JP2019016234A - 販売管理装置、販売管理方法、および、販売管理プログラム - Google Patents

販売管理装置、販売管理方法、および、販売管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019016234A
JP2019016234A JP2017134049A JP2017134049A JP2019016234A JP 2019016234 A JP2019016234 A JP 2019016234A JP 2017134049 A JP2017134049 A JP 2017134049A JP 2017134049 A JP2017134049 A JP 2017134049A JP 2019016234 A JP2019016234 A JP 2019016234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
order
difference
amount
month
profit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017134049A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6927771B2 (ja
Inventor
宏治 浜辺
Koji Hamabe
宏治 浜辺
直之 八木
Naoyuki Yagi
直之 八木
剛光 上野
Takemitsu Ueno
剛光 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obic Co Ltd
Original Assignee
Obic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obic Co Ltd filed Critical Obic Co Ltd
Priority to JP2017134049A priority Critical patent/JP6927771B2/ja
Publication of JP2019016234A publication Critical patent/JP2019016234A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6927771B2 publication Critical patent/JP6927771B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】物件単位の受注および予想収支の管理、ならびに、期間単位での発生ベースでの受注および予想収支の管理をすることができる販売管理装置、販売管理方法、および、販売管理プログラムを提供することを課題とする。【解決手段】製品の新規受注指示が入力された場合、受注データを登録し、受注データの登録または前回の変更と同月において、受注データへの金額変更指示が入力された場合、記憶された受注データを置き換え、同月に登録または変更された差額データを置き換え、受注データの登録または前回の変更と異なる月において、受注データへの金額変更指示が入力された場合、記憶された受注データを置き換え、新たな差額データを登録し、指定月および指定期間を含む受注実績出力指示が入力された場合、記憶された差額データに基づいて、受注実績を出力させる。【選択図】図3

Description

本発明は、販売管理装置、販売管理方法、および、販売管理プログラムに関する。
特許文献1には、製品の受注後、製品の加工、組立および電装等を経て完成まで至る期間において、受注金額または発注金額の推移を、目標金額と対比してグラフ表示する構成が開示されている。
また、特許文献2には、受注前において受注予定のプロジェクトが、その後、受注または逸注等により変化する粗利額を月単位で明示することで、受注自体の進捗を明示する構成が開示されている。
特開平9−150350号公報 特開平11−353368号公報
しかしながら、上記特許文献1および2においては、当初の受注金額から仕様変更に伴う金額変更が発生する場合、その変更月に実際の変更差額発生として受注金額、および、紐づく発注情報から予想利益の変化を期間発生として把握できないという課題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、物件単位の受注および予想収支の管理、ならびに、期間単位での発生ベースでの受注および予想収支の管理をすることができる販売管理装置、販売管理方法、および、販売管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る販売管理装置は、記憶部と制御部とを備えた販売管理装置であって、前記記憶部は、製品の受注日付、受注金額、発注金額および利益金額を含む受注データを記憶する受注記憶手段と、前記受注データが変更された変更月における変更日付、当該変更月における前記製品の受注金額と当該変更月の前月における受注金額との差額である受注差額、当該変更月における当該製品の発注金額と当該変更月の前月における発注金額との差額である発注差額、および、当該変更月における当該製品の利益金額と当該変更月の前月における利益金額との差額である利益差額を含む差額データを記憶する差額記憶手段と、を備え、前記制御部は、前記製品の新規受注指示が入力された場合、当該製品の受注日付、受注金額、発注金額および利益金額を含む受注データを前記受注記憶手段に登録し、当該受注日付を変更日付とし、当該受注金額を受注差額とし、当該発注金額を発注差額とし、当該利益金額を利益差額とした差額データを前記差額記憶手段に登録する新規登録手段と、前記受注データの登録または前回の変更と同月において、当該受注データへの金額変更指示が入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、前記受注記憶手段に記憶された前記受注データに含まれる前記受注金額、前記発注金額および/または前記利益金額を置き換え、当該金額変更指示および前記差額記憶手段に前月までに登録された前記差額データに基づいて、前記同月に登録または変更された前記差額データに含まれる前記受注差額、前記発注差額および/または前記利益差額を置き換える同月変更手段と、前記受注データの登録または前回の変更と異なる月において、当該受注データへの金額変更指示が入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、前記受注記憶手段に記憶された前記受注データに含まれる前記受注金額、前記発注金額および/または前記利益金額を置き換え、当該金額変更指示および前記差額記憶手段に前月までに登録された前記差額データに基づいて、新たな差額データを前記差額記憶手段に登録する異月変更手段と、指定月および指定期間を含む受注実績出力指示が入力された場合、前記差額記憶手段に記憶された前記差額データに基づいて、前記指定月に発生した前記受注差額、前記発注差額および前記利益差額、ならびに/または、前記指定期間に発生した前記受注差額の累積金額、前記発注差額の累積金額および前記利益差額の累積金額を出力させる受注実績出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る販売管理装置は、前記差額記憶手段は、更に、担当者の担当者識別子を含む前記受注データを記憶し、前記受注実績出力手段は、前記担当者識別子、前記指定月および前記指定期間を含む前記受注実績出力指示が入力された場合、前記差額記憶手段に記憶された前記差額データに基づいて、前記指定月に発生した前記受注差額、前記発注差額および前記利益差額、ならびに、前記指定期間に発生した前記受注差額の累積金額、前記発注差額の累積金額および前記利益差額の累積金額を前記担当者別に出力させることを特徴とする。
