JP2021033647A - 貨幣処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】貨幣の補充処理の開始条件を変更する。【解決手段】貨幣の出金処理を行う貨幣処理装置を、脱着可能に設けられ、複数金種の貨幣を収納する収納カセットと、出金用の貨幣を金種別に収納する複数の収納部と、金種別に設定された貨幣の収納量の閾値を記憶する記憶部と、複数の収納部に収納された貨幣の収納量を金種別に監視して、収納量が閾値を下回れば、収納カセットから貨幣を繰り出して、貨幣に対応する収納部に補充する補充処理を行うように制御する制御部とによって構成する。【選択図】図5

Description

この発明は、貨幣を処理する貨幣処理装置に関する。
従来、脱着可能に設けられたカセットを備える貨幣処理装置が利用されている。例えば、カセットは、貨幣処理装置に貨幣を補充するために利用される。補充処理では、カセットから繰り出された貨幣が、貨幣処理装置内で貨幣を収納する収納部に収納される。
貨幣処理装置は入金処理を行って入金された貨幣を収納部に収納する。貨幣処理装置は、収納部に収納した貨幣を利用して出金処理を行う。出金処理では、利用者が出金を指示した貨幣が収納部から繰り出されて装置外へ排出される。収納部の貨幣が不足すると貨幣処理装置は出金処理を行うことができない。このため、収納部の貨幣が不足する前に貨幣の補充処理を行う必要がある。例えば、特許文献1には、収納部の貨幣量が所定量以下になると補充処理を自動的に実行する貨幣処理装置が開示されている。
特許5841897号公報
しかしながら、上記従来技術では、補充処理によって他の貨幣処理の実行が制限されるという問題があった。ある金種の貨幣が不足しても該金種の金額分を他金種の貨幣で出金できる場合は急いで補充処理を行う必要はないが、上記従来技術では金種によらず貨幣量が所定量以下になると補充処理が開始される。貨幣処理装置は、補充処理を実行している間は入金処理及び出金処理を行わない。例えば、店舗で客との取引時に精算処理を行うために利用している貨幣処理装置が、店舗が忙しい時間帯に補充処理を開始すると、多くの客を待たせる可能性がある。
本発明は、上記従来技術による課題に鑑みてなされたもので、貨幣の補充処理の開始条件を変更することができる貨幣処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、貨幣の出金処理を行う貨幣処理装置であって、脱着可能に設けられ、複数金種の貨幣を収納する収納カセットと、出金用の貨幣を金種別に収納する複数の収納部と、金種別に設定された貨幣の収納量の閾値を記憶する記憶部と、複数の前記収納部に収納された貨幣の収納量を金種別に監視して、収納量が前記閾値を下回ると、前記収納カセットから貨幣を繰り出して、前記貨幣に対応する収納部に補充する補充処理を行うように制御する制御部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記記憶部は、収納部毎の収納量の閾値をさらに記憶し、前記制御部は、貨幣を金種別に収納する各収納部の収納量を監視して、収納量が前記閾値を下回ると、前記補充処理を行うように制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記記憶部は、1回の補充処理で補充する補充枚数を金種別に記憶し、前記制御部は、金種毎に前記補充枚数分の貨幣の前記補充処理を行うように制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記制御部は、金種別の貨幣の収納量の推移に基づいて、前記閾値と前記補充枚数の少なくともいずれか一方を変更することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記制御部は、時刻、曜日、日、月の少なくともいずれか1つに基づいて、前記閾値と前記補充枚数の少なくともいずれか一方を変更することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記補充枚数は、1系金種の補充枚数が5系金種の補充枚数より多くなるように設定されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記閾値は、補充処理が開始されるときの1系金種の貨幣の収納量が、補充処理が開始されるときの5系金種の貨幣の収納量より多くなるように設定されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記制御部は、前記収納カセットに収納されている貨幣の収納量を金種別に監視して、前記収納カセット内の貨幣の収納量に基づいて、前記補充処理を行うか否かを判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記制御部は、前記収納カセットが装着された後、前記収納量の監視を行って、前記収納カセットが取り外されるまでの間に複数回の補充処理を行うように制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、補充処理の情報を表示する表示部と、補充処理実行の指示を受け付ける操作部とをさらに備え、前記制御部は、補充処理を行う前に前記補充処理に関する情報を前記表示部に表示して、前記操作部で補充処理実行の指示操作が行われたことを条件に前記補充処理を行うように制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記操作部で前記補充処理の実行を延期する操作が行われた場合、前記制御部は、所定時間経過後に再び前記補充処理に関する情報を前記表示部に表示して、前記操作部で補充処理実行の指示操作が行われたことを条件に前記補充処理を行うように制御することを特徴とする。
本発明に係る貨幣処理装置は、貨幣の収納量を金種別に監視して、収納量が閾値に達した金種の貨幣があれば、収納カセットから貨幣を繰り出して収納部に補充する。貨幣処理装置の利用者は、閾値を設定することにより、補充処理の開始条件を変更することができる。
