JP2024058931A - 純正品買取装置、純正品買取方法および純正品買取プログラム - Google Patents

純正品買取装置、純正品買取方法および純正品買取プログラム Download PDF

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徹也 金井
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Abstract

【課題】作業工数の削減を行うことができるとともに、間違いを軽減することができる純正品買取装置、純正品買取方法および純正品買取プログラムを提供する。【解決手段】本実施形態の純正品買取装置であって、請求先マスタおよび品種マスタを参照し、売上データから入力される指定月の純正品買取に該当する取引のワークデータを抽出し、品種マスタと、得意先マスタと、メーカー販売単価マスタと、特約店購買単価マスタと、ワークデータと、に基づいて、少なくとも商品毎に、メーカー、販売単価、特約店および購買単価を対応付けた買取明細ワークデータを生成し、買取明細ワークデータに基づいて、メーカーおよび特約店それぞれの取引データを作成する。【選択図】図1

Description

本発明は、純正品買取装置、純正品買取方法および純正品買取プログラムに関する。
特許文献1には、オンラインショッピングの取引によって発生する販売者の負担を低減する技術が開示されている。
特許第6683319号公報
ところで、自動車部品卸業または機械部品卸業は、扱っている商品の中にメーカーが設計した図面、メーカーが承認した図面およびメーカーの規格に基づいて製造された商品がある。これらの商品は、一般的に純正品と言われている。この純正品の販売権は、メーカーが所有している。このため、純正品は、必ずメーカーを起点とした純正品の供給ルートを通じて販売する必要がある。
しかしながら、実務上では、卸売業者からの注文に応じて、純正品であっても、直接、商品を納品している。このため、従来、作業者は、純正品の卸業者への売上取引を月末にまとめてデータを抽出し、このデータをメーカーへの売上、特約店からの仕入を手作業で加工し、システム等に取り込む作業を行っていた。この結果、自動車部品卸業または機械部品卸業は、作業者の経験則に依存していることで、判断内容が異なったり、判断の間違いが生じたり、月末に煩雑な作業が生じることで、作業工数の削減に改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、作業工数の削減を行うことができるとともに、間違いを軽減することができる純正品買取装置、純正品買取方法および純正品買取プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る純正品買取装置は、制御部を備える純正品買取装置であって、売上番号毎に、少なくとも請求先、得意先、品種を対応付けた売上データと、請求先毎に、請求先区分を対応付けた請求先マスタと、品種毎に、メーカーおよび純正区分を対応付けた品種マスタと、得意先毎に、請求先および買取先を対応付けた得意先マスタと、商品毎に、メーカーおよび販売単価を対応付けたメーカー販売単価マスタと、商品毎に、特約店および購買単価を対応付けた特約店購買単価マスタと、にアクセス可能であり、前記制御部は、前記請求先マスタおよび前記品種マスタを参照し、前記売上データから入力される指定月の純正品買取に該当する取引のワークデータを抽出する抽出部と、前記品種マスタと、前記得意先マスタと、前記メーカー販売単価マスタと、前記特約店購買単価マスタと、前記ワークデータと、に基づいて、少なくとも商品毎に、メーカー、販売単価、特約店および購買単価を対応付けた買取明細ワークデータを生成する生成部と、前記買取明細ワークデータに基づいて、メーカーおよび特約店それぞれの取引データを作成する作成部と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る純正品買取方法は、制御部を備える純正品買取装置で実行される純正品買取方法であって、売上番号毎に、少なくとも請求先、得意先、品種を対応付けた売上データと、請求先毎に、請求先区分を対応付けた請求先マスタと、品種毎に、メーカーおよび純正区分を対応付けた品種マスタと、得意先毎に、請求先および買取先を対応付けた得意先マスタと、商品毎に、メーカーおよび販売単価を対応付けたメーカー販売単価マスタと、商品毎に、特約店および購買単価を対応付けた特約店購買単価マスタと、にアクセス可能であり、前記制御部で実行される、前記請求先マスタおよび前記品種マスタを参照し、前記売上データから入力される指定月の純正品買取に該当する取引のワークデータを抽出する抽出ステップと、前記品種マスタと、前記得意先マスタと、前記メーカー販売単価マスタと、前記特約店購買単価マスタと、前記ワークデータと、に基