JP2021026574A - 業務支援装置、業務支援方法、及び業務支援プログラム - Google Patents

業務支援装置、業務支援方法、及び業務支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】相続関連業務の数多くの案件を一元的に進捗管理できる業務支援装置、業務支援方法、及び業務支援プログラムを提供する。【解決手段】業務支援装置100において、算出部102dは、1または2以上の業務細目を有する相続関連業務に関する案件ごとの案件情報であって、業務細目に対応する起算日付を含む案件情報、ならびに業務細目ごとに予め設定された猶予期間日数および警告期間日数の組を含む管理情報に基づき、業務細目ごと且つ前記案件ごとに、起算日付に猶予期間日数を加えた猶予期日、および猶予期日から警告期間日数を引いた警告開始日を算出する。集計部102eは、算出結果に基づき、業務細目ごとに、現日付が警告開始日以後且つ猶予期日前にある案件の数、現日付が猶予期日にある案件の数、および現日付が猶予期日後にある案件の数を集計する。【選択図】図1

Description

本発明は、相続関連業務の期限を管理するための業務支援装置、業務支援方法、及び業務支援プログラムに関する。
特許文献1には、相続情報を管理するためのシステムに関する技術が開示されている。
特許第6477853号公報
しかしながら、特許文献1には、相続の手続きに関する期限が迫っている案件について警告を発する手段が開示されているものの、数多くの案件を一元的に進捗管理する方法までは開示されておらず、期限が迫っている案件の件数の確認や案件の進捗を部署間で共有することができなかった。
上述した課題を解決するために、本発明に係る業務支援装置は、相続関連業務を支援するための、制御部を備える業務支援装置であって、前記制御部が、1または2以上の業務細目を有する前記相続関連業務に関する案件ごとの案件情報であって、前記業務細目に対応する起算日付を含む案件情報、ならびに前記業務細目ごとに予め設定された猶予期間日数および警告期間日数の組を含む管理情報に基づき、前記業務細目ごと且つ前記案件ごとに、前記起算日付に前記猶予期間日数を加えた猶予期日、および前記猶予期日から前記警告期間日数を引いた警告開始日を算出する算出手段と、前記算出手段で得られた算出結果に基づき、前記業務細目ごとに、現日付が前記警告開始日以後且つ前記猶予期日前にある前記案件の数、現日付が前記猶予期日にある前記案件の数、および現日付が前記猶予期日後にある前記案件の数を集計する集計手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る業務支援装置は、前記業務支援装置において、前記案件情報が、前記業務細目ごとに業務が完了しているか否かを判断するための業務進捗情報を含み、前記制御部が、前記業務進捗情報に基づき、前記業務細目のうち少なくとも1つでも業務が完了していない前記案件の前記案件情報を抽出する未完了案件抽出手段をさらに備え、前記算出手段が、前記未完了抽出手段により抽出された前記案件情報のうち業務が完了していない前記業務細目を対象に処理を実行すること、を特徴とする。
また、本発明に係る業務支援装置は、前記業務支援装置において、前記案件情報が、前記案件を担当する担当グループのグループ情報をさらに含み、前記制御部が、前記グループ情報に基づき、オペレータの権限の及ぶ範囲にある1または2以上の前記担当グループの前記案件情報を抽出する管轄案件抽出手段をさらに備え、前記算出手段が、前記管轄案件抽出手段により抽出された前記案件情報を対象に処理を実行すること、を特徴とする。
また、本発明に係る業務支援装置は、前記業務支援装置において、前記制御部が、前記集計手段によって集計された結果を出力する集計結果出力手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明に係る業務支援装置は、前記業務支援装置において、前記制御部が、前記集計手段において処理の対象となった前記案件情報の一覧を出力する案件出力手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明に係る業務支援装置は、前記業務支援装置において、前記制御部が、前記集計手段によって集計された結果を出力する集計結果出力手段と、前記集計手段において処理の対象となった前記案件情報の一覧を出力する案件出力手段と、を備え、前記集計結果出力手段の出力と、前記案件出力手段の出力と、が双方向に又は一方向にリンクしていること、を特徴とする。
