72のy軸の方向における寸法が第五実施形態と異なる。
第七実施形態では、組付部500gの第1部分R71cと第3部分R73cおよびガイド部110gの第1の範囲R71と第2の範囲R72のy軸の方向における寸法が第五実施形態と異なる。
図30において、本開示の第七実施形態における全閉クッション50gをz軸の方向から見た状態を示す。図30に示すように、組付部500gの第3部分R73cのy軸の方向における寸法は、第2部分R72cにおける寸法よりも大きく形成されている。また、組付部500gの第2部分R72cのy軸の方向における寸法は、第1部分R71cにおける寸法よりも大きく形成されている。
また、組付部500gの第2部分R72cと第3部分R73cの間には、第3部分R73cから第2部分R72cにかけてθ11の角度を有する斜面部分CS72と平坦部CH72が設けられている。斜面部分CS72は第3部分R73cと平坦部CH72の間に、y軸の方向の寸法が小さくなるように設けられている。
組付部500gの第1部分R71cと第2部分R72cの間には、第2部分R72cから第1部分R71cにかけてθ12の角度を有する斜面部分CS71と平坦部CH71が設けられている。斜面部分CS71は第2部分R72cと平坦部CH71の間に、y軸の方向の寸法が小さくなるように設けられている。平坦部CH71は第1部分R71cと斜面部分CS71の間に設けられている。
図31において、本開示の第七実施形態におけるガイド部110gの、空隙100gの断面を示す。図31に示すように、ガイド部110gの第1の範囲R71のy軸の方向における寸法は、第2の範囲R72のy軸の方向における寸法よりも小さく形成されている。また、ガイド部110gの第2の範囲R72のy軸の方向における寸法は、第3の範囲R73のy軸の方向における寸法よりも小さく形成されている。
第3の範囲R73と第2の範囲R72の間には、第3の範囲R73から第2の範囲R72にかけてθ13の角度を有する斜面部分GS72が設けられている。斜面部分GS72は、第3の範囲R73から第2の範囲R72にかけてy軸の方向の寸法が小さくなるように形成されている。また、第2の範囲R72と第1の範囲R71の間には、第2の範囲R72から第1の範囲R71にかけてθ14の角度を有する斜面部分GS71が設けられている。斜面部分GS71は、第2の範囲R72から第1の範囲R71にかけてy軸の方向の寸法が小さくなるように形成されている。
全閉クッション50gの挿入後、第1部分R71cが、まずガイド部110gの第3の範囲R73まで挿入される。その次に、組付部500gの斜面部分CS72が、第3の範囲R73と接触する。次に組付部500gの第1部分R71cの先端がガイド部110gの斜面部分GS71と接触し、組付部500gの斜面部分CS71がガイド部110gの斜面部分GS72と接触する。その後、第2部分R72cが第2の範囲R72に圧入される。
図32において、第七実施形態における全閉クッション50gを空隙100gに挿入した後の状態を示す断面図である。第七実施形態における図32は、第五実施形態における図27に対応する。図32に示すように、全閉クッション50gの挿入後は、組付部500gの第1部分R71cの挿入の方向に垂直な断面における、挿入の前の形状が、空隙100gの第1の範囲R71の挿入の方向に垂直な断面における形状より大きく構成されている。
組付部500gの第2部分R72cの挿入の方向に垂直な断面における、挿入の前の形状が、空隙100gの第2の範囲R72の挿入の方向に垂直な断面における形状より大きく構成されている。組付部500gの第1部分R71cの挿入の前の形状と空隙100gの第1の範囲R71の挿入の方向に垂直な断面における形状との差は、組付部500gの第2部分R72cの挿入の前の形状と空隙100gの第2の範囲R72の挿入の方向に垂直な断面における形状との差より大きい。
また、組付部500gの第3部分R73cの挿入の方向に垂直な断面における、挿入の前の形状が、空隙100gの第3の範囲R73の挿入の方向に垂直な断面における形状より大きく構成されている。組付部500gの第3部分R73cの挿入の前の形状と空隙100gの第3の範囲R73の挿入の方向に垂直な断面における形状との差は、第2部分R72cの挿入の前の形状と、空隙100cの第2の範囲R72の挿入の方向に垂直な断面における形状との差より大きい。
このため、全閉クッション50gの挿入時に、全閉クッション50gにかかる荷重を段階的に大きくすることができる。これにより、全閉クッション50gの変形や組付途中の倒れを抑制することができる。この結果、作業の効率がよくなる。
H.第八実施形態
