JP2024027722A - 売買取引システム、売買取引方法、及び売買取引プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】FC店と直営店との間で売買取引が発生した場合に、FC店に対するロイヤリティの請求業務の負荷及びミスを低減すること。【解決手段】本実施の形態の売買取引システムは、FC店が直営店に商品を販売する際に、売上予定入力画面上でのFC店側の操作に応じて、売上予定番号、商品、売上金額、「未売上済」とした売上済フラグを含む売上予定データを入力する売上予定入力手段と、売上仕入入力画面上での直営店側の操作に応じて、前記売上予定データを参照して、仕入番号、商品、売上金額を含む仕入データを入力し、前記売上予定データの売上済フラグを「売上済」に更新し、売上データを作成する売上仕入入力手段と、前記売上データに基づいて、ロイヤリティ設定マスタを参照して、ロイヤリティを計算するロイヤリティ計算手段と、前記ロイヤリティの計算結果に基づいて、FC店に対する請求データを作成する請求データ作成手段と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、売買取引システム、売買取引方法、及び売買取引プログラムに関する。
例えば、フランチャイズ(以下、「FC」と称する場合がある)展開を行っている多店舗展開企業においては、本部とFC店との間で売買取引が発生するが、直営店とFC店との間で売買取引が発生する場合がある。従来のFCシステムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2018-55374号公報
しかしながら、特許文献1では、直営店とFC店との間で売買取引が発生した場合について何ら記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、FC店と直営店との間で売買取引が発生した場合に、FC店に対するロイヤリティの請求業務の負荷及びミスを低減することが可能な売買取引システム、売買取引方法、及び売買取引プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備え、FC(フランチャイズ)店が直営店に商品を販売した場合のロイヤリティを算出する売買取引システムであって、前記制御部は、商品分類とロイヤリティ率を関連付けた登録したロイヤリティ設定マスタにアクセス可能に構成されており、FC店が直営店に商品を販売する際に、売上予定入力画面上でのFC店側の操作に応じて、売上予定番号、商品、売上金額、「未売上済」とした売上済フラグを含む売上予定データを入力して記憶エリアに格納する売上予定入力手段と、売上仕入入力画面上での直営店側の操作に応じて、前記売上予定データを参照して、仕入番号、商品、売上金額を含む仕入データを入力して前記記憶エリアに格納し、前記売上予定データの売上済フラグを「売上済」に更新し、売上番号、商品、売上金額を含む売上データを作成して前記記憶エリアに格納する売上仕入入力手段と、前記売上データに基づいて、前記ロイヤリティ設定マスタを参照して、ロイヤリティを計算するロイヤリティ計算手段と、前記ロイヤリティの計算結果に基づいて、FC店に対する請求データを作成する請求データ作成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記ロイヤリティ設定マスタでは、さらに、ロイヤリティ発生の上限を規定する上限金額及びロイヤリティ発生の下限を規定する下限金額が関連づけて登録されており、売上金額のうち、前記上限金額を超える部分はロイヤリティ対象外とし、また、売上金額が前記下限金額を下回る場合は、ロイヤリティ対象外とすることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記ロイヤリティ設定マスタは、FC店毎に設定されることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、さらに、前記記憶エリアに格納されている、FC店の売上予定データと直営店の仕入データを参照して、直営店で仕入予定があり、仕入未計上の商品がある場合には、直営店に連絡する仕入未計上確認手段を備えることにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置が実行する売買取引方法であって、前記制御部は、商品分類とロイヤリティ率を関連付けた登録したロイヤリティ設定マスタにアクセス可能に構成されており、前記制御部において実行される、FC店が直営店に商品を販売する際に、売上予定入力画面上でのFC店側の操作に応じて、売上予定番号、商品、売上金額、「未売上済」とした売上済フラグを含む売上予定データを入力して記憶エリアに格納する売上予定入力工程と、売上仕入入力画面上での直営店側の操作に応じて、前記売上予定データを参照して、仕入番号、商品、売上金額を含む仕入データを入力して前記記憶エリアに格納し、前記売上予定データの売上済フラグを「売上済」に更新し、売上番号、商品、売上金額を含む売上データを作成して前記記憶エリアに格納する売上仕入入力工程と、前記売上データに基づいて、前記ロイヤリティ設定マスタを参照して、ロイヤリティを計算するロイヤリティ計算工程と、前記ロイヤリティの計算結果に