JP6951066B2 - 引当処理実行装置、引当処理実行方法および引当処理実行プログラム - Google Patents

引当処理実行装置、引当処理実行方法および引当処理実行プログラム Download PDF

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Description

本発明は、引当処理実行装置、引当処理実行方法および引当処理実行プログラムに関する。
特許文献1には、製造日の古い物品が製造日の新しい物品よりも後から入庫した場合には、入庫日基準ではなく製造日基準で古い製品が先に出荷引当される倉庫管理装置が開示されている(例えば、請求項1等を参照)。
特開2001−048316号公報
このように、引当の対象となる商品の条件を、ユーザが設定することができる装置は存在するものの、近年においては、ユーザにより入力された引当分割数も考慮して引当処理を行うことができる装置が求められている。例えば、引当分割数が1である場合、ある1種類の在庫のみから引当処理が行われるが、受注した商品数が、在庫の数を上回ってしまうと、引当処理を行えない。そこで、引当分割数を2に設定することで、例えば、前記ある1種類の在庫と同一商品であるが、異なるロット番号を有する在庫からも引当を行うことができる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、引当分割数に応じた引当処理を自動的に行うことができる引当処理実行装置、引当処理実行方法および引当処理実行プログラムを提供する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る引当処理実行装置は、制御部を備えた引当処理実行装置であって、前記制御部は、各在庫についての在庫識別情報および引当可能数を含む在庫情報を参照して、入力された受注情報に含まれる引当分割数に応じた、引当可能数に関する所定の条件を満たす在庫を特定する在庫特定手段と、当該特定した在庫から引当処理を行う引当処理実行手段と、を備える、ことを特徴とする。
また、本発明に係る引当処理実行装置は、前記所定の条件を満たす在庫が、前記入力された受注情報に含まれる引当分割数が1である場合、前記入力された受注情報に含まれる商品数以上の引当可能数を有する在庫であることを特徴とする。
また、本発明に係る引当処理実行装置は、前記所定の条件を満たす在庫が、前記入力された受注情報に含まれる引当分割数が2以上である場合、引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数以上となる在庫であることを特徴とする。
また、本発明に係る引当処理実行装置は、前記所定の条件を満たす在庫が、前記入力された受注情報に含まれる引当分割数が2以上である場合、引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数より小さい在庫と、前記小さい在庫およびその他1つの在庫における引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数以上となる前記その他1つの在庫と、であることを特徴とする。
また、本発明に係る引当処理実行方法は、制御部を備えた情報処理装置で実行される引当処理実行方法であって、前記制御部で実行される、各在庫についての在庫識別情報および引当可能数を含む在庫情報を参照して、入力された受注情報に含まれる引当分割数に応じた、引当可能数に関する所定の条件を満たす在庫を特定する在庫特定ステップと、当該特定した在庫から引当処理を行う引当処理実行ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る引当処理実行プログラムは、制御部を備えた情報処理装置に実行させるための引当処理実行プログラムであって、前記制御部に実行させるための、各在庫についての在庫識別情報および引当可能数を含む在庫情報を参照して、入力された受注情報に含まれる引当分割数に応じた、引当可能数に関する所定の条件を満たす在庫を特定する在庫特定ステップと、当該特定した在庫から引当処理を行う引当処理実行ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、引当分割数に応じた引当処理を自動的に行うことができるという効果を奏する。
図1は、引当処理実行装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、引当処理の一例を示す図である。
以下に、本発明に係る引当処理実行装置、引当処理実行方法および引当処理実行プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[1.概要]
