JP2021114199A - 情報処理装置、在庫管理方法および在庫管理プログラム - Google Patents

情報処理装置、在庫管理方法および在庫管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自社の考え方に合った在庫の引当(具体的には引当可能在庫数の算出)の管理を簡単な設定変更のみで実現可能とする情報処理装置、在庫管理方法および在庫管理プログラムを提供することを課題とする。【解決手段】本実施形態では、受注した商品の受注データの登録が指示されると、第一の設定を確認し、確認した第一の設定が引当予定受注数を加味するものであった場合において、当該商品の在庫データが記憶部にないときには、在庫データの生成に係る第一生成処理を実行し、当該商品の在庫データが記憶部にあるときには、当該在庫データの更新に係る第一更新処理を実行し、確認した第一の設定が引当予定受注数を加味しないものであった場合において、当該商品の在庫データが記憶部にないときには、在庫データの生成に係る第二生成処理を実行し、当該商品の在庫データが記憶部にあるときには、当該在庫データの更新に係る第二更新処理を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、在庫管理方法および在庫管理プログラムに関する。
特許文献1には、商品の在庫数量や入庫予定数量を原産地単位で記憶する場合を対象とした商品の引当を実現する商品引当装置等について記載されている。
特開2007−018093号公報
しかしながら、商品の在庫が無い状態でも受注を受付け且つ在庫の引当は受注時ではなく入荷時に行う企業(卸や小売など)において、主に取り扱う商品によって在庫の引当に対する考え方は異なる(例えば、主に取り扱う商品が定番品なのか将来販売予定の新商品なのかによって、引当可能在庫数の算出に対する考え方は異なる)が、自社の考え方に合った在庫の引当(具体的には引当可能在庫数の算出)を簡単な設定変更のみで実現可能とする情報処理システム(アプリケーションソフトウェア)は、これまで存在しなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、自社の考え方に合った在庫の引当(具体的には引当可能在庫数の算出)の管理を簡単な設定変更のみで実現可能とする情報処理装置、在庫管理方法および在庫管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、制御部を備える情報処理装置であって、実在庫数と、実在庫数から入荷時に引当された受注数である引当済受注数と、実在庫数から入荷時に引当される予定の受注数である引当予定受注数と、実在庫数から引当可能な在庫数である引当可能在庫数とを商品別に管理するための在庫データが記憶される記憶部と接続されており、前記制御部は、引当可能在庫数を算出する際に引当予定受注数を加味するか否かについての第一の設定を登録させる第一設定登録手段と、受注した商品の受注データの登録が指示されると、第一の設定に応じて在庫データの生成または更新を行う在庫管理手段とを備え、前記在庫管理手段は、受注した商品の受注データの登録が指示されると、(1)第一の設定を確認し、(2)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味するものであった場合において、当該商品の在庫データが前記記憶部にないときには、実在庫数としてゼロが格納され、引当済受注数としてゼロが格納され、引当予定受注数として当該商品の受注数が格納され、引当可能在庫数として当該実在庫数から当該引当済受注数と当該引当予定受注数を減算した数が格納された当該商品の在庫データを生成し、当該生成した在庫データを前記記憶部に格納する第一生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには、当該在庫データに格納されている引当予定受注数を、当該引当予定受注数に当該受注数を加算した数に更新し、当該在庫データに格納されている引当可能在庫数を、当該在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数と当該更新後の引当予定受注数を減算した数に更新する第一更新処理を実行し、(3)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味しないものであった場合において、当該商品の在庫データが前記記憶部にないときには、実在庫数としてゼロが格納され、引当済受注数としてゼロが格納され、引当予定受注数として当該受注数が格納され、引当可能在庫数として当該実在庫数から当該引当済受注数を減算した数が格納された当該商品の在庫データを生成し、当該生成した在庫データを前記記憶部に格納する第二生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには、当該在庫データに格納されている引当予定受注数を、当該引当予定受注数に当該受注数を加算した数に更新し、当該在庫データに格納されている引当可能在庫数を、当該在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数を減算した数に更新する第二更新処理を実行すること、を特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置は、前記情報処理装置において、前記制御部は、引当可能在庫数の算出において引当予定受注数を加味するか否かまたは第一の設定に従うかについての第二の設定を商品別に登録させる第二設定登録手段をさらに備え、前記在庫管理手段は、前記受注した商品の受注データの登録が指示されると、(1)当