JP2021030211A

JP2021030211A - 植物類漢方薬の成分の抽出設備

Info

Publication number: JP2021030211A
Application number: JP2019221690A
Authority: JP
Inventors: 梁海明; Haiming Liang
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2019-08-16
Filing date: 2019-12-06
Publication date: 2021-03-01
Also published as: CN110314752A; CN110314752B

Abstract

【課題】本発明は植物類漢方薬の成分の抽出設備を開示した。【解決手段】粉砕箱を含み、前記粉砕箱の中には上方に開口した切断空間が設置され、前記切断空間の中には漢方薬を初期的に切断粉砕する切断装置が設置され、前記粉砕箱の左側端面には前記切断装置を駆動できる動力装置が設置され、前記粉砕箱の中には前記切断空間の下側に位置し且つ前記切断空間と連通した粉砕空間が設置され、前記粉砕空間の中には漢方薬をもっと細かく粉砕できる粉砕装置が設置され、前記粉砕箱の中には前記粉砕空間の下側に位置し且つ前記粉砕空間と連通した研磨空間が設置され、本願発明は超微粉砕技術及び漢方薬に対する凝集と分離技術との二つの漢方薬の成分に対する現代的な方法を利用して漢方薬の有効成分を抽出し、漢方薬の有効成分への損失を抑え、漢方薬の成分の効果を失わないようにする。【選択図】図１

Description

本願発明は漢方薬の成分の抽出技術分野に関わり、具体的には植物類漢方薬の成分の抽出設備である。

漢方薬の化学成分は非常に複雑で、多種の有効成分を含むとともに無効成分と有毒成分も含む。その有効成分を抽出してさらに分離と純化することで有効単体を得るのは漢方薬研究分野における重要な項目であり、漢方薬の抽出はつまり技術を利用して最大限でその中の有効成分を抽出するのであり、漢方薬の抽出によって漢方薬剤の内的な品質と臨床治験は高められ、漢方薬の治療効果を最大限に発揮でき、今の漢方薬の成分を抽出する設備の多くは伝統的な方法で行うのであり、有効成分の損失が大きい問題が存在し、また抽出過程において有機溶剤は有効成分と反応して有効成分の元の効果を失うなどの問題をもたらす。本願発明は上記の問題を解決できる設備を開示する。

中国特許出願公開第１０４７０６６５６号明細書

技術上の問題：
今の漢方薬の成分を抽出する設備の多くは伝統的な方法で行うのであり、有効成分の損失が大きい問題が存在し、また抽出過程において有機溶剤は有効成分と反応して有効成分の元の効果を失うなどの問題をもたらす。

上記の問題を解決するために、本願発明は植物類漢方薬の成分の抽出設備を設計した。本願発明の植物類漢方薬の成分の抽出設備は、粉砕箱を含み、前記粉砕箱の中には上方に開口した切断空間が設置され、前記切断空間の中には漢方薬を初期的に切断粉砕する切断装置が設置され、前記粉砕箱の左側端面には前記切断装置を駆動できる動力装置が設置され、前記粉砕箱の中には前記切断空間の下側に位置し且つ前記切断空間と連通した粉砕空間が設置され、前記粉砕空間の中には漢方薬をもっと細かく粉砕できる粉砕装置が設置され、前記粉砕箱の中には前記粉砕空間の下側に位置し且つ前記粉砕空間と連通した研磨空間が設置され、前記粉砕空間の中には前記粉砕装置の下側に位置した研磨装置が設置され、前記研磨装置は前記粉砕空間の後側内壁に固定的に連結された弁体と、前記弁体の中に設置された弁体空間と、前記弁体空間の中にスライド可能に連結され且つ上下対称の二つのスライドピストンと、二つの前記スライドピストンの間に固定的に連結され且つ上下に前記弁体空間の上下両側端面の外部に伸びたスライドロッドと、前記粉砕空間の後側内壁に固定的に連結され且つ前記弁体の右側に位置するピストンシリンダーと、前記ピストンシリンダーの中に設置されたピストン空間と、前記ピストン空間と前記弁体空間との間に連通するように連結された二本の連結管と、前記ピストン空間の中にスライド可能に連結されたピストンと、前記ピストンの上側端面に固定的に連結され且つ上下に前記ピストン空間の上下両側端面の外部に伸びた昇降ロッドと、前記昇降ロッドの左側端面に固定的に連結され且つ上下対称の二本の触発ロッドと、前記粉砕空間の後側内壁に固定的に連結され且つ前記弁体の左上側に位置する空気ポンプと、前記空気ポンプと前記弁体空間との間に連通するように連結された空気管とを含み、また前記触発ロッドが前記粉砕空間の中に位置し、前記研磨装置は前記空気ポンプに生み出された気流を利用して前記ピストンを駆動して移動させることで、前記触発ロッドが前記スライドロッドを駆動して移動させ、気流の経由する管を切り替え、そして前記昇降ロッドが往復して上下に移動して研磨することに上下への振動を提供し、前記粉砕箱の右側端面には抽出箱が固定的に連結され、前記抽出箱の中には漢方薬の成分を抽出する抽出装置が設置されている。

