JP2018152408A - ヒートスプレッダ - Google Patents

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Abstract

【課題】グラファイト部材の破損を防ぎつつ、熱的性能の劣化を抑制する。【解決手段】ヒートスプレッダは、第1金属部材11と、前記第1金属部材上に設けられた第1インサート部材12と、前記第1インサート部材上に設けられたグラファイト部材13と、前記グラファイト部材上に設けられた第2インサート部材14と、前記第2インサート部材上に設けられた第2金属部材15と、を具備する。前記第1および第2インサート部材の弾性率は、前記第1および第2金属部材、並びに前記グラファイト部材の弾性率よりも小さい。【選択図】 図3

Description

実施形態は、グラファイトを含むヒートスプレッダに関する。
グラファイトの熱伝導率は、金属材料の熱伝導率よりも圧倒的に高い。また、グラファイトは、金属材料よりも軽量である。グラファイトは、これらの特性を生かすため、パワー半導体の放熱パッドおよび航空機搭載電子機器の基板のヒートパスに使用される。
しかしながら、グラファイトは、脆性材料であるため、破損しやすい。また、グラファイトは、導電性を有する。このため、グラファイト部材が電子機器の内部に使用された場合、グラファイト部材の一部が欠損することがある。このとき、グラファイト部材の破片が電子機器内部の電極に触れて短絡してしまう。この問題を解消するために、グラファイト部材が製品に実装される際、グラファイト部材は金属等の部材でその周囲が覆われて保護される。
一方で、熱的な観点で見ると、グラファイト部材が金属部材で覆われる場合、グラファイト部材と金属部材との接触面が接合されていないとこれらの接触熱抵抗が大きくなる。このため、グラファイト部材は、金属メッキ等でメタライジングされた後、金属部材とろう付けで接合される。これにより、グラファイト部材と金属部材との接触熱抵抗が低減される。
しかしながら、グラファイト部材と金属部材とをろう付けする接合方式では、大型のヒートスプレッダ、例えばいずれかの寸法が150mmを超えるヒートスプレッダの製造が困難である。なぜなら、グラファイトの線膨張率(−0.6×10−6)と、金属(例えばアルミニウム)の線膨張率(10〜30×10−6)との差が大きいためである。線膨張率の差が大きいと、大面積または長尺を有するグラファイト部材と金属部材とがろう付けされる工程において、高温で接合した後に常温に冷却するときにこれらに熱応力が発生する。この熱応力により、グラファイト部材が耐えきれなくなり、グラファイト部材にクラックが生じる。その結果、グラファイト部材を通過する熱が遮断されるため、ヒートスプレッダの熱的性能が劣化してしまう。
また、ヒートスプレッダが低温から高温まで広い温度範囲で繰り返し使用される場合、またはヒートスプレッダが温度の高い熱源に使用されて温度が繰り返し変動する場合、熱サイクル疲労によってグラファイト部材と金属部材との接合面付近でクラックが生じてしまう。その結果、上記と同様、ヒートスプレッダの熱的性能が劣化してしまう。
特開2011−023670号公報 特開2012−238733号公報
以上のように、従来のヒートスプレッダでは、グラファイトを用いるために種々の問題が生じていた。
実施形態では、グラファイト部材の破損を防ぎつつ、熱的性能の劣化を抑制するヒートスプレッダを提供する。
実施形態によるヒートスプレッダは、第1金属部材と、前記第1金属部材上に設けられた第1インサート部材と、前記第1インサート部材上に設けられたグラファイト部材と、前記グラファイト部材上に設けられた第2インサート部材と、前記第2インサート部材上に設けられた第2金属部材と、を具備する。前記第1および第2インサート部材の弾性率は、前記第1および第2金属部材、並びに前記グラファイト部材の弾性率よりも小さい。