該商品に紐付く第二の設定を確認し、当該確認した第二の設定が第一の設定に従うものであった場合には更に第一の設定を確認することで、引当予定受注数を加味するか否かを決定し、(2)引当予定受注数を加味すると決定された場合において、前記受注した商品の在庫データが前記記憶部にないときには前記第一生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには前記第一更新処理を実行し、(3)引当予定受注数を加味しないと決定された場合において、当該商品の在庫データが前記記憶部にないときには前記第二生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには前記第二更新処理を実行すること、を特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置は、前記情報処理装置において、前記制御部は、在庫照会画面にて照会対象の商品が指定されると、(1)第一の設定を確認し、(2)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味するものであった場合には、当該商品の在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数と当該在庫データに格納されている引当予定受注数を減算した数を引当可能在庫数として算出する第一算出処理を実行し、(3)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味しないものであった場合には、当該商品の在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数を減算した数を引当可能在庫数として算出する第二算出処理を実行し、(4)算出結果を前記在庫照会画面に出力する在庫照会手段をさらに備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置は、前記情報処理装置において、前記制御部は、引当可能在庫数の算出において引当予定受注数を加味するか否かまたは第一の設定に従うかについての第二の設定を商品別に登録させる第二設定登録手段をさらに備え、前記在庫照会手段は、前記照会対象の商品が指定されると、(1)当該商品に紐付く第二の設定を確認し、当該確認した第二の設定が第一の設定に従うものであった場合には更に第一の設定を確認することで、引当予定受注数を加味するか否かを決定し、(2)引当予定受注数を加味すると決定された場合には前記第一算出処理を実行し、(3)引当予定受注数を加味しないと決定された場合には前記第二算出処理を実行し、(4)算出結果を前記在庫照会画面に出力すること、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫管理方法は、制御部を備える情報処理装置で実行される在庫管理方法であって、前記情報処理装置は、実在庫数と、実在庫数から入荷時に引当された受注数である引当済受注数と、実在庫数から入荷時に引当される予定の受注数である引当予定受注数と、実在庫数から引当可能な在庫数である引当可能在庫数とを商品別に管理するための在庫データが記憶される記憶部と接続されており、前記情報処理装置には、引当可能在庫数を算出する際に引当予定受注数を加味するか否かについての第一の設定が登録されており、前記制御部で実行される、受注した商品の受注データの登録が指示されると、第一の設定に応じて在庫データの生成または更新を行う在庫管理ステップを含み、前記在庫管理ステップは、受注した商品の受注データの登録が指示されると、(1)第一の設定を確認し、(2)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味するものであった場合において、当該商品の在庫データが前記記憶部にないときには、実在庫数としてゼロが格納され、引当済受注数としてゼロが格納され、引当予定受注数として当該商品の受注数が格納され、引当可能在庫数として当該実在庫数から当該引当済受注数と当該引当予定受注数を減算した数が格納された当該商品の在庫データを生成し、当該生成した在庫データを前記記憶部に格納する第一生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには、当該在庫データに格納されている引当予定受注数を、当該引当予定受注数に当該受注数を加算した数に更新し、当該在庫データに格納されている引当可能在庫数を、当該在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数と当該更新後の引当予定受注数を減算した数に更新する第一更新処理を実行し、(3)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味しないものであった場合において、当該商品の在庫データが前記記憶部にないときには、実在庫数としてゼロが格納され、引当済受注数としてゼロが格納され、引当予定受注数として当該受注数が格納され、引当可能在庫数として当該実在庫数から当該引当済受注数を減算した数が格納された当該商品の在庫データを生成し、当該生成した在庫データを前記記憶部に格納する第二生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには、当該在庫データに格納されている引当予定受注数を、当該引当予定受注数に当該受注数を加算した数に更新し、当該在庫データに格納されている引当可能在庫数を、当該在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数を減算した数に更新する第二更新処理を実行すること