JP2023142003A - 原価振替装置、原価振替方法、及び原価振替プログラム - Google Patents

原価振替装置、原価振替方法、及び原価振替プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】分割完成品に対して、標準原価をベースに原価を振替することで、原価把握の早期化を可能にすることが可能な原価振替装置を提供すること。【解決手段】本実施の形態に係る原価振替装置は、製造対象の製品について、原価の費目毎に、1個当たりの標準原価を登録した標準原価マスタと、製品が完成した際に、前記製番情報の完成数を更新する機番処理手段と、原価が発生する毎に、前記製番原価集計データの当該費目の累計発生額及び仕掛残額を更新する原価発生処理手段と、前記製番情報の完成数が更新された際に、前記手配数>前記完成数の場合は、原価の費目毎に、前記標準原価マスタの標準原価×今回の完成数で振替額を計算して、計算した振替額を振替金額として今回の完成品に振り替え、前記製番原価集計データの完成振替額を当該振替金額で更新し、仕掛残額を累計発生額-完成振替額で更新する原価計算手段と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、原価振替装置、原価振替方法、及び原価振替プログラムに関する。
例えば、製造業において個別原価管理している場合に、多数の原価明細が発生し1個当たりの実際原価を計算することが難しいため、製品の手配数のうちの一部の台数の製品が完成した場合(以下、「分割完成」という)に、分割完成品に対する「仕掛原価」から「完成原価」への振替額について、分割相当分の原価把握が困難になるケースが多い。従来、「仕掛原価」を「完成原価」に振り替えるシステムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2016-131015号公報
しかしながら、特許文献1では、製品を個別原価管理している場合において、分割完成品に対して、標準原価をベースに原価を振替することで、振替額の精度向上及び振替額を早期に把握できるようにして原価把握の早期化を可能にすることに関して何ら記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、製品を個別原価管理している場合において、分割完成品に対して、標準原価をベースに原価を振替することで、振替額の精度向上及び振替額を早期に把握できるようにして原価把握の早期化を可能にすることが可能な原価振替装置、原価振替方法、及び原価振替プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備え、製品を個別原価管理するための原価振替装置であって、前記制御部は、製造対象の製品について、原価の費目毎に、1個当たりの標準原価を登録した標準原価マスタと、製番、手配数、完成数を含む製番情報と、製番、原価の費目、累計発生額、完成振替額、仕掛残額を含む製番原価集計データと、にアクセス可能に構成されており、製品が完成した際に、前記製番情報の完成数を更新する製番処理手段と、原価が発生する毎に、前記製番原価集計データの当該費目の累計発生額及び仕掛残額を更新する原価発生処理手段と、前記製番情報の完成数が更新された際に、前記手配数>前記完成数の場合は、原価の費目毎に、前記標準原価マスタの標準原価×今回の完成数で振替額を計算して、計算した振替額を振替金額として今回の完成品に振り替え、前記製番原価集計データの完成振替額を当該振替金額で更新し、仕掛残額を累計発生額-完成振替額で更新する原価計算手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記原価計算手段は、前記標準原価マスタの標準原価×今回の完成数>前記製番原価集計データの仕掛残額の場合は、仕掛残額を振替金額として今回の完成品に振り替えることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記原価計算手段は、前記手配数=前記完成数の場合は、原価の費目毎に、前記製番原価集計データの仕掛残額の全額を今回の完成品に振り替えることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記原価の費目は、材料費、外注費、及び労務費を含むことにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記製品は、大型機械を含むことにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置で実行される原価振替方法であって、前記制御部は、製造対象の製品について、原価の費目毎に、1個当たりの標準原価を登録した標準原価マスタと、製番、手配数、完成数を含む製番情報と、製番、原価の費目、累計発生額、完成振替額、仕掛残額を含む製番原価集計データと、にアクセス可能に構成されており、前記制御部において実行される、製品が完成した際に、前記製番情報の完成数を更新する製番処理工程と、原価が発生する毎に、前記製番原価集計データの当該費目の累計発生額及び仕掛残額を更新する原価発生処理工程と、前記製番情報の完成数が更新された際に、前記手配数>前記完成数の場合は、原価の費目毎に、前記標準原価マスタの標