第1実施形態に係るヒートスプレッダを示す斜視図。 第1実施形態に係るヒートスプレッダを示す分解斜視図。 第1実施形態に係るヒートスプレッダを示す断面図。 第1比較例に係るヒートスプレッダを示す拡大断面図。 第2比較例に係るヒートスプレッダを示す拡大断面図。 第1実施形態に係るヒートスプレッダを示す拡大断面図。 第2実施形態に係るヒートスプレッダを示す断面図。 第2実施形態に係るヒートスプレッダにおけるグラファイト部材を示す斜視図。 第2実施形態に係るヒートスプレッダが実装された放熱装置を示す断面図。 第3実施形態に係るヒートスプレッダを示す断面図。 第3実施形態に係るヒートスプレッダにおけるグラファイト部材を示す斜視図。 第3実施形態に係るヒートスプレッダが実装された放熱装置を示す断面図。 第4実施形態に係るヒートスプレッダを示す断面図。 第4実施形態に係るヒートスプレッダにおけるグラファイト部材を示す斜視図。 第4実施形態に係るヒートスプレッダの変形例を示す断面図。 第4実施形態に係るヒートスプレッダにおけるグラファイト部材13の変形例を示す斜視図。
本実施形態を以下に図面を参照して説明する。図面において、同一部分には同一の参照符号を付す。
<第1実施形態>
以下に図1乃至図5を用いて、第1実施形態に係るヒートスプレッダについて説明する。
[第1実施形態におけるヒートスプレッダの構成]
図1は、第1実施形態に係るヒートスプレッダ10を示す斜視図である。図2は、第1実施形態に係るヒートスプレッダ10を示す分解斜視図である。図3は、第1実施形態に係るヒートスプレッダ10を示す断面図であり、図1のA−A線に沿った断面図である。
図1乃至図3に示すように、ヒートスプレッダ10は、金属部材11,15、インサート部材12,14、グラファイト部材13、およびねじ16を含む。ヒートスプレッダ10は、例えばX方向およびY方向に拡がる平板状であり、Z方向に各構成要素が積層されることで構成される。
ここで、X方向、Y方向、およびZ方向は、互いに直交するが、これに限らず、交差するだけでもよい。また、以下において、Z方向を上下方向として説明する。
金属部材11は、X方向およびY方向に拡がる平板状である。金属部材11は、例えばX方向に短辺、Y方向に長辺を有する長方形である。金属部材11は、溝11aを有する。溝11aは、Z方向に窪む。溝11aは、X方向に短辺、Y方向に長辺を有する長方形である。後述するように、溝11a内に、インサート部材12、グラファイト部材13、およびインサート部材14が順に積層される。金属部材11は、例えばアルミニウム、銅、または銀、もしくはそれらの少なくとも1つからなる合金を含む。
インサート部材12は、金属部材11上で、かつ金属部材11の溝11a内に対応して設けられる。インサート部材12は、溝11aに対応するようにX方向およびY方向に拡がるシート状である。インサート部材12の弾性率は、金属部材11、グラファイト部材13、および金属部材15の弾性率よりも小さい。すなわち、インサート部材12は、金属部材11、グラファイト部材13、および金属部材15よりも柔軟性および流動性を有する。インサート部材12の膜厚は、金属部材11、グラファイト部材13、および金属部材15の膜厚よりも薄い。また、インサート部材12は、グラファイト部材13と同等の熱伝導率を有することが望ましい。このような材料として、インサート部材12は、グラファイトおよび樹脂(シリコン樹脂)を含む。グラファイトおよび樹脂を含むインサート部材12としては、例えば熱伝導性シートまたは熱伝導性グリースが挙げられる。また、インサート部材12は、液体金属であってもよい。
グラファイト部材13は、インサート部材12上で、かつ金属部材11の溝11a内に対応して設けられる。言い換えると、グラファイト部材13はインサート部材12を介して金属部材11上に設けられる。すなわち、金属部材11とグラファイト部材13との間に、インサート部材12が設けられる。グラファイト部材13は、溝11aに対応するようにX方向およびY方向に拡がる平板状である。
インサート部材14は、グラファイト部材13上で、かつ金属部材11の溝11a内に対応して設けられる。インサート部材14は、溝11aに対応するようにX方向およびY方向に拡がるシート状である。インサート部材14は、インサート部材12と同様の弾性率、膜厚、および熱伝導率を有し、インサート部材12と同様の材料を含む。
金属部材15は、金属部材11およびインサート部材14上に設けられる。言い換えると、金属部材15はインサート部材14を介してグラファイト部材13上に設けられる。すなわち、金属部材15とグラファイト部材13との間に、インサート部材14が設けられる。金属部材15は、X方向およびY方向に拡がる平板状であり、金属部材11に対応する長方形である。