基づいて、FC店に対する請求データを作成する請求データ作成工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置で実行するための売買取引プログラムであって、前記制御部は、商品分類とロイヤリティ率を関連付けた登録したロイヤリティ設定マスタにアクセス可能に構成されており、前記制御部において、FC店が直営店に商品を販売する際に、売上予定入力画面上でのFC店側の操作に応じて、売上予定番号、商品、売上金額、「未売上済」とした売上済フラグを含む売上予定データを入力して記憶エリアに格納する売上予定入力工程と、売上仕入入力画面上での直営店側の操作に応じて、前記売上予定データを参照して、仕入番号、商品、売上金額を含む仕入データを入力して前記記憶エリアに格納し、前記売上予定データの売上済フラグを「売上済」に更新し、売上番号、商品、売上金額を含む売上データを作成して前記記憶エリアに格納する売上仕入入力工程と、前記売上データに基づいて、前記ロイヤリティ設定マスタを参照して、ロイヤリティを計算するロイヤリティ計算工程と、前記ロイヤリティの計算結果に基づいて、FC店に対する請求データを作成する請求データ作成工程と、を実行するための売買取引プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、FC店と直営店との間で売買取引が発生した場合に、FC店に対するロイヤリティの請求業務の負荷及びミスを低減することが可能になるという効果を奏する。
図1は、FC店と直営店の従来の売買取引の流れを説明するためのフローを示す図である。 図2は、本実施形態に係る売買取引システムの一例を示すブロック図である。 図3は、ロイヤリティ設定マスタの構成例を示す図である。 図4は、本実施の形態における売買取引システムの全体の処理の概略を説明するためのフローを示す図である。 図5は、本実施形態に係る売買取引システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図6は、本実施形態に係る売買取引システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図7は、本実施形態に係る売買取引システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図8は、本実施形態に係る売買取引システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図9は、本実施形態に係る売買取引システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図10は、本実施形態に係る売買取引システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図11は、本実施形態に係る売買取引システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図12は、本実施形態に係る売買取引システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。
本発明に係る売買取引システム、売買取引方法、及び売買取引プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
例えば、フランチャイズ(以下、「FC」と称する場合がある)展開を行っている多店舗展開企業においては、本部とFC店との間で売買取引が発生するが、直営店とFC店との間で売買取引が発生する場合がある。
FC店は商品を直営店へ販売する際に、商品に伝票をつけて直営店へ出荷している。直営店、FC店では、それぞれで仕入と売上を別々で計上するため、実績をつけあわせての照合作業が必要となる。そのため、伝票登録漏れ、単価などの明細情報の入力ミスなどで照合結果の相違が発生していた。これは、FC店や直営店が多くなるほど、直営店とFC店の組み合わせも多岐に渡ると共にデータ量も多くなり、より照合作業に時間を要し、属人的な対応が求められることになる。
図1は、FC店と直営店の従来の売買取引の流れを説明するためのフローを示す図である。図1において、(1)FC店では、伝票を付けて商品を直営店へ出荷し、また、売上入力を行って売上データを格納する。(2)直営店では、商品と伝票を確認しながら、仕入入力を行って仕入データを格納する。(3)本部では、直営店から仕入データ、FC店から売上データの提供を受け、各店舗の照合作業を実施し、必要に応じて伝票修正を依頼する。(4)直営店の仕入計上に基づいて、FC店に対するロイヤリティの計算を行う。(5)直営店からFC店へのロイヤリティを請求する。
本実施の形態では、直営店とFC店との間で売買取引が発生する場合に、直営店、FC店で別々に伝票を計上するのではなく、販売側(FC店)を起点として登録した情報を元に、買取側(直営店)が伝票計上することで、FC店に対するロイヤリティの請求業務の負荷及びミスを低減する。