医薬品業界や食品業界等の分野において、ある商品を受注した場合、受注した商品数が、前記ある商品の在庫数(引当可能数)以下であるか否かについては、従来よりシステム上で自動的に判断していた。しかしながら、例えば、受注した商品数が、引当可能数を上回ってしまう場合に、前記ある商品と同一商品で異なるロット番号を有する他の在庫からも引当処理を行う(いわゆるロット分割をする)ことが可能か否かの判断は、自動化できていなかった。このため、担当者は、単一の在庫からの引当のみでは在庫数が足りない場合に、他の在庫からのロット分割が可能か否かを判断しなければならず、大変な労力を要していた。
そこで、本実施形態においては、ロット分割が可能か否かの判断に加え、可能である場合には、ロット分割数に応じた引当処理を自動的に行うことができる引当処理実行装置、引当処理実行方法および引当処理実行プログラムを提供している。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[2.構成]
本実施形態に係る引当処理実行装置100の構成について、図1を用いて説明する。図1は、引当処理実行装置100の構成の一例を示すブロック図である。
引当処理実行装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、引当処理実行装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
引当処理実行装置100は、図1に示すように、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。引当処理実行装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、引当処理実行装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、引当処理実行装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する記憶部106に格納されるデータは、サーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、在庫情報106aおよび過去出荷情報106bを備えている。なお、過去出荷情報106bは、任意の構成要素であり、引当処理実行装置100に含まれていても含まれていなくてもよいが、以下の[3.処理の具体例]の(1)にて説明する理由により、含まれることが好ましい。
在庫情報106aは、各在庫に関する情報を管理するための情報テーブルである。在庫情報106aは、商品が医薬品等である場合は、各在庫について、例えば、商品識別情報、在庫識別情報、有効期限情報、引当可能数等の項目を含む。また、在庫情報106aは、商品が食品等である場合には、各在庫について、商品識別情報、在庫識別情報、賞味期限情報、消費期限情報、商品の優劣に関する情報、引当可能数等の項目を含む。前記在庫識別情報は、前記各在庫を識別するための情報であり、商品が医薬品等である場合には、例えば、ロット識別情報等であり、商品が食品等である場合には、例えば、製造番号情報等である。なお、引当可能数とは、各在庫についての、引当が可能な数量である。
過去出荷情報106bは、過去に納入した各商品に関する最新の在庫情報を管理するための情報テーブルであり、具体的には、過去に出荷した各商品について、得意先識別情報、納入先識別情報、商品識別情報、ロット識別情報、有効期限情報等の項目を含む。これらのうち、得意先は、商品の取引を行う相手先のことであり、納入先は、商品を納入する相手先のことである。得意先と納入先とは、同じ相手であってもよいし、異なる相手であってもよい。ここで、最新の在庫情報が、どのように過去出荷情報106b中に更新されるかを説明する。例えば、ある取引先に対し、前々回の取引において、ロット番号LOTE01および有効期限2015/1/1を有する在庫を納入した場合、このロット番号LOTE01および有効期限2015/1/1が前記最新の在庫情報として過去出荷情報中に保存される。その後、前回の取引において、ロット番号LOTE02および有効期限2015/2/1を有する在庫を納入すると、前回の取引における在庫の方が、前々回の取引における在庫よりも、ロット番号が大きく、有効期限も新しいため、ロット番号LOTE02および有効期限2015/2/1が、前記最新の在庫情報として過去出荷情報中に更新される。このように、過去出荷情報106bには、過去に納入したある商品に関する最新の在庫情報が保存されている。