図1は、本実施形態に係る貨幣処理装置の動作を説明するための模式図である。 図2は、硬貨処理装置の内部構造概略を示す断面模式図である。 図3は、硬貨処理装置の機能構成概略を示すブロック図である。 図4は、硬貨処理装置で行われる入金処理、出金処理及び補充処理を説明するための模式図である。 図5は、硬貨処理装置が補充処理を行うために管理する情報の例を示す図である。 図6は、硬貨理装置が管理するカセットの情報の例を示す図である。 図7は、補充開始枚数及び補充枚数が金種別に設定された例を示す図である。 図8は、補充開始枚数及び補充枚数が条件に応じて変更される設定の例を示す図である。 図9は、手動設定の場合に操作表示部に表示される画面例を示す図である。 図10は、報知画面の例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る貨幣処理装置について説明する。本発明に係る貨幣処理装置は、様々な場所で様々な用途に利用することができるが、本実施形態では、貨幣処理装置が店舗に設置され、客との取引時に精算処理に利用される場合を例に説明する。
図1は、本実施形態に係る貨幣処理装置100の動作を説明するための模式図である。図1に示すように、管理サーバ10、貨幣処理装置100及び貨幣管理装置200が、ネットワーク20を介して通信可能に接続されている。貨幣処理装置100及び貨幣管理装置200は店舗内に設置されている。管理サーバ10の設置場所は特に限定されず、店舗内に設置されてもよいし店舗外の別の場所に設置されてもよい。
図1には1台の貨幣処理装置100を示しているが、貨幣処理装置100の台数は特に限定されない。例えば、同じ店舗に設置された複数の貨幣処理装置100が、ネットワーク20を介して、管理サーバ10及び貨幣管理装置200と通信可能に接続される。また、例えば、別の店舗に設置された貨幣処理装置100及び貨幣管理装置200がネットワーク20を介して管理サーバ10と通信可能に接続される。
貨幣処理装置100は、店舗のチェックアウトカウンターに設置され、精算処理に利用される。貨幣処理装置100は、客から受けた貨幣の入金処理と、客へ返す釣銭の出金処理とを行う。入金処理時、貨幣処理装置100は、貨幣を入金部110に受けて識別部120で識別計数し、複数の収納部150(150a、150b、150c…)に金種別に収納する。収納部150の数は特に限定されない。出金処理時には、出金する各貨幣が、対応する収納部150から繰り出されて出金部140に排出される。貨幣の移動は、搬送部130が、各部を接続する搬送路に沿って貨幣を搬送することによって行われる。貨幣処理装置100は、各収納部150に収納されている貨幣の金種及び金種別枚数を管理している。
貨幣管理装置200は、店舗のバックオフィスに設置され、店舗内の貨幣を管理するために利用される。貨幣管理装置200は入金処理及び出金処理を行う貨幣処理装置である。貨幣管理装置200は、店舗の営業終了後に貨幣処理装置100から集めた貨幣の入金処理を行う。また、貨幣管理装置200は、店舗の営業開始前に貨幣処理装置100へ補充する貨幣の出金処理を行う。出金された貨幣は、貨幣処理装置100に補充されて、客との取引時に釣銭として利用される。
入金処理時、貨幣管理装置200は、入金部210に受けた貨幣を、識別部220で識別計数して、複数の収納部250(250a、250b、250c…)に金種別に収納する。収納部250の数は特に限定されない。出金処理時には、出金する各貨幣が、対応する収納部250から繰り出されて、出金部240に排出されるか又はカセット300に収納される。貨幣管理装置200から出金する貨幣を出金部240に排出するか、カセット300に収納するかは、出金処理を行う際に選択できるようになっている。装置内の貨幣の移動は、搬送部230が、各部を接続する搬送路に沿って貨幣を搬送することによって行われる。貨幣管理装置200は、各収納部250に収納されている貨幣の金種及び金種別枚数を管理している。また、貨幣管理装置200は、貨幣処理装置100の各収納部150に収納されている貨幣の金種及び金種別枚数を管理している。
カセット300は、貨幣を繰り出し可能に収納する収納カセットである。カセット300は、貨幣処理装置100と貨幣管理装置200の両方に脱着可能に設けられている。カセット300は、貨幣処理装置100と貨幣管理装置200との間で貨幣を移動するために利用される。貨幣管理装置200は、出金処理時に収納部250から出金した貨幣をカセット300に収納することができる。貨幣管理装置200が貨幣を収納したカセット300は、貨幣管理装置200から取り外して貨幣処理装置100に装着することができる。
貨幣処理装置100は、貨幣管理装置200がカセット300に収納した貨幣の金種及び金種別枚数の情報を取得することができる。例えば、貨幣処理装置100は、ネットワーク20を介して貨幣管理装置200からカセット300内の貨幣の情報を取得する。また、例えば、貨幣管理装置200が、カセット300に設けられた記憶装置に、カセット300に収納した貨幣の金種及び金種別枚数の情報を書き込んで、貨幣処理装置100が該情報を読み込んで取得する。貨幣処理装置100は、カセット300に収納された貨幣を利用して補充処理を行う。貨幣処理装置100は、カセット300内に収納されている貨幣の金種及び金種別枚数を管理する。
図1に示すように、管理サーバ10は、ネットワーク20を介して、店舗で行われた客との取引内容に関する情報を収集して管理する(A1)。管理サーバ10が収集する情報には、各店舗の各貨幣処理装置100で行われた入金処理及び出金処理の情報が含まれる。管理サーバ10は、貨幣処理装置100で過去に入出金された貨幣の情報に基づいて、店舗の1日の営業時間中に貨幣処理装置100で貨幣の不足が生じないように、貨幣処理装置100に補充するために、貨幣管理装置200がカセット300内に準備する貨幣の金種及び金種別枚数を決定する。
例えば、管理サーバ10は、日付及び曜日に基づいて過去の入出金情報を分析して、各貨幣処理装置100が1日の営業中に必要とする貨幣の金種及び金種別枚数を予測する。また、例えば、当日が店舗の特売日である場合、管理サーバ10は、過去の特売日の入出金情報に基づいて、各貨幣処理装置100が当日の営業中に必要とする貨幣の金種及び金種別枚数を予測する。また、例えば、管理サーバ10は、午前中の貨幣の出金量などに基づいて、午後に必要とされる貨幣の金種及び金種別枚数を予測する。管理サーバ10が予測した貨幣の情報は貨幣管理装置200に送信される。