また、本発明に係る業務支援装置は、前記業務支援装置において、前記制御部が、前記案件情報を入力するための案件情報入力手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明に係る業務支援方法は、制御部を備える業務支援装置において実行される、相続関連業務を支援するための業務支援方法であって、前記制御部で実行される、1または2以上の業務細目を有する前記相続関連業務に関する案件ごとの案件情報であって、前記業務細目に対応する起算日付を含む案件情報、ならびに前記業務細目ごとに予め設定された猶予期間日数および警告期間日数の組を含む管理情報に基づき、前記業務細目ごと且つ前記案件ごとに、前記起算日付に前記猶予期間日数を加えた猶予期日、および前記猶予期日から前記警告期間日数を引いた警告開始日を算出する算出ステップと、前記算出ステップで得られた算出結果に基づき、前記業務細目ごとに、現日付が前記警告開始日以後且つ前記猶予期日前にある前記案件の数、現日付が前記猶予期日にある前記案件の数、および現日付が前記猶予期日後にある前記案件の数を集計する集計ステップと、と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る業務支援プログラムは、制御部を備える業務支援装置に実行させるための、相続関連業務を支援するための業務支援プログラムであって、前記制御部に実行させるための、1または2以上の業務細目を有する前記相続関連業務に関する案件ごとの案件情報であって、前記業務細目に対応する起算日付を含む案件情報、ならびに前記業務細目ごとに予め設定された、猶予期間日数および警告期間日数の組を含む管理情報に基づき、前記業務細目ごと且つ前記案件ごとに、前記起算日付に前記猶予期間日数を加えた猶予期日、および前記猶予期日から前記警告期間日数を引いた警告開始日を算出する算出ステップと、前記算出ステップで得られた算出結果に基づき、前記業務細目ごとに、現日付が前記警告開始日以後且つ前記猶予期日前にある前記案件の数、現日付が前記猶予期日にある前記案件の数、および現日付が前記猶予期日後にある前記案件の数を集計する集計ステップと、と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、数多くの案件を一元的に進捗管理できるという効果を奏する。
図1は、PC100の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、組織的使用形態におけるシステム全体構成の一例を示すブロック図である。 図3は、案件情報入力前の案件情報入力画面の一例を示す図である。 図4は、案件情報入力後の案件情報入力画面の一例を示す図である。 図5は、案件情報データの一覧を示す図である。 図6は、案件情報入力後の案件情報入力画面の一例を示す図である。 図7は、案件情報データの一覧を示す図である。 図8は、集計結果の表示画面が得られるまでの処理の流れを示すフロー図である。 図9は、管理情報マスタテーブルの一例を示す図である。 図10は、算出結果を含む案件情報データの一覧を示す図である。 図11は、集計結果の表示画面の一例を示す図である。 図12は、算出結果を含む案件情報データの一覧を示す図である。 図13は、集計結果の表示画面の一例を示す図である。 図14は、算出結果を含む案件情報データの一覧を示す図である。 図15は、集計結果の表示画面の一例を示す図である。 図16は、案件情報の一覧の表示画面の一例を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.構成]
ここでは、本発明の業務支援装置を含む本実施形態に係るPC(パーソナルコンピュータ)100の構成の一例について、図1を参照して説明する。
PC100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108とを備え、各種データ(例えば、記憶部106に記憶される、後述する各データでもよい)を記憶したサーバ200(例えばWebサーバなど)とネットワーク300(例えばインターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)など)を介して通信可能に接続されている。PC100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。なお、PC100は、例えば、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型のものであってもよく、また、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型のものであってもよい。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置及び専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、PC100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。
入出力インターフェース部108には、入力装置400及び出力装置500が接続されている。出力装置400には、ディスプレイ、プロジェクタ等の表示装置、スピーカ等の音響装置、プリンタ等の印刷装置の他、データファイル形式でダウンロード可能とする装置も含まれる。データファイルファイル形式は、PDF、CSV、文書ファイル、表計算ソフトファイル、テキストファイル等、当分野で公知のファイル形式を採用することができる。入力装置500には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。
制御部102は、PC100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に案件情報入力部102a、未完了案件抽出部102b、管轄案件抽出部102c、算出部102d、集計部102e、集計結果出力部102f、案件出力部102g等を備えている。