なお、図示はしないが、金属部材15は溝を有してもよい。金属部材15の溝は、金属部材11の溝11aに対応して設けられる。すなわち、金属部材15の溝および金属部材11の溝11aで形成されるスペースに、インサート部材12、グラファイト部材13、およびインサート部材14が設けられる。
金属部材15と金属部材11とは、与圧固定手段としてねじ16によって多点止めされる。これにより、金属部材11、インサート部材12、グラファイト部材13、インサート部材14、および金属部材15は、与圧接合される。ここで、与圧接合とは、ろう付け接合等のように接着により接合することとは異なり、与圧のみで非接着により接合することを示す。
金属部材11の溝11aの深さは、インサート部材12、グラファイト部材13、およびインサート部材14のトータルの膜厚よりも小さい。これにより、金属部材15と金属部材11とをねじ16によって固定することで、インサート部材12,14が圧縮される。このため、金属部材11、インサート部材12、グラファイト部材13、インサート部材14、および金属部材11が十分に与圧され、各間に隙間が生じない。
なお、第1実施形態において、X方向に並ぶ2個の溝11a、インサート部材12、グラファイト部材13、およびインサート部材14を示しているが、溝11a、インサート部材12、グラファイト部材13、およびインサート部材14の個数は2個に限らない。
また、第1実施形態において、インサート部材12はグラファイト部材13の下面と金属部材11との間のみに設けられ、インサート部材14はグラファイト部材13の上面と金属部材15との間のみに設けられるが、これに限らない。インサート部材12,14は、グラファイト部材13の側面と金属部材11との間にも設けられてもよい。
また、第1実施形態において、与圧固定手段としてねじ16を用いたがこれに限らない。金属部材15と金属部材11とは、与圧固定手段として例えばクリップ、接着剤またはリベット等によって固定されてもよい。
[第1実施形態における効果]
図4は、第1比較例に係るヒートスプレッダ10を示す拡大断面図である。図5は、第2比較例に係るヒートスプレッダ10を示す拡大断面図である。図6は、第1実施形態に係るヒートスプレッダ10を示す拡大断面図である。
図4に示すように、第1比較例におけるヒートスプレッダ10では、グラファイト部材13と金属部材15とが接合されずに直接接触される。しかし、この場合、グラファイト部材13および金属部材15の表面のミクロな凹凸によって、これらの界面に隙間が存在する。すなわち、グラファイト部材13と金属部材15との接触面積は小さい。このため、グラファイト部材13と金属部材15との界面における熱伝達性が悪くなり、ヒートスプレッダ10の熱的性能が劣化してしまう。
一方、図5に示すように、第2比較例におけるヒートスプレッダ10では、グラファイト部材13と金属部材15とがろう材40によってろう付け接合される。グラファイト部材13および金属部材15の表面のミクロな凹凸によって生じる隙間は、ろう材40によって埋め込まれる。しかし、ろう材40は、柔軟性および流動性がなく、弾性率の高い材料である。このため、温度変化によりグラファイト部材13と金属部材15との間に膨張差が発生すると、互いに応力を受ける。その結果、グラファイト部材13と金属部材15との界面において、グラファイト部材13にクラック41が生じてしまい、ヒートスプレッダ10の熱的性能が劣化してしまう。ヒートスプレッダ10が大型になるとより膨張差が生じるため、この熱的性能の劣化はより顕著になる。
第1比較例および第2比較例に対し、図6に示すように、第1実施形態によれば、グラファイト部材13と金属部材15との間に、インサート部材14が設けられる。インサート部材14の弾性率は、グラファイト部材13および金属部材15の弾性率よりも小さい。すなわち、インサート部材14は、柔軟性および流動性を有する。そして、これらグラファイト部材13、インサート部材14、および金属部材15が、与圧接合される。これにより、グラファイト部材13および金属部材15の表面の凹凸による隙間がインサート部材14によって埋め込まれる。このため、温度変化によりグラファイト部材13と金属部材15との間に膨張差が生じても、インサート部材14が弾性変形することによって、グラファイト部材13および金属部材15は互いに応力を受けない。したがって、ヒートスプレッダの製造工程においてグラファイト部材13の破損を防ぐことができる。また、長期間の使用による高サイクル熱疲労に耐えることができる。その結果、グラファイト部材13の破損に基づく熱的性能の劣化を抑制することができる。
