JP6558184B2 - 静電チャック装置 - Google Patents
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Description
近年の半導体の大口径化やパターンの微細化に伴い、静電チャック装置に求められる特性も高まっている。
このヒータ機能付き静電チャック装置は、ウエハ内に局所的に温度分布を作ることができるので、ウエハの面内温度分布を膜堆積速度やプラズマエッチング速度に合わせて設定することにより、ウエハ上へのパターン形成などの局所的な膜形成や局所的なプラズマエッチングを効率よく行なうことができる。
造を有する。
静電チャック部20は、半導体ウエハ、金属ウエハ、ガラス基板等の板状試料Wを載置する載置板21と、載置板21に対向配置された支持板22と、載置板21と支持板22の間に挟まれた静電吸着用電極23と、支持板22に埋設された静電吸着用電極端子24と、を有している。
加熱部材7は、帯状のヒータであり、静電チャック部20の第2の面20bに接着材もしくは金属ろう材等の固定層6を介して固着されている。
電極端子40は、加熱部材7に接合される対向面41a側(+Z側)に設けられた円形の鍔部41と、鍔部41から立設された円柱部42とを有している。
上記の課題を解決するため、裏打ち材11は、加熱部材7に固定されている。裏打ち材11によって、加熱部材7と電極端子40の接続部分を補強することができる。
図1に示すように、樹脂層80は、静電チャック部20の第2の面20bと冷却ベース部50の第1の面50aの間に介在する。樹脂層80は、加熱部材7が接着された静電チャック部20と冷却ベース部50とを接着一体化するとともに、熱応力の緩和作用を有する。
これにより、樹脂層80の熱伝導特性を面内に均一にすることが出来、静電チャック部20の均熱性を高めることが出来る。
冷却ベース部50は、円板形状を有し、静電チャック部20を所望の温度に調整する。
絶縁管15は、貫通孔51に埋設されている。絶縁管15には、給電端子32、固定板16、接続線33、並びに電極端子40が内挿されている。
給電端子32は、雌型コネクタである。給電端子32には、外部の電源から静電チャック装置100に電気を供給するための雄型コネクタ(図示略)を接続することができる。
給電端子32は導電性のものであればその材料は限定されない。給電端子32は、固定板16を介して、冷却ベース部50の貫通孔51に固定されている。給電端子32には、接続線33が接続されている。
固定板16は、貫通孔51の下面(−Z側)の開口部に取り付けられている。給電端子32と固定板16の固定、並びに固定板16と冷却ベース部50との固定は、例えばネジ止めによって行うことができる。また、固定板16は、絶縁管15と固定する構造となっていてもよい。固定板16の材料にはセラミックスや絶縁性樹脂などが適宜選定される。
接続線33は、電極端子40と給電端子32を電気的に接続するために設けられている。接続線33としては、可撓性を有する電気ケーブルを使用し、弛緩した状態で電極端子40と給電端子32との間のスペースに収納されることが好ましい。
Claims (3)
- 一主面が板状試料を載置する載置面である基体と、
前記基体の内部に設けられた静電吸着用電極と、
前記基体において前記載置面とは反対側の面に設けられた加熱部材と、
前記加熱部材において前記基体側の面とは反対側の面に接続された電極端子と、を有し、
前記基体は、前記反対側の面において前記電極端子と平面的に重なる位置に凹部が設けられ、
前記凹部の内部には、金属材料を形成材料とする裏打ち材が配置されている静電チャック装置。 - 前記加熱部材は、Ti,Al,Cu,Ni,Nbおよびこれらの金属を基材料とする非磁性合金からなる群から選ばれる金属材料からなる請求項1に記載の静電チャック装置。
- 前記電極端子は、前記加熱部材に、溶接、ろう付け、はんだ付けまたはねじ止めにより固定されている請求項1または2に記載の静電チャック装置。
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