案件情報入力部102aは、キーボード等の入力装置400からの入力を介して案件情報を受け付ける。さらに、案件情報入力部102aは、案件情報の入力のための案件情報入力画面を生成し、出力装置500から出力し得る。
案件情報は、1または2以上の業務細目を有する相続関連業務に関する案件ごとの管理情報であり、担当グループのグループ情報、顧客情報、起算日付の日付情報、業務進捗情報等を含む。
相続関連業務とは、遺言信託(定期照会、執行を含む)、遺産整理等である。
業務細目とは、例えば、税務申告、遺言開示等の相続関連業務に関連する管理業務の区分である。
担当グループのグループ情報は、店番、店舗名等の店舗、部、課、係等の部署、チーム、営業所等の案件担当者が所属する担当グループの情報であり、担当者個人の情報であってもよい。
顧客情報は、顧客氏名、CIF(顧客情報ファイル)番号、顧客の家族構成、家系図、顧客の性別、顧客の住所、顧客の年齢、相続財産情報等の顧客の情報である。
日付情報における起算日付とは、業務細目ごとに定められた管理するべき期限の具体的な起算日であり、例えば、業務細目が税務申告である場合は、その期限日である申告期限日、業務細目が遺言開示である場合は、その期限の起算日である死亡連絡日等であり得る。
業務進捗情報は、少なくとも完了/未完了の業務細目ごとの業務の進捗情報を含み、更に、保留、作業中、キャンセル、依頼取り下げ等の進捗情報も含んでいてもよい。また、業務進捗情報は、フラグ項目の形式であってもよい。例えば、業務未完了の場合には0を割り当て、業務完了の場合には1を割り当てる様式であってもよい。
未完了案件抽出部102bは、業務細目ごとに業務が完了しているか否かを判断するための業務進捗情報に基づき、業務細目のうち少なくとも1つでも業務が完了していない案件の案件情報を抽出する。
1案件につき1つの業務細目がある場合、その業務細目の業務が未完了であれば、未完了案件抽出部102bの抽出対象となり、完了していれば抽出対象とならない。1案件につき2つ以上の業務細目がある場合、何れか1つの業務細目の業務が未完了であれば、未完了案件抽出部102bの抽出対象となり、全ての業務細目の業務が完了していれば抽出対象とならない。ここでいう、未完了の業務には、保留、作業中等の完全に完了していない業務が含まれ、完了の業務には、キャンセル、依頼取り下げ等の今後作業が発生しない業務が全て含まれ得る。
管轄案件抽出部102cは、案件を担当する担当グループのグループ情報に基づき、オペレータの権限の及ぶ範囲又はオペレータが指定した範囲にある1または2以上の担当グループの案件情報を業務細目ごとに抽出する。
算出部102dは、案件情報及び管理情報に基づき、業務細目ごと且つ前記案件ごとに、起算日付に猶予期間日数を加えた猶予期日、および猶予期日から警告期間日数を引いた警告開始日を算出する。管理情報は、業務細目ごとに予め設定された猶予期間日数および警告期間日数の組を含む。
算出部102dは、前記未完了抽出部102b及び/又は管轄案件抽出部102cにより抽出された前記案件情報を対象に処理を実行し得る。
起算日付は、任意の管理業務の期日を定める基準となる起算日である。猶予期間日数は、業務細目ごとに、起算日から期限までの猶予の日数を定める。猶予期間日数は、法定猶予日数であってもよいし、社内基準の任意の猶予日数であってもよい。
猶予期間日数は、正の数のみならず、0又は負の数にもなり得る。例えば、起算日付が任意の管理業務の期日の期限日そのものである場合、猶予期間日数は0となる。また、起算日付が任意の管理業務の期日を定める目標日である場合、猶予期間日数は負になり得る。
警告期間日数は、猶予期日が迫っていることを担当者、管理者、監督者、責任者等に知らせる必要がある猶予期日までの警告すべき日数を定める。警告期間日数は、業務細目ごとに、業務必要日数、業務負担、業務の重要度等に応じて適宜設定することができる。
集計部102eは、算出部102dで得られた算出結果に基づき、業務細目ごとに、現日付が警告開始日以後且つ猶予期日前にある案件の数、現日付が猶予期日にある案件の数、および現日付が猶予期日後にある案件の数をそれぞれ集計する。
集計結果出力部102fは、集計部102eによって集計された集計結果をまとめて、集計結果表示画面を生成し、出力装置500から出力する。
案件出力部102gは、算出部102dにおいて処理の対象となった案件情報を一覧にした案件一覧表示画面を出力装置500から出力する。案件出力部102gの出力は、集計結果出力部102fの出力と双方向に又は一方向にリンクしていてもよい。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、及びファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、案件情報記憶部106a、及び管理情報記憶部106b、権限範囲記憶部106cを有する。
案件情報記憶部106aは、案件情報入力部102aで受け付けた案件情報のデータを案件ごとに格納するためのものである。案件情報記憶部106aに格納された案件情報のデータは、案件情報入力部102aを経由して更新可能であり得る。
