JP2008152466A - 在庫ロット引当管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】オペレータが手動引当を行う際に、引当可能な在庫ロットの情報を与えるだけでなく、引当可能量の判断が難しい状況においても、正しい判断ができる情報を提供する。
【解決手段】原材料のロットごとの在庫保有情報と使用予定情報と引当情報とを入力するデータ取得部121と、前記データ取得部121により入力された情報に基づいて、原材料のロットごとの引当可能量を算出する引当可能量計算部122と、原材料ごとの引当未実施使用予定量を算出する引当未実施使用予定量計算部123と、前記データ取得部121により入力された情報と、前記引当可能量計算部122及び引当未実施使用予定量計算部123から算出された情報とを表示する情報表示部124とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】原材料のロットごとの在庫保有情報と使用予定情報と引当情報とを入力するデータ取得部121と、前記データ取得部121により入力された情報に基づいて、原材料のロットごとの引当可能量を算出する引当可能量計算部122と、原材料ごとの引当未実施使用予定量を算出する引当未実施使用予定量計算部123と、前記データ取得部121により入力された情報と、前記引当可能量計算部122及び引当未実施使用予定量計算部123から算出された情報とを表示する情報表示部124とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、製品に使用する原材料の使用予定量と、原材料のロットごとの在庫保有量に基づいて、原材料のロットごとの使用計画を立案するための在庫ロット引当管理システムに関する。
一般に原材料の在庫保有量は、製品に使用する原材料の使用予定量と現在の在庫保有量とを基に、資材所要量計画を行い、使用予定量の総和に見合う数量となるような補充が行われる。また、製品の特性は使用する原材料の特性に依存する場合が少なくないため、品質を安定させるために、一度の生産に使用する原材料の在庫ロットは、できるだけひとつのロットまたは組み合わせるロット数の少ない組み合わせになるように計画する。更に、原材料の使用可能期限などの制約から、原材料の入庫日の古いものから順番に使用するなどの条件がある。これらの条件を考慮し、実際に使用する原材料のロットを指定(以下、引当と記す)して、ロットごとの使用計画を立案するための在庫ロット引当管理システムがある。
特許文献1には、原材料のロットの連続性やロットの先入れ先出しなどの制約を考慮して、最適なロットを決定して自動引当する原料ロット決定装置の例についての開示がある。
特開2000−158299号公報
上記従来の方法では、計算機で処理可能な特定の条件のもとで、原材料の在庫ロットを自動引当する方法を提案しているが、制約条件が複雑であるなどの理由から、計算機で処理可能な条件として表現することが困難な場合も多い。また、製品や製造ラインなどに固有の制約条件もあるため、必ずしも最適なロットを決定できない場合もあった。そのため、自動引当が可能な在庫ロット引当管理システムにおいても、オペレータによる手動引当が必要になるという問題があった。
オペレータが手動引当を行う場合、オペレータに対してどの在庫ロットが引当可能であるかの情報を与えることが必要となるが、従来の方法では引当可能なロットの情報を提供する手段がなかった。更に、原材料の複数の在庫ロットの在庫保有量の総量が使用予定量を上回る状態であっても、複数のロットを混在して使用してはならないという条件がある場合や、生産ラインなどの制約上、ロットの保有量がごく少量の場合は引当できない場合などには、実際には引当できない。このように、従来の方法では、在庫保有量の総量が使用予定量を上回る状態でも引当てできないという、通常管理している在庫量などの情報だけでは判断できないような在庫保有量不足に陥っている状況を、オペレータに知らせることはできなかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、オペレータが手動引当を行う際に、引当可能な在庫ロットの情報を与えるだけでなく、通常管理している在庫量などの情報だけでは引当可能量の判断が難しい状況においても、正しい判断ができるような情報を提供することを目的とする。
本発明は、原材料のロットごとの在庫保有情報と使用予定情報と引当情報とを入力するデータ取得部と、前記データ取得部により入力された情報に基づいて、原材料のロットごとの引当可能量を算出する引当可能量計算部と、前記データ取得部により入力された情報に基づいて、原材料ごとの引当未実施使用予定量を算出する引当未実施使用予定量計算部と、前記データ取得部により入力された情報と、前記引当可能量計算部及び引当未実施使用予定量計算部から算出された情報とを表示する情報表示部とを備える。