、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫管理プログラムは、制御部を備える情報処理装置に実行させるための在庫管理プログラムであって、前記情報処理装置は、実在庫数と、実在庫数から入荷時に引当された受注数である引当済受注数と、実在庫数から入荷時に引当される予定の受注数である引当予定受注数と、実在庫数から引当可能な在庫数である引当可能在庫数とを商品別に管理するための在庫データが記憶される記憶部と接続されており、前記情報処理装置には、引当可能在庫数を算出する際に引当予定受注数を加味するか否かについての第一の設定が登録されており、前記制御部に実行させるための、受注した商品の受注データの登録が指示されると、第一の設定に応じて在庫データの生成または更新を行う在庫管理ステップを含み、前記在庫管理ステップは、受注した商品の受注データの登録が指示されると、(1)第一の設定を確認し、(2)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味するものであった場合において、当該商品の在庫データが前記記憶部にないときには、実在庫数としてゼロが格納され、引当済受注数としてゼロが格納され、引当予定受注数として当該商品の受注数が格納され、引当可能在庫数として当該実在庫数から当該引当済受注数と当該引当予定受注数を減算した数が格納された当該商品の在庫データを生成し、当該生成した在庫データを前記記憶部に格納する第一生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには、当該在庫データに格納されている引当予定受注数を、当該引当予定受注数に当該受注数を加算した数に更新し、当該在庫データに格納されている引当可能在庫数を、当該在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数と当該更新後の引当予定受注数を減算した数に更新する第一更新処理を実行し、(3)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味しないものであった場合において、当該商品の在庫データが前記記憶部にないときには、実在庫数としてゼロが格納され、引当済受注数としてゼロが格納され、引当予定受注数として当該受注数が格納され、引当可能在庫数として当該実在庫数から当該引当済受注数を減算した数が格納された当該商品の在庫データを生成し、当該生成した在庫データを前記記憶部に格納する第二生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには、当該在庫データに格納されている引当予定受注数を、当該引当予定受注数に当該受注数を加算した数に更新し、当該在庫データに格納されている引当可能在庫数を、当該在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数を減算した数に更新する第二更新処理を実行すること、を特徴とする。
本発明は、自社の考え方に合った在庫の引当(具体的には引当可能在庫数の算出)の管理を簡単な設定変更のみで実現可能とする、という効果を奏する。
図1は、在庫管理装置100の構成の一例を示す図である。 図2は、第一設定マスタ106aの一例を示す図である。 図3は、第二設定マスタ106bの一例を示す図である。 図4は、受注データテーブル106cの一例を示す図である。 図5は、在庫データテーブル106dの一例を示す図である。 図6は、受注登録画面MAの一例を示す図である。 図7は、在庫照会画面MBの一例を示す図である。
以下に、本発明に係る情報処理装置、在庫管理方法および在庫管理プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.構成]
本実施形態に係る在庫管理装置の構成の一例について、図1等を参照して説明する。図1は、在庫管理装置の構成の一例を示すブロック図である。
在庫管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータを基に構築したものである。なお、在庫管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置を基に構築したものに限らず、市販のノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォンまたはタブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置を基に構築したものであってもよい。
在庫管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。在庫管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、在庫管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、在庫管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、記憶部106に格納されるデータは、例えばサーバ装置200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106には、第一設定マスタ106a、第二設定マスタ106b、受注データテーブル106cおよび在庫データテーブル106dなどが格納される。