制御部102は、引当処理実行装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、(1)各在庫についての在庫識別情報および引当可能数を含む在庫情報を参照して、入力された受注情報に含まれる引当分割数に応じた、引当可能数に関する所定の条件を満たす在庫を特定する在庫特定手段としての在庫特定部102aと、(2)当該特定した在庫から引当処理を行う引当処理実行手段としての引当処理実行部102bと、を備えている。なお、在庫特定部102aおよび引当処理実行部102bが実行する処理の詳細については、以下の[3.処理の具体例]にて詳細に説明する。
[3.処理の具体例]
本実施形態に係る処理の具体例について、図2を参照して詳細に説明する。図2は、引当処理の一例を示す図である。
前述のように、在庫特定部102aは、前記在庫情報を参照して、入力された受注情報に含まれる引当分割数に応じた、引当可能数に関する所定の条件を満たす在庫を特定する。ここで、前記所定の条件を満たす在庫は、引当分割数が1の場合と2以上の場合とで異なる。さらに、引当分割数が2以上の場合には、在庫の引当可能数に応じて、前記所定の条件を満たす在庫は異なる。このため、前記所定の条件を満たす在庫は、以下の3つの場合によりそれぞれ異なる。すなわち、(1)入力された引当分割数が1である場合、(2)入力された引当分割数が2以上であり、入力された引当分割数>実際の引当分割数となる場合、(3)入力された引当分割数が2以上であり、入力された引当分割数=実際の引当分割数となる場合、の3つの場合である。以下、この3つの場合について、この順で詳細に説明する。
(1)入力された引当分割数が1である場合
最初に、前記入力された受注情報に含まれる引当分割数が1である場合の、前記所定の条件を満たす在庫について、図2の(1)を参照して詳細に説明する。前記入力された受注情報に含まれる引当分割数が1である場合、在庫特定部102aは、以下のようにして、前記入力された受注情報に含まれる商品数以上の引当可能数を有する在庫を、前記所定の条件を満たす在庫として特定する。
まず、メーカーにおける商品の納入担当者等のユーザ(以下、単に「ユーザ」という。)により、図2の(1)の受注明細情報に示すように、商品名として、ShohinEEEが、引当分割数(ロット分割数)として、1が、商品数(数量)として、100が入力される。ここで、引当分割とは、1つの在庫のみからの引当では、受注した商品数量を引当できない場合に、他の在庫からも引当を行うことを意味し、引当分割数は、合計でいくつの在庫から引当を行うかを示す数字であり、自然数となる。例えば、引当分割数が1である場合には、ある1つの在庫のみから引当を行い(つまり、引当は行うが、引当分割は行わない)、引当分割数が2である場合には、前記ある1つの在庫の他に、他の1つの在庫からも引当を行い、引当分割数が3である場合には、前記ある1つの在庫の他に、他の2つの在庫からも引当を行う。なお、以下の(2)で説明するように、入力された引当分割数より小さい数の引当分割が実際には行われることはあるが、入力された引当分割数より大きい数の引当分割が実際に行われるということはない。前記他の在庫としては、例えば、本実施形態のように、前記ある在庫と同一商品であり、かつ、異なるロット番号および有効期限を有する商品や、あるいは、前記ある在庫と同一商品かつ同一有効期限であり、かつ、異なるロット番号を有する商品等があげられる。
つぎに、在庫特定部102aは、図2の(1)の在庫情報を参照して、前記入力された受注情報に含まれる商品数(100)以上の引当可能数を有する在庫を、前記所定の条件を満たす在庫として特定する。ここで、図2の(1)の在庫情報におけるLOTE03の在庫は、引当可能数が100であるため、これが、前記所定の条件を満たす在庫となる。
続いて、引当処理実行部102bは、当該特定したLOTE03の在庫から引当処理を行う。この引当処理の結果は、図2の(1)の引当結果に示すように、表として示してもよい。前記引当結果の表において、分割有無の項目には、実際に引当分割がされた場合には「分割済」が記され、引当分割がされなかった場合には、「分割無」が記される。また、ロット分割数は、ユーザによって入力された引当分割数を示し、ロットは、引当された在庫のロット番号を示し、数量は、引当された在庫数量を示す。このように、引当結果の表が作成されることにより、ユーザは、引当処理の結果を容易に把握することができる。
