JP7093267B2 - データ生成装置、データ生成方法およびデータ生成プログラム - Google Patents

データ生成装置、データ生成方法およびデータ生成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ生成装置、データ生成方法およびデータ生成プログラムに関する。
特許文献1には、「仕入は本部集中方式であるが、仕入商品の店舗への供給には卸売データが発生するとともに、店舗から本部への返品にはマイナスの卸売返品データが発生する。この卸売データは、商品の移動に伴ってその都度発生し、直営店とフランチャイズ店の別を問わない。卸売データの中には、商品の仕入値や卸値等の価格情報があるが、このうち卸値は、商品単価マスタの仕入値と店舗マスタの商品アイテム別卸売率とによって決定される(卸値=仕入値×商品アイテム別卸売率)。なお、店舗間の商品移動に伴う店舗別損益管理において、卸売データは非常に重要な役割を果たすことは言うまでもない。」と開示されている(特許文献1の段落0021等参照)。
特開2004-94943号公報
このように、例えば卸売データや卸売返品データを管理する分野においては、従来、以下のような問題があった。
すなわち、多店舗展開を行う企業が多い近年においては、企業本部が経営および運営を直接行う店舗である直営店舗と、企業本部と契約した事業主が経営および運営を行う店舗であるフランチャイズ店舗と、の両方を効率よく管理する必要がある。
ここで、システム上において、直営店舗間で商品の移動を行う場合には、オペレータは商品の移動処理のみを行えばよいが、直営店舗とフランチャイズ店舗の間で商品の移動を行う場合には、オペレータは前記移動処理のみならず、商品の売上計上処理を行う必要がある。
しかしながら、従来においては、オペレータは、前記売上計上処理を前記移動処理とは別に行う必要があったため、オペレータの入力負荷増大や入力ミスにつながっていた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、商品の移動処理時に、売上データ(直営店舗からフランチャイズ店舗への移動の場合)または売上返品データ(フランチャイズ店舗から直営店舗への移動の場合)を自動的に生成することにより、商品の売上計上処理も併せて行うことを可能とするデータ生成装置、データ生成方法およびデータ生成プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るデータ生成装置は、制御部および記憶部を備えるデータ生成装置であって、前記記憶部には、商品の移動の様態を示す区分である移動区分と前記商品の移動元となる店舗を識別するための移動元店舗識別データと前記商品の移動先となる店舗を識別するための移動先店舗識別データと前記商品を識別するための商品識別データとを含む移動データと、前記移動区分と前記商品の移動の様態を示すフラグである移動フラグとを含み、当該移動フラグは、企業本部が経営および運営を直接行う店舗である直営店舗と前記企業本部と契約した事業主が経営および運営を行う店舗であるフランチャイズ店舗の間での前記商品の移動を示すフラグである直営-FC間移動フラグまたは前記直営店舗間での前記商品の移動を示すフラグである直営間移動フラグである移動様態管理マスタと、前記店舗を識別するための店舗識別データと前記店舗の経営の形態を示す区分である経営形態区分とを含み、当該経営形態区分は、前記店舗が前記直営店舗であることを示すフラグである直営店区分または前記店舗が前記フランチャイズ店舗であることを示すフランチャイズ店区分である経営形態管理マスタと、が格納されており、前記制御部は、前記移動データ中の前記移動区分と紐付く前記移動様態管理マスタ中の前記移動フラグが前記直営-FC間移動フラグであり、前記移動データ中の前記移動元店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記直営店区分であり、かつ、前記移動データ中の前記移動先店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記フランチャイズ店区分である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗の前記移動先店舗識別データで特定される店舗に対する売上に関するデータである売上データであって前記移動データ中の前記商品識別データを含むものを生成する売上データ生成手段と、前記移動データ中の前記移動区分と紐付く前記移動様態管理マスタ中の前記移動フラグが前記直営-FC間移動フラグであり、前記移動データ中の前記移動元店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記フランチャイズ店区分であり、かつ、前記移動データ中の前記移動先店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記直営店区分である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗から前記移動先店舗識別データで特定される店舗への売上返品に関するデータである売上返品データであって前記移動データ中の前記商品識別データを含むものを生成する売上返品データ生成手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係るデータ生成装置は、前記移動データが、前記商品についての前記売上データまたは前記売上返品データの生成の状態を示す区分である生成状態区分を更に含み、前記生成状態区分は、前記売上データもしくは前記売上返品データの生成が完了したことを示す区分である完了区分または前記売上データもしくは前記売上返品データの生成が完了していないことを示す区分である未完了区分であり、前記売上データ生成手段または前記売上返品データ生成手段が、前記移動データ中の前記生成状態区分が前記未完了区分である場合に、前記売上データまたは前記売上返品データを生成すること、を特徴とする。
