JP3022423B2 - 資材所要展開方式 - Google Patents

資材所要展開方式

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JP3022423B2
JP3022423B2 JP19515997A JP19515997A JP3022423B2 JP 3022423 B2 JP3022423 B2 JP 3022423B2 JP 19515997 A JP19515997 A JP 19515997A JP 19515997 A JP19515997 A JP 19515997A JP 3022423 B2 JP3022423 B2 JP 3022423B2
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産管理システム
の資材所要展開方式に関し、特に品目の手配方法の変更
を考慮しつつ展開を行う資材所要展開方式に関する。
【0002】
【従来の技術】資材所要展開は、製造・調達の対象とな
る品目の情報、特に現在庫や、手配日を求めるためリー
ドタイム、発注単位を示すまとめ数量、まとめ日数等や
記述した品目情報と、品目間の親子構成関係を記述した
構成情報を用いて、主に最終製品に対して立てられた生
産計画(所要)をもとに、その各構成品目の、どの品目
が、いつ(所要日)、いくつ(所要数)必要になるかを
計算し、品目情報に定義された手配のしかたに基づいて
手配オーダを生成する。
【0003】手配オーダの生成は、例えばロットまとめ
手配品目の場合には、各品目の在庫量を基準として、時
系列に、所要があればその所要数をマイナス、手配があ
ればその手配数をプラスしていき、この時系列計算の過
程において、時系列在庫量が品目に設定してある在庫量
を下回ったときに行う。この時の手配量は、品目情報に
設定してある、まとめ数量やまとめ期間といったパラメ
ータを考慮して算出する。
【0004】手配オーダを算出した後、その品目を構成
する下位品目を検索し、それぞれの品目に今生成した手
配オーダに必要な所要を生成する。この処理を構成の末
端品目まで繰り返し行う。
【0005】従来の資材所要展開方式では、展開対象期
間内において、品目の手配の仕方(手配の仕方、安全在
庫量、リードタイムやまとめ数量等)は一定で変更がな
いことを前提としている。
【0006】また、例えば特開平7−254023号公
報に記載されているように、ある時点で(設計変更等を
考慮して)、ある品目を他の品目に置き換える機能をも
ち、品目自体を変更することができるようにした品目所
要量計画方法も知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の資材所要展開方式は、以下に示すような問題点を有
している。
【0008】第1の問題点として、製造現場の生産の効
率化によるリードタイムの短縮や、マーケット状況を考
慮した適正在庫量・単位手配量の変更、手配業務の効率
化や管理品目の比重の変化による品目管理方法、例えば
ロットまとめで発注したり、定量発注したりという手配
の仕方等、の見直しといった、実際の場で起こっている
変化を、日々、資材所要展開しているシステムの中に反
映するためには、従来の、品目手配の仕方が一定で変更
がないことを前提とした方法では、対応することができ
ない、ということである。
【0009】また、この場合は、品目の管理方法が変わ
るだけであり、実際の品目は同じものであるので、品目
の切り替えとして考えるのは不自然である。
【0010】現に、切り替えを用いた場合には、その方
式で立てられた手配オーダは、計画上は、別品目の手配
であるのに、実施は同じ品目の手配ということになり、
管理上問題を生じる。
【0011】さらに、安全在庫量や、手配の仕方(ロッ
ト手配、定量発注等)のように、管理方法の変更時に影
響を与えるパラメータを変更した場合には、正しい所要
量展開ができない。
【0012】第2の問題点は、品目の管理方法を変えた
場合に、この変更が、資材所要展開結果にどのような影
響を与えるかを、事前に、計画段階で評価することがで
きない、ということである。
【0013】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、リードタイムの