なお、在庫情報106a中に、本実施形態のように、ロット識別情報や有効期限情報等の在庫の新旧に関する情報がある場合には、在庫特定部102aは、以下のようにして、引当可能数に関する条件に加えて、商品の新旧に関する追加条件も考慮して在庫を特定してもよい。すなわち、在庫特定部102aは、前記受注情報に含まれる商品数以上の引当可能数を有する在庫を特定し、さらに、前記在庫の中で、より小さいロット識別情報(または、古い有効期限情報)を有する在庫を、前記所定の条件を満たす在庫として特定してもよい。例えば、図2の(1)の在庫情報に、仮に、「ロット番号LOTE04、有効期限2015/4/1、引当可能数100」の架空在庫が存在する場合、前記受注情報に含まれる商品数(100)以上の引当可能数を有する在庫として、LOTE03の在庫とLOTE04の架空在庫の2つが該当してしまう。しかしながら、これらの在庫のうち、より小さいロット識別情報(または、古い有効期限情報)を有する在庫は、LOTE03の在庫であるため、これが、前記所定の条件を満たす在庫となる。このように、在庫特定部102aは、引当可能数に関する条件を満たす在庫が、在庫情報中に複数存在する場合においても、商品の新旧に関する追加条件も考慮することにより、在庫を1つに特定することができる。なお、本実施形態においては、前記追加条件が、商品の新旧に関する条件である場合について説明したが、追加条件は、商品の新旧に関する条件に限られず、例えば、商品の品質に関する条件等であってもよい。
また、記憶部106が、過去出荷情報106bを含めば、ある取引先との前回取引において納入した在庫よりも古い在庫については、以下のようにして、引当対象外とすることができる。すなわち、ユーザにより、仮に、得意先識別情報、納入先識別情報、商品識別情報、引当分割数=1および商品数=50という受注情報が入力されると、在庫特定部102aは、過去出荷情報106bを参照して、前記入力された得意先識別情報、納入先識別情報および商品識別情報と同じものを含む在庫を、最新の在庫として特定する。そして、例えば、当該特定した最新の在庫に含まれるロット番号がLOTE02、有効期限が2015/2/1であるとする。この場合、図2の(1)の在庫情報によると、LOTE01の在庫は、入力された受注情報に含まれる商品数(50)以上の引当可能数(50)を有するが、この商品は、当該特定した最新の在庫のロット番号LOTE02より小さいロット番号LOTE01を有し、当該特定した最新の在庫の有効期限2015/2/1より古い有効期限2015/1/1を有するため、引当対象外となる。一方、図2の(1)の在庫情報によると、LOTE03の在庫は、入力された受注情報に含まれる商品数(50)以上の引当可能数(100)を有し、かつ、当該特定した最新の在庫のロット番号LOTE02より大きいロット番号LOTE03を有し、当該特定した最新の在庫の有効期限2015/2/1より新しい有効期限2015/3/1を有するため、引当の対象となる。このように、本実施形態に係る引当処理実行装置100は、記憶部106が、過去出荷情報106bを含むことにより、ある取引先との前回取引において納入した在庫よりも古い在庫については、引当対象外とし、顧客からの細かいニーズに応えることができる。
(2)入力された引当分割数が2以上であり、入力された引当分割数>実際の引当分割数となる場合
つぎに、入力された引当分割数が2以上であり、入力された引当分割数>実際の引当分割数となる場合の、前記所定の条件を満たす在庫について、図2の(2)を参照して詳細に説明する。前記入力された受注情報に含まれる引当分割数が2以上である場合、在庫特定部102aは、以下のようにして、引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数以上となる在庫を、前記所定の条件を満たす在庫として特定する。
まず、ユーザにより、図2の(2)の受注明細情報に示すように、商品名として、ShohinCCCが、引当分割数(ロット分割数)として、2が、商品数(数量)として、100が入力される。
つぎに、在庫特定部102aは、図2の(2)の在庫情報を参照して、引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数(100)以上となる在庫を、前記所定の条件を満たす在庫として特定する。ここで、図2の(2)の在庫情報におけるLOTC01の在庫は、引当可能数が100であるため、これが、前記所定の条件を満たす在庫となる。このように、可能な場合には、入力された受注情報に含まれる引当分割数(この例では、2)よりも、小さい数の引当分割数(この例では、1)で引当をすることが好ましい。
続いて、引当処理実行部102bは、当該特定したLOTC01の在庫から引当処理を行う。この引当処理の結果は、図2の(2)の引当結果に示すように、表として示してもよい。前記引当処理の表における各項目の内容および表を作成することによる効果は、前述の記載と同様である。