なお、上記では省略したが、グラファイト部材13と金属部材11との間にインサート部材12が設けられることで同様の効果が得られる。
また、第1実施形態では、金属部材11と金属部材15とが、ねじ16によって多点止めされる。これにより、金属部材11、インサート部材12、グラファイト部材13、インサート部材14、および金属部材15が均一にかつ常温で十分に与圧される。これにより、例えば高温において熱膨張しても各間に隙間が生じることはなく、熱的性能の劣化を抑制することができる。
また、第1実施形態では、金属部材11と金属部材15とが、ねじ16によって固定される。このため、インサート部材14の劣化およびグラファイト部材13の破損が生じても、容易に分解して修理することできる。
<第2実施形態>
以下に図7乃至図9を用いて、第2実施形態に係るヒートスプレッダについて説明する。なお、第2実施形態では、上記第1実施形態と同様の点については説明を省略し、主に異なる点について説明する。
[第2実施形態におけるヒートスプレッダの構成]
図7は、第2実施形態に係るヒートスプレッダ10を示す断面図である。図8は、第2実施形態に係るヒートスプレッダ10におけるグラファイト部材13を示す斜視図である。
図7および図8に示すように、第2実施形態において、上記第1実施形態と異なる点は、グラファイト部材13が積層された複数のグラフェン13aを含む点である。
複数のグラフェン13aはそれぞれ、Y方向およびZ方向に拡がるシート状である。すなわち、グラフェンの結晶面は、Y方向およびZ方向に拡がる。複数のグラフェン13aは、X方向に積層される。すなわち、複数のグラフェン13aは、金属部材11,15、インサート部材12,14、およびグラファイト部材13が積層された方向(Z方向)に対して直交する方向(X方向)に積層される。複数のグラフェン13aの下端面はインサート部材12に接触し、上端面はインサート部材14に接触する。
図8に示すように、複数のグラフェン13aは、積層方向よりも面内方向(結晶面内)において高い熱伝導性を有する。したがって、第2実施形態では、グラファイト部材13は、Y方向およびZ方向において熱拡散しやすい。
図9は、第2実施形態に係るヒートスプレッダ10が実装された放熱装置を示す断面図である。
図9に示すように、放熱装置は、ヒートスプレッダ10および放熱器30を含む。ヒートスプレッダ10上(金属部材15上)には、発熱源20が設けられる。一方、ヒートスプレッダ10下(金属部材11下)には、放熱器30が設けられる。放熱器30は、例えばヒートシンクである。放熱器30は、平板部31および複数のフィン部32を含む。複数のフィン部32は平板部31下に設けられ、複数のフィン部32から放熱される。
上述したように、第2実施形態におけるヒートスプレッダ10は、Y方向およびZ方向において熱拡散しやすい。このため、ヒートスプレッダ10は、上面側の発熱源20からの熱を下面側に拡散して放熱しやすい。したがって、ヒートスプレッダ10の下面に、放熱器30が設けられる。
なお、第2実施形態におけるヒートスプレッダ10は、上面側の発熱源20からの熱をY方向の側面側にも放熱しやすい。したがって、ヒートスプレッダ10のY方向の側面に、放熱器30が設けられてもよい。
[第2実施形態における効果]
第2実施形態によれば、グラファイト部材13が複数のグラフェン13aを含む。複数のグラフェン13aは、Y方向およびZ方向に拡がり、X方向に積層される。このため、ヒートスプレッダ10は、Y方向およびZ方向において熱拡散しやすい。したがって、ヒートスプレッダ10は、上面側の発熱源20からの熱を下面側(またはY方向の側面側)に拡散して放熱することができる。
<第3実施形態>