準原価×今回の完成数で振替額を計算して、計算した振替額を振替金額として今回の完成品に振り替え、前記製番原価集計データの完成振替額を当該振替金額で更新し、仕掛残額を累計発生額-完成振替額で更新する原価計算工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置が実行するための原価振替プログラムであって、前記制御部は、製造対象の製品について、原価の費目毎に、1個当たりの標準原価を登録した標準原価マスタと、製番、手配数、完成数を含む製番情報と、製番、原価の費目、累計発生額、完成振替額、仕掛残額を含む製番原価集計データと、にアクセス可能に構成されており、前記制御部において、製品が完成した際に、前記製番情報の完成数を更新する製番処理工程と、原価が発生する毎に、前記製番原価集計データの当該費目の累計発生額及び仕掛残額を更新する原価発生処理工程と、前記製番情報の完成数が更新された際に、前記手配数>前記完成数の場合は、原価の費目毎に、前記標準原価マスタの標準原価×今回の完成数で振替額を計算して、計算した振替額を振替金額として今回の完成品に振り替え、前記製番原価集計データの完成振替額を当該振替金額で更新し、仕掛残額を累計発生額-完成振替額で更新する原価計算工程と、を実行させるための原価振替プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、製品を個別原価管理している場合において、分割完成品に対して、標準原価をベースに原価を振替することで、振替額の精度向上及び振替額を早期に把握できるようにして原価把握の早期化を実現することが可能になるという効果を奏する。
図1は、「仕掛原価→完成原価」への振替額を説明するための図である。 図2は、本実施の形態に係る原価振替装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、標準原価マスタの構成例を示す図である。 図4は、本実施形態に係る原価振替装置の全体の処理の一例を示すフロー図である。 図5は、本実施形態に係る原価振替装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図6は、本実施形態に係る原価振替装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図7は、本実施形態に係る原価振替装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図8は、本実施形態に係る原価振替装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図9は、本実施形態に係る原価振替装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図10は、本実施形態に係る原価振替装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図11は、本実施形態に係る原価振替装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
例えば、個別原価管理をしている製造業において、個別原価管理番号(以下「製番」と称する)にて分割完成があった場合に、「仕掛原価→完成原価」への振替額について、分割相当分の原価把握が困難になるケースが多い。
図1は、「仕掛原価→完成原価」への振替額を説明するための図である。以下の説明では、金額の単位は全て「千円」とし、その表記を省略する。図1に示す例では、製番「S001」について、手配数「10個」のうち、完成数「7個」の場合の振替を説明する。材料費「1,000」は、全手配数分購入済みのため、7個の完成分のみ振り替える。外注費「700」は、完成した7個分のみ発生しているので、全額振り替える。労務費「140」は、全てに対してかかっているため、7個の完成分のみ振り替える。
このように、実態で振替をしようとすると、1明細ずつ正確に把握する必要があり、困難であり、分割完成時の完成原価把握については、実態で振替をするにはかなりの労力が発生する。
そこで、本実施の形態では、分割完成時には、予め設定されている「標準原価」をベースに振替を行い、完納時には、残額の振替ができるようにすることにより、標準原価をベースに振替をすることで振替額の精度を向上させると共に、振替額を早期に把握できるようにすることで原価把握の早期化を可能とする。なお、振替時に標準原価>実際原価となる場合には、仕掛がマイナスになってしまうため、「実際原価」での振替とする。
本発明の原価管理装置は、例えば、大型機械等の各種製品を製造する製造業等に好適に適用可能である。
[2.構成]
図2を参照して、本実施形態に係る原価振替装置100の構成の一例について説明する。図2は、原価振替装置100の構成の一例を示すブロック図である。
原価振替装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、原価振替装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