づいて、少なくとも商品毎に、メーカー、販売単価、特約店および購買単価を対応付けた買取明細ワークデータを生成する生成ステップと、前記買取明細ワークデータに基づいて、メーカーおよび特約店それぞれの取引データを作成する作成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る純正品買取プログラムは、制御部を備える純正品買取装置に実行させるための純正品買取プログラムであって、売上番号毎に、少なくとも請求先、得意先、品種を対応付けた売上データと、請求先毎に、請求先区分を対応付けた請求先マスタと、品種毎に、メーカーおよび純正区分を対応付けた品種マスタと、得意先毎に、請求先および買取先を対応付けた得意先マスタと、商品毎に、メーカーおよび販売単価を対応付けたメーカー販売単価マスタと、商品毎に、特約店および購買単価を対応付けた特約店購買単価マスタと、にアクセス可能であり、前記制御部に実行させるための、前記請求先マスタおよび前記品種マスタを参照し、前記売上データから入力される指定月の純正品買取に該当する取引のワークデータを抽出する抽出ステップと、前記品種マスタと、前記得意先マスタと、前記メーカー販売単価マスタと、前記特約店購買単価マスタと、前記ワークデータと、に基づいて、少なくとも商品毎に、メーカー、販売単価、特約店および購買単価を対応付けた買取明細ワークデータを生成する生成ステップと、前記買取明細ワークデータに基づいて、メーカーおよび特約店それぞれの取引データを作成する作成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、作業工数の削減を行うことができるとともに、間違いを軽減することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る純正品買取装置の構成の一例を示すブロック図での概要を示す模式図である。 図2は、実施形態に係る請求先マスタにおける請求先マスタテーブルの一例を示す図である。 図3は、図実施形態に係る品種マスタにおける品種マスタテーブルの一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る得意先マスタにおける得意先マスタテーブルの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るメーカー販売単価マスタにおけるメーカー販売単価マスタテーブルの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る特約店購買単価マスタにおける特約店販売単価マスタテーブルの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る取引の詳細を模式的に示す図である。 図8は、実施形態に係る純正品買取装置の全体処理の概要を示す全体処理フローを示す図である。 図9は、実施形態に係る純正品買取装置が実行する処理の詳細を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係る売上データにおける売上データテーブルの一例を示す図である。 図11は、図10の売上データテーブルに基づく仕訳データテーブルの一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る純正品取引データ処理の詳細な内容を示すフローチャートである。 図13は、実施形態に係る抽出部が抽出する指定月の売上データの一例を示す図である。 図14は、実施形態に係る抽出部が純正品買取に該当する売上データの抽出方法の一例を示す図である。 図15は、実施形態に係る抽出部が生成したワークデータテーブルの一例を示す図である。 図16は、実施形態に係る生成部が生成する買取明細ワークテーブルの生成方法の一例を示す図である。 図17は、実施形態に係る生成部が生成する買取明細ワークテーブルの単価および金額の更新方法の一例を示す図である。 図18は、実施形態に係る作成部が生成する取引データにおける購入入金予定データテーブルの一例を示す図である。 図19は、図18の購入入金予定データテーブルに基づく仕訳データテーブルの一例を示す図である。 図20は、実施形態に係る作成部が生成する取引データにおける経費支配予定データテーブルの一例を示す図である。 図21は、図20の経費支配予定データテーブルに基づく仕訳データテーブルの一例を示す図である。 図22は、実施形態に係る経費支配予定明細書の一例を示す図である。 図23は、実施形態に係る分析部による売上分析処理の概要を模式的に説明する図である。
以下に、本発明に係る純正品買取装置、純正品買取方法および純正品買取プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.構成]