短縮や、適正在庫量・単位手配量の変更、品目管理方法
(例えばロットまとめで発注したり、定量発注したりと
いう手配の仕方)の見直し等の品目手配方式の変更を考
慮した資材所要量展開を行うことを可能とすると共に、
品目の管理方法を変えた場合に、当該変更が資材所要展
開結果にどのような影響を与えるかを、前もって計画段
階で評価することを可能とする資材所要展開方式を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の資材所要展開方式は、製造・調達の対象と
なる品目の情報を記述した品目情報と、ある時点での安
全在庫量、リードタイム、及びまとめ数量などの手配属
性、および、ロットまとめ、個別、定量発注などの手配
方式が変わる品目の変更後の情報を世代毎に記述した品
目世代情報と、品目間の親子構成関係を記述した構成情
報と、を読み込み、MRP(Material Requirements
Planning;資材所要量計画)計算用の部品表を作成する
部品表構築部と、最終製品・部品の生産計画、確定所要
情報、確定手配情報を入力として読み込む計画読み込み
部と、前記部品表構築部で構築した部品表と、前記計画
読み込み部で読み込んだ計画を利用して、処理対象計画
に対応する世代情報を検索する世代検索部を含み、前記
世代検索部で求められた品目世代情報に従って所要展開
を行い、その際、世代の交代が起こった場合には時系列
在庫の引き継ぎを行ってから引き継ぎ後の時系列在庫量
を基点として新しい品目情報の定義内容で資材所要展開
を行い、必要な手配オーダを生成するMRP計算部と、
前記MRP計算部の計算結果をファイルに出力するファ
イル出力部と、を含むことを特徴とする。
【0015】[作用]本発明においては、各所要を処理
する時点で、その所要日をもとに適用すべき品目(世
代)情報を検索し、次に検索した品目(世代)情報を使
って時系列在庫計算を行い、オーダ生成の必要があると
判定された場合に、手配日、手配量を算出して、手配オ
ーダを生成する。このように、ある時点で、品目の管理
方法を変更したい場合に、その変更を反映した手配オー
ダを生成することができる。
【0016】また、品目の管理方法の変更パターンを複
数の品目世代情報として定義しておき、それぞれの場合
に算出した結果を保持し、これらを同時に表やグラフで
表示することによって、管理方法の変更がどのような影
響を与えるかを比較評価することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の実施の形態の構成を示す
図である。
【0019】図1を参照すると、本発明の資材所要展開
方式は、その好ましい実施の形態において、製造・調達
の対象となる品目の情報を記述した品目情報107と、
ある時点で安全在庫量、リードタイムやまとめ数量等の
手配属性および、ロットまとめ、個別、定量発注等の手
配方式が変わる品目の変更後の情報を記述した品目世代
情報108と、品目間の親子構成関係を記述した構成情
報109とを読み込み、MRP計算用部品表を作成する
部品表構築部101と、最終製品・部品の生産計画11
0、確定所要情報111、確定手配情報112を入力と
して読み込む計画読み込み部102と、部品表構築部1
01で構築した部品表と、計画読み込み部102で読み
込んだ計画を利用して、処理対象計画に対応する世代情
報を検索する世代検索部106を用いて、所要展開を行
い、必要な手配オーダを生成するMRP(Material Re
quirements Planning)計算部103と、MRP計算部
103の計算結果をファイルに出力するファイル出力部
104と、複数パターンの品目世代情報に対して行った
資材所要展開の結果の所要計画113、手配計画11
4、および、これらに基づく在庫推移計画について、表
やグラフとして同時に画面表示する画面出力部(MRP
結果出力部)105と、を含んで構成されている。な
お、上記各部101〜106は計算機システムで実行さ
れるプログラムにより実現される。
【0020】本発明の実施の形態の処理手順について説
明する。図2は、本発明の実施の形態の例の処理手順を
示したフローチャートである。
【0021】以下では、説明を容易とするために、製品