本実施の形態によれば、照合業務の中で、差異が発生することがなくなり、それぞれの実績を確認する必要がなくなった。また、買取側は一から伝票情報を入力する必要がないため、商品と伝票の相違がなくなる。照合作業にかける時間が短くなったことで、ロイヤリティの計算含めた業務効率を改善することができる。ロイヤリティの設定について、取引金額に対して上限金と下限の金額を設けることで、販売量が多くなるほどロイヤリティの発生がない範囲が発生し、FC店は自社の売上に対する意欲を向上させることができる。本部だけではなく、FCと直営店との取引においてもロイヤリティを発生させることができ、FC店は本部を間に挟んで取引する必要がなくなる。
本実施の形態の売買取引システムは、流通小売業界やFC展開している企業等に広く適用可能である。
[2.構成]
本実施形態に係る売買取引システムの構成の一例について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る売買取引システムの一例を示すブロック図である。本実施形態に係る売買取引システムは、例えば、FC展開を行う企業の本部に導入される。以下では、質屋業務を行う企業を一例として説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
売買取引システム100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、売買取引システム100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
売買取引システム100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。売買取引システム100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置及び専用線等の有線または無線の通信回線を介して、売買取引システム100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、売買取引システム100と、サーバ200、複数のFC店のFC店端末400・・・、複数の直営店の直営店端末500・・・とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
FC店端末400・・・は、複数のFC店(例えば、FC渋谷店、FC池袋店、FC銀座店、FC中野店等)にそれぞれ設けられた端末であり、売買取引システム100とデータ通信可能に構成されている。
直営店端末500・・・は、複数の直営店(例えば、直営新宿店等)にそれぞれ設けられた端末であり、売買取引システム100とデータ通信可能に構成されている。
入出力インターフェース部108には、入力装置112及び出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106(記憶エリア)には、各種のデータベース、テーブル、及びファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部206として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び光ディスク等を用いることができる。また、記憶部106は、ロイヤリティ設定マスタ106aと、FC店テーブル106bと、直営店テーブル106c等を備えている。図3は、ロイヤリティ設定マスタ106aの構成例を示す図である。
ロイヤリティ設定マスタ106aは、図3に示すように、FC店(FC店コード及び/又はFC店名)、取引形態(例えば、販売、買取)、商品分類、上限金額、下限金額、ロイヤリティ率を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。「取引形態」は、買取又は販売である。「買取」は、FC店が一般顧客から商品を買い取る業務である。「販売」は、FC店が一般顧客又は直営店へ販売した時に発生する業務である。「上限金額」は、ロイヤリティ発生の上限金額であり、取引金額が上限金額を超える部分ではロイヤリティ対象外となる。「下限金額」は、ロイヤリティ発生の下限金額であり、取引金額が下限金額を下回る場合は、ロイヤリティ対象外となる。
FC店テーブル106bは、FC店の売上予定データ、売上データ、仕入データ等を格納するためのファイルである。
売上予定データは、伝票番号、取引日、FC店(発送元)、得意先(発送先)、売上予定番号、商品(商品コード及び/又は商品名)、売上数、売上金額、売上済フラグ等を含んでいてもよい。売上済フラグは、売上予定データが作成された時点では、「0:未売上済」が設定され、直営店で仕入計上された場合に「1:売上済」に更新される。
売上データは、伝票番号、取引日(売上日)、FC店(発送元)、得意先(発送先)、売上番号、商品、売上数、売上金額等を含んでいてもよい。
仕入データは、FC店、取引日(仕入日)、仕入番号、商品、仕入金額等を含んでいてもよい。
直営店テーブル106cは、直営店の仕入データ、請求データ等を格納するためのテーブルである。
仕入データは、直営店、取引日(仕入日)、仕入先(FC店)、仕入番号、商品、仕入金額等を含んでいてもよい。
請求データは、得意先、請求番号、請求額等を含んでいてもよい。
制御部102は、売買取引システム100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、記憶部106に格納されている、ロイヤリティ設定マスタ106a、FC店テーブル106b、直営店テーブル106cにアクセス可能に構成されている。なお、ロイヤリティ設定マスタ106a、FC店テーブル106b、直営店テーブル106cは、他の場所(例えば、サーバ200)に設けられていてもよく、制御部102がアクセス可能な構成であればよい。