前記切断空間の開口部には原料投入ホッパーが固定的に連結され、前記触発ロッドが前記スライドロッドと当接できる。

前記切断装置は前記切断空間の右側内壁に回転可能に連結され且つ前後対称の二本の切断軸を含み、前記切断軸が左右へ前記切断空間の左右両側の端面の外部に伸びており、前記切断軸には前記切断空間の右側端面の外部に位置するタイミングプーリが固定的に連結され、二つの前記タイミングプーリの間にはタイミングベルトが連結され、前側の前記切断軸には前記切断空間の左側端面の外部に位置する歯車が固定的に連結され、前記切断軸には前記切断空間の中に位置する切断カッター組が固定的に連結され、また二つの前記切断カッター組の中の各ブレードが順次にすれ違うように配列されている。

前記動力装置は前記切断空間の左側端面に固定的に連結された突出台を含み、前記突出台の右側端面には右方に伸びるモーター軸が回転可能に連結され、前記モーター軸には前記突出台の右側端面に固定的に連結された主モーターが伝動可能に連結され、前記モーター軸には電磁石が固定的に連結され、前記モーター軸には前記電磁石の右側に位置するスライド筒がフェザーキーによって連結され、前記スライド筒と前記電磁石との間には復帰バネが連結され、前記モーター軸には副プーリが設置され、前記副プーリの中には左右に貫通し且つ前記スライド筒とスプラインによって連結されたスプライン空間が設置され、前記スライド筒の右側端面には前記歯車と噛み合うように連結された内歯車が固定的に連結されている。

前記粉砕装置は前記空気ポンプの中に回転可能に連結され且つ左右へ前記粉砕空間の中に伸びた回転軸を含み、また前記回転軸が左方へ前記粉砕空間の端面の外部に伸びており、前記回転軸には前記粉砕空間の端面の外部に位置するプーリが固定的に連結され、前記プーリと前記副プーリとの間にはＶ型ベルトが連結され、前記回転軸には前記粉砕空間の中に位置する傘歯車が固定的に連結され、前記粉砕空間の後側内壁には前記空気ポンプの右側に位置する固定台が固定的に連結され、前記固定台の上側端面には上下に伸びる伝動軸が回転可能に連結され、前記伝動軸には前記固定台の上側に位置する副傘歯車が固定的に連結され、また前記副傘歯車が前記傘歯車と噛み合うように連結され、前記伝動軸には前記固定台の下側に位置するスプライン筒が固定的に連結され、前記スプライン筒の中にはスプライン盤がスプラインによって連結され、前記スプライン盤の下側端面には下方へ前記粉砕空間の中に伸びた昇降軸が固定的に連結され、前記昇降軸には二つの上下対称の止め板が固定的に連結され、また前記止め板がいずれも前記粉砕空間の中に位置し、前記昇降軸には前記止め板の下側に位置する粉砕カッターが固定的に連結されている。

前記プーリと前記副プーリとの変速比が一対一である。

前記研磨装置は前記粉砕箱の中に設置され且つ前記粉砕空間の下側に位置する研磨空間を含み、また前記研磨空間と前記粉砕空間とが連通され、外部液体窒素貯蔵設備と前記研磨空間とが低温管によって連通するように連結され、前記低温管には液ポンプが設置され、前記昇降ロッドの右側端面には前記ピストンシリンダーの下側に位置する固定ロッドが固定的に連結され、前記固定ロッドには二つの前記止め板の間に位置し且つ前記止め板と当接した滑車が回転可能に連結され、前記昇降軸が下方へ前記研磨空間の中に伸びており、前記昇降軸には偏心盤が固定的に連結され、前記偏心盤の下側端面には下方に伸びる研磨軸が固定的に連結され、前記研磨軸には研磨輪が固定的に連結され、前記研磨空間の左側と右側の内壁には前記研磨空間と連通し且つ左右対称のスライド空間が二つ設置され、前記スライド空間において対称中心から離れた片側内壁には副電磁石が固定的に連結され、前記スライド空間の中には前記粉砕空間と前記研磨空間を連通しないようにする密封板がスライド可能に連結され、前記密封板と前記副電磁石との間には圧縮バネが連結されている。