管理情報記憶部106bは、管理情報のデータを格納するためのものである。
権限範囲記憶部106cは、オペレータの権限の及ぶ範囲の設定データを格納するためのものである。
[2.業務支援装置の使用例]
以下、一実施形態として、業務支援装置を使用するユーザーが属する組織として、一つの本部、本部に従属する複数の統括支店、統括支店のそれぞれに従属する複数の地域支店という三層構造の組織を仮定し、本部のオペレータA、本部に従属する統括支店のうち東京統括支店のオペレータB、東京統括支店に従属する地域支店のうち池袋支店のオペレータC、オペレータD、オペレータEの5名がオペレータであった場合の例を用い、業務細目として税務申告及び遺言開示の2つを例に挙げて、案件情報の入力から集計結果の出力までを順に図2から図16を参照して説明する。
図2は、上記の三層構造の組織において使用した場合のシステム全体構成の一例を示すブロック図である。オペレータAからEが使用するPC100a〜eは、ネットワーク300を介して接続している。オペレータは、オペレータAからEに限定されず、PC100a〜e以外のPCがさらにネットワーク300を介して接続していてもよく、また、オペレータAからEの少なくとも一部が、PCを共用していてもよい。
また、ネットワーク300は、案件情報のデータ、管理情報のデータ、オペレータの権限の及ぶ範囲の設定データ等を一括格納するサーバ200とも接続している。したがって、特定のPCで新規追加又は更新された案件情報のデータは、サーバ200に一括格納され、任意のPCからは、サーバ200に格納された最新の案件情報のデータに基づくデータを利用できる。
[2−1.案件情報(グループ情報、顧客情報及び日付情報)の入力]
ユーザーである組織に属する任意のオペレータは、顧客から依頼情報に基づき、案件情報入力画面に従って、新規に担当する案件の案件情報を入力する。
図3は、案件情報入力前の案件情報入力画面の一例を示す図である。本実施形態では、新規案件の担当者であるオペレータが新規に案件情報を入力する場合に本画面が表示される。図3に示す案件情報入力画面は、案件の担当グループのグループ情報である店番及び店舗名の入力領域;案件の顧客情報であるCIF(顧客情報ファイル)番号及び顧客名の入力領域;各業務細目ごとの起算日付の入力領域;業務が完了したことを入力するための業務進捗情報の入力領域を備えている。
グループ情報及び起算日付の入力領域については、図3では、それぞれ、テキスト入力方式が採用されているが、プルダウン方式、コードによる入力等により行われてもよい。業務進捗情報の入力領域については、図3では、チェックボックス方式が採用されているが、ラジオボタン方式、プルダウン方式、テキスト入力方式等により行われてもよい。
本実施形態では、新規案件の担当者であるオペレータが、図3に示す案件情報入力画面に従って、顧客から依頼情報に基づき、案件情報(グループ情報、顧客情報及び起算日付)を入力する。図4に示す案件情報入力画面は、具体的に、図3に示す案件情報入力画面に、顧客から依頼情報に基づいて池袋支店のオペレータCが案件情報を入力した後の画面である。
オペレータにより案件情報が入力され、確定されると、案件情報入力部102aがその案件情報を受け付け、案件情報記憶部106aに案件情報のデータが格納される。
同一又は別のオペレータが、別の新規の案件情報を入力すると、同様に、案件情報入力部102aがその新規の案件情報を受け付け、案件情報記憶部106aは、別途、新規の案件情報データとして格納及び蓄積する。
図5は、案件情報記憶部106aに複数の案件情報データを格納及び蓄積した場合の案件情報データの一覧である。図5は、具体的に、本実施形態において、10件の新規の案件情報データが案件情報入力部102aを経て案件情報記憶部106aに格納及び蓄積されていることを示す。
[2−2.案件情報(業務進捗情報)の入力]
ユーザーである組織に属する任意のオペレータは、もし一案件の少なくともいずれかの業務細目について業務の完了を確認した場合、案件情報入力画面に従って、その業務細目ごとに、業務が完了したことを示す完了情報を入力して、業務進捗情報を更新する。
本実施形態では、オペレータが、完了情報を入力する場合に、図4に示す案件情報入力画面を表示し、業務進捗情報の入力領域に完了情報を入力する。図4に示す案件情報入力画面では、具体的にチェックボックスをチェックすることにより完了情報を入力する。
図6に示す案件情報入力画面は、本実施形態において、具体的に、遺言開示と税務申告の完了を確認した池袋支店のオペレータDが、図4に示す案件情報入力画面に、完了情報を入力した後の画面である。
オペレータにより完了情報が入力されると、案件情報入力部102aが更新された業務進捗情報を受け付け、案件情報記憶部106aにおいて案件情報データが更新される。
図7は、本実施形態において、池袋支店のオペレータDが完了情報を入力し、案件情報データが更新された後の案件情報データの一覧を示す図である。更新前の図5と更新後の図7を比較すると、完了情報を入力した案件について、遺言開示と税務申告が「未」から「済」に更新されている。
[2−3.集計結果の出力]
