JP2020004213A - 売上振替仕訳装置、売上振替仕訳方法および売上振替仕訳プログラム - Google Patents

売上振替仕訳装置、売上振替仕訳方法および売上振替仕訳プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】1つの売上明細に対して複数の売上計上部門がある場合に、仕訳データを自動的に作成することができる売上振替仕訳装置、売上振替仕訳方法および売上振替仕訳プログラムを提供する。【解決手段】実施形態では、契約情報を入力する場合に、売上明細情報に対して振替先の計上部門と振替金額の予定とを含む売上振替情報を設定し、売上明細情報における振替元の売上を計上し、売上計上したデータおよび売上振替情報に基づいて仕訳データを作成する。【選択図】図4

Description

本発明は、売上振替仕訳装置、売上振替仕訳方法および売上振替仕訳プログラムに関する。
特許文献1には、保守業務の売上データを記憶する装置が開示されている。当該装置は、作業予定管理区分により売上・仕入を紐付けて管理することで、仕入計上が完了するまで売上計上を行えないように制御することができる。
特開2017−174401号公報
しかしながら、特許文献1の装置は、1つの売上明細に対して複数の売上計上部門がある場合(例えば、大規模な作業で他部門と協働で作業を行う場合)に、売上計上部門毎に振替仕訳を作成することができないという課題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、1つの売上明細に対して複数の売上計上部門がある場合に、仕訳データを自動的に作成することができる売上振替仕訳装置、売上振替仕訳方法および売上振替仕訳プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る売上振替仕訳装置は、記憶部と制御部とを備え、1つの売上明細に対して計上部門が複数ある場合に売上振替仕訳を行う売上振替仕訳装置であって、前記記憶部は、契約情報および売上明細情報を記憶する情報記憶手段を備え、前記制御部は、前記契約情報を入力する場合に、前記売上明細情報に対して振替先の計上部門と振替金額の予定とを含む売上振替情報を設定する売上振替情報設定手段と、前記売上明細情報における振替元の売上を計上する売上計上手段と、売上計上したデータおよび前記売上振替情報に基づいて仕訳データを作成する仕訳データ作成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る売上振替仕訳装置は、前記制御部は、前記契約情報を更新する場合に前記売上振替情報も更新する更新手段を更に備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る売上振替仕訳方法は、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される売上振替仕訳方法であって、前記記憶部は、契約情報および売上明細情報を記憶する情報記憶手段を備え、前記制御部で実行される、前記契約情報を入力する場合に、前記売上明細情報に対して振替先の計上部門と振替金額の予定とを含む売上振替情報を設定する売上振替情報設定ステップと、前記売上明細情報における振替元の売上を計上する売上計上ステップと、売上計上したデータおよび前記売上振替情報に基づいて仕訳データを作成する仕訳データ作成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る売上振替仕訳プログラムは、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための売上振替仕訳プログラムであって、前記記憶部は、契約情報および売上明細情報を記憶する情報記憶手段を備え、前記制御部に実行させるための、前記契約情報を入力する場合に、前記売上明細情報に対して振替先の計上部門と振替金額の予定とを含む売上振替情報を設定する売上振替情報設定ステップと、前記売上明細情報における振替元の売上を計上する売上計上ステップと、売上計上したデータおよび前記売上振替情報に基づいて仕訳データを作成する仕訳データ作成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、1つの売上明細に対して複数の売上計上部門がある場合に、仕訳データを自動的に作成することができる売上振替仕訳装置、売上振替仕訳方法および売上振替仕訳プログラムを提供することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る売上振替仕訳装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る契約情報入力画面の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る売上明細入力画面の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る売上振替情報入力画面の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る仕訳データの作成を説明するための説明図である。 図6は、実施形態に係る契約更新の際の各種情報の更新を説明するための説明図である。