図2は、第一設定マスタ106aの一例を示す図である。第一設定マスタ106aは、引当可能在庫数を算出する際に引当予定受注数を加味するか否かについての第一の設定を含む。ここで、引当可能在庫数とは、実在庫数から引当可能な在庫数であり、入荷時に行われる在庫の引当の判断基準(在庫の引当ができるか否かの判断基準)とされるものである。また、引当予定受注数とは、実在庫数から入荷時に引当される予定の受注数である(補足:当該受注数は、当該入荷よりも前に受付した受注に係るものである。)。また、第一の設定に係る設定値は、例えば、「加味しない」を示す数値「0」、または、「加味する」を示す数値「1」、などである。
ここで、例えば、商品の在庫が無い状態でも受注を受付け、且つ在庫の引当は受注時ではなく入荷時に行い、且つ将来販売予定の新商品(例えば将来のシーズンに販売予定の新しいアパレル商品など)や客注商品などを主に取り扱う企業(例えば卸や小売など)において、在庫管理装置100が使用される場合は、「加味する」を示す数値「1」を設定しておくのが、先に登録した受注を優先的に引当できるという観点で効果的である。
また、例えば、商品の在庫が無い状態でも受注を受付け、且つ在庫の引当は受注時ではなく入荷時に行い、且つ定番品を主に取り扱う企業(例えば卸や小売など)、または、商品の在庫が無い状態でも受注を受付け、且つ在庫の引当は受注時ではなく入荷時に行い、且つ主に取り扱う商品について「納期の短い受注が原因で、納期の長い受注に対し在庫の引当ができない」という事態を避けたい企業(例えば卸や小売など)において、在庫管理装置100が使用される場合は、「加味しない」を示す数値「0」が設定された状態にしておくのが、売れ損じを減らす又は在庫の回転率を上げる又は随時引当できるという観点で効果的である。
図3は、第二設定マスタ106bの一例を示す図である。第二設定マスタ106bは、引当可能在庫数の算出において引当予定受注数を加味するか否かまたは第一の設定(具体的には第一設定マスタ106aに格納されている第一の設定に係る設定値)に従うかについての第二の設定を商品別に含む。ここで、第二の設定に係る設定値は、例えば、「第一の設定に従う」を示す数値「0」、「加味しない」を示す数値「1」、または、「加味する」を示す数値「2」、などである。なお、第二設定マスタ106bは、在庫管理装置100において必須の構成ではない。つまり、在庫管理装置100は、第二設定マスタ106bを備えなくてもよい。
図4は、受注データテーブル106cの一例を示す図である。受注データテーブル106cは、受注コード、受注日、商品コード、商品名および受注数(数量)などを含む。なお、受注データテーブル106cは、在庫管理装置100において必須の構成ではない。つまり、在庫管理装置100は、受注データテーブル106cを備えなくてもよい。
図5は、在庫データテーブル106dの一例を示す図である。在庫データテーブル106dは、商品コード、商品名、実在庫数、引当予定受注数、引当済受注数および引当可能在庫数などを含む。ここで、引当済受注数とは、実在庫数から入荷時に引当された受注数である(補足:当該受注数は、当該入荷よりも前に受付した受注に係るものである。)。
図1に戻り、制御部102は、在庫管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、第一設定登録部102a、第二設定登録部102b、在庫管理部102cおよび在庫照会部102dなどを備える。
第一設定登録部102aは、第一の設定(具体的には第一の設定に係る設定値)を登録させる。例えば、第一設定登録部102aは、第一の設定(具体的には第一の設定に係る設定値)を、所定の画面(図示せず)を介してオペレータに登録させる。
第二設定登録部102bは、第二の設定(具体的には第二の設定に係る設定値)を商品別に登録させる。例えば、第一設定登録部102aは、第二の設定(具体的には第二の設定に係る設定値)を、所定の画面(図示せず)を介してオペレータに商品別に登録させる。なお、第二設定登録部102bは、在庫管理装置100において必須の構成ではない。つまり、在庫管理装置100は、第二設定登録部102bを備えなくてもよい。
在庫管理部102cは、受注登録画面(例えば図6に示す受注登録画面MAなど)にて、受注した商品の受注データの登録が指示されると、第一の設定(具体的には第一設定マスタ106aに格納されている第一の設定に係る設定値)に応じて在庫データの生成または更新を行う。
具体的には、在庫管理部102cは、受注登録画面(例えば図6に示す受注登録画面MAなど)にて、受注した商品の受注データの登録が指示されると、第一の設定(具体的には第一設定マスタ106aに格納されている第一の設定に係る設定値)を確認する。
そして、在庫管理部102cは、確認した第一の設定が引当予定受注数を加味するものであった場合において、受注した商品の在庫データが記憶部106(具体的には在庫データテーブル106d)にないときには、第一生成処理を実行し、当該受注した商品の在庫データが記憶部106(具体的には在庫データテーブル106d)にあるときには、第一更新処理を実行する。
また、在庫管理部102cは、確認した第一の設定(具体的には第一設定マスタ106aに格納されている第一の設定に係る設定値)が引当予定受注数を加味しないものであった場合において、受注した商品の在庫データが記憶部106(具体的には在庫データテーブル106d)にないときには、第二生成処理を実行し、当該受注した商品の在庫データが記憶部106(具体的には在庫データテーブル106d)にあるときには、第二更新処理を実行する。
ここで、第一生成処理とは、実在庫数としてゼロが格納され、引当済受注数としてゼロが格納され、引当予定受注数として受注した商品の受注数が格納され、引当可能在庫数として実在庫数から引当済受注数と引当予定受注数を減算した数が格納された受注した商品の在庫データを生成し、生成した在庫データを記憶部106(具体的には在庫データテーブル106d)に格納する処理である。