貨幣管理装置200は、店舗の営業を開始する前に、貨幣処理装置100に補充する貨幣を出金してカセット300に収納する(B1)。このとき、貨幣管理装置200は、管理サーバ10が、1日の営業中に貨幣処理装置100で必要になると予測した貨幣を、カセット300に収納する。カセット300には、営業開始前に釣銭準備金として貨幣処理装置100の収納部150に収納される貨幣と、営業開始後に収納部150に補充される貨幣とが収納される。
複数金種の大量の貨幣を混合状態で収納したカセット300が、貨幣管理装置200から取り外されて、貨幣処理装置100に装着される(B2)。貨幣処理装置100は、カセット300が装着されると、このカセット300に収納されている貨幣の金種及び金種別枚数の情報を取得して管理する。
貨幣処理装置100は、カセット300から貨幣を繰り出して、識別部120によって識別計数し、対応する収納部150に収納する補充処理を実行する(C1)。営業開始前に各収納部150に収納する釣銭準備金の金種及び金種別枚数は予め設定されている。貨幣処理装置100は、この設定に基づいて、必要な金種の貨幣を必要な枚数だけカセット300から繰り出して各収納部150に収納する。各収納部150に、釣銭準備金として設定された枚数分の貨幣を収納した状態で、店舗の営業が開始される。
店舗の営業が開始されると、貨幣処理装置100は、客が支払う貨幣の入金処理(C2)と、客に釣銭として返す貨幣の出金処理(C3)とを実行する。収納部150の貨幣枚数が減少して、予め閾値として設定された補充開始枚数に達すると、貨幣処理装置100は自動的に補充処理を実行する(C1)。補充処理では、補充する金種の貨幣が、予め設定された補充枚数分、カセット300から繰り出されて収納部150に収納される。
補充の要否を判定するための閾値である補充開始枚数は、収納部毎に設定することができる。貨幣が金種別に収納部150に収納されている場合、補充開始枚数は金種別に設定されることになる。補充開始枚数は、各収納部150に釣銭準備金として収納された貨幣枚数より少ない任意の枚数に設定することができる。
例えば、貨幣処理装置100が4つの収納部150a〜150dに紙幣を金種別に収納する場合に、利用者は、千円紙幣を収納する収納部150aの補充開始枚数を100枚と設定して、五千円紙幣を収納する収納部150bの補充開始枚数を50枚と設定する。貨幣処理装置100は、各収納部150a〜150dに収納中の紙幣の枚数を監視して、出金処理が行われる度に、収納枚数が補充開始枚数以下になったか否かを判定する。貨幣処理装置100は、千円紙幣の収納部150aで収納枚数が100枚以下になる度に補充処理を実行して、カセット300から繰り出した千円紙幣を、この収納部150aに収納する。同様に、五千円紙幣の収納部150bで収納枚数が50枚以下になる度に、カセット300から繰り出された五千円紙幣が収納部150bに補充される。
また、補充開始枚数は、金種毎に設定することもできる。補充開始枚数は、貨幣処理装置100に釣銭準備金として収納された貨幣枚数より少ない任意の枚数に設定することができる。
例えば、貨幣処理装置100が5つの収納部150a〜150eを有する場合に、利用者は、収納部を限定せずに、千円紙幣の補充開始枚数を300枚、五千円紙幣の補充開始枚数を200枚と設定する。貨幣処理装置100は、各収納部150a〜150eに収納中の紙幣の枚数を監視して、出金処理が行われる度に、収納枚数が補充開始枚数以下になったか否かを判定する。例えば、2つの収納部150a、150bに千円紙幣が収納されている場合、貨幣処理装置100は、これら2つの収納部150a、150bに収納中の千円紙幣の合計枚数が300枚以下になる度に補充処理を実行する。同様に、五千円紙幣が2つの収納部150c、150dに収納されている場合、これら2つの収納部150c、150dに収納中の五千円紙幣の合計枚数が200枚以下になる度に補充処理が実行される。
補充枚数は、補充開始枚数と同様に、収納部毎に設定することもできるし、金種毎に設定することもできる。補充枚数が収納部毎に設定された場合、貨幣処理装置100は、補充処理時に、収納部150について設定された補充枚数分の貨幣をカセット300から繰り出して、この収納部150に収納する。補充枚数が金種毎に設定された場合、貨幣処理装置100は、補充処理時に、補充する金種について設定された補充枚数分の貨幣をカセット300から繰り出して、対応する1又は複数の収納部150に収納する。
貨幣処理装置100は、代替出金を行う機能を有する。例えば、貨幣処理装置100は、五千円を出金する際、五千円紙幣がない場合は千円紙幣5枚による代替出金を行う。このため、5系金種の補充開始枚数は、該金種より低額な1系金種の補充開始枚数より少ない枚数に設定することができる。また、5系金種の補充枚数は、該金種より低額な1系金種の補充枚数より少ない枚数に設定することができる。
日本通貨では、1円硬貨、10円硬貨、100円硬貨、千円紙幣及び一万円紙幣が1系金種に該当し、5円硬貨、50円硬貨、500円硬貨及び五千円紙幣が5系金種に該当する。例えば、千円紙幣の補充開始枚数を100枚、五千円紙幣の補充開始枚数を50枚に設定すれば、金種によらず一律に100枚と設定する場合に比べて、補充処理の実行回数を減らすことができる。また、例えば、千円紙幣の補充枚数を50枚、五千円紙幣の補充枚数を10枚に設定すれば、金種によらず一律に50枚と設定する場合に比べて、補充処理に要する時間を短縮することができる。
米国通貨では、1セント硬貨、10セント硬貨、1ドル硬貨、1ドル紙幣、10ドル紙幣、100ドル紙幣が1系金種に該当し、5セント硬貨、50セント硬貨、5ドル紙幣、50ドル紙幣が5系金種に該当する。米国の2ドル紙幣及び20ドル紙幣は1系金種として処理される。また、米国通貨の25セント硬貨は5系金種として処理される。ユーロ通貨では、1セント硬貨、10セント硬貨、1ユーロ硬貨、10ユーロ紙幣、100ユーロ紙幣が1系金種に該当し、5セント硬貨、50セント硬貨、5ユーロ紙幣、50ユーロ紙幣が5系金種に該当する。欧州通貨の2セント硬貨、20セント硬貨及び2ユーロ硬貨は1系金種として処理される。