本実施形態に係る純正品買取装置の構成の一例について、図1等を参照して説明する。図1は、純正品買取装置の構成の一例を示すブロック図での概要を示す模式図である。
図1に示す純正品買取装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、純正品買取装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
純正品買取装置100は、制御部102と、通信インターフェース部104と、記憶部106と、入出力インターフェース部108と、を備えている。純正品買取装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、純正品買取装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と、通信回線と、を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、純正品買取装置100と、サーバ200と、を相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、記憶部106に格納されるデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112と、出力装置114と、が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、請求先マスタ106aと、品種マスタ106bと、得意先マスタ106cと、メーカー販売単価マスタ106dと、特約店購買単価マスタ106eと、を記憶している。
請求先マスタ106aは、請求先毎に、請求先区分を対応付けて記憶する。
図2は、請求先マスタ106aにおける請求先マスタテーブルの一例を示す図である。図2に示す請求先マスタテーブルT1の1行目には、請求先「卸売A」に、請求区分先「0:市販」が対応付けて記憶されている。ここで、請求先マスタテーブルT1における請求先「卸売A」および請求区分先「0:市販」は、卸売業者を示し、請求先「卸売A」および請求区分先「1:メーカーB」は、メーカーを示し、請求先「特約店C」および請求区分先「0:市販」は、特約店を示す。
品種マスタ106bは、品種毎に、カーメーカーコード(以下、「カーメーカーCD」と表記)および純正区分を対応付けて記憶する。
図3は、品種マスタ106bにおける品種マスタテーブルの一例を示す図である。図3に示す品種マスタテーブルT2の1行目には、品種「純正品」に、カーメーカーCD「メーカーB」および純正品区分「1:純正」が対応付けて記憶されている。同様に、品種マスタテーブルT2の2行目には、品種「市販品」に、カーメーカーCDが空白および純正品区分「0:市販品」を対応付けて記憶されている。
得意先マスタ106cは、得意先毎に、請求先、買取先コード(以下、「買取先CD」と表記)を対応付けて記憶する。
図4は、得意先マスタ106cにおける得意先マスタテーブルの一例を示す図である。図4に示す得意先マスタテーブルT3の1行目には、得意先「卸売A」に、請求先「卸売A」および買取先CD「特約店C」を対応付けて記憶されている。
メーカー販売単価マスタ106dは、商品毎に、カーメーカーCDおよび販売単価を対応付けて記憶する。
図5は、メーカー販売単価マスタ106dにおけるメーカー販売単価マスタテーブルの一例を示す図である。図5に示すメーカー販売単価マスタテーブルT4の1行目には、商品「SH001」に、カーメーカーCD「メーカーB」および販売単価「110」を対応付けて記憶されている。
特約店購買単価マスタ106eと、商品毎に、カー特約店コード(以下、「カー特約店CD」と表記)および購買単価を対応付けて記憶する。
図6は、特約店購買単価マスタ106eにおける特約店販売単価マスタテーブルの一例を示す図である。図6に示す特約店購買単価マスタテーブルT5の1行目には、商品「SH001」に、カー特約店CD「特約店C」および購買単価「130」を対応付けて記憶されている。
図1に戻り、純正品買取装置100の構成の説明を続ける。
制御部102は、純正品買取装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、売上入力部102aと、抽出部102bと、生成部102cと、作成部102dと、出力部102eと、分析部102fと、を備える。
売上入力部102aは、入力装置112を介して作業者の入力に応じた売上データの登録を行う売上入力処理を行う。
抽出部102bは、請求先マスタ106aおよび品種マスタ106bを参照し、売上データから入力される指定月の純正品買取に該当する取引のワークデータを抽出する。具体的には、抽出部102bは、請求先マスタ106aおよび品種マスタ106bを参照し、売上データから作業者によって入力された指定月の純正品買取に該当する取引を抽出したワークデータを抽出する買取明細抽出処理を実行する。