また、第一更新処理とは、受注した商品の在庫データに格納されている引当予定受注数を、当該引当予定受注数に当該受注した商品の受注数を加算した数に更新し、当該在庫データに格納されている引当可能在庫数を、当該在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数と更新後の引当予定受注数を減算した数に更新する処理である。
また、第二生成処理とは、実在庫数としてゼロが格納され、引当済受注数としてゼロが格納され、引当予定受注数として受注した商品の受注数が格納され、引当可能在庫数として実在庫数から引当済受注数を減算した数が格納された受注した商品の在庫データを生成し、生成した在庫データを記憶部106(具体的には在庫データテーブル106d)に格納する処理である。
また、第二更新処理とは、受注した商品の在庫データに格納されている引当予定受注数を、当該引当予定受注数に当該受注した商品の受注数を加算した数に更新し、当該在庫データに格納されている引当可能在庫数を、当該在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数を減算した数に更新する処理である。
なお、在庫管理装置100が第二設定マスタ106bを備える場合、在庫管理部102cは、受注登録画面(例えば図6に示す受注登録画面MAなど)にて、受注した商品の受注データの登録が指示されると、以下の(11)から(13)の処理を実行してもよい。
(11)受注した商品(具体的には商品コードまたは商品名)に紐付く第二の設定(具体的には第二設定マスタ106bに格納されている第二の設定に係る設定値)を確認し、確認した第二の設定が第一の設定に従うものであった場合には更に第一の設定(具体的には第一設定マスタ106aに格納されている第一の設定に係る設定値)を確認することで、引当予定受注数を加味するか否かを決定する。
(12)引当予定受注数を加味すると決定された場合において、受注した商品の在庫データが記憶部106(具体的には在庫データテーブル106d)にないときには第一生成処理を実行し、当該受注した商品の在庫データが記憶部106(具体的には在庫データテーブル106d)にあるときには第一更新処理を実行する。
(13)引当予定受注数を加味しないと決定された場合において、受注した商品の在庫データが記憶部106(具体的には在庫データテーブル106d)にないときには第二生成処理を実行し、当該受注した商品の在庫データが記憶部106(具体的には在庫データテーブル106d)にあるときには第二更新処理を実行する。
在庫照会部102dは、在庫照会画面(例えば図7に示す在庫照会画面MBなど)にて照会対象の商品が指定されると、第一の設定(具体的には第一設定マスタ106aに格納されている第一の設定に係る設定値)を確認し、確認した第一の設定が引当予定受注数を加味するものであった場合には、第一算出処理を実行し、確認した第一の設定が引当予定受注数を加味しないものであった場合には、第二算出処理を実行し、算出結果を在庫照会画面に出力する。
ここで、第一算出処理とは、指定された商品の在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数と当該在庫データに格納されている引当予定受注数を減算した数を引当可能在庫数として算出する処理である。
また、第二算出処理とは、指定された商品の在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数を減算した数を引当可能在庫数として算出する処理である。
なお、在庫管理装置100が第二設定マスタ106bを備える場合、在庫照会部102dは、在庫照会画面(例えば図7に示す在庫照会画面MBなど)にて照会対象の商品が指定されると、以下の(21)から(23)の処理を実行してもよい。
(21)指定された商品に紐付く第二の設定(具体的には第二設定マスタ106bに格納されている第二の設定に係る設定値)を確認し、確認した第二の設定が第一の設定に従うものであった場合には更に第一の設定(具体的には第一設定マスタ106aに格納されている第一の設定に係る設定値)を確認することで、引当予定受注数を加味するか否かを決定する。
(22)引当予定受注数を加味すると決定された場合には第一算出処理を実行し、引当予定受注数を加味しないと決定された場合には第二算出処理を実行する。
(23)算出結果を在庫照会画面に出力する。
[2.処理の具体例]
ここでは、在庫管理装置100で実行される処理の具体例について説明する。
例えば、以下の(A1)から(C1)を前提とした場合において、展示会にて注文を受けた将来販売予定のアパレル新商品の受注データ(受注日「2019/7/19」、商品コード「500001」、商品名「Tシャツ(20SS)」および受注数「10」を含む受注データ)の登録が受注登録画面(例えば図6に示す受注登録画面MAなど)にて指示されると、在庫管理部102cは第一生成処理を実行し、その結果、在庫データテーブル106dに、商品コード「500001」、商品名「Tシャツ(20SS)」、実在庫数「0」、引当予定受注数「10」、引当済受注数「0」および引当可能在庫数「−10」を含む在庫データが格納される。この場合、引当可能在庫数の算出に引当予定受注数が加味されるので、在庫入荷後も、この展示会の受注が優先的に引当可能となる。
(A1)第一設定マスタ106aに、第一の設定に係る設定値として「加味する」を示す数値「1」が格納されている。
(B1)第二設定マスタ106bに、前記将来販売予定のアパレル新商品の商品コード「500001」および商品名「Tシャツ(20SS)」ならびに第二の設定に係る設定値として「第一の設定に従う」を示す数値「0」が格納されている。