構成として、単純な、図3に示すような製品構成を考え
る。図3は、図1の構成情報109の一例を示す図であ
る。図3を参照すると、3製品(品目)Aは、中間製品
(品目)Bと、部品(品目)E、それぞれ1つずつから
構成される。また、中間製品Bは、部品(品目)Cと2
つの部品(品目)D1から構成される。
【0022】各製品(品目)の管理情報は、図4に示す
ように、品目情報によって定義されている。図4は、図
1の品目情報107の内容の具体的な構成の一例を示す
図である。品目情報は、各品目について、品目番号、手
持在庫、安全在庫量、L/T(リードタイム)、まと
め、定量発注、発注量、手配方式、有効開始日、及び有
効終了日の情報を含む。
【0023】また中間製品B及び部品Cについては、図
5に示すような、品目世代情報により、管理方式の変更
が指示されている。図5は、図1の品世代目情報108
の内容の具体的な構成の一例を示す図である。世代情報
(世代番号)は、世代がある分だけ連続レコードとして
定義している。
【0024】本発明の実施の形態において、この製品A
に対して、図6に示すような生産計画(要求納期および
数量)(図1の110)が与えられたときに、製品Aの
構成部品BからEの手配オーダを生成する場合、図2に
示す処理手順で行う。
【0025】まず、図3の構成情報、図4の品目情報、
図5の品目世代情報を、部品表構築部101でメモリ上
に読み込む(ステップ201)。部品表構築部101は
読み込んだ情報から、MRP計算に適したデータ構造を
もつMRP計算用部品表を構築する。
【0026】図6に示した生産計画とともに、確定所要
と、確定手配を、計画読み込み部102でメモリ上に読
み込む(ステップ202)。ただし、この実施の形態で
は、説明を簡単にするために、確定所要と確定手配は指
定がないものとする。
【0027】計画読み込み部102は、読み込んだ生産
計画、確定所要、確定手配について、品目のローレベル
コード順、同一品目内では時系列順に処理を行うため
に、品目のローレベルコード、所要日・手配納期でソー
トする(ステップ203)。ローレベルコードは、全部
品構成中でその品目が何レベル目になるかを示す値であ
る。図3に示す構成の場合、品目Aのローレベルコード
は1、品目B、Eは2、品目C、Dは3である。
【0028】MRP計算部103は、ローレベルコード
の若い順、すなわち製品構成で上位に位置するものから
順に、品目を取り出し、品目情報中の在庫量を現時点で
の時系列有効在庫量として、以下の資材所要量計画を繰
り返す(ステップ204)。
【0029】対象品目に対応する計画情報(生産計画、
確定所要、確定手配、およびMRP計算により新たに算
出された計画所要)を、ソートされている順に取り出
し、以下の処理を繰り返す(ステップ205)。
【0030】取り出した計画情報の指定日付、すなわ
ち、所要であれば所要日、手配であれば手配日に着目
し、世代検索部106により、各世代の有効終了日と比
較して、品目の対応する世代情報を求める(ステップ2
06)。
【0031】求めた品目世代情報の定義に従ってMRP
計算を行う。世代の交代が起こった場合には、次の要領
で時系列在庫の引き継ぎを行ってから、引き継ぎ後の時
系列在庫量を基点として、新しい品目情報の定義内容で
MRP計算を続ける(ステップ207)。
【0032】1)時系列計算を行う手配方式間(ロット
→ロット、ロット→定量発注、等)の場合: (現時点の時系列在庫)+(旧世代安全在庫量) を時系列在庫とする。
【0033】2)時系列計算を行う手配方式→行わない
手配方式(ロット→個別手配、等)の場合: (現時点の時系列在庫)+(旧世代安全在庫量) を時系列在庫とする。ただし、世代交代後の手配方式で
は時系列在庫計算を行わないので、ここで求めた時系列
在庫は、再び、時系列計算を行う手配方式に、世代が変
更になるまで、変更せずに、保管しておく。
【0034】3)時系列計算を行わない手配方式→行う
手配方式(個別手配→ロット、等)の場合:最新の時系
列在庫を時系列在庫とする。最新の時系列在庫とは、上
記2)の場合のおいて、保存しておいた時系列在庫量を
いう。
【0035】ここで、MRP計算により求めた手配オー
ダに対応する所要計画を各構成部品の生産計画として登
録する(ステップ208)。
