JP6920155B2 - 物流管理装置、物流管理方法、及び物流管理プログラム - Google Patents

物流管理装置、物流管理方法、及び物流管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、物流管理装置、物流管理方法、及び物流管理プログラムに関する。
例えば、複数の物流センターを持つ会社では、倉庫間で在庫を移動させる場合がある。例えば、特許文献1の流通制御システムでは、メインサーバ81は、通信回線100を介してユーザの情報処理装置41から受信した受信情報の緊急度の判定、及び、受信情報が示す発注数量と未引当の在庫数量との比較に基づき、ブランチ倉庫の在庫引当を制御している。
また、特許文献1では、段落0024に「共有データベースDB8は、工場11の生産、マスタ倉庫5およびブランチ倉庫6の在庫、ユーザ4の注文、さらに、工場11、マスタ倉庫5、ブランチ倉庫6、ユーザ4の物流を一元管理するものである。共有DB8による一元管理を行う目標としては、適切な生産、在庫および物流を実現し・・・。」、段落0042に、「また、メインサーバ81は、・・・出荷先の地理情報に対して次に優先順位の高いブランチ倉庫6のB(2)の在庫を引き当てるなどを制御することができる。」、段落0055に、「さらに、メインサーバ81は、・・・ブランチ倉庫毎の在庫情報、他の注文情報、各倉庫と出荷先の地理情報などから最も適正な倉庫から出庫引当を行う。顧客の注文希望納期が緊急である場合、既に仮の引当が済んでいる他の注文希望納期が緊急でない注文に対して優先的に引当を行うことができる。」と記載されている。
特開2002−362743号公報
しかしながら、上記特許文献1では、倉庫間で商品を移動して得意先に商品を納品する場合に、入出庫業務を円滑に行う方法については何等記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、倉庫間で商品を移動して得意先に商品を納品する場合に、入出庫業務を円滑に行うことが可能な物流管理装置、物流管理方法、及び物流管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備え、複数の倉庫間で商品の移動を管理する物流管理装置であって、前記制御部は、得意先からの商品の発注に応じて、受注番号を含む受注データを入力する受注入力手段と、前記受注入力手段で受注データを入力した際に、第1の倉庫から前記得意先へ出荷する第2の倉庫への前記商品の移動を指示するための、前記受注番号を含む移動指示データを作成する移動指示データ作成手段と、前記商品が前記第1の倉庫から出荷して前記第2の倉庫に入荷した際に、前記移動指示データを参照して、前記受注データに対して引当をかける引当処理手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、本実施の形態によれば、前記第1の倉庫は、前記商品の在庫のある倉庫であることが望ましい。
また、本実施の形態によれば、前記受注データは、受注番号、数量、前記第1の倉庫、前記第2の倉庫、得意先、引当数、及び出荷数のデータを含み、前記移動指示データは、移動指示番号、数量、前記第1の倉庫、前記第2の倉庫、引当数、出荷数、及び前記受注番号のデータを含み、前記移動指示データ作成手段は、前記受注データを入力する際に、前記移動指示データの在庫引当を行い、前記商品を前記第1の倉庫から出荷した際に、前記移動指示データの出荷数を更新し、前記引当処理手段は、前記商品が前記第2の倉庫に入荷した際に、前記受注データの在庫引当を行うことが望ましい。
また、本実施の形態によれば、前記第1の倉庫は、前記商品を仕入先から仕入れて在庫を確保する倉庫であることが望ましい。
また、本実施の形態によれば、前記受注入力手段は、前記受注データを入力する際に、前記第1の倉庫で仕入れを行うための発注データを生成し、前記受注データは、受注番号、数量、前記第1の倉庫、前記第2の倉庫、得意先、引当数、及び出荷数のデータを含み、前記移動指示データは、移動指示番号、数量、前記第1の倉庫、前記第2の倉庫、引当数、出荷数、及び前記受注番号のデータを含み、前記移動指示データ作成手段は、前記第1の倉庫が前記商品を仕入先から仕入れて入荷した際に、前記移動指示データの在庫引当を行い、前記商品を前記第1の倉庫から出荷した際に、前記移動指示データの出荷数を更新し、前記引当処理手段は、前記商品が前記第2の倉庫に入荷した際に、前記受注データの在庫引当を行うことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置に実行させるための物流管理方法であって、前記制御部で