また、本発明に係るデータ生成装置は、前記移動データが、前記商品の移動日と前記商品の移動数と前記商品の単価とを更に含み、前記売上データ生成手段が、前記移動日と、前記移動数と、前記単価と、前記移動数に前記単価を乗じて算出される金額と、を更に含む前記売上データを生成し、前記売上返品データ生成手段が、前記移動日と、前記移動数にマイナスを意味する記号を付したものと、前記単価に前記マイナスを意味する記号を付したものと、前記移動数に前記単価を乗じて算出される金額に前記マイナスを意味する記号を付したものと、を更に含む前記売上返品データを生成すること、を特徴とする。
また、本発明に係るデータ生成装置は、前記記憶部には、前記商品識別データと前記商品の単価とを含む商品単価マスタが更に格納されており、前記制御部が、前記移動データ中の前記商品識別データと紐付く前記商品単価マスタ中の前記商品の単価を取得し、前記移動データに格納する単価取得手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係るデータ生成方法は、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行されるデータ生成方法であって、前記記憶部には、商品の移動の様態を示す区分である移動区分と前記商品の移動元となる店舗を識別するための移動元店舗識別データと前記商品の移動先となる店舗を識別するための移動先店舗識別データと前記商品を識別するための商品識別データとを含む移動データと、前記移動区分と前記商品の移動の様態を示すフラグである移動フラグとを含み、当該移動フラグは、企業本部が経営および運営を直接行う店舗である直営店舗と前記企業本部と契約した事業主が経営および運営を行う店舗であるフランチャイズ店舗の間での前記商品の移動を示すフラグである直営-FC間移動フラグまたは前記直営店舗間での前記商品の移動を示すフラグである直営間移動フラグである移動様態管理マスタと、前記店舗を識別するための店舗識別データと前記店舗の経営の形態を示す区分である経営形態区分とを含み、当該経営形態区分は、前記店舗が前記直営店舗であることを示すフラグである直営店区分または前記店舗が前記フランチャイズ店舗であることを示すフランチャイズ店区分である経営形態管理マスタと、が格納されており、前記制御部で実行される、前記移動データ中の前記移動区分と紐付く前記移動様態管理マスタ中の前記移動フラグが前記直営-FC間移動フラグであり、前記移動データ中の前記移動元店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記直営店区分であり、かつ、前記移動データ中の前記移動先店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記フランチャイズ店区分である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗の前記移動先店舗識別データで特定される店舗に対する売上に関するデータである売上データであって前記移動データ中の前記商品識別データを含むものを生成する売上データ生成ステップと、前記移動データ中の前記移動区分と紐付く前記移動様態管理マスタ中の前記移動フラグが前記直営-FC間移動フラグであり、前記移動データ中の前記移動元店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記フランチャイズ店区分であり、かつ、前記移動データ中の前記移動先店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記直営店区分である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗から前記移動先店舗識別データで特定される店舗への売上返品に関するデータである売上返品データであって前記移動データ中の前記商品識別データを含むものを生成する売上返品データ生成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係るデータ生成プログラムは、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるためのデータ生成プログラムであって、前記記憶部には、商品の移動の様態を示す区分である移動区分と前記商品の移動元となる店舗を識別するための移動元店舗識別データと前記商品の移動先となる店舗を識別するための移動先店舗識別データと前記商品を識別するための商品識別データとを含む移動データと、前記移動区分と前記商品の移動の様態を示すフラグである移動フラグとを含み、当該移動フラグは、企業本部が経営および運営を直接行う店舗である直営店舗と前記企業本部と契約した事業主が経営および運営を行う店舗であるフランチャイズ店舗の間での前記商品の移動を示すフラグである直営-FC間移動フラグまたは前記直営店舗間での前記商品の移動を示すフラグである直営間移動フラグである移動様態管理マスタと、前記店舗を識別するための店舗識別データと前記店舗の経営の形態を示す区分である経営形態区分とを含み、当該経営形態区分は、前記店舗が前記直営店舗であることを示すフラグである直営店区分または前記店舗が前記フランチャイズ店舗であることを示すフランチャイズ店区分である経営形態管理マスタと、が格納されており、前記制御部に実行させるための、前記移動データ中の前記移動区分と紐付く前記移動様態管理マスタ中の前記移動フラグが前記直営-FC間移動フラグであり、前記移動データ中の前記移動元店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記直営店区分であり、かつ、前記移動データ中の前記移