生成部102cは、品種マスタ106bと、得意先マスタ106cと、メーカー販売単価マスタ106dと、特約店購買単価マスタ106eと、抽出部102bが生成したワークデータと、に基づいて、少なくとも商品毎に、メーカー、販売単価、特約店および購買単価を対応付けた買取明細ワークデータを生成する。具体的には、生成部102cは、品種マスタ106bと、得意先マスタ106cと、メーカー販売単価マスタ106dと、特約店購買単価マスタ106eと、抽出部102bが生成したワークデータと、に基づいて、仕切番号毎に、商品、数量、メーカー、販売単価、売上金額、特約店、購買単価、仕入金額、買取原価、納入先および日付を対応付けた買取明細ワークデータを生成する買取明細ワーク生成処理を実行する。
作成部102dは、生成部102cが生成した買取明細ワークデータテーブルに基づいて、メーカーおよび特約店それぞれの取引データを作成する取引データ作成処理を実行する。ここで、取引データには、メーカーへの商品の売上の請求入金予定データと、特約店から商品を仕入された経費支払予定データと、が含まれる。
出力部102eは、作成部102dが作成した経費支配予定データに対応する経費支配予定明細書を出力装置114に出力する買取明細出力処理を実行する。
分析部102fは、売上データおよび買取明細ワークデータと、に基づいて、買取原価を含めた売上分析処理を実行する。
[2.取引の詳細]
次に、取引の商流の詳細について説明する。図7は、取引の詳細を模式的に示す図である。
図7に示すように、まず、自社は、仕入先から商品(原価:100×50個)の仕入を行う(ステップA)。
続いて、自社は、卸売業者からの注文に応じて、商品の納品(単価:140×10個)および売上計上を行う(ステップB)。
その後、自社は、作業者が月末に、上述したステップBの取引による売上(販売単価:110×10個)を抽出し、メーカーへの債権計上を行う(ステップC)。
続いて、メーカーは、上述したステップBの取引に応じて、ディーラー(特約店)への売上(販売単価120×10個)の計上を行う(ステップD)。この場合、自社としては、直接関係のない取引となる。
その後、自社は、ディーラー(特約店)から商品の仕入(購買単価:130×10個)を行い、月末に上述したステップBの取引によるディーラー(特約店)からの債権計上を行う(ステップE)。
なお、図7における取引の最終的な商流は、ステップA、ステップC、ステップD、ステップEおよびステップBの順となる。
[3.純正品買取装置による全体処理の概要]
次に、純正品買取装置100の全体処理の概要について説明する。図8は、純正品買取装置100の全体処理の概要を示す全体処理フローを示す図である。
図8に示すように、まず、純正品買取装置100は、作業者の入力に応じて、売上データの入力を受け付ける売上入力処理を実行する(ステップS1)。
続いて、純正品買取装置100は、月末に純正品取引データの月次処理である純正品取引データ処理を実行する(ステップS2)。この純製品取引データ処理には、買取明細抽出処理(ステップS21)と、買取明細ワーク生成処理(ステップS22)と、取引データ作成処理(ステップS23)と、が含まれる。
具体的には、純正品買取装置100は、売上データから純正品の買取明細ワークデータを抽出してワークテーブルデータを生成する買取明細抽出処理を実行し(ステップS21)、このワークテーブルデータを、別データとして管理する買取明細ワーク生成処理を実行する(ステップS22)。より具体的には、まず、純正品買取装置100は、売上データから作業者によって指定された指定月のデータを抽出する買取明細抽出処理を実行する。続いて、純正品買取装置100は、中間取引となる債権先(メーカー)および債務先(特約店)の各々を、記憶部106の請求先マスタ106a、品種マスタ106bおよび得意先マスタ106cから取得する。その後、純正品買取装置100は、中間取引となる債権先(メーカー)および債務先(特約店)の各々の単価についても記憶部106のメーカー販売単価マスタ106dおよび特約店購買単価マスタ106eの各々から取得して買取明細ワークデータを生成する買取明細ワーク生成処理を実行する。
さらに、純正品買取装置100は、債権先(メーカー)の計上を、売上としてしまうと循環取引となってしまう。このため、純正品買取装置100は、売上と異なる債権の取込データ(請求入金予定データ)および債務先(特約店)の計上を、原価計算とは分離させることで、仕入と異なる債務の取込データ(経費支払予定データ)として作成する取引データ作成処理を実行する(ステップS23)。
その後、純正品買取装置100は、請求入金予定データおよび経費支払予定データの各々に対応する買取明細を出力装置114に出力する買取明細出力処理を実行する(ステップS3)。
続いて、純正品買取装置100は、純正品買取の取引について、中間取引分のマージンを原価とみなして分析する分析処理を実行する(ステップS4)。
