JP2022046331A - 損益管理シミュレーション装置、損益管理シミュレーション方法、及び損益管理シミュレーションプログラム - Google Patents

損益管理シミュレーション装置、損益管理シミュレーション方法、及び損益管理シミュレーションプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の予算原価パターン(例えば、月別・期間別)の予算原価と販売計画データを結合させた損益シミュレーションを行う損益管理シミュレーション装置、損益管理シミュレーション方法及び損益管理シミュレーションプログラムを提供する。【解決手段】損益管理シミュレーション装置100において、販売計画入力部102aは、予算期間、品目、月別の売上数量及び売上金額を含む販売計画データを入力する。予算原価入力部102bは、複数の予算原価パターン毎に、品目及び予算原価単価を含む予算原価単価データを入力する。損益シミュレーション部102dは、販売計画データ及び予算原価単価データに基づいて、損益シミュレーションデータを作成する。【選択図】図1

Description

本発明は、損益管理シミュレーション装置、損益管理シミュレーション方法、及び損益管理シミュレーションプログラムに関する。
企業では損益管理を行うのが一般的である。例えば、企業が将来の見通しを立てる上では、今後の経営活動についてのある程度の予測が必要となり、精度の高い予測に基づいて必要な資金を確保し、継続して事業を運営していくためにも、損益管理は必要である。
特に、化学製品を扱う製造メーカにおいては、原価の変動要素により収益が大きく左右されるため、より損益管理が必要とされる。損益管理を行うシステムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2017-72870号公報
しかしながら、特許文献1では、月別・期間別の予算原価(例えば、製造原価、販管費)と販売計画データを結合させた損益シミュレーションを実行することに関して何等記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、複数の予算原価パターン(例えば、月別・期間別)の予算原価と販売計画データを結合させた損益シミュレーションを実行することが可能な損益管理シミュレーション装置、損益管理シミュレーション方法、及び損益管理シミュレーションプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた損益管理シミュレーション装置であって、前記制御部は、予算期間、品目、月別の売上数量及び売上金額を含む販売計画データを入力する販売計画入力手段と、複数の予算原価パターン毎に、品目及び予算原価単価を含む予算原価単価データを入力する予算原価入力手段と、前記販売計画データ及び前記予算原価単価データに基づいて、損益シミュレーションデータを作成する損益シミュレーション手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記複数の予算原価パターンは、改定年月と、上期及び下期を含む原価区分とで構成されることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記予算期間は、年間(当初)、年間(見直)、上期、下期、及び3か月予測を含むことにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、さらに、品目と売上実績金額を含む販売実績データを入力する販売実績入力手段を備え、前記損益シミュレーション手段は、さらに、前記販売実績データに基づいて予実対比データを作成することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記品目は、化学製品であることにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置で実行される損益管理シミュレーション方法であって、前記制御部において実行される、予算期間、品目、月別の売上数量及び売上金額を含む販売計画データを入力する販売計画入力工程と、複数の予算原価パターン毎に、品目及び予算原価単価を含む予算原価単価データを入力する予算原価入力工程と、前記販売計画データ及び前記予算原価単価データに基づいて、損益シミュレーションデータを作成する損益シミュレーション工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置に実行させるための損益管理シミュレーションプログラムであって、前記制御部において、予算期間、品目、月別の売上数量及び売上金額を含む販売計画データを入力する販売計画入力工程と、複数の予算原価パターン毎に、品目及び予算原価単価を含む予算原価単価データを入力する予算原価入力工程と、前記販売計画データ及び前記予算原価単価データに基づいて、損益シミュレーションデータを作成する損益シミュレーション工程と、を実行させるための損益管理シミュレーションプログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、複数の予算原価パターン(例えば、月別・期間別)の予算原価と販売計画データを結合させた損益シミュレーションを実行することが可能になるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態の損益管理シミュレーション装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、販売計画データ、予算原価単価データ、販売実績データ、損益シミュレーションデータの構成例を示す図である。 図3は、本実施の形態における損益管理シミュレーション装置の制御部の全体の処理の概略を説明するためのフローを示す図である。 図4は、本実施の形態における損益管理シミュレーション装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。