貨幣処理装置100が外国通貨を処理する場合は、10のn乗(nは0以上の整数)の金額を示す第1金種の補充開始枚数が、第1金種より高額かつ10の(n+1)乗の金額より低額な他の金種の貨幣補充開始枚数より多くなるように、収納部毎又は金種毎に補充開始枚数を設定すればよい。また、10のn乗(nは0以上の整数)の金額を示す第1金種の補充枚数が、第1金種より高額かつ10の(n+1)乗の金額より低額な第2金種の補充枚数より多くなるように、収納部毎又は金種毎に補充枚数を設定すればよい。
例えば、貨幣処理装置100が米国紙幣を処理する場合、補充処理の実行回数を減らすため、10ドル紙幣(n=1)の補充開始枚数が、10ドルより高額かつ100ドル(n=2)より低額な20ドル紙幣及び50ドル紙幣の補充開始枚数に比べて、多い枚数に設定される。また、補充処理の実行時間を短縮するため、20ドル紙幣及び50ドル紙幣の補充枚数が、10ドル紙幣の補充枚数に比べて少ない枚数に設定される。
次に、硬貨を処理する硬貨処理装置(貨幣処理装置)100を例に、具体的な装置の構造及び動作を説明する。図2は、硬貨処理装置100の内部構造概略を示す断面模式図である。硬貨処理装置100の入金部110は、硬貨が投入される投入口110aと、投入口110aの硬貨を受けて上部搬送部130aの搬送路に繰り出す繰出部110bと、繰出部110bの硬貨を出金部140に排出するゲート110cとを含む。
搬送部130は、繰出部110bから繰り出された硬貨を搬送する上部搬送部130aと、収納部150及びカセット300から繰り出された硬貨を受けて繰出部110bへ搬送する下部搬送部130bとを含む。また、搬送部130は、上部搬送部130aの搬送路に接続された複数のシュート130c〜130eを含む。シュート130cは、カセット300と搬送路とを接続している。シュート130dは、収納部150と搬送路とを一対一の関係で接続している。図2では1つのシュート130dを示しているが、シュート130dは各収納部150に対応して設けられている。シュート130eは、出金部140と搬送路とを接続している。
図3は、硬貨処理装置100の機能構成概略を示すブロック図である。硬貨処理装置100は、図2に示した構成部の他に、制御部160、操作表示部170、通信部180及び記憶部190を有する。
通信部180は外部装置との間で通信を行う。硬貨処理装置100は、通信部180を利用して、各収納部150に収納されている貨幣の金種及び金種別枚数の情報を管理サーバ10及び貨幣管理装置200に送信することができる。また、硬貨処理装置100は、通信部180を利用して、貨幣管理装置200がカセット300に収納した硬貨の金種及び金種別枚数の情報を受信することができる。
操作表示部170は、例えば、タッチパネル式の液晶表示装置である。操作表示部170は、貨幣処理に関する情報を入力するための操作部として機能する。また、操作表示部170は、貨幣処理に関する情報を表示する表示部として機能する。
記憶部190は、不揮発性の記憶装置である。硬貨処理装置100の動作に必要な各種情報が記憶部190に保存される。各収納部150に収納されている硬貨の金種及び金種別枚数の情報と、補充処理開始枚数及び補充枚数に関する情報とが記憶部190に保存される。
制御部160は、硬貨処理装置100の各部の機能及び動作を制御する。制御部160は、操作表示部170による情報の入力を受け付ける。また、制御部160は、操作表示部170に情報を出力して表示する。制御部160が、操作表示部170で行われた操作及び通信部180で受信した情報に基づいて、記憶部190に保存された各種情報を参照しながら各部を制御することにより、本実施形態に記載する硬貨処理装置100の機能及び動作が実現される。
また、制御部160は、カセット300に収納されている硬貨の金種及び金種別枚数と、各収納部150に収納されている硬貨の金種及び金種別枚数とを管理する。制御部160は、貨幣処理装置100への装着時にカセット300に収納されていた硬貨の金種及び金種別枚数と、装着後にカセット300から繰り出された硬貨の金種及び金種別枚数とカセット300に収納された硬貨の金種及び金種別枚数とに基づいて、カセット300に収納中の硬貨の収納量を監視する。同様に、制御部160は、店舗の営業開始前に釣銭準備金として各収納部150に収納されていた硬貨の金種及び金種別枚数と、営業開始後に各収納部150から繰り出された硬貨の金種及び金種別枚数と各収納部150に収納された硬貨の金種及び金種別枚数とに基づいて、各収納部150に収納中の硬貨の収納量を監視する。
図4は、硬貨処理装置100で行われる入金処理、出金処理及び補充処理を説明するための模式図である。図4(a)は、入金処理を説明するための図である。図4(a)に矢印で示すように、入金処理時には、投入口110aに投入された硬貨が繰出部110bに落下する。繰出部110bは、多数枚の硬貨を収納して1枚ずつ繰り出すことができる。繰出部110bから繰り出された硬貨は、上部搬送部130aにより、搬送路に沿って1枚ずつ搬送される。搬送路を搬送される硬貨は、識別部120によって識別計数された後、シュート130dを落下して収納部150に金種別に収納される。図4(a)の矢印は1つの収納部150に硬貨を収納する例を示しているが、硬貨の収納先は硬貨の金種に応じて決定される。複数の収納部150に硬貨が金種別に収納される。図4(a)には示していないが、収納部150が満杯で硬貨を収納できない場合、この硬貨はシュート130cを落下してカセット300に収納される。こうして収納された硬貨を含めて、カセット300に収納中の硬貨の金種及び金種別枚数が管理されている。
図4(b)は、出金処理を説明するための図である。図4(b)に矢印で示すように、出金処理時には、出金する硬貨が収納部150から繰り出されて、下部搬送部130bの搬送路上に落下する。下部搬送部130bは、搬送路に受けた硬貨を、ゲート110cを開いた繰出部110bへ搬送する。繰出部110bへ落下した硬貨は、ゲート110cを通って出金部140へ排出される。図4(b)の矢印は1つの収納部150から硬貨を出金する例を示しているが、出金する硬貨に対応する収納部150から、出金する枚数分の硬貨が繰り出されて出金部140へ排出される。