以下に、本発明に係る売上振替仕訳装置、売上振替仕訳方法および売上振替仕訳プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.概要]
従来から、例えば、ビルメンテナンスシステムの契約入力では、年間の売上計画を予め入力しておくことができる。基本的に、売上明細は、作業単位で入力する。これは、作業完了後に売上明細単位で売上計上処理を行なうためである。また、1つの売上明細(作業)は、1部門が管理するのが基本である。しかしながら、例えば、大規模な作業の場合には、複数の部門での兼任や他部門からの応援がある場合がある。このような場合、同一作業だが部門毎に売上明細を分ける必要があった。また、作業完了後の売上計上処理もそれぞれ行なう必要があり、請求漏れや売上計上漏れ等の処理漏れにつながる虞があった。また、一方の部門での売上計上をする、計上後に振替伝票を手入力する、等が発生する場合があった。
そこで、本実施形態においては、契約情報の入力時に売上振替情報も設定し、振替元の売上計上のタイミングで振替情報も計上し、仕訳データ作成時には振替情報の仕訳を作成されるようにした。また、本実施形態においては、契約更新時には売上振替情報も更新するようにした。
[2.構成]
本実施形態に係る売上振替仕訳装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、売上振替仕訳装置100の構成の一例を示すブロック図である。
売上振替仕訳装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、売上振替仕訳装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
売上振替仕訳装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。売上振替仕訳装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、売上振替仕訳装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、売上振替仕訳装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、契約情報記憶部106aと、売上明細情報記憶部106bと、売上振替情報記憶部106cと、売上計上記憶部106dと、仕訳データ記憶部106eと、を備えている。なお、各記憶部(契約情報記憶部106a、売上明細情報記憶部106b、売上振替情報記憶部106c、売上計上記憶部106d、仕訳データ記憶部106e)が含む内容の概略は以下のとおりであるが、各記憶部が含む項目の詳細は、以下[3.処理の具体例]で説明する。
契約情報記憶部106aは、契約に関する情報である契約情報を記憶する。売上明細情報記憶部106bは、契約の売上明細の情報である売上明細情報を記憶する。売上計上記憶部106dには、売上が計上される。すなわち、売上計上記憶部106dは、売上を記憶する。仕訳データ記憶部106eは、仕訳データを記憶する。
制御部102は、売上振替仕訳装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、(1)契約情報を入力する契約情報入力部102aと、(2)売上明細情報を入力する売上明細情報入力部102bと、(3)契約情報を入力する場合に、売上明細情報に対して振替先の計上部門と振替金額の予定とを含む売上振替情報を設定する売上振替情報設定部102cと、(4)売上明細情報における振替元の売上を計上する売上計上部102dと、(5)売上計上したデータおよび売上振替情報に基づいて仕訳データを作成する仕訳データ作成部102eと、(6)契約情報を更新する場合に売上振替情報も更新する更新部102fと、を備えている。各部が実行する処理の詳細については、以下の[3.処理の具体例]で説明する。
[3.処理の具体例]
以下、本実施形態に係る処理の具体例について、図2〜6を用いて詳細に説明する。図2は、実施形態に係る契約情報入力画面の一例を示す図である。図3は、実施形態に係る売上明細入力画面の一例を示す図である。図4は、実施形態に係る売上振替情報入力画面の一例を示す図である。図5は、実施形態に係る仕訳データの作成を説明するための説明図である。図6は、実施形態に係る契約更新の際の各種情報の更新を説明するための説明図である。