実行させる、得意先からの商品の発注に応じて、受注番号を含む受注データを入力する受注入力工程と、前記受注入力工程で受注データを入力する際に、第1の倉庫から前記得意先へ出荷する第2の倉庫への前記商品の移動を指示するための、前記受注番号を含む移動指示データを作成する移動指示データ作成工程と、前記商品が前記第1の倉庫から出荷して前記第2の倉庫に入荷した際に、前記移動指示データを参照して、前記受注データに対して引当をかける引当処理工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置に実行させるための物流管理プログラムであって、前記制御部において、得意先からの商品の発注に応じて、受注番号を含む受注データを入力する受注入力工程と、前記受注入力工程で受注データを入力する際に、第1の倉庫から前記得意先へ出荷する第2の倉庫への前記商品の移動を指示するための、前記受注番号を含む移動指示データを作成する移動指示データ作成工程と、前記商品が前記第1の倉庫から出荷して前記第2の倉庫に入荷した際に、前記移動指示データを参照して、前記受注データに対して引当をかける引当処理工程と、を実行させる。
本発明によれば、倉庫間で商品を移動して得意先に商品を納品する場合に、入出庫業務を円滑に行うことが可能となる。
図1は、本実施の形態に係る物流管理システムの構成の一例を示す図である。 図2は、図1の物流管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施の形態における倉庫間移動処理の第1の具体例の全体の処理を流れの概略を説明するための図である。 図4は、本実施の形態における倉庫間移動処理の第1の具体例のデータ例について説明するための図である。 図5は、受注入力画面及び在庫状況検索画面の一例を示す図である。 図6は、移動出荷入力画面の表示例を示す図である。 図7は、移動入荷入力画面及び在庫状況検索画面の表示例を示す図である。 図8は、出荷入力画面の表示例を示す図である。 図9は、本実施の形態における倉庫間移動処理の第2の具体例の全体の処理を流れの概略を説明するための図である。 図10は、本実施の形態における倉庫間移動処理の第2の具体例のデータ例について説明するための図である。 図11は、受注入力画面の表示例を示す図である。 図12は、発注承認画面の表示例を示す図である。 図13は、入荷入力画面の表示例を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施の形態により限定されるものではない。
[1.概要]
従来、社内の倉庫間で在庫を移動して得意先に納品する必要がある場合において、受注入力時には、移動元の倉庫を指定できず、別途、移動指示入力、移動入荷入力、引当入力を行う必要があった。また、それぞれ独立した入力であるため、受注に対して現在どこまで在庫が動いているのかを把握するこができず、状況の確認に時間がかかり、処理ミス・モレが発生し、入出庫業務に支障をきたしていた。本実施の形態では、社内の倉庫間で在庫を移動して得意先に納品する必要がある場合に、入出庫業務を円滑に行うことを課題とする。
本実施の形態では、受注時に倉庫(移動元)、経由倉庫(移動先かつ得意先への出荷元倉庫)の両方を指定できるようにし、受注登録と同時に倉庫間の移動指示データを作成する。その際に、移動指示データに作成元となった受注番号と受注行番号を保持させることで、倉庫から経由倉庫へ出荷時に受注データに対して自動的に引当てをかけて、経由倉庫側で移動入荷処理を行わなくても出荷業務ができるようにする。これにより、本実施の形態では、社内の倉庫間で在庫を移動して得意先に納品する必要がある場合に、在庫の移動を容易に把握でき、入出庫業務を円滑に行うことが可能となる。
[2.構成]
図1及び図2を参照して、本実施の形態に係る物流管理システムの構成の一例について説明する。図1は、本実施の形態に係る物流管理システムの構成の一例を示す図である。
図1において、物流管理システム1は、例えば、サーバ−クライアントシステムで構成されており、サーバとして機能する物流管理装置100と、複数の端末装置200とがネットワーク300を介して通信可能に構成されている。
物流管理装置100は、端末装置200からのリクエストに応じて、端末装置200に各種入力画面(受注入力画面、移動出荷入力画面、移動入荷入力画面、出荷入力画面、在庫状況検索画面等)を提供し、端末装置200による各種入力画面上での情報の入力を受付けて処理を行う。また、物流管理装置100は、端末装置200から入力される情報を一元的に管理し、後述する倉庫間移動処理を含む各種処理を行う。また、物流管理装置100は、各地の倉庫の商品在庫を一元的に管理しており、各地の倉庫で商品の入出庫が行われた場合に、在庫情報を更新する。物流管理装置100は、端末装置200からのリクエストに応じて、在庫状況検索画面等で対象商品の各地の倉庫の在庫情報を提供する。
