JP2021162918A - 在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム - Google Patents

在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商品ランクに応じて在庫の自動引当を行うか否かを判断することにより、取引先に対して誤出荷を防止すること。【解決手段】本実施の形態の在庫管理装置は、倉庫毎に、商品、ロット、数量、在庫状態である商品ランクの在庫情報を登録したテーブルと、取引先、倉庫、商品ランク、商品、数量を含む受注データを入力する受注データ入力手段と、前記在庫情報を参照して、前記受注データの商品に対して在庫引当を行い、当該商品の商品ランクに応じて、自動引当の可否を判断する出荷指示処理手段と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラムに関する。
例えば、取引先から商品の受注を受けた場合は、倉庫の在庫を引き当て後、出荷を行う。ここで、取引先によって取扱可能な商品の状態(商品ランク)が定められているケースがある。例えば、製品品質の要求が高い取引先の場合は自動引当をさせたくない場合がある。従来の在庫引当システムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2017−208026号公報
しかしながら、上記特許文献1では、商品ランクに応じて在庫の自動引当を行うか否かに関して何等記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、商品ランクに応じて在庫の自動引当を行うか否かを判断することにより、取引先に対して誤出荷を防止することが可能な在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備えた在庫管理装置であって、前記記憶部には、倉庫毎に、商品、ロット、数量、在庫状態である商品ランクの在庫情報を登録したテーブルが格納されており、前記制御部は、取引先、倉庫、商品ランク、商品、数量を含む受注データを入力する受注データ入力手段と、前記在庫情報を参照して、前記受注データの商品に対して在庫引当を行い、当該商品の商品ランクに応じて、自動引当の可否を判断する出荷指示処理手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記出荷指示処理手段は、前記商品ランクが高品質の場合は、自動引当を行わないことにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための在庫管理方法であって、前記記憶部には、倉庫毎に、商品、ロット、数量、在庫状態である商品ランクの在庫情報を登録したテーブルが格納されており、前記制御部において実行される、取引先、倉庫、商品ランク、商品、数量を含む受注データを入力する受注入力ステップと、前記在庫情報を参照して、前記受注データの商品に対して在庫引当を行い、当該商品の商品ランクに応じて、自動引当の可否を判断する出荷指示処理ステップと、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための在庫管理プログラムであって、前記記憶部には、
倉庫毎に、商品、ロット、数量、在庫状態である商品ランクの在庫情報を登録したテーブルが格納されており、前記制御部において、取引先、倉庫、商品ランク、商品、数量を含む受注データを入力する受注入力ステップと、前記在庫情報を参照して、前記受注データの商品に対して在庫引当を行い、当該商品の商品ランクに応じて、自動引当の可否を判断する出荷指示処理ステップと、をコンピュータで実行するための在庫管理プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、商品ランクに応じて在庫の自動引当を行うか否かを判断することにより、取引先に対して誤出荷を防止することが可能となる。
図1は、本実施の形態の処理イメージを示す図である。 図2は、本実施の形態に係る在庫管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、商品ランクマスタの構成例を示す図である。 図4は、本実施の形態に係る在庫管理装置の全体の処理の流れを説明するためのフローを示す図である。 図5は、出荷指示処理部の出荷指示処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。 図6は、出荷指示画面の表示例を示す図である。 図7は、出荷指示画面の表示例を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施の形態により限定されるものではない。
[1.概要]
例えば、取引先から商品の受注を受けた場合は、倉庫の在庫を引き当て後、出荷を行う。ここで、取引先によって取扱可能な商品の状態(商品ランク)が定められているケースがある。例えば、製品品質の要求が高い取引先の場合は自動引当をさせたくない場合がある。