なお、在庫情報106a中に、本実施形態のように、ロット識別情報や有効期限情報等の在庫の新旧に関する情報がある場合には、在庫特定部102aは、以下のようにして、引当可能数に関する条件に加えて、商品の新旧に関する追加条件も考慮して在庫を特定してもよい。すなわち、在庫特定部102aは、引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数以上となる在庫であり、かつ、1番目に小さいロット識別情報(または、古い有効期限情報)を有する在庫から、入力された引当分割数−1番目に小さいロット識別情報(または、古い有効期限情報)を有する在庫までを、前記所定の条件を満たす在庫として特定してもよい。例えば、図2には示していないが、ユーザにより、仮に、商品名として、ShohinCCCが、引当分割数(ロット分割数)として、3が、商品数(数量)として、110が入力されたとする。この場合、図2の(1)の在庫情報において、「LOTC01の在庫(引当可能数100)+LOTC02の在庫(引当可能数20)」の組合せおよび「LOTC01の在庫(引当可能数100)+LOTC03の在庫(引当可能数40)」の組合せの2つが、引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数(110)以上となる在庫に該当してしまう。しかしながら、これらのうち、1番目に小さいロット識別情報(または、古い有効期限情報)を有する在庫から、入力された引当分割数−1番目(この例では3−1=2番目)に小さいロット識別情報(または、古い有効期限情報)を有する在庫までは、LOTC01の在庫+LOTC02の在庫の組合せであるため、この組合せが、前記所定の条件を満たす在庫となる。このように、在庫特定部102aは、引当可能数に関する条件を満たす在庫の組合せが、在庫情報中に複数存在する場合においても、商品の新旧に関する追加条件も考慮することにより、在庫の組合せを1つに特定することができる。なお、追加条件が商品の新旧に限られず、商品の品質等に関する条件等でも良い点は、前述の記載と同様である。
(3)入力された引当分割数が2以上であり、入力された引当分割数=実際の引当分割数となる場合
最後に、入力された引当分割数が2以上であり、入力された引当分割数=実際の引当分割数となる場合の、前記所定の条件を満たす在庫について、図2の(3)および(3)−2を参照して詳細に説明する。前記入力された受注情報に含まれる引当分割数が2以上である場合、在庫特定部102aは、以下のようにして、引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数より小さい在庫と、前記小さい在庫およびその他1つの在庫における引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数以上となる前記その他1つの在庫と、を前記所定の条件を満たす在庫として特定する。
まず、前記ユーザにより、図2の(3)の受注明細情報に示すように、商品名として、ShohinAAAが、引当分割数(ロット分割数)として、2が、商品数(数量)として、100が入力される。
つぎに、在庫特定部102aは、図2の(3)の在庫情報を参照して、引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数(100)より小さい在庫と、前記小さい在庫およびその他1つの在庫における引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数以上となる前記その他1つの在庫と、を前記所定の条件を満たす在庫として特定する。ここで、図2の(3)の在庫情報におけるLOTA01の在庫は、引当可能数が50であるため、これが、引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数(100)より小さい在庫となる。また、前記小さい在庫(LOTA01)およびLOTA03の在庫における引当可能数の総和は、50+100=150となり、前記入力された受注情報に含まれる商品数(100)以上となるため、LOTA03の在庫が、前記その他1つの在庫となる。このように、図2の(3)の在庫情報におけるLOTA01の在庫と、LOTA03の在庫と、が、前記所定の条件を満たす在庫となる。
続いて、引当処理実行部102bは、当該特定した在庫(LOTA01の在庫およびLOTA03の在庫)から引当処理を行う。この引当処理の結果は、図2の(3)の引当結果に示すように、表として示してもよい。前記引当処理の表における各項目の内容および表を作成することによる効果は、前述の記載と同様である。