このように純正品買取装置100は、純正品買取取引の特定、メーカーと販売価格の特定、および、特約店と買取価格の特定を行うことができるため、取込データを自動生成することができる。この結果、作業者は、月末の作業工数の削減およびミスを軽減することができる。
[4.純正品買取装置が実行する処理の詳細]
次に、純正品買取装置100が実行する処理の詳細について説明する。図9は、純正品買取装置100が実行する処理の詳細を示すフローチャートである。
図9に示すように、まず、売上入力部102aは、入力装置112を介して作業者の入力に応じた売上データの登録を行う売上入力処理を行う(ステップS101)。
図10は、売上データにおける売上データテーブルの一例を示す図である。図11は、図10の売上データテーブルに基づく仕訳データテーブルの一例を示す図である。
図10に示す売上データテーブルT10には、売上番号毎に、請求先、得意先、行番号、品種、商品、数量、単価、金額、原価単価、原価金額、粗利および売上日を対応付けて記憶されている。
具体的には、売上データテーブルT10の1行目には、売上番号「U001」に、請求先「卸売A」、得意先「卸売A」、行番号「1」、品種「純正品」、商品「SH001」、数量「10」、単価「140」、金額「1,400」、原価単価「100」、原価金額「1,000」、粗利「400」および売上日「2022/7/1」を対応付けて記憶されている。
なお、図10に示す売上データテーブルT10の場合、仕訳イメージは、図11に示すよう仕訳データテーブルT11となる。
図9に戻り、ステップS102以降の説明を続ける。
ステップS102において、純正品買取装置100は、月末に月次処理において純正品取引データ処理を実行する。なお、以下においては、純正品買取装置100が2022年7月に実行した際の内容について説明する。
図12は、純正品取引データ処理の詳細な内容を示すフローチャートである。図12に示すように、抽出部102bは、請求先マスタ106aおよび品種マスタ106bを参照し、売上データから作業者によって入力された指定月の純正品買取に該当する取引を抽出したワークデータを生成する買取明細抽出処理を実行する(ステップS201)。
図13は、抽出部102bが抽出する指定月の売上データの一例を示す図である。図14は、抽出部102bが純正品買取に該当する売上データの抽出方法の一例を示す図である。図15は、抽出部102bが生成したワークデータテーブルの一例を示す図である。
図13の売上データテーブルT12に示すように、まず、抽出部102bは、売上データから作業者によって入力された指定月である2022年7月に該当する売上データのレコード、例えば売上番号「U001」~「U004」を抽出する。
続いて、図14に示すように、抽出部102bは、売上データテーブルT12の品種から品種マスタテーブルT2の純正区分を参照し、純正区分が「1:純正」に該当し、かつ、売上データテーブルT12の請求先から請求先マスタテーブルT1の請求先区分を参照し、請求先区分が「0:市販」に該当する売上データのレコード、例えば売上番号「U0001」および「U002」を抽出し、図15に示すワークデータテーブルT20を生成する。
図12に戻り、ステップS202以降の説明を続ける。
ステップS202において、生成部102cは、品種マスタ106bと、得意先マスタ106cと、メーカー販売単価マスタ106dと、特約店購買単価マスタ106eと、抽出部102bが生成したワークデータと、に基づいて、仕切番号毎に、商品、数量、メーカー、販売単価、売上金額、特約店、購買単価、仕入金額、買取原価、納入先および日付を対応付けた買取明細ワークデータを生成する買取明細ワーク生成処理を実行する。
図16は、生成部102cが生成する買取明細ワークテーブルの生成方法の一例を示す図である。図17は、生成部102cが生成する買取明細ワークテーブルの単価および金額の更新方法の一例を示す図である。
図16に示すように、まず、生成部102cは、抽出部102bが生成したワークデータテーブルT20と、品種マスタテーブルT2と、得意先マスタテーブルT3と、に基づいて、仕切番号毎に、行番号、商品、数量、メーカー、販売単価、売上金額、特約店、購買単価、仕入金額、買取原価、納入先および日付を対応付けた買取明細ワークデータテーブルT21を生成する。この場合、生成部102cは、ワークデータテーブルT20における項目から売上番号、納入先および売上日を、買取明細ワークデータテーブルT21の仕切番号、納入先および日付それぞれに転送する。さらに、生成部102cは、品種マスタテーブルT2および得意先マスタテーブルT3を参照し、ワークデータテーブルT20における項目の得意先および品種の各々からメーカーおよび特約店を特定して買取明細ワークデータテーブルT21に転送する。