物流管理装置100は、例えば、ワークステーションやパーソナルコンピュータ等で構成することができる。
端末装置200は、各地(例えば、東京や名古屋等)の営業所や倉庫に配置されている。端末装置200は、モニタやプリンタを備えており、端末装置200は、物流管理装置100から提供される各種入力画面をモニタに表示して、オペレータが発注伝票の入力、移動出荷入力、移動入荷入力、出荷入力、及び在庫検索等を行ったり、物流管理装置100から提供されるピッキングリストをプリンタ等から出力する。
端末装置200は、例えば、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータでもよく、また、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
図2は、図1の物流管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。図2において、物流管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。物流管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、物流管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、物流管理装置100と端末装置200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、および、ファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、受注データファイル106aと、移動指示データファイル106bと、入出荷データファイル106cと、倉庫データファイル106dとを備えている。制御部102は、端末装置200からのリクエストに応じて、これらのファイルを参照して、各入力画面で必要な情報を提供する。
受注データファイル106aは、受注単位で発生する受注データを格納するためのファイルである。受注データは、受注を識別するための受注NO(受注番号)、受注行NO、数量、商品の在庫のある倉庫(倉庫CD、倉庫名:第1の倉庫)、得意先へ出荷する経由倉庫(倉庫CD、倉庫名:第2の倉庫)、当該受注を行ったお客を示す得意先、引当数、及び出荷数等のデータを含んでいてもよい(図4(A)参照)。また、受注データファイル106aは、発注データを格納してもよい。発注データは、発注NO、発注行NO、数量、倉庫(倉庫CD、倉庫名)、仕入先、入荷数、受注NO、及び受注行NO等のデータを含んでいてもよい(図10(B)参照)。
移動指示データファイル106bは、受注単位で商品の倉庫間の移動を指示するための移動指示データファイルを格納するためのファイルである。移動指示データは、移動指示NO、移動指示行NO、数量、出荷倉庫(倉庫CD、倉庫名:第1の倉庫)、入荷倉庫(倉庫CD、倉庫名、第2の倉庫)、引当数、出荷数、受注NO、及び受注行NO等のデータを含んでいてもよい(図4(B)参照)。移動指示データは、受注NO及び受注行NOを保持することで、受注データとリンクさせることができる。
入出荷データファイル106cは、移動データ(出庫)、移動データ(入庫)、及び出荷データ等を格納するためのファイルである。移動データ(出庫)は、移動NO、移動行NO、数量、出荷倉庫(倉庫CD、倉庫名)、入荷倉庫(倉庫CD、倉庫名)、移動指示NO、及び移動指示行NO等のデータを含んでいてもよい(図4(C)参照)。移動データ(入庫)は、移動NO、移動行NO、数量、出荷倉庫(倉庫CD、倉庫名)、入荷倉庫(倉庫CD、倉庫名)、移動指示NO、及び移動指示行NO等のデータを含んでいてもよい(図4(E)参照)。出荷データは、出荷NO、出荷行NO、数量、倉庫(倉庫CD、倉庫名)、得意先、受注NO、及び受注行NO等のデータを含んでいてもよい(図4(G)参照)。
倉庫データファイル106dは、各地の倉庫毎の商品の在庫数のデータを確認するための倉庫データを格納するためのファイルである。倉庫データは、倉庫コード、倉庫名、商品コード、商品名、規格、現在在庫数、引当済数、及び差引残数等のデータを含んでいてよい。制御部102は、入荷データ、移動データ(出庫)、移動データ(入庫)、及び出荷データ等の生成・更新に応じて、倉庫データを更新する。制御部102は、端末装置200からのリクエストに応じて、倉庫データファイル106dを参照して、在庫状況検索画面で対象の商品の各地の倉庫の在庫情報を提供する。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、および、マイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114として記載する場合がある。