(C1)前記将来販売予定のアパレル新商品の在庫データが在庫データテーブル106dに格納されていない。
また、例えば、以下の(A2)から(C2)を前提とした場合において、展示会にて注文を受けたアパレル定番品の受注データ(受注日「2019/7/19」、商品コード「100001」、商品名「Tシャツ(定番)」および受注数「10」を含む受注データ)の登録が受注登録画面(例えば図6に示す受注登録画面MAなど)にて指示されると、在庫管理部102cは第二更新処理を実行し、その結果、在庫データテーブル106dに格納されている在庫データの引当予定受注数および引当可能在庫数がそれぞれ「10」および「5」に更新される。この場合、引当可能在庫数の算出に引当予定受注数が加味されないので、結果として、引当可能在庫数は「5」のままとなり、前記アパレル定番品の追加のフォロー受注があっても引当可能となる。
(A2)第一設定マスタ106aに、第一の設定に係る設定値として「加味しない」を示す数値「0」が格納されている。
(B2)第二設定マスタ106bに、前記アパレル定番品の商品コード「100001」および商品名「Tシャツ(定番)」ならびに第二の設定に係る設定値として「第一の設定に従う」を示す数値「0」が格納されている。
(C2)在庫データテーブル106dに、前記アパレル定番品の在庫データ(商品コード「100001」、商品名「Tシャツ(定番)」、実在庫数「5」、引当予定受注数「0」、引当済受注数「0」および引当可能在庫数「5」を含む在庫データ)が格納されている。
例えば展示会の場合、在庫がない状態で受注が受付されるので、未引当受注(引当予定受注)のデータが溜まることになる。「定番品の取り扱いが多い場合は、引当予定受注数を加味しない形での引当可能在庫数の算出とし、将来販売予定の新商品の取り扱いが多い場合は、引当予定受注数を加味する形での引当可能在庫数の算出とする」といった、企業が取り扱う商品の業態に合わせて、引当可能在庫数の算出に未引当受注(引当予定受注)を加味するかどうかを設定することができる。
ここで、引当可能在庫数の算出に未引当受注(引当予定受注)を加味し且つ引当可能在庫数を基に引当や出荷を行う場合において、定番品が多く取り扱われており且つ展示会が行われていることを想定したとき、売れる在庫が在るかどうかが展示会の未引当受注(引当予定受注)が原因で判らず(理由:展示会では在庫がない状態で受注が受付され、その後に発注が行われるので、在庫が入荷して引当できる状態になるまでに時間がかかるため)、その結果、売れ損じが発生していた。そこで、本実施形態では、企業単位で在庫の引当に対する本来あるべき姿の考え方が異なることを踏まえ、引当可能在庫数の算出に未引当受注(引当予定受注)を加味するかどうかを設定変更で対応することで、売れ損じを減らし、また在庫の回転率を上げることができる。
なお、客注が多い場合は、「在庫がない状態で受注が受付されて在庫が入荷された後に、他の受注により引当されない」という状態にするためにも、引当可能在庫数の算出に未引当受注(引当予定受注)を加味するのが効果的である。これにより、先に登録した客注受注が優先的に引当されるようにすることができる。また、家具のオーダーを行っている場合は、「納期が長い注文も引当予定受注に加味されることで、他の納期が短い注文に対し引当・出荷ができない」という状態にならないためにも、引当可能在庫数の算出に未引当受注(引当予定受注)を加味しないのが効果的である。これにより、引当が随時されるようにすることができる。
[3.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、在庫管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、在庫管理装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて在庫管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、在庫管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、在庫管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、在庫管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、特に、商品の在庫が無い状態でも受注を受付け且つ在庫の引当は受注時ではなく入荷時に行う企業(例えば卸や小売など)における在庫管理に有用である。
100 在庫管理装置
102 制御部
102a 第一設定登録部
102b 第二設定登録部
102c 在庫管理部
102d 在庫照会部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 第一設定マスタ
106b 第二設定マスタ
106c 受注データテーブル
106d 在庫データテーブル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ装置
300 ネットワーク

Claims (6)

  1. 制御部を備える情報処理装置であって、
    実在庫数と、実在庫数から入荷時に引当された受注数である引当済受注数と、実在庫数から入荷時に引当される予定の受注数である引当予定受注数と、実在庫数から引当可能な在庫数である引当可能在庫数とを商品別に管理するための在庫データが記憶される記憶部と接続されており、
    前記制御部は、
    引当可能在庫数を算出する際に引当予定受注数を加味するか否かについての第一の設定を登録させる第一設定登録手段と、