原価振替装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。原価振替装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置及び専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、原価振替装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、原価振替装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
入出力インターフェース部108には、入力装置112及び出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及び、マイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112又はマウス112として記載する場合がある。また、モニタ114に情報を表示して、ユーザが入力装置112を操作すること等を、「UIを介したユーザ操作」と記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、及びファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、標準原価マスタ106a、データファイル106b等を備えている。図3は、標準原価マスタ106aの構成例を示す図である。
標準原価マスタ106aは、原価の費目毎の標準原価の振替を行うためのマスタであり、図3に示すように、品目(製品)(コード及び/又は名称)、原価の費目、製品1個当たりの標準原価を関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。
データファイル106cは、製番情報、製番原価集計データ等の各種データを格納するためのファイルである。
製番情報は、製番、品目コード、手配数、完成数を含んでいてもよい。完成数は、製品が完成した際に例えば月単位で更新される。本実施の形態では、例えば、製品が大型機械で、製造に時間がかかるため、手配数分同時に完成するのではなく、分割して完成する場合を想定している(例えば、手配数=10に対して、例えば月単位で6個、3個、1個が順に完成する場合を想定している。)。
製番原価集計データは、製番原価集計データは、製番、原価の費目、累計発生額、完成振替額、仕掛残額を含んでいてもよい。原価の費目は、例えば、材料費、外注費、労務費等である。累計発生額は、発生原価を累積した額である。完成振替額は、完成した製品に振り替えた原価の振替額である。仕掛残額は、累計発生額-完成振替額で算出される。
図2に戻り、制御部102は、原価振替装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、記憶部106に格納されている、標準原価マスタ106a、データファイル106b等にアクセス可能に構成されている。なお、標準原価マスタ106a、データファイル106bdは、他の場所(例えば、サーバ200)に設けられていてもよく、制御部102がアクセス可能な構成であればよい。
制御部102は、機能概念的に、マスタメンテ部102aと、製番処理部102bと、原価発生処理部102cと、原価計算処理部102dと、画面表示制御部102eと、を備えている。
マスタメンテ部102hは、例えば、モニタ114に表示される不図示のマスタメンテ画面上でのオペレータの操作等に応じて、標準原価マスタ106aに対して、データの入力・追加・変更・更新等の設定を行う。
製番処理部102bは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、製番、手配数、完成数を含む製番情報を作成してデータファイル106bに登録し、また、製品が完成する毎に製番情報の完成数を更新する。
原価発生処理部102cは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、対象の製番について、原価の費目毎に、発生した原価の累計発生額、完成振替額、仕掛残額を含む製番原価集計データを生成して、データファイル106bに登録し、また、原価が発生する毎に、発生原価を当該費目の累計発生額及び仕掛残額に累計(更新)する。
原価計算処理部102dは、製番情報の完成数が更新された際に、手配数>完成数の場合、すなわち、分割完成の場合は、原価の費目毎に、標準原価マスタ106aの標準原価×今回の完成数で振替額を計算して、計算した振替額を振替金額として今回の完成品に振り替え、製番原価集計データの完成振替額を当該振替金額で更新し、仕掛残額を累計発生額-完成振替額で更新する。
原価計算処理部102dは、標準原価マスタ106aの標準原価×今回の完成数>製番原価集計データの仕掛残額の場合は、仕掛残額を振替金額として今回の完成品に振り替えることにしてもよい。
原価計算処理部102dは、手配数=完成数の場合、すなわち、完納の場合は、原価の費目毎に、製番原価集計データの仕掛残額の全額を今回の完成品に振り替えることにしてもよい。
画面表示制御部102eは、モニタ114に表示する各種画面(例えば、入力画面等)の表示及びその入力を制御する。
[3.具体例]
図2~図11を参照して、本実施の形態における原価振替装置100の制御部102の処理の具体例について説明する。
(3-1.全体の処理)
