JP7100449B2 - 在庫確保解除装置、在庫確保解除方法および在庫確保解除プログラム - Google Patents

在庫確保解除装置、在庫確保解除方法および在庫確保解除プログラム Download PDF

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Description

本発明は、在庫確保解除装置、在庫確保解除方法および在庫確保解除プログラムに関する。
特許文献1には、商品の購入希望者側の事情と販売側の事情に合わせた在庫管理を行なうことができる在庫管理システムが開示されている(特許文献1の段落0003参照)。
特開2010-003139号公報
このような在庫管理の分野においては、例えば、営業担当の者が商品の在庫を押さえておくために、在庫確保を行うことがある。在庫確保は通常、販売見込みがある商品に対して行われるものであるが、何らかの事情により販売する予定が無くなった場合には、営業担当の者が在庫確保を解除する(フリー在庫の状態に戻す)必要がある。
しかしながら、営業担当の者が在庫確保の解除を怠ったり、忘れたり、あるいは、販売予定がないのに在庫確保をしてそのまま放置した場合等には、本来販売できるはずの商品を販売に回せないこととなり、販売の機会損失に繋がってしまうという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、在庫の確保日から所定の日数を経過した商品についての在庫確保解除を自動的に行うことができる在庫確保解除装置、在庫確保解除方法および在庫確保解除プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る在庫確保解除装置は、制御部および記憶部を備える在庫確保解除装置であって、前記記憶部には、在庫確保の対象となる商品を識別するためのデータであって前記商品の在庫を識別するためのデータである在庫単位識別データを含む確保単位識別データと在庫確保の解除の基準となる日数である経過基準日数とを含む基準日数マスタと、確保単位識別データと前記商品の在庫確保を行った日付を表す確保日と在庫確保を行った前記商品の数を表す確保数とを含む確保データと、在庫単位識別データと確保数とを含む在庫データと、が格納されており、前記制御部は、前記基準日数マスタから、前記確保データに含まれる確保単位識別データと紐付く経過基準日数を取得する日数取得手段と、前記確保データに含まれる確保日から前記日数取得手段で取得した前記経過基準日数が経過しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段で前記経過していると判定した場合、前記確保データにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと紐付く前記在庫データにおける確保数から、前記確保データにおける確保数を減算することにより、在庫確保の解除を行う解除手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫確保解除装置は、前記判定手段が、指定された日付から前記日数取得手段で取得した前記経過基準日数を減算して減算後日付を算出し、前記確保データに含まれる確保日が当該減算した減算後日付以前である場合、前記経過していると判定すること、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫確保解除装置は、前記在庫データは、前記商品の引当可能数を更に含み、前記制御部は、前記判定手段で前記経過していると判定した場合、前記確保データにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと紐付く前記在庫データにおける引当可能数に、前記確保データにおける確保数を加算する加算手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫確保解除装置は、前記制御部が、前記判定手段で前記経過していると判定した場合、前記確保データにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと前記確保データにおける確保数とを含む帳票データを作成する帳票作成手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫確保解除装置は、前記確保単位識別データが、前記商品が属する部門を識別するための商品部門識別データと前記商品の分類を識別するための商品分類識別データと前記商品を識別するための商品識別データと前記商品の確保の番号である確保番号と前記商品の営業担当者を識別するための営業担当識別データと前記商品の取引を行う取引先を識別するための取引先識別データとからなる群から選択される少なくとも1つのデータであり、前記在庫単位識別データが、前記商品識別データであること、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫確保解除方法は、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される在庫確保解除方法であって、前記記憶部には、在庫確保の対象となる商品を識別するためのデータであって前記商品の在庫を識別するためのデータである在庫単位識別データを含む確保単位識別データと在庫確保の解除の基準となる日数である経過基準日数とを含む基準日数マスタと、確保単位識別データと前記商品の在庫確保を行った日付を表す確保