制御部102は、物流管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、倉庫間移動処理を実行し、機能概念的に、受注入力部102aと、移動指示データ作成部102bと、引当処理部102cと、入出荷データ作成部102dを備えている。
受注入力部102aは、得意先からの商品の発注に応じて、発注を受けた営業所でのオペレータの端末装置200の操作に応じて、受注番号を含む受注データを入力する。
移動指示データ作成部102bは、受注入力部102aで受注データを入力する際に、第1の倉庫から得意先へ出荷する第2の倉庫への商品の移動を指示するために、受注番号を含む移動指示データを作成する。
引当処理部102cは、第1の倉庫から第2の倉庫に出荷して、第2の倉庫で入荷する際に、移動指示データに基づいて受注データに対して引当処理を行う。
また、第1の倉庫は、商品の在庫のある倉庫であることにしてもよい(第1の具体例参照)。この場合、移動指示データ作成部102bは、受注データを入力する際に、移動指示データの在庫引当を行い、商品を第1の倉庫から出荷した際に、移動指示データの出荷数を更新し、引当処理部102cは、商品が第2の倉庫に入荷した際に、受注データの在庫引当を行うことにしてもよい。
また、第1の倉庫は、商品を仕入先から仕入れて在庫を確保する倉庫であることにしてもよい(第2の具体例参照)。この場合、受注入力部102aは、受注データを入力する際に、第1の倉庫で仕入れを行うための発注データを生成し、移動指示データ作成部102bは、第1の倉庫が商品を仕入先から仕入れて入荷した際に、移動指示データの在庫引当を行い、商品を第1の倉庫から出荷した際に、移動指示データの出荷数を更新し、引当処理部102cは、商品が第2の倉庫に入荷した際に、受注データの在庫引当を行うことにしてもよい。
[3.第1の具体例]
図1〜図8を参照して、本実施の形態における倉庫間移動処理の第1の具体例について説明する。まず、図3を参照して、本実施の形態における倉庫間移動処理の第1の具体例の全体の処理を流れの概略を説明する。図3は、本実施の形態における倉庫間移動処理の第1の具体例の全体の処理を流れの概略を説明するための図である。
本実施の形態では、受注人力時に、商品を発注先に出荷する経由倉庫(第2の倉庫)とは別に、経由倉庫に在庫を移動させるための倉庫(第1の倉庫)を指定することで、倉庫(第1の倉庫)→経由倉庫(第2の倉庫)への移動指示データを受注データと同時に作成する。
例えば、名古屋営業所で商品の受注を受け、在庫が名古屋倉庫にはなく東京倉庫にある場合は、名古屋倉庫で仕入れて得意先に出荷するよりも、東京倉庫の在庫を名古屋倉庫に社内移動をした方が、利益がでる場合がある(例えば、社内便等を使用して移動コストを安くできる場合等)。
図3において、名古屋営業所において、オペレータは端末装置200の受注入力画面で受注入力する(ステップS1)。受注入力では、倉庫を東京倉庫、経由倉庫を名古屋倉庫に登録する。物流管理装置100の受注入力部102aは、受注入力画面で入力された受注番号を含む受注データを受注データファイル106aに登録する。
物流管理装置100の移動指示データ作成部102bは、受注データを登録する際に、東京倉庫から名古屋倉庫への、受注番号を含む移動指示データを作成して、移動指示データファイル106bに格納する。また、物流管理装置100の移動指示データ作成部102bは東京倉庫から名古屋倉庫に出荷(移動)させるためのピッキングリストを作成する。
次に、東京倉庫の端末装置200では、物流管理装置100の移動指示データ作成部102bで作成されたピッキングリストを出力し、名古屋倉庫に向けて在庫の出荷が行われる。オペレータは、東京倉庫の端末装置200の移動出荷入力画面で、名古屋倉庫に対する移動出荷入力を行う(ステップS2)。物流管理装置100の入出荷データ作成部102dは、この移動出荷入力に応じて移動データ(出庫)を作成して、入出荷データファイル106cに格納する。
名古屋倉庫では、東京倉庫から出荷された在庫が入荷すると、オペレータは、名古屋倉庫の端末装置200の移動入荷入力画面で移動入荷入力を行う(ステップS3)。入出荷データ作成部102dは、この移動入荷入力に応じて移動データ(入庫)を作成して、入出荷データファイル106cに格納する。引当処理部102cは、受注データに対して引当処理を行う。