また、本発明に係る販売管理装置は、前記差額記憶手段は、更に、担当部門の部門識別子を含む前記受注データを記憶し、前記受注実績出力手段は、前記部門識別子、前記指定月および前記指定期間を含む前記受注実績出力指示が入力された場合、前記差額記憶手段に記憶された前記差額データに基づいて、前記指定月に発生した前記受注差額、前記発注差額および前記利益差額、ならびに、前記指定期間に発生した前記受注差額の累積金額、前記発注差額の累積金額および前記利益差額の累積金額を前記担当部門別に出力させることを特徴とする。
また、本発明に係る販売管理装置は、前記差額記憶手段は、更に、取引先の取引先識別子を含む前記受注データを記憶し、前記受注実績出力手段は、前記取引先識別子、前記指定月および前記指定期間を含む前記受注実績出力指示が入力された場合、前記差額記憶手段に記憶された前記差額データに基づいて、前記指定月に発生した前記受注差額、前記発注差額および前記利益差額、ならびに、前記指定期間に発生した前記受注差額の累積金額、前記発注差額の累積金額および前記利益差額の累積金額を前記取引先別に出力させることを特徴とする。
また、本発明に係る販売管理装置は、前記受注実績出力手段は、更に、前記指定月における前記受注差額の予算および達成率、ならびに/または、前記指定期間における前記受注差額の累積金額の予算および達成率を出力させることを特徴とする。
また、本発明に係る販売管理装置は、前記受注実績出力手段は、更に、前記指定月における前記利益差額の予算および/もしくは当該予算に対する達成率、ならびに/または、前記指定期間における前記利益差額の累積金額の予算および/もしくは当該予算に対する達成率を出力させることを特徴とする。
また、本発明に係る販売管理装置は、前記受注実績出力手段は、更に、前記指定月における前記製品の利益率、ならびに/または、前記指定期間における前記製品の利益率を出力させることを特徴とする。
また、本発明に係る販売管理方法は、記憶部と制御部とを備えた販売管理装置に実行させるための販売管理方法であって、前記記憶部は、製品の受注日付、受注金額、発注金額および利益金額を含む受注データを記憶する受注記憶手段と、前記受注データが変更された変更月における変更日付、当該変更月における前記製品の受注金額と当該変更月の前月における受注金額との差額である受注差額、当該変更月における当該製品の発注金額と当該変更月の前月における発注金額との差額である発注差額、および、当該変更月における当該製品の利益金額と当該変更月の前月における利益金額との差額である利益差額を含む差額データを記憶する差額記憶手段と、を備え、前記制御部で実行させる、前記製品の新規受注指示が入力された場合、当該製品の受注日付、受注金額、発注金額および利益金額を含む受注データを前記受注記憶手段に登録し、当該受注日付を変更日付とし、当該受注金額を受注差額とし、当該発注金額を発注差額とし、当該利益金額を利益差額とした差額データを前記差額記憶手段に登録する新規登録ステップと、前記受注データの登録または前回の変更と同月において、当該受注データへの金額変更指示が入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、前記受注記憶手段に記憶された前記受注データに含まれる前記受注金額、前記発注金額および/または前記利益金額を置き換え、当該金額変更指示および前記差額記憶手段に前月までに登録された前記差額データに基づいて、前記同月に登録または変更された前記差額データに含まれる前記受注差額、前記発注差額および/または前記利益差額を置き換える同月変更ステップと、前記受注データの登録または前回の変更と異なる月において、当該受注データへの金額変更指示が入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、前記受注記憶手段に記憶された前記受注データに含まれる前記受注金額、前記発注金額および/または前記利益金額を置き換え、当該金額変更指示および前記差額記憶手段に前月までに登録された前記差額データに基づいて、新たな差額データを前記差額記憶手段に登録する異月変更ステップと、指定月および指定期間を含む受注実績出力指示が入力された場合、前記差額記憶手段に記憶された前記差額データに基づいて、前記指定月に発生した前記受注差額、前記発注差額および前記利益差額、ならびに/または、前記指定期間に発生した前記受注差額の累積金額、前記発注差額の累積金額および前記利益差額の累積金額を出力させる受注実績出力ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る販売管理プログラムは、記憶部と制御部とを備えた販売管理装置に実行させるための販売管理プログラムであって、前記記憶部は、製品の受注日付、受注金額、発注金額および利益金額を含む受注データを記憶する受注記憶手段と、前記受注データが変更された変更月における変更日付、当該変更月における前記製品の受注金額と当該変更月の前月における受注金額との差額である受注差額、当該変更月における当該製品の発注金額と当該変更月の前月における発注金額との差額である発注差額、および、当該変更月における当該製品の利益金額と当該変更月の前月における利益金額との差額である利益差額を含む差額データを記憶する差額記憶手段と、を備え、前記制御部において、前記製品の新規受注指示が入力された場合、当該製品の受注日付、受注金額、発注金額および利益金額を含む受注データを前記受注記憶手段に登録し、当該受注日付を変更日付とし、当該受注金額を受注差額とし、当該発注金額を発注差額とし、当該利益金額を利益差額とした差額データを前記差額記憶手段に登録する新規登録ステップと、前記受注データの登録または前回の変更と同月において、当該受注データへの金額変更指示が入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、前記受注記憶手段に記憶された前記受注データに含まれる前記受注金額、前記発注金額および/または前記利益金額を置き換え、当該金額変更指示および前記差額記憶手段に前月までに登録された前記差額データに基づいて、前記同月に登録または変更された前記差額データに含