制御部102は、機能概念的に、売上予定入力部102aと、売上仕入入力部102bと、ロイヤリティ計算部102cと、請求データ作成部102dと、仕入未計上確認部102eと、マスタメンテ部102fと、画面表示制御部102gと、を備えている。
売上予定入力部102aは、FC店が直営店に商品を販売(出荷)する際に、FC店端末400からのアクセスに応じて、売上予定入力画面を提供し、売上予定入力画面上でのFC店端末400の操作に応じて、売上予定番号、商品、売上金額、「0:未売上済」とした売上済フラグを含む売上予定データを入力して、FC店テーブル106bに格納する。
売上仕入入力部102bは、直営店端末500からのアクセスに応じて、売上仕入入力画面を提供し、売上仕入入力画面上での直営店端末500の操作に応じて、FC店テーブル106bに格納された売上予定データを参照して、仕入番号、商品、売上金額を含む仕入データを入力して直営店テーブル106cに格納し、また、参照した売上予定データの売上済フラグを「1:売上済」に更新し、売上番号、商品、売上金額を含む売上データを作成してFC店テーブル106bに格納する。
ロイヤリティ計算部102cは、FC店テーブル106bの売上データに基づいて、ロイヤリティ設定マスタ106aを参照して、ロイヤリティを計算する。
請求データ作成部102dは、ロイヤリティの計算結果に基づいて、FC店に対する請求データを作成して、直営店テーブル106cに格納する。
仕入未計上確認部102eは、FC店テーブル106bの売上予定データと直営店テーブル106cの仕入データを参照して、直営店で仕入予定があり、仕入未計上の商品(伝票)がある場合には(例えば、売上予定データが作成された後、所定期間、対応する仕入データが作成されていない場合)、直営店に連絡する。
マスタメンテ部102fは、例えば、モニタ114に表示される不図示のマスタメンテ画面上でのオペレータの操作に応じて、ロイヤリティ設定マスタ106aに対して、データの入力・追加・削除・編集等の設定を行う。
画面表示制御部102gは、モニタ114に表示する各種画面(マスタメンテ画面、ロイヤリティ計算画面等)の表示及びその入力を制御する。
[3.具体例]
図2~図12を参照して、本実施の形態における売買取引システム100の処理の具体例を説明する。まず、図4を参照して、本実施の形態における売買取引システム100の全体の処理の概略を説明する。図4は、本実施の形態における売買取引システム100の全体の処理の概略を説明するためのフローを示す図である。
(3-1.全体の処理)
図4では、FC店と直営店の売買取引の流れが示されている。図4において、(1)FC店では、伝票を付けて商品を直営店へ出荷し、また、売上予定入力を行う。売上予定入力部102aは、売上予定入力処理(ステップS1)を実行する。具体的には、売上予定入力処理では、売上予定入力部102aは、FC店端末400からのアクセスに応じて、売上予定入力画面を提供し、売上予定入力画面上でのFC店端末400の入力操作に応じて、伝票番号、商品、売上金額、売上済フラグ(「0:未売上済」)を含む売上予定データを入力して、FC店テーブル106bに格納する。
(2)直営店では、商品を受け取ると、当該商品の伝票番号に基づいて、売上仕入入力を行う。売上仕入入力部102bは、売上仕入処理を実行する(ステップS2)。具体的には、売上入力処理では、売上仕入入力部102bは、直営店端末500からのアクセスに応じて、売上仕入入力画面を提供し、売上仕入入力画面上での直営店端末500の入力操作に応じて、伝票番号をキーとして、FC店テーブル106bに格納された売上予定データを参照して(読み出して)、仕入番号、商品、売上金額を含む仕入データを入力して直営店テーブル106cに格納する。また、売上仕入入力部102bは、参照した売上予定データの売上済フラグを「1:売上済」に更新し、さらに、売上予定データに基づいて、売上番号、商品、金額を含む売上データを生成して、FC店テーブル106bに格納する。
(3)本部(例えば、本部経理)では、直営店で仕入予定があり、仕入未計上の商品がある場合には、当該直営店へ連絡する。具体的には、仕入未計上確認部102eは、モニタ114に表示される確認画面上での本部経理担当の操作に応じて、FC店テーブル106bの売上予定データと直営店テーブル106cの仕入データを参照して、直営店で仕入予定があり、仕入未計上の商品(伝票)がある場合(例えば、売上予定データが作成された後、所定期間、対応する仕入データが作成されていない場合)には、直営店に連絡する。
(4)直営店の仕入計上を元にロイヤリティを計算する。ロイヤリティ計算部102cは、ロイヤリティ計算処理を実行する(ステップS3)。具体的には、ロイヤリティ計算処理では、ロイヤリティ計算部102cは、FC店テーブル106bの売上データに基づいて、ロイヤリティ設定マスタ106aを参照して、ロイヤリティを計算する。