名古屋倉庫の端末装置200では、ピッキングリストを出力して納入先に商品を出荷し、オペレータは、名古屋倉庫の端末装置200の出荷入力画面で納入先に対する出荷入力を行う(ステップS4)。物流管理装置100の入出荷データ作成部102dは、この出荷入力に応じて出荷データを作成して、入出荷データファイル106cに格納する。
図4は、本実施の形態における倉庫間移動処理の第1の具体例のデータ例について説明するための図である。図5〜図8は、各種入力画面の表示例を示す図である。
図4において、ステップ番号S1〜S4は図3に対応している。ステップS1の受注入力では、名古屋営業所で受注入力を行う。受注入力部102aは、名古屋営業所の端末装置200の受注画面でのオペレータの操作に応じて受注データを作成すると共に、移動指示データ作成部102bは、移動指示データを生成して在庫引当を行う。
図4(A)は、受注データの一例を示す図である。図4(B)は、移動指示データの一例を示す図である。受注データは、図4(A)に示す例では、受注NO「A00001」、受注行NO「001」、数量「10」、倉庫「600:東京倉庫」、経由倉庫「200:名古屋」、得意先「〇〇株式会社」、引当数「0」、及び出荷数「0」となっている。ここで、受注の数量は「10」となっている。
移動指示データは、図4(B)に示す例では、移動指示NO「IS00001」、移動指示行NO「001」、数量「10」、出荷倉庫「600:東京倉庫1」、入荷倉庫「200:名古屋」、引当数「10」、出荷数「0」、受注NO「A00001」、受注行NO「001」となっている。ここで、引当数を受注の数量「10」とすることで、移動指示データに対して在庫引当を行う。
図5(A)は、受注入力画面の一例を示す図である。図5(A)に示す受注入力画面の例では、商品CD「7000026257」について、受注区分として倉出発注、倉庫として東京倉庫、経由倉庫として名古屋倉庫、数量「10」が指定されている。在庫照会ボタン(F6)を押すと、指定されている商品及び倉庫の在庫を確認するための図5(B)に示すような在庫状況検索画面を表示することができる。
図5(B)は、在庫状況検索画面の一例を示す図である。図5(B)に示す例では、商品CD「7000026257」の在庫状況が表示されており、東京倉庫に引当可能数が「100」ある状態を示している。
東京倉庫では、名古屋倉庫向けのピッキングリストを発行し、出荷準備を行う。
ステップS2の移動出荷入力では、東京倉庫から名古屋倉庫に向けての出荷を行う。入出荷データ作成部102dは、東京倉庫の端末装置200の移動出荷画面でのオペレータの操作に応じて移動データ(出庫)を作成し、移動指示データ作成部102bは、移動指示データの出荷数を更新する。
図4(C)は、移動データ(出庫)の一例を示す図である。図4(D)は出荷数を更新した移動指示データの一例を示す図である。
移動データ(出庫)は、図4(C)に示す例では、移動NO「ID00001」、移動行NO「001」、数量「10」、出荷倉庫「600:東京倉庫1」、入荷倉庫「200:名古屋」、移動指示NO「IS00001」、移動指示行NO「001」となっている。
移動指示データは、図4(D)に示すように、出荷数が「0」から「10」に更新されており、移動指示残より消込が行われる。
図6は、移動出荷入力画面の一例を示す図である。図6に示す移動出荷入力画面の例では、商品CD「7000026257」について、出荷先倉庫「名古屋」、当初移動指示数「10」、未出荷数「10」、今回出荷数「10」が表示されている。
ステップS3の移動入荷入力では、名古屋倉庫へ入荷を行い、受注データに対して、在庫引当を行う。入出荷データ作成部102dは、名古屋倉庫の端末装置200の移動入力画面でのオペレータの操作に応じて、移動データ(入庫)を作成し、引当処理部102cは、移動指示データに基づいて受注データに対して引当処理を行う。
図4(E)は、移動データ(入庫)の一例を示す図である。図4(F)は在庫引当が行われた受注データの一例を示す図である。
移動データ(出庫)は、図4(E)に示す例では、移動NO「ID00001」、移動行NO「001」、数量「10」、出荷倉庫「600:東京倉庫1」、入荷倉庫「200:名古屋」、移動指示NO「IS00001」、移動指示行NO「001」となっている。
受注データは、図4(F)に示すように、引当数が「0」から「10」に更新される。これにより、得意先へのピッキングが可能となる。
図7(A)は、移動入荷入力画面の一例を示す図である。図7(A)に示す移動入荷入力画面の例では、商品CD「7000026257」について、移動元倉庫「東京倉庫」、当初入荷予定数「10」、今回出荷数「10」が表示されている。