これにより、図16に示すように、買取明細ワークデータテーブルT21の1行目には、仕切番号「U001」に、行番号「1」、商品「SH001」、数量「10」、メーカー「メーカーB」、販売単価、売上金額、特約店「特約店C」、購買単価、仕入金額、買取原価、納入先「卸売A」および日付「2022/7/1」を対応付けて生成される。
続いて、生成部102cは、上述した図16の買取明細ワークデータテーブルT21と、メーカー販売単価マスタテーブルT4および特約店購買単価マスタテーブルT5を参照し、買取明細ワークデータテーブルT22における項目の販売単価、購買単価を特定して買取明細ワークデータテーブルT22を生成する。図17に示すように、買取明細ワークデータテーブルT22の1行目には、仕切番号「U001」に、行番号「1」、商品「SH001」、数量「10」、メーカー「メーカーB」、販売単価「110」、売上金額「1,100」(売上金額=販売単価×数量=110×10)、特約店「特約店C」、購買単価「130」、仕入金額「1,300」(仕入金額=購買単価×数量=130×10)、買取原価「200」(買取原価=仕入金額-売上金額=1,300-1,100)、納入先「卸売A」および日付「2022/7/1」を対応付けて生成される。
図12に戻り、ステップS203以降の説明を続ける。
ステップS203において、作成部102dは、生成部102cが生成した買取明細ワークデータテーブルT22に基づいて、メーカーおよび特約店それぞれの取引データを作成する取引データ作成処理を実行する。
図18は、作成部102dが生成する取引データにおける購入入金予定データテーブルの一例を示す図である。図19は、図18の購入入金予定データテーブルに基づく仕訳データテーブルの一例を示す図である。
図18に示すように、作成部102dは、生成部102cが生成した買取明細ワークデータテーブルT22に基づいて、と取引データとして請求入金予定データテーブルT31を生成する。請求入金予定データテーブルT31の1行目には、請求番号「U001」に、行番号「1」、得意先「メーカーB」、費目「純正買取収益」、商品「SH001」、売上金額「1,100」および日付「2022/7/31」が対応付けて記憶されている。このため、図18に示す請求入金予定データテーブルT31の場合、仕訳イメージは、図19に示す仕訳データテーブルT41となる。
図20は、作成部102dが生成する取引データにおける経費支配予定データテーブルの一例を示す図である。図21は、図20の経費支配予定データテーブルに基づく仕訳データテーブルの一例を示す図である。
図20に示すように、作成部102dは、生成部102cが生成した買取明細ワークデータテーブルT22に基づいて、と取引データとして経費支払予定データテーブルT32を生成する。経費支払予定データテーブルT32の1行目には、支払番号「U001」に、行番号「1」、仕入先「特約店C」、費目「純正買取経費」、商品「SH001」、売上金額「1,300」、納入先「卸売A」、数量「10」、購買単価「130」および日付「2022/7/31」が対応付けて記憶されている。このため、図20に示す経費支払予定データテーブルT32の場合、仕訳イメージは、図21に示す仕訳データテーブルT42となる。
このように作成部102dは、生成部102cが生成した買取明細ワークデータテーブルT22に基づいて、メーカーおよび特約店それぞれの取引データとして購入入金予定データおよび経費支払予定データを生成することができる。ステップS203の後、純正品買取装置100は、図9のメインルーチンへ戻る。
図9に戻り、ステップS103以降の説明を続ける。
ステップS103において、出力部102eは、作成部102dが作成した経費支配予定データに対応する経費支配予定明細書を出力装置114に出力する買取明細出力処理を実行する。
図22は、経費支配予定明細書の一例を示す図である。図22に示すように、出力部102eは、作成部102dが作成した経費支払予定データテーブルT32に対応する経費支払予定明細書P1を出力装置114に出力する。これにより、作業者は、自動的に経費支払予定明細書P1を作成することができるため、月次処理の工程数を削減することができるうえ、ミスを軽減することができる。
ステップS103の後、分析部102fは、売上データおよび買取明細ワークデータと、に基づいて、買取原価を含めた売上分析処理を実行する(ステップS104)。
図23は、分析部102fによる売上分析処理の概要を模式的に説明する図である。図23に示すように、分析部102fは、売上データテーブルおよび買取明細ワークデータテーブルと、に基づいて、商品毎の中間マージンを含む原価および粗利を算出する。
例えば、買取明細ワークテーブルT23の買取原価を反映させた計算値テーブルT40の2行目に示すように、分析部102fは、売上データテーブルT12の2行目の売上番号「U002」、行番号「1」の取引の場合、原価金額500円であるが、純正品買取取引に該当するため、買取明細ワークデータテーブルT22より買取原価100円(中間マージン)を含めて600円の原価金額とみなして算出する。