第八実施形態では、組付部500hの第2部分R82cおよび第3部分R83cと、ガイド部110hの第2の範囲R82および第3の範囲R83の、z軸の方向における寸法が第五実施形態と異なる。また、全閉クッション50hの第1部分R81cと第2部分R82cとの間の形状が、第一実施形態と異なる。
第八実施形態では、組付部500hの第2部分R82cおよび第3部分R83cと、ガイド部110hの第2の範囲R82および第3の範囲R83の、z軸の方向における寸法が第五実施形態と異なる。また、全閉クッション50hの第1部分R81cと第2部分R82cとの間の形状が、第一実施形態と異なる。
図33において、本開示の第八実施形態における全閉クッション50hをz軸の方向から見た状態を示す。図34において、本開示の第八実施形態における全閉クッション50hをy軸の方向から見た状態を示す。図33に示すように、全閉クッション50hの組付部500hは、第2部分R82cから第3部分R83cのy軸の方向の寸法が挿入の方向について一定であるように構成されている。また、図34に示すように、全閉クッション50hの組付部500hは、第2部分R82cから第3部分R83cの、z軸の方向の寸法が挿入の方向について一定であるように構成されている。
図33と図34に示すように、組付部500hは、第1部分R81cと第2部分R82cの間において、第2部分R82cに向かってz軸の方向の寸法が増大する第1増大部分50hhを備える(図34参照)。組付部500hは、第1部分R81cと第2部分R82cの間において、第2部分R82cに向かってy軸の方向の寸法が増大する第2増大部分50hhhを備える(図33参照)。組付部500hは、第1増大部分50hhと第2部分R82cとの間に、平坦部CH82を備えている。全閉クッション50hにおいて、第1部分R81c、第2増大部分50hhh、第1増大部分50hh、平坦部CH82、第2部分R82cは、その順に配されている。また、第3部分R83cと第2部分R82cの間に平坦部CH83を備えている。
図35において、本開示の第八実施形態におけるガイド部110hを、y軸の方向から見た状態を示す。図35は、第一実施形態における図4に対応する。図36において、本開示の第八実施形態におけるガイド部110hの、z軸の方向における中間での断面の状態を示す。図36は、第五実施形態における図26に対応する。
ガイド部110hは、第2の範囲R82および第3の範囲R83において、z軸の方向の空隙100hの寸法が挿入の方向について一定であるように構成されている。また、ガイド部110hは、第1の範囲R81および第2の範囲R82において、y軸の方向についての空隙100hの寸法が挿入の方向について一定であるように構成されている。
ガイド部110hは、第2の範囲R82から第1の範囲R81にかけて、θ15の角度を有する斜面部分GS81と、平坦部GH81を有する。斜面部分GS81は、第2の範囲R82から平坦部GH81にかけて、z軸の方向の寸法が小さくなるように形成されている(図35参照)。また、ガイド部110hは、第3の範囲R83から第2の範囲R82にかけて、θ16の角度を有する斜面部分GS82を有する。斜面部分GS82は、第3の範囲R83から第2の範囲R82にかけて、y軸の方向の寸法が小さくなるように形成されている(図36参照)。
図37において、第八実施形態における全閉クッション50hを空隙100hに挿入した後の状態を、y軸の方向から見た状態を示す。第八実施形態における図37は、第一実施形態における図12に対応する。図38において、第八実施形態における全閉クッション50hを空隙100hに挿入した後の状態における断面の状態を示す。第八実施形態における図38は、第五実施形態における図27に対応する。
全閉クッション50hを空隙100hに挿入すると、組付部500hの第1部分R81cが、まずガイド部110hの第3の範囲R83に挿入される。その次に、組付部500hの第2増大部分50hhhが、ガイド部110hの斜面部分GS82と接触し、平坦部CH82と第2部分R82cがy軸の方向に圧入される。次に、組付部500hの第1増大部分50hhが、ガイド部110dの斜面部分GS81と接触し、平坦部CH82がz軸の方向に圧入される。また、組付部500hの第2部分R82cの挿入の方向に垂直な断面における形状が、挿入の方向に垂直な断面における空隙100hの形状より大きいように構成されている。これにより、全閉クッション50hへの圧入荷重を段階的に大きくすることができる。そのため、全閉クッション50hの変形や組付途中の倒れを抑制することができる。この結果、作業の効率がよくなる。
I.第九実施形態
第九実施形態では、ペダル20cと接触する接触部510iの部位が限定される点で第一実施形態と異なる。なお、以下において、第一実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。