動先店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記フランチャイズ店区分である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗の前記移動先店舗識別データで特定される店舗に対する売上に関するデータである売上データであって前記移動データ中の前記商品識別データを含むものを生成する売上データ生成ステップと、前記移動データ中の前記移動区分と紐付く前記移動様態管理マスタ中の前記移動フラグが前記直営-FC間移動フラグであり、前記移動データ中の前記移動元店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記フランチャイズ店区分であり、かつ、前記移動データ中の前記移動先店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記直営店区分である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗から前記移動先店舗識別データで特定される店舗への売上返品に関するデータである売上返品データであって前記移動データ中の前記商品識別データを含むものを生成する売上返品データ生成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、商品の移動処理時に、売上データ(直営店舗からフランチャイズ店舗への移動の場合)または売上返品データ(フランチャイズ店舗から直営店舗への移動の場合)を自動的に生成することにより、商品の売上計上処理も併せて行うことを可能とするという効果を奏する。
図1は、データ生成装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係る処理の流れの一例を示す図である。 図3は、直営店舗からフランチャイズ店舗へ商品を移動する場合における売上データの生成の仕方の一例を示す図である。 図4は、フランチャイズ店舗から直営店舗へ商品を移動する場合における売上返品データの生成の仕方の一例を示す図である。
以下に、データ生成装置、データ生成方法およびデータ生成プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.概要]
フランチャイズ展開企業が増える近年においては、直営店舗とフランチャイズ店舗を効率よく管理する必要がある。
ここで、システム上において、直営店舗間での商品移動の場合は移動処理のみを行えばよいが、直営店舗とフランチャイズ店舗間での商品移動の場合は売上処理が発生する。
このように売上処理が発生する場合、従来においては、移動処理と売上処理を入力時にオペレータが判断して別途入力する必要があり、オペレータの入力負荷増大や入力ミスにつながっていた。
そこで、本実施形態においては、例えば、移動元店舗および移動先店舗の店舗形態を判別して移動処理時に必要に応じて、売上または売上返品の自動計上を行えるようにした。これにより、例えば、業務効率化とオペレーションミス防止が可能となった。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[2.構成]
本実施形態に係るデータ生成装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、データ生成装置100の構成の一例を示すブロック図である。
データ生成装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、データ生成装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
データ生成装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。データ生成装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、データ生成装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、データ生成装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、移動データ106aと、移動様態管理マスタとしての取引区分マスタ106bと、経営形態管理マスタとしての店舗マスタ106cと、商品単価マスタ106dと、売上データ106eと、売上返品データ106fと、を備えている。
ここで、本実施形態で用いる用語について説明する。直営店舗とは、企業本部(自社)が経営および運営を直接行う店舗のことである。フランチャイズ店舗とは、前記企業本部(自社)と契約した事業主が経営および運営を行う店舗のことである。なお、以下においては、フランチャイズ店舗を省略して「FC店舗」ということがある。また、本明細書において、単に「店舗」と言った場合は、前記直営店舗と前記フランチャイズ店舗のどちらを指してもよいものとする。
移動データ106aは、図3および図4に示すように、例えば、商品の移動日と、前記商品の移動の様態を示す区分である移動区分と、前記商品の移動元となる店舗を識別するための移動元店舗識別データ(移動元店舗コードおよび移動元店舗名)と、前記商品の移動先となる店舗を識別するための移動先店舗識別データ(移動先店舗コードおよび移動先店舗名)と、前記商品を識別するための商品識別データ(商品コードおよび商品名)と、前記商品の移動数と、前記商品の単価と、等を含む。
前記移動区分としては、例えば、前記直営店舗の倉庫間での前記商品の移動を示す区分である「130(倉庫間移動)」や、前記直営店舗と前記FC店舗の間での前記商品の移動を示す区分である「132(店舗間移動)」等が挙げられる。