まれる前記受注差額、前記発注差額および/または前記利益差額を置き換える同月変更ステップと、前記受注データの登録または前回の変更と異なる月において、当該受注データへの金額変更指示が入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、前記受注記憶手段に記憶された前記受注データに含まれる前記受注金額、前記発注金額および/または前記利益金額を置き換え、当該金額変更指示および前記差額記憶手段に前月までに登録された前記差額データに基づいて、新たな差額データを前記差額記憶手段に登録する異月変更ステップと、指定月および指定期間を含む受注実績出力指示が入力された場合、前記差額記憶手段に記憶された前記差額データに基づいて、前記指定月に発生した前記受注差額、前記発注差額および前記利益差額、ならびに/または、前記指定期間に発生した前記受注差額の累積金額、前記発注差額の累積金額および前記利益差額の累積金額を出力させる受注実績出力ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、期間での受注発生額(期間発生額)、および、予想利益(期間発生額)を確認することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、納期のスパンが長い大型機器等の取引における受注実績および予想利益をユーザが正味把握しやすくなるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の概要を示す図である。 図2は、本実施形態の概要を示す図である。 図3は、販売管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本実施形態における販売管理装置の処理の一例を示すフロー図である。 図5は、本実施形態における帳票データの一例を示す図である。 図6は、本実施形態における帳票データの一例を示す図である。 図7は、本実施形態における帳票データの一例を示す図である。 図8は、本実施形態における帳票データの一例を示す図である。 図9は、本実施形態における帳票データの一例を示す図である。 図10は、本実施形態における帳票データの一例を示す図である。 図11は、本実施形態における実績問合せ画面の一例を示す図である。 図12は、本実施形態における営業月報の一例を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
本実施形態の概要について、図1および図2を参照して説明する。図1および図2は、本実施形態の概要を示す図である。
従来、大型機器製造業等の長期スパンで個別製造を行う業界においては、膨大な受注情報から毎月差額の計算を行い、表計算ソフトにて集計していた。そのため、従来は、担当者別または部門別の集計にも多大な時間および労力を費やしていた。
そこで、本実施形態においては、月単位で受注実績および予想利益がどのように変化していったかを把握できるようにしている。
例えば、図1に示すように、本実施形態においては、機器の発注に伴い、ユーザが新規の受注入力(登録)を実施した場合、当初の受注金額をその月の発生額として一旦確定させ、受注金額の差額も新規発生の為、全額差額として発生させる(ステップSA−1)。そして、図1に示すように、本実施形態においては、仕様変更等の受注金額の金額変更の発生に伴い、ユーザが受注入力を実施した場合、その伝票自体の受注金額および予想粗利の変更だけでなく、その変更差額も発生月の情報として集計する(ステップSA−2)。そして、図2に示すように、本実施形態においては、担当者別実績照会または営業管理月報により、期間での受注発生額および予想利益の確認をできるようにしている。
[2.構成]
本実施形態に係る販売管理装置100の構成の一例について、図3を参照して説明する。図3は、販売管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
販売管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、販売管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
販売管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。販売管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、販売管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、販売管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、受注ファイル106aと、差額ファイル106bとを備えている。
受注ファイル106aは、製品の受注日付、製品の受注金額、製品の発注金額および製品の利益金額(粗利金額)を含む受注データを記憶する。ここで、受注データは、製品の伝票番号(伝票No.)、製品の担当部門の部門識別子(部門名、および、部門コード(CD))、製品の担当者識別子(担当者名、および、担当者CD)、製品の取引先(得意先)の取引先識別子(取引先名、および、取引先CD)、製品の品番識別子(品番CD)、製品の品名、製品の受注数、および、製品の単価等を含んでいてもよい。
差額ファイル106bは、受注データが変更された変更月における変更日付(発生日付)、変更月における製品の受注金額と変更月の前月における受注金額との差額である受注差額、変更月における製品の発注金額と変更月の前月における発注金額との差額である発注差額、および、変更月における製品の利益金額と変更月の前月における利益金額との差額である利益差額を含む差額データを記憶する。ここで、差額データは、製品の伝票番号(伝票No.)、製品の担当部門の部門識別子(部門名、および、部門CD)、製品の担当者の担当者識別子(担当者名、および、担当者CD)、製品の取引先の取引先識別子(取引先名、および、取引先CD)、製品の品番識別子(品番CD)、および、製品の品名等を含んでいてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
制御部102は、販売管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、新規登録部102aと、同月変更部102bと、異月変更部102cと、受注実績出力部102dとを備えている。
新規登録部102aは、製品の新規受注指示が入力された場合、当該製品の受注日付、受注金額、発注金額および利益金額を含む受注データを受注ファイル106aに登録し、当該受注日付を変更日付とし、当該受注金額を受注差額とし、当該発注金額を発注差額とし、当該利益金額を利益差額とした差額データを差額ファイル106bに登録する。ここで、新規登録部102aは、製品の伝票番号、製品の部門識別子、製品の担当者識別子、製品の取引先識別子、製品の品番識別子、製品の品名、製品の受注数、および、製品の単価等を含む受注データを受注ファイル106aに登録してもよい。また、新規登録部102aは、製品の伝票番号、製品の部門識別子、製品の担当者識別子、製品の取引先の取引先識別子、製品の品番識別子、および、製品の品名等を含む差額データを差額ファイル106bに登録してもよい。