図4は、本実施の形態における原価振替装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明するためのフローを示す図である。
図4を参照して、本実施の形態における原価振替装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明する。図4において、マスタメンテ部102aは、マスタメンテ処理を実行する(ステップS1)。具体的には、マスタメンテ処理では、マスタメンテ部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示のマスタメンテ画面上でのオペレータの操作等に応じて、標準原価マスタ106aに対してデータの設定を行う。
製番処理部102bは、製番処理を実行する(ステップS2)。具体的には、製番処理では、製番処理部102bは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、製番、手配数、完成数を含む製番情報を作成してデータファイル106bに登録し、また、製品が完成する毎に製番情報の完成数を更新する。
原価発生処理部102cは、原価発生処理を実行する(ステップS3)。具体的には、原価発生処理では、原価発生処理部102cは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、対象の製番について、原価の費目毎に、発生した原価の累計発生額、完成振替額、仕掛残額を含む製番原価集計データを生成して、データファイル106bに登録し、また、原価が発生する毎に、発生原価を当該費目の累計発生額及び仕掛残額に累計(更新)する。
原価計算処理部102dは、原価計算処理を実行する(ステップS4)。具体的には、原価発生処理では、原価計算処理部102dは、製番情報の完成数が更新された際に、手配数>完成数の場合、すなわち、分割完成の場合は、原価の費目毎に、標準原価マスタ106aの標準原価×今回の完成数で振替額を計算して、計算した振替額を振替金額として今回の完成品に振り替え、製番原価集計データの完成振替額を当該振替金額で更新し、仕掛残額を累計発生額-完成振替額で更新する。
原価計算処理部102dは、標準原価マスタ106aの標準原価×今回の完成数>製番原価集計データの仕掛残額の場合は、仕掛残額を振替金額として今回の完成品に振り替えることにしてもよい。
原価計算処理部102dは、手配数=完成数の場合、すなわち、完納の場合は、原価の費目毎に、製番原価集計データの仕掛残額の全額を今回の完成品に振り替えることにしてもよい。
(3-2.サンプルデータ)
図5~図11は、本実施の形態における原価振替装置100の制御部102の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。図5~図11を参照して、本実施の形態における原価振替装置100の制御部102の処理の具体例を説明する。
図5(A)は、製番情報のデータ例を示している。製番情報は、製番、品目コード、手配数、完成数の項目を備えている。図5(A)に示す例では、製番「S001」、品目コード「H001」、手配数「10」、完成数「0」となっている。
図5(B)は、製番原価集計データのデータ例を示している。製番原価集計データは、
製番、費目、累計発生額、完成振替額、仕掛残額の項目を備えている。図5(B)に示す例では、1行目は、製番「S001」、費目「材料費」、累計発生額「3,000」、完成振替額「0」、仕掛残額「3,000」、2行目は、製番「S001」、費目「外注費」、累計発生額「1,800」、完成振替額「0」、仕掛残額「1,800」、3行目は、製番「S001」、費目「労務費」、累計発生額「800」、完成振替額「0」、仕掛残額「800」、4行目は、製番「S001」、費目「間接費」、累計発生額「600」、完成振替額「0」、仕掛残額「600」となっている。
図5(C)は、標準原価マスタ106aのデータ例を示している。標準原価マスタ106aは、品目、原価の費目、品目1個当たりの標準原価の項目を備えている。図5(C)に示す例では、1行目は、品目「H001」、費目「材料費」、標準原価「400」、2行目は、品目「H001」、費目「外注費」、標準原価「200」、3行目は、品目「H001」、費目「労務費」、標準原価「180」、4行目は、品目「H001」、費目「間接費」、標準原価「50」となっている。
分割完成と完納の判断について説明する。原価計算処理(S4)にて、製番情報の該当製番の「手配数」と「完成数」の比較を行う。「手配数=完成数(累計)」の場合は、仕掛残額を完成原価として扱う。「手配数>完成数(累計)」の場合は、標準原価マスタ106aの標準原価×完成数(当月(今回)の完成分)を採用する。なお、「標準原価×完成数」>仕掛残額の場合は仕掛残額を採用する。
(1.製番「S001」について、6個完成した場合)
図6及び図7を参照して、製番「S001」について、6個完成した場合(分割完成)を説明する。
図6(A)は、製番情報のデータ例を示している。「手配数「10」>完成数(累計)「6」」のため、分割完成扱いとする。