    受注した商品の受注データの登録が指示されると、第一の設定に応じて在庫データの生成または更新を行う在庫管理手段と
    を備え、
    前記在庫管理手段は、受注した商品の受注データの登録が指示されると、(1)第一の設定を確認し、(2)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味するものであった場合において、当該商品の在庫データが前記記憶部にないときには、実在庫数としてゼロが格納され、引当済受注数としてゼロが格納され、引当予定受注数として当該商品の受注数が格納され、引当可能在庫数として当該実在庫数から当該引当済受注数と当該引当予定受注数を減算した数が格納された当該商品の在庫データを生成し、当該生成した在庫データを前記記憶部に格納する第一生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには、当該在庫データに格納されている引当予定受注数を、当該引当予定受注数に当該受注数を加算した数に更新し、当該在庫データに格納されている引当可能在庫数を、当該在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数と当該更新後の引当予定受注数を減算した数に更新する第一更新処理を実行し、(3)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味しないものであった場合において、当該商品の在庫データが前記記憶部にないときには、実在庫数としてゼロが格納され、引当済受注数としてゼロが格納され、引当予定受注数として当該受注数が格納され、引当可能在庫数として当該実在庫数から当該引当済受注数を減算した数が格納された当該商品の在庫データを生成し、当該生成した在庫データを前記記憶部に格納する第二生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには、当該在庫データに格納されている引当予定受注数を、当該引当予定受注数に当該受注数を加算した数に更新し、当該在庫データに格納されている引当可能在庫数を、当該在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数を減算した数に更新する第二更新処理を実行すること、
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    引当可能在庫数の算出において引当予定受注数を加味するか否かまたは第一の設定に従うかについての第二の設定を商品別に登録させる第二設定登録手段
    をさらに備え、
    前記在庫管理手段は、前記受注した商品の受注データの登録が指示されると、(1)当該商品に紐付く第二の設定を確認し、当該確認した第二の設定が第一の設定に従うものであった場合には更に第一の設定を確認することで、引当予定受注数を加味するか否かを決定し、(2)引当予定受注数を加味すると決定された場合において、前記受注した商品の在庫データが前記記憶部にないときには前記第一生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには前記第一更新処理を実行し、(3)引当予定受注数を加味しないと決定された場合において、当該商品の在庫データが前記記憶部にないときには前記第二生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには前記第二更新処理を実行すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    在庫照会画面にて照会対象の商品が指定されると、(1)第一の設定を確認し、(2)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味するものであった場合には、当該商品の在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数と当該在庫データに格納されている引当予定受注数を減算した数を引当可能在庫数として算出する第一算出処理を実行し、(3)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味しないものであった場合には、当該商品の在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数を減算した数を引当可能在庫数として算出する第二算出処理を実行し、(4)算出結果を前記在庫照会画面に出力する在庫照会手段
    をさらに備えること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    引当可能在庫数の算出において引当予定受注数を加味するか否かまたは第一の設定に従うかについての第二の設定を商品別に登録させる第二設定登録手段
    をさらに備え、
    前記在庫照会手段は、前記照会対象の商品が指定されると、(1)当該商品に紐付く第二の設定を確認し、当該確認した第二の設定が第一の設定に従うものであった場合には更に第一の設定を確認することで、引当予定受注数を加味するか否かを決定し、(2)引当予定受注数を加味すると決定された場合には前記第一算出処理を実行し、(3)引当予定受注数を加味しないと決定された場合には前記第二算出処理を実行し、(4)算出結果を前記在庫照会画面に出力すること、
    を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 制御部を備える情報処理装置で実行される在庫管理方法であって、