移動データ106aは、図示しないが、例えば更に、前記商品についての売上データ106eまたは売上返品データ106fの生成の状態を示す区分である生成状態区分を含んでもよい。前記生成状態区分は、売上データ106eもしくは売上返品データ106fの生成が完了したことを示す区分である完了区分、または、売上データ106eもしくは売上返品データ106fの生成が完了していないことを示す区分である未完了区分である。
取引区分マスタ106bは、図3および図4に示すように、例えば、データの種類を示す区分であるデータ区分と、前記移動区分(ユーザ取引区分)と、前記商品の移動の様態を示すフラグである移動フラグ(店舗間移動FLG)と、等を含む。前記移動フラグ(店舗間移動FLG)は、前記直営店舗と前記FC店舗の間での前記商品の移動を示すフラグである直営-FC間移動フラグ(1(店舗間移動))、または、前記直営店舗間での前記商品の移動を示すフラグである直営間移動フラグ(0(その他))である。
店舗マスタ106cは、図3および図4に示すように、前記店舗を識別するための店舗識別データ(店舗コードおよび店舗名)と、前記店舗の経営の形態を示す区分である経営形態区分(取引形態区分)と、等を含む。前記経営形態区分(取引形態区分)は、前記店舗が前記直営店舗であることを示すフラグである直営店区分(0(直営店))、または、前記店舗が前記フランチャイズ店舗であることを示すフランチャイズ店区分(1(FC店))である。
商品単価マスタ106dは、図示しないが、例えば、前記商品識別データと、前記商品の単価と、等を含む。
売上データ106eおよび売上返品データ106fは、それぞれ、売上データ生成部102bおよび売上返品データ生成部102cによって生成されるデータであるため、以下の[4.処理詳細]でその内容を詳細に説明する。
制御部102は、データ生成装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)前記移動データ中の前記商品識別データと紐付く前記商品単価マスタ中の前記商品の単価を取得し、前記移動データに格納する単価取得手段としての単価取得部102aと、(2)前記移動データ中の前記移動区分と紐付く前記移動様態管理マスタ中の前記移動フラグが前記直営-FC間移動フラグであり、前記移動データ中の前記移動元店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記直営店区分であり、かつ、前記移動データ中の前記移動先店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記フランチャイズ店区分である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗の前記移動先店舗識別データで特定される店舗に対する売上に関するデータである売上データであって前記移動データ中の前記商品識別データを含むものを生成する売上データ生成手段としての売上データ生成部102bと、(3)前記移動データ中の前記移動区分と紐付く前記移動様態管理マスタ中の前記移動フラグが前記直営-FC間移動フラグであり、前記移動データ中の前記移動元店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記フランチャイズ店区分であり、かつ、前記移動データ中の前記移動先店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記直営店区分である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗から前記移動先店舗識別データで特定される店舗への売上返品に関するデータである売上返品データであって前記移動データ中の前記商品識別データを含むものを生成する売上返品データ生成手段としての売上返品データ生成部102cと、を備えている。
単価取得部102aは、移動データ106a中の商品識別データと紐付く商品単価マスタ106d中の商品の単価を取得し、移動データ106aに格納する。これにより、例えば、移動データ106aにオペレータが手動で商品単価を設定せずとも、自動で商品単価を取得し設定することが可能となる。
売上データ生成部102bは、移動データ106a中の移動区分と紐付く取引区分マスタ106b中の店舗間移動FLGが「1(店舗間移動)」であり、移動データ106a中の移動元店舗識別データと紐付く店舗マスタ106c中の取引形態区分が「0(直営店)」であり、かつ、移動データ106a中の移動先店舗識別データと紐付く店舗マスタ106c中の取引形態区分が「1(FC店)」である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗の前記移動先店舗識別データで特定される店舗に対する売上に関するデータである売上データ106eであって移動データ106a中の商品識別データを含むものを生成する。
売上データ生成部102bは、移動データ106a中の移動日と、移動データ106a中の移動数と、移動データ106a中の商品単価と、移動データ106a中の移動数に移動データ106a中の単価を乗じて算出される金額と、を更に含む売上データ106eを生成してもよい。
売上データ生成部102bは、移動データ106a中の生成状態区分が前記未完了区分である場合に、売上データ106eを生成してもよい。これにより、例えば、まだ売上計上がされていない移動データ106aのみを対象として売上データ106eの生成をすることができるため、売上データ106eの重複生成を防ぐことが可能となる。
売上返品データ生成部102cは、移動データ106a中の移動区分と紐付く取引区分マスタ106b中の店舗間移動FLGが「1(店舗間移動)」であり、移動データ106a中の移動元店舗識別データと紐付く店舗マスタ106c中の取引形態区分が「1(FC店)」であり、かつ、移動データ106a中の移動先店舗識別データと紐付く店舗マスタ106c中の取引形態区分が「0(直営店)」である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗から前記移動先店舗識別データで特定される店舗への売上返品に関するデータである売上返品データ106fであって移動データ106a中の商品識別データを含むものを生成する。