標準原価マスタ106aを使用して振替額を計算する。図6(B)は、標準原価マスタ106aを使用した振替額の計算を説明するための図である。「材料費」の振替額の計算値は、標準原価マスタ106aの標準原価「400」×今回の完成数「6」=「2,400」となる。「外注費」の振替額の計算値は、標準原価マスタ106aの標準原価「200」×今回の完成数「6」=「1,200」となる。「労務費」の振替額の計算値は、標準原価マスタ106aの標準原価「180」×今回の完成数「6」=「1,080」となる。「間接費」の振替額の計算値は、標準原価マスタ106aの標準原価「50」×今回の完成数「6」=「300」となる。
標準原価マスタ106aを使用して計算した振替額と、製番原価集計データの仕掛残額を比較する。図7(A)は、標準原価マスタ106aを使用して計算した振替額と、製番原価集計データの仕掛残額の比較を説明するための図である。
図7(A)に示すように、「材料費」については、仕掛残額「3,000」>計算した振替額「2,400」であるので、計算した振替額「2,400」を振替金額として今回の完成品(6個)に振り替える。「外注費」については、仕掛残額「1,800」>計算した振替額「1,200」であるので、計算した振替額「1,200」を振替金額として、今回の完成品に振り替える。
「労務費」については、仕掛残額「800」≦計算した振替額「1,080」であるので、仕掛残額「800」を振替金額として今回の完成品に振り替える。「間接費」については、仕掛残額「600」>計算した振替額「300」であるので、計算した振替額「300」を振替金額として今回の完成品に振り替える。
振替後、製番原価集計データの完成振替額と仕掛残額を更新する。図7(B)は、振替後の製番原価集計データの完成振替額と仕掛残の更新を説明するための図である。完成振替額を振替金額で更新する。仕掛残額を累計発生額-完成振替額に更新する。
図7(B)に示すように、「材料費」の完成振替額を「2,400」に、仕掛残額を、累計発生額「3,000」-完成振替額「2,400」=「600」に更新する。「外注費」の完成振替額を「1,200」に、仕掛残額を、累計発生額「3,000」-完成振替額「2,400」=「600」に更新する。
「労務費」の完成振替額を「800」に、仕掛残額を、累計発生額「800」-完成振替額「800」=「0」に更新する。「間接費」の完成振替額を「300」に、仕掛残額を、累計発生額「600」-完成振替額「300」=「300」に更新する。
(2.製番「S001」について、さらに3個完成した場合)
図8及び図9を参照して、製番「S001」について、さらに3個完成した場合(分割完成)を説明する。
図8(A)は、製番情報のデータ例を示している。製番情報の完成数が「9」に更新されている。「手配数「10」>完成数(累計)「9」」のため、分割完成扱いとする。
図8(B)は、原価が追加発生して、更新された製番原価集計データのデータ例を示している。「材料費」については、「1000」追加発生しており、累計発生額「4,000」、仕掛残額「1,600」に更新されている。「外注費」については、追加発生が「0」となっている。
「労務費」については、「300」追加発生しており、累計発生額「1,100」、仕掛残額「300」に更新されている。「間接費」については、「50」追加発生しており、累計発生額「650」、仕掛残額「350」に更新されている。
標準原価マスタ106aを使用して振替額を計算する。図8(C)は、標準原価マスタ106aを使用した振替額の計算を説明するための図である。「材料費」の振替額の計算値は、標準原価マスタ106aの標準原価「400」×今回の完成数「3」=「1,200」となる。「外注費」の振替額の計算値は、標準原価マスタ106aの標準原価「200」×今回の完成数「3」=「600」となる。
「労務費」の振替額の計算値は、標準原価マスタ106aの標準原価「180」×今回の完成数「3」=「540」となる。「間接費」の振替額の計算値は、標準原価マスタ106aの標準原価「50」×今回完成数「3」=「150」となる。
標準原価マスタ106aを使用して計算した振替額と、製番原価集計データの仕掛残額を比較する。図9(A)は、標準原価マスタ106aを使用して計算した振替額と、製番原価集計データの仕掛残額の比較を説明するための図である。
図9(A)に示すように、「材料費」については、仕掛残額「1,600」>計算した振替額「1,200」であるので、計算した振替額「1,200」を振替金額として今回の完成品(3個)に振り替える。「外注費」については、仕掛残額「600」≦計算した振替額「600」であるので、仕掛残額「600」を振替金額として今回の完成品に振り替える。
「労務費」については、仕掛額「300」≦計算した振替額「540」であるので、仕掛額「300」を振替金額として今回の完成品に振り替える。「間接費」については、仕掛額「350」>計算した振替額「150」であるので、計算した振替額「150」を振替金額とする。
振替後、製番原価集計データの完成振替額と仕掛残を更新する。図9(B)は、振替後の製番原価集計データの完成振替額と仕掛残額の更新を説明するための図である。完成振替額を今回の振替金額で更新(累積)する。仕掛残額を累計発生額-完成振替額に更新する。
図9(B)に示すように、「材料費」の完成振替額を「3,600」に、仕掛残額を、累計発生額「4,000」-完成振替額「1,200」=「400」に更新する。「外注費」の完成振替額を「1,800」に、仕掛残額を、累計発生額「1,800」-完成振替額「1,800」=「0」に更新する。