第九実施形態では、ペダル20cと接触する接触部510iの部位が限定される点で第一実施形態と異なる。なお、以下において、第一実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図39において、第九実施形態の全閉クッション50iが空隙100aに挿入された後に、ペダル20cが接触部510iと接触している状態をz軸の方向から見た状態を示す。図40において、図39の40−40断面の状態を示す。
アクセル装置1が全閉の状態となるとき、接触部510iのうち第2部分R92cに配される部分と、ペダル20cが接触する(図40参照)。これにより、全閉クッション50iの、空隙100iへの挿入の方向におけるペダル20cの振動を抑制することが可能となる。この結果、アクセル装置1の操作性が向上する。
また、図40に示すように、全閉クッション50iの挿入の方向についての第2部分R92cの長さが、挿入の方向についての接触部510iの長さよL510iよりも大きい。これにより、接触部510iの挿入の方向における長さが第2部分R92cの空隙100iへの挿入の方向における長さと同じである場合に対して、より安定してペダル20cの振動を抑制することが可能となる。
J.第十実施形態
第十実施形態では、全閉クッション50jの形状と、ガイド部110jの第2の範囲R102及び第3の範囲R103の、全閉クッション50jの挿入の方向における長さが第一実施形態と異なる。
第十実施形態では、全閉クッション50jの形状と、ガイド部110jの第2の範囲R102及び第3の範囲R103の、全閉クッション50jの挿入の方向における長さが第一実施形態と異なる。
図41において、本開示における第十実施形態の全閉クッション50jをy軸の方向から見た状態を示す。図41に示すように、全閉クッション50jは、組付部500jの第1部分R101cから第3部分R103cの形状が、空隙100jへの挿入の方向について一定であるように構成されている。これにより、組付部500jの第1部分R101cから第3部分R103cの形状が変化する態様に比べて、容易に製造することができる。また、組付部500jの第2部分102cと第3部分103cの間に、平坦部h101cが形成されている。
図42において、本開示における第十実施形態のガイド部110jの形状をy軸の方向から見た状態を示す。図42に示すように、ガイド部110jの第3の範囲R103と第2の範囲R102の間に、θ1の角度を有する斜面部分GS102が設けられている。斜面部分GS102は、第3の範囲R103から第2の範囲R102にかけて、z軸の方向の寸法が小さくなるように設けられている。
また、ガイド部110jの第3の範囲R103の長さL103が、全閉クッション50jの挿入の方向における長さL50jの半分よりも大きいように構成されている。これにより、全閉クッション50jを組付ける際に全閉クッション50jの挿入を、ガイド部110jから圧力を受けることなく開始することができる。そのため全閉クッション50jの挿入の開始を安定して行うことができる。
K.第十一実施形態
第十一実施形態では、全閉クッションの第1部分R111cと第2部分R112cと第3部分R113cの、空隙100kへの挿入の方向における長さと、ガイド部110kの形状が第一実施形態と異なる。
第十一実施形態では、全閉クッションの第1部分R111cと第2部分R112cと第3部分R113cの、空隙100kへの挿入の方向における長さと、ガイド部110kの形状が第一実施形態と異なる。
図43において、本開示における第十実施形態の全閉クッション50kをy軸の方向から見た状態を示す。図43に示すように、組付部500kの第2部分R112cから第1部分R111cの間に、θ2の角度を有する斜面部分CS112が設けられている。斜面部分CS112は、第2部分R112cから第1部分111cにかけて、z軸の方向の寸法が小さくなるように設けられている。
図44において、本開示における第十一実施形態のガイド部110kの形状をy軸の方向から見た状態を示す。図44に示すように、ガイド部110kは、第1の範囲R111から第3の範囲R113において、空隙100kの形状が挿入の方向について一定であるように構成されている。これにより、全閉クッション50kを組付ける際に全閉クッション50kの挿入をガイド部110kから圧力を受けることなく開始することができる。そのため全閉クッション50kの挿入の開始を安定して行うことができる。さらに、第1の範囲R111から第3の範囲R113において空隙100kの形状が変化する態様に比べて、容易に製造することができる。