売上返品データ生成部102cは、移動データ106a中の移動日と、移動データ106a中の移動数にマイナスを意味する記号を付したものと、移動データ106a中の商品単価に前記マイナスを意味する記号を付したものと、移動データ106a中の移動数に移動データ106a中の単価を乗じて算出される金額に前記マイナスを意味する記号を付したものと、を更に含む売上返品データ106fを生成してもよい。
売上返品データ生成部102cは、移動データ106a中の生成状態区分が前記未完了区分である場合に、売上返品データ106fを生成してもよい。これにより、例えば、まだ売上返品計上がされていない移動データ106aのみを対象として売上返品データ106fの生成をすることができるため、売上返品データ106fの重複生成を防ぐことが可能となる。
[3.処理概要]
本項目では、本実施形態に係る処理概要について、図2を用いて説明する。
まず、図2に示すように、商品の移動入力がされて店舗間移動処理が実行されることにより、移動データ106aが生成される。ここでいう店舗間移動とは、直営店-FC店舗間での移動処理であってもよいし、直営店舗間の移動処理であってもよい。このため、前記生成された移動データ106aは、直営店舗からFC店舗への移動データであってもよいし、FC店舗から直営店舗への移動データであってもよいし、直営店舗間での移動データであってもよい。
次に、前記生成された移動データ106aに対して、取引区分マスタ106bおよび店舗マスタ106cを参照して移動売上一括計上処理が実行される。なお、当該移動売上一括計上処理は、バッチ処理であってもよい。
前記移動売上一括計上処理の処理内容は、以下の3つのパターンに分かれる。1つ目のパターンとして、移動先店舗=FC店舗である場合には、直営店舗のFC店舗に対する売上データ106eが自動生成される。2つ目のパターンとして、移動元店舗=FC店舗である場合には、FC店舗から直営店舗への売上返品データ106fが自動生成される。3つ目のパターンとして、移動元店舗も移動先店舗もFC店舗ではない場合には、売上データ106eも売上返品データ106fも生成されない。なお、直営店舗のFC店舗に対する売上データ106eおよびFC店舗から直営店舗への売上返品データ106fの生成の仕方については、以下の[4.処理詳細]で詳細に説明する。
[4.処理詳細]
本項目では、本実施形態に係る処理詳細について説明する。
[4-1.売上データの生成]
まず、直営店舗からFC店舗への商品移動の場合に、直営店舗のFC店舗に対する売上データ106eがどのように生成されるかについて、図3を用いて詳細に説明する。
本項目[4-1]における説明の前提として、移動データ106a、取引区分マスタ106bおよび店舗マスタ106cにおける具体的内容は、図3に示すとおりであるとする。なお、図3の例では、移動データ106aに商品単価10,000円が予め設定されているが、当該10,000円は、移動データ106a中の商品コード「S100」と紐付く商品単価マスタ106d中の商品単価として単価取得部102aが取得し、移動データ106aに格納したものであってもよい。
(1)取引区分マスタの参照
図3の取引区分マスタ106bを参照すると、図3の移動データ106a中の移動区分「132(店舗間移動)」と紐付く店舗間移動FLGは、「1(店舗間移動)」である。このため、売上データ生成部102bは、店舗間移動FLGとして「1(店舗間移動)」を取得する。
(2)店舗マスタの参照
図3の店舗マスタ106cを参照すると、図3の移動データ106a中の移動元店舗コード「T100」および移動元店舗名「A店」と紐付く取引形態区分は、「0(直営店)」であり、一方で、図3の移動データ106a中の移動先店舗コード「F100」および移動先店舗名「B店」と紐付く取引形態区分は、「1(FC店)」である。このため、売上データ生成部102bは、移動元店舗(A店)に紐付く取引形態区分として「0(直営店)」を取得し、一方で、移動先店舗(B店)に紐付く取引形態区分として「1(FC店)」を取得する。
(3)売上データの生成
前記(1)で説明したように店舗間移動FLGが「1(店舗間移動)」であり、前記(2)で説明したように移動元店舗(A店)に紐付く取引形態区分が「0(直営店)」であり、前記(2)で説明したように移動先店舗(B店)に紐付く取引形態区分が「1(FC店)」である場合(すなわち、直営店であるA店からFC店であるB店への商品の店舗間移動を行う場合)、売上データ生成部102bは、移動元店舗(A店)の移動先店舗(B店)に対する売上データ106eを図3に示すように生成する。
図3に示すように、生成された売上データ106eは、例えば、移動データ106a中の移動日「2018/4/1」を売上データ106e中の計上日として含み、移動データ106a中の移動先店舗コード「F100」および移動先店舗名「B店」を売上データ106e中の店舗コードおよび店舗名として含み、移動データ106a中の商品コード「S100」および商品名「化粧品A」を売上データ106e中の商品コードおよび商品名として含み、移動データ106a中の移動数「10」を売上データ106e中の売上数として含み、移動データ106a中の商品単価「10,000」を売上データ106e中の単価として含み、移動データ106a中の移動数「10」に移動データ106a中の単価「10,000」を乗じて算出される100,000円を売上データ106e中の金額として含み、当該金額100,000円の消費税分8,000円を売上データ106e中の消費税として含む。
[4-2.売上返品データの生成]