前記昇降軸の軸線が前記研磨軸の軸線と平行するが重合しないことで、前記研磨鎮が偏心回転する。

前記抽出装置は前記抽出箱の中に設置された抽出空間を含み、前記粉砕箱の右側端面には前記抽出箱の上側に位置する貯蔵箱が設置され、前記貯蔵箱が清澄剤を貯蔵し、前記抽出空間の上側端面には前記貯蔵箱と連通した原料送りポンプが固定的に連結され、前記原料送りポンプと前記抽出空間との間には原料投入孔が連通するように連結され、前記抽出空間の上側内壁には下方に伸びる撹拌軸が回転可能に連結され、前記撹拌軸には前記抽出空間の上側内壁に固定的に連結されたモーターが伝動可能に連結され、前記撹拌軸には前記抽出空間の中に位置する撹拌輪が固定的に連結され、前記抽出空間と外部貯蔵設備とが抽出管によって連通するように連結され、前記抽出空間と外部給水設備とが水管によって連通するように連結され、前記抽出空間と前記研磨空間との間には輸送管によって連通するように連結され、前記研磨空間と前記輸送管との連結部にはフィルターが設置され、前記研磨空間と前記輸送管との連結部には前記フィルターの下側に位置する副電磁弁が設置され、前記抽出空間と外部廃水貯蔵設備とが排出管によって連通するように連結され、前記排出管には電磁弁が設置されている。

本願発明の有益な効果は：本願発明は切断機構によって漢方薬を初期的に砕き、その後、粉砕機構によって漢方薬をもっと細かく粉砕し、同時にモーターによって空気ポンプに振動機構を上下に振動させ、振動機構が粉砕機構に粉砕を行わせると同時に上下に振動し、粉砕効率を高め、粉砕された漢方薬が低温の研磨箱の中に輸送され、液圧降温後、研磨装置は回転研磨を行い、かつ振動機構の駆動によって振動旋転研磨を行い、漢方薬の粉末に超低温の粉砕を行い、こうして漢方薬に対する超微粉砕を実現し、その後、超微粉砕された粉末を抽出箱の中に輸送され、水を加えて溶解した後に凝集剤（清澄剤）を添加し、凝集した後に上清を抽出し、こうして漢方薬に対する凝集分離を実現し、また漢方薬の成分への抽出を完成し、本願発明は超微粉砕技術及び漢方薬に対する凝集と分離技術との二つの漢方薬の成分に対する現代的な方法を利用して漢方薬の有効成分を抽出し、漢方薬の有効成分への損失を抑え、漢方薬の成分の効果を失わないようにする。

下記に図１〜５をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する：図１は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図１の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。

図１は本願発明の植物類漢方薬の成分の抽出設備の全体構成概略図図２は図１の「Ａ―Ａ」方向の構成概略図図３は図１の「Ｂ」の構成拡大概略図図４は図１の「Ｃ」の構成拡大概略図図５は図１の「Ｄ」の構成拡大概略図

本願発明は植物類漢方薬の成分の抽出設備に関し、主に漢方薬の成分を抽出することに応用され、下記に本願発明図面を合わせて本願発明を詳しく説明する。

本願発明の植物類漢方薬の成分の抽出設備は、粉砕箱１１を含み、前記粉砕箱１１の中には上方に開口した切断空間４７が設置され、前記切断空間４７の中には漢方薬を初期的に切断粉砕する切断装置１０１が設置され、前記粉砕箱１１の左側端面には前記切断装置１０１を駆動できる動力装置１０２が設置され、前記粉砕箱１１の中には前記切断空間４７の下側に位置し且つ前記切断空間４７と連通した粉砕空間１６が設置され、前記粉砕空間１６の中には漢方薬をもっと細かく粉砕できる粉砕装置１０３が設置され、前記粉砕箱１１の中には前記粉砕空間１６の下側に位置し且つ前記粉砕空間１６と連通した研磨空間１３が設置され、前記粉砕空間１６の中には前記粉砕装置１０３の下側に位置した研磨装置１０４が設置され、前記研磨装置１０４は前記粉砕空間１６の後側内壁に固定的に連結された弁体６２と、前記弁体６２の中に設置された弁体空間６４と、前記弁体空間６４の中にスライド可能に連結され且つ上下対称の二つのスライドピストン６３と、二つの前記スライドピストン６３の間に固定的に連結され且つ上下に前記弁体空間６４の上下両側端面の外部に伸びたスライドロッド６１と、前記粉砕空間１６の後側内壁に固定的に連結され且つ前記弁体６２の右側に位置するピストンシリンダー６６と、前記ピストンシリンダー６６の中に設置されたピストン空間６７と、前記ピストン空間６７と前記弁体空間６４との間に連通するように連結された二本の連結管６５と、前記ピストン空間６７の中にスライド可能に連結されたピストン６８と、前記ピストン６８の上側端面に固定的に連結され且つ上下に前記ピストン空間６７の上下両側端面の外部に伸びた昇降ロッド５９と、前記昇降ロッド５９の左側端面に固定的に連結され且つ上下対称の二本の触発ロッド６０と、前記粉砕空間１６の後側内壁に固定的に連結され且つ前記弁体６２の左上側に位置する空気ポンプ２０と、前記空気ポンプ２０と前記弁体空間６４との間に連通するように連結された空気管１９とを含み、また前記触発ロッド６０が前記粉砕空間１６の中に位置し、前記研磨装置１０４は前記空気ポンプ２０に生み出された気流を利用して前記ピストン６８を駆動して移動させることで、前記触発ロッド６０が前記スライドロッド６１を駆動して移動させ、気流の経由する管を切り替え、そして前記昇降ロッド５９が往復して上下に移動して研磨することに上下への振動を提供し、前記粉砕箱１１の右側端面には抽出箱４０が固定的に連結され、前記抽出箱４０の中には漢方薬の成分を抽出する抽出装置１０５が設置されている。