【0036】1品目分の処理が終わったら、当該品目の
計画所要、手配をファイル出力部104は出力してい
く。この出力は、全品目の計画を連結する形で所要計
画、手配計画毎に各1つのファイルに対して行う。
【0037】全生産計画の資材所要展開後、結果ファイ
ルである所要計画、手配計画をよみこみ、今回の資材所
要結果を表及びグラフとして画面表示部105が表示す
る(ステップ210)。
【0038】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
具体的に説明するため、以下では、一実施例として、図
3乃至図6の例において、品目Bに着目して動作を説明
する。なお、簡単のためにカレンダはすべて稼働日とし
て説明する。
【0039】図6の品目Aの生産計画から、品目Aは個
別手配(すなわち、所要に対し、対応する手配を1つ作
る)、LT=5日であるから、品目Bには、図7に示す
ように、4/1、4/10、5/10、5/20にそれ
ぞれ、10の所要計画が立つ。この例では、確定所要、
確定手配はない。
【0040】品目Bについて、時系列に在庫計算を始め
る。まず、基準日(たとえば、計画立案日)におけるカ
レント(現在)品目世代を取り出す。これは、図4の品
目Bである。時系列計算のスタートは、品目Bについ
て、図4を参照すると、現在庫量(=16)−安全在庫
量(=10)=6個である。
【0041】4/1の所要については、図4を参照する
と、品目Bについて、カレント品目情報の有効終了日が
4/25であり、カレント品目の有効期間内であるの
で、図4の品目Bの情報を用いる。ここで品目Bはロッ
ト手配方式であり、図4に示すような、パラメータを持
っている。
【0042】品目Bについて、4/1における時系列在
庫は、6−10=−4となり、負となったので、ここ
で、手配オーダを立てる必要がある。
【0043】図5の品目世代情報を参照すると、品目B
は、最大まとめ量20のロット手配品目であるので、い
くつかの所要に対応する所要量を1つの手配オーダとし
て生成する。その際、まとめる所要は、所要量の合計が
20を越えない範囲となる。
【0044】この実施例の場合、次の所要4/10が、
対応するカレント品目が変わらないので、まとめる対象
となり、所要量の合計がちょうど20であるので、この
2つの所要をまとめて、ここに、品目Bのまとめ量20
の手配オーダを生成する。この時、図4を参照すると、
品目Bのリードタイム3であることから、手配オーダの
着手日は、3/30となる(図8参照)。
【0045】この手配オーダに対応する所要日3/30
の所要を、製品Bの構成品目である、品目C、Dにそれ
ぞれ所要量、40、20として生成する(すなわち製品
Bは2つの製品Cと1つの製品Dからなり、品目Bのま
とめ量20に対して品目C、Dにそれぞれ所要量40、
20とする)。この手配オーダに対応する所要を、その
構成品目である、C、Dに生成する。
【0046】なお、まとめる所要範囲の検索中に、世代
の変更がある場合には、その時点で、まとめを止め、手
配オーダを生成する。
【0047】この結果、4/10までの所要を処理した
時点で、時系列在庫は、 6−10−10+20=6となる。
【0048】次に5/10の所要については、図4を参
照すると、品目Bのカレント品目の有効終了日が4/2
5であるため、次の世代に変更になる。
【0049】図5を参照すると、品目Bの第2世代で
は、有効終了日が5/31であるので、この第2世代
が、カレントの品目となる。ここで品目Bは、第2世代
の品目Bは定量発注手配方式であり、図示のような、パ
ラメータを持っている。
【0050】品目Bの世代の変更が起こるので、時系列
在庫の引き継ぎを行う。
【0051】新しい時系列在庫は、現時点時系列在庫
(=6)+旧安全在庫(1=0)=16となる。
【0052】5/10時点の時系列在庫は、16−10
=6となり、次の所要5/20時点でカレント世代の変
更はないので、時系列在庫6−10=−4となり、発注
点である5を下回るので、ここに手配オーダを生成す
る。
【0053】ここでカレントの品目世代情報は、LT=
2日、定量発注数量10の定量発注品目であるので、納
期5/20、着手予定日5/18、手配量10の手配オ
ーダを生成する(図8参照)。
【0054】本発明の資材所要展開方式の適用対象は、