ユーザーである組織に属する任意のオペレータは、組織により特に制限されていない限り、組織内の任意のオペレータによってそれまでに入力され、案件情報記憶部106aにて格納及び蓄積された案件情報について、期日が迫っている案件、期日当日の案件、期日超過している案件のそれぞれの数の集計結果を確認することができる。
図8は、集計結果の表示画面が得られるまでの処理の流れを示すフロー図である。図8に示すフロー図に従って集計結果の表示画面が作成及び出力される過程を説明する。
オペレータは、集計結果を参照する際、集計結果の参照指示をPCに入力S1する。集計結果の参照指示の入力は、ボタンのクリック等によりプログラムの起動操作を行う能動的な入力の形態の他、PCの起動と同時に自動的にプログラムが起動する形態、所定の時間に自動的にプログラムが起動する形態、所定の時間に自動的に印刷する形態、所定の時間に自動的にメールを送信する形態等の受動的な入力の形態であってもよい。
オペレータにより集計結果の参照指示が入力S1された後、未完了案件抽出部102b及び管轄案件抽出部102cにより、案件情報記憶部106aに格納されている案件情報から、集計部102eが集計処理すべき対象案件が抽出S2・S3される。
未完了案件抽出部102bは、案件情報記憶部106aに格納されている案件情報から、業務進捗情報に基づき、業務細目のうち少なくとも1つでも業務が完了していない案件の案件情報を抽出S2する。業務細目が1つの場合、その業務細目に係る業務が完了していなければ案件情報の抽出対象となる。業務細目が2つ以上存在する場合、2つの以上の業務細目少なくとも1つの業務細目に係る業務が完了していなければ案件情報の抽出対象となる。
管轄案件抽出部102cは、案件情報記憶部106aに格納されている案件情報から、担当グループのグループ情報に基づき、オペレータの権限の及ぶ範囲又はオペレータが指定した範囲にある1または2以上の担当グループの前記案件情報を抽出S3する。
案件情報の抽出S3にあたり、案件情報を参照できる担当グループ範囲として、オペレータの権限の及ぶ範囲が予め設定されていてもよい。この場合、オペレータの権限の及ぶ範囲の設定情報は、予め権限範囲記憶部106cに格納されている。オペレータの権限の及ぶ範囲の設定は任意である。また、オペレータは、集計結果を参照しようとするときに、集計結果の参照を希望する担当グループの範囲を指定してもよい。
次に、算出部102dにより、未完了案件抽出部102b及び管轄案件抽出部102cにより抽出された案件情報を基に、案件ごと且つ業務細目ごとに、起算日付から猶予期日と警告開始日が算出S4される。業務細目が2つ以上存在する場合、2つ以上の業務細目のうち、完了している1つ又は2つ以上の業務細目に関しては算出処理の対象とならない。
猶予期日と警告開始日の算出S4は、管理情報記憶部106bに予め格納された管理情報マスタに基づいて行われる。管理情報マスタには、業務細目ごとに予め設定された猶予期間日数および警告期間日数の組を含む。図9は、管理情報マスタテーブルの一例を示す図である。図9に示す管理情報マスタテーブルは、列の項目として、業務細目、起算日付項目、警告期間日数、猶予期間日数を備えている。本実施形態では、当該管理情報マスタが使用される。
算出部102dにて算出される猶予期日は、業務細目ごとに、管理情報マスタにおける猶予期間日数を起算日付に加えて算出される。警告開始日は、こうして算出された猶予期日から管理情報マスタにおける警告期間日数を差し引くことで算出される。
次に、集計部102eにより、算出部102dで業務細目ごとに得られた猶予期日及び警告開始日の算出結果に基づき、業務細目ごとに、現日付が警告開始日以後且つ猶予期日前にある案件の数、現日付が猶予期日にある案件の数、および現日付が猶予期日後にある案件の数がそれぞれ集計S5される。
次に、集計結果出力部102fにより、集計部102eによって集計された集計結果がまとめられ、集計結果表示画面が生成され、出力装置500から出力S6される。
以下、ユーザーが、本部、統括支店、地域支店の三層構造の組織である本実施形態において、下記の条件(1)〜(3)に基づく事例を用いて、未完了案件抽出部102b、管轄案件抽出部102c、算出部102d、集計部102e、及び集計結果出力部102fの処理の流れを説明する。
(1) 本部に属するオペレータの権限範囲を、本部から地域支店まで三層構造の組織すべてに、統括支店に属するオペレータの権限範囲を、その統括支店とそれに従属する複数の地域支店に、地域支店に属するオペレータの権限範囲を、その地域支店のみに予め設定
(2) 現日付は、2019年3月27日
(3) 集計結果の参照主体は、本部のオペレータA(事例1)、本部に従属する統括支店のうち東京統括支店のオペレータB(事例2)、東京統括支店に従属する地域支店のうち池袋支店のオペレータE(事例3)。
[2−3−1.事例1]
本部のオペレータAが集計結果を参照する場合について説明する。図10は、本部のオペレータAが、集計結果の参照指示の入力後に算出部102dにより算出された猶予期日と警告開始日の算出結果を含む案件情報データの一覧を示す。図11は、図10の案件情報データの案件情報を基に集計部102eにより集計された集計結果の表示画面を示す。
以下、図10に示す案件情報データ及び図11に示す集計結果の表示画面が作成及び出力される過程を説明する。