以下に図10乃至図12を用いて、第3実施形態に係るヒートスプレッダについて説明する。第3実施形態は、上記第2実施形態の変形例である。第3実施形態では、上記第2実施形態と同様の点については説明を省略し、主に異なる点について説明する。
[第3実施形態におけるヒートスプレッダの構成]
図10は、第3実施形態に係るヒートスプレッダ10を示す断面図である。図11は、第3実施形態に係るヒートスプレッダ10におけるグラファイト部材13を示す斜視図である。
図10および図11に示すように、第3実施形態において、上記第2実施形態と異なる点は、複数のグラフェン13aの積層方向である。
複数のグラフェン13aはそれぞれ、X方向およびY方向に拡がるシート状である。すなわち、グラフェンの結晶面は、X方向およびY方向に拡がる。複数のグラフェン13aは、Z方向に積層される。すなわち、複数のグラフェン13aは、金属部材11,15、インサート部材12,14、およびグラファイト部材13が積層された方向(Z方向)に対して平行する方向(Z方向)に積層される。
図11に示すように、第3実施形態では、グラファイト部材13は、X方向およびY方向において熱拡散しやすい。
図12は、第3実施形態に係るヒートスプレッダ10が実装された放熱装置を示す断面図である。
図12に示すように、放熱装置は、ヒートスプレッダ10および放熱器30を含む。ヒートスプレッダ10上(金属部材15上)には、発熱源20が設けられる。一方、ヒートスプレッダ10の側面(金属部材11の側面)には、放熱器30が設けられる。
上述したように、第3実施形態におけるヒートスプレッダ10は、X方向およびY方向において熱拡散しやすい。このため、ヒートスプレッダ10は、上面側の発熱源20からの熱を側面側(X方向およびY方向の側面側)に拡散して放熱しやすい。したがって、ヒートスプレッダ10の側面に、放熱器30が設けられる。
なお、図12において、放熱器30は、ヒートスプレッダ10のX方向の側面に設けられるが、Y方向の側面に設けられてもよい。
[第3実施形態における効果]
第3実施形態によれば、グラファイト部材13が複数のグラフェン13aを含む。複数のグラフェン13aは、X方向およびY方向に拡がり、Z方向に積層される。このため、ヒートスプレッダ10は、X方向およびY方向において熱拡散しやすい。したがって、上面側の発熱源20からの熱を側面側に拡散して放熱することができる。
<第4実施形態>
以下に図13乃至図16を用いて、第4実施形態に係るヒートスプレッダについて説明する。第4実施形態は、上記第2実施形態の変形例である。第4実施形態では、上記第2実施形態と同様の点については説明を省略し、主に異なる点について説明する。
[第4実施形態におけるヒートスプレッダの構成]
図13は、第4実施形態に係るヒートスプレッダ10を示す断面図である。図14は、第4実施形態に係るヒートスプレッダ10におけるグラファイト部材13を示す斜視図である。
図13および図14に示すように、第4実施形態において、上記第2実施形態と異なる点は、グラファイト部材13だけでなく、グラファイト部材18およびインサート部材17が設けられる点である。
インサート部材12は、金属部材11上で、かつ金属部材11の溝11a内に対応して設けられる。インサート部材17は、溝11aに対応するようにX方向およびY方向に拡がるシート状である。
グラファイト部材13は、インサート部材12上で、かつ金属部材11の溝11a内に対応して設けられる。グラファイト部材13は、複数のグラフェン13aを含む。複数のグラフェン13aはそれぞれ、Y方向およびZ方向に拡がるシート状である。すなわち、グラフェンの結晶面は、Y方向およびZ方向に拡がる。複数のグラフェン13aは、X方向に積層される。すなわち、複数のグラフェン13aは、金属部材11,15、インサート部材12,14、およびグラファイト部材13が積層された方向(Z方向)に対して直交する方向(X方向)に積層される。複数のグラフェン13aの下端面はインサート部材12に接触し、上端面はインサート部材17に接触する。
インサート部材17は、グラファイト部材13上で、かつ金属部材11の溝11a内に対応して設けられる。インサート部材17は、溝11aに対応するようにX方向およびY方向に拡がるシート状である。インサート部材17は、インサート部材12,14と同様の弾性率、膜厚、および熱伝導率を有し、インサート部材12,14と材料を含む。