前記切断空間４７の開口部には原料投入ホッパー２８が固定的に連結され、前記触発ロッド６０が前記スライドロッド６１と当接できる。

前記切断装置１０１は前記切断空間４７の右側内壁に回転可能に連結され且つ前後対称の二本の切断軸３０を含み、前記切断軸３０が左右へ前記切断空間４７の左右両側の端面の外部に伸びており、前記切断軸３０には前記切断空間４７の右側端面の外部に位置するタイミングプーリ３１が固定的に連結され、二つの前記タイミングプーリ３１の間にはタイミングベルト３２が連結され、前側の前記切断軸３０には前記切断空間４７の左側端面の外部に位置する歯車７９が固定的に連結され、前記切断軸３０には前記切断空間４７の中に位置する切断カッター組２９が固定的に連結され、また二つの前記切断カッター組２９の中の各ブレードが順次にすれ違うように配列され、
前記切断軸３０によって前記切断カッター組２９を駆動して回転させることで、漢方薬に対する初期的な破砕を実現できる。

前記動力装置１０２は前記切断空間４７の左側端面に固定的に連結された突出台２６を含み、前記突出台２６の右側端面には右方に伸びるモーター軸７５が回転可能に連結され、前記モーター軸７５には前記突出台２６の右側端面に固定的に連結された主モーター２５が伝動可能に連結され、前記モーター軸７５には電磁石２７が固定的に連結され、前記モーター軸７５には前記電磁石２７の右側に位置するスライド筒７７がフェザーキーによって連結され、前記スライド筒７７と前記電磁石２７との間には復帰バネ７４が連結され、前記モーター軸７５には副プーリ７３が設置され、前記副プーリ７３の中には左右に貫通し且つ前記スライド筒７７とスプラインによって連結されたスプライン空間７６が設置され、前記スライド筒７７の右側端面には前記歯車７９と噛み合うように連結された内歯車７８が固定的に連結され、
前記主モーター２５によって前記モーター軸７５を駆動して回転させることで、前記切断軸３０を回転させて初期的な破砕を実現できる。

前記粉砕装置１０３は前記空気ポンプ２０の中に回転可能に連結され且つ左右へ前記粉砕空間１６の中に伸びた回転軸２１を含み、また前記回転軸２１が左方へ前記粉砕空間１６の端面の外部に伸びており、前記回転軸２１には前記粉砕空間１６の端面の外部に位置するプーリ２３が固定的に連結され、前記プーリ２３と前記副プーリ７３との間にはＶ型ベルト２４が連結され、前記回転軸２１には前記粉砕空間１６の中に位置する傘歯車２２が固定的に連結され、前記粉砕空間１６の後側内壁には前記空気ポンプ２０の右側に位置する固定台３４が固定的に連結され、前記固定台３４の上側端面には上下に伸びる伝動軸７２が回転可能に連結され、前記伝動軸７２には前記固定台３４の上側に位置する副傘歯車３３が固定的に連結され、また前記副傘歯車３３が前記傘歯車２２と噛み合うように連結され、前記伝動軸７２には前記固定台３４の下側に位置するスプライン筒７０が固定的に連結され、前記スプライン筒７０の中にはスプライン盤７１がスプラインによって連結され、前記スプライン盤７１の下側端面には下方へ前記粉砕空間１６の中に伸びた昇降軸１８が固定的に連結され、前記昇降軸１８には二つの上下対称の止め板５６が固定的に連結され、また前記止め板５６がいずれも前記粉砕空間１６の中に位置し、前記昇降軸１８には前記止め板５６の下側に位置する粉砕カッター１７が固定的に連結され、
前記伝動軸７２によって前記昇降軸１８と前記粉砕カッター１７を駆動して回転させることができ、こうして漢方薬をさらに破砕することを実現できる。