従来は、在庫の状態(商品ランク)に応じた自動引当の有無が選択できなかった。そのため、自動引当の業務効率を優先した結果、在庫の状態に対する要求が厳しい取引先に誤出荷を起こしてしまうような人的ミスが発生していた。
そこで、本実施の形態では、商品ランクに応じて在庫の自動引当を行うか否かを判断することにより、要求の厳しい取引先に対して誤出荷を防止する。
図1は、本実施の形態の処理イメージを示す図である。図1において、在庫照会により、対象商品の在庫状態を確認する。受注入力では、得意先によって、出荷すべき在庫の状態を選択する。ここで、自動引当しない場合はロット指定する。出荷指示処理では、引当しようとする在庫の状態によって、自動引当/手動引当をコントロールする。
[2.構成]
図1を参照して、本実施の形態に係る在庫管理装置の一例について説明する。図1は、本実施の形態に係る在庫管理装置の構成の一例を示すブロック図である。図1において、原価管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、原価管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。在庫管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。在庫管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、在庫管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、在庫管理装置100と、サーバ装置200、端末装置(不図示)とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、および、マイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、および、ファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、商品ランクマスタ106aと、在庫情報テーブル106bと、受注テーブル106cと、出荷指示テーブル106dを備えている。図2は、商品ランクマスタの構成例を示す図である。
商品ランクマスタ106aは、商品ランクに応じて自動引当の可否を判断するためのマスタである。商品ランクマスタ106aは、図2に示すように、商品ランクと自動引当対象の有無を関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。図2に示す例では、商品ランク「通常品」の場合は自動引当対象、商品ランク「特定品」の場合は自動引当対象外、商品ランク「変形」の場合は自動引当対象外となっている。商品ランク(品質)は、特定品>通常品>変形の順に高くなっている。
在庫情報テーブル106bは、在庫情報を格納するためのテーブルである。在庫情報は、事業所、倉庫名、商品、ロット、数量、在庫状態である商品ランクのデータを含んでいてもよい(図5(A)参照)。
受注テーブル106cは、受注データを格納するためのテーブルである。受注データは、受注番号、得意先、納入先、倉庫、商品ランク、商品、数量、出荷予定日のデータを含んでいてもよい(図5(B)参照)。
出荷指示テーブル106dは、出荷指示データを格納するためのテーブルである。出荷指示データは、出荷指示番号、得意先、納入先、倉庫、商品、ロット、数量、倉庫、ランクのデータを含んでいてもよい(図5(B)参照)。
制御部102は、在庫管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、データ登録部102aと、在庫照会部102bと、受注入力部102c、出荷指示処理部102dと、画面表示制御部102eと、マスタメンテ部102fとを備えている。
データ登録部102aは、例えば、モニタ114に表示される入力画面上でのオペレータの操作に応じて在庫情報を入力・更新して、在庫情報テーブル106bに格納する。
在庫照会部102bは、例えば、モニタ114に表示される在庫照会画面上でのオペレータの操作に応じて、在庫情報テーブル106bを参照して対象商品の在庫状態を確認する。
受注入力部102cは、例えば、モニタ114に表示される受注入力画面上でのオペレータの操作に応じて、取引先、倉庫、商品ランク、商品、数量を含む受注データを入力して、受注テーブル106cに格納する。
出荷指示処理部102dは、例えば、モニタ114に表示される出荷指示画面上でのオペレータの操作に応じて、在庫情報テーブル106bの在庫情報を参照して、受注データの商品に対して在庫引当を行ってその出荷指示データを作成して出荷指示データを出荷指示テーブル106dに格納する。この際、出荷指示処理部102dは、受注データの当該商品の商品ランクに応じて自動引当の可否を判断する。