また、上記情報表示部は、データ取得部より入力された原材料のロットごとの在庫保有情報、使用予定情報及び引当情報と、前記引当可能量計算部及び引当未実施使用予定量計算部から算出された、前記原材料のロットごとの引当可能量及び前記原材料ごとの引当未実施使用予定量とをそれぞれ関連付けて表示するようにした。
更に、上記情報表示部は、引当可能な原材料のロットに関する情報を表示する際に、色替え表示できるようにした。
本発明によると、オペレータが手動引当を行う際に必要な、引当可能な在庫ロットの情報を与えてロット引当を実施するとともに、通常管理している在庫量などの情報だけでは判断できない在庫保有量不足の状況をオペレータに判断させるために必要な情報を提供することができる。
更に、原材料の使用予定情報に対して、該当する原材料のロットごとの在庫保有情報、引当済み情報、引当可能量情報などを表示することにより、オペレータが新たな引当情報を登録する際に引当て可能なロットを容易に判断することができる。また、関連する他のロットの引当情報を表示することで、より効率的、経済的に原材料を使用するために原材料のロットごとの使用計画を見直すことも可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本例の構成例を示す構成図である。図1を参照して本例の構成について説明する。なお、図1に示す在庫ロット引当管理システムは、例えばメモリ、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)等を備えたコンピュータに、該当する処理を行うプログラムを実装し、そのプログラムをメモリに読み込み、CPUが実行することで実現したものである。
本例は、原材料の在庫保有量や使用予定量や引当量などに関する情報を格納する入力ファイル110と、入力ファイル110から必要な情報を取得し、原材料ごとの引当未実施使用予定量および原材料ロットごとの引当可能量を算は出する処理部120と、例えばキーボード、マウスなどの入力手段とディスプレイなどの出力手段から構成し、処理部120にて算出された結果を表示するための入出力装置130から構成する。
入力ファイル110には、原材料ロット別在庫保有量情報ファイル111、製品ロット別原材料使用予定量情報ファイル112、製品ロット別原材料ロット引当情報ファイル113が格納されている。原材料ロット別在庫保有量情報ファイル111には、原材料のロットごとの在庫保有量を格納している。製品ロット別原材料使用予定量情報ファイル112には、製造する製品のロットごとに、使用する原材料ごとの使用予定量を格納している。製品ロット別原材料ロット引当情報ファイル113には、製品ロット別原材料使用予定量情報ファイル112に対応付けた、引当済みの原材料のロットおよび数量を格納している。
これらの入力ファイルの情報は、予めオペレータがコンピュータなどに入力し、管理している情報であり、本例の在庫ロット引当管理システムに直接入力する方法や、他の管理システムなどで管理されている情報を、ネットワークを介して入力する方法や、外部媒体を介して入力する方法などがある。また、入力ファイル110の形式としては、ファイル形式、データベース形式などが考えられるが、本例においては、ファイル形式で管理されているものとして説明を行う。
次に、処理部120の構成について説明する。処理部120は、データやプログラムを記憶する記憶装置であるメモリ101、入力ファイル110からファイルのデータを読み込み、メモリ101に格納するデータ取得部121、メモリ101に保持された情報を基に原材料のロットごとの引当可能量を算出する引当可能量計算部122、メモリ101に保持された情報を基に、原材料ごとの引当未実施使用予定量を算出する引当未実施使用予定量計算部123、メモリ101に保持された情報及び上記各計算部により算出された情報から画面情報を生成し、入出力装置130に表示する情報表示部124から構成する。
本例では、データ取得部121により入力ファイル110から読み込んだデータをメモリ101に格納し、メモリ101上のデータを基に引当可能量計算部122及び引当未実施使用予定量計算部123が計算処理を実行して、その算出結果もメモリ101に格納する。そのため、情報表示部124は、メモリ101に格納されたデータから画面情報を生成して情報を表示するよう処理を行う。
次に、図2〜図4を参照して、入力ファイル110を構成する各ファイルのデータ構成例について説明する。