前記プーリ２３と前記副プーリ７３との変速比が一対一である。

前記研磨装置１０４は前記粉砕箱１１の中に設置され且つ前記粉砕空間１６の下側に位置する研磨空間１３を含み、また前記研磨空間１３と前記粉砕空間１６とが連通され、外部液体窒素貯蔵設備と前記研磨空間１３とが低温管１４によって連通するように連結され、前記低温管１４には液ポンプ１５が設置され、前記昇降ロッド５９の右側端面には前記ピストンシリンダー６６の下側に位置する固定ロッド５８が固定的に連結され、前記固定ロッド５８には二つの前記止め板５６の間に位置し且つ前記止め板５６と当接した滑車５７が回転可能に連結され、前記昇降軸１８が下方へ前記研磨空間１３の中に伸びており、前記昇降軸１８には偏心盤５１が固定的に連結され、前記偏心盤５１の下側端面には下方に伸びる研磨軸５０が固定的に連結され、前記研磨軸５０には研磨輪４９が固定的に連結され、前記研磨空間１３の左側と右側の内壁には前記研磨空間１３と連通し且つ左右対称のスライド空間５３が二つ設置され、前記スライド空間５３において対称中心から離れた片側内壁には副電磁石５５が固定的に連結され、前記スライド空間５３の中には前記粉砕空間１６と前記研磨空間１３を連通しないようにする密封板５２がスライド可能に連結され、前記密封板５２と前記副電磁石５５との間には圧縮バネ５４が連結され、
前記昇降軸１８によって前記研磨輪４９を駆動して回転させ、また前記低温管１４によって液体窒素を前記研磨空間１３の中に送ることで、漢方薬に対する超微粉砕を実現できる。

前記昇降軸１８の軸線が前記研磨軸５０の軸線と平行するが重合しないことで、前記研磨鎮４９が偏心回転する。

前記抽出装置１０５は前記抽出箱４０の中に設置された抽出空間４１を含み、前記粉砕箱１１の右側端面には前記抽出箱４０の上側に位置する貯蔵箱３５が設置され、前記貯蔵箱３５が清澄剤を貯蔵し、前記抽出空間４１の上側端面には前記貯蔵箱３５と連通した原料送りポンプ３６が固定的に連結され、前記原料送りポンプ３６と前記抽出空間４１との間には原料投入孔３７が連通するように連結され、前記抽出空間４１の上側内壁には下方に伸びる撹拌軸３９が回転可能に連結され、前記撹拌軸３９には前記抽出空間４１の上側内壁に固定的に連結されたモーター３８が伝動可能に連結され、前記撹拌軸３９には前記抽出空間４１の中に位置する撹拌輪４４が固定的に連結され、前記抽出空間４１と外部貯蔵設備とが抽出管４３によって連通するように連結され、前記抽出空間４１と外部給水設備とが水管４２によって連通するように連結され、前記抽出空間４１と前記研磨空間１３との間には輸送管１２によって連通するように連結され、前記研磨空間１３と前記輸送管１２との連結部にはフィルター４８が設置され、前記研磨空間１３と前記輸送管１２との連結部には前記フィルター４８の下側に位置する副電磁弁６９が設置され、前記抽出空間４１と外部廃水貯蔵設備とが排出管４６によって連通するように連結され、前記排出管４６には電磁弁４５が設置され、
前記モーター３８によって前記撹拌軸３９と前記撹拌輪４４を駆動して回転させることで漢方薬の粉末と水を撹拌混合する。

下記に図面１〜５を合わせて本願発明の植物類漢方薬の成分の抽出設備の使用手順について詳しく説明する。

初めに、電磁石２７が電力損失状態にあり、復帰バネ７４の弾性力の作用でスライド筒７７が右側限界位置に位置し、内歯車７８が歯車７９と噛み合うように連結され、スライドピストン６３と、ピストン６８と、スプライン盤７１とが上側限界位置に位置し、こうして上側の連結管６５が弁体空間６４及びピストン空間６７と連通し、副電磁石５５が電力損失状態にあり、圧縮バネ５４の弾性力の作用で、密封板５２が対称中心に近接する片側の限界位置に位置し、粉砕空間１６と研磨空間１３とが連通しなく、副電磁弁６９が閉じた状態にある。