次に、FC店舗から直営店舗への商品移動の場合に、FC店舗から直営店舗への売上返品データ106fがどのように生成されるかについて、図4を用いて詳細に説明する。
本項目[4-2]における説明の前提として、移動データ106a、取引区分マスタ106bおよび店舗マスタ106cにおける具体的内容は、図4に示すとおりであるとする。なお、図4の例では、移動データ106aに商品単価10,000円が予め設定されているが、当該10,000円は、移動データ106a中の商品コード「S100」と紐付く商品単価マスタ106d中の商品単価として単価取得部102aが取得し、移動データ106aに格納したものであってもよい。
(1)取引区分マスタの参照
図4の取引区分マスタ106bを参照すると、図4の移動データ106a中の移動区分「132(店舗間移動)」と紐付く店舗間移動FLGは、「1(店舗間移動)」である。このため、売上返品データ生成部102cは、店舗間移動FLGとして「1(店舗間移動)」を取得する。
(2)店舗マスタの参照
図4の店舗マスタ106cを参照すると、図4の移動データ106a中の移動元店舗コード「F100」および移動元店舗名「B店」と紐付く取引形態区分は、「1(FC店)」であり、一方で、図4の移動データ106a中の移動先店舗コード「T100」および移動先店舗名「A店」と紐付く取引形態区分は、「0(直営店)」である。このため、売上返品データ生成部102cは、移動元店舗(B店)に紐付く取引形態区分として「1(FC店)」を取得し、一方で、移動先店舗(A店)に紐付く取引形態区分として「0(直営店)」を取得する。
(3)売上返品データの生成
前記(1)で説明したように店舗間移動FLGが「1(店舗間移動)」であり、前記(2)で説明したように移動元店舗(B店)に紐付く取引形態区分が「1(FC店)」であり、前記(2)で説明したように移動先店舗(A店)に紐付く取引形態区分が「0(直営店)」である場合(すなわち、FC店であるB店から直営店であるA店への商品の店舗間移動を行う場合)、売上返品データ生成部102cは、移動元店舗(B店)から移動先店舗(A店)への売上返品データ106fを図4に示すように生成する。
図4に示すように、生成された売上返品データ106fは、例えば、移動データ106a中の移動日「2018/4/1」を売上返品データ106f中の計上日として含み、移動データ106a中の移動元店舗コード「F100」および移動元店舗名「B店」を売上返品データ106f中の店舗コードおよび店舗名として含み、移動データ106a中の商品コード「S100」および商品名「化粧品A」を売上返品データ106f中の商品コードおよび商品名として含み、移動データ106a中の移動数「10」にマイナスを意味する記号である黒塗りの三角形を付したものを売上返品データ106f中の売上数として含み、移動データ106a中の商品単価「10,000」に前記黒塗りの三角形を付したものを売上返品データ106f中の単価として含み、移動データ106a中の移動数「10」に移動データ106a中の単価「10,000」を乗じて算出される100,000円に前記黒塗りの三角形を付したものを売上返品データ106f中の金額として含み、当該金額100,000円の消費税分8,000円に前記黒塗りの三角形を付したものを売上返品データ106f中の消費税として含む。
[5.まとめ]
このように、本実施形態に係るデータ生成装置100によれば、商品の移動処理時に、売上データ106e(直営店舗からフランチャイズ店舗への移動の場合)または売上返品データ106f(フランチャイズ店舗から直営店舗への移動の場合)を自動的に生成することにより、商品の売上計上処理も併せて行うことを可能とする。これにより、例えば、オペレータは、前記売上計上処理を前記移動処理と別に行う必要がなくなり、オペレータの入力負荷増大や入力ミスを防ぐことができる。
また、本実施形態に係るデータ生成装置100によれば、前段落で述べたように、売上計上処理を負荷なくかつミスなく行うことができ、これに伴い移動処理の能率も上がるため、FC店舗を含めて商品移動をスムーズに行うことができる。この結果、販売機会損失の防止や不良在庫の解消が可能となる。
本実施形態に係るデータ生成装置100が行う処理の要点をまとめると、例えば、以下のとおりである。
・FC店舗が関与する店舗間移動データに対して、売上データ106eまたは売上返品データ106fを生成する。
・店舗間移動によって発生した移動データ106aを抽出し、移動先がFC店舗である場合は売上を自動計上し、移動元がFC店舗である場合は売上返品を自動計上する。
・移動入力および移動取込処理により店舗間移動データを生成する際には、移動データ106aにおける移動区分を「132(店舗間移動)」に設定する運用とする。このため、移動データ106aにおいて、別の移動区分である「130(倉庫間区分)」が設定された場合、当該移動データ106aは、売上計上対象または売上返品計上対象とならない。
[6.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、データ生成装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、データ生成装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じてデータ生成装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、データ生成装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、データ生成装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、データ生成装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、例えば、FC展開を行っている多店舗展開企業等において有用である。