上記実施の形態で説明した例に限定されず、他にも適用
できる。すなわち、複数種類の品目世代情報について、
資材所要展開を行い、その結果を同時に画面表示して、
その内容を比較検討することで、計画段階で、品目の管
理方法の変更の影響を評価して、最適な管理方法の変更
パターンを選択することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0056】本発明の第1の効果は、ある時点で、製品
(品目)の管理方法を変更したい場合、その変更を適切
に反映した手配オーダの生成することができる、という
ことである。
【0057】その理由は、本発明においては、各品目の
所要を処理する時点で、その所要日をもとに、適用すべ
き品目世代情報を検索し、検索した品目世代情報の内容
を使って時系列在庫計算を行い、オーダ生成の必要があ
ると判定された場合に、手配日、手配量を算出して手配
オーダを生成する、ように構成したためである。
【0058】本発明の第2の効果は、品目の管理方法の
変更が、資材展開に、どのような影響を与えるかを計画
の段階で評価し、最適な管理方法を決定することができ
る、ということである。
【0059】その理由は、本発明においては、品目の管
理方法の変更パターンを、複数の品目世代情報として予
め定義しておき、それぞれの場合に算出した結果を保持
し、これらを同時に表やグラフで表示することで、各管
理方法の変更の際の発注および在庫状態を比較すること
ができ、それぞれの管理方法の善し悪しを事前に判定す
ることができる、からである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態の動作を説明するためのフ
ローフャートである。
【図3】本発明の実施の形態を説明するための図であ
り、製品の構成情報の一例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態を説明するための図であ
り、品目情報の一例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態を説明するための図であ
り、品目世代情報の一例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態を説明するための図であ
り、生産計画情報の一例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態を説明するための図であ
り、資材所要展開の一例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態を説明するための図であ
り、資材所要展開の別の例を示す図である。
【符号の説明】
101 部品表構築部 102 計画読み込み部 103 MRP計算部 104 ファイル出力部 105 画面出力部 106 世代管理部 107 品目情報 108 品目世代情報 109 構成情報 110 生産計画情報 111 確定所要 112 確定手配 113 所要計画 114 手配計画

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製造・調達の対象となる品目の情報を記述
    した品目情報と、 ある時点での安全在庫量、リードタイム、及びまとめ数
    量などの手配属性、および、ロットまとめ、個別、定量
    発注などの手配方式が変わる品目の変更後の情報を世代
    毎に記述した品目世代情報と、 品目間の親子構成関係を記述した構成情報と、 を読み込み、MRP(Material Requirements Planni
    ng;資材所要量計画)計算用の部品表を作成する部品表
    構築部と、 最終製品・部品の生産計画、確定所要情報、確定手配情
    報を入力として読み込む計画読み込み部と、 前記部品表構築部で構築した部品表と、前記計画読み込
    み部で読み込んだ計画を利用して、処理対象計画に対応
    する世代情報を検索する世代検索部を含み、前記世代検
    索部で求められた品目世代情報に従って所要展開を行
    、その際、世代の交代が起こった場合には時系列在庫
    の引き継ぎを行ってから引き継ぎ後の時系列在庫量を基