(5)FC店にロイヤリティの請求を行う。請求データ作成部102dは、請求データ作成処理を実行する(ステップS4)。具体的には、請求データ作成処理では、請求データ作成部102dは、ロイヤリティの計算結果に基づいて、FC店に対する請求データを作成して、直営店テーブル106cに格納すると共に、請求データに基づいた請求書を発行する。
FC店が、一般顧客と取引する場合を説明する。FC店が一般顧客に販売する場合は、制御部102は、FC店端末400からのアクセスに応じて、売上入力画面を提供し、売上入力画面上でのFC店端末400の入力操作に応じて、売上番号、商品、売上金額を含む売上データを入力して、FC店テーブル106bに格納する。また、FC店が一般顧客からの買取の場合は、制御部102は、FC店端末400からのアクセスに応じて、仕入入力画面を提供し、仕入入力画面上でのFC店端末400の入力操作に応じて、仕入番号、商品、仕入金額を含む仕入データを入力して、FC店テーブル106bに格納する。
(3-2.サンプルデータ)
図5~図8は、本実施の形態に係る売買取引システム100の制御部102の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。図5~10を参照して、本実施の形態に係る売買取引システム100の制御部102の処理の具体例を説明する。
(S1:売上予定入力処理)
図5を参照して、売上予定入力処理を詳細に説明する。売上予定入力部102aは、FC店端末400からのアクセスに応じて、売上予定入力画面を提供し、売上予定入力画面上でのFC店端末400の入力操作に応じて、伝票番号、商品、売上金額、売上済フラグ(0:未売上)を含む売上予定データを入力して、FC店テーブル106bに格納する。
図5(A)は、売上予定入力画面の表示例を示す図である。売上予定入力画面は、伝票番号、取引日、FC店(発送元)、発送先(直営店)等を指定(入力)するためのヘッダエリアと、売上区分、商品・商品名、売上数、売上金額等を指定するための明細エリアと、不図示の登録ボタンと、を備えている。
登録ボタンが押下されると、売上予定入力画面の入力内容に応じた売上予定データがFC店テーブル106bに登録される。
同図に示す例では、ヘッダ部では、伝票番号「Y0000000001」、発送元「FC001:FC渋谷店」、取引日「2022/6/30」、発送先「Choku01:直営新宿店」が入力されている。明細エリアでは、1行目は、売上区分「販売」、商品「Shouhin01:高級時計」、売上数「1」、売上金額「400,000」、2行目は、売上区分「販売」、商品「Shouhin02:ブランドバックA」、売上数「1」、売上金額「150,000」が入力されている。不図示の登録ボタンを押すと、図5(B)に示すような売上予定データが登録される。
図5(B)は、売上予定データの一部のデータ例を示す図である。同図に示す例では、1行目は、得意先(発送先)「Choku01:直営新宿店」、売上予定番号「U10000001」、商品「高級時計」、売上数「1」、売上金額「400,000」、売上済フラグ「0」となっている。売上予定番号は登録時に付番される。なお、図5(B)では、発送元(FC店)、伝票番号、取引日等のデータの記載を省略しているがこれらのデータも売上予定データとして登録される。
(S2:売上仕入入力処理)
図6を参照して、売上仕入入力処理の具体例を説明する。売上仕入入力部102bは、直営店端末500からのアクセスに応じて、売上仕入入力画面を提供し、売上仕入入力画面上での直営店端末500の入力操作に応じて、伝票番号をキーとして、FC店テーブル106bに格納された売上予定データを参照して、仕入番号、商品、売上金額を含む仕入データを入力して直営店テーブル106cに格納する。また、売上仕入入力部102bは、参照売上予定データの売上済フラグを「1」に更新し、さらに、売上予定データに基づいて、売上番号、商品、売上金額を含む売上データを生成して、FC店テーブル106bに格納する。
図6は、売上仕入入力画面の表示例を示す図である。売上仕入入力画面は、伝票番号、取引日、発送元(FC店)、発送先(直営店)を指定するヘッダエリアと、仕入区分、商品・商品名、仕入数、仕入金額等を指定するための明細エリアと、不図示の登録ボタンと、を備えている。
売上仕入入力画面では、ヘッダエリアの伝票番号が指定されると、伝票番号をキーとして、FC店テーブル106bの売上予定データが読み出されて表示される。オペレータは、表示されたデータを編集・修正することができる。
登録ボタンが押下されると、売上仕入入力画面の入力内容に応じた仕入データが直営店テーブル106cに登録される。
図6(A)に示す例では、伝票番号「Y0000000001」が指定され、伝票番号「Y0000000001」をキーとして、FC店テーブル106bの図5(B)に示す売上予定データが読み出されて表示されている。
図6(B)は、登録される仕入データのデータ例である。1行目は、仕入先「FC001:FC渋谷店」、仕入番号「S10000001」、商品「高級時計」、仕入金額「400,000」となっている。また、仕入データが登録されると、図6(D)に示すように、売上予定データの売上済フラグを「1:売上済」に更新し、さらに、売上予定データに基づいて、図6(C)に示すような売上データを生成して、FC店テーブル106bに格納する。図6(C)に示す売上データの例では、1行目は、得意先(発送先)「Choku01:直営新宿店」、売上番号「E10000001」、商品「高級時計」、売上金額「400,000」となっている。なお、図6(C)では、発送元(FC店)、取引日(売上日)等のデータの記載を省略しているがこれらのデータも売上データとして登録される。