図2は、原材料ロット別在庫保有量情報ファイル111のデータ構成例を示している。原材料ロット別在庫保有量情報ファイル111には、原材料のロットごとの在庫保有量を格納し、原材料を表す原材料コード201、原材料のロットを表す原材料ロット202、ロットごとの在庫保有量203から構成する。図2の例では、原材料としてM001とM002の2種類があり、原材料M001の原材料ロット202はLOTAとLOTBの2種類、原材料M002の原材料ロット202はLOTCの1種類で、それぞれの在庫保有量203は、20、100、50となっている。
図3は、製品ロット別原材料使用予定量情報ファイル112のデータ構成例を示している。製品ロット別原材料使用予定量情報ファイル112には、製造する製品のロットごとに、使用する原材料ごとの使用予定量を格納し、製品を表す製品コード301、製品のロットを表す製品ロット302、製品ロットに使用する原材料を表す原材料コード201、原材料の使用予定量303から構成する。図3の例では、製品としてP001とP002の2種類があり、製品P001の製品ロットLOTDを製造するために使用する原材料はM001とM002であり、それぞれの使用予定量303は20、10となっている。同様に、製品P002の製品ロットLOTEを製造するために使用する原材料はM001とM002であり、それぞれの使用予定量303は100、30となっている。
図4は、製品ロット別原材料ロット引当情報ファイル113のデータ構成例を示している。製品ロット別原材料ロット引当情報ファイル113には、製品ロット別原材料使用予定量情報ファイル112に対応付けた、引当済みの原材料のロットおよび数量を格納し、製品コード301、製品ロット302、製品ロットに使用する原材料コード201、原材料として使用する原材料ロット202、原材料ロットの引当量401から構成する。図4の例では、製品P001の製品ロットLOTDで使用する原材料として、原材料M001のロットLOTBと原材料M002のロットLOTCを引き当てており、それぞれの引当量401は20、10となっている。
次に、各計算部の処理内容を説明する。計算部の処理は引当可能量計算部122、引当未実施使用予定量計算部123の順に実行する。各計算部は、データ取得部121が入力ファイル110から読み込み、メモリ101に格納したデータを参照して計算処理を行い、その計算結果をメモリ101に格納する。
まず、各処理部によりメモリ101上に格納するデータについて説明する。データ取得部121が、入力ファイル110から読み込み、メモリ101上に格納するデータについては、原材料ロット別在庫保有量情報ファイル111のデータは原材料ロット別在庫保有量情報131、製品ロット別原材料使用予定量情報ファイル112のデータは製品ロット別原材料使用予定量情報132、製品ロット別原材料ロット引当情報ファイル113のデータは製品ロット別原材料ロット引当情報133と称す。また、引当未実施使用予定量計算部123によりメモリ101に生成する情報は、引当未実施使用予定量情報134と称す。これらメモリ101上の情報は、入力ファイル110と同様にファイル形式、データベース形式などの形式で管理できるが、本例ではファイル形式で管理されるものとして説明する。これらの情報のうち、原材料ロット別在庫保有量情報131、製品ロット別原材料使用予定量情報132、引当未実施使用予定量情報134のデータ構成例を図7〜図9に示す。図中、入力ファイル110の各ファイル上のデータ項目に対応する項目には同じ符号を付けている。また、入力ファイル110のデータ項目に対応する項目の他に、以下で説明する各計算部で算出したデータに対応するデータ項目を追加し、計算結果を設定する。なお、製品ロット別原材料ロット引当情報133は、製品ロット別原材料ロット引当情報ファイル113と同じデータ構成のため、図示しない。
次に、引当可能量計算部122の処理内容について図5を参照して説明する。図5は、引当可能量計算部122の処理例を示すフローチャートである。引当可能量計算部122は、製品ロット別原材料ロット引当情報133の引当量401を、原材料コード201と原材料ロット202の組み合わせごとに合算し、本合算値を、原材料ロット別在庫保有量情報131の中で原材料コード201と原材料ロット202が一致するレコードの引当済量701に設定する(ステップS51)。次に、原材料ロット別在庫保有量情報131の在庫保有量203から本合算値を差し引いた値を引当可能量として算出し、引当可能量702に設定する(ステップS52)。次に、製品ロット別原材料ロット引当情報133の引当量401を、製品コード301と製品ロット302と原材料コード201の組み合わせごとに合算し、本合算値を、製品ロット別原材料使用予定量情報132の中で製品コード301と製品ロット302と原材料コード201が一致するレコードの引当実施量801に設定する(ステップS53)。次に、製品ロット別原材料使用予定量情報132の使用予定量303から本合算値を差し引いた値を引当未実施量として算出し、引当未実施量802に設定する(ステップS54)。