図4(b)では、貨幣処理装置100が、識別部120による識別処理を行わずに貨幣を出金する例を示したが、出金処理時に識別処理を行う設定とすることもできる。この場合、出金する硬貨が収納部150から繰り出されて、下部搬送部130bによって、ゲート110cを閉じた繰出部110bへ搬送される。繰出部110bは、下部搬送部130bから硬貨を受けて収納しながら、収納した硬貨を1枚ずつ上部搬送部130aの搬送路へ繰り出す。繰り出された硬貨は、識別部120によって識別計数された後、シュート130eを落下して出金部140へ排出される。
図4(c)は、補充処理を説明するための図である。図4(c)に実線矢印で示すように、補充処理時には、カセット300から繰り出された硬貨が、下部搬送部130bの搬送路に落下する。下部搬送部130bは、搬送路に受けた硬貨を繰出部110bへ搬送する。繰出部110bは、下部搬送部130bから硬貨を受けて収納しながら、収納した硬貨を1枚ずつ上部搬送部130aの搬送路へ繰り出す。繰り出された硬貨は、識別部120によって識別計数される。硬貨は、識別結果に応じて、対応するシュート130dを落下して収納部150に収納される。補充処理時には、硬貨の補充が必要な収納部150に、補充枚数分の硬貨が収納される。
カセット300は、複数金種の硬貨を混合状態で収納している。このため、補充処理中に、補充対象ではない金種の硬貨がカセット300から繰り出される可能性がある。識別部120が識別した硬貨の金種が、補充対象の金種でない場合、該硬貨の処理方法は設定により変更できるようになっている。例えば、図4(c)に破線矢印で示すように、補充対象外の硬貨は、シュート130cを落下してカセット300に戻されるように設定することができる。
また、例えば、補充対象外の硬貨も該硬貨に対応する収納部150に収納されるように設定することもできる。この場合も、収納部150に収納中の硬貨枚数が、釣銭準備金として設定された枚数に達した後は、カセット300に戻されることになる。
例えば、金種Aの第1収納部150に貨幣を補充する補充処理を開始したときに、金種Bの第2収納部150の収納枚数が補充開始枚数には達していないが、釣銭準備金として設定された枚数から減少しているとする。このとき、カセット300から繰り出した貨幣が金種Aの貨幣であれば、制御部160は、この貨幣を第1収納部150に収納する。一方、カセット300から繰り出した貨幣が金種Bの貨幣である場合、制御部160は、第2収納部150の収納枚数が釣銭準備金として設定された所定枚数に達するまでは第2収納部150に収納し、所定枚数に達した後はカセット300に戻す。制御部160が、金種Bの貨幣を第2収納部150へ収納するかカセット300へ戻すかを判定する閾値とする収納枚数は、設定により変更することができる。これにより、カセット300から繰り出された貨幣が補充対象外の金種である場合も、これを有効に利用することができる。
図5は、硬貨処理装置100が補充処理を行うために管理する情報の例を示す図である。図5に示すように、硬貨処理装置100の制御部160は、複数の収納部150それぞれ(Xa、Xb…)について、金種、フル枚数、収納枚数、補充開始枚数及び補充枚数を記憶部190で管理している。これらの設定は、硬貨処理装置100の利用者が操作表示部170を操作して変更することができる。
図5に示す金種は、各収納部150に収納される硬貨の金種を示している。フル枚数は、各収納部150に収納することができる硬貨の最大枚数を示している。収納枚数は、各収納部150に現在収納されている硬貨枚数を示している。補充開始枚数は、補充処理開始の閾値となる硬貨枚数を示している。補充枚数は、補充処理の実行時に補充する硬貨枚数を示している。
補充開始枚数の設定は、枚数を指定して行うこともできるし、フル枚数に対する割合を指定して行うこともできる。例えば、フル枚数500枚に対して補充開始枚数を150枚に設定する場合、利用者は、操作表示部170を操作して150枚と設定することもできるし30%と設定することもできる。
図5は、1円硬貨500枚を収納可能な収納部Xaは現在311枚の1円硬貨を収納しており、収納枚数が150枚以下、すなわちフル枚数の30%以下の収納量になると、補充処理が開始されて100枚の1円硬貨が補充されることを示している。一方、5円硬貨を500枚収納可能な収納部Xbは現在420枚の5円硬貨を収納しており、収納枚数が50枚以下、すなわちフル枚数の10%以下の収納量になると、補充処理が開始されて50枚の5円硬貨が補充されることを示している。
図6は、硬貨処理装置100が管理するカセット300の情報の例を示す図である。制御部160は、カセット300に収納されている硬貨の金種及び金種別枚数を記憶部190で管理する。例えば、補充処理の実行が必要となった際に補充枚数分の硬貨がカセット300内にない場合、制御部160は、これを示す情報を操作表示部170に表示して利用者に報知するが詳細は後述する。
利用者は、図5に示すように収納部毎に補充開始枚数及び補充枚数を設定する他、金種毎に補充開始枚数及び補充枚数を設定することができる。図7は、補充開始枚数及び補充枚数が金種別に設定された例を示す図である。制御部160は、図7(a)に示す各収納部150の情報と、図7(b)に示す補充開始枚数及び補充枚数の情報とを分けて、記憶部190で管理する。
図7(a)は、図5と同様に、1円硬貨500枚を収納可能な収納部Xaに311枚の1円硬貨が収納され、5円硬貨500枚を収納可能な収納部Xbに420枚の5円硬貨が収納されていることを示している。
図7(b)は、硬貨処理装置100の全ての収納部150を対象として金種別に設定された補充開始枚数及び補充枚数を示している。例えば、フル枚数が500枚の収納部150を2つ1円硬貨の収納に割り当てている場合、図7(b)に示すように、硬貨処理装置100に収納可能な1円硬貨のフル枚数は1000枚になる。2つの収納部150の1円硬貨の合計枚数が300枚、すなわちフル枚数の30%の収納量になると、補充処理が開始されて200枚の1円硬貨が補充される。