(FC店の般顧客からの買取)
図7を参照して、FC店の一般顧客から買取する場合を説明する。FC店が般顧客からの買取の場合は、制御部102は、FC店端末400からのアクセスに応じて、仕入入力画面を提供し、仕入入力画面上でのFC店端末400の入力操作に応じて、仕入番号、商品、仕入金額を含む仕入データを入力して、FC店テーブル106bに格納する。
図7(A)は、仕入入力画面の表示例を示す図である。仕入入力画面は、取引日、FC店、顧客等を指定するヘッダエリアと、仕入区分、商品、仕入数、仕入金額等を指定するための明細エリアと、不図示の登録ボタンと、を備えている。ヘッダエリアと明細エリアでデータを入力して、不図示の登録ボタンを押下すると、画面の入力内容に応じた仕入データが作成されてFC店テーブル106bに登録される。図7(B)は、登録される仕入データのデータ例を示す図である。なお、図7(B)では、FC店、取引日等のデータの記載を省略しているがこれらのデータも仕入データとして登録される。
(S3:ロイヤリティ計算処理)
図8~図10を参照して、ロイヤリティ計算処理の具体例を説明する。ロイヤリティ計算部102cは、例えば、モニタ114に表示されるロイヤリティ計算画面上でのオペレータの操作により指定される対象年月及びFC店について、FC店テーブル106bの売上データ及び仕入データを抽出し、抽出した売上データ及び仕入データに基づいて、ロイヤリティ設定マスタ106aを参照して、ロイヤリティを計算する。
図8は、ロイヤリティ計算画面の表示例を示す図である。ロイヤリティ計算画面では、対象年月、FC店の一覧の中から対象のFC店を指定するための対象フラグ、不図示の実行ボタンが表示される。オペレータは、対象年月と対象のFC店の対象フラグをチェックし、実行ボタンを押すと、対象年月及び対象のFC店についての売上データ及び仕入データがFC店テーブル106bから抽出されてロイヤリティが計算される。同図に示す例では、対象年月「2022/6」、FC店「FC001:FC渋谷店」が選択されている。以下では、対象年月「2022/6」のFC店「FC001:渋谷店」についてのロイヤリティ計算を行う場合を説明する。
図9及び図10を参照して、ロイヤリティ計算の具体例を説明する。図9は、FC店「FC001:渋谷店」の売上データ及び仕入データ並びにロイヤリティ設定マスタ106aのデータ例を示している。ロイヤリティ設定マスタ106aは、FC店(FC店コード及び/又はFC店名)、取引形態(例えば、販売、買取)、商品分類、上限金額、下限金額、ロイヤリティ率の項目を備えている。「取引形態」は、買取又は販売である。「買取」は、FC店が一般顧客から商品を買い取る業務である。「販売」は、FC店が一般顧客又は直営店へ販売した時に発生する業務である。「上限金額」は、ロイヤリティ発生の上限金額であり、取引金額が上限金額を超える範囲ではロイヤリティはとらない。「下限金額」は、ロイヤリティ発生の下限金額であり、取引金額が下限金額を下回る範囲ではロイヤリティはとらない。
同図に示す例では、1行目は、FC店「FC001:FC渋谷店」、取引形態「販売」、商品分類「時計」、上限金額「300,000」、下限金額「50,000」、ロイヤリティ率「2.7」となっている。
2行目は、FC店「FC001:FC渋谷店」、取引形態「販売」、商品分類「バッグ」、上限金額「500,000」、下限金額「200,000」、ロイヤリティ率「3.2」となっている。
3行目は、FC店「FC001:FC渋谷店」、取引形態「販売」、商品分類「バッグ」、上限金額「1,000,000」、下限金額「200,000」、ロイヤリティ率「5.0」となっている。
図10は、FC店「FC001:渋谷店」の売上データ及び仕入データ及びロイヤリティ設定マスタ106aを使用した場合のロイヤリティの計算例を示している。
図10(1)において、金額が上限金額を超える場合について説明する。図9のFC店「FC001:FC渋谷店」の売上データの1行目は、商品「高級時計」、売上金額が「400,000」となっている。FC店「FC001:FC渋谷店」、取引形態「販売」(売上データのため取引形態は「販売」となる)、商品分類「時計」(高級時計の商品分類は「時計」となる)をキーとして、ロイヤリティ設定マスタ106a(1行目)から上限金額「300,000」、下限金額「50,000」、ロイヤリティ率「2.7」を取得する。売上金額「400,000」のうち、上限金額「300,000」までがロイヤリティ対象であり、上限金額「300,000」を超える「100,000」は、ロイヤリティ対象外となる。ロイヤリティ金額は、売上金額「400,000」のうちのロイヤリティ対象金額「30,000」×ロイヤリティ率「2.7%」=8,100となる。
図10(2)において、金額が下限金額を下回る場合について説明する。図9のFC店「FC001:FC渋谷店」の売上データの2行目は、商品「ブランドバックA」、売上金額が「150,000」となっている。FC店「FC001:FC渋谷店」、取引形態「販売」、商品分類「バック」(ブランドバックAの商品分類は「バック」となる)をキーとして、ロイヤリティ設定マスタ106a(2行目)から上限金額「500,000」、下限金額「20,000」、ロイヤリティ率「3.2」を取得する。売上金額「150,000」は、下限金額「200,000」を下回るためロイヤリティ対象外となる。そのため、ロイヤリティ金額は、売上金額「150,000」×ロイヤリティ率「なし」=0となる。