「労務費」の完成振替額を「1,100」に、仕掛残額を、累計発生額「1,100」-完成振替額「1,100」=「0」に更新する。「間接費」の完成振替額を「450」に、仕掛残額を、累計発生額「650」-完成振替額「450」=「200」に更新する。
(3.製番「S001」について、さらに1個完成した場合)
図10及び図11を参照して、製番「S001」について、さらに1個完成した場合(完納)を説明する。
図10(A)は、製番情報のデータ例を示している。製番情報の完成数が「10」に更新されている。手配数「10」=完成数(累計)「10」のため、完納扱いとする。
図10(B)は、原価が追加発生して、更新された製番原価集計データのデータ例を示している。「材料費」については、「200」追加発生しており、累計発生額「4,200」、仕掛残額「600」に更新されている。「外注費」については、追加発生が「0」となっている。
「労務費」については、「100」追加発生しており、累計発生額「1,200」、仕掛残「100」に更新されている。「間接費」については、「20」追加発生しており、累計発生額「670」、仕掛残額「220」に更新されている。
今回の完成にて、該当の製番が「完納」となるため、仕掛残額全額を完成原価として振替を行う。
図11(A)は、製番原価集計データの仕掛残額全額の振替を行う場合を説明するための図である。図11(A)に示すように、「材料費」については、仕掛残額「600」を振替金額として今回の完成品(1個)に振り替える。「外注費」については、仕掛額「0」であるので振替を行わない。
「労務費」については、仕掛残額「100」を振替金額として今回の完成品(1個)に振り替える。「間接費」については、仕掛残額「220」を振替金額として今回の完成品に振り替える。
振替後、製番原価集計データの完成振替額と仕掛残を更新する。図11(B)は、振替後の製番原価集計データの完成振替額と仕掛残額の更新を説明するための図である。完成振替額を今回の振替金額で更新(累積)する。仕掛残額を累計発生額-完成振替額に更新する。
図11(B)に示すように、「材料費」の完成振替額を「4,200」に、「外注費」の完成振替額を「1,800」に、「労務費」の完成振替額を「1、200」に、「間接費」の完成振替額を「670」に更新する。完納時は、全額が完成原価に振替されるため、仕掛残額はゼロとなる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、製造対象の製品について、原価の費目毎に、1個当たりの標準原価を登録した標準原価マスタ106aと、製品が完成した際に、製番情報の完成数を更新する製番処理部102bと、原価が発生する毎に、前記製番原価集計データの当該費目の累計発生額及び仕掛残額を更新する原価発生処理部102cと、前記製番情報の完成数が更新された際に、前記手配数>前記完成数の場合は、原価の費目毎に、前記標準原価マスタの標準原価×今回の完成数で振替額を計算して、計算した振替額を振替金額として今回の完成品に振り替え、製番原価集計データの完成振替額を当該振替金額で更新し、仕掛残額を累計発生額-完成振替額で更新する原価計算処理部102dと、を備えているので、製品を個別原価管理している場合において、分割完成品に対して、標準原価をベースに原価を振替することで、振替額の精度向上及び振替額を早期に把握できるようにして原価把握の早期化を可能にすることが可能となる。
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、原価振替装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、原価振替装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部又は任意の一部を、CPU及び当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて原価振替装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROM又はHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、原価振替装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部又は一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム商品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及び、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語又は記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコード又はバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成及び読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、原価振替装置100は、既知のパーソナルコンピュータ又はワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、原価振替装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラム又はデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部又は一部を、各種の付加等に応じて又は機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 原価振替装置