図5に示す収納部毎の設定では、収納部Xaの1円硬貨の収納枚数が150枚以下になると補充処理が実行される。図7(a)に示す金種毎の設定では、収納部Xaの収納枚数が150枚以下になっても、別の収納部150の1円硬貨と合わせた合計枚数が300枚以下になっていなければ補充処理は行われない。
補充開始枚数と補充枚数の少なくともいずれか一方を、条件に応じて変更する設定とすることもできる。利用者が、予め変更条件を設定すると、制御部160は、条件に応じて、補充開始枚数と補充枚数の少なくともいずれか一方を変更する。また、補充処理を自動的に実行するか手動で実行するかを選択可能な設定とすることもできる。図7(b)の設定を、条件に応じて補充開始枚数及び補充枚数を変更する設定とした具体例を示して説明する。
図8は、補充開始枚数及び補充枚数が条件に応じて変更される設定の例を示す図である。図8(a)は、1円硬貨については、時刻が8時以降17時前であれば補充開始枚数を300枚として補充処理の要否が判定され、17時以降19時までは補充開始枚数を150枚として補充処理の要否が判定されることを示している。
図8(b)は、1円硬貨については、時刻が8時以降12時前であれば補充枚数を200枚として補充処理が行われ、12時以降19時までは補充枚数を100枚として補充処理が行われることを示している。図8の例では、補充開始枚数は17時を境に変更されるのに対して、補充枚数は12時を境に変更されている。硬貨処理装置100は、補充開始枚数と補充枚数とを分けて管理するため、このように、補充開始枚数の変更条件と、補充枚数の変更条件とを異なる設定とすることができる。
図8(a)は、5円硬貨については、時刻が8時以降17時前であれば補充開始枚数を150枚として補充処理の要否が判定され、17時以降19時までは補充処理が行われないことを示している。このように、条件に応じて補充処理を行わない設定とすることもできる。
図8(a)の補充処理の項目に示すように、補充処理を自動的に実行するか手動で実行するかを設定することもできる。「自動」と設定した場合、硬貨処理装置100は補充処理を自動的に開始する。「手動」と設定した場合、硬貨処理装置100は、補充処理を開始する前に、補充処理に関する情報を操作表示部170の画面に表示させる。
図9は、手動設定の場合に操作表示部170に表示される画面例を示す図である。例えば、図8(a)に示すように、補充処理の開始が手動に設定された17時〜19時の間に1円硬貨の補充処理が必要となった場合、図9に示す画面が表示される。
図9に示すように、画面上には、補充する硬貨の金種を示す情報と、現在時刻を示す情報と、店舗の営業終了までの残り時間を示す情報と、硬貨処理装置100内に現在収納されている補充対象金種の硬貨枚数を示す情報と、補充枚数を示す情報とが表示される。利用者は、これらの表示情報を確認して、補充処理を開始するか、キャンセルするか、所定時間後に再検討するかを選択することができる。
補充処理を開始する場合、利用者は、操作表示部170を操作して、図9に示す画面上の補充開始ボタンを押す。この操作を受けて制御部160は補充処理を開始する。補充処理を行わない場合、利用者がキャンセルボタンを押すと、補充処理はキャンセルされて行われない。キャンセル後、硬貨処理装置100は、入金処理及び出金処理を実行可能な状態に戻る。
補充処理をすぐには行わずに、延期したい場合又は後で再検討したい場合、利用者は、図9に示す画面で「3分後に再確認」と表示された延期ボタンを押す。この結果、補充処理は行われず、利用者は、硬貨処理装置100で入金処理及び出金処理を実行することができる。延期ボタンが押されると、制御部160は、3分後に、図9に示す画面を再び操作表示部170に表示させる。3分後に入金処理又は出金処理を実行中である場合、制御部160は、この処理が完了した後に、図9に示す画面を再び操作表示部170に表示させる。利用者は、補充処理を開始するか否かを再検討して、補充処理の実行、キャンセル、延期を選択することができる。なお、制御部160が補充処理の要否を再確認するまでの時間は設定により変更できるようになっている。
補充処理を行う必要があるときに、カセット300内に補充枚数分の硬貨がない場合、制御部160は、これを示す情報を操作表示部170に表示して利用者に報知する。図10は、報知画面の例を示す図である。
図10(a)に示すように、画面上には、補充の必要がある金種を示す情報と、現在時刻を示す情報と、店舗の営業終了までの残り時間を示す情報と、硬貨処理装置100内に現在収納されている補充対象金種の硬貨枚数を示す情報とが表示される。また、画面上には、カセット300内の硬貨が不足しているために補充処理を実行できないことを示す情報が表示される。利用者は、報知された情報を確認してこれに対応することができる。利用者が、画面上のOKボタンを押すと、図10(a)に示す画面が消えて、硬貨処理装置100は入金処理及び出金処理を実行可能な状態に戻る。
制御部160が、カセット300内の硬貨の不足を判定するための閾値は、設定により変更することができる。閾値は、補充する硬貨の補充枚数に基づいて設定することができる。例えば、利用者は、閾値を補充枚数の50%に設定する。この場合、例えば補充枚数100枚の1円硬貨の補充処理が必要となったときに、カセット300内の1円硬貨の枚数が補充枚数100枚の50%である50枚に満たないと、制御部160は、補充用硬貨が不足していると判定して図10(a)に示す画面を操作表示部170に表示させる。
カセット300の硬貨不足を判定する閾値は、カセット300内に収納されている硬貨の枚数に基づいて設定することもできる。例えば、利用者は、閾値をカセット300の全硬貨枚数の25%に設定する。この場合、例えば1円硬貨の補充処理が必要となったときに、カセット300内の硬貨の合計枚数に対する1円硬貨の枚数の割合が25%に満たないと、制御部160は、補充用硬貨が不足していると判定して図10(a)に示す画面を操作表示部170に表示させる。例えば、カセット300に収納されている硬貨が合計400枚である場合に、1円硬貨の枚数が合計枚数400枚の25%である100枚に満たないときは、カセット300内の補充用硬貨が不足していると判定される。