日と在庫確保を行った前記商品の数を表す確保数とを含む確保データと、在庫単位識別データと確保数とを含む在庫データと、が格納されており、前記制御部で実行される、前記基準日数マスタから、前記確保データに含まれる確保単位識別データと紐付く経過基準日数を取得する日数取得ステップと、前記確保データに含まれる確保日から前記日数取得ステップで取得した前記経過基準日数が経過しているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップで前記経過していると判定した場合、前記確保データにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと紐付く前記在庫データにおける確保数から、前記確保データにおける確保数を減算することにより、在庫確保の解除を行う解除ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫確保解除プログラムは、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための在庫確保解除プログラムであって、前記記憶部には、在庫確保の対象となる商品を識別するためのデータであって前記商品の在庫を識別するためのデータである在庫単位識別データを含む確保単位識別データと在庫確保の解除の基準となる日数である経過基準日数とを含む基準日数マスタと、確保単位識別データと前記商品の在庫確保を行った日付を表す確保日と在庫確保を行った前記商品の数を表す確保数とを含む確保データと、在庫単位識別データと確保数とを含む在庫データと、が格納されており、前記制御部に実行させるための、前記基準日数マスタから、前記確保データに含まれる確保単位識別データと紐付く経過基準日数を取得する日数取得ステップと、前記確保データに含まれる確保日から前記日数取得ステップで取得した前記経過基準日数が経過しているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップで前記経過していると判定した場合、前記確保データにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと紐付く前記在庫データにおける確保数から、前記確保データにおける確保数を減算することにより、在庫確保の解除を行う解除ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、在庫の確保日から所定の日数を経過した商品についての在庫確保解除を自動的に行うことができるという効果を奏する。
図1は、在庫確保解除装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、確保明細データおよび在庫データにおけるデータ構成例を示す図である。 図3は、本実施形態に係る処理フローの一例を示す図である。 図4は、在庫確保が解除された商品一覧の帳票の一例を示す図である。 図5は、確保解除基本設定マスタにおけるデータ構成例の一例を示す図である。 図6は、確保明細データおよび在庫データにおけるデータ構成例の一例を示す図である。 図7は、確保明細データにおいて、在庫確保解除の対象となる明細の一例を示す図である。 図8は、在庫確保解除の対象となる明細が削除された確保明細データにおけるデータ構成例および在庫確保が解除された商品についての確保数と引当可能数が更新された在庫データにおけるデータ構成例を示す図である。
以下に、本発明に係る在庫確保解除装置、在庫確保解除方法および在庫確保解除プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.概要]
商品の受注業務においては、各営業個人が在庫を押さえておくために、システム上で在庫の確保登録を行うことができる。在庫を確保すると、確保後に受けた注文に対しては在庫が引き当たらない状態が継続される。なお、在庫確保は、通常、受注見込がある場合に実施されるが、受注見込がなくても実施されることがある。
ここで、従来の販売管理システムにおいては、確保状態の在庫をフリー在庫(確保状態が解除された在庫)として扱うには、営業担当各個人が確保データの削除処理を行っていたため、確保者に販売予定が無い商品が確保されたままの状態で放置されるということが散見されていた。
そこで、本実施形態においては、例えば、在庫の確保状態を登録した日から設定した日後に、夜間バッチ等の処理により、確保した在庫をフリー在庫に強制的に戻す仕組みを導入することで、販売の機会損失の削減と社内統制ルールの整備を実現することができた。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[2.構成]
本実施形態に係る在庫確保解除装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、在庫確保解除装置100の構成の一例を示すブロック図である。
在庫確保解除装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、在庫確保解除装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