なお、在庫情報106a中に、本実施形態のように、ロット識別情報や有効期限情報等の在庫の新旧に関する情報がある場合には、在庫特定部102aは、以下のようにして、引当可能数に関する条件に加えて、商品の新旧に関する追加条件も考慮して在庫を特定してもよい。すなわち、在庫特定部102aは、引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数より小さく、かつ、1番目に小さいロット識別情報(または、古い有効期限情報)を有する在庫から、入力された引当分割数−1番目に小さいロット識別情報(または、古い有効期限情報)を有する在庫までを、小さい在庫として特定する。一方で、在庫特定部102aは、当該特定した小さい在庫およびその他1つの在庫における引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数以上となる在庫の中で、より小さいロット識別情報(または、古い有効期限情報)を有する在庫を、前記その他1つの在庫として特定する。このように、在庫特定部102aは、当該特定した小さい在庫と、当該特定したその他1つの在庫と、を前記所定の条件を満たす在庫として特定する。具体例として、図2の(3)−2の受注明細情報に示すように、ユーザにより、商品名として、ShohinDDDが、引当分割数(ロット分割数)として、3が、商品数(数量)として、100が入力されたとする。この場合、図2の(3)の在庫情報において、「LOTD01の在庫(引当可能数50)+LOTD02の在庫(引当可能数20)+LOTD04の在庫(引当可能数100)」の組合せと「LOTD01の在庫(引当可能数50)+LOTD03の在庫(引当可能数20)+LOTD04の在庫(引当可能数100)」の組合せの2つが、引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数より小さい在庫と、前記小さい在庫およびその他1つの在庫における引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数以上となる前記その他1つの在庫と、に該当してしまう。しかしながら、これらのうち、1番目に小さいロット識別情報(または、古い有効期限情報)を有する在庫から、入力された引当分割数−1番目(この例では3−1=2番目)に小さいロット識別情報(または、古い有効期限情報)を有する在庫までは、LOTD01の在庫+LOTD02の在庫までであり、これらの在庫が、前記小さい在庫となる。また、前記小さい在庫およびその他1つの在庫における引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数以上となる在庫の中で、より小さいロット識別情報(または、古い有効期限情報)を有する在庫は、LOTD04の在庫であり、これが、前記その他1つの在庫となる。以上より、LOTD01の在庫+LOTD02の在庫+LOTD04の在庫が、前記所定の条件を満たす在庫となる。このように、在庫特定部102aは、引当可能数に関する条件を満たす在庫の組合せが、在庫情報中に複数存在する場合においても、商品の新旧に関する追加条件も考慮することにより、在庫の組合せを1つに特定することができる。なお、追加条件が商品の新旧に限られず、商品の品質等に関する条件等でも良い点は、前述の記載と同様である。
また、在庫特定部102aは、商品の新旧に関する追加条件も考慮して在庫を特定することにより、前段落の効果に加えて、以下の効果も奏する。すなわち、メーカーは、引当可能な複数の在庫のうち、より古い在庫から出荷して処分していきたいという事情がある。ここで、例えば、ユーザにより図2の(4)に示す受注明細情報が入力された場合、在庫特定部102aは、商品の新旧に関する追加条件を考慮しないとすると、LOTB02の在庫+LOTB03の在庫の組合せが、引当できる唯一の組合せであるため、この組合せで引当可能と判断してしまうが、この組合せでは、一番古いLOTB01の在庫が出荷されずに残ってしまう。この場合に、在庫特定部102aが、前記商品の新旧に関する追加条件も考慮すれば、前記小さい在庫は、引当可能数の総和が、前記入力された受注情報に含まれる商品数より小さく、かつ、1番目に小さいロット識別情報(または、古い有効期限情報)を有する在庫から、入力された引当分割数−1番目(この例では2−1=1番目)に小さいロット識別情報(または、古い有効期限情報)を有する在庫であるLOTB01の在庫ただ1つに固定される。すると、LOTB01の在庫と残りいずれとの在庫(LOTB02またはLOTB03)の組合せによっても、引当可能数の総和は、それぞれ、20+50=70または20+60=80であり、入力された受注情報に含まれる商品数(100)以上とはならないため、在庫特定部102aは、引当不可と判断し、一番古いLOTB01の在庫が出荷されずに残ってしまうのを避けることができる。