図7(B)は、在庫状況検索画面の一例を示す図である。図7(B)に示す在庫状況検索画面の例では、商品CD「7000026257」について、東京倉庫からの在庫が「10」減り、名古屋在庫が引当済みの状態で「10」増えることを示している。
ステップS4の出荷入力を説明する。出荷入力では、名古屋倉庫の端末装置200でピッキングリストを出力し、納入先に対する出荷入力を行う。入出荷データ作成部102dは、名古屋倉庫の端末装置200の出荷入力画面でのオペレータの操作に応じて、出荷データを作成すると共に、受注データの出荷数を更新する。
図4(G)は、出荷データの一例を示す図である。図4(H)は出荷数を更新した受注データの一例を示す図である。
出荷データは、図4(G)に示す例では、出荷NO「SH00001」、出荷行NO「001」、数量「10」、倉庫「200:名古屋倉庫」、得意先「〇〇株式会社」、受注NO「A00001」、及び受注行NO「001」となっている。
受注データは、図4(H)に示すように、出荷数が「0」から「10」に更新される。
このように、出荷時に受注データの出荷数を更新し、受注残より消込を行う。
図8は、出荷入力画面の一例を示す図である。図8に示す出荷入力画面の例では、商品CD「7000026257」について、得意先への今回出荷数が「10」となっている。
[4.第2の具体例]
図9〜図13を参照して、本実施の形態における倉庫間移動処理の第2の具体例について説明する。まず、図9を参照して、本実施の形態における倉庫間移動処理の第2の具体例の全体の処理を流れの概略を説明する。図9は、本実施の形態における倉庫間移動処理の第2の具体例の全体の処理を流れの概略を説明するための図である。
例えば、名古屋営業所で受注を受け、どこの倉庫にも在庫がない場合、名古屋で発注をかけるよりも東京から発注をかけて東京倉庫に納入した方が安く仕入れができる場合がある。この場合、受発注で経由倉庫を名古屋、倉庫を東京とする。
第2の具体例では、第1の倉庫(東京倉庫)に在庫がなく、第1の倉庫に在庫を仕入れて、第2の倉庫(経由倉庫)に移動する場合について説明する。
図9において、名古屋営業所において、オペレータは端末装置200の受注入力画面で受注入力する(ステップS11)。受注入力では、倉庫CDを東京、経由倉庫を名古屋として登録する。物流管理装置100の受注入力部102aは、受注入力画面での受注入力に応じた、受注番号を含む受注データを生成すると共に、仕入先への発注データ(倉庫は東京倉庫)を生成して受注データファイル106aに登録する。
また、物流管理装置100の移動指示データ作成部102bは、受注データを登録する際に、東京倉庫から名古屋倉庫への、受注番号を含む移動指示データを作成して、移動指示データファイル106bに格納する。また、物流管理装置100の移動指示データ作成部102bは東京倉庫から名古屋倉庫に出荷(移動)させるためのピッキングリストを作成する。
次に、東京購買(営業所)において、オペレータは端末装置200の発注承認画面で発注承認し(ステップS12)、仕入先へ発注書を送付する。
仕入先から東京倉庫へ納品されると、オペレータは、東京倉庫の端末装置200の入荷入力画面で入荷入力を行う(ステップS13)。物流管理装置100の入出荷データ作成部102dは、この入荷入力に応じて入荷データを作成して、入出荷データファイル106cに格納する。入荷入力することで、ステップS11で作成された移動指示データに対して引当がかかる。
以降は、図3のステップS2〜S4の処理と同様な処理が行われ、その詳細な説明を省略する。
図10は、本実施の形態における倉庫間移動処理の第2の具体例について説明するための図である。図11〜図13は、各種入力画面の表示例を示す図である。図10のステップ番号S11〜13は図9と対応している。
図10において、ステップS11の受注入力では、名古屋営業所で受注入力を行う。受注入力部102aは、名古屋営業所の端末装置200の受注入力画面でのオペレータの入力操作に応じて受注データ及び発注データを作成する共に、移動指示データ作成部102bは、移動指示データを生成する。
図10(A)は、受注データの一例を示す図である。図10(B)は、発注データの一例を示す図、図10(C)は、移動指示データの一例を示す図である。受注データは、図10(A)に示す例では、受注NO「A00001」、受注行NO「001」、数量「10」、倉庫「600:東京倉庫1」、経由倉庫「200:名古屋」、得意先「〇〇株式会社」、引当数「0」、及び出荷数「0」となっている。