在庫確保解除装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。在庫確保解除装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、在庫確保解除装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、在庫確保解除装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、基準日数マスタとしての確保解除基本設定マスタ106aと、確保データとしての確保明細データ106bと、在庫データ106cと、を備えている。
ここで、確保単位識別データと在庫単位識別データについて説明をする。
確保単位識別データとは、在庫確保の対象となる商品を識別するためのデータである。具体的には、確保単位識別データとは、図6の確保明細データ106bに示すように、例えば、商品が属する部門を識別するための商品部門識別データ(部門)、前記商品の分類を識別するための商品分類識別データ(商品分類)、前記商品を識別するための商品識別データ(商品)、前記商品の確保番号である確保番号、前記商品の営業担当者を識別するための営業担当識別データ(営業担当者)および前記商品の取引を行う取引先を識別するための取引先識別データ(得意先)の6つのデータからなる群から選択される少なくとも1つのデータである。
図6の確保明細データ106bでは、確保単位識別データが、当該6つのデータ(部門、商品分類、商品、確保番号、営業担当者および得意先)である例を示している。しかしながら、確保単位識別データはこれ以外にも、図示していないが例えば、3つのデータ(部門、営業担当者および得意先)であってもよいし、あるいは、得意先のみであってもよい。
在庫単位識別データとは、前記商品の在庫を識別するためのデータである。具体的には、在庫単位識別データとは、図6の在庫データ106cに示すように、例えば、前記商品を識別するための商品識別データ(商品)等である。
確保単位識別データは、在庫単位識別データを含む概念である。例えば、図6の例では、確保単位識別データが、確保明細データ106bに示すように、部門、商品分類、商品、確保番号、営業担当者および得意先であるのに対して、在庫単位識別データが、図6の在庫データ106cに示すように、商品であるため、確保単位識別データが在庫単位識別データを含む広い概念であることがわかる。
以下、各マスタおよび各データにおける具体的内容について説明する。
確保解除基本設定マスタ106aは、図5に示すように、例えば、確保単位識別データ(部門、営業担当者および商品分類)と在庫確保の解除の基準となる日数である経過基準日数とを含む。なお、図5の例では、営業担当者の指定は任意(特定の営業担当者に対して、経過基準日数を指定できるようにしておく)であり、営業担当者が未設定の場合には、部門のみをキーとして経過基準日数が判断されることがある。
確保明細データ106bは、図6に示すように、例えば、確保単位識別データ(部門、商品分類、商品、確保番号、営業担当者および得意先)と前記商品の在庫確保を行った日付を表す確保日と在庫確保を行った商品の数を表す確保数とを含む。図6の例では、営業担当者および得意先は、任意指定となっている。確保明細データ106bは、図2に示すように、更に、例えば、倉庫コード、振替完了区分、引当済数、未引当数および振替済数等を含んでいてもよい。在庫確保は、例えば、部門、営業担当者および得意先ごとに実施することが可能であるが、確保明細データ106bに対して引当済数を管理することで、フリー在庫から減算し、確保明細データ106bは受注計上時に自動的に切り替わり、確保状態から受注数に対して引当が行われた状態となる。そして、確保明細データ106bにおける明細が削除されると、引当数が0となり、フリー在庫の状態に戻る。
在庫データ106cは、図6に示すように、例えば、在庫単位識別データ(商品)と前記商品の在庫数と確保数と前記商品の引当可能数とを含む。在庫データ106cは、図2に示すように、更に、例えば、倉庫コードおよび引当済数等を含んでいてもよい。
制御部102は、在庫確保解除装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)前記基準日数マスタから、前記確保データに含まれる確保単位識別データと紐付く経過基準日数を取得する日数取得手段としての日数取得部102aと、(2)前記確保データに含まれる確保日から前記日数取得手段で取得した前記経過基準日数が経過しているか否かを判定する判定手段としての判定部102bと、(3)前記判定手段で前記経過していると判定した場合、前記確保データにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと紐付く前記在庫データにおける確保数から、前記確保データにおける確保数を減算することにより、在庫確保の解除を行う解除手段としての解除部102cと、(4)前記判定手段で前記経過していると判定した場合、前記確保データにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと紐付く前記在庫データにおける引当可能数に、前記確保データにおける確保数を加算する加算手段としての加算部102dと、(5)前記判定手段で前記経過していると判定した場合、前記確保データにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと前記確保データにおける確保数とを含む帳票データを作成する帳票作成手段としての帳票作成部102eと、を備えている。なお、各部が実行する処理の詳細については、以下の[4.処理の具体例]で説明する。
[3.処理の概要]
本項目では、本実施形態に係る処理の概要(処理フロー)について、図3を用いて説明をする。