作動する時、主モーター２５を始動して漢方薬を原料投入ホッパー２８によって切断空間４７の中に入れ、主モーター２５がモーター軸７５を駆動して回転させ、モーター軸７５がフェザーキーによる連結を通じてスライド筒７７と内歯車７８を駆動して回転させ、スライド筒７７がスプラインによる連結を通じて副プーリ７３を駆動して回転させ、内歯車７８が噛合連結によって歯車７９を駆動して回転させ、歯車７９が前側の切断軸３０を駆動して回転させ、前側の切断軸３０が前側のタイミングプーリ３１と、タイミングベルト３２によって後側のタイミングプーリ３１と切断軸３０を駆動して回転させ、そして切断カッター組２９を駆動することで漢方薬に対する初期的な破砕を実現し、破砕された漢方薬が粉砕空間１６の中に落ち、切断カッター組２９が破砕を完成した後、電磁石２７が通電してスライド筒７７を吸着することによって内歯車７８が歯車７９との噛合から離脱し、切断軸３０が回転を停止し、同時に副プーリ７３がＶ型ベルト２４によってプーリ２３と回転軸２１を駆動して回転させ、回転軸２１が空気ポンプ２０を駆動して作動させて気流を生み出し、回転軸２１が傘歯車２２と副傘歯車３３との噛合連結によって伝動軸７２を駆動して回転させ、伝動軸７２がスプライン筒７０とスプライン盤７１とのスプラインによる連結を通じて昇降軸１８と粉砕カッター１７を駆動して回転させ、こうして漢方薬をさらに破砕することを実現し、同時に空気ポンプ２０によって生じた気流は空気管１９を介して弁体空間６４の中に送られ、また上側の連結管６５を介してピストン空間６７の中に送られ、さらにピストン６８を押し動かして下方に移動させ、ピストン６８が固定ロッド５８と、滑車５７と、止め板５６によって昇降軸１８を駆動して下方に移動させ、上側の触発ロッド６０がスライドロッド６１と接触してスライドロッド６１を下方へ下側限界位置に移動させた後、上側のスライドピストン６３が上側の連結管６５を塞ぎ、下側の連結管６５が弁体空間６４及びピストン空間６７と連通することによって弁体空間６４の中の気流は下側の連結管６５を介してピストン６８を駆動して上方に移動復帰させ、ピストン６８が上方へ下側の触発ロッド６０とスライドロッド６１と接触した後、触発ロッド６０がスライドロッド６１を押し動かして上方に移動復帰させ、こうして上側の連結管６５が再び弁体空間６４及びピストン空間６７と連通し、下側の連結管６５が塞がれ、さらに連結管６５と弁体空間６４との連通状態が初期位置に戻り、ピストン６８に次の上下運動を行わせ、そのため、ピストン６８が昇降軸１８に往復の上下運動を行わせ、粉砕カッター１７が回転する過程に上下に振動して破砕を速め、粉砕カッター１７によって漢方薬をさらに破砕して細かい漢方薬の粉末を生み出し、主モーター２５が回転を停止し、副電磁石５５が通電して密封板５２を吸着することで粉砕空間１６と研磨空間１３とが連通し、漢方薬の粉末が研磨空間１３の中に落ち、その後、副電磁石５５が電力損失状態になり、圧縮バネ５４の弾性力の作用で、密封板５２が再び閉じられ、粉砕空間１６と研磨空間１３と連通しなくなり、その後、液ポンプ１５が外部液体窒素貯蔵設備の中の液体窒素を研磨空間１３の中に送り、漢方薬の粉末の温度が指定された温度まで下がった後、主モーター２５が再び始動され、昇降軸１８が偏心盤５１と、研磨軸５０によって研磨輪４９を駆動して偏心回転させ、同時に昇降軸１８を駆動して上下に振動させることで低温の漢方薬の粉末を粉砕研磨することを実現し、こうして漢方薬に対する超微粉砕を実現し、超微粉砕された後に副電磁弁６９が作動し、漢方薬の粉末がフィルター４８と輸送管１２によって抽出空間４１の中に送られ、同時に主モーター２５が回転を停止し、その後、外部給水設備が水を水管４２を介して抽出空間４１の中に送り、モーター３８を起動し、モーター３８が撹拌軸３９と撹拌輪４４を駆動して回転させ、漢方薬の粉末と水を撹拌混合し、漢方薬の粉末の溶解を速め、撹拌を完成した後にモーター３８が回転を停止し、原料送りポンプ３６が作動して貯蔵箱３５の中の清澄剤を原料投入孔３７を介して抽出空間４１の中に定量で投入し、清澄反応を完成した後、外部貯蔵設備が抽出管４３によって抽出空間４１の中の漢方薬の有効成分を含んだ上清を抽出し、こうして漢方薬の成分の抽出を完成し、その後、電磁弁４５を作動させることで抽出空間４１の中に沈殿した溶液を排出管４６を介して外部廃水貯蔵設備の中に送る。

