JP7077006B2 - 保持装置 - Google Patents
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Description
A-1.静電チャック100の構成:
図1は、第1実施形態における静電チャック100の外観構成を概略的に示す斜視図であり、図2は、第1実施形態における静電チャック100のXZ断面構成を概略的に示す説明図であり、図3は、第1実施形態における静電チャック100のXY断面構成を概略的に示す説明図である。図2には、図3のII-IIの位置における静電チャック100のXZ断面構成が示されており、図3には、図2のIII-IIIの位置における静電チャック100のXY断面構成が示されている。また、図4および図5は、第1実施形態における静電チャック100の一部分の断面構成を概略的に示す説明図である。図4には、図3のIV-IVの位置における静電チャック100の一部分のZ軸に平行な断面構成が示されており、図5には、図3のV-Vの位置における静電チャック100の一部分のZ軸に平行な断面構成が示されている。各図には、方向を特定するための互いに直交するXYZ軸が示されている。本明細書では、便宜的に、Z軸正方向を上方向といい、Z軸負方向を下方向というものとするが、静電チャック100は実際にはそのような向きとは異なる向きで設置されてもよい。上下方向は、特許請求の範囲における第1の方向に相当する。
以上説明したように、本実施形態の静電チャック100は、Z軸方向に略垂直な略平面状の吸着面S1と、吸着面S1とは反対側の下面S2と、を有するセラミックス部材10と、上面S3と、上面S3とは反対側の下面S4と、を有し、上面S3がセラミックス部材10の下面S2に対向するように配置されたベース部材20と、セラミックス部材10の下面S2とベース部材20の上面S3との間に配置され、セラミックス部材10とベース部材20とを接合する接合層30とを備え、セラミックス部材10の吸着面S1上に対象物(例えば、ウェハW)を保持する装置である。また、本実施形態の静電チャック100では、ベース部材20には、ベース部材20の下面S4に開口する供給口201および排出口202と、供給口201と排出口202との間を結ぶ冷媒流路200と、が形成されている。また、本実施形態の静電チャック100では、Z軸方向視で、供給口201および排出口202の全体が、セラミックス部材10の吸着面S1の外周縁より外側に配置されている。本実施形態の静電チャック100は、このような構成であるため、以下に説明するように、吸着面S1の温度分布の均一性を十分に向上させることができる。
図6は、第2実施形態の静電チャック100aの構成を概略的に示す説明図である。図6には、上述した図3の断面に対応する第2実施形態の静電チャック100aのXY断面構成が示されている。以下では、第2実施形態の静電チャック100aの構成の内、上述した第1実施形態の静電チャック100の構成と同一の構成については、同一の符号を付すことによってその説明を適宜省略する。
図7は、第3実施形態の静電チャック100bの構成を概略的に示す説明図である。図7には、上述した図4の断面に対応する第3実施形態の静電チャック100bの断面構成が示されている。以下では、第3実施形態の静電チャック100bの構成の内、上述した第1実施形態の静電チャック100の構成と同一の構成については、同一の符号を付すことによってその説明を適宜省略する。
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
Claims (2)
- 第1の方向に略垂直な略平面状の第1の表面と、前記第1の表面とは反対側の第2の表面と、を有するセラミックス部材と、
第3の表面と、前記第3の表面とは反対側の第4の表面と、を有し、前記第3の表面が前記セラミックス部材の前記第2の表面に対向するように配置されたベース部材と、
前記セラミックス部材の前記第2の表面と前記ベース部材の前記第3の表面との間に配置され、前記セラミックス部材と前記ベース部材とを接合する接合部と、
を備え、前記セラミックス部材の前記第1の表面上に対象物を保持する保持装置において、
前記ベース部材には、前記ベース部材の前記第4の表面に開口する供給口および排出口と、前記供給口と前記排出口との間を結ぶ冷媒流路と、が形成されており、
前記第1の方向視で、前記供給口の全体が、前記セラミックス部材の前記第1の表面の外周縁より外側に配置されており、
前記冷媒流路は、
前記供給口と前記排出口とのそれぞれから前記第3の表面に交差する方向に延びる第1の流路と、
前記第3の表面に略平行な方向に延び、2つの前記第1の流路の間を結ぶ第2の流路と、
を有し、
前記第1の方向に平行であり、前記供給口の中心を通り、かつ、前記供給口から延びる前記第1の流路に隣接する前記第2の流路の一部分を通る断面において、前記第2の流路の内の前記第1の方向において前記供給口に対向する部分の表面はR形状であることを特徴とする、保持装置。 - 請求項1に記載の保持装置において、
前記冷媒流路は、
前記供給口と前記排出口とのそれぞれから前記第3の表面に交差する方向に延びる第1の流路と、
前記第3の表面に略平行な方向に延び、2つの前記第1の流路の間を結ぶ第2の流路と、
を有し、
前記第1の方向視で、前記供給口から延びる前記第1の流路に隣接する前記第2の流路の一部分が、前記セラミックス部材の前記第1の表面の外周縁より外側に配置されていることを特徴とする、保持装置。
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JP2017243368A JP7077006B2 (ja) | 2017-12-20 | 2017-12-20 | 保持装置 |
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