また、第1部分R111cの、挿入の方向における長さL111cが、ガイド部110kの全閉クッション50kの挿入の方向における長さL100kの半分よりも大きく形成されている。これにより、全閉クッション50kを空隙100kに挿入した際に、斜面部分CS112がガイド部110kの入口に接触する前に全閉クッション50kの半分を空隙に挿入させることができる。これにより、全閉クッション50kを自立させることが可能となる。また、全閉クッション50kが組付途中で倒れることを抑制することができるため、安定して組付けることができる。
L.第十二実施形態
第十二実施形態は、ガイド部110lがケース10ではなくペダル20cに設けられている点で第一実施形態と異なる。なお、以下において、第一実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。
第十二実施形態は、ガイド部110lがケース10ではなくペダル20cに設けられている点で第一実施形態と異なる。なお、以下において、第一実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図45において、本開示における第十二実施形態としてのアクセル装置1の構成を示す。図46は図45の破線枠内の拡大図である。図45に示すように、ガイド部110lが、前面壁101と対向するペダル20cの壁面に設けられている。ペダル20cは、パッド20aが運転者により踏み込まれることで、アクセル装置1を全閉の状態から全開の状態まで変化させる。踏み込まれることにより全開の位置まで変位したペダル20cは、ユーザの足が離れると弾性部材30の弾性変形により、全閉の状態となる向きに変位する。ガイド部110lはペダル20cに設けられているため、ペダル20cが全閉の状態に変位すると、前面壁101と全閉クッション50lの接触部510lが接触する。これにより、ケース10にガイド部を設けることができない場合であっても、アクセル装置1のペダル20cにガイド部110lを設けることができる。
上記実施形態において、各図は正確な寸法や角度を表したものではない。
M.他の実施形態
M1)上記実施形態においては、全閉クッションの接触部が接触するのはペダル20cもしくは前面壁101である。しかし、接触部が接触するのはペダル20cもしくは前面壁101に限られない。例えば、図47はアーム20bとケース10の間にガイド部110mが設けられたアクセル装置1mを示す。図47に示すように、接触部510mはアーム20bの先端20mと接触してもよい。また、アーム20bにガイド部が設けられていてもよい。
M1)上記実施形態においては、全閉クッションの接触部が接触するのはペダル20cもしくは前面壁101である。しかし、接触部が接触するのはペダル20cもしくは前面壁101に限られない。例えば、図47はアーム20bとケース10の間にガイド部110mが設けられたアクセル装置1mを示す。図47に示すように、接触部510mはアーム20bの先端20mと接触してもよい。また、アーム20bにガイド部が設けられていてもよい。
M2)上記実施形態においては、パッド20aは、図1のようにアクセル装置1のシャフト40から上方に伸びるように接続されている。しかし、例えば、図48のアクセル装置1nように、パッド20nはシャフト40nの下方にのびるように接続されてもよい。また、ガイド部はアクセル装置1nのケースではなく、ペダルに設けられてもよい。
M3)上記実施形態においては、全閉クッションは作業者によってガイド部の空隙に挿入される。しかし、全閉クッションは作業者以外によってガイド部の空隙に挿入されてもよい。例えば、全閉クッションは機械によってガイド部の空隙に挿入されてもよい。
M4)上記第三実施形態においては、組付部500cの第1部分R31c及び第3部分R33cと、ガイド部110cの第1の範囲R31及び第2の範囲R32のz軸の方向における寸法が第一実施形態と異なる。しかし、組付部とガイド部のいずれか一方の形状が変化しなくてもよい。例えば、ガイド部の第1の範囲ないし第3の範囲のz軸の方向における寸法が一定であってもよい。
M5)上記第七実施形態においては、組付部500gの第1部分R71cと第3部分R73cおよびガイド部110gの第1の範囲R71と第2の範囲R72のy軸の方向における寸法が第五実施形態と異なる。しかし、組付部とガイド部のいずれか一方の形状が変化しなくてもよい。例えば、ガイド部の第1の範囲ないし第3の範囲のy軸の方向における寸法が一定であってもよい。
本開示は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜削除することが可能である。