上記の方式によって、当業者は本願発明の範囲内で作動モードに基づいて様々な変わりを行うことができる。

Claims

粉砕箱を含み、
前記粉砕箱の中には上方に開口した切断空間が設置され、前記切断空間の中には漢方薬を初期的に切断粉砕する切断装置が設置され、前記粉砕箱の左側端面には前記切断装置を駆動できる動力装置が設置され、前記粉砕箱の中には前記切断空間の下側に位置し且つ前記切断空間と連通した粉砕空間が設置され、前記粉砕空間の中には漢方薬をもっと細かく粉砕できる粉砕装置が設置され、前記粉砕箱の中には前記粉砕空間の下側に位置し且つ前記粉砕空間と連通した研磨空間が設置され、前記粉砕空間の中には前記粉砕装置の下側に位置した研磨装置が設置され、前記研磨装置は前記粉砕空間の後側内壁に固定的に連結された弁体と、前記弁体の中に設置された弁体空間と、前記弁体空間の中にスライド可能に連結され且つ上下対称の二つのスライドピストンと、二つの前記スライドピストンの間に固定的に連結され且つ上下に前記弁体空間の上下両側端面の外部に伸びたスライドロッドと、前記粉砕空間の後側内壁に固定的に連結され且つ前記弁体の右側に位置するピストンシリンダーと、前記ピストンシリンダーの中に設置されたピストン空間と、前記ピストン空間と前記弁体空間との間に連通するように連結された二本の連結管と、前記ピストン空間の中にスライド可能に連結されたピストンと、前記ピストンの上側端面に固定的に連結され且つ上下に前記ピストン空間の上下両側端面の外部に伸びた昇降ロッドと、前記昇降ロッドの左側端面に固定的に連結され且つ上下対称の二本の触発ロッドと、前記粉砕空間の後側内壁に固定的に連結され且つ前記弁体の左上側に位置する空気ポンプと、前記空気ポンプと前記弁体空間との間に連通するように連結された空気管とを含み、また前記触発ロッドが前記粉砕空間の中に位置し、前記研磨装置は前記空気ポンプに生み出された気流を利用して前記ピストンを駆動して移動させることで、前記触発ロッドが前記スライドロッドを駆動して移動させ、気流の経由する管を切り替え、そして前記昇降ロッドが往復して上下に移動して研磨することに上下への振動を提供し、前記粉砕箱の右側端面には抽出箱が固定的に連結され、前記抽出箱の中には漢方薬の成分を抽出する抽出装置が設置されていることを特徴とする植物類漢方薬の成分の抽出設備。
前記切断空間の開口部には原料投入ホッパーが固定的に連結され、前記触発ロッドが前記スライドロッドと当接できることを特徴とする請求項１に記載の植物類漢方薬の成分の抽出設備。
前記切断装置は前記切断空間の右側内壁に回転可能に連結され且つ前後対称の二本の切断軸を含み、前記切断軸が左右へ前記切断空間の左右両側の端面の外部に伸びており、前記切断軸には前記切断空間の右側端面の外部に位置するタイミングプーリが固定的に連結され、二つの前記タイミングプーリの間にはタイミングベルトが連結され、前側の前記切断軸には前記切断空間の左側端面の外部に位置する歯車が固定的に連結され、前記切断軸には前記切断空間の中に位置する切断カッター組が固定的に連結され、また二つの前記切断カッター組の中の各ブレードが順次にすれ違うように配列されていることを特徴とする請求項１に記載の植物類漢方薬の成分の抽出設備。
前記動力装置は前記切断空間の左側端面に固定的に連結された突出台を含み、前記突出台の右側端面には右方に伸びるモーター軸が回転可能に連結され、前記モーター軸には前記突出台の右側端面に固定的に連結された主モーターが伝動可能に連結され、前記モーター軸には電磁石が固定的に連結され、前記モーター軸には前記電磁石の右側に位置するスライド筒がフェザーキーによって連結され、前記スライド筒と前記電磁石との間には復帰バネが連結され、前記モーター軸には副プーリが設置され、前記副プーリの中には左右に貫通し且つ前記スライド筒とスプラインによって連結されたスプライン空間が設置され、前記スライド筒の右側端面には前記歯車と噛み合うように連結された内歯車が固定的に連結されていることを特徴とする請求項３に記載の植物類漢方薬の成分の抽出設備。
