JPH03186991A

JPH03186991A - 自動取引機の貨幣補充装置

Info

Publication number: JPH03186991A
Application number: JP1326450A
Authority: JP
Inventors: Masanari Tatsumi; 辰巳　真生
Original assignee: Omron Corp; Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1989-12-15
Filing date: 1989-12-15
Publication date: 1991-08-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、例えば金融機関で用いられる現金自動預金
支払機等の自動取引機に関し、さらに詳しくは貨幣補充
時の補充管理性能を高めた自動取引機の貨幣補充装置に
関する。

（ロ）従来の技術一般に、自動取引機の貨幣補充装置は、自動取引機の内
部に装備された内部金庫に、該自動取引機に着脱許容さ
れる補充金庫を装着し、この補充金庫を取扱う係員によ
って、内部金庫に貨幣を補充操作させている。

しかし、係員によって貨幣を補充操作する場合、人出金
取引許容した運用モードあるいは出金専用の運用モード
等の取引運用モードによって、この自動取引機の内部金
庫の貨幣残存量は大きく異なり、係員による補充操作時
に補充量の設定が不確実になりやすく、この結果、過剰
補充による溢れ、あるいは補充不足を発生させて、自動
取引機を取引停止させることがあった。

（ハ）発明が解決しようとする問題点この発明は、取引運用モードに対応した最適な補充量で
、安定して補充処理できるように制御管理した自動取引
機の貨幣補充装置の提供を目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段この発明は、自動取引機の内部金庫に貨幣を補充する貨
幣補充装置を備えた自動取引機の貨幣補充装置であって
、前記自動取引機の現在の取引運用モードを判定するモ
ード判定手段と、前記モードに対応した補充量を記憶す
る記憶手段と、前記内部金庫に貨幣を補充するとき、前
記モード判定手段の判定結果に基づいて、記憶手段の記
憶データと対応する対応モードの最適補充量を読出し、
その最適補充量に補充制御する補充量制御手段を備えた
自動取引機の貨幣補充装置である。

（ホ）発明の作用この発明によれば、内部金庫に貨幣を補充するとき、モ
ード判定手段により現在の取引運用モードを判定し、記
憶手段によりそのモードと対応する最適な補充量を記憶
し、補充量制御手段により最適な補充量を内部金庫に補
充制御する。

（へ）発明の効果このため、係員によって貨幣を補充操作したとき、現在
の運用モードに適した最適な補充量を補充することがで
き、常に正確な補充量を維持管理でき、現状のように過
剰補充による溢れ、あるいは補充不足による自動取引機
の取引停止を確実に防止することができる。

（ト）実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面は現金自動預金支払機の紙幣補充装置を示し、第２
図において、この現金自動預金支払機の紙幣補充装置は
、装置本体１１の前面パネル１２に、取引き案内および
操作手順を表示するタッチパネル兼用のＣＲ７表示器１
−３と、通帳を挿入または返却する通帳挿入口１４と、
紙幣を出入れ許容する紙幣出入口１５と、硬貨を出入れ
許容する硬貨出入１１１６と、カードを挿入または返却
するカード挿入口１７と、取扱い表示器１８と、係員呼
出しボタン１９とを備えている。

上述の装置本体１１の内部には、第１因に示すように、
紙幣出入口１５の下部に位置して紙幣の出入れを行なう
受入れ部２０と、紙幣の真偽判別、金種判別および表裏
判別を行なう鑑別部２１と、裏向き紙幣を表向きに表裏
反転する表裏反転部２２と、紙幣を一時的に保留する一
時保留部２３と、模擬紙幣を収納する模擬紙幣収納部２
４と、−時保留部２３に保留した紙幣を一括して放出お
よび通過許容させる機能を備えた返却保留部２５と、紙
幣の集積および繰出し機能を金種毎に設けた金種別繰出
収納部としての第１〜第３スタツカＣ１〜Ｃ３と、人出
金取引時の鑑別不良紙幣を回収する取引系回収部２６と
、紙幣補充時の鑑別不良紙幣を回収する補充系回収部２
７と、取忘れ紙幣を回収する取忘れ回収部２８と、装置
本体１１に着脱許容して紙幣を補充、分配、精査および
回収等の各種の運用機能を備えた運用カートリッジＣ４
と、外部より紙幣を補充する補充カートリッジＣ５とを
配設しており、これら各要素２０〜２８・Ｃ１−Ｃ５を
、ループ状の搬送ライン２９により接続している。