まず、本部のオペレータAが現段階での案件情報に基づく集計結果の参照指示をPCに入力S1する。
次に、未完了案件抽出部102b及び管轄案件抽出部102cにより、図7の案件情報データの案件情報から、集計部102eが集計処理すべき対象案件が抽出S2・S3される。
本実施形態では、本部に属するオペレータAの権限範囲は、本部から地域支店まで三層構造の組織すべてであるため、図7の案件情報データの案件情報の全てが管轄案件抽出部102cでの抽出対象となる。
ただし、図7の案件情報データのうち、遺言開示及び税務申告両方の業務進捗情報が「済」になっている1案件については、遺言開示及び税務申告の両方の業務が終了しているため、未完了案件抽出部102bの抽出対象とはならない。
したがって、本事例1では、集計結果の参照指示の入力後に、案件情報記憶部106aに格納されている図7における案件情報10件のうち、遺言開示及び税務申告両方の業務進捗情報が「済」となっている1案件の案件情報を除く9件が、未完了案件抽出部102b及び管轄案件抽出部102cにより抽出S2・S3される。
次に、算出部102dにより、案件ごと、業務細目ごとに、起算日付から猶予期日と警告開始日が算出S4される。業務細目の一つである遺言開示については、図9に示す通り、管理情報マスタにおける猶予期間日数が60日、警告期間日数が40日であるため、案件ごとに死亡連絡日に60日に加えて遺言開示の猶予期日が算出され、当該猶予期日から40日引いて遺言開示の警告開始日が算出される。こうして、図10の案件情報データの一覧に示すように、各案件について遺言開示の猶予期日及び警告開始日が算出S4される。
同様に、別の業務細目である税務申告については、図9に示す通り、管理情報マスタにおける猶予期間日数が0日、警告期間日数が30日であるため、図10の案件情報の一覧に示すように、税務申告の猶予期日は、税務申告日と同じとなり、各案件の猶予期日から30日引いて税務申告の警告開始日が算出される。こうして、図10の案件情報の一覧に示すように、各案件について税務申告の猶予期日及び警告開始日が算出S4される。
次に、集計部102eにより、図10の案件情報の案件について、業務細目ごと、すなわち、遺言開示及び税務申告それぞれについて、現日付2019年3月27日が、警告開始日以後且つ猶予期日前である案件を「警告」案件とし、現日付2019年3月27日が猶予期日と同じ案件を「当日」案件とし、現日付2019年3月27日が猶予期日後である案件を「超過」案件として、「警告」案件、「当日」案件、「超過」案件それぞれの数が集計S5される。
次に、集計結果出力部102fにより、集計部102eによって集計された集計結果がまとめられ、図11に示す集計結果表示画面が生成され、出力装置500から出力S6される。
[2−3−2.事例2]
東京統括支店のオペレータBが集計結果を参照する場合について説明する。図12は、東京統括支店のオペレータBが、集計結果の参照指示の入力後に算出部102dにより算出された猶予期日と警告開始日の算出結果を含む案件情報データの一覧を示す。図13は、図12の案件情報データを基に集計部102eにより集計された集計結果の表示画面を示す。
以下、図12に示す案件情報データ及び図13に示す集計結果の表示画面が作成される過程を説明する。
まず、東京統括支店のオペレータBが現段階での案件情報に基づく集計結果の参照の指示をPCに入力S1する。
次に、未完了案件抽出部102b及び管轄案件抽出部102cにより、図7の案件情報データの案件情報から、集計部102eが集計処理すべき対象案件が抽出S2・S3される。
本実施形態では、東京統括支店のオペレータBの権限範囲は、東京統括支店と、東京統括支店に従属する複数の地域支店であるため、管轄案件抽出部102cでの抽出対象は、図7の案件情報データの案件情報のうち、オペレータBの権限範囲の東京統括支店と東京統括支店に従属する地域支店の案件情報となる。
ただし、東京統括支店と東京統括支店に従属する地域支店の案件のうち、遺言開示及び税務申告両方の業務進捗情報が「済」になっている1案件については、遺言開示及び税務申告の両方の業務が終了しているため、事例1同様に、未完了案件抽出部102bの抽出対象とはならない。
したがって、本事例2では、集計結果の参照指示の入力後に、案件情報記憶部106aに格納されている図7における案件情報10件のうち、東京統括支店と東京統括支店に従属する地域支店以外の3案件の案件情報と、遺言開示及び税務申告両方の業務進捗情報が「済」となっている1案件の案件情報を除く6件が、未完了案件抽出部102b及び管轄案件抽出部102cにより抽出S2・S3される。
次に、事例1同様に、算出部102dにより、案件ごと、業務細目ごとに、すなわち、遺言開示と税務申告それぞれについて、図12の案件情報データの一覧に示すように、起算日付から猶予期日と警告開始日が算出S4される。
次に、事例1同様に、集計部102eにより、図12の案件情報の案件について、業務細目ごと、すなわち、遺言開示及び税務申告それぞれについて、現日付を2019年3月27日として、「警告」案件、「当日」案件、「超過」案件それぞれの数が集計S5される。
次に、集計結果出力部102fにより、集計部102eによって集計された集計結果がまとめられ、図13に示す集計結果表示画面が生成され、出力装置500から出力S5される。
