JP2021034413A - 保持装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ε≧[d{1+(T2−T1)α1}−d{1+(T2−T1)α2}]/t×100
但し、dは前記接合部の半径(mm)、T2は室温(℃)、T1は前記セラミック部と前記金属部との接合温度(℃)、α1は前記セラミック部の熱膨張係数(1/℃)、α2は前記金属部の熱膨張係数(1/℃)、tは前記接合部の厚み(mm)である。
図1は、第1実施形態における静電チャック10の外観構成を概略的に示す斜視図である。図2は、静電チャック10のXZ断面構成を概略的に示す説明図である。図1、図2には、方向を特定するために、互いに直交するXYZ軸が示されている。図2において、Y軸正方向は、紙面裏側に向かう方向である。本明細書では、便宜的に、Z軸正方向を上方向といい、Z軸負方向を下方向というものとするが、静電チャック10は実際にはそのような向きとは異なる向きで設置されてもよい。
・・・ (式2)
但し、dは接合部300の半径(mm)、T2は室温(℃)、T1はセラミック部100と金属部200との接合温度(℃)、α1はセラミック部100の熱膨張係数(1/℃)、α2は金属部200の熱膨張係数(1/℃)、tは接合部300の厚み(mm)である。
図8は、第2実施形態における静電チャック10AのXZ断面構成を概略的に示す説明図である。図8において、Y軸正方向は、紙面裏側に向かう方向である。本実施形態の静電チャック10Aは、セラミック部100Aの載置面S1から金属部200Aの裏面(Z軸負方向の面)に到る貫通孔である冷却用ガス孔500が、2つ設けられている。冷却用ガス孔500には、例えば、ヘリウムガス等の冷却用ガスが供給される。これにより、ウェハWの均熱性を向上させることができる。以下に説明する実施形態において、第1実施形態の静電チャック10と同一の構成には同一の符号を付し、先行する説明を参照する。
図11は、第3実施形態における接合部300BのXY断面構成を概略的に示す説明図である。図11では、巻回体310Bを通るXY断面を図示している。図11において、Z軸正方向は、紙面裏側に向かう方向である。図12は、巻回体310BのXZ断面構成を概略的に示す説明図である。図12において、Y軸正方向は、紙面裏側に向かう方向である。図12は、図11におけるC−C断面を図示している。本実施形態の静電チャックは、第1実施形態の接合部300に換えて接合部300Bを用いている。
図13は、第4実施形態における静電チャック10CのXZ断面構成を概略的に示す説明図である。図13において、Y軸正方向は、紙面裏側に向かう方向である。本実施形態の静電チャック10Cは、第1実施形態のセラミック部100に換えてセラミック部100Cを用い、接合部300に換えて接合部300Cを用いている。また、本実施形態の静電チャック10Cは、ヒータ電極600を備える。
本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
100、100A、100C…セラミック部
110…第1セラミック部
120…第2セラミック部
200、200A…金属部
210…冷媒流路
220…第1金属部
230…第2金属部
300、300A、300B、300C…接合部
310、310A、310B、310C…巻回体
311…第1接合部
312、312P…第2接合部
313…無機繊維
313P…無機部
314…空隙
314P…空孔
320、320C…第1接着部
330、330C…第2接着部
340…第1金属膜部
350…金属棒
360…第3接着部
400…吸着電極
500…冷却用ガス孔
510…第1孔部
520…第2孔部
530…第3孔部
532…第2金属膜部
600…ヒータ電極
d、d1、d2…半径
S1…載置面
W…ウェハ
Claims (8)
- 対象物を保持する保持装置であって、
セラミックを主成分とし、板状に形成され、前記対象物が載置される載置面を有するセラミック部と、
金属を主成分とし、板状に形成された金属部であって、前記セラミック部に対して、前記載置面とは反対側に配置された金属部と、
前記セラミック部と前記金属部との間に配置され、前記セラミック部と前記金属部とを接合する接合部と、
を備え、
前記接合部は、
金属を主成分とする材料で構成される第1接合部と、無機物を主成分とする繊維を含む材料で構成される第2接合部と、が交互に巻き回された巻回体を含むことを特徴とする、
保持装置。 - 請求項1に記載の保持装置であって、
前記接合部において、
前記第1接合部を構成する材料の主成分は、前記金属部を構成する材料の主成分と同一の金属であり、
前記第2接合部の前記繊維を構成する材料の主成分は、前記セラミック部を構成する材料の主成分と同一のセラミックであることを特徴とする、
保持装置。 - 請求項1および請求項2のいずれか一項に記載の保持装置であって、
前記接合部において、
前記巻回体の最外周には、前記第1接合部が配置されていることを特徴とする、
保持装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の保持装置であって、
前記接合部は、
さらに、
金属を主成分とし、前記巻回体の外周の少なくとも一部に形成された第1金属膜部を備えることを特徴とする、
保持装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の保持装置であって、
前記巻回体は、
さらに、
前記巻回体の中心に、前記第1接合部を構成する材料の主成分と同一の金属を主成分とする材料で構成される金属棒を備え、
前記金属棒に前記第1接合部および前記第2接合部とが巻き付けられて形成されていることを特徴とする、
保持装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の保持装置であって、
さらに、
前記接合部を貫通する貫通孔であって、所定のガスが流通する貫通孔と、
金属を主成分とし、前記貫通孔の内周の少なくとも一部に形成された第2金属膜部と、
を備えることを特徴とする、
保持装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の保持装置であって、
前記接合部は、
室温におけるせん断ひずみε(%)が、下記の式を満たすことを特徴とする、保持装置。
ε≧[d{1+(T2−T1)α1}−d{1+(T2−T1)α2}]/t×100
但し、dは前記接合部の半径(mm)、T2は室温(℃)、T1は前記セラミック部と前記金属部との接合温度(℃)、α1は前記セラミック部の熱膨張係数(1/℃)、α2は前記金属部の熱膨張係数(1/℃)、tは前記接合部の厚み(mm)である。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の保持装置であって、
前記接合部は、
横弾性率が10MPa以下であることを特徴とする、
保持装置。
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