同月変更部102bは、受注データの登録または前回の変更と同月において、当該受注データへの金額変更指示が入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、受注ファイル106aに記憶された受注データに含まれる受注金額、発注金額および/または利益金額を置き換え、当該金額変更指示および差額ファイル106bに前月までに登録された差額データに基づいて、同月に登録または変更された差額データに含まれる受注差額、発注差額および/または利益差額を置き換える。ここで、同月変更部102bは、更に、当該金額変更指示に基づいて、同月に登録または変更された差額データに含まれる変更日付を置き換えてもよい。また、同月変更部102bは、更に、受注ファイル106aに記憶された受注データに含まれる単価を置き換えてもよい。
異月変更部102cは、受注データの登録または前回の変更と異なる月において、当該受注データへの金額変更指示が入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、受注ファイル106aに記憶された受注データに含まれる受注金額、発注金額および/または利益金額を置き換え、当該金額変更指示および差額ファイル106bに前月までに登録された差額データに基づいて、新たな差額データを差額ファイル106bに登録する。
受注実績出力部102dは、指定月および指定期間を含む受注実績出力指示が入力された場合、差額ファイル106bに記憶された差額データに基づいて、指定月に発生した受注差額、発注差額および利益差額、ならびに/または、指定期間に発生した受注差額の累積金額、発注差額の累積金額および利益差額の累積金額を出力させる。ここで、受注実績出力部102dは、担当者識別子、指定月および指定期間を含む受注実績出力指示が入力された場合、差額ファイル106bに記憶された差額データに基づいて、指定月に発生した受注差額、発注差額および利益差額、ならびに、指定期間に発生した受注差額の累積金額、発注差額の累積金額および利益差額の累積金額を担当者識別子別に出力させてもよい。また、受注実績出力部102dは、部門識別子、指定月および指定期間を含む受注実績出力指示が入力された場合、差額ファイル106bに記憶された差額データに基づいて、指定月に発生した受注差額、発注差額および利益差額、ならびに、指定期間に発生した受注差額の累積金額、発注差額の累積金額および利益差額の累積金額を担当部門別に出力させてもよい。また、受注実績出力部102dは、取引先識別子、指定月および指定期間を含む受注実績出力指示が入力された場合、差額ファイル106bに記憶された差額データに基づいて、指定月に発生した受注差額、発注差額および利益差額、ならびに、指定期間に発生した受注差額の累積金額、発注差額の累積金額および利益差額の累積金額を取引先別に出力させてもよい。また、受注実績出力部102dは、更に、指定月における受注差額の予算および達成率、ならびに/または、指定期間における受注差額の累積金額の予算および達成率を出力させてもよい。また、受注実績出力部102dは、更に、指定月における利益差額の予算および/もしくは当該予算に対する達成率、ならびに/または、指定期間における利益差額の累積金額の予算および/もしくは当該予算に対する達成率を出力させてもよい。また、受注実績出力部102dは、更に、指定月における製品の利益率、ならびに/または、指定期間における製品の利益率を出力させてもよい。また、受注実績出力部102dは、受注実績を出力装置114に表示させてもよい。また、受注実績出力部102dは、受注実績を出力装置114を介して印刷させてもよい。
[3.具体例]
本実施形態の具体例について、図4から図12を参照して説明する。
[受注差額管理処理]
ここで、図4を参照して、本実施形態における受注差額管理処理の一例について説明する。図4は、本実施形態における販売管理装置100の処理の一例を示すフロー図である。
図4に示すように、新規登録部102aは、3月に製品の新規の受注が発生したのに伴い、製品の新規受注指示がユーザにより入力装置112を介して入力された場合、当該製品の伝票No.(J001)、受注日付(2017/3/1)、部門CD(B001)、担当者CD(T001)、品番CD(A001)、品名(製品A)、受注数(1)、単価(¥400)、受注金額(¥400)、発注金額(¥320)および粗利金額(¥80)を含む受注データを受注ファイル106aに登録し、当該受注日付を変更日付(発生日付)とし、当該受注金額を受注差額とし、当該発注金額を発注差額とし、当該粗利金額を粗利差額とし、当該製品の伝票No.(J001)、部門CD(B001)、担当者CD(T001)、品番CD(A001)および品名(製品A)を含む差額データを差額ファイル106bに登録する(ステップSB−1)。
そして、同月変更部102bは、受注データの登録と同月の3月において、当該受注データへの単価の¥500への変更、受注金額の¥500への変更および発注金額の¥400への変更を指示する金額変更指示がユーザにより入力装置112を介して入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、受注ファイル106aに記憶された受注データに含まれる単価を¥500に置き換え、受注金額を¥500に置き換え、発注金額を¥400に置き換え、粗利金額を¥100に置き換え、当該金額変更指示および差額ファイル106bに前月までに登録された差額データ(データ無し)に基づいて、同月に登録された差額データに含まれる発生日付を2017/3/15に置き換え、受注差額を¥500に置き換え、発注差額を¥400に置き換え、粗利差額を¥100に置き換える(ステップSB−2)。
そして、異月変更部102cは、受注データの前回の変更と異なる月の4月において、当該受注データへの単価の¥700への変更、受注金額の¥700への変更および発注金額の¥560への変更を指示する金額変更指示がユーザにより入力装置112を介して入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、受注ファイル106aに記憶された受注データに含まれる単価を¥700に置き換え、受注金額を¥700に置き換え、発注金額を¥560に置き換え、粗利金額を¥140に置き換え、当該金額変更指示および差額ファイル106bに前月までに登録された差額データに基づいて、受注データが変更された発生日付(2017/4/1)、製品の伝票No.(J001)、部門CD(B001)、担当者CD(T001)、品番CD(A001)、品名(製品A)、受注差額(¥200)、発注差額(¥160)および粗利差額(¥40)を含む新たな差額データを差額ファイル106bに登録する(ステップSB−3)。