100 データ生成装置
102 制御部
102a 単価取得部
102b 売上データ生成部
102c 売上返品データ生成部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 移動データ
106b 取引区分マスタ
106c 店舗マスタ
106d 商品単価マスタ
106e 売上データ
106f 売上返品データ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (6)

  1. 制御部および記憶部を備えるデータ生成装置であって、
    前記記憶部には、
    商品の移動の様態を示す区分である移動区分と前記商品の移動元となる店舗を識別するための移動元店舗識別データと前記商品の移動先となる店舗を識別するための移動先店舗識別データと前記商品を識別するための商品識別データとを含む移動データと、
    前記移動区分と前記商品の移動の様態を示すフラグである移動フラグとを含み、当該移動フラグは、企業本部が経営および運営を直接行う店舗である直営店舗と前記企業本部と契約した事業主が経営および運営を行う店舗であるフランチャイズ店舗の間での前記商品の移動を示すフラグである直営-FC間移動フラグまたは前記直営店舗間での前記商品の移動を示すフラグである直営間移動フラグである移動様態管理マスタと、
    前記店舗を識別するための店舗識別データと前記店舗の経営の形態を示す区分である経営形態区分とを含み、当該経営形態区分は、前記店舗が前記直営店舗であることを示すフラグである直営店区分または前記店舗が前記フランチャイズ店舗であることを示すフランチャイズ店区分である経営形態管理マスタと、
    が格納されており、
    前記制御部は、
    前記移動データ中の前記移動区分と紐付く前記移動様態管理マスタ中の前記移動フラグが前記直営-FC間移動フラグであり、前記移動データ中の前記移動元店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記直営店区分であり、かつ、前記移動データ中の前記移動先店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記フランチャイズ店区分である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗の前記移動先店舗識別データで特定される店舗に対する売上に関するデータである売上データであって前記移動データ中の前記商品識別データを含むものを生成する売上データ生成手段と、
    前記移動データ中の前記移動区分と紐付く前記移動様態管理マスタ中の前記移動フラグが前記直営-FC間移動フラグであり、前記移動データ中の前記移動元店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記フランチャイズ店区分であり、かつ、前記移動データ中の前記移動先店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記直営店区分である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗から前記移動先店舗識別データで特定される店舗への売上返品に関するデータである売上返品データであって前記移動データ中の前記商品識別データを含むものを生成する売上返品データ生成手段と、
    を備えること、
    を特徴とするデータ生成装置。
  2. 前記移動データは、前記商品についての前記売上データまたは前記売上返品データの生成の状態を示す区分である生成状態区分を更に含み、前記生成状態区分は、前記売上データもしくは前記売上返品データの生成が完了したことを示す区分である完了区分または前記売上データもしくは前記売上返品データの生成が完了していないことを示す区分である未完了区分であり、
    前記売上データ生成手段または前記売上返品データ生成手段は、
    前記移動データ中の前記生成状態区分が前記未完了区分である場合に、前記売上データまたは前記売上返品データを生成すること、
    を特徴とする請求項1に記載のデータ生成装置。
  3. 前記移動データは、前記商品の移動日と前記商品の移動数と前記商品の単価とを更に含み、
    前記売上データ生成手段は、
    前記移動日と、前記移動数と、前記単価と、前記移動数に前記単価を乗じて算出される金額と、を更に含む前記売上データを生成し、
    前記売上返品データ生成手段は、
    前記移動日と、前記移動数にマイナスを意味する記号を付したものと、前記単価に前記マイナスを意味する記号を付したものと、前記移動数に前記単価を乗じて算出される金額に前記マイナスを意味する記号を付したものと、を更に含む前記売上返品データを生成すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載のデータ生成装置。
  4. 前記記憶部には、
    前記商品識別データと前記商品の単価とを含む商品単価マスタ
    が更に格納されており、
    前記制御部は、
    前記移動データ中の前記商品識別データと紐付く前記商品単価マスタ中の前記商品の単価を取得し、前記移動データに格納する単価取得手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項3に記載のデータ生成装置。
  5. 制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行されるデータ生成方法であって、
    前記記憶部には、
    商品の移動の様態を示す区分である移動区分と前記商品の移動元となる店舗を識別するための移動元店舗識別データと前記商品の移動先となる店舗を識別するための移動先店舗識別データと前記商品を識別するための商品識別データとを含む移動データと、