図10(3)において、金額が上限金額及び下限金額の間に収まる場合について説明する。図9のFC店「FC001:FC渋谷店」の仕入データの1行目は、商品「ブランドバックA」、売上金額が「900,000」となっている。FC店「FC001:FC渋谷店」、取引形態「買取」(仕入データのため取引形態は「買取」となる)、商品分類「バック」をキーとして、ロイヤリティ設定マスタ106a(3行目)から上限金額「1,000,000」、下限金額「20,000」、ロイヤリティ率「5.0」を取得する。仕入金額「900,000」は、上限金額「1,000,000」と上限金額「200,000」の間にあるので、ロイヤリティ対象となる。ロイヤリティ金額は、仕入金額「900,000」×ロイヤリティ率「5.0%」=45,000となる。
(S4:請求データ作成処理)
図11及び図12を参照して、請求データ作成処理の具体例を説明する。請求データ作成部102dは、ロイヤリティの計算結果に基づいて、直営店のFC店に対する請求データを作成して、直営店テーブル106cに格納すると共に、請求データに基づいた請求書を発行する。
図11(A)は、ロイヤリティ計算した結果(売上データ)の例を示す図である。1行目は、得意先「FC001」、売上番号「E10000011」、商品「ロイヤリティ」、売上金額「8,100」、2行目は、得意先「FC001」、売上番号「E10000012」、商品「ロイヤリティ」、売上金額「45,000」となっている。
図11(B)は、請求データのデータ例を示す図である。1行目は、得意先「FC001」、請求番号「SEQ10001」、請求額「53,100(=8,100+45,000)」となっている。
図12は、請求書のイメージの例を示す図である。図12に示す請求書の例では、得意先(FC店)、請求元(本部)のヘッダ部と、請求額と、請求明細(日付、商品、金額)とが記載されている。
以上説明したように、本実施の形態によれば、商品分類とロイヤリティ率を関連付けた登録したロイヤリティ設定マスタ106aと、FC店が直営店に商品を販売する際に、売上予定入力画面上でのFC店側の操作に応じて、売上予定番号、商品、売上金額、「未売上済」とした売上済フラグを含む売上予定データを入力してFC店テーブル106bに格納する売上予定入力部102aと、売上仕入入力画面上での直営店側の操作に応じて、売上予定データを参照して、仕入番号、商品、売上金額を含む仕入データを入力して直営店テーブル106cに格納し、参照した売上予定データの売上済フラグを「売上済」に更新し、売上番号、商品、売上金額を含む売上データを作成してFC店テーブル106bに格納する売上仕入入力部102bと、売上データに基づいて、ロイヤリティ設定マスタ106aを参照して、ロイヤリティを計算するロイヤリティ計算部102cと、ロイヤリティの計算結果に基づいて、FC店に対する請求データを作成する請求データ作成部102dと、を備えているので、FC店と直営店との間で売買取引が発生した場合に、FC店に対するロイヤリティの請求業務の負荷及びミスを低減することが可能となる。
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、売買取引システム100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、売買取引システム100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPU及び当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて売買取引システム100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部102を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、売買取引システム100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及び、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成及び読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、売買取引システム100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、売買取引システム100は、当該情報処理装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
さらに、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能付加に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 売買取引システム
102 制御部
102a 売上予定入力部