1…アクセル装置、10…ケース、101…前面壁、102…背面壁、103…開放側面、104…側面壁、105…上面壁、106…下面壁、111…貫通孔、SP…内部収容空間、20a…パッド、20b…アーム、20c…ペダル、201a…側面ガード部材、202a…支点部材、30…弾性部材、40…シャフト、50a…全閉クッション、100a…空隙、110a…ガイド部、500a…組付部、510a…接触部、R11c…第1部分、R12c…第2部分、R13c…第3部分、R11…第1の範囲、R12…第2の範囲、R13…第3の範囲、GS11、CS11…斜面部分、CH11…平坦部、θ1、θ2…角度、L13、L11c、L50a…長さ
Claims (13)
- アクセル装置(1、1m、1n)であって、
車体に取りつけられるケース(10)と、
ユーザに操作されて前記ケース(10)に対して変位する変位部(20)と、
前記アクセル装置(1、1m、1n)が全閉の状態となる向きに、前記変位部(20)に弾性力を加える弾性部材(30)と、
前記アクセル装置(1、1m、1n)が全閉の状態にあるときに、少なくとも一部が、前記ケース(10)と前記変位部(20)との間に位置し、弾性を有する素材で構成される全閉クッション(50a〜50l)と、
を備え、
前記ケース(10)は、ある方向に沿って前記全閉クッション(50a〜50l)が挿入される空隙(100a〜100l)を構成するガイド部(110a〜110m)を備え、
前記全閉クッション(50a〜50l)は、前記空隙(100a〜100l)内に配され、前記ガイド部(110a〜110m)に保持される組付部(500a〜500k)と、前記空隙(100a〜100l)外に配され、前記アクセル装置(1、1m、1n)が全閉の状態にあるときに前記変位部(20)と接する接触部(510a〜510m)と、を有し、
前記全閉クッション(50a〜50l)および前記ガイド部(110a〜110m)は、前記全閉クッション(50a〜50l)の前記空隙(100a〜100l)への挿入の方向に沿って配される前記ガイド部(110a〜110m)の第1の範囲(R11〜R111)から第3の範囲(R13〜R113)のうち、前記第1の範囲(R11〜R111)に対して前記ガイド部(110a〜110m)の入口の側に位置する第2の範囲(R12〜R112)においては、前記挿入の方向に垂直な断面における前記挿入の前の前記組付部(500a〜500k)の形状が、前記挿入の方向に垂直な断面における前記空隙(100a〜100l)の形状より大きく、構成されており、
前記全閉クッション(50a〜50l)の先端を含み、前記第1の範囲(R11〜R111)に配される前記組付部(500a〜500k)の前記挿入の方向に垂直な断面における前記挿入の前の形状は、前記第2の範囲(R12〜R112)に対して前記入口の側に位置し前記入口を含む前記第3の範囲(R13〜R113)における前記空隙(100a〜100l)の前記挿入の方向に垂直な断面における形状よりも小さく、構成されている、
アクセル装置(1、1m、1n)。 - 請求項1記載のアクセル装置であって、
前記ガイド部(110a)は、前記第1(R11)および第2の範囲(R12)において、前記空隙(100a)の形状が前記挿入の方向について一定であるように構成されており
前記全閉クッション(50a)は、前記第2の範囲(R12)及び前記第3の範囲(R13)に配される前記組付部(500a)の形状が前記挿入の方向について一定であるように、構成されている、
アクセル装置。 - 請求項2に記載のアクセル装置であって、
前記ガイド部(110a)および前記全閉クッション(50a)は、前記第1の範囲(R11)に配される前記組付部(500a)の前記挿入の方向に垂直な断面における形状が、前記第1(R11)および第2の範囲(R12)における前記挿入の方向に垂直な断面における前記空隙(100a)の形状よりも小さいように、構成されており、
前記ガイド部(110a)の前記第3の範囲(R13)と、前記全閉クッション(50a)の組付部(500a)の前記第1の範囲(R11)に配される部分の長さの和が、前記全閉クッション(50a)の組付方向における長さ(L50a)の半分よりも大きい、
アクセル装置。 - 請求項1に記載のアクセル装置であって、
前記全閉クッション(50b)は、前記挿入の方向に垂直な面において対称な形状を有する、
アクセル装置。 - 請求項1に記載のアクセル装置であって、
前記ガイド部(110d)は、
前記第1(R41)および第2の範囲(R42)において、高さ方向の前記空隙(100d)の寸法が前記挿入の方向について一定であるように構成されており、
前記第2(R42)および第3の範囲において、幅方向についての前記空隙(100d)の寸法が前記挿入の方向について一定であるように構成されており、