まず、図3の「在庫確保データ一括解除処理」に示すように、倉庫、商品、部門、担当者、得意先および確保登録日等の情報を指定して、確保明細データ106bから明細の抽出を行う。この際に、基準日(例えば、本日日付)より○日以前の明細については在庫確保解除の対象(削除対象)とするという様に設定することが可能である。
情報が指定されると、図3に示すように、確保解除基本設定マスタ106aおよび確保明細データ106bを参照して、削除対象となる明細の抽出が行われる。なお、確保解除基本設定マスタ106aにおいては、部門および商品分類ごと、または、部門、営業担当者および商品分類ごと等に経過基準日数を設定することができる。これにより、経過基準日数(確保期限日数)を商品分類別に自動判断することができる(在庫回転率等の指標を利用)。
削除対象となる明細の抽出が行われると、確保明細データ106bは、当該抽出された削除対象となる明細が削除された確保明細データ106b(図3の確保明細 Del)となる。
削除対象として抽出された明細は、図3の「削除対象確保明細チェックリスト」に示すように、帳票としてPDFデータ等で自動出力されて、削除結果確認業務へと進む。なお、当該削除対象として抽出された明細は、メール等により担当者に通知されてもよい。
[4.処理の具体例]
以下、本実施形態に係る処理の具体例について、図4~図8を用いて詳細に説明する。
[4-1.日数取得処理]
日数取得部102aは、確保解除基本設定マスタ106aから、確保明細データ106bに含まれる確保単位識別データと紐付く経過基準日数を取得する。
具体的には、図6の確保明細データ106bにおいて、確保単位識別データは、部門、商品分類、商品、確保番号、営業担当者および得意先である。図6の確保明細データ106bの2行目の明細(明細とは、確保明細データ106bにおける横一行の情報である)においては、確保単位識別データの一部である部門および商品分類の組合せは、男性アウターおよびメーカー品である。ここで、図5の確保解除基本設定マスタ106aを参照すると、部門「男性アウター」および商品分類「メーカー品」と紐付く経過基準日数は、「8日」である。このため、日数取得部102aは、図6の確保明細データ106bの2行目の明細について、経過基準日数として8日を取得する。
日数取得部102aは、同様に、図6の確保明細データ106bの3行目および6行目の明細についても、経過基準日数として、それぞれ、8日および20日を取得する。
図6の確保明細データ106bの1行目の明細については、図5の確保解除基本設定マスタ106aを参照すると、部門「男性アウター」および商品分類「PB商品」と紐付く経過基準日数は、「5日」と「3日」の2つであるが、図6の確保明細データ106bの1行目の明細における営業担当者「伊藤」と図5の確保解除基本設定マスタ106aにおける営業担当者「横山」とは合致しないため、この場合、日数取得部102aは、図5の確保解除基本設定マスタ106aにおいて営業担当者が空欄となっている1行目のレコード(レコードとは、確保解除基本設定マスタ106aにおける横一行の情報である)の経過基準日数「5日」を取得する。
図6の確保明細データ106bの4行目の明細については、図5の確保解除基本設定マスタ106aを参照すると、部門「男性アウター」および商品分類「PB商品」と紐付く経過基準日数は、「5日」と「3日」の2つであるが、図6の確保明細データ106bの4行目の明細における営業担当者は空欄であるため、この場合、日数取得部102aは、図5の確保解除基本設定マスタ106aにおいて営業担当者が空欄となっている1行目のレコードの経過基準日数「5日」を取得する。
図6の確保明細データ106bの5行目の明細については、図5の確保解除基本設定マスタ106aには、部門「寝具」および商品分類「メーカー品」は存在しないため、この場合、日数取得部102aは、経過基準日数を取得しない。
以上をまとめると、日数取得部102aは、図6の確保明細データ106bの1~4行目および6行目の明細について、それぞれ、以下に示す経過基準日数を取得することができる。
1行目の明細 5日
2行目の明細 8日
3行目の明細 8日
4行目の明細 5日
6行目の明細 20日
[4-2.判定処理]
判定部102bは、確保明細データ106bに含まれる確保日から日数取得部102aで取得した経過基準日数が経過しているか否かを判定する。言い換えると、判定部102bは、確保明細データ106bに含まれる「確保日」と確保解除基本設定マスタ106aに含まれる「経過基準日数」より、削除対象(在庫確保解除の対象)となる明細を特定する。
具体的には、判定の基準となる基準日を9月7日とした場合、図6の確保明細データ106bの1行目の明細については、確保日(8月31日)から日数取得部102aで取得した経過基準日数(5日)が経過している。このため、判定部102bは、図7にハッチングで示すように、当該1行目の明細については、経過していると判定する。
同様に、図6の確保明細データ106bの4行目の明細についても、9月7日時点で、確保日(9月1日)から日数取得部102aで取得した経過基準日数(5日)が経過している。また、図6の確保明細データ106bの6行目の明細についても、9月7日時点で、確保日(8月16日)から日数取得部102aで取得した経過基準日数(20日)が経過している。このため、判定部102bは、図7にハッチングで示すように、当該4行目および当該6行目の明細についても、経過していると判定する。