    点として新しい品目情報の定義内容で資材所要展開を行
    い、必要な手配オーダを生成するMRP計算部と、 前記MRP計算部の計算結果をファイルに出力するファ
    イル出力部と、 を含むことを特徴とする資材所要展開方式。
  2. 【請求項2】前記MRP計算部の計算結果である所要計
    画、手配計画、および、これらに基づく在庫推移計画
    を、表またはグラフ形式で表示出力する画面表示部を含
    むことを特徴とする請求項1記載の資材所要展開方式。
  3. 【請求項3】複数パターンの品目世代情報に対して行っ
    た資材所要展開の結果の所要計画、手配計画、および、
    これらに基づく在庫推移計画について表やグラフとして
    同時に表示するMRP結果表示部を含むことを特徴とす
    る請求項1記載の資材所要展開方式。
  4. 【請求項4】製造及び調達の対象となる品目の情報を記
    述した品目情報と、ある時点での安全在庫量、リードタ
    イム、及びまとめ数量などの手配属性、および、ロット
    まとめ、個別、定量発注などの手配方式が変わる品目の
    変更後の情報を世代毎に記述した品目世代情報と、品目
    間の親子構成関係を記述した構成情報と、を読み込み、
    MRP(Material Requirements Planning;資材所要
    量計画)計算用の部品表を作成する部品表構築手段と最
    終製品・部品の生産計画情報を少なくとも読み込む計画
    読み込み手段と、 前記MRP計算用の部品表と前記生産計画情報から、各
    所要であれば所要日、手配であれば手配日と、各世代の
    有効終了日をもとに、品目に対応する世代情報を検索
    し、検索した品目世代情報に基づきMRP計算を行い、
    世代の交代が起こった場合には時系列在庫の引き継ぎを
    行ってから引き継ぎ後の時系列在庫量を起点として新し
    い品目情報定義内容でMRP計算を行い、オーダ生成の
    必要があると判定された場合に、手配日、手配量を算出
    して手配オーダを生成することにより、手配属性および
    手配方式の変更に応じた資材所要の展開を行い且つ必要
    な手配オーダを生成するMRP計算手段と、 前記MRP計算手段の計算結果である所要計画、手配計
    画、および、これらに基づく在庫推移計画を、表または
    グラフ形式で表示出力する手段と、 を含むことを特徴とする資材所要展開方式。
  5. 【請求項5】(a)製造及び調達の対象となる品目の情
    報を記述した品目情報と、 ある時点での安全在庫量、リードタイム、及びまとめ数
    量などの手配属性、および、ロットまとめ、個別、定量
    発注などの手配方式が変わる品目の変更後の情報を世代
    毎に記述した品目世代情報と、 品目間の親子構成関係を記述した構成情報と、 を読み込み、MRP(Material Requirements Planni
    ng;資材所要量計画)計算用の部品表を作成する第1の
    手段、 (b)最終製品・部品の生産計画情報を少なくとも読み
    込む第2の手段、 (c)前記MRP計算用の部品表と前記生産計画情報か
    ら、各所要であれば所要日、手配であれば手配日と、各
    世代の有効終了日をもとに、品目に対応する世代情報を
    検索し、検索した品目世代情報に基づきMRP計算を行
    い、世代の交代が起こった場合には時系列在庫の引き継
    ぎを行ってから引き継ぎ後の時系列在庫量を起点として
    新しい品目情報定義内容でMRP計算を行い、オーダ生
    成の必要があると判定された場合に、手配日、手配量を
    算出して手配オーダを生成することにより、手配属性お
    よび手配方式の変更に応じた資材所要の展開を行い且つ
    必要な手配オーダを生成する第3の手段、及び、 (d)前記第3の手段の計算結果である所要計画、手配
    計画、および、これらに基づく在庫推移計画を、表また
    はグラフ形式で表示装置に出力する第4の手段、 の上記各手段をコンピュータで機能させるためのプログ
    ラムを記録した記録媒体。
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