このように、本実施形態に係る引当処理実行装置100によれば、引当分割数に応じた引当処理を自動的に行うことができる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、引当処理実行装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、引当処理実行装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて引当処理実行装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、引当処理実行装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム商品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。 したがって、本明細書で説明したような処理又は処理方法を実行するためのプログラムを格納した記録媒体もまた本発明を構成することとなる。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、引当処理実行装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、引当処理実行装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、特に、医薬品業界、食品業界等の分野において有用である。
100 引当処理実行装置
102 制御部
102a 在庫特定部
102b 引当処理実行部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 在庫情報
106b 過去出荷情報
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (3)

  1. 制御部および記憶部を備え、医薬品または食品の商品の在庫についての引当処理を行う引当処理実行装置であって、
    前記記憶部には、
    商品識別情報、得意先識別情報、納入先識別情報、引当分割数および商品数を含む受注情報と、
    前記商品識別情報、在庫の新旧に関する情報である在庫識別情報および引当可能数を有するレコードを含む在庫情報と、
    前記商品識別情報、前記得意先識別情報、前記納入先識別情報およびある納入先に対して納入した最新の前記在庫に関する前記在庫識別情報を含む過去出荷情報と、
    が格納されており、
    前記制御部は、
    前記過去出荷情報から、前記受注情報中の前記商品識別情報、前記得意先識別情報および前記納入先識別情報と同じものと紐づく前記在庫識別情報を、最新の在庫として特定する最新在庫特定手段と、
    前記在庫情報から、前記受注情報中の前記商品識別情報と同じ前記商品識別情報を有し、かつ、前記最新在庫特定手段で特定した前記在庫識別情報より古くない前記在庫識別情報を有するレコードを抽出するレコード抽出手段と、
    (I)前記引当分割数が1である場合、前記レコード抽出手段で抽出した前記レコードのうち、前記引当可能数が前記受注情報中の前記商品数以上となるレコードであって前記在庫識別情報がより古いものを在庫引当の対象として特定し、
    (II)前記引当分割数が2以上であって、前記レコード抽出手段で抽出した前記レコードのうち、最も古い前記在庫識別情報を有するレコードから前記引当分割数−1番目に古い前記在庫識別情報を有するレコード中の前記引当可能数の総和が前記受注情報中の前記商品数以上となる場合、当該有するレコードを在庫引当の対象として特定し、
    (III)前記引当分割数が2以上であって、前記レコード抽出手段で抽出した前記レコードのうち、最も古い前記在庫識別情報を有するレコードから前記引当分割数−1番目に古い前記在庫識別情報を有するレコード中の前記引当可能数の総和が前記受注情報中の前記商品数未満となる場合、当該有するレコードと、当該有するレコードおよびその他のレコード中の前記引当可能数の総和が前記受注情報中の前記商品数以上となる前記その他のレコードであって前記在庫識別情報がより古いものと、を在庫引当の対象として特定する在庫特定手段と、
    当該特定したレコードから引当処理を行う引当処理実行手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする引当処理実行装置。
  2. 制御部および記憶部を備えた情報処理装置で実行される、医薬品または食品の商品の在庫についての引当処理を行う引当処理実行方法であって、
    前記記憶部には、
    商品識別情報、得意先識別情報、納入先識別情報、引当分割数および商品数を含む受注情報と、
    前記商品識別情報、在庫の新旧に関する情報である在庫識別情報および引当可能数を有するレコードを含む在庫情報と、
    前記商品識別情報、前記得意先識別情報、前記納入先識別情報およびある納入先に対して納入した最新の前記在庫に関する前記在庫識別情報を含む過去出荷情報と、
    が格納されており、