本発明の実施の形態の損益管理シミュレーション装置、損益管理シミュレーション方法、及び損益管理シミュレーションプログラムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
企業では損益管理を行うのが一般的である。例えば、企業が将来の見通しを立てる上では、今後の経営活動についてのある程度の予測が必要となり、精度の高い予測に基づいて必要な資金を確保し、継続して事業を運営していくためにも、損益管理は必要である。
特に、化学製品を扱う製造メーカにおいては、原価の変動要素により収益が大きく左右されるため、より損益管理が必要とされる。
しかしながら、従来の方法では、損益管理する場合に、予算単価を年間で策定して販売計画と対比して計算していたため、先々の変動要素を加味した損益計画に精度を欠いていた。
そこで、本実施の形態では、変動要素である予算原価(製造原価、販売費)を月度・期間単位の単位で、販売計画データと結合させる事で月度・期間単位の変動要素に対応した損益管理を実現するための損益管理シミュレーションを実行する。
[2.構成]
本実施形態に係る損益管理シミュレーション装置の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、損益管理シミュレーション装置の構成の一例を示すブロック図である。
損益管理シミュレーション装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、損益管理シミュレーション装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
損益管理シミュレーション装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。損益管理シミュレーション装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
損益管理シミュレーション装置100は、ルータ等の通信装置及び専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、損益管理シミュレーション装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、損益管理シミュレーション装置100とサーバ200等とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
入出力インターフェース部108には、入力装置112及び出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、及びファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び光ディスク等を用いることができる。
また、記憶部106は、データファイル106aを備えている。図2は、販売計画データ、予算原価単価データ、販売実績データ、損益シミュレーションデータの構成例を示す図である。
データファイル106aは、販売計画データ、予算原価単価データ、販売実績データ、損益シミュレーションデータ等のデータを格納するためのファイルである。
販売計画データは、図2(A)に示すように、予算期間、品目コード、売上数量_1(1か月目)、売上金額_1(1か月目)、売上数量_2(2か月目)、売上金額_2(2か月目)、・・・、のデータを含んでいてもよい。予算期間は、3期、年間(当初)、年間(見直)、上期、下期、3か月予測等とすることができる。「予算期間」により、複数の販売計画パターンを管理することができる。これにより、年間や半期の経営計画、中期(3期)の経営計画を立てることができる。
予算原価単価データは、図2(B)に示すように、改定年月、原価区分(例えば、上期、下期)、品目コード、予算原価単価のデータを含んでいてもよい。「原価区分」により、複数の予算原価パターンを管理することができる。原価金額は、原価金額=売上数量×予算原価単価で算出する。
販売実績データは、図2(D)に示すように、会計年月、品目コード、売上数量、売上金額、売上原価のデータを含んでいてもよい。販売実績データを含めた予実対比が可能となる。
損益シミレーションデータは、図2(C)に示すように、予算期間、会計年月、品目コード、売上数量、売上金額、売上原価、限界利益のデータを含んでいてもよい。
開始年月、予算期間、及び原価区分を指定することで、損益シミュレーション部102dにより、置販売計画データと予算原価単価データから損益シミュレーションデータが作成される。
図1に戻り、制御部102は、損益管理シミュレーション装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、販売計画入力部102aと、予算原価入力部102bと、販売実績入力部102cと、損益シミュレーション部102dと、画面表示制御部102eと、を備えている。
販売計画入力部102aは、例えば、モニタ114の表示される入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、予算期間、品目、月別の売上数量及び売上金額を含む販売計画データを入力して、データファイル106aに登録する。予算期間は、年間(当初)、年間(見直)、上期、下期、及び3か月予測を含むことにしてもよい。また、品目は、化学製品としてもよい。
予算原価入力部102bは、例えば、モニタ114の表示される入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、複数の予算原価パターン毎に、品目及び予算原価単価を含む予算原価単価データを入力して、データファイル106aに格納する。複数の予算原価パターンは、改定年月と、上期及び下期を含む原価区分とで構成されることにしてもよい。