これに対して、図6の確保明細データ106bの2行目の明細については、9月7日時点で、確保日(8月31日)から日数取得部102aで取得した経過基準日数(8日)が経過していない。また、図6の確保明細データ106bの3行目の明細についても、9月7日時点で、確保日(8月31日)から日数取得部102aで取得した経過基準日数(8日)が経過していない。このため、判定部102bは、当該2行目および当該3行目の明細については、経過していないと判定する。
なお、図6の確保明細データ106bの5行目の明細については、[4-1]で説明したように、経過基準日数を取得できないため、判定の対象外である。
以上をまとめると、判定部102bは、図7にハッチングで示すように、図6の確保明細データ106bの1行目、4行目および6行目の明細について、確保日から日数取得部102aで取得した経過基準日数が経過していると判定する。
判定部102bは、ここまで説明したように判定を行ってもよいが、以下に示す計算式に従って判定を行ってもよい。
すなわち、判定部102bは、指定された日付から日数取得部102aで取得した経過基準日数を減算して減算後日付を算出し、確保明細データ106bに含まれる確保日が当該減算した減算後日付以前である場合、前記経過していると判定してもよい。
具体的には、指定された日付を9月7日とした場合、図6の確保明細データ106bの1行目の明細については、指定された日付から日数取得部102aで取得した経過基準日数を減算すると、9月7日-5日=9月2日となるため、9月2日が減算後日付となる。ここで、図6の確保明細データ106bの1行目の明細に含まれる確保日(8月31日)は、減算後日付(9月2日)以前である。このため、判定部102bは、当該1行目の明細については、確保日から日数取得部102aで取得した経過基準日数が経過していると判定する。図6の確保明細データ106bの4行目および6行目の明細についても同様の計算を行うことができるため、詳細な説明は省略する。
これに対して、図6の確保明細データ106bの2行目の明細については、指定された日付から日数取得部102aで取得した経過基準日数を減算すると、9月7日-8日=8月30日となるため、8月30日が減算後日付となる。ここで、図6の確保明細データ106bの2行目の明細に含まれる確保日(8月31日)は、減算後日付(8月30日)以前はない。このため、判定部102bは、当該2行目の明細については、確保日から日数取得部102aで取得した経過基準日数が経過していないと判定する。図6の確保明細データ106bの3行目の明細についても同様の計算を行うことができるため、詳細な説明は省略する。
判定部102bは、確保日から日数取得部102aで取得した経過基準日数が経過していると判定した確保明細データ106bの1行目、4行目および6行目の明細を削除した確保明細データ106b(図8に示す)を作成してもよい。
[4-3.解除処理]
解除部102cは、判定部102bで経過している判定した場合、確保明細データ106bにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと紐付く在庫データ106cにおける確保数から、確保明細データ106bにおける確保数を減算することにより、在庫確保の解除を行う。
具体的には、図6の確保明細データ106bおよび在庫データ106cにおいて、在庫単位識別データは、商品名である。図6の確保明細データ106bの1行目の明細について、商品名は、ジャケットPB01である。ここで、図6の在庫データ106cを参照すると、商品名「ジャケットPB01」と紐付く確保数は、「10」である。一方で、図6の確保明細データ106bの当該1行目の明細に含まれる確保数は、図6に示すように、「10」である。このため、解除部102cは、在庫データ106cにおける確保数である10から、確保明細データ106bにおける確保数である10を減算することにより、10-10=0と計算し、「ジャケットPB01」について在庫確保の解除を行う。在庫確保解除後の「ジャケットPB01」のレコード(レコードとは、在庫データ106cにおける横一行の情報である)を、図8の在庫データ106cに枠で囲んで示す。
解除部102cは、同様に、図6の確保明細データ106bの4行目の明細についても、「ジャケットPB02」について在庫確保の解除を行う。在庫確保解除後の「ジャケットPB02」の明細を、図8の在庫データ106cに枠で囲んで示す。また、解除部102cは、同様に、図6の確保明細データ106bの6行目の明細についても、「キャラクター鉛筆セット」について在庫確保の解除を行う。在庫確保解除後の「キャラクター鉛筆セット」の明細を、図8の在庫データ106cに枠で囲んで示す。
[4-4.加算処理]
加算部102dは、判定部102bで経過している判定した場合、確保明細データ106bにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと紐付く在庫データ106cにおける引当可能数に、確保明細データ106bにおける確保数を加算する。
具体的には、図6の確保明細データ106bの1行目の明細について、在庫単位識別データである商品名は、ジャケットPB01である。ここで、図6の在庫データ106cを参照すると、商品名「ジャケットPB01」と紐付く引当可能数は、「0」である。一方で、図6の確保明細データ106bの当該1行目の明細に含まれる確保数は、図6に示すように、「10」である。このため、加算部102dは、在庫データ106cにおける引当可能数である0に、確保明細データ106bにおける確保数である10を加算することにより、0+10=10と計算する。加算後の「ジャケットPB01」のレコードを、図8の在庫データ106cに枠で囲んで示す。