カセット300は複数金種の硬貨を混合状態で収納している。カセット300内の全硬貨枚数に対する1円硬貨の枚数の割合が小さいと、カセット300から他金種の硬貨が繰り出されて該硬貨に対応する収納部150に収納されたりカセット300へ戻されたりする回数が増えて、補充処理完了までに長い時間がかかる可能性がある。カセット300内において、補充する金種の硬貨枚数が、全枚数に対して所定の割合に達していない場合、補充処理を行わない設定とすることで、補充処理が長時間行われることを回避することができる。
制御部160が、カセット300内の補充用硬貨が不足していると判定した場合に、利用者が手作業で硬貨の補充を開始する設定とすることもできる。この設定とした場合、カセット300内の補充用硬貨が不足していると判定した制御部160は、図10(b)に示すように、利用者に、手作業による硬貨の補充を促す情報を操作表示部170に表示させる。
図10(b)に示す画面上には、補充する硬貨の金種を示す情報と、現在時刻を示す情報と、店舗の営業終了までの残り時間を示す情報と、硬貨処理装置100内に現在収納されている補充対象金種の硬貨枚数を示す情報とが表示される。また、画面上には、硬貨を手作業で補充することを利用者に促す情報と、補充枚数を示す情報とが表示される。
利用者は、これらの表示情報を確認して、手作業による補充処理を行うか、キャンセルするか、所定時間後に再検討するかを選択することができる。補充処理を行う場合、利用者が、図10(b)に示す画面で手補充開始ボタンを押すと、制御部160は、手作業による補充処理を開始する。この場合、制御部160は、図4(a)に示す入金処理と同様に、利用者が投入口110aから投入する補充用の硬貨を識別計数して、対応する収納部150に収納する補充処理を行うように各部を制御する。補充処理を行わない場合、利用者が、図10(b)に示す画面でキャンセルボタンを押すと、補充処理はキャンセルされて行われない。補充処理をすぐには行わず延期したい場合又は後で再検討したい場合、利用者が、画面上に「3分後に再確認」と表示された延期ボタンを押すと、補充処理は行われず、利用者は入金処理及び出金処理を実行することができる。延期ボタンが押された場合、制御部160は、3分後に、図10(b)に示す画面を再び操作表示部170に表示させる。3分後に入金処理又は出金処理を実行中である場合、制御部160は、この硬貨処理を完了した後に、図10(b)に示す画面を再び操作表示部170に表示させる。利用者は、再表示された画面で、手作業による補充処理の実行、キャンセル、延期を選択することができる。なお、制御部160が補充処理開始の要否を再確認するまでの時間は設定により変更できるようになっている。
本実施形態では、1つのカセット300を利用して貨幣の補充を行う例を示したが、複数のカセット300を利用する態様であってもよい。この場合も、上述したように、各カセット300から貨幣を繰り出して補充処理を行うことができる。また、カセット300内に複数金種の貨幣が混合状態で収納される態様に限定されない。例えば、複数のカセット300に貨幣を金種別に収納する態様であってもよいし、1つのカセット300内に複数金種の貨幣を金種別に収納して金種別に繰り出す態様であってもよい。
本実施形態では、貨幣管理装置200が、釣銭準備金を含めて貨幣処理装置100が店舗の1日の営業に必要とする貨幣をカセット300に収納する例を示したが、カセット300に収納する貨幣がこれに限定されるものではない。例えば、店舗によっては、営業終了時に、翌日の釣銭準備金を貨幣処理装置100の収納部150に残して、それ以外の貨幣を回収する場合がある。この場合、貨幣管理装置200は、釣銭準備金を除き、店舗の1日の営業中に貨幣処理装置100への補充が必要となる貨幣をカセット300に収納すればよい。また、カセット300に収納する貨幣の金種及び金種別枚数を、店舗の1日の営業を考慮した内容としたのは例示であって、カセット300に収納する貨幣の金種及び金種別枚数は適宜変更することができる。例えば、金種及び金種別枚数を固定して、カセット300に毎回同じ内訳の貨幣を収納する態様であってもよい。
本実施形態では、時間帯に応じて補充開始枚数及び補充枚数の設定を変更する例を示したが、補充開始枚数及び補充枚数の設定を変更する条件がこれに限定されるものではない。例えば、補充開始枚数と補充枚数のいずれか一方だけを変更する態様であってもよい。また、例えば、時刻、曜日、日、月の少なくともいずれか1つを用いて変更条件を設定し、該変更条件に基づいて補充開始枚数と補充枚数の少なくともいずれか一方を変更する態様であってもよい。例えば、所定期間が経過したときに貨幣の出金量が著しい金種の貨幣がある場合に、該貨幣の補充開始枚数と補充枚数の少なくともいずれか一方を変更する態様であってもよい。
また、例えば、貨幣処理装置100がキャッシュレジスタと接続されて釣銭機として利用される場合、キャッシュレジスタを担当するレジ係に応じて、補充開始枚数と補充枚数の少なくともいずれか一方を変更する態様であってもよい。例えば、レジ係の識別情報に対応して補充開始枚数及び補充枚数を設定し、貨幣処理装置100が、キャッシュレジスタ又は操作表示部170からレジ係の識別情報を取得すれば、レジ係に応じて補充開始枚数と補充枚数の少なくともいずれか一方を変更することができる。例えば、レジ係が初心者であるか熟練者であるかに応じて補充開始枚数を変更する。これにより、レジ係が熟練者である場合には、初心者である場合に比べて、補充処理の実行回数を減らすことができる。
また、例えば、貨幣の収納量の推移に基づいて、補充開始枚数と補充枚数の少なくともいずれか一方を変更する態様であってもよい。例えば、当日の貨幣収納量の変化に基づいて、制御部160が、補充開始枚数と補充枚数の少なくともいずれか一方を変更するように設定する。具体的には、ある金種の貨幣の収納枚数が、予め設定された所定時間時内に所定の閾値を超えて減少した場合に、補充開始枚数と補充枚数の少なくともいずれか一方を変更するように設定する。ある金種の貨幣の収納枚数が、予め設定された所定時間時内に所定の閾値を超えて減少しない場合に、この金種の補充開始枚数と補充枚数の少なくともいずれか一方を変更するように設定することもできる。例えば、各金種の硬貨が直前の1時間の間に閾値を超えて減少したか否かに応じて、各金種の補充開始枚数及び補充枚数を変更することができる。