販売実績入力部102cは、例えば、モニタ114の表示される入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、品目と売上実績金額を含む販売実績データを入力して、データファイル106aに格納する。販売実績データは、予実対比(管理)データを作成するために使用される。
損益シミュレーション部102dは、例えば、モニタ114の表示される損益管理シミュレーション実行画面上でのオペレータの操作等に応じて、指定される開始年月、予算期間、及び原価区分に従って、売上計画データと予算原価単価データに基づいて損益シミュレーションデータを作成・出力してデータファイル106aに格納する。
また、損益シミュレーション部102dは、さらに、損益シミュレーションデータに販売実績データを追加して、予実対比(管理)データを作成・出力してもよい。
画面表示制御部102eは、例えば、モニタ114に表示する各種画面(例えば、入力画面、損益管理シミュレーション実行画面等)の表示及びその画面上での入力の受付を制御する。
[3.具体例]
図1~図4を参照して、本実施の形態における損益管理シミュレーション装置100の制御部102の処理の具体例について説明する。図3は、本実施の形態における損益管理シミュレーション装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明するための図である。
(全体の処理)
図3において、販売計画入力部102aは、販売計画データ入力処理を実行する(ステップS1)。具体的には、販売計画データ入力処理では、販売計画入力部102aは、例えば、モニタ114の表示される入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、予算期間、品目、月別の売上数量及び売上金額を含む販売計画データを入力して、データファイル106aに登録する。予算期間は、年間(当初)、年間(見直)、上期、下期、及び3か月予測を含むことにしてもよい。また、品目は、化学製品としてもよい。
予算原価入力部102bは、予算原価単価データ入力処理を実行する(ステップS2)。具体的には、予算原価単価データ入力処理では、予算原価入力部102bは、例えば、モニタ114の表示される入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、複数の予算原価パターン毎に、品目及び予算原価単価を含む予算原価単価データを入力して、データファイル106aに格納する。複数の予算原価パターンは、改定年月と、上期及び下期を含む原価区分とで構成されることにしてもよい。
損益シミュレーション部102dは、損益シミュレーション処理を実行する(ステップS3)。具体的には、損益シミュレーション処理では、損益シミュレーション部102dは、例えば、モニタ114の表示される損益管理シミュレーション実行画面上でのオペレータの操作等に応じて、指定される開始年月、予算期間、及び原価区分に従って、売上計画データと予算原価単価データに基づいて損益シミュレーションデータを作成・出力してデータファイル106aに格納する。
また、販売実績入力部102cは、販売実績データ入力処理を実行してもよい。具体的には、販売実績データ入力処理では、販売実績入力部102cは、例えば、モニタ114の表示される入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、品目と売上実績金額を含む販売実績データを入力して、データファイル106aに格納する。
損益シミュレーション部102dは、さらに、損益シミュレーションデータに販売実績データを追加して、予実対比(管理)データを作成・出力してもよい。
(サンプルデータ)
つぎに、図1~図4を参照して、本実施の形態における損益管理シミュレーション装置100の制御部102の処理の具体例について説明する。図4は、本実施の形態における損益管理シミュレーション装置100の制御部102の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示しており、図4(A)は、販売計画データの例、図4(B)は、予算原価単価データの例、図4(C)~(E)は、損益シミュレーションデータの例を示している。以下の説明では、金額の単位を全て「100円」とし、その表記を省略する。
図4(A)に示す販売計画データの例では、1行目は、予算期間「年間(当初)」、品目コード「X」、売上数量_1(1か月目)「10」、売上金額_1(1か月目)「1,000」、・・・、売上数量_10(10か月目)「30」、売上金額_10(10か月目)「3,000」、2行目は、予算期間「年間(見直)」、品目コード「X」、売上数量_1(1か月目)「20」、売上金額_1(1か月目)「2,000」、・・・、売上数量_10(10か月目)「20」、売上金額_10(10か月目)「2,000」となっている。
また、3行目は、予算期間「下期」、品目コード「X」、売上数量_1(1か月目)「10」、売上金額_1(1か月目)「1,000」、・・・、4行目は、予算期間「3か月予測」、品目コード「X」、売上数量_1(1か月目)「40」、売上金額_1(1か月目)「4,000」、・・・、となっている。
図4(B)に示す予算原価単価データの例では、1行目は、改定年月「2020/04」、原価区分「上期」、品目コード「X」、予算原価単価「40」、2行目は、改定年月「2020/10」、原価区分「上期」、品目コード「X」、予算原価単価「60」、3行目は、改定年月「2020/10」、原価区分「下期」、品目コード「X」、予算原価単価「70」となっている。
図4(C)は、開始年月「2020/04」、予算期間「年間(当初)」、原価区分「上期」を指定した場合に作成される損益シミュレーションデータの例を示している。図4(C)に示す損益シミュレーションデータの例では、予算期間「年間(当初)」、会計年月「2020/04」、品目コード「X」、売上数量「10」、売上金額「1,000」、売上原価(原価金額)「400」、・・・、会計年月「2020/10」、品目コード「X」、売上数量「30」、売上金額「3,000」、売上原価「1,800」となっている。