本実施形態に係る処理の概要以下のとおりである。すなわち、契約情報入力部102aが契約情報を入力する場合に、売上振替情報設定部102cが、売上明細情報に対して振替先の計上部門と振替金額の予定とを含む売上振替情報を設定する、次に、売上計上部102dが売上明細情報における振替元の売上を計上する。そして、仕訳データ作成部102eが、売上計上したデータおよび売上振替情報に基づいて仕訳データを作成する。また、更新部102fが、契約情報を更新する場合に売上振替情報も更新する。
また、本実施形態の以下の例では、契約は、ビルメンテナンスシステムに関するものであり、1年単位で更新される。また、契約には、1つまたは複数の業務が含まれ、業務毎に売上明細が登録される。また、以下の例では、1つの清掃業務を複数の部門(清掃1部および清掃2部)が分担し、清掃1部が売上計上部門(代表部門)すなわち振替元に設定され、清掃2部が振替先部門に設定される。なお、上記の例は一例であり、これに限定されない。
(契約情報入力処理)
契約情報入力部102aは、契約情報入力処理を行なう。契約情報入力処理は、契約情報を契約情報記憶部106aに入力する処理である。換言すると、契約情報入力処理は、契約情報を契約情報記憶部106aに記憶させる処理である。具体的には、契約情報入力部102aは、オペレータの所定の操作に応じて、図2に示す契約情報入力画面をモニタ114に表示し、契約情報の入力を受け付ける。
図2から分かるように、契約情報は、契約番号(図2では契約NO)、物件、件名、請求先、契約期間、および次回契約期間等を含む。契約番号は、契約を特定するための契約特定情報である。また、図2の契約情報入力画面には、売上明細情報が表示される。当該売上明細情報は、詳細は後述するが売上明細情報入力部102bによって売上明細情報記憶部106bに記憶される情報である。
オペレータは、入力装置112を用いて契約情報入力画面に契約情報を入力する。契約情報入力部102aは、入力を受け付けた契約情報を、契約情報記憶部106aに入力する。
(売上明細情報入力処理)
売上明細情報入力部102bは、売上明細情報入力処理を行なう。売上明細情報入力処理は、売上明細情報を売上明細情報記憶部106bに入力する処理である。換言すると、売上明細情報入力処理は、売上明細情報を売上明細情報記憶部106bに記憶させる処理である。具体的には、売上明細情報入力部102bは、オペレータの所定の操作に応じて、図3に示す売上明細入力画面をモニタ114に表示し、売上明細情報の入力を受け付ける。売上明細入力画面は、売上詳細入力画面とも称されうる。
図3から分かるように、売上詳細情報は、部門を特定するための部門特定情報である部門コード、業種を特定するための業種特定情報である業種コード、作業種別を特定するための作業種別特定情報である作業特定コード、および作業内容を特定するための作業内容特定情報である作業内容コード等を含む。また、売上詳細情報は、計上予定(計上年月毎の本体金額、本体消費税および税込金額)を含む。
オペレータは、入力装置112を用いて売上明細入力画面に売上明細情報を入力する、売上明細情報入力部102bは、入力を受け付けた売上明細情報を、売上明細情報記憶部106bに入力する。このようにして売上明細情報記憶部106bに入力された売上明細情報の概要が、図2の契約情報入力画面に表示される。本例では、図3に示された売上明細情報の一例が、図2の売上明細情報の表の1行目に表示されている。このように、各業務毎に売上明細情報が入力され、入力された売上明細情報の概要が図2の契約情報入力画面に表示される。
また、図3の売上明細入力画面には、売上振替情報入力ボタンA1が表示されている。この売上振替情報入力ボタンA1は、売上振替情報を入力するために画面を遷移させるためのものである。
(売上振替設定処理)
売上振替情報設定部102cは、売上振替設定処理を行なう。売上振替設定処理は、契約情報入力部102aによって契約情報が入力される場合に、売上明細情報に対して振替先の計上部門と振替金額の予定とを含む売上振替情報を設定する処理である。詳細には、売上振替情報設定部102cは、図3の売上明細入力画面において売上振替情報入力ボタンA1が操作された場合に、図4に示す売上振替情報入力画面をモニタ114に表示し、売上振替情報の入力を受け付ける。
売上振替情報入力画面には、振替先の部門コードの入力を受け付ける振替先入力領域B1と、振替金額の入力を受け付ける振替金額入力領域B2と、振替率の入力を受け付ける振替率入力領域B3と、一括セットボタンA4とが、表示されている。ここで、振替先の部門コードは、振替先を特定する振替先特定情報である。