前記全閉クッション(50d)は、前記第2の範囲(R42)から前記第3の範囲(R43)に配される前記組付部(500d)の高さ方向および幅方向の寸法が前記挿入の方向について一定であるように、構成されており、
前記組付部(500d)は、前記第1の範囲(R41)に配される部分(R41c)と前記第2の範囲(R42)に配される部分(R42c)の間において、前記第2の範囲(R42)に配される部分(R42c)に向かって高さ方向の寸法が増大する第1増大部分(50dd)と、前記第2の範囲(R42)に配される部分(R42c)に向かって幅方向の寸法が増大する第2増大部分(50ddd)と、を備え、
前記全閉クッション(50d)において、前記第1の範囲(R41)に配される部分(R41c)、前記第1増大部分(50dd)、前記第2増大部分(50ddd)、前記第2の範囲(R42)に配される部分(R42c)は、その順に配されている、
アクセル装置。 - 請求項1に記載のアクセル装置であって、
前記ガイド部(110h)は、
前記第2(R82)および第3の範囲(R83)において、高さ方向の前記空隙(100h)の寸法が前記挿入の方向について一定であるように構成されており、
前記第1(R81)および第2の範囲(R82)において、幅方向についての前記空隙(100h)の寸法が前記挿入の方向について一定であるように構成されており、
前記全閉クッション(50h)は、前記第2の範囲(R82)から前記第3の範囲(R83)に配される前記組付部(500h)の高さ方向および幅方向の寸法が前記挿入の方向について一定であるように、構成されており、
前記組付部(500h)は、前記第1の範囲(R81)に配される部分(R81c)と前記第2の範囲(R82)に配される部分(R82c)の間において、前記第2の範囲(R82)に配される部分(R82c)に向かって高さ方向の寸法が増大する第1増大部分(50hh)と、前記第2の範囲(R82)に配される部分(R82c)に向かって幅方向の寸法が増大する第2増大部分(50hhh)と、を備え、
前記全閉クッション(50h)において、前記第1の範囲(R81)に配される部分(R81c)、前記第2増大部分(50hhh)、前記第1増大部分(50hh)、前記第2の範囲(R82)に配される部分(R82c)の順に配されている、
アクセル装置。 - 請求項1記載のアクセル装置であって、
前記第1の範囲(R31、R71)においては、前記組付部(500c、500g)の前記挿入の方向に垂直な断面における前記挿入の前の形状が、前記空隙(100c、100g)の前記挿入の方向に垂直な断面における形状より大きく、構成されており、
前記第1の範囲(R31、R71)における前記組付部(500c、500g)の前記挿入の前の前記形状と前記空隙(100c、100g)の前記挿入の方向に垂直な断面における前記形状との差は、前記第2の範囲(R32、R72)における前記組付部(500c、500g)の前記挿入の前の前記形状と前記空隙(100c、100g)の前記挿入の方向に垂直な断面における形状と、の差より、大きい、
アクセル装置。 - 請求項1に記載のアクセル装置であって、
前記アクセル装置が前記全閉の状態となるとき、前記接触部(510i)のうち前記第2の範囲(R93)に配される部分(R93c)と、前記変位部(20)が接触するように構成されている、
アクセル装置。 - 請求項8に記載のアクセル装置であって、
前記挿入の方向についての前記第2の範囲(R92)に配される部分(R92c)の長さ(L92c)が、前記挿入の方向についての前記接触部(510i)の長さ(L510i)よりも大きい、
アクセル装置。 - 請求項2記載のアクセル装置であって、
前記全閉クッション(50j)は、前記第1の範囲(R101)から前記第3の範囲(R103)に配される前記組付部(500j)の形状が前記挿入の方向について一定であるように、構成されている、
アクセル装置。 - 請求項10に記載のアクセル装置であって、
前記ガイド部(110j)の前記第3の範囲(R103)の長さ(L103)が、前記全閉クッション(50j)の挿入の方向における長さ(L50j)の半分よりも大きい、
アクセル装置。 - 請求項2記載のアクセル装置であって、
前記ガイド部(110k)は、前記第1(R111)から第3の範囲(R113)において、前記空隙(100k)の形状が前記挿入の方向について一定であるように構成されている、
アクセル装置。 - 請求項12に記載のアクセル装置であって、
前記全閉クッション(50k)の第1の範囲(R111)に配される部分(R111c)の前記挿入の方向における長さ(L111c)が、前記ガイド部(110k)の前記挿入の方向における長さ(L100k)の半分よりも大きい、
アクセル装置。
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