加算部102dは、同様に、図6の確保明細データ106bの4行目の明細についても、「ジャケットPB02」について加算を行う。加算後の「ジャケットPB02」のレコードを、図8の在庫データ106cに枠で囲んで示す。また、加算部102dは、同様に、図6の確保明細データ106bの6行目の明細についても、「キャラクター鉛筆セット」について加算を行う。加算後の「キャラクター鉛筆セット」のレコードを、図8の在庫データ106cに枠で囲んで示す。
以上、[4-3]および[4-4]で説明したように、確保明細データ106bにおいて削除(在庫確保解除)された明細における確保数の分だけ、在庫データ106cにおける確保数が減算(マイナス)され、在庫データ106cにおける引当可能数が加算(プラス)される。
[4-5.帳票作成処理]
帳票作成部102eは、判定部102bで経過している判定した場合、確保明細データ106bにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと確保明細データ106bにおける確保数とを含む帳票データを作成する。
具体的には、図6の確保明細データ106bの1行目の明細について、在庫単位識別データである商品名は、ジャケットPB01であり、確保数は、10である。このため、帳票作成部102eは、図4の帳票データの上から1つ目のレコードに示すように、商品名「ジャケットPB01」と確保数を示す数量「10枚」とを含む帳票データを作成する。
帳票作成部102eは、同様に、図6の確保明細データ106bの4行目の明細についても、図4の帳票データの上から2つ目のレコードに示すように、商品名「ジャケットPB02」と確保数を示す数量「20枚」とを含む帳票データを作成する。また、帳票作成部102eは、同様に、図6の確保明細データ106bの6行目の明細についても、図4の帳票データの上から3つ目のレコードに示すように、商品名「キャラクター鉛筆セット」と確保数を示す数量「100セット」とを含む帳票データを作成する。
[4-6.まとめ]
このように、本実施形態に係る在庫確保解除装置100によれば、在庫の確保日から所定の日数を経過した商品についての在庫確保解除を自動的に行うことができる。これにより、例えば、在庫確保がされた状態で放置されることに起因する販売機会の損失を削減することができる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、在庫確保解除装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、在庫確保解除装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて在庫確保解除装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、在庫確保解除装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、在庫確保解除装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、在庫確保解除装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、あらゆる業界および業種において有用であるが、特に、卸売業界や商社業界等に代表される、在庫を抱えて営業担当の者が販売を行う業界において極めて有用である。
100 在庫確保解除装置
102 制御部
102a 日数取得部
102b 判定部
102c 解除部
102d 加算部
102e 帳票作成部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 確保解除基本設定マスタ
106b 確保明細データ
106c 在庫データ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (6)

  1. 制御部および記憶部を備える在庫確保解除装置であって、
    前記記憶部には、
    在庫確保の対象となる商品を識別するためのデータであって前記商品の在庫を識別するためのデータである在庫単位識別データを含む確保単位識別データと在庫確保の解除の基準となる日数である経過基準日数とを含む基準日数マスタと、
    確保単位識別データと前記商品の在庫確保を行った日付を表す確保日と在庫確保を行った前記商品の数を表す確保数とを含む確保データと、
    在庫単位識別データと確保数とを含む在庫データと、
    が格納されており、
    前記制御部は、
    前記基準日数マスタから、前記確保データに含まれる確保単位識別データと紐付く経過基準日数を取得する日数取得手段と、
    前記確保データに含まれる確保日から前記日数取得手段で取得した前記経過基準日数が経過しているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段で前記経過していると判定した場合、前記確保データにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと紐付く前記在庫データにおける確保数から、前記確保データにおける確保数を減算することにより、在庫確保の解除を行う解除手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、指定された日付から前記日数取得手段で取得した前記経過基準日数を減算して減算後日付を算出し、前記確保データに含まれる確保日が当該減算した減算後日付以前である場合、前記経過していると判定すること、