そして、異月変更部102cは、受注データの前回の変更と異なる月の6月において、当該受注データへの単価の¥600への変更、受注金額の¥600への変更および発注金額の¥480への変更を指示する金額変更指示がユーザにより入力装置112を介して入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、受注ファイル106aに記憶された受注データに含まれる単価を¥600に置き換え、受注金額を¥600に置き換え、発注金額を¥480に置き換え、粗利金額を¥120に置き換え、当該金額変更指示および差額ファイル106bに前月までに登録された差額データに基づいて、受注データが変更された発生日付(2017/6/1)、製品の伝票No.(J001)、部門CD(B001)、担当者CD(T001)、品番CD(A001)、品名(製品A)、受注差額(−¥100)、発注差額(−¥80)および粗利差額(−¥20)を含む新たな差額データを差額ファイル106bに登録する(ステップSB−4)。
そして、受注実績出力部102dは、指定月および指定期間を含む受注実績出力指示がユーザにより入力装置112を介して入力された場合、差額ファイル106bに記憶された差額データに基づいて、指定月に発生した受注差額、発注差額および利益差額、ならびに、指定期間に発生した受注差額の累積金額、発注差額の累積金額および利益差額の累積金額を出力装置114に表示させ(ステップSB−5)、処理を終了する。
ここで、図5から図10を参照して、本実施形態における受注実績出力の一例について説明する。図5から図10は、本実施形態における帳票データの一例を示す図である。
図5に示すように、図4に示す受注差額管理処理において、2017年3月1日〜2017年3月14日(金額修正前)に、2016年10月〜2017年3月が指定期間として入力された場合、本実施形態においては、差額ファイル106bに記憶された差額データに基づいて、当月(3月)の受注高(受注金額)が¥400と表示され、当月(3月)の発注高(発注金額)が¥320と表示され、当月(3月)の利益高(粗利金額)が¥80と表示され、累積(2016年10月〜2017年3月)の受注高(受注金額)が¥400と表示され、累積(2016年10月〜2017年3月)の発注高(発注金額)が¥320と表示され、累積(2016年10月〜2017年3月)の利益高(粗利金額)が¥80と表示される。
また、図6に示すように、図4に示す受注差額管理処理において、2017年3月15日〜2017年3月31日(金額修正後)に、2016年10月〜2017年3月が指定期間として入力された場合、本実施形態においては、差額ファイル106bに記憶された差額データに基づいて、当月(3月)の受注高(受注金額)が¥500と表示され、当月(3月)の発注高(発注金額)が¥400と表示され、当月(3月)の利益高(粗利金額)が¥100と表示され、累積(2016年10月〜2017年3月)の受注高(受注金額)が¥500と表示され、累積(2016年10月〜2017年3月)の発注高(発注金額)が¥400と表示され、累積(2016年10月〜2017年3月)の利益高(粗利金額)が¥100と表示される。
また、図7に示すように、図4に示す受注差額管理処理において、2017年4月に、2017年3月〜2017年4月(物件期間)が指定期間として入力された場合、本実施形態においては、差額ファイル106bに記憶された差額データに基づいて、当月(4月)の受注高(受注金額)が¥200と表示され、当月(4月)の発注高(発注金額)が¥160と表示され、当月(4月)の利益高(粗利金額)が¥40と表示され、累積(2017年3月〜2017年4月)の受注高(受注金額)が¥700と表示され、累積(2017年3月〜2017年4月)の発注高(発注金額)が¥560と表示され、累積(2017年3月〜2017年4月)の利益高(粗利金額)が¥140と表示される。
また、図8に示すように、図4に示す受注差額管理処理において、2017年4月に、2017年4月〜2017年9月(今期)が指定期間として入力された場合、本実施形態においては、差額ファイル106bに記憶された差額データに基づいて、当月(4月)の受注高(受注金額)が¥200と表示され、当月(4月)の発注高(発注金額)が¥160と表示され、当月(4月)の利益高(粗利金額)が¥40と表示され、累積(2017年4月〜2017年9月)の受注高(受注金額)が¥200と表示され、累積(2017年4月〜2017年9月)の発注高(発注金額)が¥160と表示され、累積(2017年4月〜2017年9月)の利益高(粗利金額)が¥40と表示される。
また、図9に示すように、図4に示す受注差額管理処理において、2017年6月に、2017年3月〜2017年6月(物件期間)が指定期間として入力された場合、本実施形態においては、差額ファイル106bに記憶された差額データに基づいて、当月(6月)の受注高(受注金額)が−¥100と表示され、当月(6月)の発注高(発注金額)が−¥80と表示され、当月(4月)の利益高(粗利金額)が−¥20と表示され、累積(2017年3月〜2017年6月)の受注高(受注金額)が¥600と表示され、累積(2017年3月〜2017年6月)の発注高(発注金額)が¥480と表示され、累積(2017年3月〜2017年6月)の利益高(粗利金額)が¥120と表示される。
また、図10に示すように、図4に示す受注差額管理処理において、2017年6月に、2017年4月〜2017年9月(今期)が指定期間として入力された場合、本実施形態においては、差額ファイル106bに記憶された差額データに基づいて、当月(6月)の受注高(受注金額)が−¥100と表示され、当月(6月)の発注高(発注金額)が−¥80と表示され、当月(4月)の利益高(粗利金額)が−¥20と表示され、累積(2017年4月〜2017年9月)の受注高(受注金額)が¥100と表示され、累積(2017年4月〜2017年9月)の発注高(発注金額)が¥80と表示され、累積(2017年4月〜2017年9月)の利益高(粗利金額)が¥20と表示される。
また、図11を参照して、本実施形態における受注実績出力の一例について説明する。図11は、本実施形態における実績問合せ画面の一例を示す図である。
図11に示すように、本実施形態においては、2017年6月30日に、2017年3月〜2017年6月が指定期間として入力され、部門別集計が選択された場合、本社営業部、京都営業部および大阪営業部の部門別に、当月に発生または増減した受注金額が表示され(A)、指定期間に発生または増減した受注金額が表示される(B)。
また、図12を参照して、本実施形態における受注実績出力の一例について説明する。図12は、本実施形態における営業月報の一例を示す図である。