図4(D)は、開始年月「2020/04」、予算期間「年間(見直)」、原価区分「上期」を指定した場合に作成される損益シミュレーションデータの例を示している。図4(D)に示す損益シミュレーションデータの例では、予算期間「年間(見直)」、会計年月「2020/04」、品目コード「X」、売上数量「20」、売上金額「2,000」、売上原価「800」、・・・、会計年月「2020/10」、品目コード「X」、売上数量「20」、売上金額「2,000」、売上原価「1,200」となっている。
図4(E)は、開始年月「2020/12」、予算期間「3か月予測」、原価区分「下期」を指定した場合に作成される損益シミュレーションデータの例を示している。図4(E)に示す損益シミュレーションデータの例では、予算期間「3か月予測」、会計年月「2020/12」、品目コード「X」、売上数量「40」、売上金額「4,000」、売上原価「2,800」、・・・、となっている。
以上説明したように、本実施の形態によれば、予算期間、品目、月別の売上数量及び売上金額を含む販売計画データを入力する販売計画入力部102aと、複数の予算原価パターン毎に、品目及び予算原価単価を含む予算原価単価データを入力する予算原価入力部102bと、前記販売計画データ及び前記予算原価単価データに基づいて、損益シミュレーションデータを作成する損益シミュレーション部102dと、を備えているので、複数の予算原価パターン(例えば、月別・期間別)の予算原価と販売計画データを結合させた損益シミュレーションを実行することが可能になる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、損益管理シミュレーション装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、損益管理シミュレーション装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて損益管理シミュレーション装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、損益管理シミュレーション装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、損益管理シミュレーション装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、損益管理シミュレーション装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 損益管理シミュレーション装置
102 制御部
102a 販売計画入力部
102b 予算原価入力部
102c 販売実績入力部
102d 損益シミュレーション部
102e 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (7)

  1. 制御部を備えた損益管理シミュレーション装置であって、
    前記制御部は、
    予算期間、品目、月別の売上数量及び売上金額を含む販売計画データを入力する販売計画入力手段と、
    複数の予算原価パターン毎に、品目及び予算原価単価を含む予算原価単価データを入力する予算原価入力手段と、
    前記販売計画データ及び前記予算原価単価データに基づいて、損益シミュレーションデータを作成する損益シミュレーション手段と、
    を備えたことを特徴とする損益管理シミュレーション装置。
  2. 前記複数の予算原価パターンは、改定年月と、上期及び下期を含む原価区分とで構成されることを特徴とする請求項1に記載の損益管理シミュレーション装置。
  3. 前記予算期間は、年間(当初)、年間(見直)、上期、下期、及び3か月予測を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の損益管理シミュレーション装置。
  4. 前記制御部は、さらに、
    品目と売上実績金額を含む販売実績データを入力する販売実績入力手段を備え、
    前記損益シミュレーション手段は、さらに、前記販売実績データに基づいて予実対比データを作成することを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1つに記載の損益管理シミュレーション装置。
  5. 前記品目は、化学製品であることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか1つに記載の損益管理シミュレーション装置。
  6. 制御部を備えた情報処理装置で実行される損益管理シミュレーション方法であって、
    前記制御部において実行される、
    予算期間、品目、月別の売上数量及び売上金額を含む販売計画データを入力する販売計画入力工程と、
    複数の予算原価パターン毎に、品目及び予算原価単価を含む予算原価単価データを入力する予算原価入力工程と、
    前記販売計画データ及び前記予算原価単価データに基づいて、損益シミュレーションデータを作成する損益シミュレーション工程と、
    を含むことを特徴とする損益管理シミュレーション方法。
  7. 制御部を備えた情報処理装置に実行させるための損益管理シミュレーションプログラムであって、
    前記制御部において、
    予算期間、品目、月別の売上数量及び売上金額を含む販売計画データを入力する販売計画入力工程と、
    複数の予算原価パターン毎に、品目及び予算原価単価を含む予算原価単価データを入力する予算原価入力工程と、
    前記販売計画データ及び前記予算原価単価データに基づいて、損益シミュレーションデータを作成する損益シミュレーション工程と、
    を実行させるための損益管理シミュレーションプログラム。
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