次に、引当未実施使用予定量計算部123の処理内容について図6を参照して説明する。図6は、引当未実施使用予定量計算部123の処理例を示すフローチャートである。引当未実施使用予定量計算部123は、製品ロット別原材料使用予定量情報132の引当未実施量802を、原材料コード201ごとに合算する(ステップS61)。次に、原材料ロット別在庫保有量情報131の在庫保有量203を原材料コード201ごとに合算する(ステップS62)。同様に、原材料ロット別在庫保有量情報131の引当済量701を原材料コード201ごとに合算し(ステップS63)、引当可能量702を原材料コード201ごとに合算する(ステップS64)。最後に、メモリ101に引当未実施使用予定量情報134を生成し、算出した各合算値を設定する(ステップS65)。引当未実施使用予定量情報134には、各合計値を原材料コード201ごとに設定し、引当未実施量802の合計値は引当未実施使用予定量904に設定し、在庫保有量203の合算値は在庫保有総量901に設定し、引当済量701の合算値は引当済総量902に設定し、引当可能量702の合算値は引当可能総量903に設定する。
図10は、情報表示部124が出力する画面の一例を示している。図10を参照して、情報表示部124がオペレータに提供する情報の内容について説明する。
情報表示部124は、メモリ101に格納されたデータを基に画面情報を生成して、入出力装置130のディスプレイなどに情報を表示する。オペレータは、表示された情報を参照し、引当対象のロットや引当量などを検討して手動引当を行う。
表示画面10は、製品ロット別原材料使用予定量情報欄11、原材料ロット引当情報(製品ロット別抽出)欄12、引当未実施使用予定量情報欄13、在庫保有情報(原材料別抽出)欄14、原材料ロット引当情報(原材料ロット別抽出)欄15から構成する。
製品ロット別原材料使用予定量情報欄11には、製品ロット別原材料使用予定量情報132のデータを出力する。本例では、製品ロット別原材料使用予定量情報132の各データ項目に対応したデータを一覧表の形式で表示する。また、一覧表の各レコードの左側には選択欄21を設け、オペレータが参照したい情報を選択することができる。
原材料ロット引当情報(製品ロット別抽出)欄12には、オペレータにより、製品ロット別原材料使用予定量情報欄11のレコードが選択された場合に、製品ロット別原材料ロット引当情報133の中から、製品コード301と製品ロット302と原材料コード201が、選択された製品ロット別原材料使用予定量情報欄11のレコードのデータと一致する情報を抽出して、一覧表の形式で表示する。
また、引当未実施使用予定量情報欄13には、引当未実施使用予定量情報134の中から、原材料コード201がオペレータにより選択された製品ロット別原材料使用予定量情報欄11のレコードのデータと一致する情報を抽出して表示する。本例では、該当するレコードの情報をデータ項目名称とその値を列挙する形で表示しているが、他の情報と同様に一覧表の形式で表示することもできる。
在庫保有情報(原材料別抽出)欄14には、原材料ロット別在庫保有量情報131の中から、原材料コード201がオペレータにより選択された製品ロット別原材料使用予定量情報欄11のレコードのデータと一致する情報を抽出して出力する。本例では、原材料ロット別在庫保有量情報131の各データ項目に対応したデータを一覧表の形式で表示する。また、一覧表の各レコードの左側には選択欄22を設け、オペレータが参照したい情報を選択することができる。
原材料ロット引当情報(原材料ロット別抽出)欄15には、オペレータにより、在庫保有情報(原材料別抽出)欄14のレコードが選択された場合に、製品ロット別原材料ロット引当情報133の中から、原材料コード201と原材料ロット202が、選択された在庫保有情報(原材料別抽出)欄14のレコードのデータと一致する情報を抽出して、一覧表の形式で表示する。
なお、本例では、各表示情報を同一画面上に予め表示させた一覧表の枠内に表示する方法をとっているが、選択項目に関連する情報をポップアップ画面などの別画面を表示させて表示する方法など、他の表示形式も可能である。
次に、図10を参照して、各表示情報の具体例について説明する。まず、本画面を表示した際には、最初に製品ロット別原材料使用予定量情報欄11に、製品ロット別原材料使用予定量情報132を出力する。図10の画面表示例では、図8に示した製品ロット別原材料使用予定量情報132のデータを参照して表示した場合の例を示している。ここで、オペレータが製品P002の製品ロットLOTEの原材料M001に関する情報を表示させるために、当該レコードの選択欄21を選択する場合について説明する。