図12に示すように、本実施形態においては、2017年6月30日に、2017年3月〜2017年6月が指定期間として入力され、大阪営業所の第一営業部について、得意先別集計が選択された場合、得意先(O商事)別に、当月に発生または増減した受注高、利益高および発注高を上段に示し、当月を含む期間に発生または増減した受注高、利益高および発注高を下段に示した2017年6月の営業月報が発行される。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、販売管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、販売管理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて販売管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、販売管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、販売管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、販売管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、大型機器製造業等の製造業において有用である。
100 販売管理装置
102 制御部
102a 新規登録部
102b 同月変更部
102c 異月変更部
102d 受注実績出力部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 受注ファイル
106b 差額ファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (9)

  1. 記憶部と制御部とを備えた販売管理装置であって、
    前記記憶部は、
    製品の受注日付、受注金額、発注金額および利益金額を含む受注データを記憶する受注記憶手段と、
    前記受注データが変更された変更月における変更日付、当該変更月における前記製品の受注金額と当該変更月の前月における受注金額との差額である受注差額、当該変更月における当該製品の発注金額と当該変更月の前月における発注金額との差額である発注差額、および、当該変更月における当該製品の利益金額と当該変更月の前月における利益金額との差額である利益差額を含む差額データを記憶する差額記憶手段と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記製品の新規受注指示が入力された場合、当該製品の受注日付、受注金額、発注金額および利益金額を含む受注データを前記受注記憶手段に登録し、当該受注日付を変更日付とし、当該受注金額を受注差額とし、当該発注金額を発注差額とし、当該利益金額を利益差額とした差額データを前記差額記憶手段に登録する新規登録手段と、
    前記受注データの登録または前回の変更と同月において、当該受注データへの金額変更指示が入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、前記受注記憶手段に記憶された前記受注データに含まれる前記受注金額、前記発注金額および/または前記利益金額を置き換え、当該金額変更指示および前記差額記憶手段に前月までに登録された前記差額データに基づいて、前記同月に登録または変更された前記差額データに含まれる前記受注差額、前記発注差額および/または前記利益差額を置き換える同月変更手段と、
    前記受注データの登録または前回の変更と異なる月において、当該受注データへの金額変更指示が入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、前記受注記憶手段に記憶された前記受注データに含まれる前記受注金額、前記発注金額および/または前記利益金額を置き換え、当該金額変更指示および前記差額記憶手段に前月までに登録された前記差額データに基づいて、新たな差額データを前記差額記憶手段に登録する異月変更手段と、
    指定月および指定期間を含む受注実績出力指示が入力された場合、前記差額記憶手段に記憶された前記差額データに基づいて、前記指定月に発生した前記受注差額、前記発注差額および前記利益差額、ならびに/または、前記指定期間に発生した前記受注差額の累積金額、前記発注差額の累積金額および前記利益差額の累積金額を出力させる受注実績出力手段と、
    を備えたことを特徴とする販売管理装置。
  2. 前記差額記憶手段は、
    更に、担当者の担当者識別子を含む前記受注データを記憶し、
    前記受注実績出力手段は、
    前記担当者識別子、前記指定月および前記指定期間を含む前記受注実績出力指示が入力された場合、前記差額記憶手段に記憶された前記差額データに基づいて、前記指定月に発生した前記受注差額、前記発注差額および前記利益差額、ならびに、前記指定期間に発生した前記受注差額の累積金額、前記発注差額の累積金額および前記利益差額の累積金額を前記担当者別に出力させることを特徴とする請求項1に記載の販売管理装置。
  3. 前記差額記憶手段は、
    更に、担当部門の部門識別子を含む前記受注データを記憶し、
    前記受注実績出力手段は、
    前記部門識別子、前記指定月および前記指定期間を含む前記受注実績出力指示が入力された場合、前記差額記憶手段に記憶された前記差額データに基づいて、前記指定月に発生した前記受注差額、前記発注差額および前記利益差額、ならびに、前記指定期間に発生した前記受注差額の累積金額、前記発注差額の累積金額および前記利益差額の累積金額を前記担当部門別に出力させることを特徴とする請求項1に記載の販売管理装置。
  4. 前記差額記憶手段は、
    更に、取引先の取引先識別子を含む前記受注データを記憶し、
    前記受注実績出力手段は、
    前記取引先識別子、前記指定月および前記指定期間を含む前記受注実績出力指示が入力された場合、前記差額記憶手段に記憶された前記差額データに基づいて、前記指定月に発生した前記受注差額、前記発注差額および前記利益差額、ならびに、前記指定期間に発生した前記受注差額の累積金額、前記発注差額の累積金額および前記利益差額の累積金額を前記取引先別に出力させることを特徴とする請求項1に記載の販売管理装置。
  5. 前記受注実績出力手段は、
    更に、前記指定月における前記受注差額の予算および達成率、ならびに/または、前記指定期間における前記受注差額の累積金額の予算および達成率を出力させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の販売管理装置。
  6. 前記受注実績出力手段は、
    更に、前記指定月における前記利益差額の予算および/もしくは当該予算に対する達成率、ならびに/または、前記指定期間における前記利益差額の累積金額の予算および/もしくは当該予算に対する達成率を出力させることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の販売管理装置。
  7. 前記受注実績出力手段は、