[2−3−3.事例3]
池袋支店のオペレータEが案件の集計結果を参照する場合について説明する。図14は、池袋支店のオペレータEが、集計結果の参照指示の入力後に算出部102dにより算出された猶予期日と警告開始日の算出結果を含む案件情報データの一覧を示す。図15は、図14の案件情報データを基に集計部102eにより集計された集計結果の表示画面を示す。
以下、図14に示す案件情報の一覧及び図15に示す集計結果が作成される過程を説明する。
まず、池袋支店のオペレータEが現段階での案件情報に基づく集計結果の参照の指示をPCに入力S1する。
次に、未完了案件抽出部102b及び管轄案件抽出部102cにより、図7の案件情報データの案件情報から、集計部102eが集計処理すべき対象案件が抽出される。
本実施形態では、池袋支店のオペレータEの権限範囲は、池袋支店のみであるため、管轄案件抽出部102cでの抽出対象は、図7の案件情報データの案件情報のうち、オペレータEの権限範囲の池袋支店の案件情報のみとなる。
ただし、池袋支店の案件のうち、遺言開示及び税務申告両方の業務進捗情報が「済」になっている1案件については、遺言開示及び税務申告の両方の業務が終了しているため、事例1同様に、未完了案件抽出部102bの抽出対象とはならない。
したがって、本事例3では、集計結果の参照指示の入力後に、案件情報記憶部106aに格納されている図7における案件情報10件のうち、池袋支店以外の7案件の案件情報と、遺言開示及び税務申告両方の業務進捗情報が「済」となっている1案件の案件情報を除く2件が、未完了案件抽出部102b及び管轄案件抽出部102cにより抽出S2・S3される。
次に、事例1同様に、算出部102dにより、案件ごと、業務細目ごとに、すなわち、遺言開示と税務申告それぞれについて、図14の案件情報データの一覧に示すように、起算日付から猶予期日と警告開始日が算出S4される。
次に、事例1同様に、集計部102eにより、図14の案件情報の案件について、業務細目ごと、すなわち、遺言開示及び税務申告それぞれについて、現日付を2019年3月27日として、「警告」案件、「当日」案件、「超過」案件それぞれの数が集計S5される。
次に、集計結果出力部102fにより、集計部102eによって集計された集計結果がまとめられ、図15に示す集計結果表示画面が生成され、出力装置500から出力S6される。
[2−4.案件一覧の出力]
ユーザーである組織に属する任意のオペレータは、集計結果の表示画面から、集計結果に対応する案件情報の一覧を表示させることができる。例えば、集計結果の表示画面の表示された集計結果の数字から、案件出力部102gが生成する案件一覧表示画面とリンクする形態であり得る。
図16は、案件情報の一覧の表示画面の一例を示す図である。一実施形態では、図11の集計結果の表示画面の遺言開示の「警告」案件の数を示す「7」の箇所をクリックすると、案件出力部102gは、図16に示す対応する遺言開示の「警告」案件7件の案件一覧表示画面を生成し、出力装置500から出力する。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、上述した実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
このほか、上記文献中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、PC100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、PC100を構成する各装置が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて各装置に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、PC100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、PC100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、PC100は、当該PC100に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、相続関連業務の期限の管理に有用である。
100 PC
100a オペレータAのPC
100b オペレータBのPC
100c オペレータCのPC
100d オペレータDのPC
100e オペレータEのPC
102 制御部
102a 案件情報入力部
102b 未完了案件抽出部
102c 管轄案件抽出部
102d 算出部
102e 集計部
102f 集計結果出力部
102g 案件出力部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 案件情報記憶部
106b 管理情報記憶部
106c 権限範囲記憶部
108 入出力インターフェース部
200 サーバ
300 ネットワーク
400 入力装置
500 出力装置

Claims (9)

  1. 相続関連業務を支援するための、制御部を備える業務支援装置であって、
    前記制御部が、