具体的には、出荷指示処理部102dは、商品ランクマスタ106aを参照して、受注データの当該商品の商品ランクに対応する自動引当対象の可否を取得して、自動引当対象の場合は、自動引当を行い、自動引当対象外の場合は、自動引当を行なわない。自動引当を行わない場合は、オペレータが手動で在庫の引当を行う。出荷指示処理部102dは、商品ランクが高品質(例えば、特定品)の場合は、自動引当を行わないことにしてもよい。また、商品ランクが低品質(例えば、変形品)の場合は、自動引当を行わないことにしてもよい。
画面表示制御部102eは、モニタ114に表示する各種入力画面(例えば、在庫情報登録画面、在庫照会画面、受注入力画面、出荷指示画面、マスタメンテ画面等)の表示及びその入力を制御する。
マスタメンテ部102fは、モニタ114に表示される不図示のマスタメンテ画面上での管理者等の操作に応じて、商品ランクマスタ106aに対するデータの入力・追加・変更等の編集を行うためのものである。
[3.具体例]
本実施の形態に係る在庫管理装置100の処理の具体例について、図1〜図5を参照して説明する。図4は、本実施の形態に係る在庫管理装置100の制御部102の全体の処理の流れを説明するためのフローを示す図である。
図4を参照して、本実施の形態に係る在庫管理装置100の全体の処理の流れを説明する。図4において、まず、在庫照会部102bは、在庫照会処理を実行する(ステップS1)。具体的には、在庫照会処理では、在庫照会部102bは、例えば、モニタ114に表示される在庫照会画面上でのオペレータの操作に応じて、対象商品の在庫状態を確認する。
受注入力部102cは、受注入力処理を実行する(ステップS2)。具体的には、受注入力処理では、受注入力部102cは、例えば、モニタ114に表示される受注入力画面上でのオペレータの操作に応じて、取引先、倉庫、商品ランク、商品、数量を含む受注データを入力して、受注テーブル106cに格納する。
出荷指示処理部102dは、出荷指示処理を実行する(ステップS3)。具体的には、出荷指示処理では、出荷指示処理部102dは、例えば、モニタ114に表示される出荷指示画面上でのオペレータの操作に応じて、在庫情報テーブル106bの在庫情報を参照して、受注データの商品に対して在庫引当を行ってその出荷指示データを作成して出荷指示データを出荷指示テーブル106dに格納する。この際、出荷指示処理部102dは、受注データの当該商品の商品ランクに応じて自動引当の可否を判断する。
具体的には、出荷指示処理部102dは、商品ランクマスタ106aを参照して、受注データの当該商品の商品ランクに対応する自動引当対象の可否を取得して、自動引当対象の場合は、自動引当を行い、自動引当対象外の場合は、自動引当を行なわない。自動引当を行わない場合は、オペレータが手動で在庫の引当を行う。出荷指示処理部102dは、商品ランクが高品質(例えば、特定品)の場合は、自動引当を行わないことにしてもよい。また、商品ランクが低品質(例えば、変形品)の場合は、自動引当を行わないことにしてもよい。
図5は、出荷指示処理部102dの出荷指示処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。
図5を参照して、出荷指示処理部102dの出荷指示処理の具体例を説明する。図5(A)は、在庫情報のデータ例(出荷指示処理前)を示す図である。図5(A)に示す在庫情報の例では、事業所「千葉」の倉庫「A倉庫」の商品「商品A」について、ロット「0605」は、数量「800」、商品ランク「通常品」、ロット「0607」は、数量「400」、商品ランク「通常品」、ロット「0608」は、数量「400」、商品ランク「特定品」、ロット「0609」は、数量「400」、商品ランク「変形」となっている。
図3の商品ランクマスタ106aより、商品ランクの「通常品」は自動引当対象、「特定品」の場合は自動引当対象外、「変形」の場合は自動引当対象外となる。
(1)自動引当対象の受注に対する出荷指示の場合を説明する。受注データは、図5(B)に示すように、受注番号「J0001」、得意先「得意先A」、納入先「納入先X」、倉庫「千葉出荷前」、商品ランク「通常品」、商品「商品A」、数量「1000」、出荷予定日「6/26」となっている。商品ランク「通常品」となっているので、出荷指示データに示すように、自動引当を行い、ロット「0605」の数量「800」と、ロット「0607」の数量「200」を引き当てる。自動引当は、例えば、先入先出で行うことにしてもよい。
(2)自動引当対象外の受注に対する出荷指示の場合を説明する。受注データは、図5(C)に示すように、受注番号「J0001」、得意先「得意先A」、納入先「納入先」X、倉庫「千葉出荷前」、商品ランク「特定品」、商品「商品A」、数量「200」、出荷予定日「6/26」となっている。商品ランクが「特定品」となっているので、図5(C)の出荷指示データに示すように、自動引当を行なわない。ロット、数量、倉庫、ランクが空白となっており、引き当たっていない状態を示している。この場合は、オペレータが手動で在庫の引当を行う。