発注データは、図10(B)に示す例では、発注NO「H00001」、発注行NO「001」、数量「10」、倉庫「600:東京倉庫1」、仕入先「〇×〇×商事」、入荷数「0」、受注NO「A00001」、受注行NO「001」となっている。
移動指示データは、図10(C)に示す例では、移動指示NO「IS00001」、移動指示行NO「001」、数量「10」、出荷倉庫「600:東京倉庫1」、入荷倉庫「200:名古屋」、引当数「0」、出荷数「0」、受注NO「A00001」、受注行NO「001」となっている。第1の具体例とは異なり、引当数は「0」となっている。
図11は、受注入力画面の一例を示す図である。図11に示す受注入力画面の例では、商品CD「1000000008」について、受注区分として受発注、倉庫として東京倉庫、経由倉庫として名古屋倉庫、数量「10」、仕入先「〇×〇×商事」が指定されている。
ステップS12の発注承認では、東京購買(営業所)のオペレータは、端末装置200の発注承認画面で発注承認し(ステップS12)、仕入先へ発注書を送付する。図12は、発注承認画面の一例を示す図である。図12に示す発注承認画面の例では、発注内容(仕入先〇×〇×商事、得意先〇〇株式会社、数量「10」)が表示されており、承認ボタンを押すことで発注データが承認される。また、印刷ボタンを押すことで発注書を印刷することができる。印刷された発注書を仕入先にFAX等で送付してもよい。
ステップS13の入荷入力では、仕入先から東京倉庫へ商品が納品されると、東京倉庫では、入荷入力を行う。入出荷データ作成部102dは、東京倉庫の端末装置200の入荷入力画面でのオペレータの操作に応じて入荷データを作成し、また、発注データの入荷数を更新する。移動指示データ作成部102bは、移動指示データの在庫引当を行う。
図10(D)は、入荷データの一例を示す図である。図10(E)は、入荷数を更新した発注データの一例を示す図、図10(F)は、引当数を更新した移動指示データの一例を示す図である。
入荷データは、図10(D)に示す例では、入荷NO「N00001」、入荷行NO「001」、数量「10」、倉庫「600:東京倉庫1」、仕入先「〇×〇×商事」、発注NO「H00001」となっている。
発注データは、図10(E)に示す例では、入荷数が「0」から「10」に更新される。
移動指示データは、図10(F)に示す例では、引当数が「0」から「10」に更新され、在庫引当が行われ、移動のピッキングが可能となる。
図13は、入荷入力画面の一例を示す図である。図13に示す入荷入力画面の例では、入荷済数「10」が表示されている。
以降は、図4のステップS2〜S4と同様の処理を行うため、その説明は省略する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、得意先からの商品の発注に応じて、受注番号を含む受注データを入力する受注入力部102aと、受注入力部102aで受注データを入力した際に、第1の倉庫から得意先へ出荷する第2の倉庫への商品の移動を指示するための、受注番号を含む移動指示データを作成する移動指示データ作成部102bと、商品が第1の倉庫から出荷して第2の倉庫に入荷した際に、移動指示データを参照して、受注データに対して引当をかける引当処理部102cと、を備えているので、倉庫間で在庫を移動して得意先に商品を納品する場合に、入出庫業務を円滑に行うことが可能となる。
また、第1の倉庫は、商品の在庫のある倉庫であることとしたので、第1の倉庫に商品の在庫がある場合に、第1の倉庫から第2の倉庫へ商品を移動して得意先に商品を納品する場合に、入出庫業務を円滑に行うことが可能となる。
また、第1の倉庫は、商品を仕入先から仕入れて在庫を確保する倉庫であることとしたので、第1の倉庫に商品の在庫がない場合でも、商品を仕入れた第1の倉庫から第2の倉庫に商品を移動して得意先に商品を納品する場合に、入出庫業務を円滑に行うことが可能となる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、物流管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、物流管理装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて中継パターン管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、中継パターン管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、物流管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、物流管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