この場合、内部の紙幣回収部を取引系回収部２６と補充
系回収部２７と取忘れ回収部２８とに分けて、回収した
紙幣を処理目的別に対応させて分離回収するようにして
、その後の回収紙幣の取扱いを明確にし、差金事故等が
発生した場合に不明瞭にならず、的確に対処できるよう
にしている。

第３図は現金自動預金支払機の制御回路ブロック図を示
し、ＣＰＵ３１はＲＯＭ３２に格納されたプログラムに
沿って各回路装置を制御し、その必要なデータをＲＡＭ
３３で入出力可能に記憶する。

上述のＣＰＵ３１は、インターフェース３４を介してＣ
Ｒ７表示器１３、入力制御部３５、フロッピディスク装
置３６、通帳処理部３７、紙幣処理部３８、硬貨処理部
３９、カード処理部４０、伝票処理部４１、通信制御部
４２、操作パネル４３、モード設定部４４を接続してい
る。

ＣＲ７表示器１３は、人出金時における取引き案内およ
びその操作手順を表示する。

入力制御部３５は、ＣＲ７表示器１３の画面上に表示さ
れる表示部分と対応してタッチ入力されたタッチ入力信
号を制御する。

フロッピディスク装置３６は、外部記憶装置として装備
され、種々のデータがフロッピ４５・・・を介して記憶
管理される。

通帳処理部３７は、通帳挿入口１４より挿入された通帳
の取引きデータを読取り、また更新データを書込み処理
し、通帳の印字欄には取引きデータや未記帳データの記
帳処理を行ない。さらに、取引き終了および入金取消し
時に、通帳を通帳挿入口１４より返却処理する。

紙幣処理部３８は、紙幣出入１」１５から入金された紙
幣を装置本体１１の内部に取込んで受付は処理し、出金
時および入金取消し時において、紙幣を紙幣出入口１５
より放出処理し、紙幣回収時においては、第１〜第３ス
タツカＣ１〜Ｃ３に収納された紙幣を順次繰出して運用
カートリッジＣ４に回収処理し、紙幣補充時においては
、運用カートリッジＣ４あるいは補充カートリッジＣ５
に収納された紙幣を順次繰出して、第１〜第３スタツカ
Ｃ１〜Ｃ３に補充処理する。

硬貨処理部３９は、硬貨出入口１６から入金された硬貨
を装置本体１１の内部に取込んで受付は処理し、出金時
および入金取消し時に硬貨を硬貨出入口１６より放出処
理し、硬貨補充時および回収時に図示しない硬貨専用の
スタッカおよびカートリッジを介して、既述した紙幣と
同様の補充、回収処理がなされる。

カード処理部４０は、カード挿入口１７より挿入された
カードの取引データを読取り、また更新データを書込み
処理し、取引き終了および入金取消し時において、カー
ドをカード挿入口１７より放出する。

伝票処理部４１は、人出金取引時の取引き内容に応じて
、取引きデータを記載した伝票を発行する。

通信制御部４２は、例えば編集した入金要、求電文およ
び記帳要求電文をセンタ４６に送信し、センタ４６から
送られてきた入金回答および未記帳データと今回の取引
き分および残高等の記帳データを受信する。

操作パネル４３は、運用カートリッジｃ４あるいは補充
カートリッジＣ５から紙幣を補充するとき、また紙幣を
精査処理するときに、その処理に先立って処理対応する
警告案内等を表示する。

モード設定部４４は、人出金取引モード、入金専用モー
ド、出金専用モード等の取引運用モードのいずれかを係
員が選択して設定するものであって、この設定された取
引運用モードで、該現金自動預金支払機は顧客と取引許
容する。

ところで、上述のモード設定部４４て取引運用モードを
設定すると、この設定した現在の取引運用モードに対応
する最適補充枚数Ａを求め、これをＲＡＭ３３で記憶す
る。そして、係員が補充操作するときに、ＣＰＵ３　］
が自動的にＲＡＭ３３から最適補充枚数Ａを読出し、こ
の最適補充枚数Ａになるように補充制御する。これによ
り、現在の運用モードに対応した適正な補充操作が実行
される。

このように構成された現金自動預金支払機の紙幣補充装
置の処理操作を第４図のフローチャートを参照して説明
する。

今、係員が紙幣を補充操作する場合、係員が装置本体１
１−の後面に設けられたモード設定部４４を介して取引
運用モードをテストモードに設定する（第１ステツプｎ
ｌ）。