本例では、製品ロット別原材料ロット引当情報133の中に、上記選択された製品P002に対応するデータが登録されていないため、原材料ロット引当情報(製品ロット別抽出)欄12には何も出力されない。一方、引当未実施使用予定量情報欄13には、引当未実施使用予定量情報134から、上記選択された原材料M001に対応する情報を抽出し、その内容を出力する。ここでは、原材料M001の引当未実施使用予定量が100、引当可能総量が100であり、引当未実施使用予定量が引当可能総量を上回っていないので、在庫総量としては不足が発生しないことが分かる。
また、在庫保有情報(原材料別抽出)欄14には、原材料ロット別在庫保有量情報131のうち、上記選択された原材料M001に対応する情報を抽出し、その内容を出力する。この際、製品ロット別原材料使用予定量情報欄11で選択されたレコードの、引当未実施量以上の在庫保有量となっているレコードに関するデータを色替え表示する。ここでは、原材料ロット別在庫保有量情報131から、原材料M001に対応する原材料ロットLOTA、LOTBに関する情報を抽出し、2つのレコードで表示する。そのうち、LOTBの在庫保有量が100であり、選択されたレコードの引当未実施量100以上のため、LOTBに関するレコードのデータを色替え表示する。これにより、引当未実施の原材料に関して、在庫保有量が引当未実施量以上ある原材料ロットが存在し、在庫保有量としては不足がないことを容易に判断できる。
一方、在庫保有情報(原材料別抽出)欄14には、引当可能量も表示しており、ここでは原材料M001の引当可能量の最大は80であることが分かる。つまり、製品P002のロットLOTEに使用する原材料M001の使用予定量は100であるので、単一の原材料ロットでは引当てることができないことを表している。
更に、在庫保有情報(原材料別抽出)欄14には、選択欄22があり、オペレータが選択することにより、選択したレコードの原材料ロットに関する情報を原材料ロット引当情報(原材料ロット別抽出)欄15に表示することができる。ここでは、在庫保有情報(原材料別抽出)欄14の原材料M001のロットLOTBのレコードを選択した場合の例を示している。原材料ロット引当情報(原材料ロット別抽出)欄15には、製品ロット別原材料ロット引当情報133から、上記選択された原材料M001のロットLOTBに対応する情報を抽出し、その内容を出力する。ここでは、原材料M001のロットLOTBを、製品P001のロットLOTDで20引当ていることがわかる。つまり、製品P001のロットLOTDで引当てる原材料M001のロットを、LOTBではなくLOTAに変更すれば、製品P002のロットLOTEに対する原材料M001の使用予定量の全量を、LOTBから一括して引当てることが可能になることがわかる。
このように、本例では、引当可能な在庫ロットの情報を提供するとともに、原材料別、ロット別の引当済量や引当可能量、引当未実施の使用予定量などの情報を提供することにより、通常管理している在庫保有量などの情報だけでは判断できない、引当可否の判断を可能にすることができる。更に、これらの情報を基に、オペレータが引当てる原材料ロットの調整をすることができるため、効率的、経済的に在庫管理を行うことができる。
101…メモリ、110…入力ファイル、111…原材料ロット別在庫保有量情報ファイル、112…製品ロット別原材料使用予定量情報ファイル、113…製品ロット別原材料ロット引当情報ファイル、120…処理部、121…データ取得部、122…引当可能量計算部、123…引当未実施使用予定量計算部、124…情報表示部、130…入出力装置
Claims (3)
- 原材料のロットごとの在庫保有情報と使用予定情報と引当情報とを入力するデータ取得部と、
前記データ取得部により入力された情報に基づいて、原材料のロットごとの引当可能量を算出する引当可能量計算部と、
前記データ取得部により入力された情報に基づいて、原材料ごとの引当未実施使用予定量を算出する引当未実施使用予定量計算部と、
前記データ取得部により入力された情報と、前記引当可能量計算部及び引当未実施使用予定量計算部から算出された情報とを表示する情報表示部とを備えた在庫ロット引当管理システム。 - 請求項1記載の在庫ロット引当管理システムにおいて、
前記情報表示部は、前記データ取得部より入力された原材料のロットごとの在庫保有情報、使用予定情報及び引当情報と、前記引当可能量計算部及び引当未実施使用予定量計算部から算出された、前記原材料のロットごとの引当可能量及び前記原材料ごとの引当未実施使用予定量とをそれぞれ関連付けて表示することを特徴とする在庫ロット引当管理システム。 - 請求項2記載の在庫ロット引当管理システムにおいて、
前記情報表示部は、引当可能な原材料のロットに関する情報を表示する際に、色替え表示することを特徴とする在庫ロット引当管理システム。
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