1 物流管理システム
100 物流管理装置
102 制御部
102a 受注入力部
102b 移動指示データ作成部
102c 引当処理部
102d 入出荷データ作成部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 受注データファイル
106b 移動指示データファイル
106c 入出荷データファイル
106d 倉庫データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (7)

  1. 制御部を備え、複数の倉庫間での商品の移動を管理する物流管理装置であって、
    前記制御部は、
    得意先からの商品の発注に応じて、受注番号を含む受注データを入力する受注入力手段と、
    前記受注入力手段で受注データを入力する際に、第1の倉庫から前記得意先へ出荷する第2の倉庫への前記商品の移動を指示するための、前記受注番号を含む移動指示データを作成する移動指示データ作成手段と、
    前記商品が前記第1の倉庫から出荷して前記第2の倉庫に入荷した際に、前記移動指示データに基づいて、前記受注データに対して引当をかける引当処理手段と、
    を備えたことを特徴とする物流管理装置。
  2. 前記第1の倉庫は、前記商品の在庫のある倉庫であることを特徴とする請求項1に記載の物流管理装置。
  3. 前記受注データは、受注番号、数量、前記第1の倉庫、前記第2の倉庫、得意先、引当数、及び出荷数のデータを含み、
    前記移動指示データは、移動指示番号、数量、前記第1の倉庫、前記第2の倉庫、引当数、出荷数、及び前記受注番号のデータを含み、
    前記移動指示データ作成手段は、
    前記受注データを入力する際に、前記移動指示データの在庫引当を行い、
    前記商品を前記第1の倉庫から出荷した際に、前記移動指示データの出荷数を更新し、
    前記引当処理手段は、
    前記商品が前記第2の倉庫に入荷した際に、前記受注データの在庫引当を行うことを特徴とする請求項2に記載の物流管理装置。
  4. 前記第1の倉庫は、前記商品を仕入先から仕入れて在庫を確保する倉庫であることを特徴とする請求項1に記載の物流管理装置。
  5. 前記受注入力手段は、前記受注データを入力する際に、前記第1の倉庫で仕入れを行うための発注データを生成し、
    前記受注データは、受注番号、数量、前記第1の倉庫、前記第2の倉庫、得意先、引当数、及び出荷数のデータを含み、
    前記移動指示データは、移動指示番号、数量、前記第1の倉庫、前記第2の倉庫、引当数、出荷数、及び前記受注番号のデータを含み、
    前記移動指示データ作成手段は、
    前記第1の倉庫に前記商品が仕入先から入荷した際に、前記移動指示データの在庫引当を行い、
    前記商品を前記第1の倉庫から出荷した際に、前記移動指示データの出荷数を更新し、
    前記引当処理手段は、
    前記商品が前記第2の倉庫に入荷した際に、前記受注データの在庫引当を行うことを特徴とする請求項4に記載の物流管理装置。
  6. 制御部を備えた情報処理装置に実行させるための物流管理方法であって、
    前記制御部で実行させる、
    得意先からの商品の発注に応じて、受注番号を含む受注データを入力する受注入力工程と、
    前記受注入力工程で受注データを入力する際に、第1の倉庫から前記得意先へ出荷する第2の倉庫への前記商品の移動を指示するための、前記受注番号を含む移動指示データを作成する移動指示データ作成工程と、
    前記商品が前記第1の倉庫から出荷して前記第2の倉庫に入荷した際に、前記移動指示データを参照して、前記受注データに対して引当をかける引当処理工程と、
    を含むことを特徴とする物流管理方法。
  7. 制御部を備えた情報処理装置に実行させるための物流管理プログラムであって、
    前記制御部において、
    得意先からの商品の発注に応じて、受注番号を含む受注データを入力する受注入力工程と、
    前記受注入力工程で受注データを入力する際に、第1の倉庫から前記得意先へ出荷する第2の倉庫への前記商品の移動を指示するための、前記受注番号を含む移動指示データを作成する移動指示データ作成工程と、
    前記商品が前記第1の倉庫から出荷して前記第2の倉庫に入荷した際に、前記移動指示データを参照して、前記受注データに対して引当をかける引当処理工程と、
    を実行させるための物流管理プログラム。
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