グラファイト部材18は、インサート部材17上で、かつ金属部材11の溝11a内に対応して設けられる。言い換えると、グラファイト部材18はインサート部材17を介してグラファイト部材13上に設けられる。すなわち、グラファイト部材18とグラファイト部材13との間に、インサート部材17が設けられる。グラファイト部材18は、複数のグラフェン18aを含む。複数のグラフェン18aはそれぞれ、X方向およびZ方向に拡がるシート状である。すなわち、グラフェンの結晶面は、X方向およびZ方向に拡がる。複数のグラフェン18aは、Y方向に積層される。すなわち、複数のグラフェン18aは、金属部材11,15、インサート部材12,14、およびグラファイト部材18が積層された方向(Z方向)に対して直交する方向(Y方向)に積層される。複数のグラフェン18aの下端面はインサート部材17に接触し、上端面はインサート部材14に接触する。
インサート部材14は、グラファイト部材18上で、かつ金属部材11の溝11a内に対応して設けられる。インサート部材14は、溝11aに対応するようにX方向およびY方向に拡がるシート状である。
図14に示すように、第4実施形態では、グラファイト部材13は、Y方向およびZ方向において熱拡散しやすい。一方、グラファイト部材18は、X方向およびZ方向において熱拡散しやすい。すなわち、ヒートスプレッダ10は、X方向、Y方向、およびZ方向において熱拡散しやすい。このため、ヒートスプレッダ10は、上面側の発熱源からの熱を下面側および側面側のいずれにも拡散して放熱しやすい。したがって、図示はしないが、ヒートスプレッダ10の下面および側面のいずれにも、放熱器が設けられてもよい。
[第4実施形態における効果]
第4実施形態によれば、グラファイト部材13,18が設けられる。グラファイト部材13が複数のグラフェン13aを含む。複数のグラフェン13aは、Y方向およびZ方向に拡がり、X方向に積層される。一方、グラファイト部材18は、複数のグラフェン18aを含む。複数のグラフェン18aは、X方向およびZ方向に拡がり、Y方向に積層される。このため、ヒートスプレッダ10は、X方向、Y方向、およびZ方向において等方的に熱拡散しやすい。したがって、上面側の発熱源からの熱を下面側および側面側のいずれにも拡散して放熱することができる。
[第4実施形態における変形例]
図15は、第4実施形態に係るヒートスプレッダ10の変形例を示す断面図である。図16は、第4実施形態に係るヒートスプレッダ10におけるグラファイト部材13の変形例を示す斜視図である。
図15および図16に示すように、変形例によれば、上記第4実施形態に対して、複数のグラフェン13aの積層方向と複数のグラフェン18aの積層方向とが入れ替わっている。
グラファイト部材13における複数のグラフェン13aはそれぞれ、X方向およびZ方向に拡がるシート状である。すなわち、グラフェンの結晶面は、X方向およびZ方向に拡がる。複数のグラフェン13aは、Y方向に積層される。一方、グラファイト部材18における複数のグラフェン18aはそれぞれ、Y方向およびZ方向に拡がるシート状である。すなわち、グラフェンの結晶面は、Y方向およびZ方向に拡がる。複数のグラフェン18aは、X方向に積層される。
これにより、変形例においても上記第4実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11,15…金属部材、12,14,17…インサート部材、13,18…グラファイト部材、16…ねじ、13a,18a…グラフェン。
実施形態によるヒートスプレッダは、第1金属部材と、前記第1金属部材上に設けられた第1インサート部材と、前記第1インサート部材上に設けられたグラファイト部材と、前記グラファイト部材上に設けられた第2インサート部材と、前記第2インサート部材上に設けられた第2金属部材と、を具備する。前記第1および第2インサート部材の弾性率は、前記第1および第2金属部材、並びに前記グラファイト部材の弾性率よりも小さく、前記第1および第2金属部材、前記第1および第2インサート部材、並びに前記グラファイト部材は、与圧接合される

Claims (13)