    1または2以上の業務細目を有する前記相続関連業務に関する案件ごとの案件情報であって、前記業務細目に対応する起算日付を含む案件情報、ならびに前記業務細目ごとに予め設定された猶予期間日数および警告期間日数の組を含む管理情報に基づき、前記業務細目ごと且つ前記案件ごとに、前記起算日付に前記猶予期間日数を加えた猶予期日、および前記猶予期日から前記警告期間日数を引いた警告開始日を算出する算出手段と、
    前記算出手段で得られた算出結果に基づき、前記業務細目ごとに、現日付が前記警告開始日以後且つ前記猶予期日前にある前記案件の数、現日付が前記猶予期日にある前記案件の数、および現日付が前記猶予期日後にある前記案件の数を集計する集計手段と、
    を備えること、
    を特徴とする業務支援装置。
  2. 前記案件情報が、前記業務細目ごとに業務が完了しているか否かを判断するための業務進捗情報を含み、
    前記制御部が、前記業務進捗情報に基づき、前記業務細目のうち少なくとも1つでも業務が完了していない前記案件の前記案件情報を抽出する未完了案件抽出手段をさらに備え、
    前記算出手段が、前記未完了案件抽出手段により抽出された前記案件情報のうち業務が完了していない前記業務細目を対象に処理を実行すること、
    を特徴とする請求項1に記載の業務支援装置。
  3. 前記案件情報が、前記案件を担当する担当グループのグループ情報をさらに含み、
    前記制御部が、前記グループ情報に基づき、オペレータの権限の及ぶ範囲又はオペレータが指定した範囲にある1または2以上の前記担当グループの前記案件情報を抽出する管轄案件抽出手段をさらに備え、
    前記算出手段が、前記管轄案件抽出手段により抽出された前記案件情報を対象に処理を実行すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の業務支援装置。
  4. 前記制御部が、前記集計手段によって集計された結果を出力する集計結果出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の業務支援装置。
  5. 前記制御部が、前記集計手段において処理の対象となった前記案件情報の一覧を出力する案件出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の業務支援装置。
  6. 前記制御部が、
    前記集計手段によって集計された結果を出力する集計結果出力手段と、
    前記集計手段において処理の対象となった前記案件情報の一覧を出力する案件出力手段と、
    を備え、
    前記集計結果出力手段の出力と、前記案件出力手段の出力と、が双方向に又は一方向にリンクしていること、
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の業務支援装置。
  7. 前記制御部が、
    前記案件情報を入力するための案件情報入力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の業務支援装置。
  8. 制御部を備える業務支援装置において実行される、相続関連業務を支援するための業務支援方法であって、
    前記制御部で実行される、
    1または2以上の業務細目を有する前記相続関連業務に関する案件ごとの案件情報であって、前記業務細目に対応する起算日付を含む案件情報、ならびに前記業務細目ごとに予め設定された猶予期間日数および警告期間日数の組を含む管理情報に基づき、前記業務細目ごと且つ前記案件ごとに、前記起算日付に前記猶予期間日数を加えた猶予期日、および前記猶予期日から前記警告期間日数を引いた警告開始日を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップで得られた算出結果に基づき、前記業務細目ごとに、現日付が前記警告開始日以後且つ前記猶予期日前にある前記案件の数、現日付が前記猶予期日にある前記案件の数、および現日付が前記猶予期日後にある前記案件の数を集計する集計ステップと、と、
    を含むことを特徴とする業務支援方法。
  9. 制御部を備える業務支援装置に実行させるための、相続関連業務を支援するための業務支援プログラムであって、
    前記制御部に実行させるための、
    1または2以上の業務細目を有する前記相続関連業務に関する案件ごとの案件情報であって、前記業務細目に対応する起算日付を含む案件情報、ならびに前記業務細目ごとに予め設定された猶予期間日数および警告期間日数の組を含む管理情報に基づき、前記業務細目ごと且つ前記案件ごとに、前記起算日付に前記猶予期間日数を加えた猶予期日、および前記猶予期日から前記警告期間日数を引いた警告開始日を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップで得られた算出結果に基づき、前記業務細目ごとに、現日付が前記警告開始日以後且つ前記猶予期日前にある前記案件の数、現日付が前記猶予期日にある前記案件の数、および現日付が前記猶予期日後にある前記案件の数を集計する集計ステップと、と、
    を含むことを特徴とする業務支援プログラム。
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