102b 売上仕入入力部
102c ロイヤリティ計算部
102d 請求データ作成部
102e 仕入未計上確認部
102f マスタメンテ部
102g 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a ロイヤリティ設定マスタ
106b FC店テーブル
106c 直営店テーブル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク
400 FC店端末
500 直営店端末

Claims (6)

  1. 制御部を備え、FC(フランチャイズ)店が直営店に商品を販売した場合のロイヤリティを算出する売買取引システムであって、
    前記制御部は、
    商品分類とロイヤリティ率を関連付けた登録したロイヤリティ設定マスタにアクセス可能に構成されており、
    FC店が直営店に商品を販売する際に、売上予定入力画面上でのFC店側の操作に応じて、売上予定番号、商品、売上金額、「未売上済」とした売上済フラグを含む売上予定データを入力して記憶エリアに格納する売上予定入力手段と、
    売上仕入入力画面上での直営店側の操作に応じて、前記売上予定データを参照して、仕入番号、商品、売上金額を含む仕入データを入力して前記記憶エリアに格納し、前記売上予定データの売上済フラグを「売上済」に更新し、売上番号、商品、売上金額を含む売上データを作成して前記記憶エリアに格納する売上仕入入力手段と、
    前記売上データに基づいて、前記ロイヤリティ設定マスタを参照して、ロイヤリティを計算するロイヤリティ計算手段と、
    前記ロイヤリティの計算結果に基づいて、FC店に対する請求データを作成する請求データ作成手段と、
    を備えたことを特徴とする売買取引システム。
  2. 前記ロイヤリティ設定マスタでは、さらに、ロイヤリティ発生の上限を規定する上限金額及びロイヤリティ発生の下限を規定する下限金額が関連づけて登録されており、
    売上金額のうち、前記上限金額を超える部分はロイヤリティ対象外とし、また、売上金額が前記下限金額を下回る場合は、ロイヤリティ対象外とすることを特徴とする請求項1に記載の売買取引システム。
  3. 前記ロイヤリティ設定マスタは、FC店毎に設定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の売買取引システム。
  4. 前記制御部は、さらに、
    前記記憶エリアに格納されている、FC店の売上予定データと直営店の仕入データを参照して、直営店で仕入予定があり、仕入未計上の商品がある場合には、直営店に連絡する仕入未計上確認手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の売買取引システム。
  5. 制御部を備えた情報処理装置が実行する売買取引方法であって、
    前記制御部は、
    商品分類とロイヤリティ率を関連付けた登録したロイヤリティ設定マスタにアクセス可能に構成されており、
    前記制御部において実行される、
    FC店が直営店に商品を販売する際に、売上予定入力画面上でのFC店側の操作に応じて、売上予定番号、商品、売上金額、「未売上済」とした売上済フラグを含む売上予定データを入力して記憶エリアに格納する売上予定入力工程と、
    売上仕入入力画面上での直営店側の操作に応じて、前記売上予定データを参照して、仕入番号、商品、売上金額を含む仕入データを入力して前記記憶エリアに格納し、前記売上予定データの売上済フラグを「売上済」に更新し、売上番号、商品、売上金額を含む売上データを作成して前記記憶エリアに格納する売上仕入入力工程と、
    前記売上データに基づいて、前記ロイヤリティ設定マスタを参照して、ロイヤリティを計算するロイヤリティ計算工程と、
    前記ロイヤリティの計算結果に基づいて、FC店に対する請求データを作成する請求データ作成工程と、
    を含むことを特徴とする売買取引方法。
  6. 制御部を備えた情報処理装置で実行するための売買取引プログラムであって、
    前記制御部は、
    商品分類とロイヤリティ率を関連付けた登録したロイヤリティ設定マスタにアクセス可能に構成されており、
    前記制御部において、
    FC店が直営店に商品を販売する際に、売上予定入力画面上でのFC店側の操作に応じて、売上予定番号、商品、売上金額、「未売上済」とした売上済フラグを含む売上予定データを入力して記憶エリアに格納する売上予定入力工程と、
    売上仕入入力画面上での直営店側の操作に応じて、前記売上予定データを参照して、仕入番号、商品、売上金額を含む仕入データを入力して前記記憶エリアに格納し、前記売上予定データの売上済フラグを「売上済」に更新し、売上番号、商品、売上金額を含む売上データを作成して前記記憶エリアに格納する売上仕入入力工程と、
    前記売上データに基づいて、前記ロイヤリティ設定マスタを参照して、ロイヤリティを計算するロイヤリティ計算工程と、
    前記ロイヤリティの計算結果に基づいて、FC店に対する請求データを作成する請求データ作成工程と、
    を実行するための売買取引プログラム。
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