これに対して、買取明細ワークテーブルT23の買取原価を反映させた計算値テーブルT40の4行目に示すように、分析部102fは、売上データテーブルT12の4行目の売上番号「U004」、行番号「1」の取引の場合、原価金額1.500円であるが、純正品買取取引に該当しないため、買取明細ワークテーブルT23より買取原価を考慮せず、そのまま、1,500円の原価金額とみなして算出する。
このように、分析部102fは、売上データおよび買取明細ワークデータと、に基づいて、買取原価を含めた売上分析処理を実行する。この結果、作業者は、商品毎の中間マージンを含む原価および粗利を把握することができ、売上分析に用いることができる。ステップS105の後、純正品買取装置100は、本処理を終了する。
以上説明した実施形態によれば、作成部102dが生成部102cによって生成された買取明細ワークデータテーブルT22に基づいて、メーカーおよび特約店それぞれの取引データとして購入入金予定データおよび経費支払予定データを生成することができる。この結果、作業者は、月末の作業工数の削減およびミスを軽減することができる。
また、実施形態によれば、取引データに、メーカーへの商品の売上の請求入金予定データと、特約店から商品を仕入された経費支払予定データと、が含まれる。この結果、作業者は、メーカーへの商品の売上の請求入金予定データと、特約店から商品を仕入された経費支払予定データと、を個別に分けて管理することができる。
また、実施形態によれば、出力部102eは、作成部102dが作成した経費支配予定データに対応する経費支配予定明細書を出力装置114に出力する。この結果、作業者は、経費支配予定データを直感的に把握することができる。
また、実施形態によれば、分析部102fは、売上データおよび買取明細ワークデータと、に基づいて、買取原価を含めた売上分析処理を実行する。この結果、作業者は、商品毎の中間マージンを含む原価および粗利を把握することができ、売上分析に用いることができる。
[5.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8および9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13および15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[6.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメーターを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、純正品買取装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、純正品買取装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。なお、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて純正品買取装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、純正品買取装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、純正品買取装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、純正品買取装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
さらに、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、自動車部品卸業または機械部品卸業において有用である。
100 純正品買取装置
102 制御部
102a 売上入力部
102b 抽出部
102c 生成部
102d 作成部
102e 出力部
102f 分析部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 請求先マスタ
106b 品種マスタ
106c 得意先マスタ
106d メーカー販売単価マスタ
106e 特約店購買単価マスタ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (7)

  1. 制御部を備える純正品買取装置であって、
    売上番号毎に、少なくとも請求先、得意先、品種を対応付けた売上データと、
    請求先毎に、請求先区分を対応付けた請求先マスタと、
    品種毎に、メーカーおよび純正区分を対応付けた品種マスタと、