    前記情報処理装置は、実在庫数と、実在庫数から入荷時に引当された受注数である引当済受注数と、実在庫数から入荷時に引当される予定の受注数である引当予定受注数と、実在庫数から引当可能な在庫数である引当可能在庫数とを商品別に管理するための在庫データが記憶される記憶部と接続されており、
    前記情報処理装置には、引当可能在庫数を算出する際に引当予定受注数を加味するか否かについての第一の設定が登録されており、
    前記制御部で実行される、
    受注した商品の受注データの登録が指示されると、第一の設定に応じて在庫データの生成または更新を行う在庫管理ステップ
    を含み、
    前記在庫管理ステップは、受注した商品の受注データの登録が指示されると、(1)第一の設定を確認し、(2)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味するものであった場合において、当該商品の在庫データが前記記憶部にないときには、実在庫数としてゼロが格納され、引当済受注数としてゼロが格納され、引当予定受注数として当該商品の受注数が格納され、引当可能在庫数として当該実在庫数から当該引当済受注数と当該引当予定受注数を減算した数が格納された当該商品の在庫データを生成し、当該生成した在庫データを前記記憶部に格納する第一生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには、当該在庫データに格納されている引当予定受注数を、当該引当予定受注数に当該受注数を加算した数に更新し、当該在庫データに格納されている引当可能在庫数を、当該在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数と当該更新後の引当予定受注数を減算した数に更新する第一更新処理を実行し、(3)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味しないものであった場合において、当該商品の在庫データが前記記憶部にないときには、実在庫数としてゼロが格納され、引当済受注数としてゼロが格納され、引当予定受注数として当該受注数が格納され、引当可能在庫数として当該実在庫数から当該引当済受注数を減算した数が格納された当該商品の在庫データを生成し、当該生成した在庫データを前記記憶部に格納する第二生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには、当該在庫データに格納されている引当予定受注数を、当該引当予定受注数に当該受注数を加算した数に更新し、当該在庫データに格納されている引当可能在庫数を、当該在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数を減算した数に更新する第二更新処理を実行すること、
    を特徴とする在庫管理方法。
  6. 制御部を備える情報処理装置に実行させるための在庫管理プログラムであって、
    前記情報処理装置は、実在庫数と、実在庫数から入荷時に引当された受注数である引当済受注数と、実在庫数から入荷時に引当される予定の受注数である引当予定受注数と、実在庫数から引当可能な在庫数である引当可能在庫数とを商品別に管理するための在庫データが記憶される記憶部と接続されており、
    前記情報処理装置には、引当可能在庫数を算出する際に引当予定受注数を加味するか否かについての第一の設定が登録されており、
    前記制御部に実行させるための、
    受注した商品の受注データの登録が指示されると、第一の設定に応じて在庫データの生成または更新を行う在庫管理ステップ
    を含み、
    前記在庫管理ステップは、受注した商品の受注データの登録が指示されると、(1)第一の設定を確認し、(2)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味するものであった場合において、当該商品の在庫データが前記記憶部にないときには、実在庫数としてゼロが格納され、引当済受注数としてゼロが格納され、引当予定受注数として当該商品の受注数が格納され、引当可能在庫数として当該実在庫数から当該引当済受注数と当該引当予定受注数を減算した数が格納された当該商品の在庫データを生成し、当該生成した在庫データを前記記憶部に格納する第一生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには、当該在庫データに格納されている引当予定受注数を、当該引当予定受注数に当該受注数を加算した数に更新し、当該在庫データに格納されている引当可能在庫数を、当該在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数と当該更新後の引当予定受注数を減算した数に更新する第一更新処理を実行し、(3)確認した第一の設定が引当予定受注数を加味しないものであった場合において、当該商品の在庫データが前記記憶部にないときには、実在庫数としてゼロが格納され、引当済受注数としてゼロが格納され、引当予定受注数として当該受注数が格納され、引当可能在庫数として当該実在庫数から当該引当済受注数を減算した数が格納された当該商品の在庫データを生成し、当該生成した在庫データを前記記憶部に格納する第二生成処理を実行し、当該商品の在庫データが前記記憶部にあるときには、当該在庫データに格納されている引当予定受注数を、当該引当予定受注数に当該受注数を加算した数に更新し、当該在庫データに格納されている引当可能在庫数を、当該在庫データに格納されている実在庫数から当該在庫データに格納されている引当済受注数を減算した数に更新する第二更新処理を実行すること、
    を特徴とする在庫管理プログラム。
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