    を特徴とする在庫確保解除装置。
  2. 前記在庫データは、前記商品の引当可能数を更に含み、
    前記制御部は、
    前記判定手段で前記経過していると判定した場合、前記確保データにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと紐付く前記在庫データにおける引当可能数に、前記確保データにおける確保数を加算する加算手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項に記載の在庫確保解除装置。
  3. 前記制御部は、
    前記判定手段で前記経過していると判定した場合、前記確保データにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと前記確保データにおける確保数とを含む帳票データを作成する帳票作成手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の在庫確保解除装置。
  4. 前記確保単位識別データが、前記商品が属する部門を識別するための商品部門識別データと前記商品の分類を識別するための商品分類識別データと前記商品を識別するための商品識別データと前記商品の確保の番号である確保番号と前記商品の営業担当者を識別するための営業担当識別データと前記商品の取引を行う取引先を識別するための取引先識別データとからなる群から選択される少なくとも1つのデータであり、
    前記在庫単位識別データが、前記商品識別データであること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の在庫確保解除装置。
  5. 制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される在庫確保解除方法であって、
    前記記憶部には、
    在庫確保の対象となる商品を識別するためのデータであって前記商品の在庫を識別するためのデータである在庫単位識別データを含む確保単位識別データと在庫確保の解除の基準となる日数である経過基準日数とを含む基準日数マスタと、
    確保単位識別データと前記商品の在庫確保を行った日付を表す確保日と在庫確保を行った前記商品の数を表す確保数とを含む確保データと、
    在庫単位識別データと確保数とを含む在庫データと、
    が格納されており、
    前記制御部で実行される、
    前記基準日数マスタから、前記確保データに含まれる確保単位識別データと紐付く経過基準日数を取得する日数取得ステップと、
    前記確保データに含まれる確保日から前記日数取得ステップで取得した前記経過基準日数が経過しているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記経過していると判定した場合、前記確保データにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと紐付く前記在庫データにおける確保数から、前記確保データにおける確保数を減算することにより、在庫確保の解除を行う解除ステップと、
    を含み、
    前記判定ステップにおいては、指定された日付から前記日数取得ステップで取得した前記経過基準日数を減算して減算後日付を算出し、前記確保データに含まれる確保日が当該減算した減算後日付以前である場合、前記経過していると判定すること、
    を特徴とする在庫確保解除方法。
  6. 制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための在庫確保解除プログラムであって、
    前記記憶部には、
    在庫確保の対象となる商品を識別するためのデータであって前記商品の在庫を識別するためのデータである在庫単位識別データを含む確保単位識別データと在庫確保の解除の基準となる日数である経過基準日数とを含む基準日数マスタと、
    確保単位識別データと前記商品の在庫確保を行った日付を表す確保日と在庫確保を行った前記商品の数を表す確保数とを含む確保データと、
    在庫単位識別データと確保数とを含む在庫データと、
    が格納されており、
    前記制御部に実行させるための、
    前記基準日数マスタから、前記確保データに含まれる確保単位識別データと紐付く経過基準日数を取得する日数取得ステップと、
    前記確保データに含まれる確保日から前記日数取得ステップで取得した前記経過基準日数が経過しているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記経過していると判定した場合、前記確保データにおける確保単位識別データに含まれる在庫単位識別データと紐付く前記在庫データにおける確保数から、前記確保データにおける確保数を減算することにより、在庫確保の解除を行う解除ステップと、
    を含み、
    前記判定ステップにおいては、指定された日付から前記日数取得ステップで取得した前記経過基準日数を減算して減算後日付を算出し、前記確保データに含まれる確保日が当該減算した減算後日付以前である場合、前記経過していると判定すること、
    を特徴とする在庫確保解除プログラム。
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