    前記制御部で実行される、
    前記過去出荷情報から、前記受注情報中の前記商品識別情報、前記得意先識別情報および前記納入先識別情報と同じものと紐づく前記在庫識別情報を、最新の在庫として特定する最新在庫特定ステップと、
    前記在庫情報から、前記受注情報中の前記商品識別情報と同じ前記商品識別情報を有し、かつ、前記最新在庫特定ステップで特定した前記在庫識別情報より古くない前記在庫識別情報を有するレコードを抽出するレコード抽出ステップと、
    (I)前記引当分割数が1である場合、前記レコード抽出ステップで抽出した前記レコードのうち、前記引当可能数が前記受注情報中の前記商品数以上となるレコードであって前記在庫識別情報がより古いものを在庫引当の対象として特定し、
    (II)前記引当分割数が2以上であって、前記レコード抽出ステップで抽出した前記レコードのうち、最も古い前記在庫識別情報を有するレコードから前記引当分割数−1番目に古い前記在庫識別情報を有するレコード中の前記引当可能数の総和が前記受注情報中の前記商品数以上となる場合、当該有するレコードを在庫引当の対象として特定し、
    (III)前記引当分割数が2以上であって、前記レコード抽出ステップで抽出した前記レコードのうち、最も古い前記在庫識別情報を有するレコードから前記引当分割数−1番目に古い前記在庫識別情報を有するレコード中の前記引当可能数の総和が前記受注情報中の前記商品数未満となる場合、当該有するレコードと、当該有するレコードおよびその他のレコード中の前記引当可能数の総和が前記受注情報中の前記商品数以上となる前記その他のレコードであって前記在庫識別情報がより古いものと、を在庫引当の対象として特定する在庫特定ステップと、
    当該特定したレコードから引当処理を行う引当処理実行ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする引当処理実行方法。
  3. 制御部および記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための、医薬品または食品の商品の在庫についての引当処理を行う引当処理実行プログラムであって、
    前記記憶部には、
    商品識別情報、得意先識別情報、納入先識別情報、引当分割数および商品数を含む受注情報と、
    前記商品識別情報、在庫の新旧に関する情報である在庫識別情報および引当可能数を有するレコードを含む在庫情報と、
    前記商品識別情報、前記得意先識別情報、前記納入先識別情報およびある納入先に対して納入した最新の前記在庫に関する前記在庫識別情報を含む過去出荷情報と、
    が格納されており、
    前記制御部に実行させるための、
    前記過去出荷情報から、前記受注情報中の前記商品識別情報、前記得意先識別情報および前記納入先識別情報と同じものと紐づく前記在庫識別情報を、最新の在庫として特定する最新在庫特定ステップと、
    前記在庫情報から、前記受注情報中の前記商品識別情報と同じ前記商品識別情報を有し、かつ、前記最新在庫特定ステップで特定した前記在庫識別情報より古くない前記在庫識別情報を有するレコードを抽出するレコード抽出ステップと、
    (I)前記引当分割数が1である場合、前記レコード抽出ステップで抽出した前記レコードのうち、前記引当可能数が前記受注情報中の前記商品数以上となるレコードであって前記在庫識別情報がより古いものを在庫引当の対象として特定し、
    (II)前記引当分割数が2以上であって、前記レコード抽出ステップで抽出した前記レコードのうち、最も古い前記在庫識別情報を有するレコードから前記引当分割数−1番目に古い前記在庫識別情報を有するレコード中の前記引当可能数の総和が前記受注情報中の前記商品数以上となる場合、当該有するレコードを在庫引当の対象として特定し、
    (III)前記引当分割数が2以上であって、前記レコード抽出ステップで抽出した前記レコードのうち、最も古い前記在庫識別情報を有するレコードから前記引当分割数−1番目に古い前記在庫識別情報を有するレコード中の前記引当可能数の総和が前記受注情報中の前記商品数未満となる場合、当該有するレコードと、当該有するレコードおよびその他のレコード中の前記引当可能数の総和が前記受注情報中の前記商品数以上となる前記その他のレコードであって前記在庫識別情報がより古いものと、を在庫引当の対象として特定する在庫特定ステップと、
    当該特定したレコードから引当処理を行う引当処理実行ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする引当処理実行プログラム。
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