図6及び図7は、出荷指示画面の表示例を示す図である。例えば、図6に示す画面では、出荷指示日と、倉庫と、出荷予定日と、商品ランクを検索条件として、対象の受注データを確認することができる。図7に示す画面では、受注番号、商品、商品ランクを指定して、在庫引当を行うことができる。同図に示す例では、商品Aについて商品ランク「通常品」が指定されており、ロット「0605」の数量「800」と、ロット「0607」の数量「200」が自動引当された状態を示している。商品ランク「特定品」が指定された場合は、自動引当を行わないので、ロット指定のエリアにおいて手動で在庫の引当を行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、倉庫毎に、商品、ロット、数量、在庫状態である商品ランクの在庫情報を登録したテーブルと、取引先、倉庫、商品ランク、商品、数量を含む受注データを入力する受注入力部102cと、在庫情報を参照して、受注データの商品に対して在庫引当を行い、当該商品の商品ランクに応じて、自動引当の可否を判断する出荷指示処理部102dと、を備えているので、商品ランクに応じて在庫の自動引当を行うか否かを判断することにより、取引先に対して誤出荷を防止することが可能となる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、在庫管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、在庫管理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて在庫管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部106などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部102を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、在庫管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、在庫管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、在庫管理装置100は、当該情報処理装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能付加に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 在庫管理装置
102 制御部
102a データ登録部
102b 在庫照会部
102c 受注入力部
102d 出荷指示処理部
102e 画面表示制御部
102f マスタメンテ部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 商品ランクマスタ
106b 在庫情報テーブル
106c 受注テーブル
106d 出荷指示テーブル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (4)

  1. 記憶部及び制御部を備えた在庫管理装置であって、
    前記記憶部には、
    倉庫毎に、商品、ロット、数量、在庫状態である商品ランクの在庫情報を登録したテーブルが格納されており、
    前記制御部は、
    取引先、倉庫、商品ランク、商品、数量を含む受注データを入力する受注データ入力手段と、
    前記在庫情報を参照して、前記受注データの商品に対して在庫引当を行い、当該商品の商品ランクに応じて、自動引当の可否を判断する出荷指示処理手段と、
    備えたことを特徴とする在庫管理装置。
  2. 前記出荷指示処理手段は、前記商品ランクが高品質の場合は、自動引当を行わないことを特徴とする請求項1に記載の在庫管理装置。
  3. 制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための在庫管理方法であって、
    前記記憶部には、
    倉庫毎に、商品、ロット、数量、在庫状態である商品ランクの在庫情報を登録したテーブルが格納されており、
    前記制御部において実行される、
    取引先、倉庫、商品ランク、商品、数量を含む受注データを入力する受注入力ステップと、
    前記在庫情報を参照して、前記受注データの商品に対して在庫引当を行い、当該商品の商品ランクに応じて、自動引当の可否を判断する出荷指示処理ステップと、
    を含むことを特徴とする在庫管理方法。
  4. 制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための在庫管理プログラムであって、
    前記記憶部には、
    倉庫毎に、商品、ロット、数量、在庫状態である商品ランクの在庫情報を登録したテーブルが格納されており、
    前記制御部において、
    取引先、倉庫、商品ランク、商品、数量を含む受注データを入力する受注入力ステップと、
    前記在庫情報を参照して、前記受注データの商品に対して在庫引当を行い、当該商品の商品ランクに応じて、自動引当の可否を判断する出荷指示処理ステップと、
    をコンピュータで実行するための在庫管理プログラム。
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