    更に、前記指定月における前記製品の利益率、ならびに/または、前記指定期間における前記製品の利益率を出力させることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の販売管理装置。
  8. 記憶部と制御部とを備えた販売管理装置に実行させるための販売管理方法であって、
    前記記憶部は、
    製品の受注日付、受注金額、発注金額および利益金額を含む受注データを記憶する受注記憶手段と、
    前記受注データが変更された変更月における変更日付、当該変更月における前記製品の受注金額と当該変更月の前月における受注金額との差額である受注差額、当該変更月における当該製品の発注金額と当該変更月の前月における発注金額との差額である発注差額、および、当該変更月における当該製品の利益金額と当該変更月の前月における利益金額との差額である利益差額を含む差額データを記憶する差額記憶手段と、
    を備え、
    前記制御部で実行させる、
    前記製品の新規受注指示が入力された場合、当該製品の受注日付、受注金額、発注金額および利益金額を含む受注データを前記受注記憶手段に登録し、当該受注日付を変更日付とし、当該受注金額を受注差額とし、当該発注金額を発注差額とし、当該利益金額を利益差額とした差額データを前記差額記憶手段に登録する新規登録ステップと、
    前記受注データの登録または前回の変更と同月において、当該受注データへの金額変更指示が入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、前記受注記憶手段に記憶された前記受注データに含まれる前記受注金額、前記発注金額および/または前記利益金額を置き換え、当該金額変更指示および前記差額記憶手段に前月までに登録された前記差額データに基づいて、前記同月に登録または変更された前記差額データに含まれる前記受注差額、前記発注差額および/または前記利益差額を置き換える同月変更ステップと、
    前記受注データの登録または前回の変更と異なる月において、当該受注データへの金額変更指示が入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、前記受注記憶手段に記憶された前記受注データに含まれる前記受注金額、前記発注金額および/または前記利益金額を置き換え、当該金額変更指示および前記差額記憶手段に前月までに登録された前記差額データに基づいて、新たな差額データを前記差額記憶手段に登録する異月変更ステップと、
    指定月および指定期間を含む受注実績出力指示が入力された場合、前記差額記憶手段に記憶された前記差額データに基づいて、前記指定月に発生した前記受注差額、前記発注差額および前記利益差額、ならびに/または、前記指定期間に発生した前記受注差額の累積金額、前記発注差額の累積金額および前記利益差額の累積金額を出力させる受注実績出力ステップと、
    を含むことを特徴とする販売管理方法。
  9. 記憶部と制御部とを備えた販売管理装置に実行させるための販売管理プログラムであって、
    前記記憶部は、
    製品の受注日付、受注金額、発注金額および利益金額を含む受注データを記憶する受注記憶手段と、
    前記受注データが変更された変更月における変更日付、当該変更月における前記製品の受注金額と当該変更月の前月における受注金額との差額である受注差額、当該変更月における当該製品の発注金額と当該変更月の前月における発注金額との差額である発注差額、および、当該変更月における当該製品の利益金額と当該変更月の前月における利益金額との差額である利益差額を含む差額データを記憶する差額記憶手段と、
    を備え、
    前記制御部において、
    前記製品の新規受注指示が入力された場合、当該製品の受注日付、受注金額、発注金額および利益金額を含む受注データを前記受注記憶手段に登録し、当該受注日付を変更日付とし、当該受注金額を受注差額とし、当該発注金額を発注差額とし、当該利益金額を利益差額とした差額データを前記差額記憶手段に登録する新規登録ステップと、
    前記受注データの登録または前回の変更と同月において、当該受注データへの金額変更指示が入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、前記受注記憶手段に記憶された前記受注データに含まれる前記受注金額、前記発注金額および/または前記利益金額を置き換え、当該金額変更指示および前記差額記憶手段に前月までに登録された前記差額データに基づいて、前記同月に登録または変更された前記差額データに含まれる前記受注差額、前記発注差額および/または前記利益差額を置き換える同月変更ステップと、
    前記受注データの登録または前回の変更と異なる月において、当該受注データへの金額変更指示が入力された場合、当該金額変更指示に基づいて、前記受注記憶手段に記憶された前記受注データに含まれる前記受注金額、前記発注金額および/または前記利益金額を置き換え、当該金額変更指示および前記差額記憶手段に前月までに登録された前記差額データに基づいて、新たな差額データを前記差額記憶手段に登録する異月変更ステップと、
    指定月および指定期間を含む受注実績出力指示が入力された場合、前記差額記憶手段に記憶された前記差額データに基づいて、前記指定月に発生した前記受注差額、前記発注差額および前記利益差額、ならびに/または、前記指定期間に発生した前記受注差額の累積金額、前記発注差額の累積金額および前記利益差額の累積金額を出力させる受注実績出力ステップと、
    を実行させるための販売管理プログラム。
JP2017134049A 2017-07-07 2017-07-07 販売管理装置、販売管理方法、および、販売管理プログラム Active JP6927771B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017134049A JP6927771B2 (ja) 2017-07-07 2017-07-07 販売管理装置、販売管理方法、および、販売管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017134049A JP6927771B2 (ja) 2017-07-07 2017-07-07 販売管理装置、販売管理方法、および、販売管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019016234A true JP2019016234A (ja) 2019-01-31
JP6927771B2 JP6927771B2 (ja) 2021-09-01

Family