    前記移動区分と前記商品の移動の様態を示すフラグである移動フラグとを含み、当該移動フラグは、企業本部が経営および運営を直接行う店舗である直営店舗と前記企業本部と契約した事業主が経営および運営を行う店舗であるフランチャイズ店舗の間での前記商品の移動を示すフラグである直営-FC間移動フラグまたは前記直営店舗間での前記商品の移動を示すフラグである直営間移動フラグである移動様態管理マスタと、
    前記店舗を識別するための店舗識別データと前記店舗の経営の形態を示す区分である経営形態区分とを含み、当該経営形態区分は、前記店舗が前記直営店舗であることを示すフラグである直営店区分または前記店舗が前記フランチャイズ店舗であることを示すフランチャイズ店区分である経営形態管理マスタと、
    が格納されており、
    前記制御部で実行される、
    前記移動データ中の前記移動区分と紐付く前記移動様態管理マスタ中の前記移動フラグが前記直営-FC間移動フラグであり、前記移動データ中の前記移動元店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記直営店区分であり、かつ、前記移動データ中の前記移動先店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記フランチャイズ店区分である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗の前記移動先店舗識別データで特定される店舗に対する売上に関するデータである売上データであって前記移動データ中の前記商品識別データを含むものを生成する売上データ生成ステップと、
    前記移動データ中の前記移動区分と紐付く前記移動様態管理マスタ中の前記移動フラグが前記直営-FC間移動フラグであり、前記移動データ中の前記移動元店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記フランチャイズ店区分であり、かつ、前記移動データ中の前記移動先店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記直営店区分である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗から前記移動先店舗識別データで特定される店舗への売上返品に関するデータである売上返品データであって前記移動データ中の前記商品識別データを含むものを生成する売上返品データ生成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とするデータ生成方法。
  6. 制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるためのデータ生成プログラムであって、
    前記記憶部には、
    商品の移動の様態を示す区分である移動区分と前記商品の移動元となる店舗を識別するための移動元店舗識別データと前記商品の移動先となる店舗を識別するための移動先店舗識別データと前記商品を識別するための商品識別データとを含む移動データと、
    前記移動区分と前記商品の移動の様態を示すフラグである移動フラグとを含み、当該移動フラグは、企業本部が経営および運営を直接行う店舗である直営店舗と前記企業本部と契約した事業主が経営および運営を行う店舗であるフランチャイズ店舗の間での前記商品の移動を示すフラグである直営-FC間移動フラグまたは前記直営店舗間での前記商品の移動を示すフラグである直営間移動フラグである移動様態管理マスタと、
    前記店舗を識別するための店舗識別データと前記店舗の経営の形態を示す区分である経営形態区分とを含み、当該経営形態区分は、前記店舗が前記直営店舗であることを示すフラグである直営店区分または前記店舗が前記フランチャイズ店舗であることを示すフランチャイズ店区分である経営形態管理マスタと、
    が格納されており、
    前記制御部に実行させるための、
    前記移動データ中の前記移動区分と紐付く前記移動様態管理マスタ中の前記移動フラグが前記直営-FC間移動フラグであり、前記移動データ中の前記移動元店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記直営店区分であり、かつ、前記移動データ中の前記移動先店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記フランチャイズ店区分である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗の前記移動先店舗識別データで特定される店舗に対する売上に関するデータである売上データであって前記移動データ中の前記商品識別データを含むものを生成する売上データ生成ステップと、
    前記移動データ中の前記移動区分と紐付く前記移動様態管理マスタ中の前記移動フラグが前記直営-FC間移動フラグであり、前記移動データ中の前記移動元店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記フランチャイズ店区分であり、かつ、前記移動データ中の前記移動先店舗識別データと紐付く前記経営形態管理マスタ中の前記経営形態区分が前記直営店区分である場合、前記移動元店舗識別データで特定される店舗から前記移動先店舗識別データで特定される店舗への売上返品に関するデータである売上返品データであって前記移動データ中の前記商品識別データを含むものを生成する売上返品データ生成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とするデータ生成プログラム。
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