    得意先毎に、請求先および買取先を対応付けた得意先マスタと、
    商品毎に、メーカーおよび販売単価を対応付けたメーカー販売単価マスタと、
    商品毎に、特約店および購買単価を対応付けた特約店購買単価マスタと、
    にアクセス可能であり、
    前記制御部は、
    前記請求先マスタおよび前記品種マスタを参照し、前記売上データから入力される指定月の純正品買取に該当する取引のワークデータを抽出する抽出部と、
    前記品種マスタと、前記得意先マスタと、前記メーカー販売単価マスタと、前記特約店購買単価マスタと、前記ワークデータと、に基づいて、少なくとも商品毎に、メーカー、販売単価、特約店および購買単価を対応付けた買取明細ワークデータを生成する生成部と、
    前記買取明細ワークデータに基づいて、メーカーおよび特約店それぞれの取引データを作成する作成部と、
    を備えること、
    を特徴とする純正品買取装置。
  2. 請求項1に記載の純正品買取装置であって、
    前記取引データは、
    メーカーへの商品の売上の請求入金予定データと、
    特約店から商品を仕入された経費支払予定データと、
    を含むこと、
    を特徴とする純正品買取装置。
  3. 請求項2に記載の純正品買取装置であって、
    前記制御部は、
    前記経費支払予定データを出力する出力部、
    をさらに備えること、
    を特徴とする純正品買取装置。
  4. 請求項3に記載の純正品買取装置であって、
    前記制御部は、
    前記売上データと、前記買取明細ワークデータと、に基づいて、商品毎の原価金額および粗利金額を算出する分析部、
    をさらに備えること、
    を特徴とする純正品買取装置。
  5. 請求項4に記載の純正品買取装置であって、
    前記分析部は、
    中間取引分の中間マージンを前記原価金額として算出すること、
    を特徴とする純正品買取装置。
  6. 制御部を備える純正品買取装置で実行される純正品買取方法であって、


    売上番号毎に、少なくとも請求先、得意先、品種を対応付けた売上データと、
    請求先毎に、請求先区分を対応付けた請求先マスタと、
    品種毎に、メーカーおよび純正区分を対応付けた品種マスタと、
    得意先毎に、請求先および買取先を対応付けた得意先マスタと、
    商品毎に、メーカーおよび販売単価を対応付けたメーカー販売単価マスタと、
    商品毎に、特約店および購買単価を対応付けた特約店購買単価マスタと、
    にアクセス可能であり、
    前記制御部で実行される、
    前記請求先マスタおよび前記品種マスタを参照し、前記売上データから入力される指定月の純正品買取に該当する取引のワークデータを抽出する抽出ステップと、
    前記品種マスタと、前記得意先マスタと、前記メーカー販売単価マスタと、前記特約店購買単価マスタと、前記ワークデータと、に基づいて、少なくとも商品毎に、メーカー、販売単価、特約店および購買単価を対応付けた買取明細ワークデータを生成する生成ステップと、
    前記買取明細ワークデータに基づいて、メーカーおよび特約店それぞれの取引データを作成する作成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする純正品買取方法。
  7. 制御部を備える純正品買取装置に実行させるための純正品買取プログラムであって、
    売上番号毎に、少なくとも請求先、得意先、品種を対応付けた売上データと、
    請求先毎に、請求先区分を対応付けた請求先マスタと、
    品種毎に、メーカーおよび純正区分を対応付けた品種マスタと、
    得意先毎に、請求先および買取先を対応付けた得意先マスタと、
    商品毎に、メーカーおよび販売単価を対応付けたメーカー販売単価マスタと、
    商品毎に、特約店および購買単価を対応付けた特約店購買単価マスタと、
    にアクセス可能であり、
    前記制御部に実行させるための、
    前記請求先マスタおよび前記品種マスタを参照し、前記売上データから入力される指定月の純正品買取に該当する取引のワークデータを抽出する抽出ステップと、
    前記品種マスタと、前記得意先マスタと、前記メーカー販売単価マスタと、前記特約店購買単価マスタと、前記ワークデータと、に基づいて、少なくとも商品毎に、メーカー、販売単価、特約店および購買単価を対応付けた買取明細ワークデータを生成する生成ステップと、
    前記買取明細ワークデータに基づいて、メーカーおよび特約店それぞれの取引データを作成する作成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする純正品買取プログラム。
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