前記粉砕装置は前記空気ポンプの中に回転可能に連結され且つ左右へ前記粉砕空間の中に伸びた回転軸を含み、また前記回転軸が左方へ前記粉砕空間の端面の外部に伸びており、前記回転軸には前記粉砕空間の端面の外部に位置するプーリが固定的に連結され、前記プーリと前記副プーリとの間にはＶ型ベルトが連結され、前記回転軸には前記粉砕空間の中に位置する傘歯車が固定的に連結され、前記粉砕空間の後側内壁には前記空気ポンプの右側に位置する固定台が固定的に連結され、前記固定台の上側端面には上下に伸びる伝動軸が回転可能に連結され、前記伝動軸には前記固定台の上側に位置する副傘歯車が固定的に連結され、また前記副傘歯車が前記傘歯車と噛み合うように連結され、前記伝動軸には前記固定台の下側に位置するスプライン筒が固定的に連結され、前記スプライン筒の中にはスプライン盤がスプラインによって連結され、前記スプライン盤の下側端面には下方へ前記粉砕空間の中に伸びた昇降軸が固定的に連結され、前記昇降軸には二つの上下対称の止め板が固定的に連結され、また前記止め板がいずれも前記粉砕空間の中に位置し、前記昇降軸には前記止め板の下側に位置する粉砕カッターが固定的に連結されていることを特徴とする請求項４に記載の植物類漢方薬の成分の抽出設備。
前記プーリと前記副プーリとの変速比が一対一であることを特徴とする請求項５に記載の植物類漢方薬の成分の抽出設備。
前記研磨装置は前記粉砕箱の中に設置され且つ前記粉砕空間の下側に位置する研磨空間を含み、また前記研磨空間と前記粉砕空間とが連通され、外部液体窒素貯蔵設備と前記研磨空間とが低温管によって連通するように連結され、前記低温管には液ポンプが設置され、前記昇降ロッドの右側端面には前記ピストンシリンダーの下側に位置する固定ロッドが固定的に連結され、前記固定ロッドには二つの前記止め板の間に位置し且つ前記止め板と当接した滑車が回転可能に連結され、前記昇降軸が下方へ前記研磨空間の中に伸びており、前記昇降軸には偏心盤が固定的に連結され、前記偏心盤の下側端面には下方に伸びる研磨軸が固定的に連結され、前記研磨軸には研磨輪が固定的に連結され、前記研磨空間の左側と右側の内壁には前記研磨空間と連通し且つ左右対称のスライド空間が二つ設置され、前記スライド空間において対称中心から離れた片側内壁には副電磁石が固定的に連結され、前記スライド空間の中には前記粉砕空間と前記研磨空間を連通しないようにする密封板がスライド可能に連結され、前記密封板と前記副電磁石との間には圧縮バネが連結されていることを特徴とする請求項５に記載の植物類漢方薬の成分の抽出設備。
前記昇降軸の軸線が前記研磨軸の軸線と平行するが重合しないことで、前記研磨鎮が偏心回転することを特徴とする請求項７に記載の植物類漢方薬の成分の抽出設備。
前記抽出装置は前記抽出箱の中に設置された抽出空間を含み、前記粉砕箱の右側端面には前記抽出箱の上側に位置する貯蔵箱が設置され、前記貯蔵箱が清澄剤を貯蔵し、前記抽出空間の上側端面には前記貯蔵箱と連通した原料送りポンプが固定的に連結され、前記原料送りポンプと前記抽出空間との間には原料投入孔が連通するように連結され、前記抽出空間の上側内壁には下方に伸びる撹拌軸が回転可能に連結され、前記撹拌軸には前記抽出空間の上側内壁に固定的に連結されたモーターが伝動可能に連結され、前記撹拌軸には前記抽出空間の中に位置する撹拌輪が固定的に連結され、前記抽出空間と外部貯蔵設備とが抽出管によって連通するように連結され、前記抽出空間と外部給水設備とが水管によって連通するように連結され、前記抽出空間と前記研磨空間との間には輸送管によって連通するように連結され、前記研磨空間と前記輸送管との連結部にはフィルターが設置され、前記研磨空間と前記輸送管との連結部には前記フィルターの下側に位置する副電磁弁が設置され、前記抽出空間と外部廃水貯蔵設備とが排出管によって連通するように連結され、前記排出管には電磁弁が設置されていることを特徴とする請求項７に記載の植物類漢方薬の成分の抽出設備。