オペレータは、入力装置112を用いて売上振替情報入力画面に売上振替情報を入力する。ここで、売上振替情報入力画面において、振替先入力領域B1の部門コード、業種コード、作業種別コード、作業内容コード等の科目は、図3の売上明細入力画面で入力された振替元のものが自動で設定(表示)される。よって、オペレータは、振替先入力領域B1の部門コードを、振替元の部門コード(清掃1部)から振替先の部門コード(清掃2部)に変更する。また、振替金額は、振替金額自体または振替元の売上に対する振替率で設定されるので、オペレータは、振替金額入力領域B2への振替金額の入力または振替率入力領域B3への振替率の入力を行なう。そして、オペレータによって一括セットボタンA4が操作された場合、売上振替情報設定部102cは、計上年月毎に、振替金額(本体金額、本体消費税、税込金額)を計算し、それらを売上振替情報入力画面に表示する。これらの計上年月毎の振替金額(本体金額、本体消費税、税込金額)は、振替金の予定として売上振替情報に含まれる。
売上振替情報設定部102cは、上記の売上振替情報を、売上振替情報記憶部106cに入力する。このようにして売上振替情報記憶部106cに売上設定情報が入力されると、すなわち、ある業務に売上振替情報が設定されると、図2の契約情報入力画面の「振替」項目にチェック印が表示される。
(売上計上処理)
売上計上部102dは、所定のタイミング、具体的には設定された計上予定に従って売上計上処理を実行する。売上計上処理は、売上明細情報記憶部106bに記憶された売上明細情報における振替元の売上を売上計上記憶部106dに計上する処理である。換言すると、売上計上処理は、売上明細情報記憶部106bに記憶された売上明細情報における振替元の売上を売上計上記憶部106dに記憶させる処理である。この売上計上処理は、振替元の売上明細情報のみを対象として行なわれる。
(仕訳データ作成処理)
仕訳データ作成部102eは、仕訳データ作成処理を実行する。仕訳データ作成は、売上計上したデータおよび売上振替情報に基づいて仕訳データを作成する処理である。具体的には、仕訳データ作成処理は、売上計上記憶部106dに記憶(計上)された振替元の売上と、売上振替情報記憶部106cに記憶(設定)された売上振替情報と、に基づいて仕訳データを作成する処理である。
仕訳データ作成処理について図5を参照して説明する。仕訳データの作成では、売上計上した振替元(清掃1部)の売上C1(図5の例では、21,600円)と、売上振替情報に基づいて振替元の売上から売上振替を行った振替先(清掃2部)の仕訳C2(図5の例では、3240円)と、を作成する。これらの売上C1および仕訳C2から、振替元(清掃1部)の仕訳C3(図5の例では、18,360円)を作成する。詳細には、振替元(清掃1部)の売上C1(21,600円)から振替先(清掃2部)の仕訳C2(3240円)を減算して、振替元(清掃1部)の仕訳C3(18,360円)を作成する。これらの仕訳C3(18,360円)および仕訳C2(3,240円)は、仕訳データを構成する。
(更新処理)
更新部102fは、更新処理を実行する。更新処理は、契約情報を更新する処理であって、当該契約情報を更新する場合に売上振替情報も更新する処理である。更新処理について図6を参照して説明する。図6には、契約更新の対象の更新元情報D1と、契約更新後の更新後情報D2と、が示されている。更新元情報D1および更新後情報D2は、それぞれ、契約情報(図6では、契約基本情報)、売上明細情報(図6では、契約売上明細および契約売上詳細)、および売上振替情報(図6では、振替売上明細、振替売上詳細)を含む。各情報には、シーケンス情報(図6では、SEQ)が含まれる。シーケンス情報は、更新元情報D1では「0」であり、更新後情報D2では「1」である。すなわち、シーケンス情報は、更新毎に1ずつ増加する。更新後情報D2は、更新元情報D1の内容と、追加情報D3とを含む。すなわち、更新後情報D2は、更新元情報D1の内容に、追加情報D3を追加(挿入)したものである。更新後情報D2における更新元情報D1の内容は、更新元情報D1のコピーである。追加情報D3が、契約更新後(新年度)の契約情報および売上振替情報である。なお、更新処理がされた後も、更新元情報D1の各情報は、記憶部106に残る。このように、契約更新をすると自動で売上振替情報も更新されるので、売上振替情報は、初年度の契約の際に1回登録するだけで済む。
なお、図6の例では、契約売上詳細には「計上部門」の項目が設けられ、当該「計上部門」には清掃1部の部門コード「10001」が設定されている。一方、振替売上詳細には「振替先部門」の項目が設けられ、当該「振替先部門」には清掃2部の部門コード「10002」が設定されている。
[4.効果]
以上、説明したように、本実施形態に係る売上振替仕訳装置100は、契約情報を入力する場合に、売上明細情報に対して振替先の計上部門と振替金額の予定とを含む売上振替情報を設定し、売上明細情報における振替元の売上を計上し、売上計上したデータおよび売上振替情報に基づいて仕訳データを作成する。よって、本実施形態によれば、1つの売上明細に対して複数の売上計上部門がある場合に、仕訳データを自動的に作成することができる。