このテストモードの設定期間中に、内部の全カートリッ
ジを引出し、そのうちの運用カートリッジＣ４を取出し
て補充すべき現金を所定金額収納した後、装置本体１１
に再び装填しく第２〜第４ステツプｎ２〜ｎ４）、装填後は、操作パネル４３の補充開始キーをタッチ入力
して、運用カートリッジＣ４から各スタッカＣ１〜Ｃ３
への補充を開始する。この運用カートリッジＣ４からの
補充動作終了後は、その補充結果を操作パネル４３に表
示し、補充完了と判定すれば、テストモードを解除して
補充処理が終了する（第５〜第７ステツプｎ５〜ｎ？）
。

また、上述の第８ステツプｎ８て、運用カートリッジＣ
４からの補充処理を続ける場合は、既述０した第２ステツプｎ２以降の補充処理を繰返し実行する
。

次に、上述した第６ステツプｎ６での補充処理動作を第
５図のフローチャートを参照して詳細に説明する。

今、操作パネル４３を介してＣＰＵ３１に補充信号が入
力されると、ＣＰＵ３１は現在の取引運用モードを判定
し、（第１１〜第１２ステツプｎ１１〜ｎ１２）、その取引運用モードが、人出金取引モード・入金専用モ
ード等の入金系モードか否かを判定し、入金系モードで
ある場合には、入金収納されるため、スタッカＣ１〜Ｃ
３内の残量が比較的有り、現在の入金系モードを読出し
、このモードに応した最適補充枚数Ａを決定する（第１
３〜第１４ステツプｎ１３〜ｎ１４）。

この最適補充枚数Ａを決定した後に、運用カートリッジ
Ｃ４あるいは補充カートリッジＣ５よりスタッカＣ１〜
Ｃ３へ紙幣を補充操作し、この補充枚数Ｂが最適補充枚
数Ａに一致した時点、ある１いはカートリッジ内の紙幣が空になった時点で、スタッ
カＣ１〜Ｃ３への補充に適した補充操作が終了する（第
１５〜第１８ステツプｎ１５〜ｎ１８）。

ところで、上述の第１３ステツプｎ１３において、取引
運用モードが、出金専用モートである場合には、スタッ
カＣ１〜Ｃ３内の残量が比較的少ない傾向にあり、現在
の出金専用モードを読出し、このモードに応じた最適補
充枚数へを決定する（第１９〜第２０ステツプｎ１９〜
ｎ２０）。

この最適補充枚数Ａの決定後は、既述した第１５ステツ
プｎ１５以降の運用モードに応じた最適補充枚数Ａを補
充する最適な補充処理が実行される。

上述のように、係員によって貨幣を補充操作したとき、
現在の運用モードに適した最適補充枚数を補充すること
ができ、それゆえ常に正確な補充枚数を維持管理でき、
現状のように過剰補充や補充不足による取引停止を確実
に解消することができる。

この発明と、上述の実施例の構成との対応において、２この発明の自動取引機の貨幣補充装置は、実施例の現金
自動預金支払機の紙幣補充装置に対応し、以下同様に、内部金庫は、第１スタツカＣＩと、第２スタツカＣ２と
、第３スタツカＣ３とに対応し、モード判定手段は、Ｃ
ＰＵ３　］およびモード設定部４４に対応し、記憶手段は、ＲＡＭ３３に対応し、最適補充量は、最適補充枚数へに対応し、補充量制御手
段は、ＣＰＵ３１に対応するも、この発明は、上述の実
施例の構成のみに限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は現金自動預金支払機の機能構成図、第２図は現
金自動預金支払機の外観斜視図、第３図は現金自動預金
支払機の制御回路ブロック図、第４図は紙幣補充操作時のフローチャート、第５図は紙
幣補充処理時のフローチャートである。３１１・・・装置本体　　　３１・・・ＣＰＵ３３・・・
ＲＡＭ　　　　　４４・・・モード設定部Ａ・・・最適
補充枚数　　Ｃ１〜ｃ３・・スタッカＣ４，Ｃ５・・・
カートリッジ４

Claims

【特許請求の範囲】

（１）自動取引機の内部金庫に貨幣を補充する貨幣補充
装置を備えた自動取引機の貨幣補充装置であって、前記自動取引機の現在の取引運用モードを判定するモード判定手段と、前記モードに対応した補充量を記憶する記憶手段と、前記内部金庫に貨幣を補充するとき、前記モード判定手段の判定結果に基づいて、記憶手段の記憶データと対応する対応モードの最適補充量を読出し、その最適補充量に補充制御する補充量制御手段を備えた自動取引機の貨幣補充装置。