本実施形態では、理解を容易にするため、主に貨幣枚数を例に各部の動作を説明したが、貨幣を貨幣枚数に基づいて管理する態様に限定するものではない。例えば、収納部150の貨幣の収納枚数が、収納部150に収納可能な貨幣枚数に対する割合で管理される態様であってもよい。同様に、補充開始枚数及び補充枚数が、収納部150に収納可能な貨幣枚数に対する割合で管理される態様であってもよい。具体的には、収納部150の最大収納枚数が500枚である場合に、収納枚数300枚を60%、補充開始枚数100枚を20%、補充枚数50枚を10%というように500枚に対する割合で管理する態様であってもよい。
上述したように、本実施形態に係る貨幣処理装置100では、貨幣の補充処理開始の条件として、収納部毎又は金種毎に補充開始枚数を設定することができる。補充処理要否の判定閾値である補充開始枚数を、収納部毎又は金種毎に変更することにより、収納部及び金種によらず補充開始枚数を同一にする場合に比べて、補充処理の実行回数を減らすことができる。
また、貨幣処理装置100では、補充処理で補充する貨幣枚数を、収納部毎又は金種毎に設定することができる。補充枚数を収納部毎又は金種毎に異なる枚数とすることにより、収納部及び金種によらず補充枚数を同一にする場合に比べて、補充処理に要する時間を短縮することができる。
貨幣処理装置100は、カセット300の貨幣を繰り出して収納部150に収納することによって補充処理を行う。貨幣処理装置100を店舗で利用する場合、1日の営業に必要な貨幣を営業開始前にカセット300に収納して貨幣処理装置100に装着すれば、営業時間中にカセット300の貨幣が自動的に収納部150に収納される。貨幣処理装置100で補充処理が必要になる度に補充用の貨幣を準備する必要がないため、利用者の負担が軽減される。
以上のように、本発明に係る貨幣処理装置は、貨幣の補充処理の開始条件を変更するために有用である。
10 管理サーバ
100 貨幣処理装置
110、210 入金部
120、220 識別部
130、230 搬送部
140、240 出金部
150、250 収納部
160 制御部
170 操作表示部
180 通信部
190 記憶部
200 貨幣管理装置
300 カセット

Claims (11)

  1. 貨幣の出金処理を行う貨幣処理装置であって、
    脱着可能に設けられ、複数金種の貨幣を収納する収納カセットと、
    出金用の貨幣を金種別に収納する複数の収納部と、
    金種別に設定された貨幣の収納量の閾値を記憶する記憶部と、
    複数の前記収納部に収納された貨幣の収納量を金種別に監視して、収納量が前記閾値を下回ると、前記収納カセットから貨幣を繰り出して、前記貨幣に対応する収納部に補充する補充処理を行うように制御する制御部と
    を備えることを特徴とする貨幣処理装置。
  2. 前記記憶部は、収納部毎の収納量の閾値をさらに記憶し、
    前記制御部は、貨幣を金種別に収納する各収納部の収納量を監視して、収納量が前記閾値を下回ると、前記補充処理を行うように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の貨幣処理装置。
  3. 前記記憶部は、1回の補充処理で補充する補充枚数を金種別に記憶し、
    前記制御部は、金種毎に前記補充枚数分の貨幣の前記補充処理を行うように制御する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の貨幣処理装置。
  4. 前記制御部は、金種別の貨幣の収納量の推移に基づいて、前記閾値と前記補充枚数の少なくともいずれか一方を変更することを特徴とする請求項3に記載の貨幣処理装置。
  5. 前記制御部は、時刻、曜日、日、月の少なくともいずれか1つに基づいて、前記閾値と前記補充枚数の少なくともいずれか一方を変更することを特徴とする請求項3に記載の貨幣処理装置。
  6. 前記補充枚数は、1系金種の補充枚数が5系金種の補充枚数より多くなるように設定されていることを特徴とする請求項3に記載の貨幣処理装置。
  7. 前記閾値は、補充処理が開始されるときの1系金種の貨幣の収納量が、補充処理が開始されるときの5系金種の貨幣の収納量より多くなるように設定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の貨幣処理装置。
  8. 前記制御部は、前記収納カセットに収納されている貨幣の収納量を金種別に監視して、前記収納カセット内の貨幣の収納量に基づいて、前記補充処理を行うか否かを判定することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の貨幣処理装置。
  9. 前記制御部は、前記収納カセットが装着された後、前記収納量の監視を行って、前記収納カセットが取り外されるまでの間に複数回の補充処理を行うように制御することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の貨幣処理装置。
  10. 補充処理の情報を表示する表示部と、
    補充処理実行の指示を受け付ける操作部と
    をさらに備え、
    前記制御部は、補充処理を行う前に前記補充処理に関する情報を前記表示部に表示して、前記操作部で補充処理実行の指示操作が行われたことを条件に前記補充処理を行うように制御する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の貨幣処理装置。
  11. 前記操作部で前記補充処理の実行を延期する操作が行われた場合、
    前記制御部は、所定時間経過後に再び前記補充処理に関する情報を前記表示部に表示して、前記操作部で補充処理実行の指示操作が行われたことを条件に前記補充処理を行うように制御する
    ことを特徴とする請求項10に記載の貨幣処理装置。
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