ID=65356898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017134049A Active JP6927771B2 (ja) 2017-07-07 2017-07-07 販売管理装置、販売管理方法、および、販売管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6927771B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7458256B2 (ja) 2020-03-04 2024-03-29 株式会社オービック 在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07225751A (ja) * 1994-02-10 1995-08-22 Sofuto Banku Kk 経営管理システムおよびその表示方法
JP2003044645A (ja) * 2001-08-01 2003-02-14 Nishimatsu Constr Co Ltd 原価管理装置、原価管理方法、記録媒体、およびプログラム
US20030050818A1 (en) * 2001-09-07 2003-03-13 Tomoko Maie Production managing system
JP2003076845A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Nishimatsu Constr Co Ltd 原価管理装置および記録媒体
JP2006277248A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Nec Corp 受注高推移予測方法、装置、およびプログラム
JP2006323495A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Nissei Eco Co Ltd 業務実績解析及び人事評価管理システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07225751A (ja) * 1994-02-10 1995-08-22 Sofuto Banku Kk 経営管理システムおよびその表示方法
JP2003044645A (ja) * 2001-08-01 2003-02-14 Nishimatsu Constr Co Ltd 原価管理装置、原価管理方法、記録媒体、およびプログラム
JP2003076845A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Nishimatsu Constr Co Ltd 原価管理装置および記録媒体
US20030050818A1 (en) * 2001-09-07 2003-03-13 Tomoko Maie Production managing system
JP2003091661A (ja) * 2001-09-17 2003-03-28 Hitachi Ltd 生産管理システム
JP2006277248A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Nec Corp 受注高推移予測方法、装置、およびプログラム
JP2006323495A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Nissei Eco Co Ltd 業務実績解析及び人事評価管理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7458256B2 (ja) 2020-03-04 2024-03-29 株式会社オービック 在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6927771B2 (ja) 2021-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7046143B2 (ja) 債権債務管理装置、債権債務管理方法、および、債権債務管理プログラム
JP6881930B2 (ja) プロジェクト会計管理装置、プロジェクト会計管理方法、及び、プロジェクト会計管理プログラム
JP2019139388A (ja) 仕掛自動振替装置、仕掛自動振替方法、及び仕掛自動振替プログラム
JP6827837B2 (ja) プロジェクト別債権管理装置、プロジェクト別債権管理方法、および、プロジェクト別債権管理プログラム
JP7389849B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2018156406A (ja) 売上データ作成装置、売上データ作成方法および売上データ作成プログラム
JP2018055265A (ja) 費用算出装置、費用算出方法および費用算出プログラム
JP6927771B2 (ja) 販売管理装置、販売管理方法、および、販売管理プログラム
JP7025854B2 (ja) 粗利計算装置、粗利計算方法および粗利計算プログラム
JP7104520B2 (ja) 源泉税関連業務支援装置、源泉税関連業務支援方法、および源泉税関連業務支援プログラム
JP6653604B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2016091384A (ja) 情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法
JP7324162B2 (ja) 原価出力装置、原価出力方法、及び原価出力プログラム
JP2019113965A (ja) 融資管理装置、融資管理方法、及び融資管理プログラム
JP2019121197A (ja) 仕掛自動振替装置、仕掛自動振替方法、及び仕掛自動振替プログラム
JP7237677B2 (ja) 業務支援装置、業務支援プログラムおよび業務支援方法
JP7470000B2 (ja) 損益管理シミュレーション装置、損益管理シミュレーション方法、及び損益管理シミュレーションプログラム
JP7183034B2 (ja) 単価管理装置、単価管理方法、及び単価管理プログラム
JP2018156282A (ja) プロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、及びプロジェクト管理プログラム
JP7257766B2 (ja) 製品損益管理装置、製品損益管理方法、及び製品損益管理プログラム
JP2017174136A (ja) 情報管理装置、情報管理方法、及び情報管理プログラム。
JP2023142003A (ja) 原価振替装置、原価振替方法、及び原価振替プログラム
JP2022073634A (ja) 請求書発行装置、請求書発行方法および請求書発行プログラム
JP2024004067A (ja) 見積承認装置、見積承認方法および見積承認プログラム
JP2024015863A (ja) 売上計上装置、売上計上方法、および、売上計上プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6927771

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150