102 制御部
102a マスタメンテ部
102b 製番処理部
102c 原価発生処理部
102d 原価計算処理部
102e 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 標準原価マスタ
106b データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (7)

  1. 制御部を備え、製品を個別原価管理するための原価振替装置であって、
    前記制御部は、
    製造対象の製品について、原価の費目毎に、1個当たりの標準原価を登録した標準原価マスタと、
    製番、手配数、完成数を含む製番情報と、
    製番、原価の費目、累計発生額、完成振替額、仕掛残額を含む製番原価集計データと、
    にアクセス可能に構成されており、
    製品が完成した際に、前記製番情報の完成数を更新する製番処理手段と、
    原価が発生する毎に、前記製番原価集計データの当該費目の累計発生額及び仕掛残額を更新する原価発生処理手段と、
    前記製番情報の完成数が更新された際に、前記手配数>前記完成数の場合は、原価の費目毎に、前記標準原価マスタの標準原価×今回の完成数で振替額を計算して、計算した振替額を振替金額として今回の完成品に振り替え、前記製番原価集計データの完成振替額を当該振替金額で更新し、仕掛残額を累計発生額-完成振替額で更新する原価計算手段と、
    を備えたことを特徴とする原価振替装置。
  2. 前記原価計算手段は、前記標準原価マスタの標準原価×今回の完成数>前記製番原価集計データの仕掛残額の場合は、仕掛残額を振替金額として今回の完成品に振り替えることを特徴とする請求項1に記載の原価振替装置。
  3. 前記原価計算手段は、前記手配数=前記完成数の場合は、原価の費目毎に、前記製番原価集計データの仕掛残額の全額を今回の完成品に振り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の原価振替装置。
  4. 前記原価の費目は、材料費、外注費、及び労務費を含むことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の原価振替装置。
  5. 前記製品は、大型機械を含むことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の原価振替装置。
  6. 制御部を備えた情報処理装置で実行される原価振替方法であって、
    前記制御部は、
    製造対象の製品について、原価の費目毎に、1個当たりの標準原価を登録した標準原価マスタと、
    製番、手配数、完成数を含む製番情報と、
    製番、原価の費目、累計発生額、完成振替額、仕掛残額を含む製番原価集計データと、
    にアクセス可能に構成されており、
    前記制御部において実行される、
    製品が完成した際に、前記製番情報の完成数を更新する製番処理工程と、
    原価が発生する毎に、前記製番原価集計データの当該費目の累計発生額及び仕掛残額を更新する原価発生処理工程と、
    前記製番情報の完成数が更新された際に、前記手配数>前記完成数の場合は、原価の費目毎に、前記標準原価マスタの標準原価×今回の完成数で振替額を計算して、計算した振替額を振替金額として今回の完成品に振り替え、前記製番原価集計データの完成振替額を当該振替金額で更新し、仕掛残額を累計発生額-完成振替額で更新する原価計算工程と、
    を含むことを特徴とする原価振替方法。
  7. 制御部を備えた情報処理装置が実行するための原価振替プログラムであって、
    前記制御部は、
    製造対象の製品について、原価の費目毎に、1個当たりの標準原価を登録した標準原価マスタと、
    製番、手配数、完成数を含む製番情報と、
    製番、原価の費目、累計発生額、完成振替額、仕掛残額を含む製番原価集計データと、
    にアクセス可能に構成されており、
    前記制御部において、
    製品が完成した際に、前記製番情報の完成数を更新する製番処理工程と、
    原価が発生する毎に、前記製番原価集計データの当該費目の累計発生額及び仕掛残額を更新する原価発生処理工程と、
    前記製番情報の完成数が更新された際に、前記手配数>前記完成数の場合は、原価の費目毎に、前記標準原価マスタの標準原価×今回の完成数で振替額を計算して、計算した振替額を振替金額として今回の完成品に振り替え、前記製番原価集計データの完成振替額を当該振替金額で更新し、仕掛残額を累計発生額-完成振替額で更新する原価計算工程と、
    を実行させるための原価振替プログラム。
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