また、本実施形態に係る売上振替仕訳装置100は、契約情報を更新する場合に売上振替情報も更新する。よって、本実施形態によれば、契約情報を更新する場合に売上振替情報も自動的に更新することができる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、売上振替仕訳装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、売上振替仕訳装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。なお、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて売上振替仕訳装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、売上振替仕訳装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、売上振替仕訳装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、売上振替仕訳装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、1つの売上明細に対して計上部門が複数ある業界および業種において有用である。
100 売上振替仕訳装置
102 制御部
102a 契約情報入力部
102b 売上明細情報入力部
102c 売上振替情報設定部
102d 売上計上部
102e 仕訳データ作成部
102f 更新部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 契約情報記憶部
106b 売上明細情報記憶部
106c 売上振替情報記憶部
106d 売上計上記憶部
106e 仕訳データ記憶部
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (4)

  1. 記憶部と制御部とを備え、1つの売上明細に対して計上部門が複数ある場合に売上振替仕訳を行う売上振替仕訳装置であって、
    前記記憶部は、
    契約情報および売上明細情報を記憶する情報記憶手段
    を備え、
    前記制御部は、
    前記契約情報を入力する場合に、前記売上明細情報に対して振替先の計上部門と振替金額の予定とを含む売上振替情報を設定する売上振替情報設定手段と、
    前記売上明細情報における振替元の売上を計上する売上計上手段と、
    売上計上したデータおよび前記売上振替情報に基づいて仕訳データを作成する仕訳データ作成手段と、
    を備えたことを特徴とする売上振替仕訳装置。
  2. 前記制御部は、
    前記契約情報を更新する場合に前記売上振替情報も更新する更新手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の売上振替仕訳装置。
  3. 制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される売上振替仕訳方法であって、
    前記記憶部は、
    契約情報および売上明細情報を記憶する情報記憶手段
    を備え、
    前記制御部で実行される、
    前記契約情報を入力する場合に、前記売上明細情報に対して振替先の計上部門と振替金額の予定とを含む売上振替情報を設定する売上振替情報設定ステップと、
    前記売上明細情報における振替元の売上を計上する売上計上ステップと、
    売上計上したデータおよび前記売上振替情報に基づいて仕訳データを作成する仕訳データ作成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする売上振替仕訳方法。
  4. 制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための売上振替仕訳プログラムであって、
    前記記憶部は、
    契約情報および売上明細情報を記憶する情報記憶手段
    を備え、
    前記制御部に実行させるための、
    前記契約情報を入力する場合に、前記売上明細情報に対して振替先の計上部門と振替金額の予定とを含む売上振替情報を設定する売上振替情報設定ステップと、
    前記売上明細情報における振替元の売上を計上する売上計上ステップと、
    売上計上したデータおよび前記売上振替情報に基づいて仕訳データを作成する仕訳データ作成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする売上振替仕訳プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7470653B2 (ja) 2020-03-26 2024-04-18 株式会社オービック 業務支援装置、業務支援方法、および業務支援プログラム

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