  1. 第1金属部材と、
    前記第1金属部材上に設けられた第1インサート部材と、
    前記第1インサート部材上に設けられたグラファイト部材と、
    前記グラファイト部材上に設けられた第2インサート部材と、
    前記第2インサート部材上に設けられた第2金属部材と、
    を具備し、
    前記第1および第2インサート部材の弾性率は、前記第1および第2金属部材、並びに前記グラファイト部材の弾性率よりも小さい
    ヒートスプレッダ。
  2. 前記第1および第2インサート部材は、グラファイトおよび樹脂を含む請求項1のヒートスプレッダ。
  3. 前記第1および第2金属部材、前記第1および第2インサート部材、並びに前記グラファイト部材は、与圧接合される請求項1または請求項2のヒートスプレッダ。
  4. 前記第1金属部材と前記第2金属部材とは、与圧固定手段によって固定される請求項3のヒートスプレッダ。
  5. 前記第1金属部材は溝を有し、
    前記第1および第2インサート部材、並びに前記グラファイト部材は前記溝内に設けられる
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項のヒートスプレッダ。
  6. 前記グラファイト部材は、複数のグラフェンを含み、
    前記複数のグラフェンは、前記第1および第2金属部材、前記第1および第2インサート部材、並びに前記グラファイト部材が積層された第1方向に交差する第2方向において積層される
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項のヒートスプレッダ。
  7. 前記グラファイト部材は、複数のグラフェンを含み、
    前記複数のグラフェンは、前記第1および第2金属部材、前記第1および第2インサート部材、並びに前記グラファイト部材が積層された第1方向において積層される
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項のヒートスプレッダ。
  8. 第1金属部材と、
    前記第1金属部材上に設けられた第1インサート部材と、
    前記第1インサート部材上に設けられた第1グラファイト部材と、
    前記第1グラファイト部材上に設けられた第2インサート部材と、
    前記第2インサート部材上に設けられた第2グラファイト部材と、
    前記第2グラファイト部材上に設けられた第3インサート部材と、
    前記第3インサート部材上に設けられた第2金属部材と、
    を具備し、
    前記第1、第2、および第3インサート部材の弾性率は、前記第1および第2金属部材、並びに前記第1および第2グラファイト部材の弾性率よりも小さい
    ヒートスプレッダ。
  9. 前記第1、第2、および第3インサート部材は、グラファイトおよび樹脂を含む請求項8のヒートスプレッダ。
  10. 前記第1および第2金属部材、前記第1および第2インサート部材、並びに前記第1および第2グラファイト部材は、与圧接合される請求項8または請求項9のヒートスプレッダ。
  11. 前記第1金属部材と前記第2金属部材とは、与圧固定手段によって固定される請求項10のヒートスプレッダ。
  12. 前記第1金属部材は溝を有し、
    前記第1、第2、および第3インサート部材、並びに前記第1および第2グラファイト部材は前記溝内に設けられる
    請求項8乃至請求項11のいずれか1項のヒートスプレッダ。
  13. 前記第1グラファイト部材は、複数の第1グラフェンを含み、
    前記第2グラファイト部材は、複数の第2グラフェンを含み、
    前記複数の第1グラフェンは、前記第1および第2金属部材、前記第1および第2インサート部材、並びに前記第1および第2グラファイト部材が積層された第1方向に交差する第2方向において積層され、
    前記複数の第2グラフェンは、前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向において積層される
    請求項8乃至請求項12のいずれか1項のヒートスプレッダ。
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